JPH01127550A - コルゲートマシンの原紙供給装置 - Google Patents

コルゲートマシンの原紙供給装置

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JPH01127550A
JPH01127550A JP28459787A JP28459787A JPH01127550A JP H01127550 A JPH01127550 A JP H01127550A JP 28459787 A JP28459787 A JP 28459787A JP 28459787 A JP28459787 A JP 28459787A JP H01127550 A JPH01127550 A JP H01127550A
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roll
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Shuji Kawai
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、コルゲートマシンの原紙供給装置に関し、
更に詳細には% 2基のスイングアームの外側に原紙ロ
ールの搬送コンベヤを夫々設けたミルロールスタンド方
式の原紙供給装置に比べて、原紙ロールの装填および搬
出に要するサイクルタイムを有効に短縮化し得る原紙供
給装置に関するものである。
従来技術 中芯紙に所要ピッチの波形を付与し、この波形段頂部と
ライナとを糊付は接着して片面段ボールシートを製造し
、更にこの片面段ボールシートにバックライナを貼合わ
せることにより、両面段ボールシートを製造するよう構
成したコルゲートマシンが広く普及している。このコル
ゲートマシンでは、片面段ボールシートを製造するシン
グルフェーサおよび得られた片面段ボールシートにバッ
クライナを貼合わせるダブルフェーサが重要な装置とし
て使用される。更にその付帯設備として、中芯紙やライ
ナその他バックライナ等のウェブ(これらのウェブを以
下「原紙」という)を、前記シングルフェーサやダブル
フェーサに供給する原紙供給装置が不可欠である。
この原紙は、中芯となる紙管に巻装した所定直径のロー
ル(以下「原紙ロール」という)の状態で原紙供給装置
に#A填され、ここで原紙の繰出し供給が行なわれる。
また製造中に係る段ボールシートのオーダ変更に伴い、
前記原紙ロールは原紙供給装置から取外され、台車等の
搬出手段に載置されて所定の貯蔵場所まで搬出される。
前記コルゲートマシンに使用される原紙供給装置として
は、従来より第6図に示す所謂スイングアーム式のミル
ロールスタンドが広く知られている。このミルロールス
タンド10は、水平な回動軸11,12にスプライン結
合される左右一対のスイングアーム13,13を28備
え、各アーム13の先端に、ロール紙管15の端部に挿
通可能なセンターブロック16が対向的に装着されてい
る。
また、ミルロールスタンド10を挟む左右の工場敷地面
には、原紙ロール14の搬入および搬出を行なうための
搬入・搬出路17が形成されている。この搬入・搬出路
17は、工場敷地面に所要深さで掘り下げられ、前記回
動軸11,12と平行に延在するピットで構成され、こ
のピット中に台車18かに走行自在に配設されている6
台車18は、原紙ロール14の載置用テーブル19を上
部に備え、このテーブル19だけを前記ピットの上方に
臨ませている。
このミルロールスタンド10において、右側の回動軸1
2に支持した一方の側のスイングアーム13.13に原
紙ロール14の装填を行なうには、原紙ロール14を載
置した台車18を右側゛の搬入・搬出路17に走行させ
て、当該台車18を前記スイングアーム13,13の揺
動軌跡の下方に到来させる。このとき両スイングアーム
13,13は、相互に離間させてあり、この状態で右側
の回動軸12を時計方向に回動させて、前記センターブ
ロック16.16と原紙ロール14の紙管15との中心
が整列する位置で停止させる。
次いで、両スイングアーム13,13を相互に近接移動
させて、前記センターブロック16.16により原紙ロ
ール14の紙管15を挟圧(チャッキング)した後、当
該アーム13.13を反時計方向上方に回動させること
により、原紙ロール14の装填(「原紙掛け」ともいう
)がなされる。また、左側の回動軸11に支持した他方
のスイングアーム13.13にも、同様の作業を行なっ
て、別の原紙ロール14が装填される。そして、一方の
スイングアーム13,13に装填した原紙ロール14か
ら繰出した原紙を、図示しないコルゲートマシンの所要
個所に供給する。
またスイングアーム13,13に装填した原紙ロール1
4を、該アームから取外して倉庫に戻したり、ラインの
稼動中におけるオーダ変更に伴い別の規格の原紙ロール
14に交換したりする場合は、上方に位置しているスイ
ングアーム13,13を下方に向けて揺動させ、搬入・
搬出路17に待機している台車18の真上に到来させる
