JPH01131538A - カメラの防振装置 - Google Patents

カメラの防振装置

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JPH01131538A
JPH01131538A JP63259517A JP25951788A JPH01131538A JP H01131538 A JPH01131538 A JP H01131538A JP 63259517 A JP63259517 A JP 63259517A JP 25951788 A JP25951788 A JP 25951788A JP H01131538 A JPH01131538 A JP H01131538A
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counterweight
lever
shutter
pin
aperture
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Etsuo Tanaka
田中 悦男
Yoshiaki Tanabe
佳明 田辺
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カメラの防振装置に関する。
従来この種の装置には、例えば実公昭53−7058号
「−眼レフレックスカメラのミラー回動によるカメラプ
レ防止装置」のようK、反射鏡の回動に伴なって発生す
る振動を吸収して、カメラブレ乞防止するものがあった
この装置は、反射鏡の回動に連動して、反射鏡と逆方向
に回動するレバー乞設け、レバー先端部に釣合錘り乞固
定してこの釣合錘りの運動によって、反射鏡の回動に伴
なう振動ビ吸収するような構造になっていた。このよう
な従来装置では、釣合錘の質量とその運動距離および反
射鏡重心の運動距離の関係について、何の配慮も加えら
れておらず、このために以下のような欠点を生み出す結
果となっていた。すなわち従来装置において釣合錘は、
反射鏡の重心に比べてかなり長い距離を運動する。この
錘を運動させる為の広い空間がカメラ内部に必要であり
、容積上の制限の多いカメラにこのような従来装置を組
込んだ場合、カメラ自体が大型化するという欠点があっ
た。
また釣合錘を運動させるために必要な駆動エネルギは、
錘りの運動距離が長いために、必然的に大き(なり、従
来装置の場合、反射鏡単体の駆動エネルギと、同程度以
上のエネルギが、釣合錘のために必要であった。従って
このよ、うな釣合錘をカメラに組込んだ場合には、釣合
錘が無い場合と比較して、大きな駆動エネルギが必要と
なり、カメラを巻上げる際に必要な力も、この駆動エネ
ルギをチャージするために必然的に太き(なるという重
大な欠点があった。このことは、モータードライブ装置
を装着して使用する機会が多くなった近年のカメラにお
いては、駒速の低下、電池寿命の低減などの欠点となっ
て表われて来る。
本発明は、前記従来装置の欠点を解決したものであって
、反射鏡などカメラ内部の主運動部材の質量に比べて、
これより大きな質量を持った釣合錘を、前記の主運動部
材とは逆の方向に、主運動部材よりも短かい距離だけ同
時に運動させることによって、せまい空間と、少ない駆
動エネルギで、防振を行なうことが可能なカメラの防振
装置?得ることを目的としている。
すなわち従来装置においては、反射鏡などの主運動部材
の作動によって発生する振動乞、主運動部材とは反対方
向に、これと同時に運動する釣合錘が持2ている運動量
によって打消して、防振効果を得ていた。ここで、釣合
錘の持っている運動量は、釣合錘の質量と、釣合錘の運
動速度の積の値で表わされる。そこで、従来装置と同程
度の防振効果を得るためには、従来装置の釣合錘が持っ
ている運動量と等しい運動量を持つ釣合錘を作動させれ
ば良いわけである。具体的には、従来装置よりも大きな
質#を待った釣合錘を、従来装置よりも遅い速度で運動
させた場合であっても、質量と速度の積の値が、従来装
置と同等であれば、その防振効果は、従来装置と同等に
なる。
一方、上記の釣合錘を駆動するために必要なエネルギは
、釣合錘の質量に比例し、運動速度の自乗に比例する。
そこで、上記のエネルギを前述の運動量の値を用いて宍
現すると、「エネルギは゛、釣合錘が持っている運動量
に比例し、咥らに釣合錘の運動速度に比例する。」のよ
5になる。従って、従来装置と同等な運動量を持った釣
合錘?、従来装置よりも遅い速度で運動させた場合には
、釣合錘を駆動するために必要なエネルギは、運動速度
の低下分だけ少なくて済むことが判る。さらKこの場合
釣合錘の持っている運動量は、従来装置と同等であるか
ら、釣合錘による防振効果は、従来装置と同等になるこ
とは明らかである。
以上のことから従来装置よりも大きな質量?持った釣合
錘を、従来装置よりも遅い速度で運動させた場合には、
運動量さえ同等であれば、従来装置と同程度の防振効果
を持ち、しかも駆動エネルギは、少な(て済む防振装置
を得ることが可能である。ここで釣合錘は、反射鏡など
の主運動部材と同時に運動を始め、同時に停止する。従
って上記の釣合錘の運動距離は、運動速度が遅い分だけ
、短か(て良いことになる。
本発明では、釣合錘の駆動エネルギが、主運動部材の駆
動エネルギよりも太き(ならないように、釣合錘の質量
は、上記の主運動部材よりも太き(なるようK、また上
記釣合錘の運動距離は、主運動部材よりも短かくなるよ
うKした。
本発明では、以上のように、主運動部材よりも大きな質
量?持つ釣合錘を主運動部材よりも短かい距離だけ動か
丁ことにより、少ないエネルギで作動可能な、効率の高
い防振装置を得る。
第1図は、発明乞カメラのシャッター装置に応用した第
1の実施例であって、シャッターがセットされ、走行可
能となった状態を示す。また第3図には、本実施例にお
けるシャッター羽根を示す。はじめにシャッター乞開き
露光乞開始させる先羽根系について説明する。第1図に
おいて、1は、シャッター基板で、1aは露光を行なう
ために1に開けられた露光窓である。2はシャッター基
板1と同様の露光窓?有するカバー板であって、図示せ
ぬ公知の方法によってシャッター基板1に取付けられて
いる。また上記シャッター基板1とカバー板2との間に
は、適当な間隔が設けられ、第3図に示すようなシャッ
ター羽根が走行する為の羽根室が形成されている。3は
シャッター基板1上に植設された軸で、上端部には、バ
ネ掛部材4が、締結部材4aによって固定されている。
5は、軸3のまわりに回動可能に軸支されたシャッター
先羽根駆動レバーであって、先端部には、係合部5aが
設げられている。また6は、上記駆動レバー5上に植設
されたバネ掛ピンである。9は、ねじりバネであって、
その上端は前記バネ掛部材4と係合し、下端は、前記バ
ネ掛ピン6と係合して、シャッター駆動レバー5を反時
計方向に付勢している。10は、停止部材で10aによ
り基板1上に固定されており、レバー5が回動後これと
当接可能な位置に配置されている。Tは、レバー5の下
面に植設された羽根駆動ピンで、その先端部は、基板1
に設けられた三日月形の穴1bY通って第3図に示され
たシャッター羽根の先羽根アーム50の穴50gに嵌合
しており、レバー5の反時計方向の回転tアーム50に
伝達して、露光窓1aを開(よう釦なっている。また8
は、レバー5上に植設されたピンである。
12は、基板1上に植設された軸である。
11は、軸12のまわりに回動可能に軸支された連結レ
バーであって、その一端には、レバー5上のピン8が差
