JPH01132068A - 電線接続の端子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）　　産業上の利用分野 この発明は、鋼管、息鍮管、アルミニウム管等の金属管
より加工成形された電線類、ケーブル類の一般接続個所
に用いられる端子（管状ターミナル）に係り、更に詳し
くは、事故防止、耐久性向上等に役立つ端子の改良に関
する発明である。　　　　゛（ｂｌ　　従来の技術 従来、銅、真鍮、アルミニウム等の金属類のパイプより
一加工成形され、電線類、ケーブル類の接合部に使用さ
れるターミ′ナルは、第２図に示されるように、管部を
圧着して平板状とし１個以上の締付ボルト大（２４）を
設けた舌部（２）と電線等（５）の被覆部（５１）を剥
離した裸線部（芯線）　　（５２）を挿入して圧着固定
する圧着管状部（３）よりなり、電線等を固定した上記
端子（１）を第２図（Ｃ）に示すようにポルト締め（６
）シ、接続部を絶縁テープ等にょうて被覆した保護手段
示採られているが、この方法によれば以下述べるような
問題点が生ずることが多い。

（Ｃ）　　発明が解決しようとする問題点従来の管状端
子の接続は、前記のようなターミナルをボルト締めして
、その上を、軟質塩化ビニル、ゴム等の絶縁性テープの
被覆材により被覆されていて、これにより絶縁性のみな
らず外部からの浸水を防止し電線類の完全保護が要求さ
れているが、屋外で高所における作業が多く、作業性が
悪い故の浸水の例が多いのみならず、漏電事故、地絡事
故等の電線ケーブル類を被覆剥離して見るに、雨水又は
雨水に熔解した有害物質（例えば、硫黄酸化物、窒素酸
化物、アンモニア、ナトリウム塩等）が、毛細管現象に
よりターミナル部に浸透し、芯線を著しく腐食し、電線
被覆材を変質し脆化している例が多く見られる。

この発明は、上記のような従来の管状端子の問題点を解
決し、耐久性の大な接続端子を提供することを目的とし
て行われ、これを完成したものである。

Ｔｄ１問題点を解決する為の手段及びその作用この発明
の構成を、実施の例を示した図面に基づいて説明する。

銅、真鍮、アルミニウム等の金属管より加工成型され、
他の端子とボルト（６）締めにより接続する締付用舌部
（２）、即ちパイプを偏平に圧着した部分の上坂（２１
）と下坂（２２）の間隙を半田等の低融点金属又は樹脂
類等の密封材（２３）により密封し、この部分からの流
体の浸入を防ぐと共に、被覆部（５１）を剥離した電線
（５）を挿入して、その芯線部（５２）を圧着工具によ
り圧着する圧着管部（３）の開口部（３１）の近くに電
線の被覆部（５１）を嵌挿する括れ部（３２）を設け、
更に該括れ部（３２）の外側たる環状溝（３３）を利用
して、端子管部（３）と電線被覆部（５１）を密着する
密閉用スカート（４）を固定することを特徴とするもの
であって、これによって接続ターミナル部分に、雨水或
いは有害物質を溶解した水分等の浸入を完全に遮断する
ものである。

尚、電線（５）等を装着した上記の端子をボルト（６）
締めにより接続した後、粘着絶縁テープ等による被覆を
施すことにより防水機能を向上することも当然に行われ
る。

次に、電線（５）の固定の際の芯線（５２）即ち被覆剥
離の裸線の部分の長さを適当の長さとし、接続効果を最
適とするためのストリップゲージ（３４）を各端子管状
部外側に設けることも極めて有効である。

（ｅ）　　発明の効果 この発明に係る接続端子は電線、ケーブル類の接合部の
管状ターミナルの耐久性、即ち芯線の防腐食性、被覆材
の脆化、特に屋外配線に於ける、雨水、或いは腐食性物
質の熔解した雨水の接続ターミナル内部への浸入を防止
することによる、耐久性の向上、事故防止、維持経費の
節減等に大きな効果を有するものであり、更に端子外面
にストリップゲージを設けることにより、接続作業の正
確化を果たすことのできるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は・本発明に係る電線接続端子の実施例図であワ
て、（ａ）は横断面図、（ｂ）は斜視図である。 第１図は、従来の管状端子の例図であって、（ａ）は平
面図、（ｂｌは横断面図であり、（ｅ）は端子接続状態
横断面図である。 図中 １・・−・・−・−・−・管状端子 ２−・−・−一−−−−−接続締付用舌部２１−−−−
−−・・・−・−・・舌部上板・　　２２−・−−−−
−−−−・−−−一一舌部下板２３・−・−−−−−−
−・−・−密封材　　　　２４・−・−・−・ボルト穴
３−−−−−−−−−−−・−・電線圧着管部　３１・
−−一−−−−−−−−・・−開口部３２・・−・・−
・−−−−一括れ部　　　　３３−−−−−−−−−−
−−一・−環状溝３４−−−−−−−−・−−−−−−
・ストリップゲージ４・−−−一−−・−−−一−−−
−・密閉用スカート５−−−−−−・−・・・・−電線 ５１・−・−・・・−電線被覆部 ５２−・−・−−−一一一芯線部 ６−−−−−−−一〜−−−−−−・ボルト、ナツト特
許出願人　　株式会社　因幡電機製作所第１図 手続補正書動式） ％式％ ２、発明の名称　　電線接続の端子 ３、補正をする者 事件との関係　　　特許出願人 住　所　　　大阪市西区立売堀３丁目１−１名　称　　
　　株式会社　因幡電機製作所４、代理人　　■５４２
　電（０６）２６２−０５００昭和６３年１２月７日 （発送口　昭和６３年１２月２０日） ６、補正の対象 明細書の　図面の簡単な説明の欄 ７、補正の内容

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）締付用舌部（２）と電線芯線圧着用管部（３）よ
   りなる接続端子（１）において、舌部（２）の上下板（
   ２１）、（２２）の間隙を半田又は合成樹脂等の密封材
   （２３）をもって密封し、圧着用管部（３）の開口部（
   ３１）の近くに電線等被覆部を嵌挿する括（くび）れ部
   （３２）を設け、更に該括れ部（３２）の外側たる環状
   溝（３３）を利用して密閉用スカート（４）を固定する
   ことを特徴とする接続端子。
2. （２）電線等（５）を装着した端子をボルト（６）締め
   により接続した後粘着テープ等により被覆して、更に絶
   縁、防水機能を確保する特許請求の範囲第１項記載の接
   続端子。
3. （３）端子管状部外側にストリップゲージ（３４）を設
   け、電線類の被覆部の剥離量の適正化に便する特許請求
   の範囲第１項記載の接続端子。