JPH0112458B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0112458B2
JPH0112458B2 JP55106709A JP10670980A JPH0112458B2 JP H0112458 B2 JPH0112458 B2 JP H0112458B2 JP 55106709 A JP55106709 A JP 55106709A JP 10670980 A JP10670980 A JP 10670980A JP H0112458 B2 JPH0112458 B2 JP H0112458B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gum
chewing gum
sweetener
chewing
aqueous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55106709A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5623846A (en
Inventor
Uitsutsueru Furanku
Jee Paguria Uein
Uoren Kuraaku Kei
Ee Emu Matsukei Donarudo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RAIFU SEEBAAZU Inc
Original Assignee
RAIFU SEEBAAZU Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RAIFU SEEBAAZU Inc filed Critical RAIFU SEEBAAZU Inc
Publication of JPS5623846A publication Critical patent/JPS5623846A/ja
Publication of JPH0112458B2 publication Critical patent/JPH0112458B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G4/00Chewing gum
    • A23G4/06Chewing gum characterised by the composition containing organic or inorganic compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G4/00Chewing gum
    • A23G4/06Chewing gum characterised by the composition containing organic or inorganic compounds
    • A23G4/12Chewing gum characterised by the composition containing organic or inorganic compounds containing microorganisms or enzymes; containing paramedical or dietetical agents, e.g. vitamins
    • A23G4/126Chewing gum characterised by the composition containing organic or inorganic compounds containing microorganisms or enzymes; containing paramedical or dietetical agents, e.g. vitamins containing vitamins, antibiotics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G4/00Chewing gum
    • A23G4/18Chewing gum characterised by shape, structure or physical form, e.g. aerated products
    • A23G4/20Composite products, e.g. centre-filled, multi-layer, laminated
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/0053Mouth and digestive tract, i.e. intraoral and peroral administration
    • A61K9/0056Mouth soluble or dispersible forms; Suckable, eatable, chewable coherent forms; Forms rapidly disintegrating in the mouth; Lozenges; Lollipops; Bite capsules; Baked products; Baits or other oral forms for animals
    • A61K9/0058Chewing gums

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は水不溶性微粉状物質を放出させ得るチ
ユーインガムに関する。 本発明は微細粉状に粉砕された比較的多量の水
不溶性治療用物質を口腔内に放出させることがで
きる新規チユーインガムに指向されるものであつ
て、本発明のチユーインガムは(A)水性柔軟剤およ
び口腔内に放出させるべき微粉状治療成分であつ
て該治療成分が逆戻りしてガムベース中に再吸収
されるのを防止するための水溶性被覆剤で被覆さ
れた微粉状治療成分、および必要に応じて水性柔
軟剤の全体に渡つて分散させた第1甘味剤で構成
される水溶相ならびに(B)該水溶相の全体中に各個
独立的に分離した状態で分散して懸垂、保持され
た塊りであつて、ガムベースを形成する個々の塊
り多数個、および必要に応じてガムベース粒子に
包まれたマンニトールおよび/またはソルビトー
ルもしくは砂糖のような第2甘味剤粒子から構成
される比較的に水に不溶の相を包含するチユーイ
ンガムである。かんだときに治療成分は実際上水
性柔軟剤と共に比較的大量で口腔内に放出され
る。 本発明のチユーインガムに配合して放出させる
治療成分で経口的に有用な物質の例としてリン酸
二カルシウム、制酸剤(たとえば水酸化マグネシ
ウム、炭酸カルシウムなど)およびビタミン類、
その他の医薬などがあげられる。好ましい実施態
様において、チユーインガムからの放出を容易に
するために治療成分をたとえばアラビアゴムで被
覆する。 本発明は微粉砕された水不溶性の治療用物質
(たとえばリン酸二カルシウム、水酸化マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、ビタミン類、医薬など)
を口腔内に放出することができる新規チユーイン
ガムを提供するものである。 添付の図面について以下に説明する。 第1図は本発明のチユーインガムの一部を顕微
鏡的スケールで表わした図式的説明図である。 第2図は組成において第1図のチユーインガム
と同様であるが、従来の製造法に従つて製せられ
たチユーインガムの一部を顕微鏡的スケールで表
わした図式的説明図である。 第3図は第1図に示した本発明のチユーインガ
ムの製造法において用いられる工程を説明する図
式的製造工程図である。 第4図は第2図に示したチユーインガムの従来
の製造法において用いられる工程を説明する図式
的製造工程図である。 従来のチユーインガムは一般に水溶性甘味剤、
たとえばシユクロース、デキストロースのような
種々の糖類、コーンシロツプ、ソルビトールおよ
び/または人工甘味剤(サツカリンナトリウム、
サツカリンカルシウムまたはシクラメート類な
ど)、乳化剤、たとえばレシチン、モノもしくは
ジグリセリド類、ならびに香味剤をガムベースに
加えて含有せしめたものである。このような従来
のチユーインガムは一般に第4図に示されるよう
に、ガムベース(O)を溶融し、このガムベース
とコーンシロツプまたは他の水性柔軟剤(S)を
3〜5分間混和し、次いでこれに砂糖またはソル
ビトールのような固形甘味剤(1)と(2)および香味剤
を加え、これを5分間混和し、この混和物をかま
から取出し、ローラーで延ばして所望の形状に切
断することにより製造される。 ガムを上記のように製造したとき、ガムは全工
