JPH01139131A - スラリーの輸送方法 - Google Patents

スラリーの輸送方法

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JPH01139131A
JPH01139131A JP63182189A JP18218988A JPH01139131A JP H01139131 A JPH01139131 A JP H01139131A JP 63182189 A JP63182189 A JP 63182189A JP 18218988 A JP18218988 A JP 18218988A JP H01139131 A JPH01139131 A JP H01139131A
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JP
Japan
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slurry
mountain
clay mineral
solid
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JP63182189A
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Takeo Wada
和田 猛郎
Katsumi Matsumoto
克己 松本
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、サテンホワイトスラリー、塩基性炭酸鉛スラ
リー、鉄鉱石スラリー、ボーキサイトスラリー、ポリ塩
化アルミニウムスラリーおよび硫酸バンドスラリーから
なる群から選ばれた少なくとも一種を含むスラリーの輸
送方法に関する。
近年、炭酸カルシウムやサチンホワイトなどの紙用クレ
ーなどの固体粒子を入手をかけずに輸送する方法として
これらを水などの液体中(こ懸濁させてスラリー状にし
、パイプ輸送する方法がおこなわれている。ところが、
輸送する途中でしばしば固液が分離したり、輸送を中断
した場合、一般に固体粒子の比重が液体よりも大きいた
めに固体粒子がすぐに沈降したり、固体粒子表面の性質
によっては沈降したま\固まって再び輸送しようとして
ら流動しなかったり、パイプをつめたりすることがあっ
た。
スラリー輸送する場合にスラリー中に含まれる液体に均
一に分散すると同時に固体粒子の沈降やケーキ化を防止
するような添加剤が熱望されていた。このような添加剤
としてポンプニードと呼ばれる界面活性剤が知られてお
り、また往々にしてベントナイトが使用されているが、
スラリー中にカルシウムイオンのような二価のカチオン
あるいはFe3+やAI2″+のような三価のカチオン
が含まれている場合、それらが界面活性剤やベントナイ
トと反応して界面活性作用が著しく低下したり、低膨潤
性のベントナイトになったりして実用に供し得ないこと
がわかった。
本発明者らは山皮について長年研究しているが、この山
皮を、サチンホワイトスラリー、塩基性炭酸鉛スラリー
、鉄鉱石スラリー、ボーキサイトスラリー、ポリ塩化ア
ルミニウムスラリーおよび硫酸バンドスラリーからなる
群から選ばれた少なくとも一種を含有するスラリーに添
加するとスラリー輸送中の固液分離が完全に防止される
ことを知見し、この知見にもとづいて本発明を完成する
に至った。
すなわち、本発明は、サチンホワイトスラリー。
塩基性炭酸鉛スラリー、鉄鉱石スラリー、ボーキサイト
スラリー、ポリ塩化アルミニウムスラリーおよび硫酸バ
ンドスラリーからなる群から選ばれた少なくとも一種に
山皮を添加し、輸送することを特徴とするスラリーの輸
送方法である。
本発明に用いられる山皮とはその表面に多数の水酸基を
有する粘土性鉱物であり、含水マグネシウム シリケー
ト(hydrous  magnesium 5ili
cate)のセピオライト(Sepiol 1ts) 
、含水マグネシウムアルミナ八シリケート(hydro
us  magnesiua+aluminum  5
ilicate)のアタパルジャイト(^Ltapu1
giLc) (別名;パリゴルスカイト(palygo
rskiLc)をいう。通称 マウンテンコルク(mo
untain  cork)、マウンテンレザー(mo
untainteaLher)、=pラウンンウッド(
mountain  wood)と呼ばれている鉱物の
総称であり、合成マグネシウム トリシリケートもこの
一種である。
本発明のスラリーとは細かい固体粒子が液体中に懸濁し
ている流動性のある泥状混合物をいい、具体的にはザヂ
ンホワイトスラリー、塩基性炭酸鉛スラリー、鉄鉱石ス
ラリー、ボーキサイトスラリー、ポリ塩化アルミニウム
スラリー、硫酸バンドなどのスラリーなどがあげられる
スラリー中に占める固体粒子の一割合は約5〜80重量
%程度である。
スラリー中に含まれる液体としては、たとえば水、メチ
ルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、ブチルアルコールなどの脂肪族飽和アルコール、
エチレングリコール。プロピレングリコール、トリメチ
レングリコール、1.4−ブタンジオール、1.5−ベ
ンタンジオール、分子量が約400〜600程度のポリ
エチレングリコールなどのグリコール、グリセリンなど
の多価アルコールあるいはこれらの混合物などがあげら
れる。
スラリー中には、たとえば砂1石、粘土、樹脂、パルプ
、繊維類などの粒子が含まれていてもよい。
スラリーに添加する山皮の量は、スラリーに対して約0
.01〜lO重量%程度であり、スラリー中の固形分に
対しては約0.01〜20重量%程度である。
山皮を添加する場合、スラリー中に含まれる固体粒子と
山皮とをそれぞれ粉末状のま\混合し、これに液体を加
えてスラリーとする手段、スラリーに山皮粉末またはペ
ースト状の山皮を添加し、攪拌機やスクリュー混合機な
゛どを用いて均一に混合攪拌する手段、予め山皮の水分
散液を作っておき、これに固体粒子を混合してスラリー
に仕上げる手段などによっておこなわれる。
前述の操作で用いられる山皮のペーストまたは山皮の水
分散液としては、たとえば山皮の濃度が約0.05〜5
0ffl量%、特に約0.01〜10重爪%の分散液が
好ましい。この水分散液は他の粘土類と同様、単に山皮
を水中に入れて適宜の手段で攪拌混合することによって
得られる。この水分散液を作る場合、たとえば過酸化水
素水やグリコール類、グリセリン、砂糖などの多価アル
コール類を予め山皮に作用させると一層容易に分散させ
ることができる。また、水に、たとえばメタノール。
エタノールなどのアルコール類、アセトンなどのケトン
類、酢酸エチルなどのエステル類を予め加えてもよい。
水のかわりに湯を用いることによって山皮の分散を促進
させることもできる。分散に際しては如何なる分散方法
を用いてもよいが、山皮の濃度が約1重量%以下の分散
液についてはたとえば高速ミキサーによって分散させる
ことができる。高濃度の分散液またはペーストについて
は、たとえば三本ロールのような方法を用いることがで
きる。1〜5fflffi%の分散液については、たと
えば製紙用クレーの分散機などの攪拌と練り込みが同時
におこなわれる分散方法が好ましい。ぺ一スト状の山皮
を得る場合、予め低濃度でよく分散した山皮の水分散液
を作っておき、これをフィルタープレスやオリバーフィ
ルターなどによって濃縮してもよい。
本発明では、山皮を添加したスラリーに、たとえばポリ
リン酸ソーダ、ポリメタアクリル酸ソーダ、ポリエチレ
ングリコール、ドデシルベンゼンスルフオン酸ソーダ、
脂肪酸の金属塩などの分散助剤、界面活性剤あるいは潤
滑剤などを添加してもよい。
本発明の方法は、スラリー輸送中に固液が分離したり、
ケーキ化するなどの現象は全くみられないので産業上、
極めて有用な方法である。
次に実施例をあげて本発明を具体的に説明する。
実施例中、部は重量部を示す。
実施例! サチンホワイトは、Ca0−AetOs−H*5OiH
t Oの平衡系中で存在する針状の結晶であり、紙の表
面の白色度を出すためのコーティング充てん剤であるが
、相平衡して保存せねばならず、通常、25重量%ペー
スト状で販売されている。しかし、底にかたまってケー
キを作りゃすく、紙用コーティング組成物(クレー、サ
チンホワイト。接着剤1分散剤など)を調整する際、ケ
ーキ化したものをシャベルやコテでかきとらねばならず
、このケーキ化したものを均一に混合するには大変な労
力が要る。
サチンホワイト2 kgr、紙用クレー200gr。
水800grを混合したスラリーとサチンホワイト2 
kgr、紙用クレー180gr、山皮(セピオライト)
20gr、水800grを均一にしたスラリーとを作っ
ておく。−昼夜放置すると前者は上部に透明な水の層を
有し、底部に白色のケーキができて府拌棒では容易に分
散しないし、サンドポンプで移送したところ、始めは水
のみ送り、やっとケーキが流れ出したところでポンプが
つまって移送できなかった。後者は上部に水の層もでき
ず、攪拌枠でも容易に攪拌でき、しかもサンドポンプで
自由に移送できた。移送中、サンプル+00−ずつ数回
とってそれらの固形分を測定してみたが、いずれも23
.3±0.4重量%と均一であった。
代理人  弁理士 岩 1)  弘

