JPH01138345A - 内燃機関の燃料噴射量制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射量制御装置

Info

Publication number
JPH01138345A
JPH01138345A JP29676087A JP29676087A JPH01138345A JP H01138345 A JPH01138345 A JP H01138345A JP 29676087 A JP29676087 A JP 29676087A JP 29676087 A JP29676087 A JP 29676087A JP H01138345 A JPH01138345 A JP H01138345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
time
air
fuel ratio
fuel injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29676087A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Ujino
氏野 真人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP29676087A priority Critical patent/JPH01138345A/ja
Publication of JPH01138345A publication Critical patent/JPH01138345A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は内燃機関の燃料噴射量制御装置に係り、特に加
速増量係数及び減速減量係数等の過渡時補正係数を学習
して加減速時の燃料噴射量を学習制御する内燃機関の燃
料噴射量制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、機関負荷(吸入空気量または吸気管圧力)と
機関回転速度とに応じて定まる基本燃料噴射時間TPと
排ガス中の残留酸素濃度を検出して理論空燃比を境に反
転した信号を出力するO2センサ出力から得られる空燃
比フィードバック補正係数FAFとを用いて、燃焼空燃
比が理論空燃比になるように燃料噴射量をフィードバッ
ク制御する燃料噴射量制御装置が知られている。かかる
燃料噴射量制御装置では、加速中か減速中かを判定し、
加速中と判定されたときには加速増量係数によって燃料
噴射量を増量し、減速中と判定されたときには減速減量
係数によって燃料噴射量を減量することが行なわれてい
る。
しかしながら、車両の走行距離が長くなると経時変化に
よって吸気弁や吸気ボート壁にデポジットが付着し、こ
のデポジットの影響によって加速中には空燃比がリーン
傾向を示し、減速中には空燃比がリッチ傾向を示すこと
になる。すなわち、加速中ではスロットル開度が大きく
なるから吸気管圧力(絶対圧力)が高く燃料の蒸発量が
少ないため、噴射された燃料がデポジットに吸収され、
この結果燃焼室内に供給される燃料が不足して空燃比リ
ーン傾向を示す。一方、減速中ではスロットル開度が小
さいことから吸気管圧力が低いためデポジットに吸収さ
れていた燃料が蒸発し、この蒸発した燃料が燃焼室内に
供給されるため燃焼室内に供給される燃料が多くなって
空燃比リツ・チ傾向を示す。第2図に、加速時における
初期状態の内燃機関(新品内燃機関)とデポジットが付
着した内燃機関との空燃比フィードバック補正係数と燃
焼空燃比との相異が示されている。図から理解されるよ
うに、初期状態の内燃機関ではデポジットが付着してい
ないため空燃比フィードバック補正係数は一定の周期で
変化し、燃焼空燃比も略理論空燃比近傍の値に制御され
ている。一方、デポジットが付着した内燃機関では、加
速時の初期に空燃比が大きくリーンになり、この結果空
燃比フィードバック補正係数が大きく変化している。な
お、加速時の後期では、デポジットに付着する燃料量が
飽和状態に近くなるため、空燃比の理論空燃比からのず
れは小さくなる。更に、デポジットの量が多いと、デポ
ジットに付着する燃料量が多くなるため、加速時に空燃
比リーンになる度合が大きくなる。また、第3図には、
360°CA毎の吸気管圧力の偏差ΔPMと燃焼空燃比
の変化頻度との関係が示されている。図において実線N
EWは初期状態の内燃機関における空燃比の変化頻度を
示し、破線OLDはデポジットが付着した内燃機関の空
燃比の変化頻度を示している。図から理解されるように
、デポジットが付着した内燃機関では、加速時(ΔPM
が正のとき)において空燃比がリーンになる頻度が高く
なっており、また減速時(ΔPMが負のとき)では空燃
比がリッチになる頻度が高くなっている。
このため従来では、冷間時の準定常状態からの加速時に
加速増量係数等の過渡時補正係数を学習して空燃比を補
正することが行なわれている。しかしながら、冷間時で
あるため温度変化に対するデポジットの粘性変化が大き
く、燃料のデポジットへの付着量が大きく変化する。こ
のため、空燃比リッチ、リーンの時間が大きく変化し、
学習が安定しない、という問題がある。一方、上記温度
変化を小さくして空燃比の変化を小さくするために、冷
間時の温度幅を狭くすると学習の機会が減少する。更に
、準定常状態での燃料噴射量が負荷によって異るため、
デポジットに付着する燃料の量も異り、このため準定常
状態からの加速時の空燃比リッチ、リーンの時間は加速
