JPH01127041A - 不飽和アルデヒドの水素化触媒およびこの触媒を用いた不飽和アルデヒドの選択水素化方法 - Google Patents

不飽和アルデヒドの水素化触媒およびこの触媒を用いた不飽和アルデヒドの選択水素化方法

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JPH01127041A
JPH01127041A JP62286760A JP28676087A JPH01127041A JP H01127041 A JPH01127041 A JP H01127041A JP 62286760 A JP62286760 A JP 62286760A JP 28676087 A JP28676087 A JP 28676087A JP H01127041 A JPH01127041 A JP H01127041A
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catalyst
unsaturated
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hydrogenation
cadmium
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JP62286760A
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Akishi Ueno
晃史 上野
Yuuki Kanai
勇樹 金井
Katsutami Fujita
藤田 勝民
Eiichirou Nishikawa
西川 瑛一郎
Kazuhiro Imai
今井 千裕
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Tonen Chemical Corp
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Tonen Sekiyu Kagaku KK
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  • Catalysts (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、不飽和アルデヒドの水素化触媒J5よび不飽
和アルデヒドの水素化方法に関し、ざらに詳しくは、α
、β−不飽和アルデヒドの不飽和結合を残したまま、選
択的にアルデヒド基のみを水素化して対応する不飽和ア
ルコールを製造する触媒および不飽和アルデヒドの水素
化方法に関する。
発明の技術的前層ならびにその問題点 アクロレインなどのα、β−不飽和アルデヒドの選択水
素化によってアリルアルコールを”Ahiすることがで
き、このアリルアルコールはエピクロルヒドリンまたは
1,4−ブタンジオールを製造する際に用いられる。
ところがアクロレインなどのα、β−不飽和アルデヒド
の不飽和結合を残したまま、アルデヒド基のみを選択的
に水素化し、対応する不飽和アルコールを高収率で製造
することは、一般に困難であることが多い。従来、α、
β−不飽和アルデヒドの選択水素化の触媒金属成分とし
ての銀は、他の水素化触媒金属成分であるニッケル、パ
ラジウムなどに比べ、アルデヒド基の選択水素化におい
て良好な選択性を示すことが知られている。
しかしながら触媒金属成分として銀のみを用いると、不
飽和アルデヒドの水素化生成物中の不飽和アルコールの
生成率すなわち選択率はたかだか40%程度であり、実
用化覆ることはできない。
したがって、α、β−不飽和アルデヒドを高転化率かつ
高選択率で対応する不飽和アルコールに選択水素化する
触媒およびα、β−不飽和アルデヒドの選択水素化方法
の出現が強く望まれている。
ところで従来、不飽和アルデヒドの選択水素化触媒およ
びこの触媒を用いた不飽和アルデヒドの選択水素化方法
として、以下のようなものが開示されている。
(イ)カドミウムを3〜30重但%、銅おJ、び/また
は銀を97〜70重徂%含有覆る触媒を用いて、オレフ
ィン性カルボニル化合物1モルに対して少なくとも7モ
ル以上の水系の存在下に、210〜280℃の温度、3
00〜750psigの圧力下で水素化し、α、β−不
飽和アルコールを製造する方法(米国特許筒2.763
.696号明細書)。