込まれたカム溝11aが設げられ、他端には、ピン13
が植設されている。15は、基板1上に植設された軸で
ある。14は、釣合錘であって軸15の回9に回動可能
に軸支されている。一方、一端には、レバー12上のピ
ン13と係合する溝カム14aが設けられており、他端
には、同調スイッチの可動片22!Lと当接可能な突出
部14bが設げられている。またピン16は、釣合錘1
4上に植設されたピンであり、1γは、基板1上に植設
されたピンである。18は、一端、をピン16に他端を
ピン17に固定された弱いバネであって、釣合錘14乞
反時計方向に弱い力で付勢している。この付勢力は、ピ
ン8とカム溝11aおよびピン13とカム溝14aの間
に発生する隙間を吸収して、シャッターを安定して作動
させるためのものである。ここで、釣合錘14の形状は
、その重心が露光窓1aの上方で、シャッター先羽根の
重心とほぼ同一線上を運動するような、第1図中に示す
G1の位置となるように決められる。またその質量は、
シャッター先羽根およびその駆動レバー5の質量を、シ
ャッターのスリット形成羽根50j上に換算した換算質
量値よりも大きくなるように構成されている。さらに連
結レバー11の形状と軸12の配置、ピン8とカム溝1
1aおよびピン13とカム溝14aの形状と配置は、釣
合錘14の重心G1の運動距離が、レバー5が回動して
シャッター先羽根が運動する距離よりも短かくなるよう
に決められている。以上のような構成であるから、レバ
ー5が反時計方向に回動してシャッター先羽根が、第1
図の矢印の方向に運動すると、釣合錘14は、軸15の
まわりに反時計方向に回転して、その重心G1は、矢印
とは反対向きにシャツター先羽根の運動距離よりも短か
い距離を運動するようKなっている。22は、閃光装置
の同調スイッチで、可動片22aと固定片22bが設け
られており、通常は開いた状態罠なっている。このうち
可動接片22aは、レバー5の回動終端近傍で突出部1
4bと当接して、変位し、固定接片22bと接触してシ
ンクロスイッチを閉じ、閃光装置が作動可能な状態とな
るよう構成されている。
19は、基板1上に植設された軸であり、20は、軸1
9のまわりに回動可能に軸支された係止部材である。係
止部材20には、−端にレバー5の係合部5aと係合す
る20aが設けられ、シャッターセット時には、係合部
5aと係合して、バネ9VC,よるレバー5の反時計方
向の回動を係止している。一方係止部材20の他端には
、シャッター秒時の計時開始スイッチ21の可動片21
aと当接可能な突出部20bが設けられている。また4
1は、引張りバネで、その一端は、上記係止部材20に
固定されており他端は基板1上に植設されたピン42に
固定されて、2oを時計まわりに付勢している。さらに
43は、基板1上に植設されたピンで、2oと当接して
、上記200時計まわりの回動を阻止している。
また21は、シャッター秒時の計時開始スイッチで、可
動接片21aと固定接片21b’@有しており、通常は
、閉の状態乞保持するようになっている。ここでスイッ
チ2102つの接片のうち可動接片21aは、係止部材
20の一端20bと当接可能な位置に配置されており、
上記2oが反時計まわりに回動した呻上記20bと当接
して、変位し、固定片21bとの接触を断ち、スイッチ
21’ll開の状態とするように構成されている。この
時係止部材2.0の他端20aは、5の係止を解除して
、レバー5の反時計方向の回動を開始させる。
以上が、露光窓lag開き露光?開始させる先羽根の駆
動系および先羽根に対する釣合錘の構造である。。
次に露光窓1a’4閉じ、露光を終了させる後羽根系に
ついて説明する。
23は基板1上に植設された軸で、上端部には、バネ掛
部材24が締結部材24aによって固定されている。2
5は軸23のまわりに回動可能に軸支されたシャッター
後羽根駆動レバーであって、先端部には、係合部25a
が設けられている。また26は、上記25上に植設され
たバネ掛ピンである。29はねじりバネであってその上
端は、前記バネ掛部材24と係合し、下端は、前記バネ
掛ピン26と係合しで、シャッター後羽根駆動レバー2
5を反時計方向に付勢している。30は停止部材で30
aKより基板1上に固定されており、レバー25が回動
後これと当接可能な位置に配置されている。27はレバ
ー25の下面に植設された羽根駆動ピンでその先端部は
、基板1に設けられた三日月形の穴ICg通って第3図
に示されたシャッタ羽根の後羽根アーム51の穴51&
に嵌合しており、レバー250反時計方向の回転’is
i<伝達して、露光窓lag閉じるよう釦なっている。
また28はレバー25上に植設されたピンである。32
は、基板1上忙植設された軸である。31は、軸32の
まわりに回動可能に軸支された連結レバーであって、そ
の1端には、レバー25上のピン28と係合するカム溝
31aが設けられ、他端には、ピン33が植設されてい
る。35は基板1上に植設された軸である。34は、釣
合錘であって、軸350回りに回動可能に軸支されてい
る一方、−端には、連結レバー31上のピン33が差し
込まれているカム溝34aが設げられている。
またピン36は、34上に植設されたピンであり、31
は基板1上に植設されたピンである。38は一端をピン
36に他端をピン37に固定された弱いバネであって、
釣合錘34を時計方向に弱い力で付勢している。この付
勢力によってピン28と溝カム31gおよびピン33と
カム溝34aとの間に発生する隙間乞吸収して、シャッ
ターが安定して作動するようにしている。ここで釣合錘
34の形状は、重心が露光窓1aの下側で、シャッター
後羽根の重心とほぼ同一線上を運動するような、第1図
中に示すG2の位置となるように決められる。またその
質量は、シャッター後羽根およびその駆動レバー25の
質量ビ、シャッターのスリット形成羽根上51fに換算
した換算質量値よりも大きくなるように構成されている
。さらに連結レバー31の形状と軸32の配置、ピン2
8とカム溝31aおよびピン33とカム溝34aの形状
と配置は、釣合錘34の重心G2の運動距離が、レバー
25が回動してシャッター後羽根が運動する距離よりも
短かくなるように決められている。
以上のような構成であるから、レバー25が反時計方向
に回動してシャッター後羽根が第1図の矢印の方向に運
動すると、釣合錘34は、@25のまわりに反時計方向
に回転して、七の重心G2は、矢印とは反対向きに、シ
ャッター後羽根の運動距離よりも短かい距N1を運動す
るようになっている。一方39は、基板1上に植設され
た軸であり、4oは、39のまわりに回動可能に軸支さ
れた係止部材であるこの係止部材40には、一端にレバ
ー25の係合部25aと係合する40aが設けられ、シ
ャッターセット時には、25aと係合して、バネ29に
よるレバー250反時計方向の回?Jyw係止している
。一方係止部材40の他端には、電磁石44の吸着片4
5が公知の方法により取付けられている。ざらに係止部
材40は、吸着片45の取付部近傍に切欠部40b’a
′有しており、吸着片45の取付部が弾性変形するよう
になっている。また47は、引張りバネで、その一端が
、係止部材40の下面に植設されたピン48に固定され
他端は、基板1上に植設されたピン46に固定されて、
40を軸39のまわりに反時計方向に付勢している。
さらに電磁石44は、基板1に固定されており、25の
係止を解除して、反時計方向の回動を起動させる。その
巻m 44 aに通電がなされると吸着片45を吸着し
、引張バネ47による係止部材400反時計方向の回動
