JPH0112775Y2 - - Google Patents

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JPH0112775Y2
JPH0112775Y2 JP18477082U JP18477082U JPH0112775Y2 JP H0112775 Y2 JPH0112775 Y2 JP H0112775Y2 JP 18477082 U JP18477082 U JP 18477082U JP 18477082 U JP18477082 U JP 18477082U JP H0112775 Y2 JPH0112775 Y2 JP H0112775Y2
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JP
Japan
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socket
plate
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battery
hole
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JP18477082U
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JPS5988864U (ja
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    • Y02E60/12

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、外装ケースに取付けられているソ
ケツトに豆電球を装着するだけで道路標識灯等と
して使用できる標識灯用乾電池に関する。
この種の標識灯用乾電池は、道路標識灯等とし
て使用され、電池容量が尽きたときには使い捨て
にすることを前提として作られているもので、通
常の携帯電灯とは本質的に異なる。つまり、紙ま
たはプラスチツク製の外装筒体の内部に外装仕上
げを施していない素電池が複数本収納され、また
外装筒体の一端部に内部の素電池と結線された豆
電球用ソケツトが取付けられたもので、スイツチ
は設けられておらず、単に電池の出力端子として
豆電球用のソケツトが設けられたものといえる。
そして、使い捨ての標識灯というこれの使用目的
から明かなように、この種の標識灯用乾電池では
必要最少限の機能を損わず、いかに安価にこれを
製造するかが生産者側の重要な課題である。
第1図は従来の標識灯用乾電池の代表的な構造
を示している。同図に示したように、外装筒体1
の上下の端縁はそれぞれロール加工によつて内側
に折曲されたロール係止部1a,1bが形成さ
れ、これら係止部1a,1bの内部側にそれぞれ
底板2、ソケツト板3が係止固定されている。こ
の外装筒体1の内部には2個の素電池4a,4b
が中間絶縁紙5を介在させて収納され、両素電池
4a,4bはリード線6aでもつて半田付けされ
て直列接続されている。また、上部の素電池4a
の上面と上記ソケツト板3の下面との間に、スペ
ーサとして作用してソケツト板3を安定させる補
助筒体7が設けられている。そして、ソケツト板
3の中央部には豆電球装着用のネジ式ソケツト8
が取付けられている。このネジ式ソケツト8はソ
ケツト板3の中央の取付孔に貫通され、その上端
のフランジ部で位置決めがなされ、例えば接着剤
でもつてソケツト板3に固着されている。更に、
ソケツト8の周辺端子部と下部素電池4bの陰極
とがリード線6bで、先端端子部と上部素電池の
陽極端子とがリード線6cで、それぞれ半田付け
によつて接続されている。
上述した従来の標識灯用乾電池では、次のよう
な問題があつた。
外装筒体1の材料である紙やプラスチツクは、
湿度や温度、振動や衝撃および荷重に弱く、輸送
および保管中あるいは使用中に外装筒体1の変形
が生じ易い。外装筒体1の上端部分に変形が生じ
ると、ソケツト板3の固定力が緩むことが多い。
ソケツト板3の固定が緩んだ状態では、豆電球を
ソケツト8に装着する際に豆電球を回転させるの
に伴つてソケツト板3自体が回転してしまう。そ
うすると、豆電球の装着がうまく行なえないだけ
でなく、内部のリード線6bや6cの結線が切れ
たり、紙製のソケツト板3を破損してしまうこと
がある。また、ソケツト板3の固定が緩んだ状態
では内部の素電池4a,4bの固定も緩むことと
なり、その状態で振動や衝撃が加わると素電池4
a,4bが内部で回動、振動し、リード線6a,
6b,6cの断線を起こすことがある。
この考案は上述した従来の問題点に鑑みなされ
たものであり、その目的は、ほとんどコスト上昇
をきたすことがない改良手段でもつて、上記ソケ
ツト板3の固定の緩みが生じないようにした標識
灯用乾電池を提供することにある。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第2図はこの考案による標識灯用乾電池を示
し、第3図はその要部拡大図である。この標識灯
用乾電池は、上下両端にロール係止部1a,1b
を有する外装筒体1と底板2とソケツト板3によ
つて本体ケースが構成されている点、ソケツト板
3の下面側にスペーサとなる補助筒体7が設けら
れている点、2個の素電池4a,4bが中間絶縁
紙5を介するとともにリード線6aで直列接続さ
れて上記外装筒体1内に収納されている点、ソケ
ツト板3にネジ式ソケツト8が固着されていて、
これと素電池4a,4bがリード線6b,6cで
接続されている点等、基本的な構成は第1図に示
した従来のものと同じである。
この考案に係る標識灯用乾電池の特徴とする点
