JPH01133914A - 炭素繊維強化炭素複合材料及びその製造方法 - Google Patents

炭素繊維強化炭素複合材料及びその製造方法

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JPH01133914A
JPH01133914A JP63089762A JP8976288A JPH01133914A JP H01133914 A JPH01133914 A JP H01133914A JP 63089762 A JP63089762 A JP 63089762A JP 8976288 A JP8976288 A JP 8976288A JP H01133914 A JPH01133914 A JP H01133914A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、炭素をマトリックスとして炭素繊維で強化し
た炭素繊維強化炭素複合材料及びその製造方法に関する
[従来の技術] 炭素繊維強化炭素複合材料は、C/Cコンポジットと呼
ばれ、宇宙・航空機分野で耐熱材料として使用されてい
る。このC/Cコンポジットの製造方法として、米国特
許3734797号及び420’1611号、英国特許
1360887号、並びに特開昭49−62768号及
び54−101985号並びに特公昭62−25094
号に記載のものがある。その−例においては、先ず、不
織布又は織布のプリフォーム体に、フェノール、フラン
及びエポキシ等の熱硬化性樹脂又はピッチを含浸し、又
は塗工してプリプレグ体を作成する。
次いで、このプリプレグ体を積層して多層体をつくり、
プレス成形などにより一体化した後、焼成してマトリッ
クス樹脂を炭化及び黒鉛化する。なお、必要に応じて、
この含浸と焼成とを繰り返して高密度化する。また他側
においては、不織布を面積層し、これにニードルパンチ
を施してプレフォーム体を製造し、次いで樹脂含浸し、
焼成して炭化することにより炭素繊維強化炭素複合材料
を製造している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このようにして製造されたC/Cコンポ
ジットは、元原料である不織布又は織布を構成している
繊維単体が、1000〜4000本の微細素線が集合し
た所謂トウ(長繊維、フィラメント)状となっているた
め、熱硬化性樹脂等の含浸又は塗工がトウ状の繊維単体
内部にまで浸透しないという問題点がある。このため、
炭化焼成した後、マトリックス繊維との界面にクラック
が生じて、層状の剥離及び亀裂が生じやすい。
また、強度の局所的なアンバランスが生じており、この
C/Cコンポジットを使用している際にも、層状の剥離
及び変形が生じてしまうという問題点がある。
これらの問題点を解決するために、短繊維を熱硬化性樹
脂等のマトリックス原料に混練したプリプレグ体を使用
して成形及び焼成したC/Cコンポジットが開発されて
いる。しかしながら、短繊維補強炭素材料は、繊維が占
める領域が小さく、繊維間の間隔が大きいため、絶対強
度が小さく、耐衝撃性が劣る。更に、この短繊維補強材
料はその表面に垂直の方向の強度に比して、表面に沿う
方向の強度が弱いという欠点を有している。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
積層された不織布の表面に沿う方向の強度が向上し、大
型化及び形状の複雑化という要求を満足する炭素繊維強
化炭素複合材料及びその製造方法を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る炭素繊維強化炭素複合材料は、3次元構造
であって、炭素繊維からなる強化材と、該強化材の空間
部に内在する炭素質マトリックス材と、該炭素質マトリ
ックス材中に分散され、炭素、金属及びセラミックスか
ら選択された材料からなる粉状、ウィスカ状又は短繊維
状のフィラーとを有することを特徴とする。
本発明に係る炭素繊維強化炭素複合材料の製造方法は、
合成樹脂液からなるベース液に、黒鉛粉、カーボンブラ
ック粉、炭素短繊維、黒鉛短繊維、合成樹脂粉、ピッチ
粉、メソフェーズピッチ粉、コークス粉、セラミックス
粉、金属粉、金属短繊維、Si3N4ウィスカ、SiC
ウィスカ及びセラミックス短繊維から選択された1種又
は2種以上のフィラーを添加した混合液を、炭素繊維又
は炭素繊維と有機繊維との混繊からなる不織布の表面に
被覆し、次いでこの不織布を積層した後、複数個のニー
ドルにて複数回ニードルパンチングして3次元構造のプ
リプレグ体を得ることを特徴とする。
[作用] 本発明においては、炭素繊維を含む不織布(不織布ハー
フマット原綿)上に塗布された混合液が不織布間にサン
ドイッチ状に挾まれた状態でニードルを挿入(パンチン
グ)するので、例えば、混合液がペースト状であれば、