乞阻止している。
以上が露光窓1aを閉じて露光を終らせる後羽根の駆動
装置の構成である。
第3図は、本実施例に使用される既に公知のシャッター
羽根であって、アーム50が、50dのまわりに反時計
方向に回転することにより、先羽根群50f〜50jが
図面上方に折りたたまれて露光窓1aを開くようになっ
ており、またアーム51が、51dのまわりに反時計方
向に回動すると後羽根群51f〜5thが展開されて露
光窓1aを閉じるよ5に構成でれている。これら露光窓
1aF<開く先羽根群と閉じる後羽根群は、それぞれ駆
動レバー5および25と連結されて、駆動される。
また本実施例においては、釣合錘14および34は、そ
れぞれシャッター羽根及びその駆動レバーの質量をスリ
ット形成羽根上に換算した換算質量値に比べて少な(と
も5倍以上の質量ヲ有していることが望ましい。この場
合釣合錘の重心の移動距離tシャッタスリット形成羽根
のそれの175にすると完全な防振効果が得られる0釣
合錘の軸受部及び溝カム部を含む外側は、プラスチック
で成形されており、その内部には、14Cおよび34b
のように鉛など比重の大きな重量物が埋込まれている。
第2図は釣合錘14の断面乞示す。
以上本実施例の構成である。
次に本実施例の作動?第1図および第4図& ”’−e
を使用して説明する。尚第4図a ”−cKkいては、
説明を簡単にするために、スイッチ類と電磁石は、省略
した。第1図および第4図aは、シャッターがセットさ
れた状態乞示す。この状態で電磁石440巻線44aは
、通電状態にあって、吸着片45’j吸着保持している
次にカメラのシャッターボタン乞押下げると図示せぬ公
知の部材によって、係止部材20は、バネ41の付勢力
に抗して軸19のまわりに反時計方向に回動される。こ
の時係止部材20の一端20aは、レバー5の端部5a
の係止を解いて、レバー5を反時計方向に回動させると
ともに、他端20bは、シャッター秒時計時開始スイッ
チ21の可動片21aと当接してこれを開き、図示せぬ
公知の秒時計時回路の計時を開始させる。一方、係止部
材20による係止を解かれたレバー5は、ねじりバネ9
の付勢力によって反時計方向に回動を開始する。この反
時計方向の回動によって、レバー5にピン7によって連
結された第30図に示すシャッター先羽根が上方に移行
して露光窓1ai開き露光が開始される。
この時レバー5上のピン8は、レバー11乞軸12のま
わりに時計方向に回動させ、さらにレバー11上のピン
13によって釣合錘14を軸15のまわりに反時計方向
に回転させる。ここで図4−bに示すように、釣合錘1
4の重心G1の運動方向は、シャッター先羽根の運動方
向とは、逆向きになっており、シャッター先羽根の運動
に伴なって発生する、羽根の走行方向の振動を打消して
いる。しかも本実施例の構成によれば、釣合錘14の重
心G1の運動速度は、シャッター先羽根の運動速度より
も遅くなっているが、釣合錘の質量が大きいので、振動
を打消すことが可能である。レバー5の反時計方向の回
転がさらに進み、シャッター先羽根が露光窓1a%−全
開する位置まで来ると、レバー5に連動する釣合錘14
の端部14bは、シンクロスイッチ22の可動片22a
と当接し、これを変位させてスイッチ22’a’閉じ、
図示せぬ公知の閃光装置を作動可能な状態に″!″る。
この直後にレバー5は、図4−bに示すように停止部材
10に当接して、その反時計方向の回転を停止し、先羽
根も停止する。これと同時に5に連動している釣合錘1
4の運動も停止する。この時レバー5および先羽根の停
止に伴なう衝撃が発生するが、釣合錘の停止によっても
、これと逆向きの衝撃が発生するので、両者の衝撃が打
消し合って、カメラ本体に伝播する衝撃力を減少させ、
防振効果7得ている。
次にシャッター秒時計時開始スイッチ21が開かれ図示
せぬ、秒時計時回路が計時を開始してから、手め定めら
れたある時間が経過した後、電磁石44の巻線44Bの
通電が断たれて、44は、その吸着片45の吸着を解除
する。これと同時に係止部材40は、バネ47の力によ
って軸39のまわりに反時計方向に回動される。この時
係止部材40の一端40aはレバー25の端部25&の
係止を解除する。一方部材40による係止を解かれたレ
バー25は、ねじりバネ29の付勢によって反時゛計方
向に回動乞開始する。この反時計方向の回動によってレ
バー25にピン27で連結された第3図に示すシャッタ
ー後羽根が上方に移行して、露光窓1ag閉じ、露光を
終了させる。この時レバー25上のピン28は、レバー
311f!:軸32のまわりに時計方向に回転させ、さ
らにレバー31上のピン33によって釣合錘34を軸3
5のまわりに反時計方向に回転させる。ここで釣合錘 
34の運動方向は、シャッター後羽根の運動方向とは、
逆向きKなっており、後羽根の運動に伴なって発生する
カメラの振動を打消している。
またレバー25がざらに反時計方向に回転し、停止部材
30に当接し、25および後幕が停止すると同時に34
も停止する。ここで両者の停止時に発生する衝撃力が互
忙打消し合ってカメラの防振を行なうことは、先羽根の
場合と同様である。
後羽根の走行が終了して、カメラの1回の露光が完了し
た時の状態を図4−cに示す。
以上のようkして1回の露光が完了する。
このシャッター装置を第1図に示したセツト状態に復帰
させるKは図示なき巻上装置により、レバー5,25の
それぞれを時計方向に回動させ、係止部材20.40の
端部20a。
40aとレバー5,25の係合部5 a 、 25aを
係合させる。これに伴い釣合錘14.34も時計方向に
回転し元位置に復帰する。この端部40aと係合部25
aとの係合の前に係止部材40の端部に取付けられた吸
着片45は、図示なき保持手段により電磁石44との吸
着位置に保持されている。従って係合部25aは、端部
40aK当接して、係止部材40、切欠部40b付近を
弾性変形させることKより端部40aを乗り越えてから
係合状態に至ることKなる。この保持手段は、巻線44
aへの通電に伴い、保持を解除する。
本実施5例では、以上1回の露光動作において、釣合錘
の運動距離は、シャッター羽根の走行距離に比べて、短
かくなるよ5K、また上記釣合錘の質量は、シャッター
羽根の質量よりも太き(なるように構成されている。
さらに本実施例中の釣合錘は、黄銅板などを用いて構成
しても良いことは言うまでもlkL、So また本実施例において釣合錘の質量とその運動距離を適
当に設計すればシャッター羽根の走行および停止に伴な
う衝撃振動乞はぼ完全に打消丁ことかできる防振装置7
得ることが可能である。またこのような防振装置7持っ
ているシャッターでは、シャッター作動前後における、
シャッター装置全体の重心位置の移動は、はとんど起ら
ないことは、当然である。
以上のよ5に本実施例では、シャッター駆動レバーの動
きを連動部材を通して釣合錘に伝達し、これを駆動する
構造になっている。
このため、釣合錘のための駆動源、係止部材および巻上
部材を別設する必要がなく構造が簡単になるという利点
がある。ざらに釣合錘と、シャッター羽根の起動および
停止が完全に同期するので、防振が確実に行なえるとい
う利点もある。
またシャッター羽根と駆動レバーに比べて大きな質量の
釣合錘を用いているために、この釣合錘の運動距離は、
シャッター羽根の走行距離に比べて短かくて済み、カメ
ラ内部の限られた空間に合理的に配置することが可能と
なるという利点もある。
本実施例では、露光窓の上下の空いた部分に釣合錘を配
置できたので、カメラの構造上きわめて有利な構成とな