開始時の燃料付着量の影響を受は易く誤学習する可能性
がある。
これらの問題は、準定常状態ではデポジットに付着する
燃料の量が不安定であることに起因する。
また、準定常状態での上記問題点を解決するために、本
出願人は、空燃比がリッチになっているときの時間と空
燃比がリーンになっているときの時間との偏差を演算し
てデポジットによる空燃比の偏倚傾向を求め、この空燃
比の偏倚傾向に応じた学習制御を行う燃料噴射量学習制
御装置を既に提案している(特願昭62−82912号
、特願昭62−258990号)。
なお本発明に関連する技術としては、特開昭59−20
3829号公報、特開昭60−204937号公報記載
の技術がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本出願人が提案している上記技術では、時間の偏差によ
って空燃比の偏倚傾向を求めているため、加減速の初期
、後期にかかわらず、時間の偏差が等しければ同等に学
習される。しかしながら、既に説明したように、加減速
時のデポジットに付着した燃料による空燃比の変化は、
定常運転状態から加減速状態に移行した初期の段階で顕
著である(第2図(3)参照)。このため、デポジット
による影響が空燃比に大きく反映される加減速初期の学
習が、デポジットによる影響が小さい加減速後期の学習
の影響を受け、誤学習されて空燃比学習制御の効率が小
さくなる虞れが生ずる。すなわち、加減速初期ではデポ
ジットによる影響が空燃比に大きく反映されるため学習
値は大きくなり、加減速後期ではデポジットによって空
燃比があまり影響されないため学習値は小さくなる。こ
のため、過去の加減速時の後期で学習された学習値が、
現在の加減速時の初期でそのまま使用される虞れがあり
、このため誤学習によって学習制御の効率が小さくなる
本発明は上記問題点を解決すべく成されたもので、デポ
ジットの量を予測することにより、加減速等の過渡時に
おける空燃比の偏倚傾向を判断して経時変化による空燃
比の偏倚を補正する学習制御が効率よく行なえる内燃機
関の燃料噴射量制御装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、過渡時補正係数に
よって過渡時の燃料噴射量を補正する内燃機関の燃料噴
射量制御装置において、排ガス中の残留酸素濃度を検出
するO2センサ出力が目標空燃比よりリッチ状態を示し
ているときの時間と02センサ出力が目標空燃比よりリ
ーン状態を示しているときの時間との偏差を演算する偏
差演算手段と、前記偏差が所定範囲外の値になったとき
に前記偏差が所定範囲内の値になるように前記過渡時補
正係数を学習する学習手段と、燃料カット条件が成立し
ているときに燃料噴射を停止する燃料カット手段と、燃
料噴射停止状態が所定時間以上継続した後の燃料噴射復
帰時に燃料噴射量を増量する増量手段と、前記増量手段
による燃料噴射量増量時からO2センサ出力が目標空燃
比よりリッチ状態を示すまでの経過時間を計測する計測
手段と、前記経過時間が第1の所定時間を越えるときに
は前記過渡時補正係数を大きくしかつ前記経過時間が第
2の所定時間未満のときに前記過渡時補正係数を小さく
する補正手段と、を設けたことを特徴とする。
(作用) 次に本発明の詳細な説明する。まず、本発明の燃料噴射
量制御装置は、過渡時補正係故によって燃料噴射量を補
正する。過渡時補正係数としては、加速増量係数や減速
増量係数があり、加速増量係数を用いることにより加速
時にこの係数に応じて定まる量の燃料を増量して噴射す
ることができ、減速減量係数を用いることにより減速時
にこの係数に応じて定まる量の燃料を減量して噴射する
ことができ、また加速増量係数と減速減量係数とを用い
ることにより加減速時にこれらの係数に応じた量の燃料
を増減して噴射することができる。偏差演算手段は、排
ガス中の残留酸素濃度を検出する02センサ出力が目標
空燃比よりリッチ状態を示しているときの時間とO2セ
ンサ出力が目標空燃比よりリーン状態を示しているとき
の時間との偏差を演算する。ここで、O2センサ出力が
目標空燃比よりリッチ状態を示しているときの時間が0
2センサ出力が目標空燃比よりリーン状態を示している
ときの時間より長い場合には、空燃比リッチ状態が空燃
比リーン状態より長く継続したことになり、空燃比がリ
ッチ側に偏倚していることになる。すなわち空燃比がリ
ッチ傾向を示していることになる。このため上記偏差か
らある期間内における空燃比がリッチ傾向を示している
かり一ン傾向を示しているかを判定することができる。
学習手段は、前記偏差が所定範囲外の値になったとき、
すなわち空燃比がリッチ傾向及びリーン傾向を示すよう
になったときに、偏差が所定範囲内の値になるように過
渡時補正係数を補正する。このように空燃比がリッチ傾
向及びリーン傾向を示したときに偏差が所定範囲内の値
になるように過渡時補正係数を学習することにより空燃
比のリツチ傾向及びリーン傾向が補正され、空燃比を目
標空燃比近傍で制御するように燃料噴射量を制御するこ
とができる。
燃料カット手段は、燃料カット条件が成立しているとき
に燃料噴射を停止させる。燃料カット条件が成立しなく
なると、燃料の噴射が復帰され、増量手段は燃料噴射停
止状態が所定時間以上継続した後の燃料噴射復帰時に燃
料噴射量を増量する。
計測手段はこの燃料噴射量増量時から02センサ出力が
目標空燃比よりリッチ状態を示すまでの経過時間すなわ
ち空燃比がリーンになっている時間を計測する。ここで
、燃料噴射停止状態が所定時間取上継続したときは、デ
