JPH01136331A - 抵抗値調整装置及び抵抗値調整方法 - Google Patents

抵抗値調整装置及び抵抗値調整方法

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JPH01136331A
JPH01136331A JP62295632A JP29563287A JPH01136331A JP H01136331 A JPH01136331 A JP H01136331A JP 62295632 A JP62295632 A JP 62295632A JP 29563287 A JP29563287 A JP 29563287A JP H01136331 A JPH01136331 A JP H01136331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance
resistance value
ions
value
ion implantation
Prior art date
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Pending
Application number
JP62295632A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Morita
哲郎 森田
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、IC基板上にイオン注入等で形成された抵
抗値を所定の抵抗値に調整する抵抗値調整装置に関する
または、半導体基板に活性化した不純物を含んで形成さ
れた抵抗部と、この抵抗部に配設された少なくとも一対
の電−とを備える抵抗素子の抵抗値を調整する抵抗値調
整方法に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
IC基板上に抵抗を形設する方法として、イオン注入法
、熱拡散法等が知られている。第3図はモノリシックI
C基板1上に形設された抵抗の構造を示すもので、イオ
ン注入で形成された抵抗部2の両側には電極3,3がオ
ーミック接触して設けられている。製造工程としては、
最初にホトレジストや3102などのマスクを介して抵
抗部2を形成し、それからりフトオフ法などにより電極
3.3を構成する。この場合、電極3.3が形設された
時点で抵抗値が測定できる。
ところで、イオンを注入することにより抵抗を形成する
場合、イオンの注入による欠陥が発生し、注入されたイ
オンの多くが所定の置換位置になくキャリアとして十分
な機能を果たさないこと等から非常に高い表面比抵抗の
特性を示す。そのため、注入イオンの活性化のため60
0℃以上の温度でアニールしなければならない。また、
熱拡散により抵抗を形成する場合でも同程度の温度まで
加熱する必要がある。
しかし、抵抗値を測定したところ目的値とかなりずれて
いても、再度イオンを注入しアニールすることができな
かった。アニール処理による高熱から、電極等が破壊さ
れるおそれがあるからである。そのため従来は、IC基
板に精度良く抵抗を設定することができなかった。
特に電極としてAIを使用する場合、再結晶温度が低く
自己拡散の活性化エネルギが小さいので、熱処理を受け
ると容易にヒロックが発生する。さらに、AIは酸化膜
の生成熱が低いので酸化されやすく、酸化されることに
よりボンディング不良や多層配線におけるスルーホール
部の接続不良の原因になる。
そこでこの発明は、IC基板上にイオン注入等で形成さ
れた抵抗を所定の目的値に調整できる抵抗値調整装置を
提供することにより、IC基板上に設定する抵抗値の精
度の向上を図るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するためこの発明は、半導体基板に活
性化した不純物を含んで形成された抵抗部と、この抵抗
部に配設された少なくとも一対の電極とを備える抵抗素
子の抵抗値を調整する抵抗値調整装置において、一対の
電極間の抵抗値を測定する抵抗測定手段と、抵抗部に所
定のイオンを集束させて注入する集束イオン注入手段と
、抵抗測定手段の測定値が目的値になったときに集束イ
オン・注入手段によるイオン注入を停止させる注入制御
手段とを備えることを特徴とする。
または、半導体基板に活性化した不純物を含んで形成さ
れた抵抗部と、この抵抗部に配設された少なくとも一対
の電極とを備える抵抗素子の抵抗値を調整する抵抗値調
整方法において、一対の電極間の抵抗値を測定しながら
、抵抗部の所定のイオンを集束させて注入し、抵抗の測
定値が目的値になったときに、イオン注入を停止させる
ことを特徴とする。
〔作用〕
この発明は以上のように構成されているので、IC基板
上に形設された電極に接続された抵抗値測定手段と、上
記電極間に形成された抵抗部にイオンを注入する集束イ
オン注入手段の相互作用により、上記抵抗部の抵抗値の
精度の向上が図れる。
または、抵抗値を測定しながら所定のイオンを集束させ
て注入することにより、容易に所定の抵抗を半導体基板
に設定することができる。
〔実施例〕
以下、この発明に係る抵抗値調整装置の一実施例を添付
図面に基づき説明する。なお説明において、同一要素に
は同一符号を用い、重複する説明は省略する。
第1図は、この実施例を示す斜視図である。モノリシッ
クIC基板1には、活性化した不純物を含んで形成され
た抵抗部2が形成されている。この抵抗部2の両側には
AI、Auなどの電極3゜3が一対形設されており、こ
の電極3.3には抵抗測定手段4が電気的に接続されて
いる。さらに上記抵抗部2には、集束イオン注入装置5
がイオンを集束的に注入できるようセットされている。
上記抵抗測定手段4には注入制御手段6が接続されてお
り、この注入制御手段6は上記集束イオン注入手段5に
接続されている。集束イオン注入手段5は、9.P、A
s、Ga、SLなどの不純物原子をイオンにし、これに
高いエネルギを与えてIC基板に打ち込み、不純物ドー
ピングを行うものであり、加速したイオンを0,1μm
の径に絞ることができるので、所定のイオンをIC基板
にレジスト塗布することなく注入することができる。
