JPH01127184A - 溶射複合型制振鋼板の製造方法 - Google Patents
溶射複合型制振鋼板の製造方法Info
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- JPH01127184A JPH01127184A JP28338087A JP28338087A JPH01127184A JP H01127184 A JPH01127184 A JP H01127184A JP 28338087 A JP28338087 A JP 28338087A JP 28338087 A JP28338087 A JP 28338087A JP H01127184 A JPH01127184 A JP H01127184A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K20/00—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
- B23K20/04—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating by means of a rolling mill
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、自動車のエンジンの周囲および排気系などに
用いられる制振鋼板の製造方法に関し、特に溶射複合型
制振鋼板の製造方法に関する。
用いられる制振鋼板の製造方法に関し、特に溶射複合型
制振鋼板の製造方法に関する。
〈従来技術およびその問題点〉
従来、制振鋼板としては、スキン鋼板に樹脂層を有する
複合積層鋼板があるが、自動車のエンジンの周囲や排気
系などの高温部分などに用いると、樹脂層が溶けてしま
いすぐに制振特性が変化してしまうため使用できない。
複合積層鋼板があるが、自動車のエンジンの周囲や排気
系などの高温部分などに用いると、樹脂層が溶けてしま
いすぐに制振特性が変化してしまうため使用できない。
このため、低融点金属を用いた複合型制振鋼板が提案さ
れている。
れている。
この制振鋼板の製造方法としては、従来、特開昭57−
202965号公報などにいわゆる「合せ型制振鋼板」
の製造方法が開示されている。 この方法はまず鋼板に
低融点金属のめっきを施し、該めっき鋼板をめフき面を
内側にして2枚合せて加熱し、該めっき金属を半溶融あ
るいは溶融状態としながら該鋼板を圧接するものである
。 このように、この方法では一旦、めっき鋼板を製造
してから該めっき鋼板を加熱・圧延すること、およびそ
のために低融点金属しか使用できないことの2点で欠点
があった。 これらの欠点を克服するものとして、本
出願人は特開昭61−169102号公報に溶射複合型
制振鋼板の製造方法を開示した。 しかし、この方法は
、溶射金属を低温の鋼板に溶射した後、溶射鋼板を溶射
面を内側にして2枚合せて高温で熱処理し、溶射金属を
鋼板に熱拡散あるいは再溶融させた後に、圧延して制振
鋼板とするものである。 しかし、この方法においては
、金属を溶射する際に、溶射された金属は通常瞬時に凝
固してしまい、何ら接着する能力を持たないことから、
溶射後に高温熱処理と圧延が必要であるなどの問題点が
ありた。
202965号公報などにいわゆる「合せ型制振鋼板」
の製造方法が開示されている。 この方法はまず鋼板に
低融点金属のめっきを施し、該めっき鋼板をめフき面を
内側にして2枚合せて加熱し、該めっき金属を半溶融あ
るいは溶融状態としながら該鋼板を圧接するものである
。 このように、この方法では一旦、めっき鋼板を製造
してから該めっき鋼板を加熱・圧延すること、およびそ
のために低融点金属しか使用できないことの2点で欠点
があった。 これらの欠点を克服するものとして、本
出願人は特開昭61−169102号公報に溶射複合型
制振鋼板の製造方法を開示した。 しかし、この方法は
、溶射金属を低温の鋼板に溶射した後、溶射鋼板を溶射
面を内側にして2枚合せて高温で熱処理し、溶射金属を
鋼板に熱拡散あるいは再溶融させた後に、圧延して制振
鋼板とするものである。 しかし、この方法においては
、金属を溶射する際に、溶射された金属は通常瞬時に凝
固してしまい、何ら接着する能力を持たないことから、
溶射後に高温熱処理と圧延が必要であるなどの問題点が
ありた。
