JPH01132389A - 酵母中でb型肝炎ウイルス蛋白質を生産するための方法 - Google Patents

酵母中でb型肝炎ウイルス蛋白質を生産するための方法

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JPH01132389A
JPH01132389A JP63256062A JP25606288A JPH01132389A JP H01132389 A JPH01132389 A JP H01132389A JP 63256062 A JP63256062 A JP 63256062A JP 25606288 A JP25606288 A JP 25606288A JP H01132389 A JPH01132389 A JP H01132389A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 B型肝炎ウィルス(HB V)は種種のヒト肝臓病の原
因となる感染因子である。HBVの感染した多くの個体
は病気の急性期を経て回復に至る。
しかし、多数の個体では感染を除去することができず慢
性のキャリアとなる。HBV感染は世界の多くの地域で
風土病となっており、周産期に慢性的に感染している母
親から新生児に高頻度に感染する。世界の慢性キャリア
の数は3億以上と算定されている。このキャリアの中か
ら年間数十万が慢性B型肝炎感染後長期間の経過後に肝
硬変または肝細胞癌に至り死亡する。
HBピリオンは2群の構造蛋白質、コア蛋白質および外
皮または表面(“S”)蛋白質からなる。S”蛋白質は
、ピリオンすなわちゾーン(Dane)粒子の主要表面
蛋白質であるのに加えて、オーストラリア抗原あるいは
22nm粒子の唯一の成分である。該“Sパ蛋白質は3
89アミノ酸をコードする大開放読み取り枠(ORF)
の翻訳産物である。このORFは、各々細胞内で翻訳ザ
始部位として機能することのできるATGコドンで始ま
る3つのドメインに分離される。これらドメインは、そ
れぞれ遺伝子中で5’−3’の順序で、プレ5l(10
8アミノ酸)、プレ52(55アミノ酸)および5(2
26アミノ酸)とされる。従って、これらドメインはS
またはHBsAg [226アミノ酸(aa)]、プレ
S2+S (281aa)、およびプレs1+プレS2
+S (389aa)とされる3種のポリペプチドを規
定する。現在入手可能な血漿由来のワクチンは実質的に
Sドメインのみを含む蛋白質からなっており、一方今日
までに成功裡に開発された酵母由来のワクチンは専らS
ポリペプチドからなでいる。
該22nm粒子、またはHB表面抗Ji(HBsAg)
粒子は慢性キャリアの血漿から精製されてきた。その血
漿が粒子陽性であるが故にこれらキャリアはHBs・と
参照される。これらキャリアが十分な免疫反応を与えれ
ば感染を解除することができHBs−となる。彼らがH
Bsにたいする抗体を形成することから、これら個体は
抗−HB s” と表示される。このように、抗−HB
 s’は病気からの回復と関連する。したがって、HB
ワクチンによる抗−HBs・の促進あるいは形成はHB
V感染にたいする防御を与えると期待されてきた。
この仮説は実験的に検討可能である。ヒト以外では、H
Bs・のような定量可能な指標、および血清中の肝臓酵
素レベルの上昇に反映されるようにHnv略染に完全に
感受性な種はチンパンジーのみである。チンパンジーを
3回投与量の精製HBsAg粒子でワクチン処理し、つ
いで大量の感染性HBVを与えた。偽−ワクチン処理し
た動物は急性HBV感染の兆候を示したが、HBsAg
 −ワクチン処理した動物は感染の如何なる兆候からも
保護されていた。従ってこの実験系で、gp27および
p24(Sドメインのみ)からなるHBsAg粒子は保
護免疫を誘起するのに十分であった。これらの観察に刺
激されて、いくつかの製造者がHBsAg粒子からなる
HBワクチンを生産した。
最近、いつくかの独立した系の証拠がプレS配列がHB
Vにたいする免疫に重要であるかも知れないことを示唆
している。ビールス感染の過程でプレ抗原が免疫的に消