程において連続状態に維持される。その結果、甘
味剤(1)と(2)および水性柔軟剤(S)を含有するガ
ムベース(O)の基質が形成されるようにその最
終のチユーインガムは砂糖または他の甘味剤(1)と
(2)および水性柔軟剤(S)を包む連続的ガムベー
ス塊(O)として得られる(第2図参照)。 このようにして製造されたチユーインガムは最
初に好ましい強力な甘味を放出するが、かんでか
ら最初の3〜5分間に急速に甘味が低下し、その
甘味は感知できない程度に非常に僅かになる。約
5分後、またはそれ以前に実質的に甘味がすべて
消失する。それ故持続性甘味を有するチユーイン
ガム、すなわち7〜8分ないしそれ以上持続する
甘味を保持するチユーインガムが要求されること
は明らかである。また天然甘味剤のみを含有し、
人工甘味剤を含有することなく、甘味持続性のあ
る無糖チユーインガムの必要性が存在する。 従来、治療活性を有する水不溶性物質を含有す
るチユーインガムを上記のような方法でチユーイ
ンガムを製造する試みがなされてきたが、治療活
性物質は容易に放出されないことがわかつてき
た。これは治療活性物質を砂糖またはポリオール
類で被覆してもそうである。 医学的専門分野において一般的に、医薬を予防
的により多量の1回投与量で経口投与するより
も、少量を続けて投与する方が治療的により大な
る効果があることが認められている。苦味のある
アルカロイド類または抗生物質を口腔内に投与す
ることは患者の拒否反応のために特に問題とな
る。 それ故、苦味を感ずる閾値以下に医薬物の放出
を調節しながらなお治療特性を保持するような医
薬放出系を見出すことができれば、その方が医学
的専問分野において価置が大きい。実際上、チユ
ーインガムの性能としてだ液による医薬成分の定
常的洗出に基づいて該医薬を自動的に放出させ、
同時に口腔内に過剰に放出されるのを防止し得る
ような放出系を備えることがチユーインガムの理
想である。 本発明により、後述のような方法に従つて製造
したチユーインガムはナイスタチン、リン酸二カ
ルシウム、水酸化マグネシウムなどのようなある
種の治療的水不溶性物質のすぐれた放出系を提供
することが見出された。本発明のチユーインガム
はある種の医薬物および放出され難い治療的水不
溶性医薬を、これがガムベースに逆戻りして再吸
収されるのを防ぎながら、かつ有効な挙動に従つ
て分配、放出させることができる。ナイスタチン
のような医薬の場合に、本発明のチユーインガム
はこの医薬をその苦味閾値以下の治療有効濃度で
および/またはチユーインガム中に存在する甘味
剤の不快な甘味を押えるような濃度で放出させる
ことができる。 次に第1図および3図に従つて本発明のチユー
インガムを更に詳細に説明する。 本発明のチユーインガムは 水溶相(A):ソルビトールシロツプのような水性柔
軟剤(S)、放出させる治療成分または活性成
分(T)および必要に応じて水性柔軟剤(S)
の間に粒子形で分散させたソルビトールまたは
砂糖のような第1甘味剤(1)で構成される水溶相
(A)、および 比較的水不溶相(B):上記水溶相(A)の全体に渡つて
各個に個別に分離した状態で分散して懸垂、保
持された塊りであつて、ガムベースを形成する
個々の塊り多数個、および必要に応じてガムベ
ース粒子に包まれたマンニトールおよび/また
はソルビトールもしくは砂糖のような第2甘味
剤粒子(2)で構成される比較的水に不溶性の相(B)
の2相を含有する。 活性成分(T)は第1甘味剤(1)〔これを存在せ
しめた場合のみ〕および最初の甘味刺激を与える
水性柔軟剤(S)と共に放出される。ガムベース
(O)は第2甘味剤(2)〔存在せしめた場合のみ〕
の放出を遅らせて調節するための第2甘味剤の被
覆担体または保護担体として機能し、これにより
最初の甘味刺激が低下した後の甘味を持続させる
ことができる。 前記のように本発明は糖含有および無糖の双方
のチユーインガムであつて、微粉砕状の水不溶性
の治療成分または活性成分がかんでいるガムの塊
の中に逆戻りして再吸収されるのを阻止しながら
該成分を放出させることができるチユーインガム
を提供することができる。加うるに好ましい実施
態様において、本発明のチユーインガムは治療用
物質の放出に由来する不快な味を抑えるのに充分
量の持続性甘味を保有する。 本発明チユーインガムは添付図面に示すよう
に、また詳細に後述するように新規な不連続ヌガ
ー組織を有し、この組織は微粉状水不溶性成分の
放出に非常に寄与するものである。 治療物質または活性物質とは従来のチユーイン
ガムからは容易に放出させることができない粉末
状すなわち微粉砕状水不溶性物質を示す語であつ
て、この物質は歯および/または粘膜を包含する
口腔ならびに他の体組織に治療効果を配分するこ
とができる物質であつて、一般にリン酸二カルシ
ウム、クロロフイリン類、制酸剤(たとえば水酸
化マグネシウム、炭酸カルシウム、水酸化アルミ
ニウムなど)、その他の医薬物、たとえばナイス
タチン、抗生物質(特に経口的治療剤として使用
するもの)、ビタミン類、心臓血管治療剤(たと
えばプロパノロールおよびナドロール)などのよ
うな物質である。 本発明の好ましい態様において、治療物質すな
わち活性物質をチユーインガムに配合する前に、
先づガムベースに不浸透性であつてガムベースに
容易に同化しない物質、好ましくはアラビアゴム
または他の再吸収防止剤で活性物質を被覆する。
活性物質がガム塊中に逆戻りして吸収または吸着
されるのを防止してチユーインガムからの活性物
質の放出を増大させる。このような使用に適当な
被覆物質としてアラビアゴムに加うるに、デキス
トリン酸、トラガカントゴム、ゼラチン、ペクチ
ン類、カルボキシメチルセルロース、アルギネー
ト類(アルギン酸塩類およびエステル類を含む。)
および他のヒドロコロイド類を包含する物質が例
示される。 治療物質または活性物質の粒子を被覆剤の水溶
液に単に添加して混和し、均質な懸濁物を形成さ
せることにより活性物質粒子を被覆することがで
きる。次いでこの懸濁物をたとえばスプレー乾
燥、ドラム乾燥、凍結乾燥または他の常套の乾燥
法で乾燥させ、必要に応じてこれを粉砕すること
により被覆された粒子を得ることができる。 被覆された物質の形成において、常套の粒子被
覆方法を採用し得ることは認められることであ
る。 前記のように用いられる好ましい被覆用物質は
アラビアゴムである。有用なアラビアゴムまたは
他の再吸収防止剤は、活性物質の個々の粒子を完
全に被覆するように使用すべきである。活性物質
約4〜1部当り被覆用物質1部を用いる。 チユーインガムに加えるべき被覆された活性物
質の粒子(被覆剤を使用したとき)〔および非被
覆粒子〕の平均粒径は約100〜300メツシとする。 かんでいる間に、被覆されたことによるガムベ
ースとの貧親和性のために治療剤物質はガムベー
スに逆戻りして再吸収されることなく、速やかに
放出される。 本発明のチユーインガムは、治療性または活性
を有する水不溶性成分をガムに配合する前に、補
助甘味剤すなわち第1甘味剤(この甘味剤を第2
甘味剤の第2成分として構成させてもよい。)と
ガムベース(この中にはあらかじめ第2甘味剤を
分散して含有せしめてある。)を混和することに
より、甘味剤およびこれと共に治療成分または活
性成分の最初の放出を発現させることができる。
混和加工を進めるときに、不連続の塊りの中に第
2甘味剤を分散して含有せしめたガムベースを分
離して割り込ませ、第1甘味剤中に懸垂、保持さ
れる。次いで多価アルコール型シロツプの形態の
可塑剤すなわち水性柔軟剤と第1甘味剤を懸垂、
保持した不連続塊とを混和し、これによりチユー
インガムに特異性のある柔軟なヌガー様組織を付
与し、良好な初期甘味と香味の放出および約8分
ないしそれ以上に渡つて良好な発散抵抗性を有す
るすぐれた甘味持続性を付与することを可能なら
しめる。最終段階においてチユーインガム中に治
療性または活性を有する水不溶性成分を加えて分
散させることにより、事実、この成分が水溶性水
性柔軟剤相に分散して保持される。 本明細書で用いる第1甘味剤または補助甘味剤
(このものは必要に応じて存在せしめる。)なる用
語はかんだときに最初に抽出される甘味剤を呼称
する用語であつて、この甘味剤は治療用水不溶性
物質および水性柔軟剤と共に水溶相を構成する。 第2甘味剤(このものも必要に応じて存在させ
る。)なる用語は治療成分または活性成分および
第1甘味剤がかんだときに最初に可溶化された
後、徐々に抽出されるだけの甘味剤を呼称する用
語であつて、第2甘味剤はガムベースと共に水不
溶相またはかんでいる間に徐々に放出される相を