〈発明の目的〉
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、溶射
後に溶射熱を利用しながら直接加熱双ロールにて接合す
ることにより、高温の熱処理が不要で、簡単な工程で制
振鋼板を製造することのできる溶射複合型制振鋼板の製
造方法を提供することにある。
後に溶射熱を利用しながら直接加熱双ロールにて接合す
ることにより、高温の熱処理が不要で、簡単な工程で制
振鋼板を製造することのできる溶射複合型制振鋼板の製
造方法を提供することにある。
〈発明の構成〉
本発明者らは、特開昭61−169102号公報に開示
された制振鋼板の製造方法の高温の熱処理を省き、工程
が従来法より簡単な制振方法の製造方法を得るために、
溶射後に溶射熱を利用しながら直接双ロールにより、複
合鋼板とする方法を検討した。
された制振鋼板の製造方法の高温の熱処理を省き、工程
が従来法より簡単な制振方法の製造方法を得るために、
溶射後に溶射熱を利用しながら直接双ロールにより、複
合鋼板とする方法を検討した。
しかし単に加熱と圧延を溶射と圧延に置き換えるだけで
は、所望の接着力を有する溶射複合型制振鋼板を得るこ
とはできないことを見い出し、鋭意検討を進めた結果、
以下の3点に改良を加えることが必要であることを確認
し、本発明に至ったものである。
は、所望の接着力を有する溶射複合型制振鋼板を得るこ
とはできないことを見い出し、鋭意検討を進めた結果、
以下の3点に改良を加えることが必要であることを確認
し、本発明に至ったものである。
(1)スキン鋼板の加熱装置を装備することにより、溶
射金属の凝固を遅らせる。
射金属の凝固を遅らせる。
(2)圧延ロールを加熱ロールとすることによりスキン
鋼板の温度低下を防止する。
鋼板の温度低下を防止する。
(3)双ロールを1基あるいは複数基設けることにより
接着を確実にする。
接着を確実にする。
すなわち、本発明は、加熱された2枚のスキン銅帯ある
いはスキン鋼板の間に溶融金属を溶射しながら、溶射直
後に加熱双ロールにて接合することを特徴とする溶射複
合型制振鋼板の製造方法を提供するものである。
いはスキン鋼板の間に溶融金属を溶射しながら、溶射直
後に加熱双ロールにて接合することを特徴とする溶射複
合型制振鋼板の製造方法を提供するものである。
以下に、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明に用いられるスキン鋼帯あるいはスキン鋼板は、
帯状あるいはシート状の鋼板であれば何でもよく、例え
ば、冷延鋼板、熱延鋼板、表面処理鋼板、ステンレス鋼
板などが代表的に挙げられる。
帯状あるいはシート状の鋼板であれば何でもよく、例え
ば、冷延鋼板、熱延鋼板、表面処理鋼板、ステンレス鋼
板などが代表的に挙げられる。
本発明に用いられる溶射用金属は複合鋼板の制振特性を
良好ならしめるものなら何でもよいが、例えばZn−A
l1合金、pbあるいはpb金合金Mn−Cu合金など
が代表的に挙げられる。
良好ならしめるものなら何でもよいが、例えばZn−A
l1合金、pbあるいはpb金合金Mn−Cu合金など
が代表的に挙げられる。
以下に、本発明の溶射複合型制振鋼板の製造方法を添付
の図面に示す該鋼板の製造方法を実施する装置に基づい
て、詳細に説明する。
の図面に示す該鋼板の製造方法を実施する装置に基づい
て、詳細に説明する。
第1図は、本発明の製造方法を実施する製造装置の一実
施例の概略図である。 本実施例においてはスキン鋼帯
を代表例として説明する。
施例の概略図である。 本実施例においてはスキン鋼帯
を代表例として説明する。
第1図において参照信号1aおよび1bは走行中のスキ
ン鋼帯であり、それらは図示しないアンコイラ−などか
ら供給される。 参照信号2aおよび2bはスキン鋼帯
の加熱装置であって、溶射金属との接合に必要な熱が予
め供給される。 ここで鋼帯加熱装置2a、2bは走行
中のスキン鋼帯1a、1bを好適に加熱することができ
れば、いかなる加熱装置でもよく、公知の加熱装置を用
いることができる。 例えば、誘導加熱などが代表的に
挙げられる。
ン鋼帯であり、それらは図示しないアンコイラ−などか
ら供給される。 参照信号2aおよび2bはスキン鋼帯
の加熱装置であって、溶射金属との接合に必要な熱が予
め供給される。 ここで鋼帯加熱装置2a、2bは走行
中のスキン鋼帯1a、1bを好適に加熱することができ