失することはビールスの除去および感染の解除の前兆と
思われる[ブドコウスカ(Budkowska)ほか、
アナーレ ド アンスチツート パスツール/イムノロ
ジー(Ann、 In5t。
Pa5t、/Irxmn、)第136D巻、5B−65
頁、1985年]。急性B型肝炎の間、プレSにたいす
る抗体がしばしばSにたいする抗体より早く生じる[ブ
チ(Petit)ほか、モレキュラー イムノロジー(
Mo1. Immn、)第23巻、511−523頁、
1986年]。近親交配マウスにおいて、Sおよびプレ
Sにたいする免疫応答は独立に制御されているようであ
り、プレSの存在はSにたいする免疫応答に影響する[
ミリヒ(Milich)ほか、プロシージンゲス イン
 ザ ナシ甘ナル アカデミーイン サイエンセズ 米
国(Proc、 Nat、 Acad。
Sci、 USA)第82巻、8168−8172頁、
1985年、ジャーナル イン イムノロジー(J、 
Immnol、)第137巻、315−322頁、19
86年;ノイラス(Neurath)ほか、ジャーナル
 イン メヂ力ル ピロロジー(J、 Wed。
Virol、)第17巻、119−125頁、1985
年]。さらにプレS抗体は試験管内でビールスの感染性
を中和[ノイラス(Neurath)ほか、ワクチン(
Vaccine)第4巻、35−37頁、1986年]
し、プレS抗原は免疫したチンパンジーを防御する[イ
ト−(Itoh)ほか、プロシージンゲス オン ザ 
ナショナル アカデミ−インサイエンセズ 米国、第8
3巻、9174−9178頁、1986年]。これらの
観察を基に、またHBワクチン生産における組換え体酵
母の有用性の故に[ヒルマン(Hilleman)ほか
、ワクチン、第4巻、75−76頁、1986年]、我
々は、組換え体S.セレビシエ(S、 cerevjs
iae)から実験的なプレーS含有HBワクチンを処方
した。
入手可能なHBワクチン供給を増加させるために製造者
は゛°S°゛蛋白質の発現をもたらす組換え体DNA技
術に目を向けた。微生物システムの中で、ニジエリシア
 コリ(Escherichia co旦)およびサツ
カロミセス セレビシェ(Saccharomyces
cerevisiae)が多くの組換え体由来蛋白質の
発現のために最も普通に用いられてきた。E、コリ(≧
、蝦)中で免疫的に活性なHBsAg粒子を発現しよう
とする多くの試みは成功していない。
しかし、S.セレビシエは免疫的に活性なHBsAg粒
子発現に非常に有能であることを示した。
これら粒子は、ワクチンに処方されると、生HB■の投
与にだいしチンパンジーを完全に保護することが出来る
ことを証明した。さらに、酵母由来HBsAgはヒト臨
床試験において血漿由来HBsAgと同じに有効である
免疫的に活性なHBsAg粒子を発現する能力があるこ
とを示した[スコルニク(Scolnick)ほか、ジ
ャマ(J A M A )、第251巻、2812−2
815頁、1984年]。従って、組換え体HBsAg
の合成を指示するための宿主としてのS.セレビシエの
有用性はしっかりと確立されている。さらに、酵母は内
毒素を持たず、ヒトに非感染性であり、工業的規模で発
酵させ得、そして連続哺乳類細胞系(その多くはウィル
スで形質転換しており、マウスにおいて腫瘍原性があり
そしてその全てがプロトオンコジーン(protoon
cogene)に纏わる安全性の問題の多くを欠いてい
ることから、酵母におけるヒト治療剤およびワクチンの
発現は製品開発にとって非常に有用である。
従って、酵母においてプレS2+Sを免疫原性のある粒
子として効果的に高収率で発現させるための発現ベクタ
ーおよび方法を与えることが本発明の目的である。本発
明の他目的は、該ポリペプチドの精製のためにプレS 
2+Sの最高収率がより大容量でより高濃度で得られる
ように、そのように最適化されたベクターで形質転換さ
れた組換え体宿主細胞の生育の大規模化のための条件を
特定することである。本発明のこれらおよび他の目的は
以下の記載から明らかになろう。
プレS2+S遺伝子が酵母中で最適化された高収率で発
現された。発現した蛋白質は、血漿由来のプレS2+S