った。
第5図は、本発明の第2の実施例であって、第1の実施
例と同様にカメラのシャッターに応用したものである。
本実施例では、説明〉簡単にするために、第1の実施例
と同じ機能をする部材には、同一の番号を付しである。
また第1の実施例と同じ機能を有する部材の説明も省略
する。
第5図は、シャッターがセットされた状態を示す。ここ
で、52は、レバー5上に植設されたピンであって、シ
ャッター巻上時に巻上部材61と当接するように配置さ
れている。
また釣合錘14の先端部には、係止部材20と係合する
係合部14dが設けられ、さらに中央部には、基板1上
忙植設されたピン54と当接して釣合錘の運動を停止さ
せるための突出部14eが設けられている。14cKは
、ピン54との当接時に発生する衝突音を減少させるた
めK、合成樹脂で成形された、緩衝部材14fが、接着
などの方法によって取付げられている。53は、釣合錘
14上に植設されたピンであって巻上時に巻上部材61
と当接して、釣合錘14を軸15のまわりに時計方向に
回動させて、釣合錘14を巻上げるように配置されてい
る。55は、一端ビ基板1上に植設されたピン17に他
端を釣合錘14に固・定された引張バネであって、釣合
錘14ビ軸15のまわりに反時計方向に付勢している。
係止部材20は、係合部20aおよび突出部20bを有
する一方、本実施例にあっては、釣合錘14の係合部1
4dと係合する別の係合部20cが設けられ、シャッタ
ー巻上時には、14dと係合して引張りバネ55により
釣合錘14の反時計方向の回動を阻止して(・る。
56は、レバー25上に植設されたピンであって、シャ
ッター巻上時に巻上部材61と当接して、レバ−25乞
時計方向に回動させシャッターをセットする。釣合錘3
4は、先端部には、レリーズ部材と係合する係合部34
eが設けられ、さらに中央部には、基板1上に植設され
たピン58と当接して、釣合錘の運動を停止させるため
の突出部34dが設けられている。34dKは上記の5
8との当接時に発生する衝突音を減少させるために、合
成樹脂等で成形された緩衝部材346が、接着などの方
法で取付られている。57は、釣合錘34上罠植設され
たピンであって、シャッター巻上時に巻上部材61と当
接して、釣合錘34を軸35のまわりに時計方向に回動
させて、錘34ya−巻上げるように配置されている。
59は、一端部基板1上に植設されたピン37また他端
を釣合錘り34に固定された引張バネであって、59を
軸35の回りに反時計方向に付勢している。係上部材4
0は、その両端に、40aおよび電磁石44の吸着片4
5の取付部を有するとともに、シャッターセット時に釣
合錘34の係合部34Cと係合する突出部40e’a’
有している。シャッターセット時には、係合部34eと
突出部40cが係合することKより、バネ59による釣
合錘34の反時計方向の回動を阻止している。
60は、図示せぬカメラボディーに植設された軸である
。一方、軸60のまわりに回動可能に軸支された巻上部
材61は、レバー5上のピン52と当接可能な突出部6
1a、釣合錘14上のピン53と当接可能なカム面61
b、同じく釣合錘34のピン5Tと当接可能な突出部6
1e、及びレバー25上のピン56と当接可能なカム面
61d7a−有しており、シャッター巻上時に反時計方
向に回転して、シャッター各部材乞セット位置に移行さ
せる。
62は、図示せぬカメラボディー上に植設されたピンで
ある。また63は、一端部ピン62他端を巻上部材61
に固定された引張バネであって、巻上部材61を軸60
のまわりに時計方向に付勢しており、シャッター作動中
巻上部材61がシャッター上の運動部材と干渉しないよ
うな退避位置を保持するよ5になっている。64は、図
示せぬカメラボディー上忙植設されたピンであって巻上
部材61上の部分61eと当接して、巻上部材61の過
大なる時計方向の回動を阻止している。
木簡2の実施例においても、レバー5および25は、第
3図に示すようなシャッター羽根に連結されており、レ
バー50反時計方向の回転によりシャッター先羽根は、
露光窓上方に移行して、露光窓1aを開き露光を開始し
、レバー25の反時計方向の回転によりシャッター後羽
根は、面画上方に展開して、露光窓1a”2閉じ露光を
終了させる。
以上が本発明の第2の実施例の構成である。
次に本笑施例馨作動させるには、図示せぬシャッターボ
タンの押下げにより、図示せぬ電源スィッチを閉じて、
電磁石44の巻線44aY通電し、吸着片45’2吸着
保持する。
次にシャッターボタンヲサらに押下げると、図示せぬ部
材により、係止部材20が軸19のまわりに反時計方向
に回動されて、部材20の端部20aは、レバー5の端
部5aの係止を解いて、レバー50反時計方向の回動を
起動する。これと同時に20の別の端部20cは、釣合
錘14の係止部14dの係止を解いて、釣合錘14の軸
15のまわりの反時計方向の回動を起動させる。また係
止部材20上の他の端部20−bは、秒時計時開始スイ
ッチ21の可動片21aと当接し、これ7開いて、図示
せぬ秒時計時回路計時乞開始させる。一方係止部材20
による係止を解除されたレバー5が、軸3のまわりに反
時計方向の回動を始めると、これ拠連結された第3図の
シャッター先羽根は、露光窓上方へ移行し画面を開き始
める。他方同様に係止部材20上の端部20cによる係
止を解除された、釣合錘14は、引張りバネ55の付勢
力によって軸15のまわりに反時計方向に回動馨始め、
これに伴なって釣合錘14の重心は、画面の下方向に向
って運動する。以上よりわかるように、釣合錘14の重
心の運動は、シャッター羽根の運動方向とは、逆向きK
なっており、シャッター先羽根の走行に伴なって発生す
る振動を打消している。
レバー50反時計まわりの回動がさらに進んで、これに
連結されたシャッター先羽根が露光窓を開き終った後に
、停止部材10とレバー5が当接して、レバー50反時
計方向の回動が停止し、これとともにシャッター先羽根
の運動も停止する。これと同時K、引張バネ55に駆動
されて運動している釣合錘14は、14fとピン54が
当接してその運動乞停止する。ここで釣合錘14が、運
動を開始してから停止するまでの時間は、シャッター先
羽根が運動を開始してから停止するまでの時間と一致す
るように、釣合錘14の駆動バネ55の張力が調整され
ている。そこで、レバー5が、停止部材10と当接して
、シャッター先羽根が停止する時に発生する衝撃力の方
向は、釣合錘14がピン54と当接して停止する時に発
生する衝撃力の方向と逆向きKなる。従ってこの両者が
打消し合って、カメラボディーに伝播する衝撃乞減少さ
せ、防振効果を得ることができる。またシャッター先羽
根が、停止する直前すなわち、釣合錘14上の14fが
ピン54に当接して釣合錘14が停止する直前に、釣合
錘14の端部14bが、閃光同調装置のシンクロスイッ
チ22の可動接片22aと当接し、これ乞閉じて、図示
せぬ閃光装置?作動可能な状態とすることは、前記第1
の笑施例と同様である。
次にシャッター秒時計時開始スイッチ21が開かれ、図
示せぬ秒時計時回路が、計時乞開始してから、予め定め
られたある時間が経過した後、電磁石440巻線44a
の通電が断たれて、電磁石44は、七の吸着片45の吸
着を解除する。この時係止部材40は、バネ4γの力に
よって軸39のまわりに反時計方向に回動し、係止部材
40の一端40aは、レバー25の端部25aの係止を
解除して、レバー25の反時計方向の回動を起動する。
これと同時に係止部材他端40cは、釣合錘34の端部