注入制御手段6は、たとえば比較回路を含んで構成され
、抵抗測定手段4で測定された電極3゜3間の抵抗値と
目的値を比較しながら、集束イオン注入手段5を電気的
あるいは機械的に制御する。
具体的には、定期的に電極3,3間の抵抗値を測定し、
逐次目的値と比較する。なお、集束イオンの注入時間に
対する抵抗の増大量が実験的、経験的に判明している場
合には、CPUなどで足りない抵抗量を増加するのに要
する時間を算出してもよい。この場合、電極間の抵抗の
測定および目的値との比較は一度で良いので、短時間で
抵抗を調整することができる。
なお、この発明が適用されるIC基板はモノリシックI
C基板に限定されるものではなく、例えば、ハイブリッ
ドIC基板に用いられるチップにも適用することができ
る。重要なことは、抵抗値をモニタしながら集束イオン
を注入する点である。
以下、この実施例の作用を、説明する。例えばGaAs
基板であれば、Gaイオンを注入することにより、注入
部分の抵抗値が増加するので、当初の抵抗部2の抵抗値
が目的値より小さい場合、集束イオン注入装置5でGa
イオンを注入する。
このとき、抵抗値測定手段4で常に電極3,3の間の抵
抗値をモニタし、目標値に達した時点でイオンの注入を
停止する。
次に、第2図に基づき抵抗値調整方法の一実施例を説明
する。
まず、半導体基板に活性化した不純物を含んで形成され
た抵抗部の両側に設定された電極間の抵抗を測定する(
ステップ102)。
次に、測定値(以下、「R」という。)と目的値とを比
較して、Rが目的値より小さい場合にはステップ104
に進み、イオン注入がなされる。
一方、Rが目的値より大きい場合には抵抗値の調整処理
を終了する(ステップ107)。ステップ104でイオ
ン注入がなされている間も抵抗値は定期的に測定され(
ステップ105)、Rが目的値に達したか否かが判断さ
れる(ステップ106)。Rが目的値に達していない場
合にはステップ104に戻り、抵抗値を増加するためス
テップ104乃至ステップ106が繰り返される。
なお上記一連の処理は、CPUなどで自動的に行うが、
手動でもよい。なお、手動で任意に切り替えられるよう
構成すれば、故障時の対処が容易になる。
従来の方法では、GaAs基板上にSLのイオンを注入
したところ、抵抗値は±80%程度変動していたが、こ
の実施例によれば、±3%程度の精度に向上させること
ができた。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したように構成されているので、I
C基板に形成された抵抗部の抵抗値を簡単かつ高精度に
調整することができる。したがって、IC基板の精度お
よび信頼性の向上が図れる。
または、容易かつ短時間で目的値に調整することができ
る。したがって、高精度なIC基板を短時間で製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る抵抗値調整装置の一実施例を示
す斜視図、第2図はこの発明に係る抵抗調整方法の一実
施例を示す工程図、第3図はIC基板上に形成された抵
抗の構造を示す斜視図である。 1・・・モノリシックIC基板 2・・・抵抗部     3・・・電極4・・・抵抗値
測定手段 5・・・集束イオン注入手段6・・・注入制
御手段 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板に活性化した不純物を含んで形成された
    抵抗部と、この抵抗部に配設された少なくとも一対の電
    極とを備える抵抗素子の抵抗値を調整する抵抗値調整装
    置において、 前記一対の電極間の抵抗値を測定する抵抗測定手段と、 前記抵抗部に所定のイオンを集束させて注入する集束イ
    オン注入手段と、 前記抵抗測定手段の測定値が目的値になったときに前記
    集束イオン注入手段によるイオン注入を停止させる注入
    制御手段とを備えることを特徴とする抵抗値調整装置。 2、前記集束イオン注入手段が、前記所定のイオンをほ
    ぼ0.1μmの径で集束させる集束イオンビームを注入
    するところの特許請求の範囲第1項記載の抵抗値調整装
    置。 3、半導体基板に活性化した不純物を含んで形成された
    抵抗部と、この抵抗部に配設された少なくとも一対の電
    極とを備える抵抗素子の抵抗値を調整する抵抗値調整方
    法において、 前記一対の電極間の抵抗値を測定しながら、前記抵抗部
    に所定のイオンを集束させて注入し、前記抵抗の測定値
    が目的値になったときに、前記イオン注入を停止させる
    ことを特徴とする抵抗値調整方法。
JP62295632A 1987-11-24 1987-11-24 抵抗値調整装置及び抵抗値調整方法 Pending JPH01136331A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5451529A (en) * 1994-07-05 1995-09-19 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Method of making a real time ion implantation metal silicide monitor
WO1999008306A1 (en) * 1997-08-06 1999-02-18 Advanced Micro Devices, Inc. Semiconductor process compensation utilizing non-uniform ion implantation methodology

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5451529A (en) * 1994-07-05 1995-09-19 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Method of making a real time ion implantation metal silicide monitor
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