JPH0113907B2 - - Google Patents

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JPH0113907B2
JPH0113907B2 JP10879083A JP10879083A JPH0113907B2 JP H0113907 B2 JPH0113907 B2 JP H0113907B2 JP 10879083 A JP10879083 A JP 10879083A JP 10879083 A JP10879083 A JP 10879083A JP H0113907 B2 JPH0113907 B2 JP H0113907B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dispersant
tank
crushing
regulating valve
supply pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10879083A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60843A (ja
Inventor
Tadahiro Yamashita
Takeshi Ishikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Miike Engineering Corp
Original Assignee
Mitsui Miike Engineering Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Miike Engineering Corp filed Critical Mitsui Miike Engineering Corp
Priority to JP10879083A priority Critical patent/JPS60843A/ja
Publication of JPS60843A publication Critical patent/JPS60843A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、横型乾式メデイヤ撹拌型で連続の
粉砕分散機に関するものである。
一般にこの種の粉砕分散機は、横型のタンク内
で砕料の粉砕が進むと粒子の凝集力が大きくなつ
て上記の砕料がタンクの内壁に付着することにな
る。従つてその付着により上記の砕料がダンゴ状
に固まるため、撹拌体の負荷が増加し、遂には過
負荷の状態となつて前記砕料に対する粉砕の連続
処理が不能になるという問題があつた。
この発明は上記の問題点を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、タン
クの一端に連通する軸シール部へシールガスを供
給するシールガス供給管を設け、この供給管には
分散剤供給源に連通する分散剤供給管を調整弁を
介して合流させるとともに、上記の調整弁を動力
源の負荷を検出する電流計器に接続して、その検
出された負荷の変動量に応じて調整弁の開度が調
整可能となるように上記の動力源に連動させるこ
とにより、タンク内における砕料の付着が確実に
防止されて安定した良好な粉砕が得られ、これに
よつて砕料に対する分散の効率が高めて粉砕の能
率が大幅に向上できる粉砕分散機を提供すること
にある。
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
まず構成を説明すると、横型配置によるタンク
1の一方の上位部には粉砕を目的とする砕料14
の給入口1aが設けられ、また他方の下位部には
後記するメデイヤ13およびこれと同径以上の粒
度による砕料14の通過を不能とする径選別のセ
パレータ部12が収納配置されていて、その直下
位置には前記粒度以下でセパレータ部12を通過
した粉砕後の砕料14を外部に排出するための取
出口1bが設置されている。そしてこのタンク1
の周壁内には必要に応じて冷却水を充填したり排
除するためにその一方側に給入口1Cが、また他
方側には排水口1dがそれぞれ設けられている。
さらにこのタンク1内には外部の軸受17による
支承とオイルシール5aによる軸シール部5を配
備した状態でモータ等の動力源4により駆動する
回転軸2が水平方向に収装されている。この回転
軸2の軸上には複数個の撹拌体3がほぼ等間隔に
より固定されている。また上記撹拌体3間のタン
ク1内には給入口1aから供給される砕料14を
摩砕するための鋼球等によるメデイヤ13が移動
可能のように収容された横型乾式メデイヤ撹拌型
連続粉砕分散機において、上記軸シール部5の他
端側にはタンク1の一端と連通するオリフイス5
bが設けられ、この態様による軸シール部5には
上記のオリフイス5bを介してタンク1内へミス
トを含むエアー等によるシールガス15を供給す
るために、シールガス供給口6と結合した一連の
シールガス供給管7が挿着されている。またこの
シールガス供給管7の中途位置には後記する調整
弁10が連通状に接続されている。この調整弁1
0の下部には例えばエチルアルコール等の分散剤
16を収容した分散剤供給源8に基端を挿入した
分散剤供給管9が、調整弁10を介して前記のシ
ールガス供給管7に合流するように接続されてい
る。この供給管7によるシールガス15の流れを
利用して前記の分散剤16を適量宛上記のガス1
5中に添加するように構成されている。さらに前
記した調整弁10は動力源4の負荷を検出する電
流計器11に接続されている。そしてその検出さ
れた負荷の変動量に応じてこの調整弁10の開度
が比例配分により調整され、これによつてオリフ
イス5bからタンク1内へ供給するシールガス1
5に混合される上記の分散剤16が増減するよう
に前記の動力源4に連動されている。この場合に
おける調整弁10の開度の調整は、常時全開にし
て分散剤16を上記ガス15中に連続的に添加す
るか、また通常は閉弁状態にして前記した動力源
4に加わる負荷が設定値を超えたときに分散剤1
6を上記ガス15中に間欠的に添加するかのいず
れかの任意の設定において可能なように構成され
ている。なお上記の調整弁10は、前記軸シール
部5のオリフイス5bよりも流体通過の抵抗値が
大であるように設定されている。
次に作用を説明する。
上記の構成により、動力源4をもつて回転軸2
を一方向に回動させながら給入口1aからタンク
1内に砕料14を定量宛フイーダ等により供給す