は、ソケツト板3の下面に滑り止め板9を重ね、
これをソケツト板3と補助筒体7との間に挾み込
むように配設した点である。
滑り止め板9は、表面摩擦が大きくて適宜な弾
性を有する材質、例えばボール紙、段ボール紙、
ゴムあるいはプラスチツクで形成される。滑り止
め板9は中心部にソケツト8の貫通する孔10を
有する円板形に形成されている。その外径は外装
筒体1の内径より僅かに大きく、滑り止め板9は
外装筒体1内に圧入されていて、その外周面は外
装筒体1の内周面に圧接触している。また、滑り
止め板9の孔10の径はソケツト8の外径より僅
かに小さく、ソケツト8はこの孔10に圧入さ
れ、両者は圧接触している。また、滑り止め板9
はソケツト板3の下面と補助筒体7の上端面との
間に挾み込まれていて、これらの面と圧接触して
いる。なお、ソケツト板3と滑り止め板9と補助
筒体7とを接着剤で接合することは必ずしも必要
ではない。
上記の構成説明で明かなように、表面摩擦が大
きくて弾性のある滑り止め板9を設けたことによ
り、まずその弾性力によりソケツト板3、補助筒
体7、素電池4a,4b、底板2に作用する上下
方向の安定力が増し、また特に、滑り止め板9と
外装筒体1およびソケツト板3との間に作用する
摩擦力によりソケツト板3は非常に回動しにくく
なる。このソケツト板3の回動防止作用は、滑り
止め板9が弾性を有することから、前述したよう
に外装筒体1に変形を生じても維持される。この
効果は、滑り止め板9の孔10とソケツト8との
圧接触が加わることにより、更に好ましいものと
なる。
なお、この考案はネジ式のソケツト8だけでな
くて、スワン球用のソケツトの場合でも有効なの
は勿論である。
以上詳細に説明したように、この考案に係る標
識灯用乾電池は、その外装筒体にある程度の変形
を生じても、ソケツト板の固定に緩みを生ずるこ
とがなく、ソケツトに豆電球を装着する際の力程
度ではソケツト板は回転しなくなり、内部のリー
ド線の断線故障を起こすことがなくなる。しか
も、単に滑り止め板を設けるだけなので、材料費
もそれ程増加せず、組立工程を複雑にならないの
で、コストに与える影響は極めて小さい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の標識灯用乾電池の断面図、第2
図は本考案による標識灯用乾電池の断面図、第3
図は第2図の要部拡大図である。 1……外装筒体、1a,1b……ロール係止
部、2……底板、3……ソケツト板、4a,4b
……素電池、6a,6b,6c……リード線、7
……補助筒体、8……ソケツト、9……滑り止め
板、10……孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外装筒体と、この外装筒体の下端のロール係
    止部の内側に配設された底板と、上記外装筒体
    の内部に収納された複数の素電池と、上記外装
    筒体の上端のロール係止部の内側に配設された
    ソケツト板と、このソケツト板の下面と上記素
    電池との間に介在する補助筒体と、上記ソケツ
    ト板の中央の取付孔に固着され、豆電球が螺着
    されるソケツトと、このソケツトと上記素電池
    を接続するリード線とを有する標識灯用乾電池
    において、表面摩擦が大きくて適宜な弾性を有
    する材質からなり、上記外装筒体の内径より僅
    かに大きな外径で、かつ中心部に上記ソケツト
    の貫通する孔を有する円板形の滑り止め板を、
    上記ソケツト板の下面に重ね、該ソケツト板と
    上記補助筒体との間に挟み込むように配設した
    ことを特徴とする標識灯用乾電池。 (2) 上記滑り止め板の孔の内径が上記ソケツトの
    外径より僅かに小さく、上記ソケツトが上記孔
    に圧入され、両者が圧接触するようにしたこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の標識灯用乾電池。
JP18477082U 1982-12-08 1982-12-08 標識灯用乾電池 Granted JPS5988864U (ja)

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JP18477082U JPS5988864U (ja) 1982-12-08 1982-12-08 標識灯用乾電池

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JP18477082U JPS5988864U (ja) 1982-12-08 1982-12-08 標識灯用乾電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5988864U JPS5988864U (ja) 1984-06-15
JPH0112775Y2 true JPH0112775Y2 (ja) 1989-04-13

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ID=30399538

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JP18477082U Granted JPS5988864U (ja) 1982-12-08 1982-12-08 標識灯用乾電池

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JPS5988864U (ja) 1984-06-15

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