れば、いかなる加熱装置でもよく、公知の加熱装置を用
いることができる。 例えば、誘導加熱などが代表的に
挙げられる。
参照信号3は溶射装置(溶射ガン)を示す。
ここで、溶射装置3は走行するスキン鋼帯1aと1bと
の間に好適に溶射金属4を溶射できれば、いかなる溶射
方法を用いる装置でもよい。
の間に好適に溶射金属4を溶射できれば、いかなる溶射
方法を用いる装置でもよい。
溶射方法としては、溶射金属の融点に応じて、通常公知
の方法を用いればよくアセチレンあるいはプロパン−酸
素の燃焼炎を用いるガス式溶射および爆燃のエネルギを
用いる爆燃式溶射などのガス式溶射あるいはアーク式溶
射、プラズマジェット溶射、高周波誘導式溶射および放
電爆発溶射などの電気式溶射などを用いることができる
。
の方法を用いればよくアセチレンあるいはプロパン−酸
素の燃焼炎を用いるガス式溶射および爆燃のエネルギを
用いる爆燃式溶射などのガス式溶射あるいはアーク式溶
射、プラズマジェット溶射、高周波誘導式溶射および放
電爆発溶射などの電気式溶射などを用いることができる
。
本発明において溶射を行なうのは、スキン鋼f1 aお
よび1bの表面への溶射金属4の密着が均一かつ強力だ
からである。 この理由は、前記表面への溶射金属4の
機械的かみつきも生じ、アンカー効果もあるからである
。
よび1bの表面への溶射金属4の密着が均一かつ強力だ
からである。 この理由は、前記表面への溶射金属4の
機械的かみつきも生じ、アンカー効果もあるからである
。
双ロール5aおよび5bは溶射装置3の直下にスキン鋼
帯1aおよび1bの接合部が来るように配置され、それ
ぞれの外周表面に沿って、スキン鋼帯1aおよび1bを
その走行方向である水平方向から垂直下方に曲げるとと
もに、溶射装置3により鉛直下方のスキン鋼帯1aおよ
び1bがつくる谷間に溶射された溶射金属4を間に挟ん
でスキン鋼帯1a、1bを接合して積層し、溶射複合型
制振鋼帯6となすための圧延ロールである。 また双ロ
ール5aおよび5bは内部あるいは外部から加熱された
圧延ロールであり、圧延時に接着に必要な熱を必要以上
に奪い取ることのないようにするものである。
帯1aおよび1bの接合部が来るように配置され、それ
ぞれの外周表面に沿って、スキン鋼帯1aおよび1bを
その走行方向である水平方向から垂直下方に曲げるとと
もに、溶射装置3により鉛直下方のスキン鋼帯1aおよ
び1bがつくる谷間に溶射された溶射金属4を間に挟ん
でスキン鋼帯1a、1bを接合して積層し、溶射複合型
制振鋼帯6となすための圧延ロールである。 また双ロ
ール5aおよび5bは内部あるいは外部から加熱された
圧延ロールであり、圧延時に接着に必要な熱を必要以上
に奪い取ることのないようにするものである。
ここで、加熱双ロール5aおよび5bを加熱する方法は
、ロール5aおよび5bを内部から加熱するように構成
してもよく、また外部から加熱するように構成してもよ
い、 これらロール5aおよび5bの加熱に用いられる
加熱装置は公知の加熱装置を用いることができる。
、ロール5aおよび5bを内部から加熱するように構成
してもよく、また外部から加熱するように構成してもよ
い、 これらロール5aおよび5bの加熱に用いられる
加熱装置は公知の加熱装置を用いることができる。
例えば、内部電熱式ロール、赤外線外部加熱式ロールな
どが代表的に挙げられる。
どが代表的に挙げられる。
積層された溶射複合型制振鋼帯6は冷却後、図示しない
コイラにより巻き取られる。 巻き取られたこの鋼帯6
は必要に応じて切断され溶射複合型制振鋼板として用い
られる。
コイラにより巻き取られる。 巻き取られたこの鋼帯6
は必要に応じて切断され溶射複合型制振鋼板として用い
られる。
ここで、スキン鋼帯1aおよび1bと双ロール5aおよ
び5bとの加熱温度については溶射金属4の融点や溶射
温度、あるいはスキン鋼帯1aおよび1bの板厚などに
より変るので一概には規定できないが、融点が高い金属
あるいは合金はど高い温度が必要であるのは勿論である
。
び5bとの加熱温度については溶射金属4の融点や溶射
温度、あるいはスキン鋼帯1aおよび1bの板厚などに
より変るので一概には規定できないが、融点が高い金属
あるいは合金はど高い温度が必要であるのは勿論である
。
しかし、1例としてスキン鋼帯1a、Ibの加熱温度は
溶射金属の融点に対して一300〜+100℃の範囲で
