JPH01125583A - 歯車式ポンプ - Google Patents
歯車式ポンプInfo
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- JPH01125583A JPH01125583A JP28111587A JP28111587A JPH01125583A JP H01125583 A JPH01125583 A JP H01125583A JP 28111587 A JP28111587 A JP 28111587A JP 28111587 A JP28111587 A JP 28111587A JP H01125583 A JPH01125583 A JP H01125583A
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- JP
- Japan
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- pump
- casing
- outer rotor
- rotor
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
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- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2/00—Rotary-piston machines or pumps
- F04C2/08—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
- F04C2/10—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
- F04C2/102—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member the two members rotating simultaneously around their respective axes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2230/00—Manufacture
- F04C2230/60—Assembly methods
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2240/00—Components
- F04C2240/30—Casings or housings
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野〕
本発明は歯車式ポンプ、特にトロコイド歯形を用いた内
接歯車式ポンプに関する。
接歯車式ポンプに関する。
[従来の技術]
一般にトロコイド歯形を用いた内接歯車式ポンプ(以下
トロコイドポンプと称ネ。)は、外歯を有するインナー
ロータと内歯を有するアウターロータとの回転中心を偏
心させつつ噛合させ、両者を回転させるとき、両ロータ
の歯により形成される複数の空間(以下客室と称す。)
の容積が増減することを利用しポンプ作用を行なわせる
ものである。
トロコイドポンプと称ネ。)は、外歯を有するインナー
ロータと内歯を有するアウターロータとの回転中心を偏
心させつつ噛合させ、両者を回転させるとき、両ロータ
の歯により形成される複数の空間(以下客室と称す。)
の容積が増減することを利用しポンプ作用を行なわせる
ものである。
かかるトロコイドポンプは各種のポンプとして使用可能
であるが、車両用の燃料ポンプに適用した例を第4図お
よび第5図に示す。
であるが、車両用の燃料ポンプに適用した例を第4図お
よび第5図に示す。
図において、1は中心部に貫通孔IAおよび吸入ボート
IBを有するベースプレート、2は貫通孔IAに挿通し
たシャフトICの中心ID回りに回転するインナーロー
タ、3はインナーロータ2と噛合し中心IDに対し偏心
した中心3A回りに回転するアウターロータ、4はベー
スプレート1にネジSIでもって固着されアウターロー
タ3の外周を摺動支持するケーシング、5はインナーロ
ータ2、アウターロータ3およびケーシング4を覆いケ
ーシング4と共にベースプレート1にネジS2でもって
固着されるポンププレートである。
IBを有するベースプレート、2は貫通孔IAに挿通し
たシャフトICの中心ID回りに回転するインナーロー
タ、3はインナーロータ2と噛合し中心IDに対し偏心
した中心3A回りに回転するアウターロータ、4はベー
スプレート1にネジSIでもって固着されアウターロー
タ3の外周を摺動支持するケーシング、5はインナーロ
ータ2、アウターロータ3およびケーシング4を覆いケ
ーシング4と共にベースプレート1にネジS2でもって
