JPH01133874A - リング状物品梱包構造 - Google Patents
リング状物品梱包構造Info
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- JPH01133874A JPH01133874A JP62289732A JP28973287A JPH01133874A JP H01133874 A JPH01133874 A JP H01133874A JP 62289732 A JP62289732 A JP 62289732A JP 28973287 A JP28973287 A JP 28973287A JP H01133874 A JPH01133874 A JP H01133874A
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Landscapes
- Packages (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ、産業上の利用分野
本発明はリング状物品(例えばパンケーキと称される磁
気テープ巻回体)梱包構造に関するものである。
気テープ巻回体)梱包構造に関するものである。
口、従来技術
テープカセント等に装填される磁気テープは、その製造
の過程で、芯材としてのハブの周りに所定の張力で巻回
され、一定の径のパンケーキとして保管、輸送される。
の過程で、芯材としてのハブの周りに所定の張力で巻回
され、一定の径のパンケーキとして保管、輸送される。
第8図、第9図は、従来使用されているパンケーキ輸送
用トレイ28を示すものである。
用トレイ28を示すものである。
このトレイ28は、はぼ正八角形状の発泡ポリスチレン
製のトレイ本体22と、このトレイ本体のパンケーキ収
容域23と、トレイ本体両面に夫々被着(貼着)されて
いる発泡ポリエチレン製のリング状クツション材25及
び26とを夫々有している。また、トレイ本体22の中
心部には円形突起27が設けられていて、この突起の周
囲に第6図の如くにパンケーキ(磁気テープ3をハブ4
に巻回したもの)2がクツション材25上に収容される
。
製のトレイ本体22と、このトレイ本体のパンケーキ収
容域23と、トレイ本体両面に夫々被着(貼着)されて
いる発泡ポリエチレン製のリング状クツション材25及
び26とを夫々有している。また、トレイ本体22の中
心部には円形突起27が設けられていて、この突起の周
囲に第6図の如くにパンケーキ(磁気テープ3をハブ4
に巻回したもの)2がクツション材25上に収容される
。
そして、輸送若しくは保管に際しては、第9図に示すよ
うにして複数のトレイ28を上下に積み重ねる(但し、
図面には2段のトレイのみ示した。)が、パンケーキ2
は上下のトレイの各クツション材26−25間に挟持さ
れた状態となる。
うにして複数のトレイ28を上下に積み重ねる(但し、
図面には2段のトレイのみ示した。)が、パンケーキ2
は上下のトレイの各クツション材26−25間に挟持さ
れた状態となる。
しかしながら、かかるパンケーキ梱包構造は、各パンケ
ーキをそれぞれ輸送用トレイに収納するものであるため
、多数のトレイが必要であり、輸送等のコストが高く、
特にトレイ本体の製造費、維持費等が高くつく。また、
輸送、保管時のパンケーキの収容、取り出しの操作が煩
雑であり、手間がかかる。
ーキをそれぞれ輸送用トレイに収納するものであるため
、多数のトレイが必要であり、輸送等のコストが高く、
特にトレイ本体の製造費、維持費等が高くつく。また、
輸送、保管時のパンケーキの収容、取り出しの操作が煩
雑であり、手間がかかる。
ハ2発明の目的
本発明の目的は、構造が簡素でコストダウンを図ること
ができ、輸送、保管時等の取り扱いが容易で、輸送、保
管のコストを大幅に低減でき、軽量であってかつ輸送性
にも優れ、更に信頼性良(梱包が可能なリング状物品梱
包構造を提供することである。
ができ、輸送、保管時等の取り扱いが容易で、輸送、保
管のコストを大幅に低減でき、軽量であってかつ輸送性
にも優れ、更に信頼性良(梱包が可能なリング状物品梱
包構造を提供することである。
二0発明の構成
即ち、本発明は、主面同士が互いに相隣接した状態で複
数のリング状物品を所定方向に配列してなるリング状物
品配列体の中心孔を貫通するコア部材と;前記リング状
物品配列体の両端を前記所定方向に沿って互いに逆方向
に押圧する押え部材と;前記コア部材と前記押え部材と
を相対的に位置固定する固定手段とを有し、前記押え部
材の中心部に一体に設けられた突起が前記リング状物品
の芯材に接触するように構成したリング状物品梱包構造
