JPH01137800A - 車載用音響再生装置 - Google Patents
車載用音響再生装置Info
- Publication number
- JPH01137800A JPH01137800A JP29693187A JP29693187A JPH01137800A JP H01137800 A JPH01137800 A JP H01137800A JP 29693187 A JP29693187 A JP 29693187A JP 29693187 A JP29693187 A JP 29693187A JP H01137800 A JPH01137800 A JP H01137800A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker system
- standing wave
- frequency
- sound pressure
- vehicle interior
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000011514 reflex Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Stereophonic Arrangements (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は車室に代表される密閉空間における車載用音響
再生装置に関するものである。
再生装置に関するものである。
従来の技術
近年、コンパクトディスクプレーヤ等の車載用音響再生
装置の性能が高まるにつれて、車室内の低域再生につい
ても、よシ重低音へ帯域を拡大する要求が高まっている
。このような背景にあって、従来の車室内音響再生装置
として、例えば第６図に示すような構成のものがある。
装置の性能が高まるにつれて、車室内の低域再生につい
ても、よシ重低音へ帯域を拡大する要求が高まっている
。このような背景にあって、従来の車室内音響再生装置
として、例えば第６図に示すような構成のものがある。
第６図において、４は車室内空間のリアパーセル、１は
小容量の密閉式、あるいはバスレフレックス式のスピー
カシステム、７ハｌ−−ンコントロール、グラフィック
イコライザ等の電気的補正手段である。
小容量の密閉式、あるいはバスレフレックス式のスピー
カシステム、７ハｌ−−ンコントロール、グラフィック
イコライザ等の電気的補正手段である。
この従来例は電気的補正手段７によってスピーカシステ
ム１の低域の下降特性を補正あるいは増強して車室内の
音圧周波数特性の低域への拡大を図る作用をする。第７
図にスピーカシステム１の周波数特性（ａ）、及び電気
的補正手段の周波数特性（ｂ）の例を示す。
ム１の低域の下降特性を補正あるいは増強して車室内の
音圧周波数特性の低域への拡大を図る作用をする。第７
図にスピーカシステム１の周波数特性（ａ）、及び電気
的補正手段の周波数特性（ｂ）の例を示す。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、第６図に示す従来の構成では、車室内空
間の後端であるリアトレイ４が車室内空間に放射する音
響パワーの駆動位置であり、かつ車室内空間の前端であ
るフロントガラスが反射係数が高いこととも合わせ、車
室内空間の前後方向に定在波が立ち易い傾向にある。
間の後端であるリアトレイ４が車室内空間に放射する音
響パワーの駆動位置であり、かつ車室内空間の前端であ
るフロントガラスが反射係数が高いこととも合わせ、車
室内空間の前後方向に定在波が立ち易い傾向にある。
特に車室内空間の前後長（２〜２．５ｍ）が、％波長に
相当する低周波領域（７０〜８０Ｈｚ）の定在波が発生
した場合に、定在波の節が前部座席位置にあたるために
、他の低域周波数に対して音圧−周波数特性が大きく落
ち込むという問題点があった。
相当する低周波領域（７０〜８０Ｈｚ）の定在波が発生
した場合に、定在波の節が前部座席位置にあたるために
、他の低域周波数に対して音圧−周波数特性が大きく落
ち込むという問題点があった。
さらに、電気的補正手段７により、定在波に対する補正
、増強を行っても結果としてスピーカシステム１への入
力電力が増大し、電力増幅器として大出力が必要とされ
るばかシでなく、大振幅による歪が音質上悪影響を及ぼ
すという別の問題点があった。
、増強を行っても結果としてスピーカシステム１への入
力電力が増大し、電力増幅器として大出力が必要とされ
るばかシでなく、大振幅による歪が音質上悪影響を及ぼ
すという別の問題点があった。
また、この７０〜８０ Ｈｚの周波数帯域は、聴感上い
わゆる重低音感を支配する重要な周波数帯域であシ、こ
の周波数帯域における音圧−周波数特性の落ち込みは、
物理特性上のみならず、聴感上においても大きな問題点
であった。
わゆる重低音感を支配する重要な周波数帯域であシ、こ
の周波数帯域における音圧−周波数特性の落ち込みは、
物理特性上のみならず、聴感上においても大きな問題点
であった。
本発明は前記問題点に鑑み、低域において歪みを増大さ
せることなく、車室内音圧−周波数特性を平坦化させ、
最適な設計の可能な車載用音響再生装置を提供するもの
である。
せることなく、車室内音圧−周波数特性を平坦化させ、
最適な設計の可能な車載用音響再生装置を提供するもの
である。
問題点を解決するだめの手段
この目的を達成するために本発明の車載用音響再生装置
は、車室内空間の大きさ、形状によって決定される固有
振動モードによ多発生する低域周波数帯域の定在波に対
して、前記定在波の節点位置にスピーカシステムを設置
し、前記スピーカシステムを前記定在波の周波数で共振
するボートを備えた構成となっている。