このペースト層を不織布の厚さ方向に侵入させることが
できる。これにより、縦糸上に塗布担持されたフィラー
を板厚方向に充分な密度で分布させることができ、不織
布の内部に層状にフィラーを存在させることができる。
そして、不織布の積層界面には炭素繊維及びフィラーが
厚さ方向に配列するので、眉間剥離に対する強度が著し
く高い。なお、ニードルパンチングのパンチ数(ニード
ルの配設密度)又はニードルの分布を制御することによ
り、大型又は複雑な・形状の炭素繊維強化複合材料につ
いても、その強度及び性能を均一化させることができる
[実施例] 本願発明者等は、前述の本願発明の目的を達成すべく、
当初、不織布を層状に積層し、所謂ニードルパンチング
により層面に直交する方向に穴をあけるとともに繊維を
も厚さ方向に配設した不織布を開発した。そして、この
不織布に対し、フィラー(炭素粉、Si2 N4 、S
iCウィスカ等)を含んだ混合液を含浸させ、含浸と焼
成とを繰り返して、次のような性質があることを知見し
た。
■粉体状のフィラーをC/Cコンポジットの内部に添加
するため、このフィラーを液体でサスペンションにして
外からの含浸を試みたが、不織布のフィルター効果によ
り、フィラーは表面に付着するのみで内部へ含浸させる
ことができなかった。
■特に炭素繊維の含有量が多い不織布の場合には、ニー
ドルパンチングに対する抵抗の問題から目付量(単位面
積当りの重量で表わす)に限界があり、高密度品が得に
くい。このため、含浸、焼成するときの変形が大きく所
定寸法のものが得られなかった。
そこで、本願発明者等は、先ず、不織布の表面にフィラ
ーを含有する混合液を被覆した後、所謂ニードルパンチ
ングを実施した。これにより、フィラーが不織布の内部
に押し込まれ、厚さ方向に十分な密度で分布した。本願
発明は、このような知見に基いてなされたものである。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施例について具
体的に説明する。第1図は、実施例方法を示す模式図で
ある。不織布1は、炭素繊維又は炭素繊維と有機繊維と
の混繊でつくられている。
この不織布1の表面に混合液2を被覆した後、複数枚(
図示例は4枚)積層する。
混合液2は、合成樹脂液をベース液とし、このベース液
に、フィラーを添加しである。フィラーとしては、炭素
質マトリ4ツクスの補強材となり得る粉状、ウィスカ状
若しくは短繊維状の炭素、金属、セラミックス、合成樹
脂、又はこれらの混合物が用いられる。具体的には、例
えば、黒鉛粉、カーボンブラック粉、炭素短繊維、フェ
ノール樹脂粉、エポキシ樹脂粉、ピッチ粉、メソフェー
ズピッチ粉、コークス粉、ステンレス、ニッケル、鋼、
アルミニウム、黄銅若しくは鋳鉄等の金属粉又は金属短
繊維、Si3N4ウィスカ、SiCウィスカ及びセラミ
ックス短繊維等がある。これらのうちの1種又は2種以
上のフィラーをベース液に添加する。
不織布1は目付量が5g/m2以上であることが好まし
い。目付量が5g/m”未満では、不織布になりにくく
塗工しにくい。
混合液2はペースト状又は液状をなし、不織布1に対す
る重量比が0.5乃至300倍であることが好ましい。
この重量比が0.5未満であると、フィラーの添加効果
が不十分である。一方、重量比が300倍を超えると、
不織布本来の性能を発揮することができなくなる。
複数本のニードル4は平板状の支持体3に植設されてい
る。ニードル4は、第2図に示すように、針状のブレー
ド5と、このブレード5から側方に突出するハーブ6と
を有する。このニードル4は5本/cm2以上の配設密
度で植設することが好ましい。ニードル4の配設密度が
5本/−未満であると、炭素繊維の剛性のために、板厚
方向に延びる繊維がすべり、フィラーを板厚方向に充分
な密度で分布させることが困難である。
このニードル4を、矢印7にて示すように、不織布1の
表面に垂直に往復移動させ、積層された不織布1内にニ
ードル4群を多数回挿入(パンチング)する。不織布1
の表面には混合液2が被覆されており、不織布1間には
混合液2が挟まれて介在している。このため、不織布1
内へのニードル4のパンチングを繰り返すと、炭素繊維
がニードル4によってひきづられて不織布の平面に対し
て垂直方向に配設されると共に、不織布1の表面又は眉
間の混合液2中のフィラーが不織布1内に押し込まれる
。そして、このフィラーは、各不織布1内にその板厚方
向に延びて存在すると共に、眉間においては、第1図に
模式的に示すように、その層界面に垂直に隣接する上下
両層にまたがって存在する。
ニードルは不織布の表面に垂直に挿入するのが最も好ま
しい。しかしながら、ニードルの傾斜角度は、不織布の
表面に垂直の方向に対し、45゜の角度で傾斜した円錐
角以内であれば、本発明の効果を十分に奏する。このニ
ードルの傾斜角度が45°を超えると、挿入されたニー