構成する。 第3図に示すように、本発明のチユーインガム
製造法において、最初にガムベースを溶融し、こ
の溶融ガムベース(好ましくは200〓(93.3℃)
を越えない温度に保持する。)にレシチンのよう
な乳化剤と第2甘味剤(使用する場合のみ)を、
少なくとも2分間完全に混和して該ガムベース中
に均一に分散させ、その中に第2甘味剤を封入す
る。食品香料、食品酸(これが必要な場合のみ)
を加えて混合物を1〜2分間混和する。この時点
で混合物は連続的凝集性塊りである。この連続的
塊りに、好ましくは粒状の補助甘味剤すなわち第
1甘味剤(このものを使用する場合、第2甘味剤
と同様の甘味剤の他の一部分であつてもよい。)
と他の甘味剤を混合し、1〜5分間続けて混和
し、これによつて第2甘味剤を封び込んで含有す
る各個に個別のガムベース塊りの中に上記連続的
塊りを割り込ませて不連続ガムベース塊りを第1
甘味剤粒子中に懸垂、保持させ、均質なガムの塊
りを得る。この均質な塊りに水性可塑剤すなわち
柔軟剤を加えて1〜5分間、好ましくは1〜3分
間混和する。このチユーインガム混合物に粒状治
療物質または活性物質(好ましくはアラビアゴム
もしくは他の被覆剤で被覆したもの)を加えて混
和する。次いでこのガムの塊りに、たとえばカプ
セル内封入するかまたはデキストリンもしくはア
ラビアゴム上に固定した固形香味剤および水溶性
酸を加えて混和し、なめらかなガムを製し、これ
をローラーで延ばし、刻み目を入れ、所望の形状
に切断してチユーインガム生成物を得る。 混和物が第2甘味剤を封じ込んで含有する不連
続の塊りの状態となつた後に水性可塑剤すなわち
柔軟剤を加え、この柔軟剤が補助甘味剤すなわち
第1甘味剤中に懸垂、保持されているとき、ソル
ビトールシロツプのような水性可塑剤に由来する
水分はすべて実質的に水溶性補助(第1)甘味剤
粒子により吸収され、ガムベース中に封入された
第2甘味剤を可溶化するために機能しないこと
は、容易に認められることである。連続的塊りを
形成させるために最初溶融ガムに加えられた第2
甘味剤は実質的にガムベース中に埋没しており、
ガムベースが不連続の塊りの中に割り込んだ後で
あつても第2甘味剤は可溶化(たとえば水性ポリ
オールシロツプによる可溶化)から保護される。 本発明のチユーインガムは、かんでから最初の
5〜10分間ないしそれまでに活性物質の投与必要
量の約75%を越えない量、またはその時間内にチ
ユーインガムに存在する活性物質の約20〜80%の
量が放出されるように製造する。チユーインガム
中に存在せしめる活性物質の量は勿論、活性物質
の性質、必要な投与回数、そのチユーインガムか
らの放出特性などに依存する。たとえば活性成分
がリン酸二カルシウムである場合、これをチユー
インガムの約7.5〜10重量%の量、活性成分が前
記のような制酸剤である場合、これをチユーイン
ガムの約10〜20重量%の量、活性成分が全身的薬
剤である場合、これをチユーインガムの約0.05〜
2重量%の量、活性成分が経口予防用として使用
するナイスタチンのような薬剤である場合、これ
をチユーインガムの約0.18〜0.36重量%の量で含
有せしめる。 本発明のチユーインガムに第1(補助)甘味剤
と第2甘味剤の双方を存在せしめることは、かん
でから最初の5〜10分の間にまず第1甘味剤が放
出されて活性成分量の苦味を押え、第2甘味剤が
遅れてその甘味を分与することにより、放出され
る残留活性物質の苦味を押えることにおいて重要
である。 本発明のチユーインガムにおいて甘味持続性を
付与し、残留活性物質から放出される苦味に対す
る防止性を付与するため、不連続ガムベースの塊
りの全体に分散、封入して使用することができる
第2甘味剤の例を次に列挙する(しかし例示する
ものに限定されるものと理解されてはならな
い。):天然甘味剤、たとえばシユクロース、グル
コース、フルクトース、フルクトースシロツプ、
グリシルリチン、糖蜜、カラメル、グリシルリチ
ン・モノアンモニウム塩、グリシルリチン・モノ
(ジもしくはトリ)ナトリウム塩、グリシルリチ
ン・モノ(ジもしくはトリ)カリウム塩、グリシ
ルリチン・カルシウム塩など:糖アルコール類、
たとえばマンニトール、ソルビトール、キシリト
ール、マルチトールなど;人工甘味剤、たとえば
サツカリンカルシウム、サツカリンナトリウム、
遊離酸型サツカリン、サツカリンアンモニウム、
アスパルタム(L−アスパルタム−L−フエニル
アラニン・メチルエテル)、ナリンジンジヒドロ
カルコン、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、
シクラミン酸、シクラミン酸ナトリウム、シクラ
ミン酸カルシウム;その他の甘味剤としてセレン
デイピテイベリー(Dioscoreophyllum
cumminsii)、ステビオサイド(Stevia
rebaudiana)、ミラクルベリー(Richardella
dulcifica)またはタウマチンなど:これらの第
2甘味剤の1種または2種ないしそれ以上の混合
物;これらのうちシユクロース、マンニトールお
よび/またはソルビトールが好ましい。 かんでから5〜10分間に最初の甘味刺激を与え
るためと、その間に放出される活性物質の味を押
えるために水性柔軟剤と共に使用する第1(補助)
甘味剤はチユーインガムから容易に抽出され得る
ものが好ましく、その例として次のものがあげら
れる:天然甘味剤、たとえば砂糖、糖アルコール
(キシリトール、ソルビトール、マンニトール、
マルチトールまたはその混合物など)、糖含有物
質(たとえばアラビノース、キシロース、リボー
ス、グルコース、マンノース、ガラクトース、フ
ルクトース、デキストロース、ソルボースのよう
な単糖類またはその2種以上の混合物、シユクロ
ース(甘蔗糖、甜菜糖など)、ラクトース、マル
トース、セロビオースのような二糖類)もしくは
多糖類;人工甘味剤、たとえば遊離酸型サツカリ
ン、サツカリンカルシウム、サツカリンアンモニ
ウム、サツカリンナトリウム、アスパルタム(L
−アスパラチル−L−フエニルアラニン・メチル
エステル)、ナリンジンジヒドロカルコン、ネオ
ヘスペリンジンジヒドロカルコン、シクラミン
酸、シクラミン酸ナトリウム、シクラミン酸カル
シウム;その他の甘味剤、たとえばセレンデイピ
テイベリー(Dioscoreophyllum Cumminsii)、
ステビオサイド(Stevia rebaudiana)、ミラク
ルベリー(Richardella dulcifica)、タウマチン
など;これらの第1甘味剤の1種または2種ない
しそれ以上の混合物。 可塑剤すなわち水性柔軟剤は放出させるべき第
1甘味剤および活性物質と共にチユーインガムの
所謂水溶相(第2甘味剤を分散して含有せしめた
油または水に溶解しないガムベース相に対する相
としての水溶相)を構成し、該水性柔軟剤は好ま
しくは実質的に非吸湿性の多価アルコールのよう
な物質の液体形態(たとえば米国再発行特許第
26959号および米国特許第3556811号に開示された
ようなキシリトールシロツプ、ソルビトールシロ
ツプ、マルチトールシロツプまたは水素化澱粉水
解物)を取る。 水性柔軟剤はガムベース:柔軟剤の重量比
0.3:1またはそれ以上の量で使用するのが好ま
しい。 濃化剤を完成チユーインガム重量の約0.1〜20
%、好ましくは約3〜10%の量で水性柔軟剤と組
合わせて使用してもよい。適当な濃化剤に包含さ
れるものの例として、加水分解された穀類固形
物、麦芽デキストリン、改質食品澱粉、低D.E.コ
ーンシロツプ固形物、アルギン酸塩(もしくはエ
ステル)、カラギーナン、キサンタンガム、ゼラ
チン、キヤロブ(イナゴマメ)、トラガカントゴ
ム、キヤロブの豆粉、その他の水溶性ガム、カル
ボキシメチルセルロースなどがあげられる。 濃化剤として特に麦芽デキストリンが好まし
く、その水性柔軟剤に対する重量比を約2〜1:
1の量で用いることができる。濃化剤を添加する
ことにより、水性柔軟剤の物性および強力を増大
せしめる結果となり、ガムを効果的にシート状に
延ばして成形するために必要なこともある。 本発明の水性柔軟剤または可塑剤は第2甘味剤
を含むガムベースの個々の小塊を包む母型として
寄与し、ガムベース−第2甘味剤の小塊と治療物
質−第1甘味剤の粒子との結合剤として機能す
る。水性柔軟剤(または結合剤)がガム表面(ガ
ムベースの塊りすなわち小塊を被覆する効果にお
いて)に存在する限り、水性柔軟剤の吸湿性をで
きるだけ低くするので好ましい。それ故、高吸湿
性を有し、容易に湿気を吸収して、暑くて多湿の
気候における発汗現象の問題の原因となるコーン
シロツプはできるだけ避けるべきである。本発明
