JPH01138459A - ヒト末梢血単球の鑑別方法 - Google Patents
ヒト末梢血単球の鑑別方法Info
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- JPH01138459A JPH01138459A JP29583287A JP29583287A JPH01138459A JP H01138459 A JPH01138459 A JP H01138459A JP 29583287 A JP29583287 A JP 29583287A JP 29583287 A JP29583287 A JP 29583287A JP H01138459 A JPH01138459 A JP H01138459A
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はヒト末梢血単球の鑑別方法、更に詳細には、正
常人又は癌患者の何れの末梢血単球であるかを鑑別する
方法に関する。
常人又は癌患者の何れの末梢血単球であるかを鑑別する
方法に関する。
近年、癌の早期診Ｆｌとして、血清を用いる方法あるい
はＸ線を用いる方法の研究がなされている。
はＸ線を用いる方法の研究がなされている。
しかしながら、血清の分析では未だ癌の早期発見は困難
であり、またＸ線を用いる方法は設備及び費用の面で多
くの問題があった。
であり、またＸ線を用いる方法は設備及び費用の面で多
くの問題があった。
斯かる実状において、本発明者は鋭意研究を行った結果
、ヒト末梢血卓球の免疫グロブリンのレセゾター刺激で
生ずるフォトン量が、癌患者の単球の場合、正常人のそ
れに比べ有意に高いこと、並びにこのフォトン量を、ル
ミノールで増感して測定すれば、それぞれの単球を鑑別
することができ、ひいては早期に癌の診断を行うことが
できることを見出し、本発明を完成した。
、ヒト末梢血卓球の免疫グロブリンのレセゾター刺激で
生ずるフォトン量が、癌患者の単球の場合、正常人のそ
れに比べ有意に高いこと、並びにこのフォトン量を、ル
ミノールで増感して測定すれば、それぞれの単球を鑑別
することができ、ひいては早期に癌の診断を行うことが
できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、ヒト末梢血単球にルミノールの存
在下免役複合体を作用させ、発生する化学ルミネッセン
ス量を測定することを特徴とするヒト末梢血単球の鑑別
方法を提供するものである。
在下免役複合体を作用させ、発生する化学ルミネッセン
ス量を測定することを特徴とするヒト末梢血単球の鑑別
方法を提供するものである。
本発明において、ヒト末梢血単球の分離は公知の方法、
例えばフィコール・ノ１イノ９ツク（Ｆｉｃｏｌｌ Ｈ
ｙｐａｑｕｅ ） （７７／Ｉ／マシ７６７ フィン拳
ケミカル社製）を用いて行うことができる。
例えばフィコール・ノ１イノ９ツク（Ｆｉｃｏｌｌ Ｈ
ｙｐａｑｕｅ ） （７７／Ｉ／マシ７６７ フィン拳
ケミカル社製）を用いて行うことができる。
免疫複合体としては、ヒツジ赤血球
（ＳＲＢＣ） Ｋ トＩＪニトロベンゼンスル糸ン酸（
ＴＮＰ ）を反応させて得られるＴＮＰ −５ＲＢＣ液
に、抗ＴＮＰ ＩｇＧ、ａ又は抗ＴＮＰ ＩｇＧ、ｂを
反応さセテ（Ｉ ラれる抗ＴＮＰ ＩｇＧｌａ−又は抗
ＴＮＰ ＩｇＧ、ｂ−ＴＮＰ −５ＲＢＣが挙げられる
〇 本発明方法を実施するには、ヒト末梢血単球に、ルミノ
ールをジメチルスルホキシド等に溶解したものを加えて
ベース値を測定し、次いでこれに免疫複合体を加えて化
学ルミネッセンス量を測定することによって行われる。
ＴＮＰ ）を反応させて得られるＴＮＰ −５ＲＢＣ液
に、抗ＴＮＰ ＩｇＧ、ａ又は抗ＴＮＰ ＩｇＧ、ｂを
反応さセテ（Ｉ ラれる抗ＴＮＰ ＩｇＧｌａ−又は抗
ＴＮＰ ＩｇＧ、ｂ−ＴＮＰ −５ＲＢＣが挙げられる
〇 本発明方法を実施するには、ヒト末梢血単球に、ルミノ
ールをジメチルスルホキシド等に溶解したものを加えて
ベース値を測定し、次いでこれに免疫複合体を加えて化
学ルミネッセンス量を測定することによって行われる。
ここにおいてルミノールは最終濃度がＺ ５ Ｘ”〜４
Ｘ １０−５Ｍの範囲になるように加えるのが好まし
い。
Ｘ １０−５Ｍの範囲になるように加えるのが好まし
い。
次に実施例を挙げて説明する。
実施例１
（１） ヒト末梢血単球の分離
ヘノｑリン血５−にＲＰＭ１１６４０（培地）を加工、
フィコール・ノ９ツクに重層し遠心する（室温、４００
Ｆ、３０分）。得られた単核球を冷ＲＰＭＩ １６４０
で３回洗浄後（１，１００ｒｐｍ。
フィコール・ノ９ツクに重層し遠心する（室温、４００
Ｆ、３０分）。得られた単核球を冷ＲＰＭＩ １６４０
で３回洗浄後（１，１００ｒｐｍ。
１０分１回、９００ ｒｐｍ ５分２回）、２〜５×１