0次いで両アーム13.13を開放して、原紙ロール1
4に対するチャッキングを解除し、当該原紙ロール14
を台車18のテーブル19に移載する。また、スイング
アーム13,13は再び上方に揺動し1両アームを相t
にに離間させて、次の原紙ロール14のチャッキングを
待機する(第7図参照)。その後に台車18は、移載さ
れた原紙ロール14を担持して、所定のストックヤード
に向けて搬入・搬出路17を退出する。
引続き新たな原紙ロール14を装填するときは、その原
紙ロール14を載置した台車18が、前記搬入・搬出路
17を走行して、前記スイングアーム13,13の揺動
軌跡の下方に到来する。そして、先に述べた順序に従っ
て、両スイングアーム13゜13に対する原紙ロール1
4の装填がなされる。
発明が解決しようとする問題点 このように、2基のスイングアームの外方に。
原紙ロールの搬送コンベヤを夫々設けた従来のミルロー
ルスタンド方式の原紙供給装置では、先に説明した如く
、新たな原紙ロール14が搬入されてから、両スイング
アーム13,13を斜め下方に傾動させて、各センター
ブロック16.16と原紙ロール14の紙管15との中
心合わせを行ない、その後に両アームが近接移動して原
紙ロール14に対するチャッキングを行なう。次いで再
び両アーム13.13が斜め上方に回動することにより
原紙ロール14の装填を完了する。
また、両スイングアーム13,13に保持して繰出し中
の原紙ロール14Aを、別の新たな原紙ロール14Bに
交換するには、雨スイングアーム13.13を斜め下方
に傾動させた後に、原紙ロール14Aに対するチャッキ
ングの解放を行なう。
そして、該アーム13.13を斜め上方に回動させた後
に、旧原紙ロール14Aを搬出するが、次の新たな原紙
ロール14)3の搬入が終了するまで、このアーム13
.13は斜め上方に傾動した先の姿勢で所要時間だけ待
機しなければならない、新たな原紙ロール14Bの搬入
がなされると、スイングアーム13,13は斜め下方に
傾動して、センターブロック16.16と原紙ロール1
4Bの紙管15との中心合わせを行なう。その後に両ア
ーム13.13が近接移動して、原紙ロール14Bに対
するチャッキングを行ない、再び両アーム13゜13が
斜め上方に回動することにより、新たな原紙ロール14
Bに対する装填がなされる。
前述の如く、原紙ロールの交換を行なうためには、スイ
ングアームを往復動作させると共に、旧原紙ロールの搬
出および新原紙ロールの搬入が終了するまで、スイング
アームを上方傾動位置で所要時間待機させなければなら
ず、原紙掛は作業に多くの時間損失を生じているのが現
状である。しかるに現今の如く、頻繁な小ロツト生産に
伴うオーダ変更に対応する必要がある段ボールの製造業
界では、その原紙ロール交換時におけるサイクルタイム
の短縮化が極めて重要であり、この点において従来の原
紙供給装置はその要語に充分応えるものではなかった。
発明の目的 この発明は、前述したコルゲートマシンの原紙供給装置
に内在している前記欠点に鑑み、これを好適に解決する
べく提案されたものであって、頻繁なオーダー変更に伴
う原紙ロールの着脱交換に際し、そのサイクルタイムを
大幅に短縮化し得て自動化を容易に達成することができ
る原紙供給装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 前記問題点を克服し、所期の目的を達成するため本発明
に係るコルゲートマシンの原紙供給装置は、工場敷地面
に所定間隔で平行に設けられ、原紙の供給方向に対し直
交する方向に延在する3本の原紙ロール搬送路と、 前記搬送路の上方に水平に配設され、原紙供給方向に延
在する一対の平行なガイドレールと、前記一対のガイド
レールに移動自在に懸垂支持した一組の移動台車と、 各移動台車に原紙供給方向と直交するよう架設した水平
なガイドレールに懸吊支持され、このガイドレールに沿
って相互に近接離間移動可能な一対のアーム支持部材と
、 夫々のアーム支持部材に昇降自在に配設され、その相対
向する下部側面に原紙ロールの紙管に挿通可能なセンタ
ーブロックを備え°たチャッキングアームとから構成し
たことを特徴とする。
実施例 次に、本発明に係るコルゲートマシンの原紙供給装置に
つき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら
以下説明する。第1図は、本発明の好適な実施例に係る
原紙供給装置を一部横断して示す正面図、第2図は第1
図のIf−n線断面図、第3図は本実施例の原紙供給装
置に使用されるキャリヤーを概略的に示す斜視図である
本発明に係る原紙供給装置20が据付けられる工場敷地
の床面には、原紙の供給方向(これは、コルゲートマシ
ンのライン整列方向に一致する)と直交する方向に、3
本のビット21,22.23が所定間隔離間して平行に
穿設されている0図示例では、中央のビット22が原紙
ロール14の搬出路EXとなり、左右に位置するビット
21.23が夫々原紙ロール14の搬入路I N1. 
