JPH0113262Y2 - - Google Patents

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JPH0113262Y2
JPH0113262Y2 JP1984107397U JP10739784U JPH0113262Y2 JP H0113262 Y2 JPH0113262 Y2 JP H0113262Y2 JP 1984107397 U JP1984107397 U JP 1984107397U JP 10739784 U JP10739784 U JP 10739784U JP H0113262 Y2 JPH0113262 Y2 JP H0113262Y2
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JP
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guide rail
hammer
pin
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lever
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JP1984107397U
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JPS6123064U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、各種ガス燃焼器具等の点火装置と
して用いられる圧電装置の操作機構に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の操作機構は、圧電素子を打撃す
るハンマを操作軸に備えた作動腕等で直接引掛け
バネに抗して圧電素子から引き離し、一定ストロ
ーク移動後その引掛けを外してハンマをバネの反
発力で圧電素子に衝突させている。したがつて、
その操作力にバネの圧縮力に相当する力、すなわ
ち、第4図の始点F3→終点F4なる力を要し、バ
ネ抵抗=操作力となつてバネの縮圧荷重が直接手
にかかるため操作性が悪く、その操作力の軽減の
要望は極めて高い。
〔考案の目的〕
この考案は、始点から終点に至るに従い操作力
が次第に増大する従来のものと異なり、始点から
終点に至るに従いその操作力は次第に減少し、か
つ、始点における操作力を従来の最大操作力より
小さくして操作力の著しい軽減を図つて操作性を
高めたことを目的とする圧電装置の操作機構を提
供するものである。
〔考案の構成〕
その構成は、圧電素子11とハンマ7を内装し
た圧電装置Dの外側面にハンマ移動方向に装架し
た案内レール1と、該案内レール1のハンマ側の
先端に一端をピン2で揺動自由に枢支して該ピン
2を中心に揺動する梃子杆3と、一端の作動点が
前記案内レール1上を移動し他端は前記梃子杆3
にピン4で枢支せるリンク5とで三角形状を形成
し、該リンク5の作動点をピン2を中心とするピ
ン4の回動軌跡より内方に位置させて案内レール
1に滑動可能に接しめ、かつ、該リンク5の先端
に係合爪6を設け、該係合爪6を圧電装置Dのハ
ンマ7に設けた係合部8に係脱可能に関連させ
て、梃子杆3の押圧操作によりリンク5の先端係
合爪6で圧電装置Dのハンマ7をバネ9に抗して
押動するようにした圧電装置の操作機構の考案に
係るものである。
〔実施例〕
以下この考案による圧電装置の操作機構の一実
施例を図面に基づき具体的に説明する。
第1図及び第2図において、Dは圧電装置で、
固定枠10内の一側に圧電素子11を固定し、そ
の他側にはハンマ7を該圧電素子11と同一軸心
を保つて進退移動が自由に行えるよう備え、該ハ
ンマ7をバネ9により圧電素子11側へ付勢せし
めている。また、ハンマ7は固定枠10の両側内
面に対設したガイドレール12,12にハンマ7
の両側に穿つたガイド溝13,13を遊嵌して圧
電素子11と同一軸心を保つて直線的に進退移動
できるようになつている。
14は高電圧を電極に導く電線である。1は上
記圧電装置Dの固定枠10上のハンマ移動方向に
装架せしめた案内レールで、その一側に後述のリ
ンク5の一端の作動点が移動するカム面1aを備
えている。該カム面1aは水平面1a′と傾斜面1
a″とからなつている。3は上記案内レール1のハ
ンマ側の先端に一端をピン2で枢支して該ピン2
を中心に揺動する梃子杆、5は一端の作動点が前
記案内レール1のカム面1aをコロ15を介して
移動し、他端は前記梃子杆3にピン4で枢支した
リンクで、このリンク5と案内レール1及び梃子
杆3でO,A,Bなる三角形を形成し、該リンク
5の作動点をピン2を中心とするピン4の回動軌
跡より内方に位置させて案内レール1上に滑動可
能に接しめている。6は上記リンク5の先端に設
けた係合爪で、圧電装置Dのハンマ7に備えた係
合部例えば係合凸片8に係脱可能に関連せしめて
いる。係合凸片8に対する係合爪6の係脱は、梃
子杆3をピン2を支点として一定のストロークだ
け押し下げることによりリンク5の一端の作動点
がコロ15を介してカム面1aの水平面1a′に沿
つて水平方向にピン2側へ一定のストロークだけ
移動した後、傾斜面1a″で若干上方へ移動するか
ら、係合爪6でハンマ7をバネ9に抗して図示左
方向へ一定のストロークlだけ押動して圧電素子
から引離した後バネ9の反発力で圧電素子11に
勢いよく衝突するものである。また、梃子杆3を
持ち上げて元位置へ戻すと、係合爪6は自重でハ
ンマ7上を滑動し係合凸片8に係合され次の操作
に備えるものである。なお、カム面1aが水平面
