JPH01127862A - 極低温冷凍装置における膨張弁の制御方法 - Google Patents

極低温冷凍装置における膨張弁の制御方法

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JPH01127862A
JPH01127862A JP28536487A JP28536487A JPH01127862A JP H01127862 A JPH01127862 A JP H01127862A JP 28536487 A JP28536487 A JP 28536487A JP 28536487 A JP28536487 A JP 28536487A JP H01127862 A JPH01127862 A JP H01127862A
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JP
Japan
Prior art keywords
expansion valve
cooled
refrigerant
pressure
flow rate
Prior art date
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Pending
Application number
JP28536487A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Shibanuma
柴沼 清
Sei Murakami
聖 村上
Hirotake Kajiwara
梶原 博毅
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Hitachi Ltd
Japan Atomic Energy Agency
Original Assignee
Hitachi Ltd
Japan Atomic Energy Research Institute
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Japan Atomic Energy Research Institute filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヘリウム冷凍機などのような極低温冷凍装置
における膨張弁の制御方法に関するものである。
〔従来の技術〕
ヘリウム冷凍機などのように膨張機および膨張弁を有す
る極低温冷凍装置においては、定常運転時の膨張弁開度
によって装置の能力は大きく変動する。しかし、この膨
張弁を装置内の温度、圧力等を用いて一般的なPID制
御をすることは、膨張弁開度の変化が装置内の温度、圧
力等にフィードバックされる時間が長いため非常に困難
である。
そのため、従来は最適な膨張弁開度を試運転により求め
、定常運転時はその弁開度を保持する制御方法が用いら
れていた。
なお、この種の装置として関連するものには、例えば、
特開昭60−186664号、特開昭61−22345
5号等が挙げられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は運転モードが変化する場合については配
慮されておらず、実際の装置では、液化運転モードおよ
び冷凍運転モードにおける最適膨張弁開度が異なること
や、液化運転モードと冷凍運転モードの中間の運転をす
る場合などがあるため、自動化が困難であった。
本発明の目的は、液化運転および冷凍運転の各運転モー
ドの種類に無関係に、常に最適なi強弁開度に制御し、
装置の運転操作を自動化することのできる制御方法を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、冷媒圧縮機で昇圧された高圧冷媒を熱交換
器を経て低圧戻りガスで冷却した後分岐し、その一方を
膨張機で膨張冷却して低圧戻りガスラインと合流させ、
温度回復後冷媒圧縮機に戻すとともに、分岐した他方の
高圧冷媒を膨張弁を通し液化させて被冷却体に送り、被
冷却体からの低圧戻りガスを前記熱交換器および減圧ポ
ンプを経て冷媒圧縮機に戻すようにした極低温冷凍装置
において、被冷却体からの低圧戻りガス流量によって膨
張弁開度を制御することにより、達成される。
〔作   用〕 被冷却体からの戻り冷媒流量を検出して運転モードを求
め、あらかじめ液化運転モードと冷凍運転モードで求め
ておいた最適膨張弁開度を用いて膨張弁開度を制御する
ことにより、常に運転モードに見合った最適な膨張弁開
度に制御できるので。
運転モードの種類に無関係に装置の運転操作を自動化で
きる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
主圧縮41!1より出た高圧ガスはコールドボックス2
に入り、第1熱交換器3内で予冷ライン4および戻りガ
スで冷却された後タービンライン16と液化ライン17
に分かれる。タービンライン16のガスは第1タービン
5.第3熱交換器6、第2タービン7で順次温度が下が
り低圧ライン18に入る。液化ライン17のガスは第2
熱交換器8、第3熱交換器6、第4熱交換器9、第5熱
交換器10で順次冷却された後、膨張弁11で一部液化
してデユワ−12に入る。液化しなかったガスはコール
ドボックス2の低圧ライ・ン18に入り、第2タービン
7の出口ガスと合流して常温まで温度回復した後、主圧
縮機1の吸入側に戻る。デユワ−12内の液化ガスは必
要に応じて被冷却体13に送られ、被冷却体13を冷却
後コールドボックス2の減圧ライン19に戻り、常温ま
で温度回復した後減圧ポンプ14の吸入側に戻る。ここ
で、膨張弁11の開度は減圧ポンプ14の入口に設けら
れた流量計15により制御される。
なお、ヘリウム冷凍機のような極低温冷凍装置では、液
化ガスを容器等に充填する液化運転モードと、液化ガス
等で被冷却体を冷却した後低温ガスを冷凍装置に回収し
てその寒冷を再利用する冷凍運転モードの2種の運転モ
ードがある。
理論液化サイクルにおける性能指数FOMLは次式で表
わされる。
FOML =WL /aLV −−−−−−−−−−−