ポジットに付着していた燃料は高負圧によって一掃され
て燃焼室へ吸入されるため、この状態で燃料を噴射する
とデポジットに燃料が付着して燃焼室に供給される燃料
量が減少し空燃比リーンになる。このとき、デポジット
に付着していた燃料は一掃されているため、デポジット
に付着する燃料量はデポジットの量に比例し、デポジッ
トの量が多ければ燃料付着量が多くなって空燃比リーン
の時間が長くなり、逆にデポジットの量が少なければ燃
料付着量が少なくなって空燃比リーンの時間が短くなる
。従って、計測手段によって空燃比リーンの時間を計測
することにより、デポジットの量を予測することができ
る。補正手段は、空燃比リーンになっている時間が第1
の所定時間を越えているときにはデポジットの量が多い
と判断して過渡時補正係数を大きくし、空燃比リーンに
なっている時間が第2の所定時間未満のときにはデポジ
ットの量が少ないと判断して過渡時補正係数を小さくす
る。過渡時補正係数を大きくすることにより加速増量を
多くしたり減速減量を多くすることができ、過渡時補正
係数を小さくすることにより加速増量を少なくしたり減
速減量を少なくすることができ、これによってデポジッ
トの量に対応した値の過渡時補正係数に補正することが
できる。従って、過渡時にデポジットによる空燃比の乱
れを効率よく補正することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、空燃比に影響する
デポジットの量に対応した過渡時補正係数を求めること
ができるため、誤学習を発生させることなく効率よく燃
料噴射量の学習制御を行うことができる、という効果が
得られる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
なお、以下では本発明に支障のない数値を用いて説明す
るが、本発明はこれらの数値に限定されるものではない
。第4図は本発明の実施例の燃料噴射量制御装置を備え
た4気筒4サモ火花点火機関(エンジン)の概略を示す
ものである。
このエンジンは、制御回路としてのマイクロコンピュー
タ44によって制御されるものであり、エアクリーナ2
の下流側には、スロットル弁8が配置され、スロットル
弁8の下流側にサージタンク12が設けられている。エ
フクリーナ2の近傍には、吸気温を検出する吸気温セン
サ4が取付けられ、スロットル弁8には、スロットル弁
が全閉状態でオンするアイドルスイッチ10が取付けら
れている。また、サージタンク12には、半導体式圧力
センサ6が取付けられている。この圧力センサ6からの
出力信号は、吸気管圧力の脈動成分を取除くための時定
数が小さく (例えば、3〜5m5ec )かつ応答性
の良いCRフィルタ等で構成されたフィルタ(第5図参
照)によって処理される。
また、スロットル弁8を迂回しかつスロットル弁上流側
とスロットル弁下流側とを連通ずるようにバイパス路1
4が設けられている。このバイパス路14にはソレノイ
ドによって開度が調節されるl5c(アイドルスピード
コントロール)バルブ16が取付けられており、ソレノ
イドに流れる電流をデユーティ比制御してバイパス路1
4に流れる空気量を制御することによりアイドリング時
のエンジン回転速度が目標値に制御される。サージタン
ク12は、インテークマニホールド1日及び吸気ボート
22を介してエンジン20の燃焼室に連通されている。
そして、このインテークマニホールド1日内に突出する
よう各気筒毎に燃料噴射弁24が取付けられている。
エンジン20の燃焼室は、排気ポート26及びエキゾー
ストマニホールド28を介して三元触媒を充填した触媒
装置27に連通されている。このエキゾーストマニホー
ルド2日には、排ガス中の酸素濃度を検出し理論空燃比
を境に反転した信号を出力する02センサ30が取付け
られている。
エンジンブロック32には、このエンジンブロック32
を貫通してウォータジャケット内に突出するよう冷却水
温センサ34が取付けられている。
この冷却水温センサ34は、エンジン冷却水温を検出し
て水温信号を出力し、水温信号で機関温度を代表する。
なお、機関オイル塩で機関温度を代表させても良い。
エンジン20のシリンダヘッドを貫通して燃焼室内に突
出するように各気筒毎に点火プラグ38が取付けられて
いる。この点火プラグ38は、ディストリビュータ40
及び点火コイルを備えたイグナイタを介して、マイクロ
コンピュータ44に接続されている。このディストリビ
ュータ40内には、ディストリビュータシャフトに固定
されたシグナルロータとディストリビュータハウジング
に固定されたピックアップとで構成された回転角センサ
48が取付けられている。回転角センサ48は例えば3
0°CA毎に発生させるパルス列から成るエンジン回転
速度信号を出力する。
マイクロコンピュータ44は第5図に示すようにマイク
ロプロセッシングユニット(MPtJ) 60、リード
・オンリ・メモリ(ROM)62、ランダム・アクセス
・メモリ(RAM)64、バックアップラム(BU−R
AM)66、入出カポ−トロ日、入力ポードア0、出力
ポードア2.74.76及びこれらを接続するデータバ
スやコントロールバス等のハス75を含んで構成されて
いる。
BLJ−RAM66は、以下で説明する加速増量係数K
ACおよび減速減量係数KDCを記憶する。
入出カポ−トロ8には、A/D変換器7日とマルチプレ
クサ80とが順に接続されている。マルチプレクサ80
には、抵抗RとコンデンサCとで構成されたフィルタ7
及びバッファ82を介して圧力センサ6が接続されると