に用いる水性柔軟剤は、それが糖類を基調とする
ガムであつてもソルビトールシロツプを用いるの
が好ましい。 水性柔軟剤(または結合剤)は、該柔軟剤中に
存在せしめる固体甘味剤の種類および量に依存
し、固形物重量の約65〜80%、好ましくは約70〜
75%の量、チユーインガム重量の約3〜30%、好
ましくは約5〜25%の量で含有させることができ
る。 ガムベースの量はチユーインガム生成物の外形
および存在せしめる甘味剤の種類により変えるこ
とができる。ガムベースは、好ましいヌガー様甘
味−香味放出特性を有する不連続ガムを得るのに
満足な均衝ある形式とするのに充分な量であつ
て、それと同時にガムを好ましい形態と形状に処
理することを可能ならしめるのに充分な量で存在
せしめるべきである。 糖含有チユーインガムの場合に通常、水溶相
(水性柔軟剤−第1甘味剤−活性成分含有)はチ
ユーインガムの重量の約23〜80%、好ましくは約
30〜50%、水不溶相(ガムベース−第2甘味剤含
有)はチユーインガム重量の約20〜75%、好まし
くは約30〜70%の量で含有せしめる。上記のよう
な第1甘味剤(水性柔軟剤中に分散)は通常、チ
ユーインガム重量の約20〜60%、好ましくは約25
〜35%の量、第2甘味剤は砂糖または他の甘味剤
であつてよく、これはチユーインガム重量の約20
〜45%、好ましくは約25〜35%の量で存在せしめ
る。 無糖チユーインガムの場合に通常、水溶相はチ
ユーインガム重量の約50〜92%、好ましくは約55
〜88%を含有せしめるのに対して、水不溶相はチ
ユーインガム重量の約8〜50%、好ましくは約12
〜48%を含有せしめる。 上記のような第1甘味剤(水性柔軟剤に分散さ
せるものであつて、糖アルコールが例示される。)
はチユーインガム重量の約25〜35%、好ましくは
約28〜32%の量、第2甘味剤は糖アルコールまた
は他の非糖甘味剤であつてよく、これはチユーイ
ンガム重量の約15〜35%、好ましくは約28〜32%
の量で存在せしめることができる。 人工甘味剤を本発明のチユーインガムの水不溶
性ガムベース相または水溶性水性柔軟剤相のいず
れに使用する場合であつても、人工甘味剤はその
種類に依存し、それぞれ無糖ガムに通常用いられ
る量で使用することができる。それ故人工甘味剤
は各相のいずれにおいてもチユーインガム生成物
重量の約0.02〜1%の量で使用するのがよい。 本発明のチユーインガム生成物中のガムベース
の濃度を調節することにより、チユーインガムか
ら放出される活性成分および甘味剤の放出性を最
適にし、これによりだ液中の活性成分および甘味
剤濃度を最大にすることができる。これはシヨー
トヌガー型組識が得られるようにガムベース濃度
を低下させることにより達成される。シヨートヌ
ガー型組織はかんだときに容易に分けられて多量
の甘味剤をだ液中に放出する。このような理由に
より本発明によるガムベースは、チユーインガム
重量の約8〜25%で存在せしめることができ、要
すれば砂糖ないし無糖コーテイング剤または外皮
を有することもある非棒状チユーインガム(たと
えば立方体、円管体(まくら形)、球形、レンガ
形など)の場合に、ガムベースをチユーインガム
重量の約12〜20%の量で含有させるのが好まし
い。 外皮を有するものが望ましい場合、常套のコー
テイング処理方法によりチユーインガムを処理す
ることにより得ることができる。コーテイング剤
すなわち外皮はこれにシユクロース、コーンシロ
ツプ、デキストロースおよび/または他の通常の
コーテイング成分を含有せしめてもよく、最終チ
ユーインガム生成物重量の約10〜20%、好ましく
は約12〜15%の量で含有させることができる。コ
ーテイング剤はチユーインガムに補足的香味およ
び甘味を付与し得るばかりでなく、柔かいガム中
心を保護し、ガムの保管できる期間を改良するこ
とができる。 棒状形態を有するチユーインガムの場合に、そ
の工程について配慮するため、より大なるガムベ
ース濃度、好ましくはチユーインガム重量の約18
〜24%のガムベースを必要とすることもある。こ
のような棒状ガムはガムベースの濃度を増大させ
ることが要求されるので、棒状形態を有する本発
明のチユーインガムは前記のような非棒状チユー
インガムに伴うシヨートヌガー型組識を保持させ
ることができないこともある。 本発明のチユーインガムの特異なヌガー様組識
は特に風船ガムの製造に適している。本発明によ
り製せられる風船ガムは水性柔軟剤中に浮いてい
るかまたは分散して存在するガムベースの各個に
分かれた不連続の塊りから構成される。製造工程
においてガムベースが個々の塊りに分裂するとい
う事実はガムベースの可塑性を破壊し、それによ
りその急反発性および弾力性を押え、その結果高
速包装装置上で処理されるために必要な正常の長
さおよび厚さを保持することができる。それ故本
発明のチユーインガムは非常に狭い許容差の範囲
内で棒状ガム製造装置上における処理を可能なら
しめる。 本発明の好ましいガム組成を例示すれば次のと
おりである。(単位はチユーインガムの重量部)。
【表】 第2甘味剤−ガムベース組成物の製造におい
て、ガムベース中への分散または溶解を促進させ
るために粉末甘味剤(あるいは液体甘味剤であつ
てもよい。)を使用するのが好ましい。しかし混
合操作の間に効果的に溶解または粉砕させるため
に混合処理時間を長くすれば、大形粒子のものを
使用することができる。通常のチユーインガム用
シグマ刃の混合機を用いるとき、ガムベース中の
甘味剤の分布を均一にするためには、混合処理時
間を2分以上(好ましくは約3分)とする。しか
しより有効な混合方法を採用すれば、混合処理時
間は短かくてもよい。 一般にガムベースは天然ガム、合成樹脂類、ワ
ツクス類、可塑剤などを、この技術分野でよく知
られた方法により加熱、混合することにより製造
することができる。ガムベース中に存在せしめる
成分の例として、かむことができる合成起源の物
質、たとえばスチレン−ブタジエン共重合物、イ
ソブチレン−イソプレン共重合物、ポリイソブチ
レン、ポリエチレン、石油ワツクス、ポリ酢酸ビ
ニルおよびかむことができる天然起源の物質、た
とえば、ゴムラテツクス固形物、チクル、クラウ
ンガム、ニスペロ、ロシデンハ、ジエラトング、
ペンデア、ペリロ、ニガーグツタ、ツヌなどがあ
げられる。エラストマーすなわちかむことができ
る物質はガムベース組成物重量の約5〜15%、好
ましくは約8〜12%、最適には約9〜11%の量で
使用することができる。 加うるにガムベースは、これに最小限の粘着性
を保持させるべきエラストマー用溶媒を含有させ
るのが好ましく、また水素化エステルガム、たと
えば水素化ロジンのグリセロールエステルおよ
び/または二量体エステルガムを含有せしめるの
が好ましい。 ガムベース中に存在させることができる他の通
常成分として、だ液を吸収してすべりやすくし、
エラストマーおよびエラストマー用溶媒と両立し
ない親水性脱粘着剤、たとえばポリ酢酸ビニル、
ポリビニルブチルエーテル、ビニルエステルとビ
ニルエーテルの共重合物を含有せしめる。 また、ガムベースは、滑沢剤として機能し、約
65℃以上、好ましくは約75℃以上の融点を有すべ
き硬質ワツクスを含有させることができる。硬質
ワツクスに包含される物質の例として、カンデリ
ラワツクス、パラフインワツクス、カルナウバワ
ツクス、オゾケライト、オリカリー、微結晶ワツ
クスなどがあげられる。 またガムベースは、これに軟化剤と滑沢剤の組
成物を含有させることができ、この組成物は高融
点(約22℃以上)を有する水素化植物油または動
物油1種ないしそれ以上から成るものであつてよ
い。 またガムベースは、これに親水性を付与し、そ
の結果だ液を吸収させそれによつてガムベースを
すべりやすくするための乳化剤を含有させること
ができる。乳化剤に包含されるものの例として、
グリセリルモノステアレート、レシチンおよびセ
フアリンのようなホスフアチド類、トウイーン
類、スパン類およびこれらの混合物をあげること
ができる。 加うるにガムベースは二酸化チタンのような着
色剤、ラノリン、ステアリン酸、ステアリン酸ナ
トリウム、ステアリン酸カリウムなどのような可
塑剤、ガムベースの約1000ppmを越えない量の抗
酸化剤、たとえばブチル化ヒドロキシトルエン、
ブチル化ヒドロキシアニソールおよび/または没
食子酸プロピルを含有せしめることができる。 またガムベースは、増量剤および組織形成剤と
してご粉(炭酸カルシウム)粒子をガムベース重
量の約0〜75%、好ましくは約0.2〜25%の量で
含有させることができる。しかしガムベースを実
質的に無カロリーガムを用いる場合には、ガムベ