あればよく、加熱双ロール5a、5bの加熱温度は、溶
射金属の融点に対して一200〜+100℃の範囲であ
ればよい。
溶射金属の融点に対して一300〜+100℃の範囲で
あればよく、加熱双ロール5a、5bの加熱温度は、溶
射金属の融点に対して一200〜+100℃の範囲であ
ればよい。
例えば、スキン鋼帯1aおよび1bとして厚さ0.5m
mの冷延鋼板を用い、溶射金属4としてZn−Aj2合
金(Zn含有率73%)を用いる場合のスキンwAil
aおよび1bの加熱温度は150〜350℃、加熱双ロ
ール5aおよび5bの加熱温度は250〜450℃とす
るのが好ましい。
mの冷延鋼板を用い、溶射金属4としてZn−Aj2合
金(Zn含有率73%)を用いる場合のスキンwAil
aおよび1bの加熱温度は150〜350℃、加熱双ロ
ール5aおよび5bの加熱温度は250〜450℃とす
るのが好ましい。
また、加熱双ロールは第1図に示すように1基だけでも
良いが、加熱不足による接合不良が起きる危険性がある
場合は2基あるいはそれ以上設置することもできる。
良いが、加熱不足による接合不良が起きる危険性がある
場合は2基あるいはそれ以上設置することもできる。
本発明においては、2枚の加熱されたスキン鋼帯の接合
部すなわち、2枚の銅帯がつくる谷間に溶融金属を溶射
しながら溶射直後に、加熱双ロールにて接合し、前記2
枚のスキン鋼帯を溶射金属を介して十分に接着できれば
よく、単に両銅帯を合せるだけでもよいが、好ましくは
圧下するのが良い。
部すなわち、2枚の銅帯がつくる谷間に溶融金属を溶射
しながら溶射直後に、加熱双ロールにて接合し、前記2
枚のスキン鋼帯を溶射金属を介して十分に接着できれば
よく、単に両銅帯を合せるだけでもよいが、好ましくは
圧下するのが良い。
すなわち、本発明でいう接合は単に合せるでけでなく、
圧下接合する場合をも含む。 この理由は接合時、溶射
金属は溶融状態、一部溶融状態あるいはほとんどが固結
状態の場合などが考えられるので、車に接合するより、
加熱双ロールと圧延ロールとして圧下接合するほうが、
接着力が増大するからである。 圧下接合する場合の圧
下圧力は溶射金属の溶射温度や融点、スキン鋼帯の板厚
や加熱温度および加熱双ロールの加熱温度などにより変
るので、−概に限定できないが、融点の高い溶射金属の
場合は一般に高圧にするのが好ましい。
圧下接合する場合をも含む。 この理由は接合時、溶射
金属は溶融状態、一部溶融状態あるいはほとんどが固結
状態の場合などが考えられるので、車に接合するより、
加熱双ロールと圧延ロールとして圧下接合するほうが、
接着力が増大するからである。 圧下接合する場合の圧
下圧力は溶射金属の溶射温度や融点、スキン鋼帯の板厚
や加熱温度および加熱双ロールの加熱温度などにより変
るので、−概に限定できないが、融点の高い溶射金属の
場合は一般に高圧にするのが好ましい。
以上、本発明の溶射複合型制振鋼板の製造方法を第1図
に示す該方法を実施する装置の一実施例を挙げて説明し
たけれども、本発明はこれに限定されるわけではなく、
例えば、スキン鋼帯の代りにシート状のスキン鋼板を用
いる場合は加熱双ロールにそれぞれニップロールを1つ
以上取り付け、シート状スキン鋼板を該加熱ロールと該
ニップロールとの間に挟持して、該加熱ロールの外周表
面に沿って曲げ、双方の前記シート状スキン鋼板の接合
部に溶射金属を溶射するように構成してもよい。
に示す該方法を実施する装置の一実施例を挙げて説明し
たけれども、本発明はこれに限定されるわけではなく、
例えば、スキン鋼帯の代りにシート状のスキン鋼板を用
いる場合は加熱双ロールにそれぞれニップロールを1つ
以上取り付け、シート状スキン鋼板を該加熱ロールと該
ニップロールとの間に挟持して、該加熱ロールの外周表
面に沿って曲げ、双方の前記シート状スキン鋼板の接合
部に溶射金属を溶射するように構成してもよい。
また、第1図に示す例では2枚のスキン鋼帯を水平方向
から走行させ該銅帯の接合部の直上から鉛直下方に溶射
するよう構成しているけれども、溶射金属の溶射方向は
鉛直下方でなくともよく、水平方向を始め、不都合がな
ければ、いかなる方向でもよく、この溶射方向に対して
都合の良い方向に2枚のスキン鋼帯または鋼板を走行さ
せればよい。 従って加熱双ロールも前記溶射方向なら
びに走行方向に応じて配置すればよい。
から走行させ該銅帯の接合部の直上から鉛直下方に溶射