によりコードされる主要抗原部位を表現する微粒状に凝
集し、それによりこの遺伝子の発現に酵母が有用である
ことを明らかにした。この蛋白質は試験管内診断システ
ムに、そしてHBVによりひきおこされる感染の回避の
ためのワクチンとして有用である。
本発明は酵母種におけるプレS2+Sの発現のための方
法を意図したものである。
プレS2+Sの開放読み取り枠(ORF)単離のための
HBV核酸原としてゾーン(Dane)粒子が用いられ
る。HBピリオン中に生来存在するニックおよびギャッ
プのある核酸形からHBVゲノムの共有結合で閉環し2
本鎖DNAを生産するために内在性のポリメラーゼ反応
が用いられる。該DNAが単離され、制限酵素…R1で
完全消化され、プラスミドpBR322の…RI部位に
クローン化されプラスミドpHBV/ADW−1を生成
する。このように創られたプラスミドは、プレS領域の
EcoRI部位でHBVゲノムを環状に入れ換えた形で
含むものが選択される。プレS2望城の55アミノ酸お
よびS領域の226アミノ酸をコードする完全ORF 
ハ先ずpHBV/ADW−1を…RIおよびAccIで
消化して得られた0、8キロ塩基対(kbp)断片を精
製することにより構築された。この断片は、開始コドン
、アミノ末端3アミノ酸、カルボキシル末端3アミノ酸
および翻訳終結コドンのみを欠くプレS2+Sポリペプ
チドをコードする。オリゴヌクレオチドが合成されこの
断片に連結されて、この断片を10bpの酵母由来の非
翻訳5′隣接配列および完全プレs2+S  ORFを
含むHindIII断片に変換した。外来遺伝子HBV
プレS 2+S生産のための高収率の発現系がこの発明
の最初の目的である。発現ベクター(特にプロモーター
および翻訳ターミネータ−(終結情報))と挿入された
ORFとの相互作用によって、酵母宿主細胞中で最も高
レベルでの外来遺伝子産物が得られる。発現された外来
蛋白質産物の全酵母細胞蛋白質に対するこの割合が“比
活性”と参照される。最初の比活性が高いと、高純度、
高効率でそして同時にヒトワクチンとして高い安全性を
有する産物として、迅速にそして経済的に単離すること
が可能となる。
挿入された外来遺伝子ORF (HBVプレS2+S)
を含むこの酵母発現ベクター[GAP491(グリセロ
アルデヒド燐酸デヒドロゲナーゼ)プロモーターおよび
ADHI (アルコールデヒドロゲナーゼ)転写ターミ
ネータ−からなる]の構築において以下の論法が適用さ
れた。高度に発現される天然酵母蛋白質をコードする遺
伝子においては進化的に最適化が生じているはずである
と推論された。従って、そのような遺伝子の5′および
3′隣接領域から得られた共通配列または特異配列は、
転写速度、メツセージの安定性、そして翻訳速度を高め
ることにより、外来遺伝子の発現にも最適である筈であ
る。
プレS2+S  ORFの3′側配列が選択され、AD
H1転写ターミネータ−中にある天然のHindI11
部位に直接結合され、その結果介在塩基の付加のない完
全な天然の酵母由来の連結部を生み出すこととなった。
当業者にとっては、プレS2+S(または他の外来遺伝
子)の最適化された高レベルでの発現のために、どのよ
うな適当な酵母転写ターミネータ−でもADHIと置き
換え得ることは自明である。最適な構築のための5′隣
接配列(ACAAAACAAAA)が高度に発現される
グリセロアルデヒド−3−燐酸デヒドロゲナーゼ遺伝子
GAP83)[ホーランド(Holland)ジャーナ
ル イン バイオロジカルケミストリー(J、 Bio
l、 Chew、)第225巻、2596頁、1980
年]の非翻訳リーダー(non−translated
 1eader(NTL))のためのものに対応するよ
うに選択された。この配列はGAP遺伝子ファミリーに
とっても共通である。このm築は、如何なる介在塩基も
付加しないようにプレS2+S  ORFの開始コドン
に直接NTLを連結するような方式でなされた。従って
、当業者にとって、プレS2+S  ORFの最適化し
た高レベル発現のためには、非翻訳リーダー配列の選択
はGAP491、GAPII、エノラーゼ、ADHl、