34cの係止を解除し、釣合錘34は、軸35のまわり
に、引張バネ59の付勢力によって回動を開始する。一
方係止部材40による係止を解除されたレバー25が、
軸23のまわりに反時計方向の回動を始めると、これに
連結された第3図のシャッター後羽根は、露光窓上方へ
移行しながら展開して、露光窓1a?:閉じ始める。係
止部材41Cよる係止を解除された釣合錘34は、引張
りバネ59の付勢力によって軸35のまわりに反時計方
向に回動ン始め、   これに伴って釣合錘34は、露
光窓の下方向に向かって運動する。
以上よりわかるように釣合錘34の中央部の運動は、シ
ャッター後羽根の運動方向とは逆向きになっており、シ
ャッター後羽根の走行に伴なって発生する振動を吸収し
ている。
レバー250反時計まわりの回動がさらに進んで、これ
に連結されたシャッター後羽根が露光窓を閉じ終った後
に、停止部材30とレバー25が当接して、レバー25
の反時計方向の回動が停止し、これとともにシャッター
後羽根の運動も停止する。この時引張バネ59によって
駆動されていた釣合錘34は、緩衝部材34eとピン5
8が、当接して、その運動を停止する。ここでシャッタ
ー先羽根と釣合錘14の関係と同様K、釣合錘34の運
動時間とシャッター後羽根の運動時間が等しくなるよう
に、バネ59の力が調整されている。
そこでレバー25が停止部材30と当接して、シャッタ
ー後羽根が停止する時に発生する衝撃力は、釣合錘34
が、ピン58と当接して停止する時如発生する衝撃力に
打消されて、カメラボディーに伝播する衝撃を減少させ
ている。従ってカメラ本体の防振を行なうことができる
上記のような1回の露光動作において、釣合錘14およ
び34とシャッター羽根およびこれを駆動する駆動レバ
ーの作動の関係は、前記の第1の実施例と同様であり、
第4図a。
bおよびcf示すようKなる。   ′以上のようにし
て1回の露光が完了し、これを巻上げるKは図示せざる
部材により巻上部材61?:軸60のまわりに反時計方
向に回動させる。この時巻上部材61の端部61aは、
レバー5上のピン52と当接し、レバー5乞軸3のまわ
りに時計方向に回動させ、係止部材20の端部20aと
端部5aを係合させる。カム面61bは、釣合錘14上
のピン53と当接し、これを押し上げて、釣合錘14乞
ピン15のまわりに時計方向に回動させ、端部20cと
係止部14dを係合させる。
また巻上部材61の端部61eは、釣合錘34上のピン
57と当接し、釣合錘34馨ピン35のまわりに時計方
向に回動させ、端部34Cと突出部40cが係合する。
さらにカム面61dは、レバー25上のピン56と当接
し、レバー25を軸23のまわりに時計方向に回動させ
、レバー25上の係合部25aと係止部材40上の端部
40aが係合する。
本実施例は以上のように巻上げられセット状態に保持さ
、れる。
以上第2の実施例においても、第1の実施例と同様に釣
合錘の運動距離は、シャッター羽根の走行距離よりも短
か(構成され、かつ上記釣合錘の質量は、シャッター羽
根およびその駆動レバーの質量よりも太き(なるように
構成されろ。
また本実施例においても前記第1の実施例と同様に釣合
錘の質量と、その運動距離を適切に設計すれば、シャッ
ターの作動に伴なう衝撃振動をほぼ完全に打消すことが
可能なことは言うまでもない。
また本実施例で□は、釣合錘を駆動するために、シャッ
ター羽根とは全く独立した駆動源を有しており、運動中
の釣合錘は、シャッター羽根の走行に何ら影響χ与える
ことがない。
従って、シャッターの露光動作中何かの原因で、釣合錘
の運動が阻害された場合であっても、シャッター羽根は
、安定した走行を保持することができるという利点があ
る。また上記の利点ン活5用して例えば、従来シャッタ
ーの後羽根の連動部材から出力されていた、−眼しフレ
・シクスカメラの反射鏡復帰信号を釣合錘から出力する
ように丁れば、信号出力によって後羽根から奪い取られ
るエネルギーを釣合錘に肩代わりさせろことができて、
後羽根のトビ込み不良を防止できるなどの利点も有る。
以上のように従来シャッター羽根の連動部材から出力さ
れた信号を釣合錘から出力するように、することKよっ
てシャッター羽根の走行不良などの事故を防止すること
が可能となる。
以上第1および第2の実施例において、釣合錘の回動軸
は、画面をはさんで、シャッター羽根駆動レバーの回転
軸と反対側に配置されているが、露光窓に対して同じ側
に配置しても良いことは言うまでもない。このような配
置であっても釣合錘中央部の重心は、本実施例と同様に
シャッター羽根とは、逆の方向に運動するように構成さ
れることは、木簡1および第2の実施例と同様である。
第6図は、本発明の第3の実施例であって、−眼レフレ
ックスカメラの可動反射鏡の防振装置に応用したもので
ある。
第6図において101は、−眼しフレックカメラの反射
鏡である。102は反射鏡乞保持する支持枠であって、
反射鏡101は、公知の方法により支持枠102に取付
しすられている。また反射鏡101と支持枠102の合
成された重心は、第6図03の位置にある。
103aおよび103bは、ともに支持枠102の側方
に植設されたピンであり、それぞれカメラボディーに設
けられた軸受104aおよび104bの穴部に嵌合して
いる。以上のような構成によって、上記の反射鏡101
は、ピン103aおよび103b”f通る回転軸のまわ
りに1回動可能に保持され、図示せぬ公知の駆動装置に
よって、ファインダー7通して被写体像を観察可能な降
下位置と、撮影光束外に退避した上昇位置の間乞往復弧
回動可能なよう・になっている。さらに105は、支持
枠102の側方に植設された連動ピンである。
IO2は、釣合錘支持枠であって、腕部には、カム溝1
06aが設けられ、支持枠102上に植設されたピン1
05が差込まれており、一端には、釣合@107が図示
せぬ手段により取付られている。また108aおよび1
08bは、それぞれ釣合錘支持枠106の側面に植設さ
れたピンであり、カメラボディーに設けられた軸受部1
09aおよび109bの穴部に度合して、支持枠10G
をピン108aと108bY通る軸のまわりに回動可能
に支持している。以上のような購成忙よって、反射鏡1
01がピン103aと103bY通る軸のまわりに時計
方向に回動すると、釣合錘支持枠106および釣合錘1
07は、ピン105に案内されて、ピン108aと10
8bを通る軸のまわりに反時計方向に回動するようにな
っており、これとは、逆に反射鏡101が反時計方向に
回動した時は、釣合錘支持枠10Gおよび釣合錘107
は、時計方向に回動するよ5になっている。以上より反
射鏡1010重心G3と釣合錘107は、常に互に反対
方向に運動するようになっている。
ここで本実施例において、釣合錘107は、反射鏡10
1がファインダーから被写体像を観察可能な位置にある
時上記反射鏡の背面が第6図の位置7取るように構成さ
れている。また釣合錘107の質量は、反射鏡101と
その支持枠102を合計した質量よりも大きな値乞有し
ている。さらに釣合錘支持枠106に設けられた溝カム
106aと、ピン108aおよび108bの配置と形状
は、円弧回動する釣合錘107の円弧上における運動距
離が、反射鏡101と支持枠102の合成重心G3が描
く円弧上の運動距離よりも短か(なるように構成されて
いる。従って、反射鏡101と反射鏡支持枠102より
も大きな質量を有する釣合錘107は、反射鏡とは反対
向きK、重心G3よりも短かい距離運動する。
第7図のaおよびbは、本実施例乞実際の1眼レフレッ
クスカメラKffi込んだ状態Z示す。第7図のλおよ