(ロ)銀のカドミウムに対する原子比が約0.1〜3で
ある銀−カドミウム合金を10体基質に担持した触媒で
非合金金属結晶子線の全くないX線回折線を示す触媒ま
たは銀のカドミウムに対する原子比が約0.1〜3であ
り、かつ亜鉛含最が全合金重吊阜準で約o、ooi〜3
0重量%である銀−力ドミウムー亜鉛合金を担体基質に
担持した触媒で非合金金属結晶子線の全くないX線回折
線を示す触媒を用いて、水素の存在下に、0・〜300
 ℃の温度、15〜15,000psigの圧力下にお
いて、α。
β−不不飽和シルボニル化合物対応づるアリルアルコー
ル誘導体に転化さUる方法(特開昭53−18506号
公報)。
(ハ)シリカゾルを使用して共ゲル化法により調製した
シリカ担持銀−亜鎗一カドミウム触媒を用いて、水素存
在下にアクロレインをアリルアルコールに水素化する方
法(茨城人学工学部研究集報第27巻第171−178
頁、1979年)。
しかしながら、本発明者らは上記に開示された方法で不
飽和アルデヒドの選択的水素化を再試したところ、いず
れも不飽和アルコールへの選択率は50%以下であり、
したかって収率ら低く工業化レベルからかけ離れた結果
であることを見出した。
本発明者らは、不飽和アルデヒドの選択水素化反応を種
々検討、する中で、(八)金属成分として(i>銀また
は銅のうち少なくとも1種および(i1)カドミウムを
含有し、銀および/または銅のカドミウムに対する原子
比が3〜10の範囲で、かつ該金属成分量が全触媒小開
の1・〜40重量%で必り、(B)担体基質が(i>酸
化亜鉛および(ii )シリカまたはアルミナのうち少
なくとも1種からなり、亜鉛のケイ素および/またはア
ルミニウムに対する原子比が1以上で、かつ該担体基質
が全触媒手配の60〜99車晶%である触媒を用いて、
不飽和アルデヒドを該不飽和アルデヒド1モルに対して
2〜1 、000モルの水(−存在下に温度100〜2
50℃において接触させることにJ:す、α、β−不飽
和アルデヒドを高転化率かつ高選択率で対応する不飽和
)′ル」−ルに選択水素化しうろことを児出し、本発明
を完成Jるに至った。
発明の目的 本発明は、α、β−不飽和アルデヒドを選択的に水素化
し、対応する不飽和アルコールを製造するのに際し、従
来技術に伴う低選択率および低収率であるという問題点
を解決し、工業化レベルで使用しうる程度の高選択率か
つ高収率を与える選択水素化触媒およびこの触媒を用い
たα、β−不飽和アルデヒドの選択水素化方法を提供す
ることを目的としている。
発明の概要 本発明に係る不飽和アルデヒドの水素化触媒は、(A)
金属成分と(B)担体基質とからなり、前記(A)金属
成分として、(i>銀または銅のうち少なくとも1種お
よび(ii >カドミウムを含有し、銀および/または
銅のカドミウムに対する原子比が3〜10の範囲で、か
つ該金属成分担持量が仝触tR重最の1〜40重担%で
あり、前記(B)担体基質か(i)酸化亜鉛および(i
i )シリカまたはアルミナのうち少なくとも1種から
なり、亜鉛のケイ素および/またはアルミニウムに対す
る原子比が1以上で、かつ該担体基質が全触媒重量の6
0〜99重但%で必ることを特徴としている。
また本発明に係る不飽和アルデヒドの水素化反応は、上
記のにうな触媒と不飽和アルデヒドとを、該不飽和アル
デヒド1モルに対して2〜1,000 Eルの水素存在
下に100〜250℃の温度において接触さUることを
特徴としている。
本発明では、上記のような触媒を用いて不飽和アルデヒ
ドを選択水素化しているため、対応する不飽和アルコー
ルを高選択率かっ高収率で得ることかできる。
ル肌Δ且述盤基」 以下本発明に係る不飽和アルデヒドの水素化触媒および
この触媒を用いた不飽和アルデヒドの選択水素化方法に
ついて具体的に説明づる。
木星文纂閃 本発明で用いられる水素化触媒は、(A)金属成分と(
B)担体基質とからなっている。
このような触媒の(A)金属成分は、(i)銀または銅
のうち少なくとも1種および(ii >カドミウムを含
有する。
銀および/または銅のカドミウムに対する原子比は3〜
10の範囲であるが、このうちとくに −3,5〜9で
必ることが好ましい。(i>銀および/または銅の(i
i >カドミウムに対する原子比が3未満であると、不
飽和アルデヒドの水素化生成物への転化率が著しく低下
するので好ましくない。また(i>銀および/または銅
