JPH01136638A - 超音波探触子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ２　・＼−ン 産業上の利用分野 本発明は、超音波を用いて生体の断層像を得るための超
音波診断装置に用いられる超音波探触子、特に複数個の
トランスジューサ（超音波振動子）を回転させてセクタ
型の超音波断層像を表示するようにしたいわゆるメカニ
カルセクタ型の超音波探触子に関する。

従来の技術 メカニカルセクタ型の超音波探触子は、１個、若しくは
それ以上のトランスジューサを台座に取り付け、これら
台座とトランスジューサをモータ等の駆動により駆動力
伝達機構を介して往復回転させ、若しくは一方向に回転
させ、セクタ型の超音波断層像を得るようになっている
。以下、従来のメカニカルセクタ型の超音波探触子につ
いて図面を参照しながら説明する。

第２図は往復回転方式の原理図を示す。第２図において
、５１はトランスジューサ、５２　はトランスジューサ
５１に連結部材５３により連結されたカム、５４　は動
力伝達機構である。

３　・・−／ そして、動力伝達機構５４　によりカム５２を揺動させ
ることによりトランスジューサ５１　を往復回転させ、
トランスジューサ５１からの超音波ビームをセクタ状に
走査する。

第３図は一方向回転方式の原理図を示す。第３図におい
て、６１は三角柱状に形成された台座、６２は台座６１
の各面側に取り付けられたトランスジューサ、６３は台
座６１の軸６４に取り付けられたプーリ、６５はプーリ
６３とモータの出力軸に取り付けられたプーリ（図示省
略）とに掛けられたベルトである。

そして、モータの駆動によりベルト６５　を介してプー
リ６３、軸６４、台座６１　を回転させ、トランスジユ
ーザ６２からの超音波ビームをセクタ状に走査する。

第４図は従来における一方向回転方式のメカニカルセク
タ型超音波探触子を示す具体的構成を示す要部の断面図
である。第４図に示すようにケース７１内に支持台７２
と支持フレーム７３が取り付けられている。支持フレー
ム７３の一対の軸支部７３ａ　、　７３ｂの先端側にト
ランスジューサ７４を取り付けた台座７５の軸７６が回
転可能に支持されている。一方の軸支部７３ａの基部と
他方の軸支部７３ｂの内方に設けられた軸支部７３Ｃに
は中間軸７７がベアリング７８　、７９により回転可能
に支持されている。軸７６と中間軸７７上にはプーリ８
０と８１が取り付けられ、これらブー！Ｊ　８０．８１
にベルト８２が掛けられている。支持台７２にはモータ
８３が取り付けられ、モータ８３の出力軸８４が支持台
７２及び支持フレーム７３の底板に挿通され、出力軸１
５上に取付けられたはすは歯車８５が中間軸７７上に取
り付けられたはすば歯車８６にかみ合わされている。ケ
ース７１を構成する前部の音響窓７１ａ内には超音波伝
搬液８７が封入されている。

そして、モータ８３の駆動によりはすば歯車８５　、８
６を介して中間軸７７を回転させ、この中間軸７７の回
転によりプーリ８１、ベルト８２、プーリ８０を介して
台座７５及びトランスジューサ７４　を回転させる。こ
の回転に伴い、トランス５　・・−２ ジーーサ７４から放射した超音波ビームを超音波伝搬液
８７及び音響窓７１ａを経て人体へ送り、人体からの反
射波をトランスジューサ７４により受波し、超音波診断
装置本体（図示省略）にその情報を伝達し、センタ型の
超音波断層像を表示することができる。

一般的に往復回転方式の場合には、第２図に示すように
１個のトランスジューサ５１が用いられ、一方向回転方
式の場合には、第３図、第４図に示すように複数個のト
ランスジューサ６２、若しくは７４が用いられる。

発明が解決しようとする問題点 しかし、上記従来の複数個のトランスジューサ６２、　
若しくは７４を用いた一方向回転式のメカニカルセクタ
型超音波探触子では、１個のトランスジューサ５１を用
いた往復回転方式のメカニカルセクタ型超音波探触子に
比べて容易に高速走査を得ることができ、モータの回転
負荷を軽減することができる利点がある。しかし、各ト
ランスジーーサ６２、若しくは７４間の持性バラツキ及
び６　ヘ一／ 各トランスジューサ６２、若しくは７４の台座６１、若
しくは７５への取り付け精度により、各トランスジーー
サ６２、若しくは７４から放射される超音波ビーム方向
位置にずれが生じ、得られる超音波断層像の画像揺れ、
チラッキ、更に分解能の等測的劣化等の問題があった。