に係るものである。
数のリング状物品を所定方向に配列してなるリング状物
品配列体の中心孔を貫通するコア部材と;前記リング状
物品配列体の両端を前記所定方向に沿って互いに逆方向
に押圧する押え部材と;前記コア部材と前記押え部材と
を相対的に位置固定する固定手段とを有し、前記押え部
材の中心部に一体に設けられた突起が前記リング状物品
の芯材に接触するように構成したリング状物品梱包構造
に係るものである。
また、本発明は、主面同士が互いに相隣接した状態で複
数のリング状物品を所定方向に配列してなるリング状物
品配列体の中心孔を貫通するコア部材と;前記リング状
物品配列体の両端を前記所定方向に沿って互いに逆方向
に押圧する押え部材と;前記コア部材と前記押え部材と
を相対的に位置固定する固定手段とを有し、前記押え部
材の中心部と前記リング状物品の芯材との間に空の芯材
が配されているリング状物品梱包構造も提供するもので
ある。
数のリング状物品を所定方向に配列してなるリング状物
品配列体の中心孔を貫通するコア部材と;前記リング状
物品配列体の両端を前記所定方向に沿って互いに逆方向
に押圧する押え部材と;前記コア部材と前記押え部材と
を相対的に位置固定する固定手段とを有し、前記押え部
材の中心部と前記リング状物品の芯材との間に空の芯材
が配されているリング状物品梱包構造も提供するもので
ある。
ホ、実施例
以下、本発明の詳細な説明する。
第1図〜第5図は第1の実施例を示すものである。この
例によれば複数のパンケーキ2は、それぞれハブ4の端
面4a同士がそれぞれ互いに相接した状態で、第2図の
ように上下方向に配列されており、パンケーキ配列体1
0をなしている。このとき、磁気テープ3の外周面3b
は図において上下方向に位置を合わせられ、隣接したパ
ンケーキ2同士の間では、磁気テープ3の側面3aが、
間隙8を挟んで互いに対向せしめられている。
例によれば複数のパンケーキ2は、それぞれハブ4の端
面4a同士がそれぞれ互いに相接した状態で、第2図の
ように上下方向に配列されており、パンケーキ配列体1
0をなしている。このとき、磁気テープ3の外周面3b
は図において上下方向に位置を合わせられ、隣接したパ
ンケーキ2同士の間では、磁気テープ3の側面3aが、
間隙8を挟んで互いに対向せしめられている。
パンケーキ2又はパンケーキ配列体10の中心孔5には
、円柱状又は円筒状のコア部材6が貫通せしめられ、パ
ンケーキ2を径方向に位置固定している。コア部材6の
端部6a、6bはパンケーキ配列体10の貫通孔5から
突き出ている。端部6a、6bはそれぞれ、円板状の押
え部材(板)7に設けられた孔7aへと嵌め込まれ、コ
ア部材6と押え部材7とは互いに固定される。この状態
で押え部材7はパンケーキ配列体10を挟み込み、両端
面10a、10bをそれぞれ内側へと押圧している。
、円柱状又は円筒状のコア部材6が貫通せしめられ、パ
ンケーキ2を径方向に位置固定している。コア部材6の
端部6a、6bはパンケーキ配列体10の貫通孔5から
突き出ている。端部6a、6bはそれぞれ、円板状の押
え部材(板)7に設けられた孔7aへと嵌め込まれ、コ
ア部材6と押え部材7とは互いに固定される。この状態
で押え部材7はパンケーキ配列体10を挟み込み、両端
面10a、10bをそれぞれ内側へと押圧している。
そして、この状態で、両端の押え部材7−7間が、夫々
の外周に4箇所ずつ設けられたバンド掛は用の凹部(但
し、図面では図示省略した。)にてプラスチック製のバ
ンド12を例えば直角に交差するように掛は渡すことに
よって、互いに堅固に結合若しくは結束せしめられてい
る。
の外周に4箇所ずつ設けられたバンド掛は用の凹部(但
し、図面では図示省略した。)にてプラスチック製のバ
ンド12を例えば直角に交差するように掛は渡すことに
よって、互いに堅固に結合若しくは結束せしめられてい
る。
この場合、第1図、第3図に示す如く、押え部材7の内
面側(即ち、パンケーキ2との対向面側)の中央部には
リング状の突起14がボス部として一体に成形されてお
り、この突起14がパンケーキ2のハブ4に接触するよ
うになっている。この突起14の径はハブ4と同−又は
小さく形成されている。また、押え部材7は発泡スチロ
ール等により成形できる。またコア部材6は塩化ビニル
樹脂、紙等により製造できる。また、バンド12はポリ
プロピレン等の各種樹脂で作製してよい。
面側(即ち、パンケーキ2との対向面側)の中央部には
リング状の突起14がボス部として一体に成形されてお
り、この突起14がパンケーキ2のハブ4に接触するよ
うになっている。この突起14の径はハブ4と同−又は
小さく形成されている。また、押え部材7は発泡スチロ