の(ii )カドミウムに対する原子比が10を超える
と不飽和アルコールの選択生成率が低下するので好まし
くない。
また上記のような(八)金属成分の担持量は、全触媒重
量の1〜40重呈%であり、このうちとくに5〜20重
量%であることが好ましい。金属成分担持量が全触媒重
量の1小量%未満であると、触媒重量当りの転化率が著
しく低下し、したがって大きな反応器容積を必要とする
ため好ましくなく、一方40重但重量超えると、担持銀
または銅当りの転化率が低下するので好ましくない。
また本発明で用いられる触媒の(B)担体基質は、(i
>酸化亜鉛おにび(ii )シリカまたはアルミナの少
なくとも1種からなる。
亜鉛のケイ素および/またはアルミニウムに対する原子
比は1以上であればよいが、このうちとくに2以上であ
ることが好ましい。亜鉛のケイ素および/またはアルミ
ニウムに対りる原子比が1未満であると、不飽和アルデ
ヒドの水素化生成物への転化率が急激に低下するので好
ましくない。
このような酸化亜鉛を担体ABiとして多量に含む触媒
が、不飽和アルデヒドの選択水素化反応に対して高転化
率かつ高選択率を示す理由は必ずしも明確ではないが、
酸化亜鉛が、触媒のマクIコポアの増大に寄与し、そし
て金属成分の分散性を向上させるといった物理的効果と
、銀および/または銅およびカドミウムの活性点を修飾
Jるといった化学的効果の相乗作用によるものと考えら
れる。
このような触媒は、たとえば、硝酸銀および/または硝
酸銅、硝酸カドミウムおよび硝酸指鎗をメタノールおよ
び水の混合溶媒に溶解し、この溶液にさらにテトラアル
コキシシランおにび/またはアルミニウムアルコキサイ
ドを加えた後、加熱攪拌し、テトラアルコキシシランお
よび/またはアルミニウムアルコキサイドを加水分解せ
しめ、生成した固形物を乾燥後、空気中で焼成し、ざら
に必要に応じて水素還元などにより活性化して調製され
る。
不飽和アルデヒド 本発明では、上記のような水素化触媒を用いて、不飽和
アルデヒドが選択水素化されるが、本発明で用いられる
不飽和アルデヒドとしては、アクロレイン、メタアク1
]レイン、クロトンアルデヒド、ティグリンアルデヒド
、α−エヂルアクロレイン、シンナムアルデヒド、2−
ヘキセナールなどが挙げられるが、このうちとくに、ア
クロレイン、クロトンアルデヒドが好ましい。
水素量 本発明では、上記のような触媒を用いて不飽和アルデヒ
ドを選択水素化するに際しで、反応系に水素を供給する
が、水素は不飽和アルデヒド1モルに対して2〜i 、
 oooモルのdで存在していればよく、さらに好まし
くは5〜200モルの吊で存在していればよい。
不飽和アルデじドに対する水素のモル比が2モル1モル
未満であると、炭素析出による触媒の活性劣化を引き起
しやすいため好ましくない。一方不飽和アルデヒドに対
する水素の−Lル比が1,000モル1モルを超えると
、多量の水素を循環使用lねばならず経済的に不利とな
るので好ましくない。
接触条イ′I 上記のような不飽和アルデヒドと触媒の接触は、気相で
行なってもよく、また液相で行なってもよい。この際の
接触方式は、従来から知られている方法の中から適宜選
択できる。たとえば、不飽和アルデヒドと触媒とを、固
定床方式で接触さける方法、移動床方式で接触さUる方
法、流動床方式で接触させる方法などを採用することが
できる。
また場合によっては、不飽和アルデヒドと触媒を回分式
で接触させることもできる。
本発明(とおける反応温度は100〜.250℃である
が、好ましくは’120〜200℃である。反応温度が
100℃未満でおると、反応速度か遅く非効率的である
ため好ましくなく、一方250℃を超えると、不飽和結
合の水素化、分VRおよび炭素析出などの副反応を引き
起しやすいため好ましくない。
反応圧力は気相反応の場合、常圧〜30Kl/ctrt
G、液相反応の場合、10〜100Kg/CmG程度で
行えばよい。
不飽和アルデヒドと触媒との接触口)間は、気相反応の
場合には、全カス基準のガス空間速度(G、Il、S、
V、 ) テ1,000〜200,000 時間−1、
好マシくは2,000〜50,000時間−1であり、
また液相反応の場合には、仝液塁準での液空聞速度(i
,、i、 S、 V、 )で0.1〜50時間−1、好
ましくは0.5へ一10時間−1である。
声明の効果 本発明に係る選択水素化触媒を用いて不飽和アルデヒド