固着されるポンププレートである。
ポンププレート5には吐出ボート5Aが設けられている
。
。
しかして、インナーロータ2が回転するとこれと偏心配
置されたアウターロータ3も回転し、これに伴う容室6
の容積変化によってポンプ作用が行なわれる。
置されたアウターロータ3も回転し、これに伴う容室6
の容積変化によってポンプ作用が行なわれる。
[発明が解決しようとする問題点コ
しかしながら、かかる型式のトロコイドポンプにおいて
は、アウターロータ3はインナーロータ2に対し理論上
は所定の偏心位置を中心として回転するはずであるが、
実際には両者の寸法誤差等に起因してアウターロータ3
の回転中心3Aは変動しシャフトICの中心IDに対し
回転振れが生ずる。よって、ケーシング4の組付は位置
が適切でないと、アウターロータ3とケーシング4が干
渉しロックしてしまう。
は、アウターロータ3はインナーロータ2に対し理論上
は所定の偏心位置を中心として回転するはずであるが、
実際には両者の寸法誤差等に起因してアウターロータ3
の回転中心3Aは変動しシャフトICの中心IDに対し
回転振れが生ずる。よって、ケーシング4の組付は位置
が適切でないと、アウターロータ3とケーシング4が干
渉しロックしてしまう。
これを避けるために、従来は、まずインナーロータ2、
アウターロータ3およびケーシング4をベースプレート
1上に載置し、両ロータを回転させアウターロータ3と
ケーシング4とのクリアランス調整を行った後、ネジS
+ によりケーシング4をベースプレート1に固定せざ
るを得す、ポンププレート5はその後ケーシング4と共
にベースプレート1に固定されている。
アウターロータ3およびケーシング4をベースプレート
1上に載置し、両ロータを回転させアウターロータ3と
ケーシング4とのクリアランス調整を行った後、ネジS
+ によりケーシング4をベースプレート1に固定せざ
るを得す、ポンププレート5はその後ケーシング4と共
にベースプレート1に固定されている。
さらに、容室6はインナーロータ2、アウターロータ3
、ベースプレート1およびポンププレート5によって形
成されるが、これ等相互間のクリアランス、すなわち、
インナーロータ2とアウターロータ3との噛合部のクリ
アランス、いわゆるチップクリアランスと、インナーロ
ータ2およびアウターロータ3とベースプレート1並び
にポンププレート5との摺動部クリアランス、いわゆる
スラストクリアランスとは厳密に管理する必要がある。
、ベースプレート1およびポンププレート5によって形
成されるが、これ等相互間のクリアランス、すなわち、
インナーロータ2とアウターロータ3との噛合部のクリ
アランス、いわゆるチップクリアランスと、インナーロ
ータ2およびアウターロータ3とベースプレート1並び
にポンププレート5との摺動部クリアランス、いわゆる
スラストクリアランスとは厳密に管理する必要がある。
というのも、クリアランスが犬であると燃料が洩れポン
プの容積効率を低下させるし、小さすぎると摺動抵抗に
より駆動損失あるいは摩耗の問題が生ずるからである。
プの容積効率を低下させるし、小さすぎると摺動抵抗に
より駆動損失あるいは摩耗の問題が生ずるからである。
このために、従来はチップクリアランスについては一般
に焼結材料から形成される両ロータの焼結精度を向上さ
せ歯形の寸法精度を管理している。スラストクリアラン
スについては、10μm程度の要求値を満すべく両ロー
タおよびケーシング4の厚み部を高精度で加工するか、
または、選別組合せを行わざるを得ないものであった。
に焼結材料から形成される両ロータの焼結精度を向上さ
せ歯形の寸法精度を管理している。スラストクリアラン
スについては、10μm程度の要求値を満すべく両ロー
タおよびケーシング4の厚み部を高精度で加工するか、
または、選別組合せを行わざるを得ないものであった。
このように、従来のものは組立に要する工数を多く必要
とすると共に、個々の構成部品にも高い精度が要求され
ることからコストが嵩むという問題があった。
とすると共に、個々の構成部品にも高い精度が要求され
ることからコストが嵩むという問題があった。
本発明の目的は、かかる従来のものの問題点を解消し、
部品の精度を然程必要とせず組立を容易に行い得、コス
トダウンをはかることのできる歯車式ポンプを提供する
ことにある。
部品の精度を然程必要とせず組立を容易に行い得、コス
トダウンをはかることのできる歯車式ポンプを提供する
ことにある。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するために本発明はベースプレートと、
ポンププレートと、両プレート間に設けられ内部にイン
ナーロータとこのインナーロータの回転中心と偏心した
回転中心を有するアウターロータが配置されたケーシン
グとを備えた歯車式ポンプにおいて、ケーシングはアウ
ターロータの偏心方向に移動自在とする。
