JPH01135228A - 半導体回路 - Google Patents

半導体回路

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JPH01135228A
JPH01135228A JP62293356A JP29335687A JPH01135228A JP H01135228 A JPH01135228 A JP H01135228A JP 62293356 A JP62293356 A JP 62293356A JP 29335687 A JP29335687 A JP 29335687A JP H01135228 A JPH01135228 A JP H01135228A
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voltage
input
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JP62293356A
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Inventor
Goro Kitsukawa
橘川 五郎
Ryoichi Hori
堀 陵一
Yoshiki Kawajiri
良樹 川尻
Takao Watabe
隆夫 渡部
Takayuki Kawahara
尊之 河原
Kiyoo Ito
清男 伊藤
Kazumasa Yanagisawa
一正 柳沢
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体回路に関し、特にバイポーラトランジ
スタとMOSトランジスタを用いた半導体集積回路に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、高速の論理回路には、バイポーラトランジスタの
エミッタ結合形論理回路(E CL : emitte
r coupled logic)が広く用いられてい
る(柳井久義・永田穣共著「集積回路工学」(2)コロ
ナ社。
77頁〜87頁参照)。 この従来のエミッタ結合形論
理回路(E CL回路)の例を第13図に示す。ECL
回路は、第13図に示したように、複数のバイポーラト
ランジスタQ1〜Q3のエミッタを接続し、入力信号I
 N1. I N2と基準電圧VREFとの電圧の高低
によりQ□+ Q 21 Q 3 の相互間で電流切換
えを行い、出力信号0UT1,0UT2に所望の電圧を
得るものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来例は、バイポーラトランジスタ Q1〜Q3 
を非飽和すなわちベース・コレクタのPN接合が逆バイ
アス状態で使用する場合は、非常に高速のスイッチング
動作を行うことができる反面、Q工〜Q3が飽和状態に
なるとQ工〜Q3の内部に蓄積する少数キャリアが増大
し、遅延時間が急激に増加するという欠点を有する。こ
のQ1〜Q3の飽和は、例えば入力IN1.IN、の電
位が高くなったり、出力○UT1,0UT2の電位が低
くなると生じやすい。したがって、この回路では入力や
出力の信号振幅を大きくできないという問題があった。
本発明の目的は、このような従来の問題を解決し、大振
幅の入力信号が印加されても飽和することなく、かつチ
ップ内に低振幅信号系と高振幅信号系が共存する場合に
も、振幅変換回路を用いることなく、両信号系を同時に
処理でき、さらに消費電流のオン・オフ機能も内蔵でき
る半導体回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本発明の半導体回路は、複
数のバイポーラトランジスタを有し、これらのバイポー
ラトランジスタをエミッタ結合し、該結合点から電流源
を引いてベースからの入力信号に応じてコレクタから出
力信号を得る半導体回路において、電流スイッチ用また
は電流源用のバイポーラトランジスタの一部または全部
のベースにMOSトランジスタのソースまたはドレイン
を接続し、該MOSトランジスタのゲートをパルス電圧
で制御することに特徴がある。
〔作用〕
本発明においては、大振幅の入力信号をMOS−トラン
ジスタのゲートに入力し、バイポーラのベースにはMO
S)−ランジスタのソース/ドレイン電圧が印加される
のみで、この電圧を低い一定電圧または低振幅のパルス
電圧に設定すれば、バイポーラのベースには高電圧はか
からないので、バイポーラは飽和することなく、従来の
ECL回路に匹敵する高速動作が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例を示す論理回路(半導
体回路)の原理的構成図である。
本論理回路は、ECL回路を構成するQ、、 Q2のベ
ースと入力端子IN1.IN2との間にMO8トランジ