は、車室内空間の大きさ、形状によって決定される固有
振動モードによ多発生する低域周波数帯域の定在波に対
して、前記定在波の節点位置にスピーカシステムを設置
し、前記スピーカシステムを前記定在波の周波数で共振
するボートを備えた構成となっている。
作 用
本発明は前記した構成により、車室内空間において発生
する定在波のうち、その半波長が車室内空間の大きさに
相当する低域周波数帯域の定在波について、その節点位
置にスピーカシステムヲ設置し、節点駆動により、低域
周波数帯域の音圧−周波数特性を平坦化させ、さらに、
前記スピーカシステムにおいて、前記定在波の周波数で
共振するボートを備えたバスレフレックス方式とするこ
とにより、前記定在波の周波数帯域において、極めて歪
の少ない低音再生が実現できるものである。
する定在波のうち、その半波長が車室内空間の大きさに
相当する低域周波数帯域の定在波について、その節点位
置にスピーカシステムヲ設置し、節点駆動により、低域
周波数帯域の音圧−周波数特性を平坦化させ、さらに、
前記スピーカシステムにおいて、前記定在波の周波数で
共振するボートを備えたバスレフレックス方式とするこ
とにより、前記定在波の周波数帯域において、極めて歪
の少ない低音再生が実現できるものである。
実施例
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第１図は本発明の一実施例における車載用音響再生装置
及び設置位置を示すもので、第１図はその略側面図、及
び第２図は同上面図を示すものである。第１図、第２図
において１は低音再生用スピーカシステム、２は節点駆
動用スピーカシステム、３はボート、４は車室内のリア
トレイ、５は前部座席、６は後部座席である。
及び設置位置を示すもので、第１図はその略側面図、及
び第２図は同上面図を示すものである。第１図、第２図
において１は低音再生用スピーカシステム、２は節点駆
動用スピーカシステム、３はボート、４は車室内のリア
トレイ、５は前部座席、６は後部座席である。
以上の様に構成された車載用音響再生装置について、以
下その動作について説明する。
下その動作について説明する。
一般に低域周波数帯域の再生にはスピーカシステムとし
て、大きな体積を必要とする為、設置条件が限られてい
る車室内空間においては、低音再生用のウーハの設置位
置としては車室内のリアトレイ４が適しているといえる
。従って本実施例におけるスピーカシステム１は、リア
トレイ４におかれだ大口径のスピーカユニット、バスレ
フレックス方式、ホーンローデツドスピーカシステム等
の低音再生用スピーカシステムである。
て、大きな体積を必要とする為、設置条件が限られてい
る車室内空間においては、低音再生用のウーハの設置位
置としては車室内のリアトレイ４が適しているといえる
。従って本実施例におけるスピーカシステム１は、リア
トレイ４におかれだ大口径のスピーカユニット、バスレ
フレックス方式、ホーンローデツドスピーカシステム等
の低音再生用スピーカシステムである。
第３図は車室内のリアトレイ４にホーンローデツドスピ
ーカシステムを設置し、７０Ｈｚの車室内空間における
音圧分布の実測値を３次元的に表わしたものである。第
３図において、車の左右方向がＸ方向車の前後方向がＹ
方向、音圧が２方向である。
ーカシステムを設置し、７０Ｈｚの車室内空間における
音圧分布の実測値を３次元的に表わしたものである。第
３図において、車の左右方向がＸ方向車の前後方向がＹ
方向、音圧が２方向である。
第３図より車の前後方向（Ｙ方向）に定在波が発生して
おり前部座席位置（Ｙ５〜ｙ６）において音圧分布の節
となシ１０〜１ｓｄＢの音圧の低下が認められる。
おり前部座席位置（Ｙ５〜ｙ６）において音圧分布の節
となシ１０〜１ｓｄＢの音圧の低下が認められる。
そこでこの場合の定在波の節点位置である前部座席下に
節点駆動の為のスピーカシステム２を設置し、さらに、
前記定在波の周波数で共振するボート３をスピーカシス
テム２に備えることにより、ボート３の共振を利用した
歪の少ない信号がスピーカシステム２から得られること
となる。第４図はスピーカシステム２の無響室特性であ
る。ホー１〜３の共振周波数帯域（７０〜ａｏＨｚ）で
はスピーカユニットの振幅が抑えられる為、歪を大幅に
少なくすることが可能となることを示している。
節点駆動の為のスピーカシステム２を設置し、さらに、
前記定在波の周波数で共振するボート３をスピーカシス
テム２に備えることにより、ボート３の共振を利用した
歪の少ない信号がスピーカシステム２から得られること
となる。第４図はスピーカシステム２の無響室特性であ
る。ホー１〜３の共振周波数帯域（７０〜ａｏＨｚ）で
はスピーカユニットの振幅が抑えられる為、歪を大幅に
少なくすることが可能となることを示している。
第５図は従来例（ａ）と本実施例（ｂ）における車室内
の前部座席受聴点における低周波領域での音圧−周波数
特性である。（ａ）における７ ０ Ｈｚ付近の定在波
の節による音圧の落ち込みを、（ｂ）ではスピーカシス
テム２による節点駆動によって改善されていることを示
している。
の前部座席受聴点における低周波領域での音圧−周波数
特性である。（ａ）における７ ０ Ｈｚ付近の定在波
の節による音圧の落ち込みを、（ｂ）ではスピーカシス
テム２による節点駆動によって改善されていることを示
している。
発明の効果
以上のように本発明によれば、車室内空間の大きさ、形
状によって決定される固有振動モードにより発生する低
域周波数帯域の定在波において、前記定在波の節点位置
に前記定在波の周波数で共振するボートを有したバスレ
フレックス方式のスピーカシステムを設けることにより
、受聴点において定在波の節による音圧−周波数特性の
乱れをボートの共振を利用した歪の少ない信号で改善す