ADH2、PH05、および類似のものを含むがそれに
限定されない他の高度に発現される酵母遺伝子にまで拡
張されることは自明である。
DNA配列の解析の結果、プラスミドpHBpresG
AP347/19T (E−ロッパ特許出願第0174
444号中でpHBpreS56GAP347/33と
記載されている)によりコードされるプレS 2+S配
列とアミノ酸が異なることになる2塩基置換が示された
。両構築について同一のポリペプチドで評価するために
、これら置換、塩基64のCの変わりにT(Leuでな
くPheをコードする)そして塩基352のAの代わり
にC(GinでなくHisをコードする)は、部位指定
変異[シラー(Zoller)ほか、ヌクレイツク ア
シッヅ リサーチ(Nucleic Ac1dsRes
earch)第10巻、6487−6500頁、198
2年]により変えられた。最適化した構築でのコードさ
れたアミノ酸配列が確認された。
変異処理に続いて、上述の断片は以前に記載[クニスケ
ルン(Kniskern)ほか、ジーン(Gene)第
46巻、135−141頁、1986年コされたように
、(a)GAP491プロモーターの約1050bp、
(b)酵母由来隣接配列10bp、(C)ウィルス隣接
配列を欠いたHBVプレS2+S遺伝子(血清型adw
)の846bpそして、(d)酵母ADHIターミネー
タ−の約350bpからなる発現カセットを構築するの
に用いられた。この発現カセットは、酵母シャトルベク
ターpci/1  [ベッグス(Beggs) 、ネイ
チャー(Nature)、第275巻、104頁、19
78年;ローゼンバーグ(Rosenberg)ほか、
第312巻、77頁、1984年]中に挿入され、酵母
CF42株を形質転換するのに用いられた。(形質転換
体pYGpreS25−1を生成しり)。平行した実験
で、プラスミドpHBpresGAP347/19Tが
同じ親酵母CF42株の新鮮な形質転換体を調製するの
に用いられた(形質転換体pGpres2s−2を生成
した)。これら形質転換体は評価ならびに以下の実験の
ために凍結保存試料とされた。親株CF42は以下のよ
うに得られた:酵母2150−2−3株(ワシントン大
学のり、ハートウェル(L、 Hartwell)から
の供与)の自然史3変異が選択された(ボーク(Boe
ke)ほか、モレキュラー ジェネラル ジエネチック
ス(Mo1. Gen、 Genet)第197巻、3
45〜346頁、1984年)。得られた菌株(MAT
a 、 adel、Ieu2−04、−3、士0)はプ
ラスミドYCP50−HOで形質転換することにより倍
数化された[ジエンセン(Jensen)ほか、プロシ
ージンゲス イン ザ ナショナル アカデミ−オン 
サイエンセズ(P、 N、 A、 S、)米国(USA
)、第80巻、3035−3039頁、1983年]。
機能している酵母HO遺伝子により細胞の接合型が変換
する。従って、一つの細胞の形質転換体からの子孫は接
合型“a”および“α”両方の混合物であり集落形成の
間に接合する。2媒体のクローン分離体はプラスミドで
キュアされ、CF42 (川a/a、adel、奥2−
04 、 ura3)と命名された。これら形質転換体
は評価ならびに以下の実験のために凍結保存試料とされ
た。
上記凍結保存資料からの組換え体酵母はYE)(D培地
中で生育された。定常期まで生育の後、酵母細胞は収穫
され、溶菌液が調製され、ドデシル硫酸ナトリウム ゲ
ル電気泳動(SDS−PAGE)で解析されモしてHB
sAgに対する抗体でイムノプロットされた。プレS2
+S  ORFの翻訳産物の予想された分子量およびそ
の糖鎖付加誘導体と一致して分子量30−および34−
キロダルトン(kD)を示す2つの主要ポリペプチドが
認められた。さらに、組換え体の溶菌液はラジオイムノ
アッセイによりプレS2+S陽性であったが親株溶菌液
は陰性だった。部分的に精製された酵母溶菌液を電子顕
微鏡で観察すると高密度の典型的な22nmプレS2+
S粒子が示される。
酵母由来プロモーターがプレS 2+3遺伝子の転写を
開始する。従って、当業者にとっては如何なる酵母のプ
ロモーターもGAP491プロモーターと置き換え得る
