JPH01139030A - 充電式掃除機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭などにおいて使用される充電式掃除
機の制御装置に関するものである。

従来の技術 従来の電気掃除機は、交流電源による交流式と二次電池
による充電式の両方式が商品化されている。

発明が解決しようとする問題点 交流式の電気掃除機の場合は、吸込仕事率が２００Ｗ以
上有り、強い吸込力を得ることができる反面、電源コー
ドを必要とし、コンセントの位置よりコード長以上の範
囲を越えて使用できなかった。また、掃除中にこの電源
コードがまつわりつき、使い勝手が悪いという問題点を
有していた。

また、充電式掃除機は、コードレスで、使い勝手が良い
反面、吸込力は３０Ｗ程度が一般的であり、吸込力の面
で問題点を有していた。

本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、強い吸
込力を得られる交流仕様の電動送風機を使用し、電動送
風機を交流と二次電池の両方式で運転できるように構成
するとともに、床ノズルにも電動機を内蔵し、回転ブラ
シを交流と二次電池との両方式で運転可能に構成し、使
用性を大幅に改善した充電式掃除機の制御ａ！［を提供
することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の充電式掃除機の制
御装置は、交流電源および二次電池の両層源で使用可能
な交直両用充電式掃除機であって、掃除機本体に内蔵さ
れた電動送風機および二次電池と、前記電動送ｆｉ１１
への実効電圧を商用電源電圧以下に設定する第１の位相
制御回路と、前記電動送風機の界磁コイルより引き出さ
れた二次電池接続用のタップ端子より整流器を介して電
力が供給され、床ノズルに内蔵された回転ブラシを駆動
する床ノズル電動機と、前記床ノズル電動機への実効電
圧を前記電動送Ｍａ機の実効電圧以下に設定するｆＪ４
２の位相制御回路を備えたものである。

作用 上記構成により、交流で使用するときは電動送風機へ商
用電源電圧（ＡＣ１００Ｖ）よりさらに落したたとえば
ＡＣ３０Ｖ程度の電圧を印加し、電動送風機の界磁コイ
ルのタップ端子間の電圧のたとえば約３８Ｖをさらに位
相制御でたとえばＡＣ２４Ｖ近くにまで落とし、これを
整流して床ノズルに内蔵された回転ブラシを床ノズル電
動機で駆動する。

二次電池で使用するときは、直接電動送ＮＡＩＩＩの前
記タップ端子間に二次電池の電圧を印加し、床ノズル電
動機も二次電池により直接運転することにより、交直両
用の充電式掃除機を構成できる。これにより、吸込力も
交流、直流共高く構成できるほか、床ノズルＭｖＪ機を
二次電池の直流仕様で設計すれば、交直どちらの電源に
おいても同等の特性を得ることができ、従来の電気掃除
機に比べて大幅に使い勝手が向上する。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。

第３図は本発明の充電式掃除機の概略構成図を示す。第
３図において、２１は掃除機本体、２２はホース、２３
は床ノズル、２４は電源コードであり、床ノズル２３内
には回転ブラシおよび後述する回転ブラシ駆動用の床ノ
ズル電動機（図示せず）が内蔵されており、掃除機本体
２１内には後述する電動送ＪＩ１１３および二次電池１
１が内蔵されている。