ースに組織形成剤または不活性充填剤を約32〜75
重量%、好ましくは35〜70重量%の量で含有させ
るのがよい。本発明のチユーインガムに用いるの
に適当な組織形成剤または不活性充填剤に包含さ
れるものとして、炭酸カルシウム、水酸化アルミ
ニウム、アルミナ、炭酸マグネシウム、タルク、
珪酸アルミニウム類またはこれらの混合物を例示
することができる。加うるにガムベースはこれに
前記のような人工甘味剤および/または食品用酸
を混合し、最初に放出される甘味もしくは酸味お
よび/または持続性甘味を付与することができ
る。 水不溶性ガムベースは、たとえば米国特許第
3052552号および同第2197719号に開示された種々
のガムベースのいずれから成るものであつてもよ
い。 本発明のチユーインガムは酸味香料、フルーツ
香料または非酸香料もしくはミント香料のような
食品香味剤を最終ガム生成物重量の約0.3〜2.0
%、好ましくは約0.5〜1.2%の量で含有させるこ
とができる。香味剤は植物体、その葉、花、果実
などから誘導される油性のものを包含することが
できる。この種の油性香料の代表例に包含される
ものとして次の香味剤をあげることができる:レ
モン油、オレンジ油、ライム油、グレープフルー
ツ油のようなカンキツ油、リンゴエキス、梨エキ
ス、桃エキス、イチゴエキス、アンズエキス、ラ
スプベリーエキス、桜桃エキス、スモモエキス、
パイナツプルエキスのような果実エキス、ペパー
ミント油、スペアミント油、ペパーミント油とス
ペアミント油の混合物物、クローブ油、月桂樹
油、アニス油、ユーカリ油、タイム油、シダー葉
油、肉桂油、ニクズク油、セージ油、苦味アーモ
ンド油、桂皮油、サリチル酸メチル(冬緑油)の
ような精油など。また混合フルーツ油のような
種々の合成食品香味剤を、通常の保存剤の存在下
または不存在下に本発明のチユーインガムに配合
することができる。食品香味剤はこれを水性柔軟
剤と共に水溶相の一部としておよび/または第2
甘味剤と共にガムベースに添加して所謂水不溶相
の一部とすることができる。 最初の味または酸味を付与するため、本発明の
チユーインガムはこれにクエン酸、酒石酸、リン
ゴ酸などのような食用酸を最終ガム生成物重量の
約0.3〜2.0%、好ましくは約0.5〜1.2%の量で含
有させてもよい。最初の酸味放出を容易にするた
め食用酸を水性柔軟剤または水溶相と共にガムに
添加することができる。加うるに酸味を持続させ
るため、フマル酸のような不溶性酸またはカプセ
ルに封入した可溶性酸を第2甘味剤に加え、ガム
ベース中に埋没して使用することができる。 次に実施例をあげて本発明の好ましいチユーイ
ンガムの製造法を具体的に詳述する。 実施例 1 下記組成を有し、アラビアゴムで被覆処理した
自由に放出され得るナイスタチン粒子を含有する
チユーインガムの製造法を以下に述べる。 組成(部とあるは重量%を表わす。): ガムベース17部、砂糖66部、ソルビトールシロ
ツプ(ソルビトール固形物68〜72%)11部、麦芽
デキストリン4部、ナイスタチン(アラビアゴム
でコーテイング処理したもの)0.2部、ペパーミ
ント油1部、エルキン(レシチン)0.2部、ペパ
ーミント(噴霧乾燥した香味剤)0.5部。 アラビアゴム25%水溶液にナイスタチン粒子
(平均粒径200メツシユ)を混合して懸濁液を製す
る。懸濁液を噴霧乾燥してアラビアゴムで被覆処
理したナイスタチン粒子(ナイスタチン:アラビ
アゴムの重量比は75:25)を得る。 シグマ刃の混合機を備えたスチームジヤケツト
付かまにガムベースを入れ、かまの温度を約180
〜200〓(82.2〜93.3℃)に保持する。溶融した
ガムベース(ガムベースをよくこねながら)に砂
糖約半量を入れ、約3分間混和してガムベースの
連続的塊りの全体に砂糖を分散させ、これにより
砂糖はガムベース中に捕捉されるか、もしくガム
ベースで保護される。液体香味剤を加えて1分間
混和する。残余の砂糖を加えて約2分間混和し、
これによりこの塊りを分離させて不連続の断片の
集合体にする。この時点で、捕捉された砂糖を含
むガムベースの断片を、ソルビトールシロツプ、
麦芽デキストリンおよび砂糖の水溶性母型に懸垂
させる。この水溶相に、上記アラビアゴムで被覆
したナイスタチンを加え、均質な分散物が得られ
るまで混和する。 均質な分散物を冷やし、シート状に延ばして刻
み目を入れ、1個当りナイスタチン5mgを含有す
ると2.8gの棒状チユーインガムを得た。 チユーインガム中に存在せしめるナイスタチン
を未被覆とすること以外は上記と同様の操作によ
り対照チユーインガムAを得た。 実施例1のチユーインガムと対照チユーインガ
ムAについて次のようにナイスタチン放出実験を
行なつた。 実験者に実施例1のチユーインガムを20分間か
ませ、だ液をできるだけのみ込まないようにさせ
てそのだ液全部を集める。試料の微生物試験によ
り5〜25単位/mlのナイスタチン単位を与える。
かんだチユーインガム中に残留するナイスタチン
含量と実験者のだ液中の含量を試験し、実施例1
のチユーインガムは20分の実験時間に渡つて、か
む前に存在したナイスタチンの約76%のナイスタ
チンを放出することを見出した。 対照チユーインガムA(未被覆ナイスタチン含
有)について上記同様の実験を行なつた結果、わ
ずか0〜4%のナイスタチンを放出するのみであ
つた。 またアラビアゴムで被覆したナイスタチンを含
む本発明の実施例1のチユーインガムは、ナイス
タチンの苦味がチユーインガム中に存在せしめた
甘味剤により押えられるような状態で該ナイスタ
チンを放出することが確かめられた。 実施例1のチユーインガムを用いて得られる特
異な放出特性および利点を証明するため、更に対
照チユーインガムBおよびCを製造し、実験し
た。 以下に説明する操作に従つて下記のような組成
の対照チユーインガムBおよびCを製造する。 組成(部とあるは重量部を表わす。): ガムベース22部、砂糖50部、コーンシロツプ17
部、ソルビトール10部、ベパーミント油1部、エ
ルキン(レシチン)0.2部、ペパーミント(噴霧
乾燥)0.5部。 ナイスタチン成分は、対照ガムBにおいてアラ
ビアゴムで被覆したナイスタチン(前記のように
製する。)を0.2部、対照ガムCにおいて未被覆ナ
イスタチン0.2部を存在せしめる。 対照ガムBは次のように製造する。 ガムベースを溶融し、レシチン、コーンシロツ
プおよびアラビアゴムで被覆したナイスタチンを
加えて5分間混和する。粉末砂糖全量を加え、液
体香味剤を加えて5分間混和する。得られたガム
を冷やし、シート状に延ばして刻み目を入れ、1
個当りナイスタチン5mgを含有する2.8gの棒状
ガムに切断する。 未被覆ナイスタチンを用い、その他は上記と同
様の操作により対照ガムCを製する。 対照ガムBおよびCをそれぞれ5人の実験者に
与え、それぞれ2.8gの板状ガムを20分間かませ
て分泌しただ液全量を集める。 この実験により、アラビアゴムで被覆したナイ
スタチンを含有する対照ゴムBをかんだ後、20分
間にナイスタチン約24%を放出し、未被覆ナイス
タチンを含有する対照ガムGはナイスタチン0〜
4%放出するという結果を得た。 上記結果を考察すれば、本発明のチユーインガ
ム(実施例1のガム)の特異な組識とアラビアゴ
ムによる被覆方法を採用することの双方はチユー
インガムからナイスタチンを放出させることに大
きく寄与することが明らかである。 上記のような結果を要約すれば第1表のとおり
である。
【表】 実施例 2 下記組成を有し、アラビアゴムで被覆処理した
自由に放出され得るリン酸二カルシウム粒子を含
有するチユーインガムの製造法を以下に述べる。 組成(部とあるは重量部を表わす。): ガムベース17部、砂糖66部、ソルビトールシロ
ツプ(ソルビトール固形物68〜72%)11部、麦芽
デキストリン4部、ペパーミント油1部、、エル
キン(レシチン)0.2部、ペパーミント(噴霧乾
燥した香味剤)0.5部、リン酸二カルシウム(ア
ラビアゴムで被覆したもの)7.5部。 実施例2の組成において、リン酸二カルシウム
のアラビアゴムに対する重量比を75:25とする。 アラビアゴム25%水溶液にリン酸二カルシウム
粒子(平均粒径200メツシユ)を混合して懸濁液
を製する。懸濁液を噴霧乾燥してアラビアゴムで
被覆処理したリン酸二カルシウム粒子を得る。 シグマ刃の混合機を備えたスチームジヤケツト
付かまにガムベースを入れ、かまの温度を約180
〜200〓(82.2〜93.3℃)に保持する。溶融した
ガムベース(ガムベースをよくこねながら)に砂
糖約半量を入れ、約3分間混和してガムベースの
連続的塊りの全体に砂糖を分散させ、これにより
