JPH01127554A - 複写機等の用紙積載装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、複写機やプリンター等の装置から排出される
用紙を、反転させた状態で堆積させるための装置に１月
し、特に、ディスクに設けた溝に用紙が収容された状態
で該ディスクの駆動を行い得るように、複写機のコピー
排出速度に合せてディスクの駆動タイミングを設定出来
るように構成した複写機等の用紙積載袋ｊに関する。

（従来の技術） 複写機やプリンターに接続されて、コピーの堆積のため
に用いられる装置としては、一般にンーター等が用いら
れているが、コピーの仕分けを必要としない装置の場合
には、第４図および第５図に示されるような用紙積載袋
Ｍ１０が用いられる場合がある。

この用紙積載装置１０は、複写機５から排出されるコピ
ー１を、ディスク２０により反転させ、画像面を下に向
けた状態で積載トレイ１５に積載するように構成してい
るもので、高速複写園から排出されるコピーを、頁を揃
えた状態で積載トレイ１５に堆積させ、その後の処理の
動作が容易に行われ得るようにされている。

このような用紙積載装置１０においては、第５図に示さ
れるようにディスク２０を用い、該ディスク２０に対し
てその外周方向から内側に切込んだ状態の溝２１．２１
ａ・・・・・・を、複数条形成している。

前記ディスク２０は、その軸の端部に設けたプーリ２７
と、モータ３０のブーりとにベルト２８を掛は渡し、該
モータによって間歇的に駆動が行われるようになってい
るものＣ１用紙を収容する段階では、ディスクの溝が用
紙を収容する位置に待機出来るようにセットされている
。

そして、用紙積載装置の用紙導入口に設けた搬入ローラ
１１を介して搬入される用紙１を、ディスク２０の満２
１に導入する際に、用紙センサー８が用紙１の後端部の
検知を行ってから所定の時間（用紙の先端部が溝の底の
部分に達した時）経過後に、該ディスク２０が回転され
ることにより、溝に保持した用紙を反転させ、ストリッ
パーバー１９により払い落す状態で溝２１から排出させ
、積載トレイ１５上に堆積させるようにする。

また、用紙１を堆積させるための積載トレイ１５はチェ
ーン１７に接続され、モータ１６によって用紙の堆積状
態に対応して段階的に下降され、用紙が乱れたりするこ
とがないような状態で、整列して積載されるようになっ
ている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記したような従来の装置を用いる場合
には、それに接続して使用する複写機が、一定のサイズ
の用紙のみをコピーとして排出する装置であること、お
よび、複写機のコピー排出速度と、ディスクの回転速度
とが一致することが要求されるものであって、大サイズ
の用紙から小サイズの用紙までを対象として、いずれの
サイズの用紙に対しても、対応出来るものとしては構成
されていないという問題を有している。

すなわち、従来の用紙積載装置においては、ディスクに
設ける溝の長さが一定したものであり、各回転部材の周
速が同一であるために、複写機から排出される用紙のサ
イズが異なる場合には、各々のサイズの用紙に対して十
分に対処することが出来ないという欠点を持っている。

つまり、搬入ローラとディスクの溝の先端部との間隔を
小サイズの用紙に合せて構成した場合には、大サイズの
用紙の先端部がディスクの溝の先端に到達しても、後端
部は搬入ローうによってニップされた状態にあり、さら
に送り込みが継続されることによって、該″大サイズの
用紙の先端が座屈する等の問題がある。

これに対して、ディスクの溝を大サイズの用紙に合せる
場合には、小サイズの用紙の先端部が、ディスクの溝の
先端に到達して完全に溝に保持されない状態で、該ディ
スクが回転することになり、その回転中に用紙が溝から
抜は出たり、用紙の整列が良好に行われ得ない等の問題
が発生する。

（発明の目的） 本発明は、上記したような従来より用いられている装置
の欠点を解消するもので、複写機から排出される用紙の
速度に応じてディスクの駆動開始のタイミングを設定し
、用紙のサイズにかかわらず、用紙の先端部をディスク
の溝の先端に接する状態で搬送し、用紙の反転と積載の
動作を行い１ｑるような装置を提供することを目的とし
ている。