共にバッファ84を介して冷却水温センサ34が接続さ
れ、バッファ85を介して吸気温センサ4が接続されて
いる。MPLI60は、マルチプレクサ80及びA/D
変換器78を制御して、フィルタ7を介して入力される
圧力センサ6出力、冷却水温センサ34出力及び吸気温
センサ4出力を順次デジタル信号に変換してRAM64
に記憶させる。従って、マルチプレクサ80、A/D変
換器78及びMPLI60等は、圧力センサ出力等を所
定時間毎にサンプリングするサンプリング手段として作
用する。入力ポードア0には、コンパレータ88及びバ
ッファ86を介してO2センサ30が接続されると共に
波形整形回路90を介して回転角センサ48が接続され
ている。また、入力ポードア0には、図示しないバッフ
ァを介してアイドルスイッチ10が接続されている。出
力ポードア2は駆動回路92を介してイグナイタ42に
接続され、出力ポードア4はダウンカウンタを備えた駆
動回路94を介して燃料噴射弁24に接続され、そして
出力ポードア6は駆動回路96を介してISOバルブ1
6のソレノイドに接続されている。なお、98はクロッ
ク、99はカウンタである。上記ROM62には、以下
で説明する制御ルーチンのプログラム等が予め記憶され
ている。
次に、上記エンジンに本発明を適用した本実施例の制御
ルーチンについて説明する。
第6図は360°CA毎に実行されるルーチンを示すも
ので、ステップ100において現在の吸気管圧力P M
NE、から360°CA前の吸気管圧力PMOLDを減
算して吸気管圧力の偏差OLPMを算出する。次のステ
ップ102では吸気管圧力の偏差OLPMが正の所定値
(例えば、2mmHg)を越えているか否かを判断する
ことにより加速中か否かを判断する。吸気管圧力の偏差
OLPMが正の所定値を越えて加速中と判断されたとき
には、ステップ104において02センサ出力O×と基
準レベル(例えば、0.45V)とを比較することによ
り02センサ出力0×が理論空燃比よりリッチ状態を示
しているか否かを判断する。O2センサ出力OXが空燃
比リッチ状態を示していると判断されたときには、ステ
ップ106においてカウント値CACをインクリメント
し、O2センサ出力0×が基準レベル以下となって空燃
比リーン状態を示していると判断されたにはステップ1
08においてカウント値CACをディクリメントする。
次のステップ110とステップ114では、カウント値
CACが第1の所定範囲(50〜−50)外の値になっ
たか否かを判断することにより空燃比が理論空燃比より
リッチ傾向を示しているか、リーン傾向を示しているか
を判断する。
すなわち、ステップ110においてカウント値CACが
第1の所定範囲の上限値(50)を越えていると判断さ
れたとき、すなわち空燃比がリッチ傾向を示していると
判断されたときにはステップ112においてBU−RA
Mに記憶されている加速増量係数KACを所定値(例え
ば、0.1)小さくした後ステップ118においてカウ
ント値CACを0にする。なお、加速増量係数KACの
初期値は1.0に定められてBU−RAMに記憶されて
いる。また、ステップ114においてカウント値CAC
が第1の所定範囲の下限値(−50)未満か否かを判断
し、カウント値CACが第1の所定範囲の下限値未満と
判断されたときには、空燃比が理論空燃比よりリーン側
に偏倚して空燃比がリーン傾向を示していると判断して
、ステップ116においてBU−RAMに記憶されてい
る加速増量係数KACを所定値(例えば、0.1)大き
くした後ステップ118においてカウント値CACをO
にする。なお、カウント値CACが第1の所定範囲内の
値になっているときは加速増量係数KACを補正するこ
となく第1図のルーチンへ進む。
ステップ102において吸気管圧力の偏差OLPMが正
の所定値以下と判断されたときには、ステップ120に
おいて吸気管圧力の偏差DLPMが負の所定値(例えば
、−2mmHg)未満か否かを判断することにより減速
中か否かを判断する。吸気管圧力の偏差OLPMが負の
所定値以上と判断されたときには定常運転状態と判断し
て第1図のルーチンへ進み、吸気管圧力の偏差OLPM
が負の所定値未満と判断されたときには減速状態と判断
してステップ122に進む。ステップ122では、O2
センサ出力0×と上記で説明した判定レベルとを比較し
て02センサ出力が理論空燃比よリリッチ状態を示して
いるか、リーン状態を示しているかを判断する。02セ
ンサ出力が空燃比リッチ状態を示していると判断された
ときにはステップ124においてカウント値CDCをイ
ンクリメントし% 02センサ出力0×が空燃比リーン
状態を示していると判断されたときにはステップ126
においてカウント値CDCをディクリメントする。
次のステップ128及びステップ132では、カウント
値CDCが第2の所定範囲(例えば、50〜−50)外
の値になったか否かを判断することにより空燃比が理論
空燃比よりリッチ側に偏倚して空燃比リッチ傾向を示し
ているかまたは空燃比が理論空燃比よりリーン側に偏倚
して空燃比がリーン傾向を示しているかを判断する。す
なわち、ステップ128ではカウント値CDCが第2の
所定範囲の上限値(50)を越えているか否かを判断す
ることにより空燃比がリッチ傾向を示しているか否かを
判断し、空燃比がリッチ傾向を示していると判断された
ときにはステップ130においてBu−RAMに記憶さ
れている減速減量係数KDCを所定値(例えば、0.1
)大きくした後ステップ136においてカウント値CD
Cを0にする。この減速減量係数KDCの初期値は1.