第１図は本発明の充電式掃除機の制御装置の一実施例を
示す回路図である。第１図において、商用電源１の両端
には、切替スイッチ２を介して電動送風機３および双方
向性サイリスタ４が直列に接続されている。双方向性サ
イリスタ４のゲートには第１の位相制御回路５が接続さ
れており、電動送ｆｆ１ｌ１３の端子間には実効電圧Ａ
Ｃ３０Ｖが印加されるよう位相制御されている。電動送
風Ｉ１３には界磁コイル６．７よりタップ端子８，９が
取出され、タップ端子８，９は二次電池１１に接続され
ている。また、タップ端子８．９間には、整流器として
のダイオードブリッジ１２と双方向性サイリスタ１３が
直列に接続され、この双方向性サイスリタ１３のゲート
端子はトリガ素子１４を介して、コンデンサ１５と抵抗
１６との接続点に接続され、このコンデンサ１５と抵抗
１６の直列回路よりなる時定数回路はタップ端子８．９
間に接続されている。ダイオードブリッジ１２の直流端
子間には床ノズル電動１Ｉ１１７が接続されている。ま
た、１０ａは二次電池１１の一方の端子とタップ端子６
との結線中に介在されたスイッチ、１０ｂは二次電池１
１の他方の端子とダイオードブリッジ１２の双方向性サ
イリスタ１３が接続されている側の直流端子との間に介
装されたスイッチで、それぞれ切替スイッチ２に連動し
、切替スイッチ２の開動作時に開動作し、閉動作時に開
動作する。１８は電動送ｆｆ１ｌｌ１３のロータである
。

上記構成において、電動送風ｆｌ１３の端子間に印加さ
れる第２図（ａ）に示すような商用電源電圧は第１の位
相制御回路５で位相制御され、第２図（ｂ）の斜線部に
示すような実効電圧（約５０Ｖ）が印加され、床ノズル
電動１１１７の端子間には双方向性サイリスタ１３を含
む第２の位相制御回路で位相制御された第２図（Ｃ）の
斜線部に示すような実効電圧（約２４ｖ）が印加される
ことになる。

上記構成により、その動作を説明する。

第１図において、交流電源で充電式掃除機を運転すると
きは、切替スイッチ２を入れると、スイッチ１０ａ、　
１０ｂは切れ、電動送風機３は実効電圧５０■で運転さ
れ、床ノズル電動＄３１７は、ダイオードブリッジ１２
で整流され、双方向性サイリスタ１３でさらに位相制御
された実効値ＤＣ２４Ｖの電圧が印加され、回転ブラシ
も電動送風機３と同様に駆動される。また、二次電池１
１で充電式掃除機を運転するときは、切替スイッチ２を
切ると、スイッチ１０ａ、　１０ｂは入り、二次電池１
１から直接電動送風機３にはタップ端子８．９を通して
電力が供給され、さらに床ノズル電動ｆｓ１７にはダイ
オードブリッジ１２を経由して電力が供給される。

発明の効果 以上のように本発明によれば、交流および直流（二次電
池）の両電源で使用することができ、吸込力も交流、直
流共に高く構成できるほか、床ノズル電動機を二次電池
の電圧仕様で設計すれば、交直どちらの電源においても
同等の特性を冑ることができ、従来の電気掃除機に比べ
て大幅に使い勝手が向上するなどの利点が得られ、実用
価値はきわめて大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す充電式掃除機の制御装
ばの回路図、第２図は同充電式掃除機の制御装置の動作
説明図、第３図は同充電式掃除機の概略構成を示す斜視
図である。 １・・・交流電源、３・・・電動送風機、４．１３・・
・双方向性サイリスタ、５・・・第１の位相制御回路、
６゜７・・・界磁コイル、８．９・・・タップ端子、１
１・・・二次電池、１２・・・ダイオードブリッジ（整
流器）、１４・・・トリガ素子、１５・・・コンデンサ
、１６・・・抵抗、１７・・・床ノズル電動機、１９・
・・掃除機本体、２３・・・床ノズル。 代理人　　　森　　木　　義　　弘 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、交流電源および二次電池の両電源で使用可能な交直
   両用充電式掃除機であつて、掃除機本体に内蔵された電
   動送風機および二次電池と、前記電動送風機への実効電
   圧を商用電源電圧以下に設定する第１の位相制御回路と
   、前記電動送風機の界磁コイルより引き出された二次電
   池接続用のタップ端子より整流器を介して電力が供給さ
   れ、床ノズルに内蔵された回転ブラシを駆動する床ノズ
   ル電動機と、前記床ノズル電動機への実効電圧を前記電
   動送風機の実効電圧以下に設定する第２の位相制御回路
   を備えた充電式掃除機の制御装置。