(1)ただし WL :理論液化仕事   、(W)出
 :流量       (g/5) Lv:液化ガスの蒸発潜熱(J / g )’〜とする
WL =出TC(St −Sl ) +ホ(H2Ht)
−−一−−−−−−−(2)ただし TC:原料ガスの
温度(K) Sl:原料ガスのエントロピ (J/g−K) Sl:液化ガスのエントロピ (J/g−K) Hl :原料ガスのエンタルピ (J/g) H2:液化ガスのエンタルピ CJ/g) とする。
一方、理論冷凍サイクルにおける性能指数FOMRは次
式で表わされる。
FOMR= (TC−TE)/TE −−−−−(3)
ただし TE:冷凍温度(K)とする。
いま、ヘリウムの場合で、0.1MPa、313にの原
料ガスから0.1’2MPa飽和液体ヘリウムを作る場
合の理論液化サイクルにおける性能指数FOMLと、0
.12M−Paにおける飽和温度の4.4にで冷凍する
場合の理論冷凍サイクルにおける性能指数FOMRはそ
れぞれ次のようになる。
FOML = 372 −−−−−−−m−−−−−−
−−(4)FOMR= 70 、1 −−−−−−−−
−−−−−−  (5)ここで、同じ動力を用いた場合
の液化量と、冷凍運転における冷媒流量の比ηLRは次
式で表わされる。
ηLR= FOML/FOMR−5,3−(6)式(6
)に示したように、冷凍運転モードの場合は液化運転モ
ードの場合の5.3倍の冷媒が流れることになり、膨張
弁開度もこれに合わせて大きくしてやる必要がある。
以上は理論液化と理論冷凍の場合であるが、実際の冷凍
装置では、液化運転モードと冷凍運転モードでタービン
効率、熱交換器使用条件等が異なるため、実際の冷媒流
量の比ηLFl’情理論冷情理最冷媒流量比若干異なる
。実際によると、ηLR”=4.8という値が得られて
おり、理論値ηLR=’5.3に近い値となっている。
以上のような液化運転モードと冷凍運転モードの冷媒流
量の差は、各装置についてほぼ一定であるといえる。
次に運転モードの検出は、被冷却体からの戻り冷媒流量
を検出することにより可能である。すなわち、被冷却体
から全量の冷媒が戻る場合が冷凍運転モードであり、冷
媒が全く戻ってこない場合が液化運転モードである0両
者の中間の場合も、戻り冷媒の流量で運転モードを検出
できる。
いま、本装置における液化運転モードおよび冷凍運転モ
ードでの膨張弁11の最適CV値をCvLおよびCVR
とし、冷凍運転モードにおける減圧ポンプ流量(被冷却
体13からの戻り冷媒流量)をGR,実際の運転時の流
量計15による流量をGとすると、膨張弁11の最適C
V値CViは次式で求められる。
CV i −CVL + (CVR−CVL)−c 7
 c R−−−−−−−−−−−−−−−−−(7)本
計算方法により膨張弁11の開度を制御すれば、減圧ポ
ンプ流量と最適膨張弁開度が直線的に関係する場合、常
に最適な膨張弁開度とすることができる。
以上、木−実施例によれば、膨張弁開度を常に 4運転
モードに見合った最適な状態に制御できるので、運転モ
ードの種類に無関係に装置の運転操作を自動化できると
いう効果がある。
〔発明の効果〕
本発明は以上述べたように、冷媒圧縮機で昇圧された高
圧冷媒を熱交換器を経て低圧戻りガスで冷却した後分岐
し、その一方を膨張機で膨張冷却して低圧戻りガスライ
ンに合流させ、温度回復後冷媒圧縮機に戻すと共に、分
岐した他方の高圧冷媒を膨張弁を通し液化させて被冷却
体に送り、被冷却体からの低圧戻りガスを前記熱交換器
および減圧ポンプを経て冷媒圧縮機に戻すようにした極
低温冷凍装置において、被冷却体からの低圧戻りガス流
量により膨張弁開度を制御するようにしたものであるか
ら、外乱による影響を受けることなく、かつ、運転モー
ドに無関係に、常に最適膨張弁開度に安定して制御する
ことができ、極低温冷凍装置の運転操作が簡略化される
と共に自動化が容易になる等多大の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示す極低温冷凍装置の系統図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、冷媒圧縮機で昇圧された高圧冷媒を熱交換器を経て
    低圧戻りガスで冷却した後分岐し、その一方を膨張機で
    膨張冷却して低圧戻りガスラインと合流させ、温度回復
    後冷媒圧縮機に戻すとともに、分岐した他方の高圧冷媒
    を膨張弁を通し液化させて被冷却体に送り、被冷却体か
    らの低圧戻りガスを前記熱交換器および減圧ポンプを経
    て冷媒圧縮機に戻すようにした極低温冷凍装置において
    、被冷却体からの低圧戻りガス流量により膨張弁開度を
    制御することを特徴とする極低温冷凍装置における膨張
    弁の制御方法。
JP28536487A 1987-11-13 1987-11-13 極低温冷凍装置における膨張弁の制御方法 Pending JPH01127862A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6210542B1 (en) 1995-07-20 2001-04-03 Olympus Optical Co., Ltd. Process for producing thin film, thin film and optical instrument including the same
JP2013057495A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Linde Ag 冷熱設備

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US6210542B1 (en) 1995-07-20 2001-04-03 Olympus Optical Co., Ltd. Process for producing thin film, thin film and optical instrument including the same
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