砂糖はガムベース中に捕捉されるか、もしくガム
ベースで保護される。液体香味剤を加えて1分間
混和する。残余の砂糖を加えて約2分間混和し、
これによりこの塊りを分離させて不連続の断片の
集合体にする。マルトリンM100(麦芽デキストリ
ン)と液体ソルビトールを加えて混合物の塊りに
し、約2分間混和する。この時点で、捕捉された
砂糖を含むガムベースの断片を、ソルビトールシ
ロツプ、麦芽デキストリンおよび砂糖の水溶性母
型に懸垂させる。この水溶相に、上記アラビアゴ
ムで被覆したリン酸二カルシウムを加え、均質な
分散物が得られるまで混和する。 均質な分散物を冷やし、シート状に延ばして刻
み目を入れ、1個当りリン酸二カルシウム7.5%
を含有する2.8gの棒状チユーインガムを得た。 チユーインガム中に存在せしめるリン酸二カル
シウムを未被覆とすること以外は上記と同様の操
作により対照チユーインガムDを製造する。 チユーインガム中に存在せしめるリン酸二カル
シウムをビロツテイ(Bilotti)の方法(米国特
許第3011949号参照)に従つて砂糖で塊りにする
こと以外は上記と同様の操作により対照チユーイ
ンガムEを製造する。 前記の操作に従つて下記組成の対照チユーイン
ガムF、G、HおよびIを製造する。 組成(部とあるは重量部を表わす。): ガムベース22部、砂糖50部、コーンシロツプ17
部、ソルビトール10部、ペパーミント油1部、エ
ルキン(レシチン)0.2部、ペパーミント(噴霧
乾燥)0.5部。 対照ガムFにおいて未被覆の75%リン酸二カル
シウム7.5%を含有させる。 対照ガムG、HおよびIにおいて、前記のよう
にあらかじめアラビアゴムで被覆した7.5%リン
酸二カルシウムを次の割合で存在させる(リン酸
二カルシウム:アラビアゴム)。対照ガムG……
…80:20、対照ガムH………75:25、対照ガムI
………2.33:1。 対照ガムF、G、HおよびIを次のように製造
する。 ガムベースを溶融し、レシチン、コーンシロツ
プおよびリン酸二カルシウムと約5分間混合する
(対照ガムG、HおよびIの場合にアラビアゴム
で被覆し、対照ガムFの場合にアラビアゴムで被
覆しないリン酸二カルシウム)。 このガムを冷やし、シート状に延ばして刻み目
を入れ、1個当りリン酸二カルシウム210mgを含
有する2.8gの棒ガムを製造する。 実施例2のガム、対照ガムD、E、F、G、
H、Iのリン酸二カルシウム放出実験を次のよう
に行なつた。 チユーインガム各試料のカルシウム分析を行な
う。チユーインガムを灰にし、原子吸収分析によ
り灰分中のカルシウム含量を試験する。各種類の
ガムそれぞれのガム5個を5人の実験者に与えて
5分間かませる。かんだあとの塊りを集めて合
し、灰にしてカルシウム含量を試験する。上記と
同様に同じ実験者にガムを10分間かませて同じ実
験を繰返し、かんだあとのカルシウム含量を試験
する。 各ガムから抽出されたカルシウム量をかんだ時
間の関数としてこれを第2表に示す。
【表】 実施例2のガム……被覆したリン酸二カルシウム
(アラビアゴム1部:リン酸二カルシウム3部)
を砂糖混和の終時点で加える−不連続組識。 対照ガムD……無被覆リン酸二カルシウムを砂糖
混和の終時点で加える−不連続組織。 対照ガムE……砂糖で被覆したリン酸二カルシウ
ムを砂糖混和の終時点で加える−不連続組織。 対照ガムF……無被覆リン酸二カルシウムをベー
ス−シロツプ混合物に加える。 対照ガムG……被覆リン酸二カルシウム(アラビ
アゴム1部:リン酸二カルシウム4部)をベー
ス−シロツプ混合物に添加する。 対照ガムH……被覆リン酸二カルシウム(アラビ
アゴム1部:リン酸二カルシウム3部)をベー
ベース−シロツプ混合物に添加する。 対照ガムI……被覆リン酸二カルシウム(アラビ
アゴム1部:リン酸二カルシウム2.33部)をベ
ース−シロツプ混合物に添加する。 第2表のデータは次のことを示している。対照
ガムD、E、F、G、HおよびIはリン酸二カル
シウムをかんでから最初の5分間に6〜40%、か
んでから10〜15分後に8〜50%、かんでから30分
後に16〜68%放出する。 アラビアゴムで被覆したリン酸二カルシウムを
含有せしめて本発明の製造法により製せられた実
施例2のチユーインガムはリン酸二カルシウム
を、かんでから5分後に約52%、かんでから15分
後に66%、かんでから30分後に81%放出する。こ
れらの結果は対照ガムD、E、F、G、Hおよび
Iに比較して驚くべきかつ予期し得ない程にリン
酸二カルシウムの放出量が高い。またこのデータ
はリン酸二カルシウムがアラビアゴムで被覆され
ていることおよびチユーインガム自体の組織によ
り放出量を増大せしめ得ることを示している。 実施例 3 下記組成を有し、アラビアゴムで被覆された自
由に放出させ得る水酸化マグネシウム粒子を含有
するガムを、実施例1に記載したように製造し
た。ただしナイスタチンの代りにアラビアゴムで
被覆された水酸化マグネシウム粒子を用いた。 組成(部とあるは重量部を表わす。): ガムベース17部、砂糖66部、ソルビトールシロ
ツプ(ソルビトール固形物68〜72%)11部、麦芽
デキストリン4部、アラビアゴムで被覆された水
酸化マグネシウム(25:75)5部、ペパーミント
油1部、エルキン(レシチン)0.2部、ペパーミ
ント部(噴霧乾燥)0.5部。 対照チユーインガムJとして、実施例2の対照
ガムF〜Iに関して記載した方法のような従来法
によりチユーインガムを製造する。対照ガムJは
アラビアゴムで被覆した水酸化マグネシウムを含
有するものである。 対照ガムJ−通常のガム混合物と実施例3のガ
ム−不連続ガム混合物の2種のチユーインガムを
種々の時間間隔を取つてソツクスレー抽出して得
られた抽出物中の水酸化マグネシウムを分析する
ことにより、2種のガムからアラビアゴム被覆水
酸化マグネシウムが抽出される速度を試験した。
その結果を第3表に示す。
【表】 得られた結果は実施例3のガムが対照ガムJよ
り実質的に早い速度で水酸化マグネシウムを放出
することを示す。 上記結果を考察すれば、実施例3のガムの特異
な組織とアラビアゴム被覆はチユーインガムから
の水酸化マグネシウムの放出に大きく寄与するも
のであることが明らかである。 以上の実験結果から明らかに次にことを結論す
ることができる。 ヌガー組織(不連続組織)を有するチユーイン
ガムは通常の組織を有するチユーインガムより効
果的に微粉状水不溶性物質を放出する。 ヌガー組織のチユーインガムは、あらかじめア
ラビアゴムで処理した微粉状水不溶性物質を、通
常の無被覆の微粉状水溶性物質より早く放出し、
この物質がほとんど無くなるまで放出する。 通常の組織を有するチユーインガムは、あらか
じめアラビアゴムで処理した微粉状水不溶性物質
を、無処理物質より効果的に放出するが、ほとん
ど無くなるまで放出することはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のチユーインガムの内部組織の
一部の図式的説明図である。第2図は従来のチユ
ーインガムの内部組織の一部の図式的説明図であ
る。 O……ガムベース、S……水性柔軟剤、T……
治療活性物質、1……第1甘味剤、2……第2甘
味剤。 第3図は本発明のチユーインガムの製造工程図
である。第4図は従来のチユーインガムの製造工
程図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水性柔軟剤および微粉砕状の水不溶性治療物
    質の放出を容易にしこの物質がガムベースに戻つ
    て再吸収されるのを防止するための水溶性被覆剤
    で被覆された微粉砕状の水不溶性治療物質から構
    成される水溶相ならびに該水溶相の全体に各個に
    個別に分離した状態で分散して保持された塊りで
    あつて、ガムベースを形成する塊り多数個から構
    成される比較的水不溶相から成り、かんだときに
    水溶相から治療物質を放出させ得るものであるこ
    とを特徴とするチユーインガムから微粉砕状の水
    不溶性治療物質を放出させることができるチユー
    インガム。 2 被覆剤がアラビヤゴムである特許請求の範囲
    第1項記載のチユーインガム。 3 被覆剤がデキストリン、トラガカントゴム、
    ゼラチン、ペクチン、カルボキシメチルセルロー
    ス、アルギネート類、他のヒドロコロイドまたは
    これらの混合物である特許請求の範囲第1項記載
    のチユーインガム。 4 被覆剤を治療物質に対して約1:4〜2の重
    量比で使用した特許請求の範囲第1項記載のチユ
    ーインガム。 5 治療物質がリン酸二カルシウム、水酸化マグ
