JP5675394B2 - ロール原紙供給装置及び方法 - Google Patents
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Description
これに対して、特許文献1には上記のロール原紙供給装置では紙継装置が2組必要であり、また2つのアーム対111a,111bに対して2個所の旧ロール排出位置、2個所の新ロール原紙搬入位置を必要とするなどの課題に着目して、かかる課題を解決しようとする技術が提案されている。
したがって、紙継必要時間は、主として、旧ロールの紙端処理、旧ロールの搬出処理、使用ロールの移動処理、新ロールの搬入処にかかる時間の和によって規定される。
ところで、近年、コルゲータ等の紙工機械においては、小ロットのオーダも増大しており、この一方で、生産性の向上のためには、機械の運転速度を更に上昇させたいという要求もある。
しかしながら、小ロットのオーダの場合、特許文献1の技術を用いて紙継必要時間を短縮させても、通常の運転速度では紙継必要時間内にオーダされたロット分の製品加工を完了してしまう場合がある(オーダロット分の加工時間<紙継必要時間)。オーダされたロット分以上の製品加工は無駄であるため、オーダされたロット分の加工時間を紙継必要時間に合わせるように、機械の運転速度を通常よりも低下させて対応する必要がある。したがって、生産性の低下を招いてしまう。
しかし、このように、残原紙長が一定長さ以下に減少しないようにロール原紙を管理すると、残原紙長が一定長さ(例えば、500m程度)の半端なロール原紙の数が増え、ロール原紙の管理が難しくなる。
前記紙継装置の紙継作動と、前記ロール原紙支持装置のロール原紙からの紙の繰り出し速度と、前記ロール原紙支持装置の移動と、前記ロール原紙支持装置によるロール原紙の着脱とを、連携させて制御する制御装置を備えていることが好ましい。
前記制御装置は、前記紙継装置の作動時に、前記準備位置にある前記ロール原紙支持装置の前記上流位置への移動、及び、前記下流位置にある前記ロール原紙支持装置の前記リリース位置への移動を、並行して行なうことが好ましい。
前記紙継装置の紙継作動と、前記紙継装置の前記紙の供給方向への移動と、前記ロール原紙支持装置のロール原紙からの紙の繰り出し速度と、前記ロール原紙支持装置の移動と、前記ロール原紙支持装置によるロール原紙の着脱とを、連携させて制御する制御装置を備え、前記制御装置は、前回の紙継後に前記ロール原紙支持装置を前記紙の供給方向に移動させないで、前記紙継装置を前記紙の供給方向に移動させてその後の紙継を行なうことが好ましい。
前記紙継装置の非作動時に、前記下流位置を空けて、前記上流位置及び前記中間位置にそれぞれ位置する前記ロール原紙支持装置を同時に前記中間位置及び前記下流位置に移動させることが好ましい。
前記紙継装置は、前記紙の供給方向に可動であって、前回の紙継後に前記ロール原紙支持装置を前記紙の供給方向に移動させないで、前記紙継装置を前記紙の供給方向に移動させてその後の紙継を行なうことが好ましい。
この場合、紙継装置の非作動時に、下流位置を空けて、上流位置及び中間位置にそれぞれ位置するロール原紙支持装置を同時に中間位置及び下流位置に移動させれば、原紙替えサイクル時間を短縮することができる。
紙継装置を、紙の供給方向に可動にすれば、紙継を行なった後、紙継装置を移動させることができ、これにより、ロール原紙支持装置を移動させずに次の紙継ぎを実施することができ、原紙替えサイクル時間を短縮することができる。
図1は第1,2実施形態に関し、図2,図3は第1実施形態に関し、図4〜図11は第2実施形態に関している。また、各実施形態で適用される紙工機械としてのコルゲータの概要構成については、背景技術の欄で用いた図12を流用して説明する。ただし、一部の符号は、図12中に示す括弧書きのものを適用する。
第1,2実施形態では、ロール原紙供給装置が紙工機械としてのコルゲータに適用された場合を説明する。このコルゲータの概要構成は、周知のものであり、例えば図12に示すように、コルゲータは、上流からシングルフェーサ1A,1B,ダブルフェーサ2,スリッタスコアラ3,カットオフ4,スタッカ5が順に備えられている。なお、コルゲータは平面視では、通常、ングルフェーサ1A,1B,ダブルフェーサ2,スリッタスコアラ3,カットオフ4,スタッカ5が直線状に並んでおり、この平面視における各要素の直線状の並びをマシンラインMLとも呼ぶ。
次に、第1,2実施形態にかかる移動式ミルロールスタンド(ロール原紙支持装置、単に、ミルロールスタンドともいう)11、及び、スプライスユニット(紙継装置)12aを備えたスプライサ(紙継処理装置)12を説明する。
〔第1実施形態の構成〕