I N、となるように構成しである。これらビット21
,22.23の内部には、夫々レール24が敷設され、
このレール24に車輪25を介して台車26が走行自在
に設けられている。また、台車26の上部に備えたテー
ブル27はビットの上方に臨んでおり、その上表面には
、載置された原紙ロール14を安定的に支持し得る傾斜
角が付されている。
前記ビット21.23より外側に位置する工場敷地面に
は、仮想矩形の4つの隅角部に対応する部分に支柱28
が夫々立設され、前記3本のビットと直交する方向に配
設した支柱28.28間に、夫々ガーダ29,29が水
平かつ平行に架設しである。
すなわち一対のガーダ29,29は、第1図および第2
図に示す如く、3本のビット21,22,23の上方に
おいて、該ビットの延在方向に所定間隔離間すると共に
、ビットと直交して配設されている。このガーダ29,
29の底面には、断面が横H形をなす引抜き鋼からなる
ガイドレール30が夫々配設固定されている。このガイ
ドレール30゜30には、後述する2基のキャリヤー3
1.31が、当該ガイドレール30.30に沿って移動
自在に懸垂支持される。
第1図に示す如く、左右2基のキャリヤー31゜31は
、何れも機械的構成が全く同一であって、搬出路EXを
挟んで対称に配設されているので、搬入路IN、の上方
に位置するキャリヤーについてのみ説明を行ない、m入
路IN1の上方に位置するキャリヤーに関する説明は省
略する。
搬入路IN、の上方において、ガイドレール30゜30
に移動自在に配設されるキャリヤー31は、第2図およ
び第3図に示す如く、■対向配置した一対の移動台車3
2.32と、 ■この移動台車32.32間に架設したガイドレール3
3と、 ■このガイドレール33に近接離間移動自在に懸吊支持
される一対のアーム支持部材34.34と、■このアー
ム支持部材34.34に昇降自在に配設され、相対向す
る側面にロール紙管15に挿通可能なセンターブロック
16.16を装着したチャッキングアーム35,35と から基本的に構成される。
ここで第2図に示す如く、キャリヤー31は、長手方向
中央を挟んで左右対称であるので、図中左側に配設した
部材についてのみ説明し、他方の部材についての説明は
省略する。第2図および第3図に示す如く、左側に配設
した移動台車32の側板32aには、内方(対向する移
動台車32に指向する側)に水平に張り出して、その端
部が垂直上方に折曲形成されたブラケット36が配設さ
れ、側板32aとブラケット36の垂直壁36aとの間
に前記ガイドレール30が臨んでいる。また側板32a
と垂直壁36aとの対向面には、夫々複数(本実施例で
は3個)のガイドローラ37.38が水平方向に離間し
て枢支され(第1図参照)、これらのガイドローラ37
.38は、ガイドレール30の下方の水平底部30aに
走行自在に載置されている。
前記支柱28の上端と、ガイドレール3oの所定位置と
には、第1図に示す如く、L型のブラケット39.40
が固定され、両ブラケット39゜40間に油圧シリンダ
41が配設されている。このシリンダ41に備えたピス
トンロッド41aの先端は、前記側板32aの内側に突
設した突片42に固着されている。従って、前記シリン
ダ41を圧力付勢することによって、移動台車32をガ
イドレール30に沿って進退移動させることができる。
なおこのシリンダ41は、第4図(d)に示す如く、当
該移動台車32を搬入路IN、の上方位置から搬出路E
Xの上方位置まで移動させ得るストローク長を備えてい
る。
面移動台車32,32の側板32a、32a間には、前
記ガイドローラ37,37の下方位置にブラケット36
.36に挿通された一対のガイドシャフト43.43が
平行に固着され、このガイドシャフト43の前記ガイド
レール30の下方に臨む位置に、ピニオン44が回転自
在に枢支されている。
またガイドレール30の底面には、その長手方向の全長
に亘ってラック45が固定され、このラック45とガイ
ドシャフト43の前記ピニオン44とが噛合するよう構
成される。更に、後述する如く、面移動台車32.32
間にガイドレール33が架設されているので、面移動台