びbにおいて、110は撮影レンズ、111はファイン
ダー、112はシャッター、113はフィルム面である
以上本実施例において、釣合錘107は、釣合錘支持枠
106上に取付けられているが、本実施例においても、
前記第1の実施例と同じように、支持枠乞合成樹脂で成
形し、その内部に鉛など比重の大きな金属で作られた釣
合錘支持枠んでも良いことは言うまでもない。
以上が本実施例の構成である。次にその作動について第
7図のaおよびb7用いて説明する。
第7図aは、反射鏡が、ファインダー111から被写体
像?観察可能ないわゆる降下位置7取った状態を示し、
第7因すは、上記反射鏡が、撮影光路外へ退避した、い
わゆる上昇位置を取った状態ン示している。そこで第7
図aにおいて、図示せぬカメラのレリーズボタンを押下
げると、図示せぬ反射鏡駆動装置が作動して、反射鏡1
01および支持枠102は、図示の上記降下位置から上
記上昇位置に向かってピン103aのまわりに時計方向
の回動乞開始する。これに伴なって釣合錘107は、七
の支持枠106に設けられたカム溝106aK102上
のピン105が、差込まれているために、ピン108a
のまわりに反時計方向に回動を始める。この時釣合錘1
01の運動速度は、反射鏡101と支持枠102の重心
G3の運動速度よりも遅くなっているが、釣合錘107
の質量は、反射鏡101と支持枠102の合計質量より
も大きいために、反射鏡の運動に伴なって発生する振動
ビ打消し、カメラ本体乞防振している。
反射鏡101のピン103aのまわりの時計方向の回動
がさらに進行して、反射鏡101が第7図blc示すよ
うな前記上昇位置に移行して、その運動が停止した時、
カム溝106aとピン105および支持枠106によっ
て、反射鏡101と連動して運動していた釣合錘101
も、運動を停止する。この時反射鏡101とその支持枠
102の停止によって衝撃力が発生するが、反射鏡10
1 と支持枠102よりも大きな質量ン持ち遅い速度で
運動している釣合錘107も同時に停止することにより
、上記の衝撃力とは、逆向きの衝撃力が発生する。そこ
でこの両部撃力が、打消し合って、カメラ本体に伝播す
る衝撃力を減少させ、カメラの防振を行なっている。
その後シャッター112によるフィルム面113への露
光が終了して、反射鏡101は、前記の上昇位置から降
下位置に復帰するが、この場合も上記と同様に釣合錘1
07の運動によって、反射鏡101および支持枠102
の運動による衝撃振動を打消し、カメラの防振ン行なっ
ている。
以上の本実施例においても前記第1.第2の実施例と同
様に、釣合錘の質量とその運動距離を適切に・選べば、
反射鏡の運動に伴なう衝撃と振tdJ馨はぼ完全に打消
丁ことかできる、防振装fltw得ることが可能なこと
は、言うまでもない。
上記本実施例においては、釣合錘の運動距離は、反射鏡
と反射鏡支持枠の重心の運動距離よりも短かくて良いの
で、釣合錘7反射鏡の背面に配置できるとともK、これ
を−運動させることが可能となるので、カメラ内部の空
間を有効に活用することができるという利点がある。さ
らに従来のカメラでは、撮影レンズ110を通過し、反
射鏡下端部の隙間を通り抜けてシャッター面112に到
達した迷光が、シャッターの遮光部材の隙間からフィル
ム面に浸入し、フィルムが感光してしまうという漏光事
故がよ(発生していた。そこで本実施例のようK、釣合
錘を反射鏡の背面に配置丁れば、上記釣合錘を、上記の
ような迷光χ遮るための遮光部材として活用することが
でき、上述したような漏光事故を防止できるという利点
もある。第8図は、本発明の第4の実施例であって、カ
メラの交換式撮影レンズに応用した例である。
ここで第8図に示す機構は、図示せぬレンズ鏡筒内に納
められて、同じ(図示せぬカメラボディー本体に取付け
られている。
初めに本実施例の構成について説明すると201は、撮
影レンズで、図示せぬ方法により鏡筒に取付けられてい
る。202は、後述する絞り羽根を取付けるための絞り
羽根支持板であって、図示せぬ鏡筒に固定されその中央
部には、撮影光束を通すための開口202aが設けられ
、また開口202aの周囲には、後述する絞り羽根乞支
持するための軸受穴202bか、絞り羽根の枚数だけ数
個設けられている。第8図では、説明を簡単にするため
に絞り羽根と軸受穴を1組だけ描いた。さらに203は
、絞り羽根であって、レンズの開口を絞り込むために1
開口202aのまわりに数枚配置されている。203a
は、絞り羽根203上に植設されたピンであって、絞り
羽根支持板202上の軸受穴202bK嵌合して、絞り
羽根203乞、軸受穴202bのまわりに回動可能に軸
支している。203bは、同じ(絞り羽根203上に植
設されたピンである。また204は、絞り羽根駆動リン
グであって、撮影光束の中心いわゆる元軸のまわりに回
動可能に支持されている。204aは、撮影光束を通過
させるために204に設けられた開口である。204b
は、絞り羽根駆動リング上に設けられた溝カムであって
、絞り羽根203上のピン203bが差込まれセいる。
ここで溝カム204bは、開口204aのまわりに絞り
羽根の枚数だけ設けられている。
204Cは、絞り羽根駆動板204上に設けられた突出
部である。204dは、204に設けられた腕であって
、その先端には、引張バネ205の一端が固定されてい
る。また上記バネ205の他端は、 図示せぬレンズ鏡
筒に固定されており、絞り羽根駆動板204乞前記の光
軸まわりに反時計方向に付勢している。
以上のような構成であるから、絞り羽根駆動板204が
光軸まわりに反時計方向に回動すると、絞り羽根203
は、ピン203aのまわりに反時計方向に回動して、開
口202aを絞り込むようになっている。
206は、信号伝達レバーであって、図示せぬレンズ鏡
筒内面に植設されたピン207のまわりに回動可能に軸
支されており、その先端には、絞り羽根駆動板204の
腕204dに当接する端部206 a’e有している。
また20日は、前記20G上に植設されたピンであって
、後述の釣合錘209のフォーク209aに当接してい
る。釣合錘209は、前記の元軸まわワに回動可能に支
持されており、一方には、前記のピン208と係合する
フォーク209aの他に1他方には、図示せぬカメラボ
ディー上の絞りレバー211に当接する腕209bYz
r:有している。また210は、1端をレンズ鏡筒に他
端乞前記釣合錘209上209a近傍にそれぞれ固定さ
れた引張バネであって、釣合錘209乞前記元軸まわり
に時計方向に付勢している。
ここで釣合錘209が元軸まわりに有している慣性能率
は、絞り羽根203の慣性能率7元軸まわりの慣性能率
にt界Lr=逍と絞り羽根駆動板2040元軸まわりの
慣性能率を合計した値よりも大きくなるように決められ
ろ。
また信号伝達レバー206の形状およびピ、2゜8とピ
ン207の配置は、絞り羽根駆動板204が元軸まわり
に回転した時、釣合錘209が上記204とは逆の方向
に絞り羽根駆動板204よりも小さな角度だけ回転する
ように決められている。
絞りレバー211は、カメラボディー内に植設されたピ
ン212のまわりに回動可能に軸支されている。また絞
りレバー211の先端には、レンズ鏡筒のマウント部か
ら突出している釣合錘209上の腕209bと当接する
折曲部21°1aY有している。ここで、折曲部21プ
aが、釣合錘209上の腕209bと当接して、これを
バネ205およびバネ210の力に抗して押し上げるこ
とにより、絞り羽根203が、開口202aから退避す