ることができ、低域周波数帯域において平坦な音圧−周
波数特性を実現できる優れた車載用音響再生装置である
。
状によって決定される固有振動モードにより発生する低
域周波数帯域の定在波において、前記定在波の節点位置
に前記定在波の周波数で共振するボートを有したバスレ
フレックス方式のスピーカシステムを設けることにより
、受聴点において定在波の節による音圧−周波数特性の
乱れをボートの共振を利用した歪の少ない信号で改善す
ることができ、低域周波数帯域において平坦な音圧−周
波数特性を実現できる優れた車載用音響再生装置である
。
第１図は本発明の一実施例における車載用音響再生装置
及び車室内の設置位置を示す略側面図、第２図は同上面
図、第３図は６８〜７０ Ｈｚ帯域信号の車室内での音
圧分布を示す特性図、第４図は本実施例における節点駆
動用スピーカシステムの無響室における音圧−周波数特
性図、第６−は本実施例における車室内での音圧−周波
数特性図、第６図は従来の車室内音響再生装置を示す略
側面図、第７図は第６図の従来例における電気的補正手
段の周波数特性と車室内周波数特性を示す特性図である
。 １・・・・・・低音再生用スピーカシステム、２・・・
・・節点Ｍｌｌ用スピーカシステム、３・・・・・・ボ
ート、４・・・・・・リアトレイ、６・・・・・・前部
座席、６・・・・・・後部座席、７・・・・・・電気的
補正手段。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第４
図 ！ Ｅ 斧ｐ 喋 右 Ｕ） べ
及び車室内の設置位置を示す略側面図、第２図は同上面
図、第３図は６８〜７０ Ｈｚ帯域信号の車室内での音
圧分布を示す特性図、第４図は本実施例における節点駆
動用スピーカシステムの無響室における音圧−周波数特
性図、第６−は本実施例における車室内での音圧−周波
数特性図、第６図は従来の車室内音響再生装置を示す略
側面図、第７図は第６図の従来例における電気的補正手
段の周波数特性と車室内周波数特性を示す特性図である
。 １・・・・・・低音再生用スピーカシステム、２・・・
・・節点Ｍｌｌ用スピーカシステム、３・・・・・・ボ
ート、４・・・・・・リアトレイ、６・・・・・・前部
座席、６・・・・・・後部座席、７・・・・・・電気的
補正手段。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第４
図 ！ Ｅ 斧ｐ 喋 右 Ｕ） べ
Claims (1)
- 車室内空間の大きさ、形状によって決定される固有振動
モードにより発生する定在波の節点位置にスピーカシス
テムが設置され、前記スピーカシステムは前記定在波の
周波数で共振するポートを備えたことを特徴とする車載
用音響再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29693187A JPH01137800A (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | 車載用音響再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29693187A JPH01137800A (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | 車載用音響再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01137800A true JPH01137800A (ja) | 1989-05-30 |
Family
ID=17840023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29693187A Pending JPH01137800A (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | 車載用音響再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01137800A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007324892A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 音響再生システム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS571197A (en) * | 1980-05-31 | 1982-01-06 | Hitachi Ltd | Automatic brake gear for hoist |
-
1987
- 1987-11-24 JP JP29693187A patent/JPH01137800A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS571197A (en) * | 1980-05-31 | 1982-01-06 | Hitachi Ltd | Automatic brake gear for hoist |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007324892A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 音響再生システム |
| US8068617B2 (en) | 2006-05-31 | 2011-11-29 | Panasonic Corporation | Audio playback system |
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