ドルが不繊布の表面に沿ってすべりやすく、ニードルパ
ンチングの効果を得にくい。
次いで、必要に応じて、ニードルパンチング後の不織布
1上に他の不織布1を複数枚(例えば、4枚)積層し、
ニードル4によるパンチングを再度実施し、炭素繊維及
びフィラーを不織布1の板厚方向に分布させる。このよ
うに、混合液が塗布された不織布1の積層とニードルパ
ンチングとを繰り返すことにより、所定数の不織布1が
一体的に積層された所謂3次元構造プリプレグ体が得ら
れる。
その後、このプリプレグ体を、例えば500Kgf/c
nf以上の圧力で等方向に加圧し、高密度化する。この
等方向な加圧工程における圧力は500Kgf/c−以
上であることが好ましい。圧力が500Kgf/−未満
であると、フィラーが十分に均一化されず、性能劣化が
生ずる虞れがある。
次いで、プリプレグ体を乾燥した後、例えば、150℃
に加熱して硬化させる。その後、プリプレグ体を炭化焼
成炉に装入して、例えば、1000°Cに加熱し、炭化
焼成処理する。
このようにして製造された炭素繊維強化炭素複合材料の
マトリックス材は、主としてベース液中に含まれる合成
樹脂の炭化焼成によって得られた炭素材からなるもので
ある。前記合成樹脂としてフェノール、フラン及びエポ
キシ等の熱硬化性樹脂を用いれば炭化焼成によってガラ
ス状カーボンとなり、ベース液中にソフトカーボンであ
るグラファイト又は焼成してソフトカーボンとなるピッ
チ及び/又はコークスを含めておけば、これらが所謂ソ
フトカーボンとなり、結果として、ガラス状カーボン及
びソフトカーボンの複合カーボンからなるマトリックス
材を形成することができる。
次に、本発明方法により、実際に、C/Cコンポジット
を製造した試験結果について説明する。
【I鮭1 引張強度が300kg/−級のトウ状炭素繊維と、ポリ
エステル繊維とを80 : 20の重量比でカード機に
通し、不織布を作成した。この不織布を所定の形状に切
断して幅が100mm、長さが200mmの不織布を得
た。次いで、この不織布を台上にならべ、下記第1表に
示す配合比のペースト(No。
1〜N0.3)を塗布した。
第1表 そして、ペーストを塗布しつつ不織布を積層し、積層の
都度ニードルパンチングを10本/ cnfになるよう
に施した。なお、不織布は20層積層した。
このプリプレグを150℃に40分間加熱して硬化処理
した後、炭化焼成炉で1ooo’cに5時間加熱して焼
成し、比重が1.5g/cnf、気孔率が10%のC/
Cコンポジットを得た。なお、不織布の目付量は200
g/m2である。
得られたC/Cコンポジットの物性値を下記第2表に示
す。
第2表 但し、単位は密度がg/crd、各種強度がkgf/a
ntである。
この第1表から明らかなように、本発明混合液■■■の
いずれかのペーストを塗布した場合には、高密度であり
、曲げ強度及び圧縮強度が高いと共に、積層界面に沿う
方向の圧縮強度が極めて高い。
更に、SAE  J661の方法によるブレーキ試験結
果からは表中混合液■よりも混合液■の方が、また混合
液■よりも混合液■の方が摺動特性が優れていることが
判明した。このC/Cコンポジットは、層状剥離、膨れ
及び亀裂のいずれも発生しなかった。
実情1舛3− 炭素繊維とポリ塩化ビニル有機繊維とを90=10の重
量比で配合し、不織布を作成した。その大きさは実施例
1と同一である。この不織布を10個/ cniのパン
チング数で、混合液(実施例1の混合液■〜■)の塗布
とパンチングとを繰り返し、20層の不織布を積層した
。硬化処理条件及び炭化焼成条件は実施例1と同様であ
る。このようにして得られたC/Cコンポジットの物性
値を下記第3表に示す。
第3表 この実施例においても、同様に、剥離強度が著しく高く
、高密度且つ高強度のC/Cコンポジットが得られた。
また、層状剥離、膨れ及び亀裂は発生しなかった。
及1鰻工 炭素繊維とポリ塩化ビニル有機繊維とが90=10の不
織布(サイズ:100a+w+X100mm、重iL:
100g>を20枚に分割し、フェノール樹脂粉100
gをフルフリルアルコール100gに溶解させ、この溶
液にグラファイト粉50g、CFミルド10gを混合し
た。このペーストを積層された不織布間に介装し、数枚
単位でニードルパンチングを5回/ crd以上実施し
、全枚数が終了した後上下端にペーストを塗り仕上げる
。このサンプルを2000 Kgf/cnfでCIP(
冷間静水圧加工〉処理した後、100°C以下の低温度
で3日間乾燥させる。乾燥後、180℃及び50 Kg
f/cXdの条件でプレス成形し、500℃までを10
°C/時以下、1000℃以上までを30℃/時の昇温
速度で非酸化性雰囲気下で焼成し、C/Cコンポジット
を得た。同様にペーストの配合を第4表の如く変えて第
5表に示す結果を得た。
第5表 比較例 実施例2と同様の不織布を20層積層し、パンチングせ
ずに実施例2と同一の条件で硬化処理及び炭化焼成処理