1a′だけであつても梃子杆3の押し下げストロー
クが大きくなるとリンク5のカム面1aを支点と
する傾斜角度が緩やかになるため係合凸片8に対
する係合爪6の係合は外れるからカム面1aにお
ける傾斜面1a″は必ずしも必要でないが、実施例
は梃子杆3の押し下げストロークを小さくしてそ
の作動の円滑、確実性を図るべく傾斜面1a″を設
けている。
上記構成において、梃子杆3とリンク5の枢支
点(以下A点という)における操作力とバネ力と
の関係を第1図に対応して示した第3図及び第4
図に基づきその作用を説明する。
今、第1図実線の状態における始点位置Aから
A′の終点位置に至る間のA点に作用する力Pに
対するリンク5の案内レール1のカム面1a上を
移動するB点の水平分力は、BからB′に至る間
に第3図のベクトル図及び第4図のグラフに示す
とおりa2→b2と増大する。したがつて、今、バネ
抵抗F3→F4に対して実際のA点への操作力は、
摩擦を無視した場合F1→F2と従来の基準となる
力Pによる最大荷重F4に比べ始点時の操作力は
F1と小さい力ですみ、かつ、始点から終点に向
けその操作力は軽減する(第4図参照)。すなわ
ち、圧電装置Dのハンマ移動方向に装架した案内
レール1と、該案内レール1に一端をピン2で枢
支して該ピン2を中心に揺動する梃子杆3と、一
端が前記案内レール1上を移動し他端は前記梃子
杆3にピン4で枢支せるリンク5とが三角形状に
連設されたトグル機構により上記操作力とバネ力
との関係が生ずるのである。
なお、第1図において、コロ15が上記終点
B′を越えると該コロ15はカム面1aの傾斜面
1a″に沿つて移動し最終点B″に至ると係合爪6
は上方へ持ち上げられ係合凸片8から即座に外さ
れるのである。また、梃子杆3を上方へ持ち上げ
て元位置へ戻すと係合爪6はB″→B′→Bと戻り
次の操作に備えるものである。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したように、始点から終点
に至るに従いその操作力は次第に減少し、かつ、
始点における操作力も従来の最大操作力より小さ
くなるため全体の操作力は著しく軽減し従来のも
のに比べ使いやすく操作性の向上を図ることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案により圧電装置の操作機構の
一実施例を示した一部切断正面図、第2図は第1
図のX−X断面図、第3図は操作力とバネ力との
関係を示した分力作用図、第4図はそのグラフで
ある。 D……圧電装置、1……案内レール、2……ピ
ン、3……梃子杆、4……ピン、5……リンク、
6……係合爪、7……ハンマ、8……係合凸片、
9……バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧電素子11とハンマ7を内装した圧電装置D
    の外側面にハンマ移動方向に装架した案内レール
    1と、該案内レール1のハンマ側の先端に一端を
    ピン2で枢支して該ピン2を中心に摺動する梃子
    杆3と、一端が前記案内レール1上に移動し他端
    は前記梃子杆3にピン4で枢支せるリンク5とで
    三角形状を形成し、該リンク5の一端をピン2を
    中心とするピン4の回動軌跡より内方に位置させ
    て案内レール1上に滑動可能に接しめ、かつ、該
    リンク5の先端に係合爪6を設け、該係合爪6を
    圧電装置Dのハンマ7に設けた係合部8に係脱可
    能に関連させたことを特徴とする圧電装置の操作
    機構。
JP10739784U 1984-07-16 1984-07-16 圧電装置の操作機構 Granted JPS6123064U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10739784U JPS6123064U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 圧電装置の操作機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10739784U JPS6123064U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 圧電装置の操作機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6123064U JPS6123064U (ja) 1986-02-10
JPH0113262Y2 true JPH0113262Y2 (ja) 1989-04-18

Family

ID=30666644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10739784U Granted JPS6123064U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 圧電装置の操作機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6123064U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5018571U (ja) * 1973-06-15 1975-03-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6123064U (ja) 1986-02-10

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