スタM1.M、を挿入し、Ml、N2のゲートを入力端
子I N3. I N、の入力で制御する。また、VC
Cは電源電圧、R1,R2は負荷抵抗を示している。
いま、M、、N2がn M OSとすれば、IN3が高
電位の時、Mlがオンとなり、Qlのベースには工N1
の信号電圧が印加される。またIN4が高電位であれば
Q2のベースにはIN2の信号電圧が印加される。こう
してIN、、IN4が共に高電位であれば、IN□、I
N2の信号電圧が共にQ、、Q、のベースに印加され、
INlとIN2の信号電圧の高低により、Q、、Q2の
一方をオンとし、0UT1゜OUT、に所定の論理信号
を得ることができる。
またIN3が高電位、IN4が低電位であれば、INl
の電圧のみがQ□のベースに印加されるので、Q□がオ
ン、Q2がオフになる。この回路では、IN3゜IN、
の論理振幅が電源電圧に近い程の大振幅であっても、バ
イポーラのベースにはIN□、IN2の信号電圧が印加
されるのみであるので、IN□。
IN2の信号電圧さえ適当に選べば、 Q工とQ2は飽
和しない。またMlとN2はQよとQ2のベース電流を
制御するのみであるので、電流駆動能力の比較的小さい
MOSトランジスタを用いても回路全体の高速性を損う
ことはない。また、INlとIN2はパルス信号でなく
一定の直流電圧としてもよい。
この時はIN、、IN、の信号電圧のみでQlとQ2の
オン・オフを制御する。
以上の説明ではMOSトランジスタM1. N2をn 
M OS、バイポーラトランジスタをnpn形と仮定し
て来たが、pMO8あるいはpnpt’ランジスタを用
いた回路にも、入力信号や電源電圧の極性を変えるだけ
で容易に適用可能である。また電流源工、にはバイポー
ラまたはMOSトランジスタを用いて構成してもよいが
、単に抵抗だけで構成することもできる。
以上に述べたように第1図の実施例で、高振幅の入力信
号をM工2M2のゲートに印加し、低振幅の入力信号を
M□2M2のドレインあるいはソースに印加することに
より、Q、、Q、は飽和することなく、ECL回路と同
等の高速性能を達成することができる。
第2図は、本発明の第2の実施例を示す論理回路の構成
図である。
本実施例は、第1の実施例と異なり、M□とM2をpM
O8で構成し、さらにQlとC2のベース電荷を引抜く
ため、nMOSMoSトランジスタM3を設け、電流源
11を抵抗R1で構成している。
いま、IN、が低電位、IN4が高電位の時、MlとM
4がオン、M2とM3がオフとなるので、Qlのベース
にはINlの電圧がかかり、C2のベースは0■になる
。従ってQ□がオン、C2がオフとなり、R3には工N
1とR3の抵抗で決まる所定の電流が流れ、OUT□が
低電位、0UT2が高電位となる。
一方IN、が高電位、IN4が低電位の時は、IN2の
電位とR3で決まる所定の電流が流れ、OUT工が高電
位、0UT2が低電位となる。ベース電荷引抜き用のM
、、M4を設けたことで、Q□l Q 2のオンからオ
フへの遷移を高速化できる。また、INよとIN2を等
しい一定電圧にすれば、0UT1,0UT2の低電位も
等しくすることができる。そして、IN3およびIN4
の電圧が高くてもQ工lQ2は飽和することはない。
第3図は、本発明の第3の実施例を示す論理回路の構成
図である。第2図との違いは、MOSトランジスタM工
〜M4のすべてをn M OSで構成したことである。
一般にn M OSはpMO8に比べ、電流駆動能力が
大きいので、本実施例ではQ□。
C2のオフからオンへの遷移を第2図の実施例に比べ、
さらに高速化することができる。本実施例でもIN3お
よびIN4はMよ、M2のゲートを制御し、Q、、C2
のベースに直接かからないので、IN3およびIN4の
電圧が高くても、バイポーラトランジスタが飽和するこ
とはない。
第4図は、本発明の第4実施例を示す論理回路の構成図
である。
前述の第1〜第3の実施例では、ECL回路の共通エミ
ッタを形成するスイッチングトランジスタ(Q工、C2
)のベースにMoSトランジスタを挿入したが、本実施
例ではECL回路の電流源トランジスタ(C3,Q、、
C7)のベースにMOSトランジスタを挿入している。
C1は内部電圧発生回路゛  であり、VCSはその出
力電圧である。本実施例ではC1と、ECL回路および
出カニミッタフォロワ回路の電流源トランジスタ Q、
、Q、、Q、どの間にMOSトランジスタM□2M3を
挿入する。工N3が高電位、IN4が低電位の時は、M
lがオン、M3がオフとなり、VCEIがC3,Q、、
、 Q、のベースに印加され所定の電流を流す。この時
、IN、、IN。
の入力信号に応じて0UT1,0UT2の一方を高電位
出力、他方を低電位出力にできる。また、工N3が低電
位、IN4が高電位の時は、Mlがオフ。
M、がオンとなり、Q、、Q、、Q、のベース電圧は0
■になり、3ケの電流源の電流はOとなり、0UT1.
