JPH01126922A

JPH01126922A - 湯呑み

Info

Publication number: JPH01126922A
Application number: JP28501987A
Authority: JP
Inventors: Keiichi Isotani; 磯谷　恵一
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-11-11
Filing date: 1987-11-11
Publication date: 1989-05-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は蓋付きの湯呑みに関し、特に蓋に注ぎ口を形成
してこれに急須としての機能をもたせ、主として戸外の
、例えば列車の車中や野外で使用するようにしたことを
特徴とするものである。

（産業上の利用分野）煎茶、紅茶及びコーヒーは最も日常的な飲物であって、
殆んどの人が毎日数回これを飲んでいる。これらは、茶
菓等の飲用材料を湯に浸して材料に含まれる香味成分を
渦中に溶出させ、更１こその溶液を濾過して飲用するも
のである点で共通する。従ってこれを飲むためには飲用
材料を湯に浸すための道具（例えば急須やティーポット
）と、溶液を容れるための器（例えば湯呑みやコーヒー
カップ）等が必要であるが、上に述べた様にこの飲物が
極めて日常的なものであり、しかもこれを飲むことが慣
習化されているため、その道具や器も様式化されていて
、−定の様式のものが使用されるようになっておりまた
、これを飲む場所も主として屋内の一定の場所に限られ
ていた。

（発明が解決しようとする課題）既に述べた様に煎茶、紅茶及びコーヒーは極めて日常的
な飲物であり、殊に、食事をしたり菓子を食べたりする
ときに飲むに適したものであるから、戸外で飲む要求も
また強いのであるが、これらの場所では飲用道具や器を
用意することが出来ないため、要求を満たすことが出来
なかった。この様なことから従来は、飲物を予め作って
おかざるを得なかった。しかしながらこれらの飲物は　
れたでのものには特有の味や香があるが、時間の経過と
共にそれらが失なわれ、しかも苦みや渋味が増すので、
結局、ヲすれたてのものとは全た（異なった不味いもの
を飲まざるを得なかった。

もっとも従来は、湯呑みの中に茶漉しを一体的に形成し
て、湯呑みに急須の機能をもたせたものが試みられた。

このものは湯呑みの中に直接茶菓を入れて香味成分を溶
出させ、茶菓を濾別しながら茶を飲もうとするものであ
るがこの湯呑みは構造上量産性が無いことと、先に述べ
た様に煎茶や紅茶等は飲み方も様式化されているため、
列置使用することが出来なかったのである。

（問題点を解決するための手段）本発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、煎
茶や紅茶、その他の飲物を飲むための湯呑みに蓋を嵌着
して取付けると共にこの蓋に注ぎ口を形成して急須の機
能をもたせ、更に注ぎ口にはキャップを嵌めて、このキ
ャップを小形の湯呑みとして利用する様にして、主とし
て戸外で茶などを　れて飲むことが出来るようにしたも
のである。

（作　用）本発明に係る湯呑みは、これ自体が通常の湯呑みとして
煎茶や紅葉、コーヒーその他の飲物を飲むことが出来る
ほか、これに蓋を取付けることにより、急須やティーポ
ット、コーヒーポットとして使用することが出来る。尚
、このときは注ぎ口のキャップを湯呑みとして利用する
ことができる。

（実施例）以下、本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明す
る。

図中符号１は湯呑み、２は蓋、３はキャップである。湯
呑み１は煎茶や紅茶、或いはジュース等の飲物を飲むた
めの通常のこの種の器と同様のものであり、発泡スチロ
ール等の適度な断熱性を有する合成樹脂を用いて形成さ
れていて使い捨てすることができるようになっている。

蓋２とキャップ３は湯呑み１を密閉してこれを戸外で使
用することが出来るようにしたものであり、殊に蓋２に
は注ぎ口゛４が形成されていてこれを湯呑み１に取付け
ると、湯呑み１が急須やティーポット等として機能する
ようになっており、一方キャップ３は小形の湯呑みとし
て利用することが出来るように器状に形成されている。

更に詳しく説明すると蓋２は下面の周縁に湯呑み１の上
縁部の内径とは望同−の外径の環状のエプロン５が形成
され、更にこれに螺旋状の突条６が突設されている。こ
れらは湯呑み１が発泡スチロール等の適度な断熱性を有
する合成樹脂を用いて成形されている点を利用して蓋２
を湯呑み１に嵌着するものである。即ち、エプロン５を
湯呑み１に嵌めて軽く押えながらこれを回転させると、
突条６が湯呑み１の内周面に喰い込んで両者が螺合した
状態になるのである。従って蓋２は湯呑み１よりも硬い
材料を用いて形成し、突条６は断面形状をクサビ状にし
て湯呑み１の内周面に喰い込み易（するのが望ましい。

注ぎ口４は形状や大きさについては特に限定はしないが
、これに取付けるキやツブ３を小形の湯呑みとして利用
するところから４０〜５０閣φ程度とし、高さは５〜１
０■ｈとしてキャップ３を取付は易くするのが望ましい
。尚、図では注ぎ口４には注ぎ出し側に多孔板７を形成
し、他の部分をあけた一例を示した。これは湯呑み１か
ら蓋２を取外すことなく湯呑み１に茶菓等の飲用材料を
入れることができるようにすると共に多孔板７を茶渡し
として機能させるようにしたものである。また、注ぎ口
４内に形成された突条８と受板９はスティックの先端に
取付けられた通水性の袋（ティーバッグ）に充填された
。飲用材料（特願昭６２−１６６４８号）を使用する場
合にスティックを支持するためのものである。

蓋２にはまた、係止鈎１０と係止突起１１が一体的に形
成されていて、係止鈎１０には吊下紐を取付けて湯呑み
を吊下げて運ぶことができるようになっていると共に突
起１１には飲用材料を充填した袋を取付けるようになっ
ている。

（効　果）以上詳述した様に本発明は注ぎ口を有する蓋と、その注
ぎ口に取付けるキャップとを有する湯呑みであって、湯
呑みはこれ自身が通常の飲用器として使用することが出
来るほか、蓋に注ぎ口が形成されていることにより、こ
れを取付けることによって急須やティーポット或いはコ
ーヒーポットとしての機能が生じるのでこれらの飲物を
　れて飲むことができる。しかも湯呑みに対して蓋とキ
ャップを取付けて携行することができるので、列車の車
中等で使用することが可能となったのである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す一部切欠分解斜視図である
。１・・・湯　呑　み　　　　　２・・・　　蓋３・・・
キャップ　　　　　４・・・注　ぎ　口５・・・エプロ
ン　　　　６・・・突条７・・・多孔板　　８・・・突
　条９・・・受　　　板　　　　　１０・・・係　止　鈎１
１・・・係止突起

Claims

【特許請求の範囲】

蓋を有する湯呑みであって、湯呑みは適度な断熱性を有
する合成樹脂を用いて成形されており、蓋は湯呑に嵌着
して取付けるものであると共に注ぎ口が形成されていて
、これを湯呑みに取付けることにより急須の機能を生じ
る様になっており、且つ注ぎ口にはキャップが取付けら
れたものであることを特徴とする湯呑み。