    ネシウム、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウ
    ム、ナイスタチン、脂溶性ビタミン類、抗生物
    質、プロパノロール、ナドロールまたは他の医薬
    である特許請求の範囲第1項記載のチユーインガ
    ム。 6 治療物質がリン酸二カルシウムである特許請
    求の範囲第1項記載のチユーインガム。 7 治療物質が水酸化マグネシウム、炭酸カルシ
    ウム、水酸化アルミニウム、炭酸マグネシウムお
    よび三珪酸マグネシウムから選ばれる制酸剤であ
    る特許請求の範囲第1項記載のチユーインガム。 8 治療物質がナイスタチン、アンホテリシンB
    およびエコナゾールから選ばれる抗生物質である
    特許請求の範囲第1項記載のチユーインガム。 9 治療物質がプロパノロールまたはナドロール
    である特許請求の範囲第5項記載のチユーインガ
    ム。 10 第1の甘味剤を水溶層の水性柔軟剤の間に
    微粒形で分散して含有せしめた特許請求の範囲第
    1項記載のチユーインガム。 11 第1甘味剤が砂糖、糖アルコールまたはそ
    の混合物、第2甘味剤が砂糖もしくは糖アルコー
    ルまたはこれらの混合物から成るものである特許
    請求の範囲第10項記載のチユーインガム。 12 水性柔軟剤がソルビトールシロツプ、マル
    チトールシロツプ、キシリトール、コーンシロツ
    プ、水素化殿粉水解物、またはこれらの混合物か
    ら成るものである特許請求の範囲第10項記載の
    チユーインガム。 13 第2甘味剤粒子をガムベースの塊り中に包
    んで含有させた特許請求の範囲第1項記載のチユ
    ーインガム。 14 第2甘味剤がシユクロース、キシリトー
    ル、マンニトール、ソルビトール、フルクトース
    シロツプ、グルコース、グリシルリチン、グリシ
    ルリチン・モノアンモニウム塩、グリシルリチ
    ン・カルシウム塩、グリシルリチン・モノ(ジも
    しくはトリ)ナトリウム塩、グリシルリチン・モ
    ノ(ジもしくはトリ)カリウム塩、サツカリンカ
    ルシウム、サツカリンナトリウム、サツカリンア
    ンモニウム、ジヒドロカルコン類、ネオヘスペリ
    ジン・ジヒドロカルコン、アスパルタム、アセス
    ルフエーム−K、シクラミン酸塩、ステビア・レ
    バウジアナ、リカルデラ・ドウルシフイカ、ジオ
    スコレオフイルム・クミンシイまたはこれらの混
    合物である特許請求の範囲第13項記載のチユー
    インガム。 15 水性柔軟剤がソルビトールシロツプである
    特許請求の範囲第1項記載のチユーインガム。 16 ガムベースをチユーインガムの約12〜25重
    量%の量で存在せしめた特許請求の範囲第1項記
    載のチユーインガム。 17 第1甘味剤がソルビトール粉末、水性柔軟
    剤がソルビトールシロツプ、第2甘味剤がマンニ
    トール、ソルビトールまたはこれらの混合物であ
    る特許請求の範囲第1項記載のチユーインガム。 18 第1甘味剤がシユクロース、水性柔軟剤が
    ソルビトールシロツプ、第2甘味剤がシユクロー
    スである特許請求の範囲第1項記載のチユーイン
    ガム。 19 チユーインガムが無糖ガムであつて、水溶
    相がチユーインガムの約50〜92重量%から成り、
    水不溶相がチユーインガムの約8〜50重量%から
    成る特許請求の範囲第1項記載のチユーインガ
    ム。 20 第2甘味剤粒子を溶融ガムベース中に分散
    して連続相を形成せしめた後、この連続相と第1
    甘味剤を混和して該連続相を第2甘味剤粒子を包
    む不連続のガムベース塊りとし、水性柔軟剤を不
    連続のガムベース塊りと第1甘味剤の混合物と混
    和し、治療物質を水性柔軟剤と不連続のガムベー
    ス塊りと第1甘味剤との混合物と混和して平滑で
    連続的なチユーインガムを得ることを特徴とする
    水性柔軟剤および微粉砕状の水不溶性治療物質の
    放出を容易にしこの物質がガムベースに戻つて再
    吸収されるのを防止するための水溶性被覆剤で被
    覆された微粉砕状の水不溶性治療物質から構成さ
    れる水溶相ならびに該水溶相の全体に各個に個別
    に分離した状態で分散して保持された塊りであつ
    て、ガムベースを形成する塊り多数個から構成さ
    れる比較的水不溶相から成り、かんだときに水溶
    相から治療物質を放出させることのできるチユー
    インガムの製造法。 21 治療物質をアラビアゴムで被覆する特許請
    求の範囲第20項記載の製造法。
JP10670980A 1979-08-01 1980-08-01 Chewing gum capable of discharging water insoluble sobstance in fine powder type Granted JPS5623846A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/062,861 US4238475A (en) 1979-08-01 1979-08-01 Chewing cum capable of releasing finely divided water-insoluble materials therefrom

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5623846A JPS5623846A (en) 1981-03-06
JPH0112458B2 true JPH0112458B2 (ja) 1989-03-01

Family

ID=22045318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10670980A Granted JPS5623846A (en) 1979-08-01 1980-08-01 Chewing gum capable of discharging water insoluble sobstance in fine powder type

Country Status (20)

Country Link
US (1) US4238475A (ja)
JP (1) JPS5623846A (ja)
AR (1) AR224267A1 (ja)
AT (1) AT370592B (ja)
AU (1) AU537989B2 (ja)
BE (1) BE884607A (ja)
CA (1) CA1149282A (ja)
CH (1) CH651472A5 (ja)
DE (1) DE3029362A1 (ja)
DK (1) DK155974C (ja)
ES (1) ES8105558A1 (ja)
FR (1) FR2462874B1 (ja)
GB (1) GB2057847B (ja)
IE (1) IE49963B1 (ja)
IT (1) IT1145304B (ja)
MX (1) MX6805E (ja)
NL (1) NL8004393A (ja)
NO (1) NO156885C (ja)
SE (1) SE8005499L (ja)
ZA (1) ZA804665B (ja)

Families Citing this family (123)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4291045A (en) * 1976-05-04 1981-09-22 Life Savers, Inc. Method of reducing dental caries
US4370350A (en) * 1980-04-28 1983-01-25 Wm. Wrigley Jr. Company Chewing gum method
US4409244A (en) * 1980-12-18 1983-10-11 Nabisco Brands, Inc. Chewing gum containing fructose syrup
US4508713A (en) * 1981-03-27 1985-04-02 Nabisco Brands, Inc. Method of reducing dental caries
US4428927A (en) 1981-05-11 1984-01-31 R. P. Scherer Corporation Masticatory soft elastic gelatin capsules and method for the manufacture thereof