る位置、丁なわち、開放絞り位置2保持するようになっ
ている。
また213は、絞り値設定環であって、元軸まわりに回
動可能に支持されており、撮影者の操作によって光軸ま
わりに回転して、カメラが作動状態になった時に、前記
の絞り羽根203によって形成される絞り開口が、任意
の絞り値になるような位置に図示せぬ保持機榴によって
保持される。214は、設定絞り伝達部材であって、元
軸まわりに回動可能に保持されており、内周面には、絞
り値設定環213のフォーク部213aと係合するピン
215が、植設されている。216は、絞り停止板であ
って、その中央部には、撮影光束が通過する開口216
aが設げられており、光軸まわりに一回動可能に支持さ
れている。また該絞り停止板216の外縁部には、突起
216bが設けられており、設定絞9伝達部材214に
設けられた凹部214aに嵌合している。また絞り停止
板21Gの側面には、ピン217が植設されており、ピ
ン211と絞り羽根駆動板204上の突起204cが当
接することにより、絞り羽根駆動板204の反時計方向
の回動が停止する構造になっている。
以上のような構成であるから、絞り値設定環2132回
転させて、所定の位置に保持することにより、絞り停止
板216もこれと対応する所定の位置に保持される。そ
こで停止板21Gのピン21γ、204上の突起204
eの間隔が変化して、絞り羽根駆動板204が回動を始
めてから、突起204cとピン217が、当接して駆動
板2040回動が停止するまでの回転角を変化させるこ
とができ、駆動板204に駆動される絞り羽根が作る絞
り値が設定されるようになっている。
以上が、本実施例の構成である。次にこれを作動させる
Kは、前述のごと(絞り値設定環21.3を回して絞り
値を設定した後、図示せぬカメラボディーのシャッター
ボタンを押下げると、これに伴なってカメラボディー上
の絞りレバー211が、ピン212のまわりに反時計方
向に回動し、前記の折曲部211aと腕209bの当接
が外れる。この時釣合鍾209は、バネ210に引張ら
れて、光軸まわりに時計方向に回動する。そこで、釣合
錘209とピン2081Cよって係合している連動レバ
ー206は、軸207のまわりに時計方向に回動する。
この時絞り羽根駆動板204は、バネ205に引張られ
て、絞り羽根駆動板204上の腕204dとレバー20
6の端部206aの当接が保たれたまま、反時計方向に
回動する。この絞り羽根駆動板204の反時計方向の回
動に伴なって該駆動板204上の溝カム204bK差込
まれた絞り羽根203上のピン203bに駆動され、絞
り羽根203は、ピン203aを中心にして、反時計方
向に回動する。そこで絞り羽根203は、開口202a
のまわりに数枚取付けられているので絞り羽根203の
上記の動作により開口202aが絞り込まれる。絞り羽
根駆動板2040反時計方向の回動がさらに進むと該駆
動板204上の突起204cとピン217が当接して2
04の反時計方向の回動が停止し、開口202aは、絞
り羽根203によって所定の絞り値まで絞り込まれる。
ここでこれら絞り羽根203および絞り羽根駆動板20
4の一連の運動によって発生する衝撃振動は、これらの
部材より大きな慣性能率7有する釣合錘209が駆動板
204および絞り羽根203とは、逆の方向K、駆動板
204より小さい角度回転することにより打消している
。以上のようKして、本実施例においては、絞り羽根を
作動させることによって発生する衝撃振動は、釣合錘2
09の運動によって、減少され、レンズの防振が行なわ
れる。
さらに、上°記の絞り羽根が、上記とは逆の運動を行な
って開口202aY開放状態まで開(時にも、上述と同
様に防振か行なわれるこ  くとは言うまでもない。ま
た、このような防振装置において釣合錘の慣性能率を適
当に選択丁れば、絞り羽根の作動に伴なう衝撃振動を完
全に打消丁ことか可能である。
本実施例のよ5に運動する各部材がほぼ回転運動のみで
行なわれる場合は、質量は、慣性能率に、運動距離は回
転角に対応することは言うまでもない。
以上本実施例においては、釣合錘209によって、カメ
ラボディーとレンズ間の絞り動作の信号が、伝達される
ので、防振を行なうための特別な部材を別設する必要が
なく、構造が簡単になるという利点がある。
以上のように本発明によれば、カメラ内部の運動部材か
ら発生する振動Z釣合錘ン用いて効果的に防振している
のであるから、撮影に際して、この振動によるカメラブ
レが発生しない、防振装置を寸法を増大させることなく
得ることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例の斜視図、第2図は、
@1の実施例における釣合錘の断面図、 第3図は、シャッター羽根の平面図、 第4図a、b、cは、第1の実施例の平面図、 第5図は、本発明の第2の実施例の斜視図、第6図は、
第3の実施例の斜視図、 i7図a、bは、第3の実施例を組み込んだカメラの断
面図、 第8図は、本発明の第4の実施例の斜視図である。 〔主要部分の符号の説明〕 5.25・・・駆動レバー 50f〜soj・・・先羽根群 51f〜51h・・・後羽根群 14.34・・・釣合錘  101・・・反射鏡102
・・・反射鏡支持枠 107・・・釣合錘203・・・
絞り羽根 204・・・絞り羽根駆動板 209・・・釣合錘第5
図 第4図 第4区 オ6図 手続補正書 昭和63年11月16日 特許庁長官 吉 1)文 毅  殿 1、゛に件の表示 昭和63年 特 許 願 第259517号2、発明の
名称 カメラの防振装置 3、補正をする者 ・バ件との関係  特許出願人 住所 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号名称(41
1)株式会社ニコン 4、代理人 5、補正により増加する発明の数     2(1)「
特許請求の範囲」を別紙の通り訂正する。 (2)明細書第2頁第12行目〜第7頁第5行目の「こ
のような従来装置では、・・・・・・効率の高い防振装
置を得る。」を下記の如く訂正する。 「しかしなからJ:述した従来装置はカメラのミラーに
関するものであって、フオー力ルブレーンシャウタに関
するものではなかった。 本発明はシャッタ基板上に第1及び第2の遮光部材を有
し、シャツタレリーズ動作に応して第1の遮光部材を駆
動し該遮光部材をアパーチャから退避せしめるとともに
、露光時間の経過後に第2の遮光部材を駆動し該遮光部
材にてアバ−シャを覆うフォーカルブレーンシャッタに
、釣合錘を設けたものであり、構造の簡略化、小型化、
シャッタのユニット化、防振効果等の観点からシャッタ
に釣合錘を設ける際に最適な構造を提供することを特徴
とする特許 (3)明細書第38頁第16行目〜第54頁第17行目
の 「第6図は、本発明の第3実施例であって。 ・・・・・・できるという利点かある。」を下記の如く
訂正する。 [以−ヒ詳述した如く、本件出願に記載された第1の発
明は、シャツタレリーズ時に遮光部材(先羽根群)が走
行する方向とは反対の方向に釣合錘を走行させるので、
遮光部材の走行中及び走行完了後の振動を防止すること
がてき、′A先光中カメラブレを防止することかできる
。 また遮光部材を駆動する手段の近傍にこれと連動する釣
合錘を設けたので、遮光部材と釣合錘を連動させる機構
か簡単に構成できる。 また遮光部材から釣合錘までの機構も大きなスペースを
必要とせす小型に構成できる。 さらに釣合錘を遮光部材か折り畳まれるアパーチャの一
方の側の空間に釣合錘を配にするのて、狭いシャッタ基
板上に釣合錘を一体に配置することかてき、釣合錘をシ