した。
その結果、得られなC/Cコンポジットの物性値は下記
第6表のとおりであり、いずれの特性も実施例1,2よ
り低い。
第6表 また、混合液■を塗布したものは、使用時に剥離及び亀
裂が発生し、更に、混合液■、■を塗布したものは、製
造過程で剥離及び亀裂が発生した。
[発明の効果] 本発明によれば、不織布の内部及び眉間にその厚さ方向
に粉末状、繊維状又はウィスカ状のフィラーを添加する
ことができるから、表面に沿う方向の強度が著しく高い
炭素繊維強化炭素複合材料を製造することができる。ま
た、摺動特性面においては、これらの粉末、フィラーの
添加量によって性能を向上させることができる。更に、
本発明は、複数本のニードルを不織布内に挿入すること
により、各不織布を一体化するがら、強化繊維と、マト
リックス材との間の均一性が良く、複雑な形状の複合材
料又は大型構造物を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例方法を説明する模式図、第2図
はニードルの構造を示す模式図である。 1;不織布、2;混合液、4;ニードル、5;ブレード
、6;ハーブ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)3次元構造であって、炭素繊維からなる強化材と
    、該強化材の空間部に内在する炭素質マトリックス材と
    、該炭素質マトリックス材中に分散され、炭素、金属及
    びセラミックスから選択された材料からなる粉状、ウィ
    スカ状又は短繊維状のフィラーとを有することを特徴と
    する炭素繊維強化炭素複合材料。
  2. (2)前記炭素質マトリックス材が、ガラス状カーボン
    とソフトカーボンとから構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の炭素繊維強化炭素複合材料。
  3. (3)前記フィラーが、黒鉛粉、カーボンブラック粉、
    炭素短繊維、黒鉛短繊維、コークス粉、金属粉、金属短
    繊維、セラミックス粉、セラミックスウィスカ及びセラ
    ミックス短繊維から選択された1種又は2種以上の材料
    から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    炭素繊維強化炭素複合材料。
  4. (4)前記強化材に対する前記フィラーの重量%比が0
    .5乃至300であることを特徴とする請求項1に記載
    の炭素繊維強化炭素複合材料。
  5. (5)合成樹脂液からなるベース液に、黒鉛粉、カーボ
    ンブラック粉、炭素短繊維、黒鉛短繊維、合成樹脂粉、
    ピッチ粉、メソフェーズピッチ粉、コークス粉、セラミ
    ックス粉、金属粉、金属短繊維、Si_3N_4ウィス
    カ、SiCウィスカ及びセラミックス短繊維から選択さ
    れた1種又は2種以上のフィラーを添加した混合液を、
    炭素繊維又は炭素繊維と有機繊維との混繊からなる不織
    布の表面に塗工又はスプレーにて被覆し、次いでこの不
    織布を積層した後、複数個のニードルにて複数回ニード
    ルパンチングしてプリプレグ体を得ることを特徴とする
    炭素繊維強化炭素複合材料の製造方法。
  6. (6)前記プリプレグ体を、加圧、乾燥、熱硬化、重合
    、炭化及び不融化の少なくとも一つの工程により炭化焼
    成することを特徴とする請求項5に記載の炭素繊維強化
    炭素複合材料の製造方法。
  7. (7)前記ニードルパンチングの密度は5本/cm^2
    以上であることを特徴とする請求項5に記載の炭素繊維
    強化炭素複合材料の製造方法。
  8. (8)前記不織布の目付量が5g/m^2以上であり、
    前記混合液はペースト状又は液状であり、不織布に対す
    る重量比が0.5乃至300倍であることを特徴とする
    請求項5に記載の炭素繊維強化炭素複合材料の製造方法
  9. (9)前記加圧工程は積層された複数個のプリプレグ体
    を、500kgf/cm^2以上の圧力にて等方的に加
    圧することを特徴とする請求項5に記載の炭素繊維強化
    炭素複合材料の製造方法。
  10. (10)焼成後において、炭素繊維の周囲にガラス状の
    炭素が存在し、残余の領域をソフトカーボンが占めるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の炭素繊維強化炭素複合
    材料の製造方法。
  11. (11)前記炭素繊維の量が有機繊維の量の1乃至99
    倍の混織布を使用することを特徴とする請求項5に記載
    の炭素繊維強化炭素複合材料の製造方法。
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