ことは自明である。当業者にとりては、最高収率を得る
ために培養を収穫する時間が最適となるように、この系
におけるプレS2+Sポリペプチドの発現を検定するた
めに適当な検定システム例えばイムノプロットまたはラ
ジオイムノアッセイまたは酵素結合イムノアッセイ(E
 I A)が利用されるべきであることも自明である。
GAP491プロモーターは酵母中でHBsAgを含む
いくつかの外来性蛋白質を発現するのに有用であった[
ビター(Bitter)ほか、ジーン(Gene)、第
32巻、263−274頁、1984年、ワンブラー(
Wampler)ほか、プロシーヂングス 才ブ ザ 
ナショナル アカデミ−インサイエンセズ 米国第82
巻、6830−6834年、1985年]、HBcAg
を可溶性酵母蛋白質の約40%迄発現させるという我々
の以前の結果(クニスケルン(Kniskern)ほか
、前出)に基づいて、このプロモーターからのプレS 
2+S抗原の発現を最適化しようとした。プレS2+S
のための2つの発現ベクターpYGpres2s−1お
よびpHBpresGAP347/19Tは同一のアミ
ノ酸配列のポリペプチドをコードする。両者は、前者が
最適化した5′配列を含み、ビールス5′または3′配
列および酵母のADH1転写ターミネータ−を含まない
のに対し、後者は約130bpのHBV−由来の3′隣
接配列およびGAP491転写ターミネータ−を含むと
いうことで、非翻訳隣接配列が異なっている。両方のベ
クターが酵母CF42株を形質転換するのに用いられ、
その形質転換体は平行して振盪フラスコ実験で検定され
た。p Y G p r e S 2−1により形質転
換された酵母中でのプレS2+Sの量は、pHBpre
sGAP347/19Tによる形質転換体のものより再
現性良く4から5−倍であった。
開始シグナルの隣接するDNA配列[即ち5′非翻訳リ
ーダー(NTL)]は、転写速度、メッセイジの安定性
そして翻訳速度に影響することにより遺伝子の発現程度
に重大な影響を与えると考えられる。高レベルでの発現
が生存上の有利さをもたらすことにより、天然の選択を
経た進化がおそらく本来の酵母遺伝子(たとえばグリコ
シド酵素)の5 ’ NTL配列を最適化した。ここに
記載された構築のために、GAP遺伝子群の5’NTL
配列から由来する共通NTL配列、ACAAAACAA
AA、がHBVブレS2+S  ORFの発現レベルを
高め最適化するために用いられた。
そして当業者にとっては、高度に発現されている本来の
酵母遺伝子の5’NTLから由来する共通性を有するど
のような5 ’ NTLも有用であることは自明であろ
う。
サツカロミセス属は種々の種からなっている。
種々の外来遺伝子の組換えDNA−仲介発現のための宿
主として最も普通に用いられるのはサツカロミセス セ
レビシェ、或はパン酵母である。しかし、サツカロミセ
ス属の他の種の間での分別は必ずしも明確なものではな
い。これら種の多くはS.セレビシエと交配可能であり
、S.セレビシエのプロモーターと類似或は同一のプロ
モーターを持っているようである。従って、当業者にと
つては、プレS 2+Sポリペプチドの発現のための宿
主株の選択が、カルルスベルゲンシス(carlsbe
rgensis)、ウバルム(uvarum)、ルキシ
(rouxii)、モンタヌス(montanus)、
クルイベリ(kluyveri)、エロンギスポラス(
elongisporus)、ノルベンシス(norb
ensis) 、オビフォルミス(oviforn+i
s)およびヂアスタチカス(diastaticus)
を含むがそれに限定されないサツカロミセス属の他の種
にまで拡張されることは自明であろう。
ハンセヌラ(Hansenula) 、カンヂダ(Ga
ndida)、トルロプシス(Torulopsis)
、そしてピキア(Pichia)のようないくつかの酵
母症が、生育のための唯一炭素源としてメタノールを利
用するための同じような代謝経路を含むことが示されて
いる。この代謝経路に関係する酵素であるアルコール 
オキシダーゼの遺伝子がピキア パストリス(Pi+J
ia pastoris)から単離されている。該P。