0に定められてBLJ−RAMに記憶されている。また
、ステップ132ではカウント値CDCが第2の所定範
囲の下限値(−50)未満か否かを判断することにより
空燃比がリーン傾向を示しているか否かを判断し、空燃
比がリーン傾向を示していると判断されたときにはステ
ップ134においてBU−RAMに記憶されている減速
減量係数KDCを所定値・(例えば、0.1)小さくし
た後ステップ136においてカウント値CDCを0にす
る。−方、ステップ128及びステップ132において
カウント値CDCが第2の所定範囲内の値になっている
と判断されたときには減速減量係数KDCを補正するこ
となく第1図のルーチンへ進む。
上記のように制御したときの02センサ出力の変化、カ
ウント値CAC%CDCの変化、加速増量係数KACの
変化及び減速減量係数KDCの変化を車速及び吸気管圧
力PMの変化と共に第7図に示す。
次に第1図のルーチンについて説明する。ステップ14
0では、燃料の粘性か変化する低温時を避けるため、エ
ンジン冷却水温THWか所定温(例えば、80°C)を
越えたか否かを判断することにより暖気後か否かを判断
し、暖気後と判断されたときにはステップ142におい
て燃料噴射復帰増量を行った後の時間を示すカウント値
CACCが0を越えているか否かを判断する。なお、こ
のカウント値CACCは第8図で詳細を説明するように
燃料噴射復帰増量を行ったときに1にセットされる。し
たがって、燃料噴射復帰増量を行ったときはステップ1
42からステップ144へ進む。ステップ144では0
2センサ出力0×が所定値(例えば、0.45V)を越
えているか否かを判断することにより空燃比リッチ状態
になっているか否かを判断する。ステップ144で空燃
比リーン状態と判断されたときには、ステップ146に
おいてカウント値CACCをインクルメントする。従っ
て、カウント値CACCは、燃料噴射復帰増量時点がら
空燃比リッチになるまでの時間、すなわち燃料噴射復帰
増量後の空燃比リーンの時間を示すことになる。ステッ
プ144において空燃比リーン状態と判断されたときに
は、ステップ148においてカウント値CACCが所定
値に2を越えているか否かを判断する。ステップ148
の判断が肯定のときには、空燃比リーン状態の時間が長
くデポジットの量が多いと判断してステップ150にお
いて加速増量係数KACを所定値(例えば、0.1)大
きくする。一方、ステップ148の判断が否定のときに
はステップ152においてカウント値CACCが所定値
に2より小さい所定値に3未溝になっているか否かを判
断する。カウント値CACCが所定値に3未満のときに
は、空燃比リーン時間が短くデポジットの量が少ないと
判断してステップ154において加速増量係数KACを
所定値(例えば、0.1)小さくする。なお、カウント
値CACCかに2以下かっに3以上のときには加速増量
係数KACの値が最適な値であると判断して加速増量係
数の補正を行うことなくステップ156においてカウン
ト値CACCをクリアする。
第8図は燃料カットと燃料噴射復帰増量とを実行するた
めのルーチンを示すもので、ステップ160においてア
イドルスイッチ10がオンでかつエンジン回転速度が燃
料噴射停止回転速度(例えば、250 Orpm)以上
か否かを判断することにより燃料カット条件が成立して
いるか否かを判断する。燃料カット条件が成立している
と判断されたときには、ステップ162において燃料カ
ット時間をカウントするためのカウント値CFCをイン
クルメントし、ステップ164においてカウント値CA
CCをリセットした後ステップ166において燃料噴射
弁を閉弁した状態にすることにより燃料カットを実施す
る。ステップ160で燃料カット条件が成立しなくなっ
たと判断されたとき、すなわち、燃料カット中にアイド
ルスイッチ10がオンでかつエンジン回転速度が燃料噴
射停止回転速度より低い燃料噴射復帰回転速度(例えば
、1600rpm)以下となったときまたはアイドルス
イッチ10がオフとなったときには、ステップ168に
おいてカウント値CFCが所定値に、を越えているか否
かを判断することにより燃料カットが所定時間以上継続
して実行されたか否かを判断する。ステップ168の判
断が否定のときには、ステップ174においてカウント
値CFCをリセットしたのち機関ストールを防止するた
めに燃料噴射を再開して燃料噴射復帰を実行する。この
ような燃料カット制御方法としては、特開昭58−91
336号公報、特開昭60−45751号公  報およ
び特開昭60−75741号公報記載の技術がある。
ステップ168でカウント値CFCが所定価に1を越え
たと判断されたとき、即ち燃料カットが所定時間以上継
続して実行されたときには、デポジットに付着していた
燃料が一掃されたと判断してステップ170においてカ
ウント値CACCを1にセットした後ステップ172に
おいて燃料噴射復帰増量を行った後ステップ174へ進
む。
この燃料噴射復帰増量は、クランク角と同期して燃料噴
射量を増量する同期増量でもよく燃料カット条件が成立
しなくなった時点でクランク角と非同期で増量を行う非
同期増量でもよい。またこの燃料噴射復帰増量の量はデ
ポジットに付着していた燃料が一掃された状態から燃料
を噴射したときに02センサ出力が空燃比リッチ状態を
示すに充分な量にすることが好ましい。
第9図は、空燃比をフィードバック制御するための空燃
比フィードバック補正係数FAFを演算するルーチンを
