JPH01128226A - 垂直磁気記録媒体 - Google Patents
垂直磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPH01128226A JPH01128226A JP28676287A JP28676287A JPH01128226A JP H01128226 A JPH01128226 A JP H01128226A JP 28676287 A JP28676287 A JP 28676287A JP 28676287 A JP28676287 A JP 28676287A JP H01128226 A JPH01128226 A JP H01128226A
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- JP
- Japan
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- layer
- soft magnetic
- coercive force
- film
- magnetic layer
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- Pending
Links
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- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 5
- 229910000889 permalloy Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005381 magnetic domain Effects 0.000 description 2
- 229910000815 supermalloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、各種情報信号の記録のための垂直磁気記録媒
体に関するものである。
体に関するものである。
従来、この種の垂直磁気記録媒体としては、第5図に示
すものがある。これは非磁性材料からなるベース1上に
磁化率の高いヒステリシス損の少ない例えばパーマロイ
からなる軟磁性層2を生成し、更にその上に比較的保磁
力の高い例えばC8Crからなる硬磁性層3を生成して
構成されている。又、軟磁性層2と硬磁性層3との間に
は、硬磁性層3のC8Crの良好な結晶成長を促すため
に例えばT、等の中間層を設ける場合がある。このよう
な垂直磁気記録媒体は高密度記録用として用いられてい
る。
すものがある。これは非磁性材料からなるベース1上に
磁化率の高いヒステリシス損の少ない例えばパーマロイ
からなる軟磁性層2を生成し、更にその上に比較的保磁
力の高い例えばC8Crからなる硬磁性層3を生成して
構成されている。又、軟磁性層2と硬磁性層3との間に
は、硬磁性層3のC8Crの良好な結晶成長を促すため
に例えばT、等の中間層を設ける場合がある。このよう
な垂直磁気記録媒体は高密度記録用として用いられてい
る。
しかしながら、従来は、軟磁性層2の膜厚を0.5μm
以上に設定した場合、磁区の構造が縞状磁区構造となり
、保磁力HCが大きくなってしまい軟磁性層として使用
不可能な特性になり易いという問題点があった。
以上に設定した場合、磁区の構造が縞状磁区構造となり
、保磁力HCが大きくなってしまい軟磁性層として使用
不可能な特性になり易いという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたちであり、軟磁
性層の膜厚を増しても特性に劣化が生じない垂直磁気記
録媒体を提供することを目的とする。
性層の膜厚を増しても特性に劣化が生じない垂直磁気記
録媒体を提供することを目的とする。
本発明における上記目的を達成させるための手段は、ベ
ース上に下地の軟磁性層と硬磁性層を生成してなる垂直
磁気記録媒体において、前記軟磁性層を2層以上の多層
膜で形成してなることを特徴とする垂直磁気記録媒体に
係るものである。
ース上に下地の軟磁性層と硬磁性層を生成してなる垂直
磁気記録媒体において、前記軟磁性層を2層以上の多層
膜で形成してなることを特徴とする垂直磁気記録媒体に
係るものである。
上記構成において、軟磁性層を多層膜にすることにより
保磁力H6の増大を防止、記録信号の再生出力の向上を
図っている。
保磁力H6の増大を防止、記録信号の再生出力の向上を
図っている。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図で示すように、軟磁性層2は中間層4を介して第
1層2a、第2層2bの2層膜として生成した構成とす
る。中間層4は例えば5102からなるものである。
1層2a、第2層2bの2層膜として生成した構成とす
る。中間層4は例えば5102からなるものである。
次に、保磁力Hcの軟磁性層2の膜厚に対する依存性に
ついての実験結果について説明する。第2図に示すよう
に膜厚を変化させた場合の保磁力Hcの変化をみると、
軟磁性材料をスーバマロイとしたときにおける従来の単
層膜の特性aと本発明の2層膜としたときの特性a′を
比較すると、2層膜の場合は膜厚に対しての保磁力Hc
の依存性がほとんどない。又、軟磁性材料をC3M0パ
ーマロイとしたときの単層膜の特性すと2層膜としたと
きの特性b′を比較すると同様に本発明の2層膜の方が
依存性の少ないことが判明される。
ついての実験結果について説明する。第2図に示すよう
に膜厚を変化させた場合の保磁力Hcの変化をみると、
軟磁性材料をスーバマロイとしたときにおける従来の単
層膜の特性aと本発明の2層膜としたときの特性a′を
比較すると、2層膜の場合は膜厚に対しての保磁力Hc
の依存性がほとんどない。又、軟磁性材料をC3M0パ
ーマロイとしたときの単層膜の特性すと2層膜としたと
きの特性b′を比較すると同様に本発明の2層膜の方が
依存性の少ないことが判明される。
このときの本発明の中間層4は、S、O□で生成され膜
厚が100人の場合である。
厚が100人の場合である。
又、本発明において軟磁性層2をスーパマロイで生成し
た場合における中間層4の膜厚にたいする保磁力Heの
依存性についての実験結果を説明する。第3図に示すよ
うに中間層4を3102で生成し、その膜を15〜20
0人と変化させてみたが、保磁力Hcにはほとんど変化
が見られないことが判明される。
た場合における中間層4の膜厚にたいする保磁力Heの
依存性についての実験結果を説明する。第3図に示すよ
うに中間層4を3102で生成し、その膜を15〜20
0人と変化させてみたが、保磁力Hcにはほとんど変化
が見られないことが判明される。
更に、第4図によって再生出力の保磁力Hcに対する依
存性についての実験結果について説明する。軟磁性層2
をC0Crで0.25μmの膜厚に生成し、硬磁性層を
パーマロイで0.20μmの膜厚に生成したディスク状
の記録媒体とする。磁気ヘッドは主磁極励磁垂直磁気ヘ
ツドとし、主磁極厚を0.3μmとする。そして記録密
度は2008PI とする。このような条件下での軟磁
気性層2を従来の単層膜の場合と本発明の2層膜の場合
とで再生出力の保磁力Hcに対する依存性をみると、再
生出力は軟磁性層2の保磁力Heに強く依存することが
確認される。従って低保磁力Hcの2層膜を用いること
により再生出力レベルの向上が得られることが判明され
る。