０５セル／−とし、ＣＬチューブ（１２！ＩＸ ４７
ｕ ：西独ベルトールド社）に１−ずつ分注する。滅菌
アルミ箔で軽くカバーし、ＣＯ雪中で２時間培養する。
０５セル／−とし、ＣＬチューブ（１２！ＩＸ ４７
ｕ ：西独ベルトールド社）に１−ずつ分注する。滅菌
アルミ箔で軽くカバーし、ＣＯ雪中で２時間培養する。
非付着細胞を血球計算盤を用いて計測し、３回洗浄して
非付着細胞を除去後、５％ＦＣ８（牛胎児血清）加ＲＰ
Ｍ１１６４０を添加する。測定時に、単球はハンクス液
中で測定する。
非付着細胞を除去後、５％ＦＣ８（牛胎児血清）加ＲＰ
Ｍ１１６４０を添加する。測定時に、単球はハンクス液
中で測定する。
（ｉｔ） 免疫複合体のｇａ
新鮮ヒツジ赤血球（５ＲＢＣ、デンカ生研、東京）０．
５１１１７！をリン酸緩衝液（ＰＢＳ）で３回洗浄（２
，５００ｒＰｍ＋ ５分）後ＰｌｕＳ１−に懸濁する。
５１１１７！をリン酸緩衝液（ＰＢＳ）で３回洗浄（２
，５００ｒＰｍ＋ ５分）後ＰｌｕＳ１−に懸濁する。
次にトＩＪニトロベンゼンスルホンｄ（（ＴＮＰ。
和光紬薬、大阪）、３峠／７（ＰＢＳ）３１ｍを５ＲＢ
Ｃ１−に加え、３７Ｃ１５分間の振盪で反応させ、Ｐｌ
ｕＳで１回、更に５％Ｐ″Ｃ８加ＲＰＭＩで２回洗浄す
る。５ＲＢＣが１０％になる様にゼラチン−ペロナール
緩衝ｇ（ｃａ、々 含有； ＧＶＢ＋＋）Ｋ懸濁スル。
Ｃ１−に加え、３７Ｃ１５分間の振盪で反応させ、Ｐｌ
ｕＳで１回、更に５％Ｐ″Ｃ８加ＲＰＭＩで２回洗浄す
る。５ＲＢＣが１０％になる様にゼラチン−ペロナール
緩衝ｇ（ｃａ、々 含有； ＧＶＢ＋＋）Ｋ懸濁スル。
次Ｋ コＯＴＮＰ −５Ｒｔ３ＣｉＯ，２−をＧＶＢ
４−に加え、抗ＴＮＰ ＩｇＧ１ａ産生ハイプリドー
マＨｙｌ・２の培養上清５０μ１１又は抗ＴＮＰ Ｉｇ
Ｇ２ｂ産生ハイプリドーマＧＯＲＫの培養上清１００μ
ｊを別々に加え、３７℃３０分反応させる（ただし培養
上清の抗体価は、ロット毎にチエツクし、サブ凝集ドー
スで感作する。） ＩｇＧ −ＴＮＰ −５ＲＢＣハ（
＃Ｂ テ３回洗い、最後にＧＶＢ ２−に懸濁する
。
４−に加え、抗ＴＮＰ ＩｇＧ１ａ産生ハイプリドー
マＨｙｌ・２の培養上清５０μ１１又は抗ＴＮＰ Ｉｇ
Ｇ２ｂ産生ハイプリドーマＧＯＲＫの培養上清１００μ
ｊを別々に加え、３７℃３０分反応させる（ただし培養
上清の抗体価は、ロット毎にチエツクし、サブ凝集ドー
スで感作する。） ＩｇＧ −ＴＮＰ −５ＲＢＣハ（
＃Ｂ テ３回洗い、最後にＧＶＢ ２−に懸濁する
。
（ｉｌｌ） 化学ルミネッセンス（ＣＬ ）値の測定
測定機器はベルンード社製Ｂ ｉ ｏ ｌ ｕｍａ ｔ
ＬＢ９５００Ｔ を用いた。ルミノール（東京化成社製
）をジメチルスルホキシドに溶解しくＬ８■／２０μｇ
ン、ＰＨ１１−で希釈しく１ｘ１０−”Ｍ）して−２０
℃で保存する。これを用時ＰＢＳで１０倍に希釈したも
の（１０μりを、単球のハンクス液懸濁液に最終濃度が
１ｘ１０−ｓＭになるように加え、ペースＣＬ値を測定
する。史にこれに抗ＴＮＰ ＩｇＧ２ａ−又は抗ＴＮＰ
ＩｇＧ、ｂ−肯伊−８ＲＢＣを加え、ＣＬ値を測定す
る。
測定機器はベルンード社製Ｂ ｉ ｏ ｌ ｕｍａ ｔ
ＬＢ９５００Ｔ を用いた。ルミノール（東京化成社製
）をジメチルスルホキシドに溶解しくＬ８■／２０μｇ
ン、ＰＨ１１−で希釈しく１ｘ１０−”Ｍ）して−２０
℃で保存する。これを用時ＰＢＳで１０倍に希釈したも
の（１０μりを、単球のハンクス液懸濁液に最終濃度が
１ｘ１０−ｓＭになるように加え、ペースＣＬ値を測定
する。史にこれに抗ＴＮＰ ＩｇＧ２ａ−又は抗ＴＮＰ
ＩｇＧ、ｂ−肯伊−８ＲＢＣを加え、ＣＬ値を測定す
る。
（ＩＶ） 切除術前の食道癌患者１４名及び正常人１
７名から分離した末梢血単球について、上記（ｉｉｌ）
の如く操作してＣＬ値を測定した。その結果は次のとお
りである。但し、ＣＬ値は、Ｃｐｍ／１０ｓの単球の最
大値で示した。
７名から分離した末梢血単球について、上記（ｉｉｌ）
の如く操作してＣＬ値を測定した。その結果は次のとお
りである。但し、ＣＬ値は、Ｃｐｍ／１０ｓの単球の最
大値で示した。
■抗ＴＮＰ ＩｇＧ２ａ −ＴＮＰ −５ＲＢＣを使用
り、＊ト＊ ’Ｃ１，値 食道癌患者平均 ３０，４９８±１４，５０６（ｎ＝
１４）正常人平均 ７，４５１士入１４５（ｎ
＝１７）■抗ＴＮＰ Ｉ ｇＧ、 ｂ −ＴＮＰ −５
ＲＢＣｔ−使用したと＠＝ＣＬ値 食道癌患者平均 ５，６８５±７，４０６（ｎ＝１
４）正常人 ６４８±６１９（Ｉｌ＝１５）
以上 出願人 財団法人仙台微生物研究所 株式会社 科 薬
り、＊ト＊ ’Ｃ１，値 食道癌患者平均 ３０，４９８±１４，５０６（ｎ＝
１４）正常人平均 ７，４５１士入１４５（ｎ
＝１７）■抗ＴＮＰ Ｉ ｇＧ、 ｂ −ＴＮＰ −５
ＲＢＣｔ−使用したと＠＝ＣＬ値 食道癌患者平均 ５，６８５±７，４０６（ｎ＝１