パストリスのアルコール オキシダーゼ プロモーター
が単離され、メタノール誘導発現に感受性であることが
示されている。このような誘導可能なプロモーターは、
酵母中でのポリペプチドの発現のために有用である。特
に、このプロモーターはP、パストリス中でHBV ”
S”ドメインを微粒状に誘導発現させるのにプラスミド
上で活性であることが示されている。この観察は、ポリ
ペプチドを免疫的に活性な形で組換えDNA−仲介発現
させるための宿主として他の酵母症が機能し得ることを
明らかにした。従って、当業者にとってはブレS2+S
発現のためには、宿主種の選択はサツカロミセス科およ
びクリプトコカス科から、ピキア、カンヂダ、ハンセヌ
ラ、トルロプシス、クルイベロミセス、そしてサツカロ
ミセスを含みそれに限定されない他の酵母種に拡張され
得ることは自明であろう。
以下の実施例は本発明を説明するが、それだけに限定す
るものではない。以下の実施例中に指摘されている参考
例の開示はここに参考として取り入れられている。
実施例 I HBV DNAのpBR322中へのクローニングHB
Vゾーン粒子(血清シル)がヒト血漿(キャリア)から
単離精製され、ランダース(Landers)ほか、[
ジャーナル イン ピロロジー(J、 Virolog
y) 、第23巻、368−376頁、1977年]お
よびルスヵ(Hruska)ほか、[ジャーナル イン
 ピロロジー、第21巻。
1977年]の方法に従ってゾーン粒子中の内在性ポリ
メラーゼにより2本鎖DNAが合成された。DNAは、
SO3中でプロティナーゼに消化後フェノール/クロロ
フォルム抽出およびエタノール沈殿を経て単離された。
該HBVゲノム性DNAは陸RIで消化され、単一の3
.2kbp断片を生成し、pBR322の…RI部位に
クローン化された。HBV  DNAの存在は…RI消
化、ニトロセルロースへのサザン トランスファーそし
て[32pl−標識特異オリゴヌクレオチドプローブと
のハイブリダイゼーションにより確認された。このプラ
スミドはpHBV/ADW−1とされる(第1図)。
実施例 2 ブレS2+S遺伝子のpGAP−tADH−2発現ベク
ター中へのクローニング 第1図に示されるように、プラスミドPHBV/ADW
−1(実施例1に記載された)がEcoRIおよびAc
cIにより消化され、0.8 kbp断片が調製用アガ
ロースゲル電気泳動により精製された。
ブレS2+S  ORFの5′部分を再構築するために
、…RI部位上流のATGに至るORFから、■庭II
I末端に至る10bp  NTL配列までを再構築する
オリゴヌクレオチドペアが合成された。このオリゴヌク
レオチドの配列は:AGCTTACAAAAGAAAA
TGGAGTGGATGTTTTGTTTTACGTC
ACCTTAAである。
プレS2+S  ORFの3′部分を再構築するために
、AccI部位から翻訳ターミネータ−H1ndIII
ターミナスまでのORFを再構築するオリゴヌクレオチ
ドペアが合成された。このオリゴ9I:+ ヌクレオチドの配列は二 ATAGATTTAA TGTAAATTTCGA である。
pBR322中に、GAP491プロモーター[ホーラ
ンド(Ha l 1and)ほか、ジャーナル インバ
イオロジカル ケミストリー 第255巻、2596頁
、1980年]とAD旧転写ターミネータ−を含むプラ
スミドpGAP−tADH−2(第1図参照)は、唯一
のHindIIIクローン化部位を有し上部位上述のプ
レS2+S  ORFが連結され、pEGC−1(第1
図)をもたらした。
HBsAg  DNAの存在と方向性は制限エンドヌク
レアーゼ解析およびサザン プロットトランスファーに
より確認された。プレS2+5ORFを含む発現カセッ
トはpEGC−1からsph I消化により除去され、
調製用アガロースゲル電気泳動により単離された。該カ
セットはついで、(1)■で前もって消化されたシャト
ルベクターpG1/1中にクローンされた。その結果で
きた発現カセットを含むプラスミドは、以下のように創
られたS、セレビシー1−CF42株(MATa/cx
、adel Ieu2−04、■す)を形質転換するの