第1実施形態では、図2に示すように、平面視において、2点鎖線で示すコルゲータの製造ライン(マシンライン)MLに沿った紙の供給方向100に、上流位置(待機位置)P2,第1の中間位置(紙継位置)P3a,第2の中間位置(運転位置)P3b,下流位置(排出位置)P4の4つの位置が直列に配置され、これらの4つの位置P2,P3a,P3b,P4に対応してマシンラインMLの側方に、準備位置P1及びリリース位置P5を含む4つの位置が配置されており、これらを合わせた8つの位置に、4台の移動式ミルロールスタンド11を適宜移動させる構成としている。
次に、図3を参照して、ロール原紙供給装置の具体的な運転例を説明する。
図3は、左側から右側にこの順で連続的に実施される時系列の動作を示すものである。
まず、図3の左端上部に示すように、符号aを付すミルロールスタンドが第2の中間位置(運転位置)P3bに、符号bを付すミルロールスタンドが第1の中間位置(紙継位置)P3aに、符号cを付すミルロールスタンドが上流位置(待機位置)P2に、符号dを付すミルロールスタンドが準備位置P1にあって、機械の始動に当たって、ミルロールスタンドb,c,dはいずれもロール原紙13が搭載され且つその地点で可能な紙継準備が完了していて、紙の供給方向100に並んだミルロールスタンドa,b,cは互いに連結されているものとする。
この段階で、つまり、前回の紙継処理開始から連結解除時間又は連結時間(3秒)と、ミルロールスタンドaのCD方向移動時間又ミルロールスタンドdのCD方向移動時間(15秒)と、ミルロールスタンドb,c,dをMD方向下流へ1ブロック単位だけ移動させる移動時間(12秒)との和(=30秒)だけ時間が経過した時点で、ミルロールスタンドの方では、次の紙継処理を開始できるが、ダンサロールの方が最接近位置Cからの離隔移動が完了しないので、ダンサロールは最接近位置Cから中間位置Bまで復帰するのを待って(ダンサロール復帰C→B、復帰時間30秒)、次の紙継処理が可能となる。
このように、本ロール原紙供給装置及び方法によれば、紙の供給方向100に直列に上流位置P2,第1中間位置P3a,第2中間位置P3b,下流位置P4が設けられているので、上流位置P2,第1中間位置P3a,第2中間位置P3b,下流位置P4はこれらの位置の間に、少なくとも2台のミルロールスタンド11が常時並んで位置するように操作することができる。このため、紙を繰り出している運転中のロール原紙に対して紙の供給方向100に隣接して紙継用のロール原紙を待機(紙継待機)させる際に、準備位置P1から上流位置P2へのミルロールスタンド11の移動操作及び下流位置P4からリリース位置P5へのミルロールスタンド11の移動操作の両方又は一方は不要となるので、原紙替えサイクル時間を短縮することができる。
また、スプライサ12の作動時に、準備位置P1にあるミルロールスタンド11の上流位置P2への移動、及び/又は、下流位置P4にあるミルロールスタンド11のリリース位置P5への移動を、並行して行なえば、これによっても原紙替えサイクル時間を短縮することができる。
したがって、小ロットのオーダに対応する場合や残原紙長が短い(例えば、400m以下の)ロール原紙を用いて段ボール等の紙工品を生産する場合等に、運転速度を低下させずに適宜紙継を行ないながら機械の連続運転を行なえるようになり、生産性を向上されることや、ロール原紙の管理を容易に行なうことができるようになる。
第2実施形態では、図4に示すように、2点鎖線で示すコルゲータの製造ライン(マシンライン)MLに沿った紙の供給方向100に、上流位置P2,中間位置P3,下流位置P4の3つの位置が直列に配置され、これらの3つの位置P2,P3,P4に対応してマシンラインMLの側方に、準備位置P1及びリリース位置P5を含む3つの位置が配置されており、これらを合わせた6つの位置に、4台の移動式ミルロールスタンド11を適宜移動させる構成としている。
これにより、移動式ミルロールスタンド11は、準備位置P1で支持アーム17b,17bを開閉して新たに使用するロール原紙13を支持アーム17b,17b間で軸支して紙の先端部を巻きほぐして、この紙の先端部に両面粘着テープを貼って紙継準備処理を行ない、その後、CD方向に移動して上流位置P2で待機する。その後、この位置で紙継待機或いは運転を行なうか、MD方向に移動して中間位置P3或いは下流位置P4で紙継待機或いは運転を行なう。なお、上流位置P2と中間位置P3とに、或いは、中間位置P3と下流位置P4とにそれぞれ並んだミルロールスタンド11の台車14同士は第1実施形態と同様に連結される。
本実施形態では、4台の移動式ミルロールスタンド11がこのような順で移動しながら、機械の運転中は、常に、何れか2つの移動式ミルロールスタンド11がマシンラインML上に位置して、搭載されたロール原紙13からコルゲータの各部に紙を供給し、上流側に隣接する移動式ミルロールスタンド11のロール原紙13との紙継を経て、連続的な運転を実現できるようになっている。