を水素化すると、従来法より温和な条件下で、不飽和ア
ルデヒドの選択水素化を行なうことかてき、高転化率か
つasfiiB択率にて苅応する不飽和フルコールを得
ることかできる。
以下本発明を実施例により説明りるが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。
なお、実施例中の%はとくに断わりかない限り重1賛基
ンMて′ある。
実施例1 硝酸銀2g、硝酸カドミウム0.917!Jおよび硝酸
亜鉛34.79をメタノール30mJjよび水”13m
l1の混合溶媒に溶解し、この溶液にさらにナトラメ1
〜キシシラン4.4L3を加え、均一溶液とした。(水
溶液中の水/テトラメトキシシランのモル比は25て必
る。)この溶)1夕を90 ”Ci、: ?:30分間
加熱V4拌し、テトラン(〜キシシランのIJII水分
Wζを行った後、ロータリーエバポレーターにて加熱乾
固した。得られた固体を空気中に−(,350℃で5時
間焼成後、水素カスにて1.’300°C1常圧、G、
fl、S、V、 1,200時間−’(i)条(T T
−(:’ 5 時間水素還元を行い触媒を1nた。該触
媒の組成c′、J、鍛10%、カドミウム2.5%/酸
化111j鉤73.9%、シリカ13.6%で必った。
このようにして調製ざrした触媒2.5mff1を固定
床反応器(i2mφX300m>に充填した後、アクロ
レインを、水素/アクロレインのモル比が100モル1
モルであり、反応温度が200 ℃であり、圧力が15
Ky/ctiGであり、G、[1、S、 V、が19.
800時間−1であるような条件下で通気し、アクロレ
インのアリルアルコールへの選択水素化反応を行った。
生成物組成はガスクロマトグラフにて分析した。
この際の触媒組成、反応条件、および反応開始4〜5時
間後の不飽和アルデヒドの転化率、生成物の選択率およ
び不飽和アルコールの収率を表1に示す。
火癒拠lニュ 触媒の担体基質の亜鉛/ケイ素原子比を変えた以外は、
実施例1と同様にして触媒調製およびアクロレインの選
択水素化反応を行った。
結果を表1に示す。
止校叢ユニl 触媒の担体基質の亜鉛/ケイ素原子比を変えた以外は、
実施例1と同様にして触tR調製およびアクロレインの
選択水素化反応を行った。
結果を表1に示す。
止校■旦 触媒の担体基質をシリカのみとした以外は、実施例1と
同様にして触媒調製J3よびアクロレインの選択水素化
反応を行った。
結果を表1に示1゜ 実施例4〜5 触媒の金属成分の銀/カドミウム原子比を変えた以外は
、実施例1と同様にして触媒調′!AJ3よびアクロレ
インの選択水素化反応を行った。
結果を表1に示ず。
止校桝庄二五 触媒の金属成分の銀/カドミウム原子比を変えた以外は
、実施例1と同様にして触媒調製およびアクロレインの
選択水素化反応を行った。
結果を表1に示1−0 K廣拠旦 実施例1の硝酸銀変えて硝酸銅(n)およびデトラメト
キシシランに変えアルミニウム1〜リイソプロポキサイ
ドを用いた以外は、実施例1と同様にして触媒を調製し
た。得られた触媒の組成は銅10%、カドミウム4.4
%/酸化亜鉛74.0%、アルミナ11.6%でおった
上記の触媒を用いて反応温度を180℃とした以外は実
施例1と同様にしてアクロレインの選択水素化反応を行
った。
結果を表1に示η。
比較例6 水素/アクロレイン−しル比を1モル1モルとし、G、
H,S、V、を1 、960時間−1とした以外は、実
施例1と同様にして触媒調製およびアクロレインの選択
水素化反応を行ったところ、アクロレインの転化率は3
5%、アリルアルコールの選択生成率は41%であり、
高沸点化合物などの水素化物以外の生成物も認められた
比較例7 反応温度を80°C,G、 fl、、s、 V、を10
,000時間−1とした以外は、実施例1と同様にして
触媒調製およびアクロレインの選択水素化反応を行った
結果を表1に承り。
比較例8 反応)扁度を300℃とした以外は、実施例1と同様に
して触媒調製およびアクロレインの選択水素化反応を行
った。
結果を表1に承りが生成物にはプロピレンなどの水素化
物以外の生成物が約10%認められた。
比較例9 担体としてカーボジルシリ力に変えて11本アエロジル
製シリカを用いた以外は、1−h開明53−18503
号公報実施例XIvと同様にしてシリカ担持触媒を調製
した3、該触媒の組成は銀28.5%、カドミウム15
.0%、亜鉛0 、029’o 7’シリカ56.5%
