JPH01126180A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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Publication number
JPH01126180A
JPH01126180A JP62284921A JP28492187A JPH01126180A JP H01126180 A JPH01126180 A JP H01126180A JP 62284921 A JP62284921 A JP 62284921A JP 28492187 A JP28492187 A JP 28492187A JP H01126180 A JPH01126180 A JP H01126180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
pressing member
elastic body
press member
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62284921A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayasu Uchikawa
内川 忠保
Osamu Myoga
修 冥加
Osamu Onishi
修 大西
Takeshi Inoue
武 井上
Sadayuki Takahashi
高橋 貞行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP62284921A priority Critical patent/JPH01126180A/ja
Publication of JPH01126180A publication Critical patent/JPH01126180A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプリンタ、ファクシミリ、コピアなどの印刷装
置における紙送り機構に関し、詳しくは超音波振動を利
用した超音波モータに関する。
(従来の技術) 従来よりプリンタ、ファクシミリ、コピアなどの入出力
機器、印刷装置においては記録用紙の給紙、送行手段と
して電磁型のモータを駆動源にしてその運動をローラに
伝達するとともにローラと紙の摩擦を利用して紙送りを
行なっているのが主体となっている。
(発明が解決しようどする問題点) しかしながら、このような従来の構成では送行される紙
の厚み寸法に対し、モータやローラの形状が大きく、か
つローラの数量、ギヤーなとの減速手段などの数も多く
複雑な構成となる上に装置が大型となる欠点をもってい
た。
本発明はこのような従来の装置のもつ欠点を解決し、小
型、薄型の超音波モータを、提供するものである。
(問題を解決するための手段) 本発明の構成は縦振動と横振動を合成して弾性進行波又
は定在波により楕円運動が励起される弾性体と、前記弾
性体表面に対して移動体を圧接しかつ前記楕円運動の運
動方向に往復動作できるように支持された押付部材とを
備えた超音波モータにおいて、前記押付部材の圧接面に
は前記往復運動の往復各方向に対してそれぞれ@1;品
数の異なる面を形成してなることを特徴とする。
(作用) 超音波モータは周知のように圧電セラミック振動子など
により弾性体に縦振動と横振動を合成させた進行波又は
定在波を発生させ、その弾性体表面には質点の運動とし
て楕円運動をおこし、その弾性体に対向するように押付
けられたロータが楕円運動の力により動作し回転するも
のである。
本発明においては楕円運動が励起されている弾性表面に
押付部材を圧接する。その押付部材は°前記弾性体表面
に発生する楕円運動の方向に沿って往復運動できるよう
にバネあるいは支点により支持される。また押付部材の
圧接面には前記の往復運動時に行きと帰りの動作で摩擦
係数が異なるように例えばのこぎり波形の形状などを施
した面を形成し、その方向は前記楕円運動の動作方向に
摩擦係数が大となるようにする。このように構成した機
構では押付部材と弾性体の間に紙などを挾むことにより
紙は弾性体の楕円運動により動作する。この動作は楕円
運動軌跡の上部半円弧の運動方向に紙が押付部材の圧接
力により送られ、また押付部材も摩擦力により同じ方向
に送られる。−方、楕円運動軌跡の下部においては前記
紙の進行方向に対し戻す方向となるが、楕円運動軌跡の
下部は振幅が負となるため紙に作用する力が小さい。ま
たこのとき押付部材は摩擦係数が、小さいためバネなど
の力により初めの位置に戻る。すなわちこの押付部材は
楕円運動上部の半円弧の軌跡において紙が送られるとき
には紙に対してスベリの損失がないように摩擦力を大き
くし、また楕円運動下部の軌跡による紙の送行かないと
きには逆に紙に摩擦力が作用しないように摩擦係数を小
さくしている。このように紙は弾性体の楕円運動とその