ール等により成形できる。またコア部材6は塩化ビニル
樹脂、紙等により製造できる。また、バンド12はポリ
プロピレン等の各種樹脂で作製してよい。
そして、バンド12による締め付けによって、両押え部
材7は第3図の一点鎖線のように内向きに変形(湾曲)
せしめられるが、原形では上記したように一定高さ(例
えば3B又はそれ以上)の突起14を設けているために
、押え部材の内面13がパンケーキ2の側面2aに接触
することが避けられる。即ち、図示のように、湾曲後に
内面13と側面2aとの間には一定の間隙18が確保さ
れることになる。
材7は第3図の一点鎖線のように内向きに変形(湾曲)
せしめられるが、原形では上記したように一定高さ(例
えば3B又はそれ以上)の突起14を設けているために
、押え部材の内面13がパンケーキ2の側面2aに接触
することが避けられる。即ち、図示のように、湾曲後に
内面13と側面2aとの間には一定の間隙18が確保さ
れることになる。
なお、上記において、各パンケーキ間にはリング状クツ
ション材(図示せず)を配してよい。また、パンケーキ
配列体の両端(即ち、押え部材7との間)には同様のリ
ング状クツション材を配する必要はないが、配した場合
でも上記した変形によってもパンケーキ端面が過度に押
圧力を受けない。
ション材(図示せず)を配してよい。また、パンケーキ
配列体の両端(即ち、押え部材7との間)には同様のリ
ング状クツション材を配する必要はないが、配した場合
でも上記した変形によってもパンケーキ端面が過度に押
圧力を受けない。
また、このバンドによる結束後、全体が第4図のように
、ポリプロピレン、ポリエチレン等の各種樹脂からなる
いわゆるシュリンクフィルムと呼ばれるフィルム9によ
って被覆、包装され、梱包がより完全なものとなってい
る。即ち、シュリンクフィルム9により梱包構造の外側
を単に包んだ段階ではシュリンクフィルムと梱包構造と
の間に若干の間隙が存在するが、この後、シュリンクフ
ィルム9に加熱処理を施すと、第4図に実線で示すよう
にシュリンクフィルムが収縮し、またバンド12と共に
押え部材7を外側から更に押圧するのである。これによ
り梱包がより完全となり、また水濡れ等から内部を保護
する効果もある。磁気テープ3の位置決めは良好であり
、また衝撃等から磁気テープを保護でき、その損傷を防
止できる。
、ポリプロピレン、ポリエチレン等の各種樹脂からなる
いわゆるシュリンクフィルムと呼ばれるフィルム9によ
って被覆、包装され、梱包がより完全なものとなってい
る。即ち、シュリンクフィルム9により梱包構造の外側
を単に包んだ段階ではシュリンクフィルムと梱包構造と
の間に若干の間隙が存在するが、この後、シュリンクフ
ィルム9に加熱処理を施すと、第4図に実線で示すよう
にシュリンクフィルムが収縮し、またバンド12と共に
押え部材7を外側から更に押圧するのである。これによ
り梱包がより完全となり、また水濡れ等から内部を保護
する効果もある。磁気テープ3の位置決めは良好であり
、また衝撃等から磁気テープを保護でき、その損傷を防
止できる。
また、各パンケーキ2間は直接(磁気テープ同士が)接
し合っていないので、相互の当接によってテープが損傷
されることもない。
し合っていないので、相互の当接によってテープが損傷
されることもない。
上記のようなパンケーキ梱包構造によれば、構造が簡素
で、押え部材等の各部品の製造も容易なことからコスト
ダウンを図ることができ、梱包の作業が容易で輸送、保
管時の取扱いが簡略であり、従って、輸送、保管のコス
トも低く、また構造が簡素なことから軽量であって、な
おかつ輸送性も良好である。
で、押え部材等の各部品の製造も容易なことからコスト
ダウンを図ることができ、梱包の作業が容易で輸送、保
管時の取扱いが簡略であり、従って、輸送、保管のコス
トも低く、また構造が簡素なことから軽量であって、な
おかつ輸送性も良好である。
しかも、上記のバンド12による締め付は時に、第3図
の如くに押え部材7が変形しても、その内面13はパン
ケーキ側面2aとは接触若しくは接当しないので、磁気
テープ3の側面が損傷されることがない。また、これは
、押え部材7に突起14を一体成形するのみで実現でき
るためにコストも増えることはない。
の如くに押え部材7が変形しても、その内面13はパン
ケーキ側面2aとは接触若しくは接当しないので、磁気
テープ3の側面が損傷されることがない。また、これは
、押え部材7に突起14を一体成形するのみで実現でき
るためにコストも増えることはない。
これに反し、第5図に実線で示すように押え部材7が上
述の如き突起14がなく、原形時にパンケーキ2に近接