であった。該触媒を用いて実hiq例1と同様にしてア
クロレインの’>”Tt択氷水素化反応行った。
結果を表1に示J0 比較例10 担体としてレライトに変えて小宗化学装工1藻十を用い
た以外は米国特許2.763.896シコ[X静Pl[
1No、 1触媒と同様にして珪藻土担持触媒を調製し
た。
該触媒の組成は銅46.0%、カドミウム15.5%/
珪藻土38.5%であった。該触媒を用いて実施例1と
同様にしてアクロレインの選択水素化反応を行った。
結果を表1に示J0 実施例7 硝酸銀に変えて硝酸銀と硝酸銅(n)の混合物を用いた
以外は実施例1と同様にして触媒を調製した。該触媒の
組成は銀8.0%、銅2.0%、カドミウム3.0%/
酸化亜1に73.5%、シリカ13.5%であった。該
触媒を用いて実施例1と同様にしてアクロレインの選択
水素化反応を行った。
結果を表1に示す。
実施例8 アクロレインに変えてクロトン)′ルデヒドを用いた以
外は、実施例1と同様にして触媒調製およびクロトンア
ルデヒドの選択水素化反応を行った。
結果を表1に示す。
丈塵叢ユ 実施例1と同様にして調製した触媒を用いて、アクロレ
インの10%n−ヘキサン溶液を、150℃、80Kl
/criG、ト12/アクロレインモル比1O−T−ル
/−E/L、、L、H,S、V、 1 [151?F1
)条ft 下テ>&相反発にて選択水素化した。
結果を表1に示す。
表 1 (続き) 表1により、本発明に係る不飽和アルデヒドの水素化触
媒および水素化方法によれば、不飽和アルデヒドを高転
化率かつ高選択率にて対応する不飽和アルコールに転化
できることがわかる。
代理人  弁理士  鈴 木 俊一部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(A)金属成分と(B)担体基質とからなり、前記
    (A)金属成分として、(i)銀または銅のうち少なく
    とも1種および(ii)カドミウムを含有し、銀および
    /または銅のカドミウムに対する原子比が3〜10の範
    囲で、かつ該金属成分担持量が全触媒重量の1〜40重
    量%であり、前記(B)担体基質が(i)酸化亜鉛およ
    び(ii)シリカまたはアルミナのうち少なくとも1種
    からなり、亜鉛のケイ素および/またはアルミニウムに
    対する原子比が1以上で、かつ該担体基質が全触媒重量
    の60〜99重量%であることを特徴とする不飽和アル
    デヒドの水素化触媒。 2)(A)金属成分と(B)担体基質とからなり、前記
    (A)金属成分として(i)銀または銅のうち少なくと
    も1種および(ii)カドミウムを含有し、銀および/
    または銅のカドミウムに対する原子比が3〜10の範囲
    で、かつ該金属成分担持量が全触媒重量の1〜40重量
    %であり、前記(B)担体基質が(i)酸化亜鉛および
    (ii)シリカまたはアルミナのうち少なくとも1種か
    らなり、亜鉛のケイ素および/またはアルミニウムに対
    する原子比が1以上で、かつ該担体基質が全触媒重量の
    60〜 99重量%である触媒と、不飽和アルデヒドとを、該不
    飽和アルデヒド1モルに対して 2〜1,000モルの水素の存在下に100〜250℃
    の温度において接触させることを特徴とする不飽和アル
    デヒドの選択水素化方法。
JP62286760A 1987-11-13 1987-11-13 不飽和アルデヒドの水素化触媒およびこの触媒を用いた不飽和アルデヒドの選択水素化方法 Pending JPH01127041A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110743567A (zh) * 2019-11-07 2020-02-04 西安凯立新材料股份有限公司 一种α,β-不饱和醛选择加氢用铱炭催化剂及其制备方法与应用

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110743567A (zh) * 2019-11-07 2020-02-04 西安凯立新材料股份有限公司 一种α,β-不饱和醛选择加氢用铱炭催化剂及其制备方法与应用

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