ポンププレートと、両プレート間に設けられ内部にイン
ナーロータとこのインナーロータの回転中心と偏心した
回転中心を有するアウターロータが配置されたケーシン
グとを備えた歯車式ポンプにおいて、ケーシングはアウ
ターロータの偏心方向に移動自在とする。
[作 用]
本発明によれば、ケーシングはアウターロータの偏心方
向に移動自在となっていることから、その作動中に必要
位置に自動的に移動するので組付時においてケーシング
とアウターロータとのクリアランスをいちいち調整しな
くてもよく、そのポンプ作用も安定して行なわせること
ができる。
向に移動自在となっていることから、その作動中に必要
位置に自動的に移動するので組付時においてケーシング
とアウターロータとのクリアランスをいちいち調整しな
くてもよく、そのポンプ作用も安定して行なわせること
ができる。
従って、部品精度を然程必要とせず組立も容易にできる
。
。
[実施例]
以下、本発明の実施例を添附図面を参照しつつ説明する
。
。
第1図ないし第3図に本発明の一実施例を示す。
第1図は本発明にかかるトロコイドポンプを自動車用の
タンク内蔵式燃料ポンプに適用した一実施例を示す断面
図である。
タンク内蔵式燃料ポンプに適用した一実施例を示す断面
図である。
同図において、Aは本発明にかかるトロコイドポンプ、
Bは電動モータであり、いずれもハウジングCに収納さ
れている。
Bは電動モータであり、いずれもハウジングCに収納さ
れている。
電動モータBはハウジングCの内周にマグネットEが配
置され、その内側でシャフトFに支持されたアマチュア
Gが回転する。Hはコミュテータ、Jはカーボンブラシ
であり、ターミナルにと接続されている。
置され、その内側でシャフトFに支持されたアマチュア
Gが回転する。Hはコミュテータ、Jはカーボンブラシ
であり、ターミナルにと接続されている。
アマチュアGの回転力は複数個の係合爪を有するジヨイ
ントLを介してトロコイドポンプAの後で詳述するイン
ナーロータに伝達される。
ントLを介してトロコイドポンプAの後で詳述するイン
ナーロータに伝達される。
そしてトロコイドポンプAから吐出された燃料は、ハウ
ジングC内部からチエツクバルブMを通り、ダンパNを
介して不図示の燃料パイプへと送られる。
ジングC内部からチエツクバルブMを通り、ダンパNを
介して不図示の燃料パイプへと送られる。
次に、トロコイドポンプAの一実施例の詳細を第2図お
よび第3図に示す。
よび第3図に示す。
図において、11は中心部に貫通孔11A 、三日月状
の吸入ボート11B、および貫通孔11^の中心11G
を中心とする同心円上に90°間隔で配置された4個の
ビン嵌合孔110(11D+、11D2.1103.1
104)を有するベースプレートであり、その外周部に
は前述したハウジングCの端面をカシメ固着するための
段部LIEおよびOリング装着のための段部11Fが設
けられている。
の吸入ボート11B、および貫通孔11^の中心11G
を中心とする同心円上に90°間隔で配置された4個の
ビン嵌合孔110(11D+、11D2.1103.1
104)を有するベースプレートであり、その外周部に
は前述したハウジングCの端面をカシメ固着するための
段部LIEおよびOリング装着のための段部11Fが設
けられている。
12は貫通孔11Aに挿通されるシャフトFに回動自在
に支承され、中心11Cを中心とする同心円上に等間隔
に配置された複数個(本例では5個)の係合孔12Aと
、外周に10個の歯形を有するインナーロータであり、
保合孔12Aには前述の如くジヨイントLの係合爪が回
転力を伝達すべく保合している。
に支承され、中心11Cを中心とする同心円上に等間隔
に配置された複数個(本例では5個)の係合孔12Aと
、外周に10個の歯形を有するインナーロータであり、
保合孔12Aには前述の如くジヨイントLの係合爪が回
転力を伝達すべく保合している。
13はインナーロータ12と噛合する11個の歯形を内
周に有するアウターロータであり、中心11Gに対し距
離立偏心した中心13A回りに回転する。
周に有するアウターロータであり、中心11Gに対し距
離立偏心した中心13A回りに回転する。
14はアウターロータ13の外周を摺動支持するケーシ
ングであり、前述の偏心方向に長軸を有する2個の長孔
14A (14A+、14A2)が設けられている。そ
して、その厚さはインナーロータ12およびアウターロ
ータ13に比べ小さく(薄く)形成されている。
ングであり、前述の偏心方向に長軸を有する2個の長孔
14A (14A+、14A2)が設けられている。そ
して、その厚さはインナーロータ12およびアウターロ
ータ13に比べ小さく(薄く)形成されている。
15はインナーロータ12、アウターロータ13および
ケーシング14を覆い、吐出ボート15八と中心11G
を中心とする同心円上に90°間隔で配置された4個の
ビン嵌合孔15B (15J、 15B2.1583.