した状態であれば、−点鎖線の如くにバンド12による
湾曲が生じたときに、パンケーキ側面2aに押え部材7
が接触し、テープが損傷される。
述の如き突起14がなく、原形時にパンケーキ2に近接
した状態であれば、−点鎖線の如くにバンド12による
湾曲が生じたときに、パンケーキ側面2aに押え部材7
が接触し、テープが損傷される。
なお、バンド12の使用によって、押え部材7−7間を
結束せしめ、シュリンクフィルム9による包装を更に十
分堅固なものとすることができる。
結束せしめ、シュリンクフィルム9による包装を更に十
分堅固なものとすることができる。
従って、梱包が安定化することになる。
なお、押え部材7の上面又は下面には、リング状の溝2
0を設けたので、第4図に示すように床面又は支持面2
4からの運搬時に指15又は手で把持し易く、持ち運び
に便利である。これは、第2図の如きバンド12による
締め付は後も同様である。
0を設けたので、第4図に示すように床面又は支持面2
4からの運搬時に指15又は手で把持し易く、持ち運び
に便利である。これは、第2図の如きバンド12による
締め付は後も同様である。
次に、第6図及び第7図について、本発明の他の実施例
を説明する。
を説明する。
この例では、基本的な梱包構造は上述したものと同様で
はあるが、両端側の各押え部材7の中心部と両端の各パ
ンケーキ2のハブ4との間に、空のハブ4が挟着保持さ
れていることが特徴的である。即ち、これらの空のハブ
4(磁気テープ3を巻回していない芯材)によって、押
え部材7の内面13とパンケーキ側面2aとの間には十
分な間隙が存在するため、バンド12による締め付けに
よっても変形した押え部材7はパンケーキ2に接触する
ことはなく、磁気テープの損傷が生じることはない。し
かも、空のハブ4を両端に配するのみでよいから、通常
のハブをそのまま用いればよいことの外に、押え部材7
も通常のものを使用可能であって何らの加工も要しない
ため、製造コストは一層低減することになり、組み立て
も簡単である。
はあるが、両端側の各押え部材7の中心部と両端の各パ
ンケーキ2のハブ4との間に、空のハブ4が挟着保持さ
れていることが特徴的である。即ち、これらの空のハブ
4(磁気テープ3を巻回していない芯材)によって、押
え部材7の内面13とパンケーキ側面2aとの間には十
分な間隙が存在するため、バンド12による締め付けに
よっても変形した押え部材7はパンケーキ2に接触する
ことはなく、磁気テープの損傷が生じることはない。し
かも、空のハブ4を両端に配するのみでよいから、通常
のハブをそのまま用いればよいことの外に、押え部材7
も通常のものを使用可能であって何らの加工も要しない
ため、製造コストは一層低減することになり、組み立て
も簡単である。
以上、本発明を例示したが、上述の例は本発明の技術的
思想に基づいて更に変形が可能である。
思想に基づいて更に変形が可能である。
例えば、上述のバンド12の掛は方は上述以外にも1本
のみ掛けるようにしてもよい。また、バンド以外にもヒ
モ、チエイン等、或いは他の結合部材を用いることもで
きる。また、押え部材7の内面形状(特にリング状突起
)は上述したものに限ることはなく、変形後にパンケー
キ側面に接触しないための有効な形状であればよい。突
起もリング状に連続していなくてもよく、間欠的に存在
してもよい。
のみ掛けるようにしてもよい。また、バンド以外にもヒ
モ、チエイン等、或いは他の結合部材を用いることもで
きる。また、押え部材7の内面形状(特にリング状突起
)は上述したものに限ることはなく、変形後にパンケー
キ側面に接触しないための有効な形状であればよい。突
起もリング状に連続していなくてもよく、間欠的に存在
してもよい。
上述の例はバンド12の使用を前提に説明したが、場合
によっては、バンド12なしでシュリンクフィルム9の
みで固定することができるが、この場合でもシュリンク
フィルム9による圧力で押え部材7が上述したと同様に
湾曲することがある。
によっては、バンド12なしでシュリンクフィルム9の
みで固定することができるが、この場合でもシュリンク
フィルム9による圧力で押え部材7が上述したと同様に
湾曲することがある。
従って、この場合にも本発明を適用することができる。
また、シュリンクフィルム以外の包装フィルムを用いる
ことができる。また、押え部材7とコア部材6とを相対
的に位置決めするのは、両者を嵌め合わせる方法、接着
等でも良い。押え部材、コア部材の寸法、形状等は種々
であってよい。コア部材6は円筒状である必要はなく、
円柱状であってもよい。また、断面円形でなくともよく
、例えば断面三角形、四辺形、足型等であってよいが、