存性についての実験結果について説明する。軟磁性層2
をC0Crで0.25μmの膜厚に生成し、硬磁性層を
パーマロイで0.20μmの膜厚に生成したディスク状
の記録媒体とする。磁気ヘッドは主磁極励磁垂直磁気ヘ
ツドとし、主磁極厚を0.3μmとする。そして記録密
度は2008PI とする。このような条件下での軟磁
気性層2を従来の単層膜の場合と本発明の2層膜の場合
とで再生出力の保磁力Hcに対する依存性をみると、再
生出力は軟磁性層2の保磁力Heに強く依存することが
確認される。従って低保磁力Hcの2層膜を用いること
により再生出力レベルの向上が得られることが判明され
る。
尚、本発明の一実施例においては、軟磁性層2にパーマ
ロイを用いたが他の軟磁性材料を用いてもよく、又、硬
磁性層3にはC0C,以外の硬磁性材料を用いてもよい
。
ロイを用いたが他の軟磁性材料を用いてもよく、又、硬
磁性層3にはC0C,以外の硬磁性材料を用いてもよい
。
尚、又、本発明の一実施例においては、軟磁性層2は2
層膜としたが、これに限定されることなく3層膜等の多
層にしてもよい。
層膜としたが、これに限定されることなく3層膜等の多
層にしてもよい。
上記の本発明によれば、軟磁性層を多層にしたため、軟
磁性層の膜厚を厚くしても保磁力の増大がみられず、良
好な記録信号の再生出力を得ることのできる垂直磁気記
録媒体を提供することができる。
磁性層の膜厚を厚くしても保磁力の増大がみられず、良
好な記録信号の再生出力を得ることのできる垂直磁気記
録媒体を提供することができる。
第1図は本発明の一実施例における垂直磁気記録媒体の
断面図、第2図は軟磁性層をパーマロイで形成した場合
における保磁力Heの膜厚依存性に関する本発明と従来
との差異を示した特性図。 第3図は本発明における2層膜における保磁力Hcの中
間層厚依存性を示した特性図、第4図は再生出力の保磁
力Hcの依存性について単層膜と2層膜との差異を示し
た特性図、第5図は従来の垂直磁気記録媒体の断面図で
ある。
断面図、第2図は軟磁性層をパーマロイで形成した場合
における保磁力Heの膜厚依存性に関する本発明と従来
との差異を示した特性図。 第3図は本発明における2層膜における保磁力Hcの中
間層厚依存性を示した特性図、第4図は再生出力の保磁
力Hcの依存性について単層膜と2層膜との差異を示し
た特性図、第5図は従来の垂直磁気記録媒体の断面図で
ある。
Claims (1)
- ベース上に下地の軟磁性層と硬磁性層を生成してなる垂
直磁気記録媒体において、前記軟磁性層を2層以上の多
層膜で形成してなることを特徴とする垂直磁気記録媒体
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28676287A JPH01128226A (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 垂直磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28676287A JPH01128226A (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 垂直磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01128226A true JPH01128226A (ja) | 1989-05-19 |
Family
ID=17708718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28676287A Pending JPH01128226A (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 垂直磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01128226A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002358618A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-12-13 | Showa Denko Kk | 磁気記録媒体、その製造方法および磁気記録再生装置 |
US6645647B1 (en) * | 2000-01-12 | 2003-11-11 | Seagate Technology Llc | Magnetic recording media including magnetically soft composite layer and method of making same |
US6713197B2 (en) * | 2000-07-19 | 2004-03-30 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Perpendicular magnetic recording medium and magnetic recording apparatus |
US7166375B2 (en) | 2000-12-28 | 2007-01-23 | Showa Denko K.K. | Magnetic recording medium utilizing a multi-layered soft magnetic underlayer, method of producing the same and magnetic recording and reproducing device |
-
1987
- 1987-11-13 JP JP28676287A patent/JPH01128226A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6645647B1 (en) * | 2000-01-12 | 2003-11-11 | Seagate Technology Llc | Magnetic recording media including magnetically soft composite layer and method of making same |
US6713197B2 (en) * | 2000-07-19 | 2004-03-30 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Perpendicular magnetic recording medium and magnetic recording apparatus |
JP2002358618A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-12-13 | Showa Denko Kk | 磁気記録媒体、その製造方法および磁気記録再生装置 |
US7166375B2 (en) | 2000-12-28 | 2007-01-23 | Showa Denko K.K. | Magnetic recording medium utilizing a multi-layered soft magnetic underlayer, method of producing the same and magnetic recording and reproducing device |
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