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. サチンホワイトスラリー、塩基性炭酸鉛スラリー、鉄鉱
    石スラリー、ボーキサイトスラリー、ポリ塩化アルミニ
    ウムスラリーおよび硫酸バンドスラリーからなる群から
    選ばれた少なくとも一種に山皮を添加し、輸送すること
    を特徴とするスラリーの輸送方法。
JP63182189A 1988-07-21 1988-07-21 スラリーの輸送方法 Granted JPH01139131A (ja)

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JP63182189A JPH01139131A (ja) 1988-07-21 1988-07-21 スラリーの輸送方法

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JP54075031A Division JPS6013930B2 (ja) 1979-06-13 1979-06-13 スラリ−の輸送方法

Publications (2)

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JPH01139131A true JPH01139131A (ja) 1989-05-31
JPH0549331B2 JPH0549331B2 (ja) 1993-07-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016504174A (ja) * 2012-10-31 2016-02-12 アクティブ ミネラルス インターナショナル, エルエルシーActive Minerals International, Llc 鉱物懸濁剤、その製造方法および使用

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116308A (ja) * 1974-04-17 1976-02-09 Procter & Gamble
JPS5334687A (en) * 1976-09-10 1978-03-31 Univ Delaware Mixture for heat energy storage utilizing heat of fusion
JPS55165828A (en) * 1979-06-13 1980-12-24 Takeda Chem Ind Ltd Slurry conveying method

Patent Citations (3)

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Publication number Publication date
JPH0549331B2 (ja) 1993-07-26

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