要は中心孔5の内周面に内接して安定な位置決めができ
、パンケーキ2がぐらつかないような形状が好ましい。
ことができる。また、押え部材7とコア部材6とを相対
的に位置決めするのは、両者を嵌め合わせる方法、接着
等でも良い。押え部材、コア部材の寸法、形状等は種々
であってよい。コア部材6は円筒状である必要はなく、
円柱状であってもよい。また、断面円形でなくともよく
、例えば断面三角形、四辺形、足型等であってよいが、
要は中心孔5の内周面に内接して安定な位置決めができ
、パンケーキ2がぐらつかないような形状が好ましい。
パンケーキ配列体の中心孔の形状、寸法等も種々であっ
てよい。本発明は、パンケーキ以外の他のリング状物品
の梱包にも適用可能である。
てよい。本発明は、パンケーキ以外の他のリング状物品
の梱包にも適用可能である。
へ0発明の作用効果
本発明は上述の如く、リング状物品配列体の中心孔を貫
通するコア部材と:前記リング状物品配列体の両端を前
記所定方向に沿って互いに逆方向に押圧する押え部材と
;前記コア部材と前記押え部材とを相対的に位置固定す
る固定手段とを有しているので、多数のリング状物品を
一体として梱包でき、構造が簡素で製造もより容易であ
って大幅なコストダウンを図ることができ、軽量であっ
て輸送に適し、輸送、保管時等の梱包、間色の操作が単
純で取扱いが容易であり、かつ梱包自体も十二分に行わ
れて輸送性にも優れている。
通するコア部材と:前記リング状物品配列体の両端を前
記所定方向に沿って互いに逆方向に押圧する押え部材と
;前記コア部材と前記押え部材とを相対的に位置固定す
る固定手段とを有しているので、多数のリング状物品を
一体として梱包でき、構造が簡素で製造もより容易であ
って大幅なコストダウンを図ることができ、軽量であっ
て輸送に適し、輸送、保管時等の梱包、間色の操作が単
純で取扱いが容易であり、かつ梱包自体も十二分に行わ
れて輸送性にも優れている。
しかも、押え部材の中心部に設けた突起、又は空の芯材
によって、上記固定手段による固定時に変形した押え部
材がリング状物品に接触しないようにできるので、同物
品が接当によって損傷等を受けることはなく、信頼性良
く梱包を行うことができる。
によって、上記固定手段による固定時に変形した押え部
材がリング状物品に接触しないようにできるので、同物
品が接当によって損傷等を受けることはなく、信頼性良
く梱包を行うことができる。
第1図〜第7図は本発明の実施例を示すものであって・
第1図はパンケーキ梱包構造の分解斜視図、第2図は同
正面図、 第3図はバンドを掛ける前後の状況を示すパンケーキ梱
包構造の正面図、 第4図は第1図のIV−It/線に沿う同梱包構造の一
部断面図、 第5図は比較のために示したパンケーキ梱包構造の正面
図、 第6図は他の例によるパンケーキ梱包構造の分解斜視図
、 第7図は同梱包構造の正面図 である。 第8図は従来のパンケーキ輸送用トレイを示す斜視図、
第9図は第8図のIX−IX線断面図(但し、パンケー
キを収容している状態を示す。)である。 なお、図面に示す符号において、 1 ・・・・梱包構造 2 ・・・・パンケーキ 3 ・・・・磁気テープ 4 ・・・・ハブ(芯材) 6 ・・・・コア部材 7 ・・・・押え部材 8.18・・・・間隙 9 ・・・・シュリンクフィルム 10・・・・パンケーキ配列体 12・・・・バンド 13・・・・内面 14・・・・突起 である。 代理人 弁理士 逢 坂 宏
正面図、 第3図はバンドを掛ける前後の状況を示すパンケーキ梱
包構造の正面図、 第4図は第1図のIV−It/線に沿う同梱包構造の一
部断面図、 第5図は比較のために示したパンケーキ梱包構造の正面
図、 第6図は他の例によるパンケーキ梱包構造の分解斜視図
、 第7図は同梱包構造の正面図 である。 第8図は従来のパンケーキ輸送用トレイを示す斜視図、
第9図は第8図のIX−IX線断面図(但し、パンケー
キを収容している状態を示す。)である。 なお、図面に示す符号において、 1 ・・・・梱包構造 2 ・・・・パンケーキ 3 ・・・・磁気テープ 4 ・・・・ハブ(芯材) 6 ・・・・コア部材 7 ・・・・押え部材 8.18・・・・間隙 9 ・・・・シュリンクフィルム 10・・・・パンケーキ配列体 12・・・・バンド 13・・・・内面 14・・・・突起 である。 代理人 弁理士 逢 坂 宏
Claims (2)
- 1.主面同士が互いに相隣接した状態で複数のリング状
物品を所定方向に配列してなるリング状物品配列体の中
心孔を貫通するコア部材と;前記リング状物品配列体の
両端を前記所定方向に沿って互いに逆方向に押圧する押
え部材と;前記コア部材と前記押え部材とを相対的に位