示すもので、ステップ180において空燃比フィードバ
ック条件が成立しているか否かを判断する。空燃比フィ
ードバック条件が成立しているか否かは、運転状態に応
じて判断され、例えば、エンジン始動状態ではなく、エ
ンジン冷却水温が所定値(例えば、40°C)以上であ
り、燃料カット中でなく、燃料増量中でなく、空燃比リ
ーン制御中でないときに空燃比フィードバック条件が成
立したと判断される。ステップ180において上記条件
の何れか1つが不成立と判断されたとき、すなわちフィ
ードバック条件不成立と判断されたときには、ステップ
182において空燃比フィードバック補正係数FAFを
1.0にセットした後空燃比フィードバック補正係数F
AFをRAMの所定エリアに記憶する。
一方、ステップ180において上記条件の全てが成立し
て空燃比フィードバック条件が成立したと判断されたと
きには、ステップ183でO2センサ出力を取込んだ後
ステップ184において02センサ出力が空燃比リッチ
を示しているか否かを判断する。02センサ出力が空燃
比リッチを示していると判断されたときには9、ステッ
プ186においてフラグCAFLをリセットした後ステ
ップ188においてフラグCAFRがリセットされてい
るか否かを判断する。フラグCAFRがリセットされて
いるときは、O2センサ出力が空燃比リーンからリッチ
に反転した時点であるためステップ190にお゛いて空
燃比フィードバック補正係数FAFから比例定数R3を
減算した後ステップ191においてフラグCAFRをセ
ットする。
ステップ188においてフラグCAFRがセットされて
いると判断されたとき、すなわちO2センサ出力が空燃
比リーンからリッチに反転した後はステップ189にお
いて空燃比フィードバック補正係数FAFから積分定数
K、を減算する。
ステップ184においてO2センサ出力が空燃比リーン
を示していると判断されたときには、ステップ192に
おいてフラグCAFRをリセットした後ステップ194
においてフラグCAFLがリセットされているか否かを
判断する。フラグCAFLがリセットされているときは
、O2センサ出力が空燃比リッチからリーンに反転した
時点であるのでステップ196において空燃比フィード
バック補正係数FAFに比例定数R3を加算した後ステ
ップ197でフラグCAFLをセットする。
一方、ステップ194でフラグCAFLがセットされて
いると判断されたとき、すなわち02センサ出力が空燃
比リッチからリーンに反転した後はステップ195にお
いて空燃比フィードバック補正係数FAFに積分定数に
1を加算する。
第10図は燃料噴射時間TAUを演算するルーチンを示
すもので、ステップ200においてエンジン回転速度N
E、吸気管圧力PM及びエンジン冷却水温THWを取込
み、ステップ202においてエンジン回転速度NEと吸
気管圧力PMとに基づいて基本燃料噴射時間TPを演算
する。次のステップ204では、第11図及び第12図
に示すマツプからエンジン回転速度NEに応じた増減量
時間f、とエンジン冷却水温THWに応じた増減量時間
f2とを演算し、ステップ206において増減量時間f
、 、f2を加算することにより以下の(1)式に示す
ようにエンジン回転速度NEとエンジン冷却水温THW
とに応じた増減量時間f (NE%THW)を演算する
f(NE% THW)=f、+f2  ・・・(1)次
のステップ208では第6図のステップ100で演算さ
れた吸気管圧力の偏差DLPMと増減量時間f (NE
、THW)とを用いて以下の(2)式に従って過渡時基
本燃料噴射時間TPAEWを演算する。
TPAEW=OLPM−f (NE%THW)・・・(
2) ここで、加速時にはDLPM>Oになるため過渡時基本
燃料噴射時間TPAEWは正になり、減速時にはOLP
M<Oになるため過渡時基本燃料噴射時間TPAEWは
負になる。
ステップ210では、吸気管圧力の偏差OLPMが正の
所定値(例えば、2mmHg)を越えているか否かを判
断することにより加速中か否かを判断し、加速中と判断
されたときにはステップ214においてBU−RAMに
記憶されている加速増量係数KACを読出してKとした
後ステップ220へ進む。一方、吸気管圧力の偏差OL
PMが正の所定値以下と判断されたときには、ステップ
212において吸気管圧力の偏差DLPMが負の所定値
(例えば、−2nvnHg)未満が否かを判断すること
により減速中が否かを判断し、減速中と判断されたとき
にはステップ216においてBLI−RAMに記憶され
ている減速減量係数KDCを読出してKとした後ステッ
プ220へ進む。一方、ステップ212において吸気管
圧力の偏差OLPMが負の所定値以上と判断されたとき
、すなわち吸気管圧力の偏差OLPMが正の所定値と負
の所定値との間の値を取るときは定常運転状態中と判断
してステップ218においてKの値を0とした後ステッ
プ220へ進む。
ステップ220では、基本燃料噴射時間TP。
上記のように値が設定されたに1過渡時基本燃料噴射時
間TPAEW、第9図のルーチンで演算された空燃比フ
ィードバック補正係数FAF及び吸気温やエンジン冷却
水温等で定まる補正係数Fとを用いて以下の式の従って
燃料噴射時間TAUを演算する。
TAU= (TP+に−TPAEW)  ・FAF −
F・・・(3) そして、図示しないルーチンにおいて燃料噴射タイミン
グか否かを判断し、燃料噴射タイミングと判断されたと
きに燃料噴射時間TAUに相当する時間を駆動回路94
のダウンカウンタにセットし、ダウンカウンタの値が0