車32.32は、夫々に配設した両シリンダ41.41
を同期的に圧力付勢することにより平行に移動可能であ
る。このときラック45とピニオン44とが噛合してい
るために、外力による位置ずれを容易に生じることがな
く、後述する原紙ロール14の交換の際に、搬入路IN
、および搬出路EXの上方での位置決めを確実に行ない
得る。なお符号53は、当該キャリヤー31に装填され
た原紙ロール14から、後述するスプライサ−54に原
紙を案内するガイドロールを示す。
雨移動台Ij1.32 、32には、第2図に示す如く
、ブラケット36.36の配設位置より下方の側板32
a、32a間に、断面が横H形をなすガイドレール33
が架設され、このガイドレール33に一対のアーム支持
部材34.34が近接および離間移動自在に懸吊されて
いる。すなわち、「形に形成されたアーム支持部材34
の水平部34aには、第1図に示すように、その長手方
向両端に開放する凸形の溝46が形成され、この溝46
中にガイドレール33が挿通されている。溝46を画成
する両側壁には、上下で対をなすガイドローラ47a、
47bが夫々回転自在に枢支され、このガイドローラ4
7a、47bは、夫々ガイドレール33の上下両端に形
成した水平部33a、33bの相対向する面に当接して
いる。また前記両側壁に枢支した対をなすガイドローラ
47a、47bは、水平部34aの長手方向に所定間隔
離間して夫々3組配設され、これらローラ群47によっ
てアーム支持部材34をガイドレール33に移動自在に
支持している。
第2図に示す如く、ガイドレール33の上面には、両ロ
ッド形の油圧シリンダ48がガイドレール33と平行に
配設され、その両ピストンロッド48a、48aの先端
は、夫々アーム支持部材34の端部に突設した取付は部
49に固着されている。
従って、前記シリンダ48を圧力付勢することによって
、前記一対のアーム支持部材34.34を、ガイドレー
ル33に沿って相対的に近接方向および離間方向へ移動
させることができる。なお、シリンダ48のストローク
長は、後述するチャッキングアーム35,35により原
紙ロール14をチャッキングするに際して、各種長さ寸
法の原紙ロール14をチャッキングし得る位置まで両ア
ーム支持部材34.34を移動させ得る寸法に設定しで
ある。
次に、前記アーム支持部材34の垂直部34bには、下
方に開放する収納部50が形成され、この収納部50内
に油圧シリンダ51が倒立配置されている。また収納部
50には、シリンダ51を挿脱し得る寸法の中空部35
aを形成したチャッキングアーム35が摺動可能に内挿
され、シリンダ51のピストンロッド51a先端は、中
空部35aの底部に枢着されている。従って、前記シリ
ンダ51を圧力付勢することによって、チャッキングア
ーム35をアーム支持部材34に対して昇降移動させ得
るものである。各チャッキングアーム35には、対をな
す他方のチャッキングアーム35に指向するセンターブ
ロック16が突出固定されており、両センターブロック
16.16により原紙ロール14の紙管15を両側から
チャッキング可能に設定しである。
このように構成したキャリヤー31と全く同一の機構の
キャリヤー31が、第1図に示す如く、搬入路IN、の
上方において、前記ガイドレール30.30に移動自在
にS型支持さ九ている。なお第4図に示す如く、本実施
例に係る原紙掛は装置20は、原紙の紙継ぎを行なう公
知のスプライサ−54の下方に設置されているものであ
る。
実施例に係る原紙供給装置の作用 次に、このように構成した実施例に係る原紙供給装置の
作用につき、第4図(a)〜(d)に示す動作説明図お
よび第5Mに示すフローチャートを参照して説明する。
先ず、原紙掛は装置20の各キャリヤー31.31に、
原紙ロール14を夫々装填する準備段階から説明する。
なお、以下の作用説明では、左右のキャリヤー31.3
1に配設したアーム支持部材34,34およびチャッキ
ングアーム35,35の所属を明確化するために、 ■左側のアーム支持部材を「左アーム支持部材」、左側
のチャッキングアームを「左チャッキングアーム」とし
、また ■右側のアーム支持部材を「右アーム支持部材」、右側