OUT、はINよ、IN、の入力と無関係に高電位とな
る。こうして工N3.IN4の電位を高くしてもバイポ
ーラQ□〜Q7が飽和することなく、高速に動作し、さ
らにIN、、IN4の電位により電流源のオン・オフが
可能となり、例えば集積回路の待機時電流を動作時に比
べ低減することができる。
第5図は、第4図の実施例をさらに発展させ、多数の入
力信号群からの選択機能を持たせた回路の実施例である
第5図において、81〜Snはn組の信号対(Q、、。
Q、2)〜(Qn、、Qn、)のいずれかを選択するた
めの選択信号である。例えばSlが高電位、82〜Sn
が低電位の時、前述したようにQ□3とR13で構成さ
れる電流源のみに電流が流れ、C2a〜Qn3はオフに
なる。従って、IN1□、lNl2の入力信号に応じて
0UT1.OUT、の出力信号が定まる。この時、他の
入力< IN、、、 I N、)〜(I Nnzt I
 Nnz) 1の信号レベルには影響されない。81〜
Snが全て低電位の場合、全ての電流源はオフとなり、
消費電流を削減すると共に、OUTよ、0UT2の出力
電位を高電位にする。このように前述した実施例と同様
に81〜Snの信号電位によっては、Q13〜Qn3は
飽和することなく、バイポーラ回路本来の高速動作を実
現することができる。なお、本図中のインバータはMO
Sあるいはバイポーラトランジスタを用いて構成すれば
よい。
第6図は第5図の回路の一部を簡略化し、電流源の抵抗
を共通の抵抗で構成したものである。すなわち、第5図
ではQ工、〜Qn3の各々のエミッタにR1,〜Rn3
の各々を接続していた。第6図の実施例は、Q13〜Q
n3のエミッタを接続し、1個の電流源抵抗R3に接続
したものである。 81〜S。
の選択信号のうち、高電位が入力されるMOSにつなが
るバイポーラがオンし、 VO2の値とR3の値で決ま
る電流が流れる。その他の回路動作は第5図の実施例と
同様である。本実施例では電流源用抵抗を1個で済ませ
られるので、レイアウト面積を低減できる利点がある。
本実施例でも S□〜Snの信号電位によってはバイポ
ーラは飽和せず、高速動作が可能である。
第7図は、本発明を比較回路に適用したものである。入
力INよと比較入力CD1nを比べ、その結果をCD0
UTに出力する。入カニN1およびこれに対する基準電
圧VREFはバイポーラトランジスタQ□+ Q 21
 Q z r Q 4 を飽和させない電位に設定する
。 この回路ではIN□とCD1nのデータが一致した
時、すなわち共に高電位あるいは低電位の時、Q□とQ
5あるいはQ4とQ、がオンとなり R1に電流が流れ
、CD0UTは低電位となる。一方、工N1とCDよ。
が一致しない時は、Q2とQ 5 tあるいはQ3とQ
6がオンになり、 出力CD0UTは高電位となる。こ
うしてIN、とCD1nの比較回路を形成できる。ここ
で、CD□とそのインバータ出力CD′、nはMOSト
ランジスタM□、N2.N3.N4のゲートを制御する
のみで、これらの信号電位が高くても、バイポーラトラ
ンジスタQ、、Q、が飽和することはない。
第8図は、本発明をECLインタフェースの集積回路(
メモリ又は論理LSI)の出力回路に適用したものであ
る。ここで、C1は所定の電圧V。8を発生する電源回
路、INl、IN、は例えばメモリセルからの読出し信
号であり、CEは出力回路の制御信号である。本回路で
CEが低電位の時(待機時又はメモリの書込み時)は、
INよ、IN2の電位と無関係にQ□l Q 2 + 
Q 3がオフ、Q4がオンとなり、 vceの電位とR
3の抵抗で決まる′電流が1l− R2に流れ、出力り。UTは低電位となる。一方、GE
が高電位の時(動作時又はメモリの読出時)、Q3がオ
ンI Q 4がオフとなり、入力I N1. I N2
のデータにより、Q□とQ2のうち一方がオンとなり、
INl、IN2のデータに応じた出力信号を得ることが
できる。本実施例でも、INl、IN2の信号電位やV
O2はバイポーラを飽和させないような電位に設定する
必要があるが、CEやそのインバータ出力はMOSのゲ
ートを制御するのみで、電源電圧に等しい程の高振幅信
号を印加しても、バイポーラが飽和することはなく、高
速動作が可能である。この出力回路構成はメモリセルか
らの直接の読出し信号あるいはアンプで増巾した後の低
振幅信号を高速に出力に取出し、かつメモリの制御回路
の様にそれ程高速性を要求されない回路ブロックは低電
力のCMO8回路で構成する場合に有効な回路である。
第9図は、本発明をデータラッチ回路に適用した実施例
である。この回路はストローブ信号φ。
が高電位の時に、入力IN□、IN2のデータを取り込
み、φ、が低電位になってからは、そのデータを保持す
るものである。φ、が高電位の時は、Q5がオン、Q6