ャッタユニットとし゛C構成てきる。したかって製造上
も好ましい。 さらにまた遮光部材の走行する面とほぼ同一面上に釣合
錘を配置することかできるので、遮光部材の走行時、す
なわち釣合錘の走行時に撮影レンズ光軸に対してシャッ
タ基板、換言すればカメラボディな傾斜させる力(モー
メント)がほとんど発生しない。したがってカメラか傾
くことを防止することかでき、この点でも防振効果があ
る。 また本件出願に記載された第2の発明 は、遮光部材(先羽根群)を走行せしめる駆動源とは別
の駆動源により釣合錘を駆動する。したがって釣合錘が
遮光部材の走行に悪影響を及ぼす危険はほとんどなくな
り、シャッタ機構の信頼性を高くすることができる。 さらに本件出願に記載された第3の発明は、第1の遮光
部材(先羽根群)及び第2の遮光部材(後羽根群)にそ
れぞれ釣合錘を設けたのて、第1の遮光部材の走行時(
詳しくは先羽根群の走行中及び走行完了直後)のみなら
ず、第2の遮光部材の走行時(詳しくは後羽根群の走行
中及び走行完了直後)のカメラフレも防止しすることが
できる。したがってカメラブレを防止したカメラを構成
するヒで最も好ましい機構を得ることができる。」 (4)明細書第55頁第6行目〜第9行目の「第6図は
、・・・・・・斜視図」を削除する。 (5)同上第55頁第15行11〜第18行目のr 1
01−・・反射鏡・・・・・・209・・・釣合錘」を
削除する。 (6)出願時提出の図面第6図、第7図及び第8 [2
1を削除する。 2、特許請求の範囲 1、 アパーチャを有するシャッタ基板と、展開して前
記アパーチャを覆う第1の状態と該アパーチャから退避
して該アパーチャの−・方の側に折り畳まれる第2の状
態とに変位町俺な遮光部材と、 シャツタレリーズ動作に連動して前記遮光部材を第1の
状態から第2の状態へ走行せしめる駆動手段とを有する
とともに。 該駆動手段か、前記遮光部材の走行方向に垂直な前記ア
パーチャの側方であって、該アパーチャの前記一方の側
に近い位置に配置されたカメラにおいて、 前記アパーチャの前記一方の側に、前記駆動手段に連携
して前記遮光部材の走行方向とは反対の方向に走行する
釣合錘を設け、該釣合錘の走行により前記遮光部材の走
行に伴う振動を防1トシたことを時角とするカメラの防
振装置。 2、 アパーチャを有するシャッタ基板と、展開して前
記アパーチャをvgう第1の状態と該アパーチャから退
避して該アパーチャの一方の側に折り畳まれる第2の状
態とに変位n(能な遮光部材と、 シャツタレリーズ動作に連動して第1の駆動源の力によ
り前記遮光部材を第1の状態から第2の状態へ走行せし
める第1の駆動手段とを有するとともに、 該駆動手段が、前記遮光部材の走行方向に垂直な前記ア
パーチャの側方てあって、該アパーチャの前記一方の側
に近い位置に配置されたカメラにおいて、 前記アパーチャの前記一方の側に、前記遮光部材の走行
方向とは反対の方向に走行可能な釣合錘を設けるととも
に、 前記第1の駆動源とは別の第2の駆動源によって駆動さ
れる第2の駆動手段な設け、前記遮光部材を駆動する前
記第1の駆動手段に連携して、前記第2の駆動手段か前
記釣合錘を走行せしめ。 該釣合錘の走行により前記遮光部材の走行に伴う振動を
防止したことを特徴とするカメラの防振装置。 3、 アパーチャを有するシャッタ基板と。 展開して前記アパーチャを階う第1の状態と該アパーチ
ャから退避して該アパーチャの一方の側に折り畳まれる
第2の状態とに変位口T能な第1の遮光部材と。 ンヤッタレリーズ動作に連動して前記第1の遮光部材を
第1の状態から第2の状態へ走行せしめる第1の駆動手
段と、 …j記アパーチャを挟んで前記一方の側とは反対の他方
の側に折り畳まれて該アパーチャから退避する第3の状
態と展開して前記アパーチャを覆う第4の状態とに変位
回部な第2の遮光部材と、 前記第1の遮光部材の走行開始後に前記第2の遮光部材
を第3の状態から第4の状態へ走行せしめる第2の駆動
手段とを有するとともに、 前記第1の駆動手段か、前記第1の遮光部材の走行方向
に垂直な前記アパーチャの側方てあって、該アパーチャ
の前記一方の側に近い位置に、また前記第2の駆動手段
か、前記第1の駆動手段と回し前記アパーチャの側方て
あって、該アパーチャの前記他方の側に近い位置にそれ
ぞれ配置されたカメラにおいて。 前記アパーチャの前記−・方の側に、前記第1の駆動手
段に連携して前記第1の遮光部材の走行方向とは反対の
方向に走行する第1の釣合錘を設けるとともに、 前記アパーチャの前記他方の側に、前記第2の駆動手段
に連携して前記第2の遮光部材の走行力向とは反対の方
向に走行する第2の釣合錘を設け、 前記第1の該釣合錘の走行により前記第1の遮光部材の
走行に伴う振動を、また前記第2の釣合鐘の走行により
前記第2の遮光部材の走行に伴う振動をそれぞれ防止す
ることを特徴とするカメラの防振装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 展開した状態から折り畳まれて画面を開く第一の遮
    光部材については、その走行方向側の画面外に、また折
    り畳まれた状態から展開されて画面を閉じる第2の遮光
    部材に対してはその走行方向とは反対側の画面外に、そ
    れぞれの釣合錘を配置したことを特徴とするカメラの防
    振装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の装置において、前記
    釣合錘はそれぞれ第1及び第2の遮光部材を駆動する駆
    動手段と連結されて駆動されることを特徴とする防振装
    置。 3 特許請求の範囲第1項に記載の装置において、前記
    釣合錘は前記第1及び第2の遮光部材とはそれぞれ独立
    した駆動手段を有することを特徴とする防振装置。
JP63259517A 1988-10-17 1988-10-17 カメラの防振装置 Granted JPH01131538A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5489960A (en) * 1990-11-09 1996-02-06 Nikon Corporation Focal plane shutter device for a camera
US7885580B2 (en) 2008-02-21 2011-02-08 Samsung Electronics Co., Ltd Image forming apparatus, and developing device and developing unit thereof

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US8270878B2 (en) 2008-02-21 2012-09-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus, and developing device and developing unit thereof
US8396396B2 (en) 2008-02-21 2013-03-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus, and developing device and developing unit thereof

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