のチャッキングアームを「右チャッキングアーム」と対
応的に区別することとする。更に5台車26に関しても
、 ■左側の搬入路IN、に位置する台車を「L台車」と指
示し。
■中間に位置する搬出路EXに位置する台車を「M台車
」と指示し、 ■右側の搬入路IN、に位置する台車を「R台車」と区
別して指示するものとする。
運転準備状態では、スプライサ−54におけるヘッド5
4aおよびヘッド54bは左右に大きく展開している。
左のキャリヤー31は、第4図(a)に二点鎖線で示す
ように、搬出路EXの上方で停止している。また右のキ
ャリヤー31は、搬入路IN2の上方で停止している。
このとき搬出路EXには、空荷のM台車26が到来して
いるが、搬入路I N、、 I N、には、その何れに
もL台車26゜R台車26が到来していないものとする
。なお、各対をなす左右のアーム支持部材34.34は
、前記シリンダ48を両ピストンロンド48a、48a
が延出する方向に付勢することによって、相互に離間さ
せ、アーム支持部材34.34に配設したチャッキング
アーム35,35のセンターブロック16.16を開放
させている。また各チャッキングアーム35は、アーム
支持部材34の収納部50中に最も引込んだ位置に待機
している。
次いで、原紙ロール14Aを載置したL台車26が搬入
路IN、を走行して、所定位置で停止してチャッキング
を待機する。この状態で、左キャリヤー31に連結した
油圧シリンダ41.41を、そのピストンロッド41a
、41aを引き込む方向に同期的に付勢して、左キャリ
ヤー31を左方向に移動させ、搬入路IN工の上方で停
止させる。また左チャッキングアーム35,35を、油
圧シリンダ51.51を付勢して下降させて、前記セン
ターブロック16.16の先端を、L台車26に載置し
た原紙ロール14Aの紙管15まで到来させる。
なお、原紙ロール14Aが未使用であるか、または原紙
の消費が余りなされていないか、の理由によってロール
直径が充分大きい場合は、左チャッキングアーム35,
35の下降度合も僅かとなる。
しかる後に、前記両ロッド形の油圧シリンダ48をその
ピストンロッド48a、48aを引き込む方向に付勢し
、左アーム支持部材34.34を相互に近接させて、前
記センターブロック16.I Gによる原紙ロール14
Aのチャッキングを行なう、そして、左チャッキングア
ーム35,35を上昇させて、原紙ロール14AをL台
車26のテーブル27から離間させる。
このように、左キャリヤー31が搬入路IN工の上方で
停止している間に、右のキャリヤー31に連結した油圧
シリンダ41.41は、そのピストンロッド41a、4
1aを延出する方向への付勢がなされる。これにより、
搬入路IN、の上方で停止していた右キャリヤー31は
、左方向に移動して搬出路EXの上方で一時停止する。
次いで、原紙ロール14Bを載置したR台車26が搬入
路IN2を走行し、所定位置に停止してチャッキングを
待機する。この状態で、前記油圧シリンダ41.41を
逆付勢し、右キャリヤー31を右方向に移動させて搬入
路IN、の上方で停止させる。
この場合には前述したと同様に、右チャッキングアーム
35,35を下降させて前記センターブロック16.1
6の光電を、R台車26に載1筺した原紙ロール14B
の紙管15まで到来させる。しかる後に、前記両ロンド
形の油圧シリンダ48を付勢し、右アーム支持部材34
.34を相互に近接させて、そのセンターブロック16
.16による原紙ロール14Bのチャッキングを行なう
(第4図(a)参照)、そして再び左チャッキングアー
ム35゜35を上昇させて、搬入路IN、の上方で原紙
供給を待機する。
更に、原紙ロール14Aの原紙先端を、スプライサ−5
4のヘッド54aにセットし、また原紙ロール14Bの
原紙先端を、ヘッド54bにセットする。
このように、原紙ロール14Aおよび原紙ロール14B
に対するチャッキングが完了した時点で、前記原紙ロー
ル14Aを保持している左キャリヤー31を、油圧シリ
ンダ11.41を同期的に付勢して、当該原紙ロール1
4Aを搬出路EXの上方に臨ませる(第4図(b)参照