になるまで燃料噴射弁を開弁することによりクランク角
と同期した同期燃料噴射を実行する。ここで、定常運転
中ではKの値が0にされているため基本燃料噴射時間T
P、空燃比フィードバック補正係数FAF及び補正係数
Fに応じて燃料噴射量が制御され、加速中では過渡時基
本燃料噴射時間TPAEWが正の値を取るために−TP
AEWの量の燃料が基本燃料噴射時間TPに対して増量
され、減速中では過渡時基本燃料噴射時間TPAEWが
負の値を取るためKDC−TPAEWの量の燃料が基本
燃料噴射量に対して減量される。
上記のように制御したときの過渡時基本燃料噴射時間T
PAEW、加速増量値KAC−TPAEW、減速減量値
KDC−TPAEWミ基本燃料噴射時間TP、燃料噴射
時間TAU、学習後の燃料噴射時間を第13図(2)、
(3)に示す。なお、第13図(1)は吸気管圧力の変
化を示すものである。
上記第1図のステップ150.154では加速増量係数
KACを補正する例について説明したが、加速増量係数
KACに代えて減速減量係数KDCとすることにより減
速減量係数KDCを補正するようにしてもよく、加速増
量係数KACと減速減量係数KDCとを同時に補正する
ようにしてもよい。
なお、上記では吸気管圧力とエンジン回転速度とで基本
燃料噴射時間を演算するエンジンに本発明を適用した例
について説明したが、吸入空気量を検出するエフフロメ
ータを備えエンジン1回転当りの吸入空気量から基本燃
料噴射時間を演算するエンジンにも本発明は適用するこ
とができる。
また、上記ではo2センサ出力リッチ時にカウント値を
インクリメントしかつO2センサ出力り一ン時にカウン
ト値をディクリメントすることにより時間の偏差を演算
する例について説明したが02センサ出力リッチ時にカ
ウント値をディクリメントしかつ02センサ出力リ一ン
時にカウント値をインクリメントして偏差を求めてもよ
い。またO2センサ出力がリッチを示しているときとリ
ーンを示しているときとで別のカウント値をインクリメ
ントしO2センサ出力がリッチを示しているときのカウ
ント値とO2センサ出力がリーンを示しているときのカ
ウント値との偏差を演算して上記の時間の偏差を演算す
るようにしてもよく、これらの時間の比を偏差として用
いるようにしてもよい。また上記では所定クランク角(
360’CA)毎にカウントして偏差を求める例につい
て説明したが、所定時間毎にカウントして偏差を求める
ようにしてもよい。また、上記では吸気管圧力の偏差に
基づいて加減速状態を判断する例について説明したが、
過渡時基本燃料噴射時間が正の所定値(例えば、100
μ5ec)を越えているとき加速状態と判断し、過渡時
基本燃料噴射時間が負の所定値(例えば、−100μ5
ec)未満のとき減速状態と判断するようにしてもよい
。また燃料噴射復帰増量は加速増量係数KAC%基本燃
料噴射時間の変化量δTP、基本燃料噴射時間TP、過
渡時基本燃料噴射時間TPAEWを用いて以下の式のよ
うに定めることにより学習対象とするようにしてもよい
KAC(δTP+TP+TPAEW)
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の加速増量係数を補正するルー
チンを示す流れ図、第2図は従来例におけるフィードバ
ック補正係数と空燃比との変化を示す線図、第3図は従
来例における空燃比の変化頻度を示す線図、第4図は本
発明が適用可能な燃料噴射量制御装置を備えた内燃機関
の概略図、第5図は第4図のマイクロコンピュータの詳
細を示すブロック図、第6図は上記実施例における加速
増量係数及び減速減量係数を学習するルーチンを示す流
れ図、第7図は加速増量係数及び減速減量係数等の変化
を示す線図、第8図は燃料カット時間等をカウントする
ためのルーチンを示す流れ図、第9図は空燃比フィード
バック補正係数FAFを演算するルーチンを示す流れ図
、第10図は燃料噴射時間を演算するルーチンを示す流
れ図、第11図及び第12図はエンジン回転速度に応じ
た増減量時間とエンジン冷却水温に応じた増減量時間と
をそれぞれ示す線図、第13図は過渡時基本燃料噴射時
間及び燃料噴射時間等の変化を示す線図である。 6・・・圧力センサ、 8・・・スロットル弁、 24・・・燃料噴射弁、 30・・・02センサ、 44・・・マイクロコンピュータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)過渡時補正係数によって過渡時の燃料噴射量を補
    正する内燃機関の燃料噴射量制御装置において、 排ガス中の残留酸素濃度を検出するO_2センサ出力が
    目標空燃比よりリッチ状態を示しているときの時間とO
    _2センサ出力が目標空燃比よりリーン状態を示してい
    るときの時間との偏差を演算する偏差演算手段と、 前記偏差が所定範囲外の値になったときに前記偏差が所
    定範囲内の値になるように前記過渡時補正係数を学習す
    る学習手段と、 燃料カット条件が成立しているときに燃料噴射を停止す
    る燃料カット手段と、 燃料噴射停止状態が所定時間以上継続した後の燃料噴射
    復帰時に燃料噴射量を増量する増量手段と、 前記増量手段による燃料噴射量増量時からO_2センサ
    出力が目標空燃比よりリッチ状態を示すまでの経過時間
    を計測する計測手段と、 前記経過時間が第1の所定時間を越えるときには前記過
    渡時補正係数を大きくしかつ前記経過時間が第2の所定