運動に追従した押付部材による圧接と往復運動により送
行できる。なお、本発明は紙に限らず薄いシート状の部
材にすべて有効である。
(実施例) 本発明について図面を参照して詳細に説明する。第1図
は本発明の実施例を示し、第1図(a)は原理、動作を
説明するための模式的な断面図、第1図(b)は紙送り
機構の模式的な斜視図である。第1図(a)、(b)に
おいて、圧電セラミック素子11が接合された弾性体1
2はその圧電セラミック素子11の励起により縦振動と
横振動を生じる。それらの振動は圧電セラミック素子1
1を複数個で構成し、各圧電セラミック素子11に位相
差のあるように励起することにより進行波が生じ、一体
の圧電セラミック素子を含めた弾性体12の共振で励起
することにより定在波が生じる。
この進行波、定在波の両方式にいづれにしても縦振動と
横振動の合成により弾性体12の表面には質点の運動と
して楕円運動13が発生できる。その弾性体12の上に
紙14を置き、その紙14を押付部材15で圧接する。
その押付部材15の紙14への圧接力は押付用ばね16
により与えられ、また押付部材15は復帰ばね17によ
り所定の位置に配置されている。さらに押付部材15の
圧接面は摩擦係数に方向性を付けるようにのこぎり波の
如き面を形成する。このような構成において、紙14は
押付部材15の圧接力により弾性体12の楕円運動13
を受で楕円運動軌跡の上部半円弧の方向に力を受けるこ
とにより矢印Aの方向に送られる。またこのとき、押付
部材15の表面には紙14の送り時に紙14に対してス
ベリの損失がないように摩擦力を大きくしている。した
がって紙14の移動と共に押付部材15も同時に移動す
る。一方、弾性体12の表面の楕円運動13はその軌跡
が下部の半円弧のときには紙14に対し戻る方向となる
が、振幅が負となり紙14への作用する力が小さくなり
紙14を戻す力とならない。またこのとき、押付部材1
5は紙14からの力の減少により復帰ばね17により元
の位置に戻るが、押付部材15の表面はこのときに紙1
4との摩擦力が作用しないように、すなわち逆にスベリ
が容易となるようにしている。このように紙14は押付
部材15の圧接力により弾性体12の楕円運動13によ
り移動し、また押付部材15は紙14の移動を助長する
ように矢印Bの運動をしている。このとき、押付部材1
5と復帰ばね17とから構成される振動系は楕円運動1
3の周期と対応しているため周期が合うように構成して
いる。
第1図(b)には以上のような紙送り機構の具体例を示
しているが、振動子としての弾性体12は2つのリング
が合わされた形状となり、その表面には進行波が励起さ
れている。その進行波は弾性体12のセンタより2方向
に分かれ、また元に戻る。このような弾性体12の表面
には楕円運動13が生じており、その弾性体12上に紙
14を置き、その上から押付部材15を圧接する。その
圧接力は押付用ばね16により与えられ、また押イ1部
材15の後部には復帰用ばね17が設けられる。また弾
性体12のセンタと外側リングにおいては紙14に対し
て進行波の進行方向、すなわち楕円運動の方向が逆とな
るため、押付部材15はセンタ部で紙14を圧接しない
ように切り欠いている。すなわち押付部材15は弾性体
12のリング外側の2箇所で紙14を圧接している。こ
れはリング外側において、紙14に作用する楕円運動の
方向を同一にするためのものであり、この他弾性体12
のセンタ部のみを圧接するように押付部材を設けた構成
でも良い0以上の構成により単純な構成で小型、薄型の
超音波モータが得られる。
第2図は本発明の第2の実施例を示す。第2図において
圧電セラミック素子11の接合された弾性体12上に紙
14を挾むようにビン21などにより回転支持され、か
つ復帰ばね17に支持された押付部材22を設ける。そ
の押付部材22の圧接面には回転方向で摩擦係数が異な
る面を形成する。このような構成において弾性体12に
おける楕円運動13により紙14は矢印A方向に移動さ
れる。また押付部材22は紙14の送りを助長して紙1
4の移動方向に動作し、また楕円運動周期において紙1
4への力の作用が負のときに元の位置に戻るような矢印
B方向の運動を行なう。このような構成においても本発
明の効果は発揮できる。
第3図は本発明の第3の実施例を示す。第3図において
圧電セラミック素子11の接合された弾性体12上に紙
14を挾むように支持された押付部材31を置く。その
押付部材31は剛性のある基板32にくびれ部33を有
した一体のものであり、そのくびれ部33は弾性体であ
りばね力を有する。そのため押付部材31はくびれ部3
3を中心としてくびれ部33の弾性範囲内で矢印Bのよ
うに往復運動に近い回転動作ができる。また押付部材3
1の圧接面にはその回転の方向において摩擦係数が異な
る面を形成する。このような構成において、弾性体12
表面上の楕円運動13により紙14は矢印A方向に移動
される。一方押付部材31は紙14を圧接し、紙14の