（問題点を解決するための手段および作用）本発明の複
写機等の用紙積載装置は、複写機等の装置に接続され、
複写機から排出される用紙を反転させた状態で積載トレ
イに堆積させるように構成した装置に関するもので、該
用紙積載装置において、複写機から用紙を受取り、その
反転を行うためのディスクに溝を形成し、該ディスクの
回転のタイミングを設定する制御装置をその駆動機構に
設けるとともに、複写機から排出される用紙の排出速度
および用紙のサイズに対応させて、ディスクの駆動開始
のタイミングを設定することが出来るように構成した装
置である。

したがって、本発明の用紙積載装置のディスクにおいて
は、複写機のコピー排出速度にあわせてディスクの駆動
タイミングを設定出来るので、１台の用紙積載装置を複
数の複写機に組合せて使用することが出来るとともに、
標準仕様で製作された用紙積載装置を任意の複写機に合
せて用いることが容易に行い得ることになり、複写機に
対する用紙積載装置の対応が容易になる。

（実施例） 図示された例に従って、本発明の複写機等の用紙積載装
置の構成を説明する。

第１図に示される用紙積載装置１０は、複写機またはプ
リンターに接続されて、それ等の装置から排出されるコ
ピー等の用紙を１！列した状態で堆積させ得るようにな
っているものであり、紙を積載する積載トレイ１５が、
本体フレームにしたがって、上下動可能に設けられてい
る。

この積載トレイ１５は、モータ１６により駆動されるチ
ェーン１７に接続され、複写機から排出される用紙が、
該積載トレイ１５上に次第に堆積されると、その用紙の
口の情報により該モータ１６が駆動され、積載トレイ１
５を順次下降させ、用紙の堆積が良好に行われ得るよう
に制御される。

用紙積載装置１０の上部には、複写機の排出ベルトの速
度、つまり、複写機のコピー排出速度とほぼ同速度で駆
動が行われる搬入ローラ１１を設けており、該搬入ロー
ラ１１に続いてシュート１２を配置する。

また、前記シュート１２は、上ガイド板１２ａと下ガイ
ド板１３を所定の間隔を介して対向して配置し、用紙搬
送路を構成するようになっており、シュートの下ガイド
板１３にはスリット１３ａが形成され、該スリット１３
ａからディスク２０が突出した状態となるようにして配
ａされる。

それらの搬入０−５１１とディスク２０とは、モータ３
０により駆動が行なわれる。それ等の駆動部材のうち、
搬入ローラ１１は常時回転されるが、ディスク２０は用
紙を受入れた場合に、その用紙の検知信号により、１回
転だけ回転されるようにステッピングクラッチを介して
駆動され、その回転の途中で用紙が反転した状態でスト
リッパーパー１９により払い落すようにされている。

本発明のディスク２０は、第２図に示されるように、比
較的１い円板の外周から略円弧状に切込んだ溝２１を設
けている。この溝は特定の用紙サイズに応じて形成され
るもので、例えばＡ４用紙が多く使用される装置の場合
には、搬入ローラ１１のニップ部分から溝２１の先端ま
での距ａｎを、Ａ４サイズの用紙の長さ＋α（５〜１０
ｍ）に設定している。

したがって、Ａ４サイズの用紙の先端部が、溝２１の先
端の部分に到達した場合に、用紙の後端部は搬入ローラ
１１によるニップから解除され、その後でディスクを駆
動すると、該用紙１はディスクとともに移動され得るよ
うになる。

また、本発明の用紙積載＠四１０の搬入ローラ１１の手
前の部分には、用紙センサー８を設けておき、複写機か
ら排出される用紙の検知を行うようにされており、該搬
入ローラ１１とディスク２０との間にはシュート１２を
配置する。