に用いられた。
酵母2150−2−3株(ワシントン大学り、ハートウ
ェルの供与) ura3変異が選択された。(ボークは
か、前出)。出来た株 (MATa、 adel、 1eu2−04、ura3
、…0)はプラスミドYC:p50・HOで形質転換す
ることにより倍数化された。倍数体株はプラスミドをキ
ュアされCF42(MATa/α、adel、1eu2
−04、旺す)と命名された。
クローンが選択され、実施例3に記載されたような評価
のために凍結保存試料(17%グリセロール中)として
確立された。
実施例 3 生育とプレS2+S遺伝子の発現 実施例2に記載された発現ベクターを含む酵母のクロー
ンは0.2−0.3ml  H20中に懸濁され、ロイ
シン欠選択寒天平板上に展開され、30°で2−3日イ
ンキュベートされた。これら酵母は5−7 m lの複
合YEHD培地に植菌され30°で通気のもとで12−
18時間インキュベートされた。50m1の複合YEH
D培地を含むフラスコが上述の培養物を1:25希釈で
植菌され、30℃で振@(350rpm)しつつ最終A
600が10.0−16.0になるまで48−72時間
インキュベートされた。10  A600単位の2つの
試料が試験管中に分は採られ酵母細胞は2000xg 
 10分間遠心でベレット化された。該ペレットは2m
Mのフェニルメチル スルフォニル フルオダイドを含
む0 、4 m lの燐酸−緩衝生理食塩水中に懸濁さ
れ、1.5m見のエッペンドルフ試験管に移された。酵
母細胞は、−200−300m gの洗浄したガラス 
ビーズ(0,45mm)を加えポルテックス ミキサー
で5−15分攪拌することにより破壊された。細胞破片
およびガラス ビーズは2000xg  10分の遠心
により除去された。清澄化された上清か除かれ蛋白質[
ローリ−(Lowry)ほか、ジャーナル イン バイ
オロジカル ケミストリー、第193巻、265頁、1
951年]ならびにプレS2+Sに特異的なラジオイム
ノアッセイ[ハンソン(HanSson)ほか、インフ
ェクチブ イ ムノロジー(Infect、 Im+w
no+、)第26巻、125−130頁、1979年、
マチダ(Machida)ほか、ガストロエンテロロジ
ー(Gastroenterology)第86@、9
10−918頁、1984年]の検定にかけられた。発
現の程度は、プラスミドpHBpresGAP347/
19Tで形質転換した親酵母で得られたものの4−5倍
高いと評価された(第1表)。
第1表   ゛ 異なる発現プラスミドを用いた酵母中でのプレS2+S
の発現 プラスミド    2150−2−3      CF
42PYGpreS2S−I      NDC5,B
a  清澄化した酵母細胞抽出物(クニスケルンほか、
前出)は、ラヂオイムノアッセイによるプレS2+S抗
原および蛋白質含有量について検定された。各クローン
は培養され、溶解され、2つの試料について測定された
。相対値は8回の体積当りの生産性決定値の平均を示す
b  この形質転換体については、JLg抗原/mg蛋
白質の生産性レベルが相対値1.0と標準化された。
c   ND=検定せず 酵母細胞は記載された(ワンブラーはか、前出)ように
培養されホロウ ファイバー膜をもつアミコン(Ami
con)D C30を用いる濾過により収穫された。収
穫された細胞は利用するまで−7000で凍結された。
プレS2+Sポリペプチドを発現している凍結細胞は融
解され10mMエチレンデアミンチトラアセチックアシ
ド、10mMペンズアミヂン塩酸、1 m c g /
 m LペプスタチンA、0.13)リプシン インヒ
ビター単位/m、Qとアプロチニンを含む0.1M  
HEPES緩衝液pH7,5中に再懸濁された。破壊の
直前に、フェニルメチルスルフォニルフルオダイド(2
−プロパツール中200mM)が最終濃度2mMに添加
され、細胞はスタンステッド(Stanstea)プレ
ス(ワシントン特別[5”エネルギーサービス社(En
ergy 5ervices Carp、))を3回通
過することにより破壊され、酵母細胞溶菌液をもたらし
た。細胞破片はPEG  3350とデキストランT5