    時間未満のときには前記過渡時補正係数を小さくする補
    正手段と、 を設けたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射量制御装
    置。
JP29676087A 1987-11-25 1987-11-25 内燃機関の燃料噴射量制御装置 Pending JPH01138345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29676087A JPH01138345A (ja) 1987-11-25 1987-11-25 内燃機関の燃料噴射量制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29676087A JPH01138345A (ja) 1987-11-25 1987-11-25 内燃機関の燃料噴射量制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01138345A true JPH01138345A (ja) 1989-05-31

Family

ID=17837766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29676087A Pending JPH01138345A (ja) 1987-11-25 1987-11-25 内燃機関の燃料噴射量制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01138345A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4981122A (en) * 1989-01-27 1991-01-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel injection control device of an engine
US5271374A (en) * 1991-07-16 1993-12-21 Nissan Motor Co., Ltd. Air-fuel ratio controller for engine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4981122A (en) * 1989-01-27 1991-01-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel injection control device of an engine
US5271374A (en) * 1991-07-16 1993-12-21 Nissan Motor Co., Ltd. Air-fuel ratio controller for engine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4886030A (en) Method of and system for controlling fuel injection rate in an internal combustion engine
JP2707674B2 (ja) 空燃比制御方法
JP3216456B2 (ja) 燃料噴射制御装置
JP2007211609A (ja) 内燃機関の気筒別空燃比制御装置
JPH01138345A (ja) 内燃機関の燃料噴射量制御装置
JP3412216B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JPS6358255B2 (ja)
JP2590941B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射量学習制御装置
JP3295150B2 (ja) 基本燃料噴射方法
JP3813044B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP2843385B2 (ja) エンジンの空燃比学習制御装置
JPH0323330A (ja) 内燃機関の燃料噴射量制御装置
JP2536130B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2536113B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JPS62153536A (ja) 内燃機関の燃料噴射量制御装置
JPS62139943A (ja) 内燃機関の空燃比制御方法
JPH0656112B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JPS6355336A (ja) 内燃機関の燃料噴射量制御装置
JPH0710050Y2 (ja) 内燃機関の電子制御燃料噴射装置
JP2536117B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JPH01219340A (ja) 内燃機関用排気系部品の温度推定装置
JPH01208541A (ja) 内燃機関の燃料噴射量制御装置
JP2615680B2 (ja) 内燃機関の空燃比学習制御方法
JP3183068B2 (ja) 内燃機関の燃料供給量制御装置
JPH01310146A (ja) 内燃機関の点火時期制御装置