このシュート１２は、短い上ガイド板１２ａと、先端部
が下方に湾曲した下ガイド板１３とが所定のＦＩｉｒＩ
Ａを介して配置されており、搬入ロー５１１によって搬
送されてくる用紙の先端部をディスク２０の溝２１・・
・・・・に案内する作用を行う。

前記ディスク２０は、第３図に示されるように、軸２５
に対して所定の間隔で複数枚配置されているもので、そ
れぞれのディスクに設ける溝は、その軸方向に同じ方向
を向いて配置される。そして、ディスクの聞には、その
軸線の下部にストリッパーパー１９が配置され、溝に収
容された用紙がディスクの半回転の動作によって、反転
された状態でストリッパーパー１９によってその先端部
が係止された状態で停止され、該溝が通過した後で積載
トレイ１５の上に堆積される。

なお、積載トレイ１５に堆積された用紙に対して、ディ
スクの下面が若干押圧する状態で回転されるようにする
ことによって、先に堆積された用紙の乱れが発生するこ
とを防止し、次の用紙が安定した状態で堆積され得るよ
うにすることも可能である。

本発明のディスク２０と搬入ロー５１１およびそれらの
駆動機構は、第３図に示されるように構成している。上
記２つの回転部材は、１つのモータ３０により駆動が行
なわれるもので、モータ３０の出力軸に設けたプーリ３
１．３１ａと、それらのプーリに巻き掛けたベルト２８
．３２を用いる。

搬入ローラ１１の軸に設けたプーリ、３３は、前記ベル
ト３２を介して駆動が行なわれるもので、モータ３０に
よって常時回転されるようになっている。なお、この実
施例において、搬入０−５１１は複写機５の排出ベルト
の速度と同一または、若干速い速度に設定されており、
複写機のコピー排出速度に対応させて設定する。

ディスク２０の軸２５は、ベルト２８により駆動される
プーリ２７との間にステッピングクラッチ２６を設けて
おり、該ステッピングクラッチ２６が用紙センサー８の
信号によって、制御装置を介して間歇的にディスク２０
を１回転ずつ回転させるが、そのディスク２０の駆動速
度は一定の速度として設定されている。

また、本発明の用紙積載装置においては、複写機から排
出される用紙のサイズに対応させて、ディスクの駆動開
始時間を変化させるように構成しており、そのために、
用紙先端が用紙センサー８を通過してからｔ　ｓｅｃ経
過後（用紙の先端部が溝の入口部分を通過して、該溝の
途中にまで挿入された状！１ｉｔ）に、ディスクの回転
を開始させ、用紙の後端部が搬入ローラによるニップを
離れた時点で、用紙先端が溝の先端の部分に到達するよ
うな制御が行なわれることが必要となる。

つまり、用紙積載装置においては、複写機から排出され
たコピーの先端部を、ディスクの溝の先端の部分にまで
挿入した状態で、該用紙の回転を行う必要があるために
、複写機の用紙排出速度と、ディスクの回転速度とが一
致しない場合には、用紙の先端部を損伽したり、ディス
クの回転に追従出来なくなる等の種々の障害が発生する
という問題が発生することになる。

上記したような障害の発生を防止するために、本発明の
用紙積載装置においては、ディスクの周速が用紙の搬入
速度に比較して遅い場合と、速い場合とでは、そのディ
スクの回転開始のタイミング時間を変化させ得るように
構成している。

ディスクの周速が搬入ローラの速度（用紙の搬入速度）
と異なる場合には、 各機構の速度等を以下のように設定すると、搬入ローラ
の周速；ｖ１履／　Ｓｅｃ ディスクの溝部の周速：　Ｖ２　ｊｗｅ／ｓｅｃ搬入Ｕ
−ラのニップ部から溝の先端までの距離＝１厘 用紙の搬送方向の長さ；Ｌ履 なお、上記設定条件において、用紙センサーの位置と、
搬入ローラのニップ位置との関係は一定とする。