置固定する固定手段とを有し、前記押え部材の中心部に
一体に設けられた突起が前記リング状物品の芯材に接触
するように構成したリング状物品梱包構造。 - 2.主面同士が互いに相隣接した状態で複数のリング状
物品を所定方向に配列してなるリング状物品配列体の中
心孔を貫通するコア部材と;前記リング状物品配列体の
両端を前記所定方向に沿って互いに逆方向に押圧する押
え部材と;前記コア部材と前記押え部材とを相対的に位
置固定する固定手段とを有し、前記押え部材の中心部と
前記リング状物品の芯材との間に空の芯材が配されてい
るリング状物品梱包構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62289732A JPH01133874A (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | リング状物品梱包構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62289732A JPH01133874A (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | リング状物品梱包構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01133874A true JPH01133874A (ja) | 1989-05-25 |
Family
ID=17747036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62289732A Pending JPH01133874A (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | リング状物品梱包構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01133874A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005029393A (ja) * | 2004-10-27 | 2005-02-03 | Sekisui Jushi Co Ltd | 輸送用保護板 |
WO2009081622A1 (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-02 | Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | カバーテープのレコード巻体の包装方法および包装体 |
US8180681B2 (en) | 2003-08-05 | 2012-05-15 | Intraware, Inc. | Automated entitlement management method and apparatus for capturing maintenance renewals revenues |
-
1987
- 1987-11-17 JP JP62289732A patent/JPH01133874A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8180681B2 (en) | 2003-08-05 | 2012-05-15 | Intraware, Inc. | Automated entitlement management method and apparatus for capturing maintenance renewals revenues |
JP2005029393A (ja) * | 2004-10-27 | 2005-02-03 | Sekisui Jushi Co Ltd | 輸送用保護板 |
WO2009081622A1 (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-02 | Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | カバーテープのレコード巻体の包装方法および包装体 |
US8453421B2 (en) | 2007-12-26 | 2013-06-04 | Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Method of packaging record rolls of cover tape and package |
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