JPH01130306A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、誤り訂正用情報を付加したディジタル信号を
磁気記録媒体に記録し、または記録されたディジタル信
号を読み取り、誤り訂正を行った後に再生するようにし
た磁気記録再生装置に関するものである。

〈従来の技術〉 従来より、磁気記録媒体にディジタル信号を高密度に記
録する場合、誤り訂正情報を付加し、再生時に一部の情
報が欠落しても訂正が可能なようにした磁気記録再生装
置がある。

この種の磁気記録再生装置においては、小規模な情報の
欠落は完全に訂正できるが、たとえば磁気ヘッドの目詰
りなどによる大規模な情報の欠落が発生した場合、完全
には元のデータを再現できない。このため、従来では、
電子計算機などの外部記憶装置として利用する場合、記
録直後のデータを別の磁気ヘッドにより再生し、元のデ
ータと比較することにより記録状態を監視するという方
′法がとられている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 上述の回転ヘッド方式の磁気記録再生装置においては、
監視用の磁気ヘッドが付加されるので、磁気ヘッドを２
組すなわち４個必要とする。通常、記録再生動作におい
ては、磁気ヘッドは記録用と再生用とが共用できるので
、１組すなわち２個でよい。しかるに、上述のように磁
気ヘッドの数が多くなることは、単に、部品点数の増加
にとどまらず、回転ドラムの構造が複雑化し、これに伴
って装置の価格の上昇を招く原因になっていた。

く問題点を解決するための手段〉 本発明は、磁気記録媒体上にディジタルデータを記録再
生する回転ヘッド方式の磁気記録再生装置において、回
転ヘッドを構成する第１の磁気ヘッドに対して入力信号
と基準信号を選択的に供給する信号供給手段と、回転ヘ
ッドを構成する第２の磁気ヘッドにより磁気記録媒体に
第１の磁気ヘッドにより記録された信号の中の基準信号
を再生して得られた信号の振幅に応じて第１の磁気ヘッ
ドによる記録の状態を判別する判別手段とを備える。

〈作用〉 本発明に係る磁気記録再生装置は、第１の磁気ヘッドに
より入力信号と基準信号とを記録し、第２の磁気ヘッド
により第１の磁気ヘッドにより記録した基準信号を再生
し、この再生信号の振幅に応じて第１の磁気ヘッドによ
る記録の状態を判別する。

〈実施例〉 第１図は本実施例の磁気記録再生装置の構成を示す。図
において、１は変調回路、２は書込待機状態検出回路、
３は切替器、４は駆動回路、５ａ。

５ｂは磁気ヘッド、６は磁気記録媒体、７は増幅器、８
はフィルタ、９はエンベロープ検出回路、１０は比較回
路である。

変調回路１は、入力信号を磁気記録に適した信号に変調
する。書込待機状態検出回路２は、磁気記録再生におけ
る書込待機状態を検出する。切替器３は、端子Ｃに与え
られた書込待機状態検出回路２からの書込待機状態検出
信号にしたがって、入力端子Ａに与えられた入力信号と
入力端子Ｂに与えられた基準信号のいずれかを選択して
駆動回路４へ送る。駆動回路４は、切替器３からの信号
に応じて磁気ヘッド５ａを駆動する。磁気ヘッド５ａは
、磁気記録媒体６に後述する方法で入力信号と基準信号
を記録する。磁気ヘッド５ｂは、後述する方法で磁気記
録媒体６に記録された基準信号を再生する。増幅器７は
、磁気ヘッド５ｂの再生信号を増幅する。フィルタ８は
、増幅器７の出力を濾波する。エンベロープ検出回路９
は、濾波後の再生信号の振幅を検出する。比較回路１０
は、エンベロープ検出回路９の出力のレベルを判別し、
所定レベル以下のときに信号を出力する。

第２図は磁気記録媒体６の記録パターンを示す。

図中、ａｌは磁気ヘッド５ａで記録されたトラック、ｂ
ｌは磁気ヘッド５ｂが読み取るトラックである。

以下、動作について説明する。

入力信号は、変調回路１により磁気記録に適した信号に
変調され、切替器３と駆動回路４を通り、磁気ヘッド５
ａによって磁気記録媒体６上に記録される。

書込待機状態においては、書込待機状態検出回路２の検
出に応じて切替器３が端子Ｂ側へ切り換わり、基準信号
が切替器３と駆動回路４を通り磁気ヘッド５ａによって
磁気記録媒体６に記録される。この場合、第２図に示す
ように、磁気記録媒体６のトラックａ１の一部分ａ１２
に基準信号が記録される。トラックａ１の他の部分ａｌ
ｌには、入力信号が記録されている。基準信号は、記録
信号の振幅検出に適したレベルに予め定められている。

磁気ヘッド５ａによる上述の記録動作が完了した後、も
う一方の磁気ヘッド５ｂが磁気記録媒体６のトラックｂ
１を通過する。この時、磁気へッが増幅器７とフィルタ
８を通ってエンベロープ検出回路９に入力される。エン
ベロープ検出回路９は、再生信号の振幅を検出し、この
検出信号を比較回路１０へ送る。比較回路１０では、エ
ンベロープ検出回路９の出力が所定レベルにあるかどう
かを検知し、所定レベル以下であると、磁気記録媒体６
への記録が正しく行われなかったことを示す信号を出力
する。

磁気ヘッド５ａの目詰まりが生じた状態で記録が行われ
た場合、エンベロープ検出回路９の出力゛レベルが著し
く低下するため、比較回路１０において正常値と比較す
ることにより、容易に異常を検出することができる。

なお、回転ヘッド方式の磁気記録再生装置の場合、多く
は１組の磁気ヘッドの間に逆方向のアジマス角が設けで
あるため、基準信号としては、アジマス角が無視できる
程度の低い周波数の信号を選択する必要がある。

〈発明の効果〉 以上説明したように本発明においては、回転ヘッド方式
のディジタル磁気記録再生装置の記録状態の監視が磁気
ヘッドの追加を必要とせずに可能となり、信幀性の高い
データ記録装置を安価に提供できる点で非常に有益であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック図、第２図
は本発明実施例の磁気記録媒体における記録パターンを
説明する図である。 １・・・変調回路 ２・・・書込待機状態検出回路 ３・・・切替器 ４・・・駆動回路 ５ａ、５ｂ・・・磁気ヘッド ６・・・磁気記録媒体 ７・・・増幅器 ８・・・フィルタ ９・・・エンベロープ検出回１１ １０・・・比較回路 特許出願人　　　　シャープ株式会社 代　理　人　　　　弁理士　西１）新

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気記録媒体上にディジタルデータを記録再生する回転
   ヘッド方式の磁気記録再生装置において、回転ヘッドを
   構成する第１の磁気ヘッドに対して入力信号と基準信号
   を選択的に供給する信号供給手段と、回転ヘッドを構成
   する第２の磁気ヘッドにより磁気記録媒体に第１の磁気
   ヘッドにより記録された信号の中の基準信号を再生して
   得られた信号の振幅に応じて第１の磁気ヘッドによる記
   録の状態を判別する判別手段とを備えたことを特徴とす
   る磁気記録再生装置。