４）正常人 ６４８±６１９（Ｉｌ＝１５）
以上 出願人 財団法人仙台微生物研究所 株式会社 科 薬
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、ヒト末梢血単球にルミノールの存在下免疫複合体を
作用させ、発生する化学ルミネッセンス量を測定するこ
とを特徴とするヒト末梢血単球の鑑別方法。 ２、免疫複合体が、抗トリニトロベンゼンスルホン酸Ｉ
ｇＧ＿２ａ−トリニトロベンゼンスルホン酸ヒッジ赤血
球又は抗トリニトロベンゼンスルホン酸ＩｇＧ＿２ｂ−
トリニトロベンゼンスルホン酸ヒッジ赤血球である特許
請求の範囲第１項記載の鑑別方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62295832A JPH068820B2 (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | ヒト末梢血単球の鑑別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62295832A JPH068820B2 (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | ヒト末梢血単球の鑑別方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01138459A true JPH01138459A (ja) | 1989-05-31 |
| JPH068820B2 JPH068820B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=17825759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62295832A Expired - Lifetime JPH068820B2 (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | ヒト末梢血単球の鑑別方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068820B2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54151894A (en) * | 1978-04-05 | 1979-11-29 | Syva Co | Method of analyzing chemicallyyproduced immunity |
| JPS5719663A (en) * | 1980-07-10 | 1982-02-01 | Sogo Seibutsu Igaku Kenkyusho:Kk | Measuring method for lymphocyte population |
| JPS5841356A (ja) * | 1981-07-17 | 1983-03-10 | アモコ・コ−ポレ−ション | 抗原の検定方法および試薬 |
| JPS62220865A (ja) * | 1986-03-24 | 1987-09-29 | Yatoron:Kk | 均一系酵素免疫学的測定方法 |
-
1987
- 1987-11-24 JP JP62295832A patent/JPH068820B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54151894A (en) * | 1978-04-05 | 1979-11-29 | Syva Co | Method of analyzing chemicallyyproduced immunity |
| JPS5719663A (en) * | 1980-07-10 | 1982-02-01 | Sogo Seibutsu Igaku Kenkyusho:Kk | Measuring method for lymphocyte population |
| JPS5841356A (ja) * | 1981-07-17 | 1983-03-10 | アモコ・コ−ポレ−ション | 抗原の検定方法および試薬 |
| JPS62220865A (ja) * | 1986-03-24 | 1987-09-29 | Yatoron:Kk | 均一系酵素免疫学的測定方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH068820B2 (ja) | 1994-02-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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