がオフとなり、入力I N1. I N2のデータを取
り込み、出力信号をOUT□、0UT2に発生する。一
方、φ、が低電位の時はQ5がオフ。
Q、がオンとなるので、Q3とQ4およびOUTよ。
0UT2の信号でフィードバックループが形成され、I
Nl、IN、のデータに無関係にデータを保持する。本
実施例でも高振幅信号φ、はM1〜M4のゲートに印加
されるのみでバイポーラトランジスタは飽和しないので
、高速動作が可能である。
以上の第4図〜第9図の実施例で述べてきた電流源トラ
ンジスタのベース印加電圧VCBの発生回路として、例
えば第10図に示すような回路を用いると、GNDから
のVCS電圧として、抵抗R5/抵抗R6×ベース・エ
ミッタ間電圧Vep(トランジスタQ、)の値を得るこ
とができる(図中、トランジスタQ8とQ L nのV
BEはキャンセルすると仮定)。また、この他に抵抗や
ダイオード、トランジスタを組み合わせて各種の電源回
路を構成できる。
また、いわゆるバンドギャップ基準電圧回路(コロナ社
「集積回路工学J (2) 23頁〜24頁参照)を適
用してVCEIを発生すれば、温度依存性、電源電圧依
存性のない、高電位・低電位出力を得ることができる。
さらに、第11図のように電源回路内にMOSトランジ
スタを直・並列に構成すれば、電源回路の消費電流をも
制御することができる。本図でφが高電位、iが低電位
であれば、Msがオン、M、がオフとなり、vC8とし
てZlとZ2のインピーダンス比で決まる所定の電位を
得る。逆にφが低電位。
1が高電位であれば、VCSはGNDの電位となり、第
4図〜第9図で述べたような電流源の電流をゼロにでき
ると共に、電源回路自身の電流もゼロに抑えることがで
きる。
以上に述べてきた実施例回路を、B1MOSデバイスを
用いた半導体メモリへ適用した例について説明する。
第12図は、半導体メモリのブロック構成図である。
第12図において、A0〜Anはアドレス入力信号、C
Eはチップイネーブル入力信号、WEはライトイネーブ
ル入力信号、Di。はデータイン入力信号、CDよ。は
比較入力信号である。またり。UTはメモリデータ出力
、 CD o u rは比較出力信号である。ブロック
ABはアドレスバッファ・デコーダである。Cは制御回
路、CAはメモリセルアレー、MAはメインアンプ、O
Bは出力バッファ、COMPは比較回路である。BiM
O8の大容量メモリでは低電力化のためアドレスバッフ
ァ・デコーダAB、制御回路Cを入出力信号切換り時の
み電源電流が流れる0MO8あるいはBiMO8回路を
用いる場合が多い。一方、メインアンプMAや出力バッ
ファOB、比較向路GOMPは、回路数も少ないので、
バイポーラトランジスタのエミッタ結合形回路を用いて
高速化することが望まれる。こうした構成ではメインア
ンプMAや出カバソファOB、比較回路COMPを制御
回路Cからの出力信号で制御する場合、これらの制御信
号は電源電圧にほぼ等しい高振幅信号なので、バイポー
ラのベースに直接入力すると、バイポーラトランジスタ
が飽和する。この時、本発明を用いれば、高振幅信号を
レベル変換せずにバイポーラ回路に入力することができ
るので、有用である。メインアンプMAは単に入力信号
を増幅する機能に加え、複数のサブアレーからの読出し
信号を、−部のアドレス入力信号を用いて選択するデー
タセレクト機能を備えたい場合がある。これは、例えば
DRAMのリフレッシュサイクルの関係で複数のワード
を同時に選ぶ場合や、あるいはメモリセル寸法に比べ行
・列デコーダやドライバの寸法が大きく、これらの出力
で複数行又は複数列のメモリセルを同時に選択する場合
があるからである。
このため複数のセルからの読出し信号の中から1つを選
ぶ必要がある。第5図あるいは第6図の回路はこれに好
適な回路でn組の入力信号の中から81〜Snで1組を
選ぶと同時に、入力信号の増幅を行うものである。また
メインアンプMAにラッチ機能を持たせたい場合がある
。DRAMの再書込みや、読出し用電力低減のためメモ
リセルの読出し期間を短くした時、それと独立に出力の
読出しデータの有効期間を延ばしたい場合がある。これ
には第9図あるいは第9図と第6図を組合せた回路が有
効である。さらにECLインタフェースB1MOSメモ
リの出カバソファ回路OBには第8図の回路を用いるこ
とができる。メインアンプMAからの出力信号をINl
、IN2に入力し、CE倍信号より、待機時または書込
み時には常時。
D 0LITに低電位出力を出すことができる。さらに
メモリセルからの読出し信号と、外部信号CDよ。
とを比較して、一致・不一致を検出したい場合がある。
この時第7図に示したように、論理比較機能を持たせた
回路COMPを用いれば、CD0UTとして比較結果を