次に、図5〜図10を参照して、ロール原紙供給装置の具体的な運転例を説明する。
図5は、この順で左側から右側に連続的に実施される時系列の動作を、紙面の都合で2つに分けて示すものである。
まず、図5の左端上部に示すように、符号aを付すミルロールスタンドが下流位置(ここでは、運転位置)P4に、符号bを付すミルロールスタンドが中間位置(ここでは、紙継位置)P3に、符号cを付すミルロールスタンドが上流位置(ここでは、待機位置)P2に、符号dを付すミルロールスタンドが準備位置P1にあって、機械の始動に当たって、ミルロールスタンドb,c,dはいずれもロール原紙13が搭載され且つその地点で可能な紙継準備が完了していて、紙の供給方向100に並んだミルロールスタンドb,cは互いに連結されているものとする。
これと並行して、スプライスユニット12aを図7に示すミルロールスタンドの配置にかかる中間位置P3に対応する位置から、図8に示すミルロールスタンドの配置にかかる上流位置P2に対応する位置へと移動させる(スプライスユニット移動)。この移動により、次の紙継指令SS2が可能となり、この場合の原紙替えサイクル時間は、紙継処理時間(この例では、4秒)とスプライサ12のMD方向下流への移動時間(この例では、12秒)の和(16秒)となる。
つまり、ミルロールスタンドdの上流位置P2までの移動は、まず、下流位置P4のミルロールスタンドaのCD移動(15秒)を行ない、続いて、ミルロールスタンドb,cのMD移動(12秒)を行ない、その後、ミルロールスタンドdの上流位置P2までのCD移動(15秒)を行なうことになり、下流位置P4のミルロールスタンドaのCD移動(15秒)の開始は、前回の紙継指令SS2に先行するが、前回の紙継指令SS2からミルロールスタンドdの上流位置P2までのCD移動の完了までに、40秒を要しており、ダンサロールが図7に示す中間位置Bから図8に示す最離隔位置Cまで移動し(ダンサロール飛び中間位置B→最接近位置C、時間9秒)、その後、図9に示す最離隔位置Cから図10に二点鎖線で示す中間位置Bまで復帰する時間(ダンサロール復帰C→B、復帰時間30秒)の合計時間(39秒)よりも長く、原紙替えサイクル時間を規定する。
この場合、ミルロールスタンドdの上流位置P2までの移動が完了すると、準備位置P1が空くので、ミルロールスタンドaを準備位置P1にMD移動(6秒)し、アームを閉じて新しいロール原紙13を搭載し(4秒)、タイムラグ(2秒)を経て紙継準備(15秒)を行なって、ミルロールスタンドaを準備位置P1流位置P2までC、D移動(15秒)する。これらの積算時間(42秒)は、ダンサロールが中間位置Bから最接近位置Cに接近し更に中間位置Bまで離隔移動する時間(39秒)以上となり、原紙替えサイクル時間を規定する。
以降の紙継指令SS6(図示略)は紙継指令SS1と同様の状況下で行なわれる。
このように、本ロール原紙供給装置及び方法によれば、第1実施形態の効果に加えて、スプライスユニット12aを、紙の供給方向100に可動にしているので、紙継を行なった後、スプライスユニット12aを移動させることにより、ミルロールスタンド11を移動させずに次の紙継ぎを実施することができ、原紙替えサイクル時間を短縮することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の各実施形態のものに限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形或いは省略或いは組み合わせをして実施することができる。
例えば、上記の実施形態では、4台の移動式ロール原紙支持装置を用いているが、少なくとも3台の移動式ロール原紙支持装置を用いれば、従来技術に比べて紙継必要時間を短縮させることができる。
2 ダブルフェーサ
3 スリッタスコアラ
4 カットオフ
5 スタッカ
10 ロール原紙供給装置
11 ミルロールスタンド(ロール原紙支持装置)
12 スプライサ(紙継処理装置)
12a スプライスユニット(紙継装置)
13 ロール原紙
14 台車
14a キャスタ
15 支柱
16 梁
17 支持アーム
17a チャック
18 ダンサロール装置
18a 移動支持体
18b 移動ロール
18c 固定ロール
100 紙の供給方向(マシン方向、又はMD方向)
ML マシンライン
DWC 複両面段ボール
SWC 両面段ボール
L1 裏ライナ
L2 表ライナ
M 中芯
C 片面段ボール
P1 準備位置
P2 上流位置
P3,P3a,P3b 中間位置
P4 下流位置
P5 リリース位置
Claims (11)
- ロール原紙から次工程に紙を繰り出して供給するロール原紙供給装置であって、