移動を助長するように紙14とともに移動するが、楕円
運動周期において紙14への力の作用が負となったとき
にくびれ部33のばね力により元の位置に戻る。
このような構成においても本発明の効果は発揮できる。
第4図は本発明の第4の実施例を示す。第4図において
振動子としての弾性体12上に紙14を挾むように支持
された押付部材41を置く。その押付部材41は基板4
2より横に延長された板ばね43に支持されている。そ
の板ばね43は押付、部材41を紙14に対し圧接でき
るような力を作用するとともに、ねじれによるばね力に
より押付部材41を矢印Bのような往復運動に近い回転
動作を可能とする。また押付部材41の圧接面にはその
回転方向において、それぞれ摩擦係数が異なる面を形成
する。このような構成において、弾性体12表面上の楕
円運動により紙14は矢印A方向に移動される。一方押
付部材41はその圧接面の摩擦力の差により紙14の移
動を助長し、また板ばね43の復帰力により元の位置に
戻る運動を行なう。このような構成においても本発明の
効果は発揮できる。
第5図は本発明の第5の実施例を示し、押付部材の模式
的な断面図を示す。第5図において、押付部材51はカ
ーボンなどにガラスファイバーなどを混入した複合材料
で成形される。このとき、ガミラスファイバーなどの繊
維物質52の混入に方向性をもたせることにより押付部
材51の圧接面は矢印CとD方向で摩擦係数に差をもた
せることができるこのような押付部材51を用いて振動
子としての弾性体上の紙を圧接することにより紙を移動
することができる。またこの押付部材51は射出成形な
どにより量産も可能で製作も容易である。
本発明においては表面の質点が楕円運動する弾性体とそ
の表面上に紙を圧接する押付部材を設け、その押付部材
の圧接面に摩擦係数に差をつけるように形成したことに
より小型、薄型の超音波モータが得られる。本発明にお
いて、振動子としての弾性体としては進行波、定在波い
づれの方式でも可能である。
〈発明の効果) 以上のように本発明によれば単純で小型、薄型であり、
かつ低コストの超音波モータが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明り第1実施例を示す図で
(a)は原理、動作を説明するための模式的す断2の実
施例を示す模式的断面図、第3図は本発明の第3の実施
例を示す模式的断面図、第4図は本発明の第4の実施例
を示す模式的な斜視図、第5図は本発明の第5の実施例
を示す押付部材の模式的な断面図を示す。 図中各記号はそれぞれ次の内容を示す。 11・・・圧電セラミック素子、12・・・弾性体、1
3・・・楕円運動、14・・・紙、15.22.31.
41.51・・・押付部材、16・・・押付用ばね、1
7・・・復帰ばね、21・・・ピン、32.42・・・
基板、33・・・くびれ部、43・・・板ばね、52・
・・繊維物質。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  縦振動と横振動を合成し弾性進行波又は定在波により
    楕円運動が励起される弾性体と、前記弾性体表面に対し
    て移動体を圧接しかつ前記楕円運動の運動方向に往復動
    作できるように支持された押付部材とを備えた超音波モ
    ータにおいて、前記押付部材の圧接面には前記往復運動
    の往復各方向に対してそれぞれ摩擦係数の異なる面を形
    成してなることを特徴とする超音波モータ。
JP62284921A 1987-11-10 1987-11-10 超音波モータ Pending JPH01126180A (ja)

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JP62284921A JPH01126180A (ja) 1987-11-10 1987-11-10 超音波モータ

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JP62284921A JPH01126180A (ja) 1987-11-10 1987-11-10 超音波モータ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04265671A (ja) * 1991-02-16 1992-09-21 Murakami Kaimeidou:Kk 超音波リニアスライド機構

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04265671A (ja) * 1991-02-16 1992-09-21 Murakami Kaimeidou:Kk 超音波リニアスライド機構
JP2701093B2 (ja) * 1991-02-16 1998-01-21 株式会社村上開明堂 超音波リニアスライド機構

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