)。
従って、左側の搬入路IN、におけるL台車26は空荷
になるので、当該り台車26をそのチャッキング位置か
ら退出させる。また第4同(b)に示すように、スプラ
イサ−54の各ヘッド54a。
54bが相互に近接移動し、原紙ロール14Aの原紙に
対する紙継ぎがなされて、当該原紙はコルゲートマシン
のシングルフェーサ(図示せず)等の如き紙消費機構に
供給される。なお搬入路IN1には、次々回のオーダに
使用される原紙ロール14Gを載置したL台車26が走
行到来し、チャッキング位置で停止して、次回のチャッ
キングを待機する。
次に、左キャリヤー31に装填されて使用中の原紙ロー
ル14Aを、該左キャリヤー31から取外してストック
ヤードに戻したり、コルゲートマシンの稼動中に生ずる
オーダ変更に伴い、別の規格に係る前記原紙ロール14
Bに交換したりする場合につき説明する。
先ず、原紙ロール14Aから繰出されている原紙を、ス
プライサ−54中で切断してヘッド54aから切り放し
、右キャリヤー31に装填されている原紙ロール14B
の原紙をスプライサ−54により紙継ぎする。これによ
り原紙ロール14Bの原紙が、コルゲートマシンの紙消
費機端に供給される。
この紙継ぎの直後に、左チャッキングアーム35.35
を下降させて、原紙の消耗により直径が減少している旧
原紙ロール14AをM台車26に載置する。そして左ア
ーム支持部材34.34を離間方向に移動させることに
より、センターブロック16.16による旧原紙ロール
14Aのチャッキングが解除される。そして旧原紙ロー
ル14Aは、M台車26と共に搬出路EXから搬出され
る。なお、左チャッキングアーム35,35は、旧原紙
ロール14Aのチャッキングを解除した後、再び左アー
ム支持部材34.34の収納部50.50中に引き込ま
れる。
次に、旧原紙ロール14Aを放出した左キャリヤー31
が左方向に移動して停止待機し、また左チャッキングア
ーム35,35が下降して、左側の搬入路工N1に到来
している前記原紙ロール14Gの紙管15に、前記セン
ターブロック16.16を合致させた後、左アーム支持
部材34.34を相互に近接移動させて原紙ロール14
Cに対するチャッキングを行なう(第4図(Q)参照)
、この原紙ロール14Gに対するチャッキングの終了後
は、当該チャッキングアーム35,35が再び上昇して
待機すると共に、L台車26はこの搬入路IN1から次
のロール搬入準備のために退出する。
また、次回使用予定の原紙ロール14Gの原紙先端は、
スプライサ−54のヘッド54aにセットされて次の紙
継ぎを待機する。なお、旧原紙ロール14Aの搬出によ
り、搬出路EXは空になっている。そこで第4図(d)
に示すように、原紙供給中の新原紙ロール14Bを装填
した右キャリヤー31を左方向に移動させて、搬入路I
N2側から搬出路EX側に切換える。これにより搬入路
IN。
が空になるので1次々回に使用する予定の別の原紙ロー
ル14DをR台車26に載置して、当該搬入路IN、に
搬入させる。そして前述の動作が、第4図(b)4第4
図(c)→第4M(d)→第41M(b)の順で交互に
繰り返される。
このように、本実施例に係る原紙供給装置によれば、現
在使用中の原紙ロールをキャリヤーから取外し1次のオ
ーダに係る原紙ロールをチャッキングするまでに要する
トータルタイムが、当該キャリヤーを中央の搬出路EX
の位置から各搬入路I N、、 I N、の位置まで移
動させるだけで足りる。
従って、第n+1に示す如く、従来のスイングアーム式
のミルロールスタンドでは、同一コンベヤ上において原
紙ロールの放出を行なったスイングアームは、−旦原位
置まで退避した後に、再び新たな原紙ロールの供給を受
けるために同動を行なう複雑な手間を要していたが、こ
れに比べて極めて大きな時間短縮が図られるものである
なお本実施例では、中央の搬送路を原紙ロールの搬出路
とし、その両側に位置する搬送路を夫々原紙ロールの搬
入路として構成した例につき説明したが、逆に中央を搬
入路として左右両側を搬出路とした構成であっても、同
様に原紙ロールの交換に要するサイクルタイムの短縮を
図ることができる。