ると、この砕料14は撹拌体3により撹拌され、
同時にメデイヤ13と混合しながらその位置毎の
メデイヤ13によつて摩砕作用を受けることにな
る。この場合撹拌体3を駆動する動力源4と調整
弁10を連動させることにより、シールガス供給
口6から給入されたエアー等によるシールガス1
5がシールガス供給管7およびオリフイス5bを
介してタンク1内に供給される際、このガス15
中には調整弁10を介して分散剤16が適量宛添
加されるため、砕料14の粒子がタンク1の内壁
に付着することで起こる過負荷状態が完全に解消
される。従つてこの種粉砕分散機における無人運
転が可能になる。また上記の分散剤16は、連続
或いは間欠的に添加するので、砕料14における
粒子の凝集が確実に防止され、これによつて終始
安定した良好な粉砕作業を連続的に行うことがで
きる。
上記の分散剤16として熱容量の大きい物質を
使用すると、タンク1内における熱除去も同時に
可能となる。また上記の分散剤16は、オリフイ
ス5bに近い位置から添加するので上記オリフイ
ス5bにおける詰まり現象を一掃することができ
る。
以上に説明したようにこの発明は、横型のタン
ク1内で水平方向に回転軸2を支承し、この回転
軸2に複数個の撹拌体3を固定した横型乾式メデ
イヤ撹拌型連続粉砕分散機において、上記タンク
1の一端に連通する軸シール部5にはシールガス
15を供給するシールガス供給管7を接続し、こ
の供給管7には分散剤供給源8に連通する分散剤
供給管9を調整弁10を介して合流させるととも
に、上記の調整弁10を動力源4の負荷を検出す
る電流計器11に接続して、その検出された負荷
の変動量に応じて調整弁10の開度が調整可能と
なるように上記の動力源4に連動させることによ
り、分散剤16を上記のガス15中にミストとし
て添加することが可能となるため、タンク1内に
おける砕料14の付着が確実に防止されて安定し
た良好の粉砕ができ、これによつて常に粒度の均
一な良質の砕料14が得られるうえ、上記の分散
剤16は粉砕時の砕料14内へ均一状に浸透させ
て分散効率を一層高めることができるとともに、
軸シール部5も冷却してこの内部を容易に保護す
ることができ、またこの分散剤16の添加により
前記のタンク1内では砕料14の付着が一掃され
て、セパレータ部12やその他の要所における上
記砕料14の詰まり現象が皆無となるため、この
砕料14を摩砕するメデイヤ13の増量が可能に
なつて、この種粉砕作業の能率を大幅に向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明による粉砕分散機の構成と砕料
の粉砕時におけるシールガスと分散剤と混合噴射
態様を示す詳細図である。 1……タンク、2……回転軸、3……撹拌体、
4……動力源、5……軸シール部、5b……オリ
フイス、6……シールガス供給口、7……シール
ガス供給管、8……分散剤供給源、9……分散剤
供給管、10……調整弁、11……電流計器、1
5……シールガス、16……分散剤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 横型のタンク内で水平方向に回転軸を支承
    し、この回転軸に複数個の撹拌体を固定した横型
    乾式メデイヤ撹拌型連続粉砕分散機において、前
    記のタンクと連通する軸シール部へシールガスを
    供給するシールガス供給管と、分散剤供給源に連
    通し調整弁を介して前記のシールガス供給管に合
    流する分散剤供給管とを設け、前記の撹拌体を駆
    動する動力源の負荷を検出しその検出された負荷
    の変動に応じて前記調整弁の開度が調整可能とな
    るように動力源と連動させたことを特徴とする粉
    砕分散機。
JP10879083A 1983-06-17 1983-06-17 粉砕分散機 Granted JPS60843A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10879083A JPS60843A (ja) 1983-06-17 1983-06-17 粉砕分散機

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JP10879083A JPS60843A (ja) 1983-06-17 1983-06-17 粉砕分散機

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Publication Number Publication Date
JPS60843A JPS60843A (ja) 1985-01-05
JPH0113907B2 true JPH0113907B2 (ja) 1989-03-08

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ID=14493543

Family Applications (1)

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JP10879083A Granted JPS60843A (ja) 1983-06-17 1983-06-17 粉砕分散機

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6472940A (en) * 1987-09-14 1989-03-17 Inax Corp Production of glaze
JP4995892B2 (ja) 2006-03-10 2012-08-08 グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド 射出成形複合構成物
CA2707054C (en) 2007-12-28 2013-02-26 Graphic Packaging International, Inc. Injection-molded composite construct and tool for forming construct
JP6250320B2 (ja) * 2013-07-22 2017-12-20 日本コークス工業株式会社 乾式メディア撹拌型粉砕機

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JPS60843A (ja) 1985-01-05

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