1584)を有するポンププレートである。16 (1
6l、 162.163.164)はビンである。
ケーシング14を覆い、吐出ボート15八と中心11G
を中心とする同心円上に90°間隔で配置された4個の
ビン嵌合孔15B (15J、 15B2.1583.
1584)を有するポンププレートである。16 (1
6l、 162.163.164)はビンである。
上記構成部品を有するトロコイドポンプを組立るに際し
ては、まずベースプレート11の嵌合孔11Dにビン1
B(161,162,183,164)を圧入し嵌合し
た後、ベースプレート11上にインナーロータ12、ア
ウターロータ13およびケーシング14の組立体を、ケ
ーシング14の長孔14A(14A+、14^2)をビ
ン161、163に挿通させつつ載置する。そして、ポ
ンププレー1−15をその嵌合孔15B(15J、15
B2.1583.1584)でもって、インナーロータ
12およびアウターロータ13に完全に接触するまで、
すなわちスラストクリアランスが零となるまでビン16
(16、,16□、163.164)に圧入する。
ては、まずベースプレート11の嵌合孔11Dにビン1
B(161,162,183,164)を圧入し嵌合し
た後、ベースプレート11上にインナーロータ12、ア
ウターロータ13およびケーシング14の組立体を、ケ
ーシング14の長孔14A(14A+、14^2)をビ
ン161、163に挿通させつつ載置する。そして、ポ
ンププレー1−15をその嵌合孔15B(15J、15
B2.1583.1584)でもって、インナーロータ
12およびアウターロータ13に完全に接触するまで、
すなわちスラストクリアランスが零となるまでビン16
(16、,16□、163.164)に圧入する。
しかる後、ベースプレート11よりビン16(161,
162,163,164)を第3図の矢印Z方向から必
要スラストクリアランス分、例えば10tim押し出す
。するとポンププレート15がその分持上りインナーロ
ータ12およびアウターロータX3とポンププレート1
5との間にクリアランスが形成される。
162,163,164)を第3図の矢印Z方向から必
要スラストクリアランス分、例えば10tim押し出す
。するとポンププレート15がその分持上りインナーロ
ータ12およびアウターロータX3とポンププレート1
5との間にクリアランスが形成される。
このようにして組立てられたトロコイドポンプAは、ア
マチュアGの回転力がジヨイントLを介してインナーロ
ータ12に伝達されるが、インナーロータ12あるいは
アウターロータ13等の寸法誤差に起因するアウターロ
ータ13の回転中心13Aの変動、すなわち回転振れが
生じてもケーシング14が移動することかられざわざク
リアランスの調整を行なわなくても両者が干渉してロッ
クが生ずることがないのである。
マチュアGの回転力がジヨイントLを介してインナーロ
ータ12に伝達されるが、インナーロータ12あるいは
アウターロータ13等の寸法誤差に起因するアウターロ
ータ13の回転中心13Aの変動、すなわち回転振れが
生じてもケーシング14が移動することかられざわざク
リアランスの調整を行なわなくても両者が干渉してロッ
クが生ずることがないのである。
しかも、その8勅方向が偏心方向のみであることからポ
ンプ作用には同等影響を与えない。すなわち、容室17
の容積の拡大に伴い吸入ポートIIBから吸入され容室
内に閉じ込められた燃料は、ポンプの回転につれ、その
客室容積の減少により吐出ポート15八から吐出される
。この吐出の際の反力は、各容室17内圧力の積分値と
して求められるが、この方向は吸入ポー)−11Bおよ
び吐出ボート15Aのレイアウトの関係から偏心方向と
ほぼ直角方向となる。従って、この吐出反力に対しては
ケーシング14は、ピン16.および163によってタ
イトに支持されており、移動しないからである。
ンプ作用には同等影響を与えない。すなわち、容室17
の容積の拡大に伴い吸入ポートIIBから吸入され容室
内に閉じ込められた燃料は、ポンプの回転につれ、その
客室容積の減少により吐出ポート15八から吐出される
。この吐出の際の反力は、各容室17内圧力の積分値と
して求められるが、この方向は吸入ポー)−11Bおよ
び吐出ボート15Aのレイアウトの関係から偏心方向と
ほぼ直角方向となる。従って、この吐出反力に対しては
ケーシング14は、ピン16.および163によってタ
イトに支持されており、移動しないからである。
また、スラストクリアランスについては、ピン16をZ
方向から、その分押し出し形成されることから、ケーシ
ング14の厚さ精度、およびその面精度は高くする必要
がない。
方向から、その分押し出し形成されることから、ケーシ
ング14の厚さ精度、およびその面精度は高くする必要
がない。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、部品
の精度を然程必要とせず、またその組立工数に多くを必
要とせず、コストダウンをはかることができる。
の精度を然程必要とせず、またその組立工数に多くを必
要とせず、コストダウンをはかることができる。
第1図は本発明にかかるポンプをタンク内蔵式燃料ポン
プに適用した一実施例の断面図、第2図は本発明にがか