するよう構成しているけれども、溶射金属の溶射方向は
鉛直下方でなくともよく、水平方向を始め、不都合がな
ければ、いかなる方向でもよく、この溶射方向に対して
都合の良い方向に2枚のスキン鋼帯または鋼板を走行さ
せればよい。 従って加熱双ロールも前記溶射方向なら
びに走行方向に応じて配置すればよい。
また、本発明法は、鋼板に限定されず、鋼板以外の金属
板にも好適に適用されるものである。
板にも好適に適用されるものである。
〈発明の効果〉
以上、詳述したように、本発明によれば、制振性に温度
依存性がない制振鋼板を比較的低温の加熱で十分である
ため簡単な工程で、安価に製造することができる溶射複
合型制振鋼板の製造方法を提供できるという効果がある
。
依存性がない制振鋼板を比較的低温の加熱で十分である
ため簡単な工程で、安価に製造することができる溶射複
合型制振鋼板の製造方法を提供できるという効果がある
。
従って、本発明の製造方法により製造された溶射複合型
制振鋼板は自動車のエンジンの周囲および排気系は勿論
、広範囲な利用が可能であり、産業上の極めて有用な鋼
板である。
制振鋼板は自動車のエンジンの周囲および排気系は勿論
、広範囲な利用が可能であり、産業上の極めて有用な鋼
板である。
第1図は、本発明の溶射複合型制振鋼板の製造方法を実
施する装置の一実施例の線図的断面図である。 符号の説明 。 la、lb・・・スキン鋼帯、 2a、2b・・・鋼帯加熱装置、 3・・・溶射装置(溶射ガン)、 4・・・溶射金属、 5a、5b・・・加熱双ロール、 6・・・溶射複合型制振鋼板
施する装置の一実施例の線図的断面図である。 符号の説明 。 la、lb・・・スキン鋼帯、 2a、2b・・・鋼帯加熱装置、 3・・・溶射装置(溶射ガン)、 4・・・溶射金属、 5a、5b・・・加熱双ロール、 6・・・溶射複合型制振鋼板
Claims (1)
- (1)加熱された2枚のスキン鋼帯あるいはスキン鋼板
の間に溶融金属を溶射しながら、溶射直後に加熱双ロー
ルにて接合することを特徴とする溶射複合型制振鋼板の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28338087A JPH01127184A (ja) | 1987-11-10 | 1987-11-10 | 溶射複合型制振鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28338087A JPH01127184A (ja) | 1987-11-10 | 1987-11-10 | 溶射複合型制振鋼板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01127184A true JPH01127184A (ja) | 1989-05-19 |
Family
ID=17664759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28338087A Pending JPH01127184A (ja) | 1987-11-10 | 1987-11-10 | 溶射複合型制振鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01127184A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5526977A (en) * | 1994-12-15 | 1996-06-18 | Hayes Wheels International, Inc. | Method for fabricating a bimetal vehicle wheel |
WO2002032660A1 (fr) * | 2000-10-18 | 2002-04-25 | Toyo Kohan Co., Ltd. | Lamine metallique multicouche et procede d'elaboration |
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-
1987
- 1987-11-10 JP JP28338087A patent/JPH01127184A/ja active Pending
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