平面視で紙の供給方向に直列に配置された少なくとも上流位置,中間位置,下流位置の3つの位置と、
前記上流位置の側方に配置され準備段階のロール原紙を配置する準備位置と、
前記下流位置の側方に配置され排出段階のロール原紙を配置するリリース位置と、をそなえると共に、
前記準備位置から前記上流位置,前記中間位置,前記下流位置を順に経て前記リリース位置に移動可能であってロール原紙を支持する少なくとも3台のロール原紙支持装置と、
前記紙の供給方向に沿って設けられた紙継装置と、をそなえている
ことを特徴とする、ロール原紙供給装置。 - 前記中間位置として、第1の中間位置と第2の中間位置とが直列に設けられている
ことを特徴とする、請求項1記載のロール原紙供給装置。 - 前記紙継装置の紙継作動と、前記ロール原紙支持装置のロール原紙からの紙の繰り出し速度と、前記ロール原紙支持装置の移動と、前記ロール原紙支持装置によるロール原紙の着脱とを、連携させて制御する制御装置を備えている
ことを特徴とする、請求項1又は2記載のロール原紙供給装置。 - 前記制御装置は、前記紙継装置の非作動時に、前記下流位置を空けて、前記上流位置及び前記中間位置にそれぞれ位置する前記ロール原紙支持装置を同時に前記中間位置及び前記下流位置に移動させる
ことを特徴とする、請求項3記載のロール原紙供給装置。 - 前記制御装置は、前記紙継装置の作動時に、前記準備位置にある前記ロール原紙支持装置の前記上流位置への移動、及び、前記下流位置にある前記ロール原紙支持装置の前記リリース位置への移動を、並行して行なう
ことを特徴とする、請求項3又は4記載のロール原紙供給装置。 - 前記紙継装置は、前記紙の供給方向に可動である
ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のロール原紙供給装置。 - 前記紙継装置の紙継作動と、前記紙継装置の前記紙の供給方向への移動と、前記ロール原紙支持装置のロール原紙からの紙の繰り出し速度と、前記ロール原紙支持装置の移動と、前記ロール原紙支持装置によるロール原紙の着脱とを、連携させて制御する制御装置を備え、
前記制御装置は、前回の紙継後に前記ロール原紙支持装置を前記紙の供給方向に移動させないで、前記紙継装置を前記紙の供給方向に移動させてその後の紙継を行なう
ことを特徴とする、請求項6記載のロール原紙供給装置。 - 前記ロール原紙支持装置のロール原紙から繰り出される紙を滞留又は放出可能なダンサロール装置を備えると共に、
前記紙継装置の紙継作動に際して、事前に前記ロール原紙支持装置のロール原紙からの紙の繰り出し速度を前記次工程における紙の走行速度よりも増速させて前記ダンサロール装置によって前記次工程の上流で紙を滞留させて、その後、紙継作動時に前記紙の繰り出し速度を前記次工程における紙の走行速度よりも減速させる制御装置を備え、
前記ダンサロール装置は、多段のダンサロールを有する
ことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のロール原紙供給装置。 - ロール原紙から次工程に紙を繰り出して供給するロール原紙供給方法であって、
平面視で紙の供給方向に直列に配置された少なくとも上流位置,中間位置,下流位置の3つの位置と、
前記上流位置の側方に配置され準備段階のロール原紙を配置する準備位置と、
前記下流位置の側方に配置され排出段階のロール原紙を配置するリリース位置と、を設けると共に、
少なくとも3台のロール原紙支持装置を、それぞれ、前記準備位置から前記上流位置,前記中間位置,前記下流位置を順に経て前記リリース位置に移動させながら前記次工程への紙の供給を行ない、
前記の各ロール原紙支持装置の少なくとも2つが前記上流位置,前記中間位置,前記下流位置の何れかに並んで停止している間に、前記紙の供給方向に沿って設けられた紙継装置によって紙継ぎを行なう
ことを特徴とする、ロール原紙供給方法。 - 前記中間位置として、第1の中間位置と第2の中間位置とを上流側から直列に設け、
ロール原紙から前記次工程に紙を繰り出して供給する運転中の前記ロール原紙支持装置を前記第2の中間位置に配置させると共に、紙継対象のロール原紙を支持する前記ロール原紙支持装置を前記第1の中間位置に配置させて、前記紙継装置によって紙継ぎを行なう
ことを特徴とする、請求項9記載のロール原紙供給方法。 - 前記紙継装置は、前記紙の供給方向に可動であって、
前回の紙継後に前記ロール原紙支持装置を前記紙の供給方向に移動させないで、前記紙継装置を前記紙の供給方向に移動させてその後の紙継を行なう
ことを特徴とする、請求項9又は10記載のロール原紙供給方法。
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