るポンプの一実施例を示す平面図、 第3図は第2図のIII −III線断面図、第4図は
従来のポンプを示す平面図、 第5図は第4図のV−V線断面図である。 11・・・ベースプレート、 11B・・・吸入ボート、 lIC・・・インナーロータ回転中心、12・・・イン
ナーロータ、 13・・・アウターロータ、 13A −・・アウターロータ回転中心、14・・・ケ
ーシング、 14A・・・長孔、 15・・・ポンププレート、 15A・・・吐出ボート、 16・・・ピン。 第又図
プに適用した一実施例の断面図、第2図は本発明にがか
るポンプの一実施例を示す平面図、 第3図は第2図のIII −III線断面図、第4図は
従来のポンプを示す平面図、 第5図は第4図のV−V線断面図である。 11・・・ベースプレート、 11B・・・吸入ボート、 lIC・・・インナーロータ回転中心、12・・・イン
ナーロータ、 13・・・アウターロータ、 13A −・・アウターロータ回転中心、14・・・ケ
ーシング、 14A・・・長孔、 15・・・ポンププレート、 15A・・・吐出ボート、 16・・・ピン。 第又図
Claims (3)
- (1) ベースプレートと、ポンププレートと、両プレ
ート間に設けられ内部にインナーロータとこのインナー
ロータの回転中心と偏心した回転中心を有するアウター
ロータが配置されたケーシングとを備えた歯車式ポンプ
において、 前記ケーシングは前記アウターロータの偏心方向に移動
自在としたことを特徴とする歯車式ポンプ。 - (2) 前記ポンププレートと前記ベースプレートとを
ピンで連結したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の歯車式ポンプ。 - (3) 前記ケーシングの厚さに対し前記インナーロー
タおよび前記アウターロータの厚さを大としたことを特
徴とする前記特許請求の範囲第1項または第2項のいず
れかに記載の歯車式ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28111587A JPH0633776B2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 歯車式ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28111587A JPH0633776B2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 歯車式ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01125583A true JPH01125583A (ja) | 1989-05-18 |
JPH0633776B2 JPH0633776B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=17634563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28111587A Expired - Lifetime JPH0633776B2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 歯車式ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633776B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03271577A (ja) * | 1989-11-17 | 1991-12-03 | Siegfried A Eisenmann | オイルポンプ |
JPH04231688A (ja) * | 1990-05-29 | 1992-08-20 | Walbro Corp | 電動式燃料ポンプ |
US6568930B2 (en) * | 2000-09-27 | 2003-05-27 | Robert Bosch Gmbh | Internal gear pump having a radial adjustment |
JP2006029276A (ja) * | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Hitachi Ltd | オイルポンプ |
JP2006105029A (ja) * | 2004-10-06 | 2006-04-20 | Hitachi Ltd | オイルポンプ |
KR100726815B1 (ko) * | 2005-08-24 | 2007-06-11 | 아륭기공(주) | 트로코이드 기어펌프 |
JP2016200129A (ja) * | 2015-04-14 | 2016-12-01 | 株式会社デンソー | 燃料ポンプ |
-
1987
- 1987-11-09 JP JP28111587A patent/JPH0633776B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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