発明の効果 以上に説明した如く、本発明に係る原紙供給装置によれ
ば、3本の原紙ロールの搬送路を所定間隔離間して平行
に設け、この3本の搬送路の上方に、2基のキャリヤー
を該搬送路と直交する方向に平行移動可能に構成したの
で、原紙ロールのチャッキングアームへの装填および該
チャッキングアームからの原紙ロールの放出を行なうに
は、当該キャリヤーを所要の方向に平行移動させるだけ
で足りる。従って、従来のスイングアーム式のミルロー
ルスタンドでは、同じ目的を達成するのに。
スイングアームを左右両方向に往復同動させる必要があ
ったのに比して、サイクルタイムの著しい短縮が図られ
るものである。また、原紙の消費が進行してロール径が
小さくなり、従来のミルロールスタンドのスイングアー
ムの傾動下降によっては、原紙ロールをチャッキングで
きなくなる場合でも、チャッキングアームを下降させる
ことにより自在に対処し得る。更に、コンベヤ用のピッ
トが掘設される工場敷地面の上方に立体構築されるもの
であるから、据付作業が簡略化され、設置コストの低減
を有効に図り得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適な実施例に係る原紙供給装置の正
面図、第2図は第1図の■−■線断面図。 第3図は実施例に係る原紙供給装置に使用されるキャリ
ヤーを概略的に示す斜視図、第4図(a)〜第4図(d
)は第1図に示す原紙供給装置を稼動させた場合の経時
的な動作順序を示す説明図、第5図は第1y4に示す原
紙供給装置を稼動させた場合の経時的なフローチャート
図、第6図は従来技術に係るミルロールスタンドの概略
構成を示す斜視図、第7図は第6図に示すミルロールス
タンドの概略正面図である。 14・・・原紙ロール  15・・・紙管16・・・セ
ンターブロック 30・・・ガイドレール 32・・・移動台車33・・
・ガイドレール 34・・・アーム支持部材35・・チ
ャッキングアーム I N、、E X、 I N、・・・原紙ロール搬送路
FIG、4 (a) 5ム FIG、4 (bl 35・・・チャッキングアーム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕工場敷地面に所定間隔で平行に設けられ、原紙の
    供給方向に対し直交する方向に延在する3本の原紙ロー
    ル搬送路と、 前記搬送路の上方に水平に配設され、原紙供給方向に延
    在する一対の平行なガイドレール(30、30)と、前
    記一対のガイドレール(30、30)に移動自在に懸垂
    支持した一組の移動台車(32、32)と、各移動台車
    (32)に原紙供給方向と直交するよう架設した水平な
    ガイドレール(33)に懸吊支持され、このガイドレー
    ル(33)に沿って相互に近接離間移動可能な一対のア
    ーム支持部材(34、34)と、夫々のアーム支持部材
    (34)に昇降自在に配設され、その相対向する下部側
    面に原紙ロール(14)の紙管(15)に挿通可能なセ
    ンターブロック(16、16)を備えたチャッキングア
    ーム(35、35)と、 から構成したことを特徴とするコルゲートマシンの原紙
    供給装置。 〔2〕前記3本の原紙ロール搬送路は、その中間に設け
    た原紙ロール搬送路(EX)が、原紙ロール搬出用コン
    ベヤであり、当該原紙ロール搬送路(EX)の左右に夫
    々設けた原紙ロール搬送路(IN_1、IN_2)が、
    原紙ロール搬入用コンベヤである特許請求の範囲第1項
    記載のコルゲートマシンの原紙供給装置。 〔3〕前記3本の原紙ロール搬送路は、その中間に設け
    た原紙ロール搬送路(IN)が、原紙ロール搬入用コン
    ベヤであり、当該原紙ロール搬送路(IN)の左右に夫
    々設けた原紙ロール搬送路(EX_1、EX_2)が、
    原紙ロール搬出用コンベヤである特許請求の範囲第1項
    記載のコルゲートマシンの原紙供給装置。
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