ディスクの回転開始時間ｔ（用紙先端が用紙センサーを
オンしてからの時間）は、以下のように設定される。

ディスクが回転を開始してから、用紙後端が搬入ローラ
のニップを抜ける時間 （Ｌ−ｖｌ　ｔ　）　／ｖ１　　（ｓｅｃ　）　・・−
・・−■ディスク回薫時の用紙先端と溝先端までの残り
の距離は： ｊ−ｖｔ・・・・・・■ 用紙後端が搬入ローラのニップを抜けた時、用紙先端が
溝の先端に到達する条件は、前記■、■より （１−ｖｌ　ｔ）／ｖ１−　（ｖｌ　−ｖ２　）−ｊ−
ｖｌｔ・・・・・・■ 前記０式よりｔを求めると、 １＝ ｖｌ　　（ｊ　Ｌ）＋ｖ２　Ｌ／ｖ１　ｖ２　　（ｓｅ
ｃ　）上記したように、用紙サイズ、搬送速度に対応さ
せて、ディスクの回転開始タイミングを上述した式にし
たがって設定することにより、用紙は安定した状態で反
転され積載トレイ上に堆積される。

つまり、本発明の用紙積Ｉ！１！置においては、上記し
たようなり、ｊ、ｖｌ、ｖ２の値を制御装置に入力する
ことによって、該制御装置は用紙センサーによる用紙の
先端検知の情報にしたがって、ディスクの回転開始タイ
ミングを自動的に設定し、ステッピングクラッチに駆動
信号を出力してディスクの駆動を行うことが出来る。

なお、搬入ローラとディスクの周速が同一の場合には、
前記したように、用紙先端を用紙センサーが検知してか
ら、所定時間（用紙先端がディスクの溝の先端に到達す
る時間）経過優に、ディスクの回転を開始する。

また、本発明の用紙積載装置をレーザプリンター等のよ
うなプリンター装置に接続して使用する場合でも、複写
機と同様にして組合せることが出来るものであり、いず
れの場合にも、従来より用いられているソーターの場合
と同様にして、カビ−排出部に用紙積載装置を接続する
ことにより、用紙の整列を容易に行い得るものとなる。

（発明の効果） 本発明の複写機等の用紙積載装置は、上記したような構
成を有するものであるから、用紙サイズにおよび用紙の
搬入速度に応じて、ディスクの回転のタイミングの制御
を行うことが出来、積載トレイに堆積される用紙を良好
な状態で整列させることが可能になる。

また、本発明においては、用紙積載装置を接続する複写
機の特性に合せて、ディスクの回転開始時間を自動的に
設定出来るものであるから、搬入ローラの位置を変更し
たり、搬入ローラのニップの解除を行うための機構等を
設けることを必要としない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の用紙積載装置の斜視図、第２図は本発
明のディスクの説明図６、第３図は用紙積載装置の平面
図、第４図は複写機と用紙積載装置とを組合上る場合の
側面図であり、第５図は従来例のディスクの構成を示す
説明図である。 図中の符号 １・・・・・・用紙、５・・・・・・複写機、１０・・
・・・・用紙積載１ｉ１．１１・・・・・・搬入ローラ
、１２・・・・・・シュート、１３・・・・・・下ガイ
ド板、１５・・・・・・積載トレイ、１９・・・・・・
ストリッパーバー、２０・・・・・・ディスク、２１・
・・・・・溝、２５・・・・・・軸、２６・・・・・・
ステッピングクラッチ、３０・・・・・・モータ。 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複写機等の装置に接続され、該複写機から排出される用
   紙を反転させた状態で積載トレイに堆積させるように構
   成してなる用紙積載装置において、 複写機から用紙を受取り、その反転を行うためのディス
   クに用紙を保持するための溝を形成し、該ディスクの回
   転のタイミングを設定する制御装置を駆動機構に設ける
   とともに、複写機等の装置から排出される用紙の排出速
   度および用紙のサイズに対応させて、ディスクの駆動の
   タイミングを設定可能に構成したことを特徴とする複写
   機等の用紙積載装置。