00との間の2層抽出により除去された。
プレS2+S抗原を含む上方のPEG層が回収され、以
前に記載された[ワンブラー(Wampler)ほか、
チャノックとラーナー(Ghanock and Le
rner)編:“モダーン アプロチニン2 ズ(Moderr+ Approaches to V
accineS)”、コールド スプリング ハーバ−
(Gold Spring Harbor)ニューヨー
ク、コールド スプリング ハーバ−プレス、251−
256頁、1984年]ように抗原は免疫アフィニチー
クロマトグラフィーにより単離された。残留するヤギI
gGは、濃縮した抗原を3M  NH43GNおよび0
 、5M  Mailを含む0.1M燐酸緩衝液、pH
7、2で平衡化した2 、6X28 cmのセファクリ
ル8400カラムを通すことにより除かれた。NH4S
CNは燐酸緩衝生理食塩水にだいしダイアフィルター処
理することにより除かれた。精製されたプレS2+S抗
原はin vivoのテストのために水酸化アルミナに
吸着された。
【図面の簡単な説明】
第1図はプレS 2+S発現プラスミド、pYGpre
S2+1の調製方法を模式化して示す図面である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、サッカロミセス科またはクリプトコカス科から由来
    する酵母種中で選択および増幅するための酵母由来の配
    列、酵母プロモーター、最適化された5′非翻訳リーダ
    ー、プレS2+Sコード領域、酵母転写終結配列、最適
    化された5′非翻訳リーダー末端に隣接する酵母プロモ
    ーターの3′末端およびプレS2+Sコード領域の開始
    コドンに隣接する最適化された非翻訳リーダーの3′末
    端配列を含むプラスミド発現ベクター。 2、プレS2+Sコード領域の終結コドンが酵母転写終
    結配列に隣接する、請求項1によるベクター。 3、最適化された5′非翻訳リーダーが、高度に発現さ
    れるまたは過剰に発現される生来の酵母遺伝子から選択
    されている、請求項1によるベクター。 4、高度に発現されるまたは過剰に発現される酵母生来
    の遺伝子がグリセロアルデヒド燐酸デヒドロゲナーゼ遺
    伝子である、請求項3によるベクター。 5、5′非翻訳リーダーがACAAAACAAAAであ
    る、請求項4によるベクター。 6、サッカロミセス科またはクリプトコカス科に由来す
    る、請求項1のベクターを含む酵母種。 7、種がサッカロミセス属からのものである請求項6に
    よる酵母種。 8、種がサッカロミセスセレビシエである、請求項7に
    よる酵母種。 9、種がS.セレビシエCF42株である、請求項8に
    よる酵母種。 10、請求項1のプラスミド発現ベクターを含むサッカ
    ロミセス科またはクリプトコカス科からの酵母種および
    当該酵母から発現されたプレS2+Sポリペプチドの組
    成物。 11、種がサッカロミセス属からのものである、請求項
    10による組成物。 12、種がサッカロミセスセレビシエである、請求項1
    1による組成物。 13、種がS.セレビシエCF42株である、請求項1
    2による組成物。 14、a、サッカロミセス科またはクリプトコカス科か
    ら選択された株の細胞を請求項1のプラスミド発現ベク
    ターで形質転換する、 b、形質転換細胞を培養する、そして c、培養後の細胞または生育培地より該ペプチドを回収
    する ことからなるプレS2+Sポリペプチドを得る方法。 15、種がサッカロミセス属からのものである、請求項
    13による方法。 16、種がS.セレビシエである、請求項14による方
    法。 17、種がS.セレビシエCF42株である、請求項1
    5による方法。 18、請求項10のポリペプチドを生理的に受容可能な
    希釈液中に含むワクチン。 19、請求項10のポリペプチドを含む診断試薬。
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