本発明は、以上のような従来技術の問題点を解決するた
めになされたもので、各トランスジューサから放射され
る超音波ビームの方向をずれないように制御することに
より、常に良好なセクタ断層像を得ることができるよう
にした超音波探触子を提供することを目的とするもので
ある。

問題点を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するため、回転駆動される台
座と、複数個のトランスジューサと、これら複数個のト
ランスジューサをそれぞれ上記台座に取り付け角を微調
整可能に取り付けた取り付け手段とを備えたものである
。

作　　　　用 本発明は、上記構成により次のような作用を有７　・＼
−／ する。

すなわち、取り付け手段によりトランスジー、−サの台
座に対する取り付け角を微調整することにより、各トラ
ンスジューサから放射される超音波ビームの方向をずれ
ないように制御することができる。

実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。第１図（ａ）　、　（ｂ）は本発明の一実施例に
おける超音波探触子を示し、第】図（ａ）は分解斜視図
、第１図（ｂ）は組立完成状態の一部断面図である。

第１図（ａ）　、　（ｂ）に示すように台座］は全体と
してほぼ三角柱状に形成され、等角度（１２０度）とな
る各面側より取り付け穴２が形成されている。

各取り付け穴２にはトランスジューサ（超音波振動子）
３が取り付け角を微調整し得るように取り付け手段によ
り取り付けられる。すなわち、トランスジューサ３はリ
ング状の支持体４の内側に嵌°められて固定され、支持
体４はその外周の複数個所（図示例では等間隔位置で３
個所）に突出部５が形成され、各突出部５にねじ挿通穴
６が形成されている。上記各取り付け穴２は支持体４の
外形に対応する形状に形成され、各取り付け穴２の環状
の底部７には上記ねじ挿通穴６に対応してねじ穴８が形
成されている。そして、ねじ挿通穴６に挿通されたねじ
９がねじ穴８に螺入されて支持体４及びトランスジュー
サ３が取り付け穴２内に取り付けられると共に、ねじ９
の外周において取り付け火２の底部７と支持体４の間に
圧縮ばね］０が介在されている。

次に上記実施例の動作について説明する。

各ねじ９の締め付け力を調整することにより台座１に対
する各支持体４及びトランスジューサ３の傾きを微調整
することができる。したがって、各トランスジーーサ３
から放射される超音波ビームの方向が等角度になるよう
に合わせることができる。

発明の効果 以上述べたように本発明によれば、回転駆動さ９　、、
−、、。

れる台座に複数個のトランスジユーザを取り向は角調整
可能に取り付けているので、各トランスジーーサから放
射される超音波ビームの方向を合わせるように調整する
ことができ、良好な断層像を得ることができる。

【図面の簡単な説明】 第１図（ａ）　、　（ｂ）は本発明一実施例における超
音波探触子を示し、第１図（ａ）は分解斜視図、第１図
（ｂ）は組立完成状態の一部断面図、第２図、第３図は
従来の往復回転方式と一方向回転方式の超音波探触子の
原理図、第４図は従来の一方向回転方式の超音波探触子
の具体的構成を示す要部の断面図である。 １・・・台座、２・・・取り付け穴、３・・・トランス
ジューサ、４・・・支持体、６　ねじ挿通穴、８・・ね
じ穴、９・・ねじ、１０　　・圧縮ばね。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はか１名第１
囮 ２　図 第３図 １４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転駆動される台座と、複数個のトランスジュー
   サと、これら複数個のトランスジューサをそれぞれ上記
   台座に取り付け角を微調整可能に取り付けた取り付け手
   段とを備えたことを特徴とする超音波探触子。
2. （２）台座がトランスジューサを納める複数個の取り付
   け穴を有し、取り付け手段がトランスジューサの外周部
   に固定された支持体と、この支持体の複数個所に形成さ
   れたねじ挿通穴と、上記台座の取り付け穴の底部に設け
   られたねじ穴と、上記ねじ挿通穴に挿通されると共にね
   じ穴に螺入されたねじと、このねじの外周において上記
   台座の取り付け穴の底部と支持体との間に介在された圧
   縮ばねとからなる特許請求の範囲第１項記載の超音波探
   触子。