得ることができる。その他、本発明はアドレスバッファ
・デコーダAB、制御回路Cの回路ブロックにも広く適
用可能である。
以上述べたように、本発明はBiMO8半導体メモリの
読出し系の各回路に適用することができるばかりでなく
、その他のLSIにも広汎に適用できる。その利点とし
て、高振幅信号を入力してもバイポーラトランジスタが
飽和しない上、電流供給能力の小さいMoSトランジス
タはベース電流の制御をするだけなので、バイポーラ回
路本来の高速性能を得ることができる。またLSIのそ
れ程高速性を要求されない大部分の回路を低電力のCM
o8あるいはBiMO8論理回路で構成すれば、全体と
して、高速・低電力のLSIを実現する上で、非常に有
利である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、エミッタ結合形
論理回路(ECL)を構成するバイポーラトランジスタ
のベースにMOSトランジスタを挿入し、高振幅入力は
そのMOSゲートに入力し、低振幅入力はMo8のソー
ス/ドレインを介してベースに入力することにより、バ
イポーラトランジスタは飽和しないので、本来の高速動
作を行わせることができる。このような本発明の構成は
、例えばBiMO8形集積回路のように、チップ内に電
源電圧にほぼ等しい高振幅の信号系と、1〜2v以下の
低振幅の信号系が混在し、これらをECLで同時に高速
に処理する場合に有効な回路方式である。
さらに本発明はこのようなディジタル回路に利用できる
ばかりでなく、アナログ信号処理を行うエミッタ結合形
差動増幅回路にも適用することができ、バイポーラトラ
ンジスタを非飽和で高速に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す半導体回路の原理
的構成図、第2図は本発明の第2の実施例を示す半導体
回路の構成図、第3図は本発明の第3の実施例を示す半
導体回路の構成図、第4図は本発明の第4の実施例を示
す半導体回路の構成図、第5図〜第9図は本発明をさら
に具体化した実施例を示す半導体回路の構成図、第10
図、第11図は第4図〜第9図の電流源駆動電圧を発生
するための回路例を示す図、第12図は本発明を半導体
メモリへ適用した場合の説明図、第13図は従来のエミ
ッタ結合形論理回路の構成図である。 IN1〜I N、 :入力端子、IN□1.IN、□〜
I Nnz+ I Nnz :入力端子、0UT1,0
UT2:出力端子、M1〜M4:ベース制御用MOSト
ランジスタ、M、0.M1□〜Mr112Mn2=ベー
ス制御用MOSトランジスタ、Q1〜Q6:バイポーラ
トランジスタ、Qi1tQi2〜Qnx+Qnz:バイ
ポーラトランジスタ、Q1a〜Qni:バイポーラトラ
ンジスタ、VCC:電源電位、R1−R7:抵抗、R1
3〜Rr13:抵抗。 −20= 第   1   図 第   3   図 I N a           I N 4第   
4  図 第  7  図 第   8   図 o0 第   9   図 第   l O図 第   11   図 第   12  図 A 第   13   図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、複数のバイポーラトランジスタを有し、これらのバ
    イポーラトランジスタをエミッタ結合し、該結合点から
    電流源を引いてベースからの入力信号に応じてコレクタ
    から出力信号を得る半導体回路において、電流スイッチ
    用または電流源用のバイポーラトランジスタの一部ない
    し全部のベースにMOSトランジスタのソースまたはド
    レインを接続し、該MOSトランジスタのゲートをパル
    ス電圧で制御することを特徴とする半導体回路。
JP62293356A 1987-11-20 1987-11-20 半導体回路 Pending JPH01135228A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014045112A (ja) * 2012-08-28 2014-03-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電流切り替え型回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014045112A (ja) * 2012-08-28 2014-03-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電流切り替え型回路

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