US4532126A (en) * 1982-05-07 1985-07-30 R. P. Scherer Corporation Masticatory soft elastic gelatin capsules and method for the manufacture thereof
JPS59183841A (ja) * 1983-04-04 1984-10-19 日立プラント建設株式会社 フイルタ減容処理装置
US4497832A (en) * 1983-04-18 1985-02-05 Warner-Lambert Company Chewing gum composition having enhanced flavor-sweetness
US4485118A (en) * 1983-04-21 1984-11-27 Warner-Lambert Company Gum composition with plural time releasing flavors and method of preparation
US4749575A (en) * 1983-10-03 1988-06-07 Bio-Dar Ltd. Microencapsulated medicament in sweet matrix
US4493849A (en) * 1983-10-21 1985-01-15 Warner-Lambert Company Process for preparing a non-chalky, organoleptically pleasing chewing gum composition
US4563345A (en) * 1984-01-23 1986-01-07 Arrick Robert A Chewing gum
JPS60192571A (ja) * 1984-03-12 1985-10-01 Ajinomoto Co Inc ビタミン類強化組成物
US4568560A (en) * 1984-03-16 1986-02-04 Warner-Lambert Company Encapsulated fragrances and flavors and process therefor
US4671961A (en) * 1984-05-18 1987-06-09 Wm. Wrigley Jr. Company Chewing gum compositions and methods of preparation
US4671967A (en) * 1984-05-18 1987-06-09 Wm. Wrigley Jr. Company Carbohydrate syrups and methods of preparation
US4590075A (en) * 1984-08-27 1986-05-20 Warner-Lambert Company Elastomer encapsulation of flavors and sweeteners, long lasting flavored chewing gum compositions based thereon and process of preparation
US4971787A (en) * 1984-08-27 1990-11-20 Warner-Lambert Company Antacid chewing gum
US4738854A (en) * 1984-12-04 1988-04-19 Nabisco Brands, Inc. Comestible containing moisture and shelf storage stabilized L-aspartic acid derivative
FR2575038B1 (fr) * 1984-12-21 1990-03-16 Roquette Freres Chewing-gum sans sucre mouchete et son procede de fabrication
US4753806A (en) * 1985-03-29 1988-06-28 Nabisco Brands, Inc. Flexible sugarless chewing gum
US4774094A (en) * 1985-03-29 1988-09-27 Nabisco Brands, Inc. Stabilized APM in comestibles
US4800095A (en) * 1985-03-29 1989-01-24 Nabisco Brands, Inc. Stabilized APM in comestibles
US4695463A (en) * 1985-05-24 1987-09-22 Warner-Lambert Company Delivery system for active ingredients and preparation thereof
US4604287A (en) * 1985-06-07 1986-08-05 Warner-Lambert Company Multiple textured chewing gum
IT1189727B (it) * 1985-08-30 1988-02-04 Roberto Cappellari Gomma da masticare ad effetto diversificabile nel gusto e nel tempo
GB8522453D0 (en) * 1985-09-11 1985-10-16 Lilly Industries Ltd Chewable capsules
US4778676A (en) * 1985-12-20 1988-10-18 Warner-Lambert Company Confectionery delivery system for actives
US4765984A (en) * 1986-01-22 1988-08-23 Colgate-Palmolive Company Stable single unit dose oral product
ZA87994B (en) * 1986-02-27 1987-09-30 Warner Lambert Co Antacid chewing gum
EP0256611A1 (en) * 1986-08-08 1988-02-24 Squibb Japan Inc. Oral drug delivery systems
US4867989A (en) * 1986-09-09 1989-09-19 Warner-Lambert Company Chewing gum mineral supplement
US4722845A (en) * 1986-12-23 1988-02-02 Warner-Lambert Company Stable cinnamon-flavored chewing gum composition
US4828820A (en) * 1987-01-15 1989-05-09 Warner-Lambert Company Chewable tooth cleaning composition
US4812445A (en) * 1987-02-06 1989-03-14 National Starch And Chemical Corporation Starch based encapsulation process
EP0278994A1 (en) * 1987-02-16 1988-08-24 Alfa Gum Investment Inc. Chewing gum
US4853212A (en) * 1987-07-13 1989-08-01 Warner-Lambert Company Reduced base content chewing gum compositions having anesthetic properties
US4822597A (en) * 1987-07-13 1989-04-18 Warner-Lambert Company Anesthetic-containing chewing gum compositions
US4786491A (en) * 1987-08-05 1988-11-22 Wm. Wrigley Jr. Company Sweet emulsion for chewing gum
US4803082A (en) * 1987-10-28 1989-02-07 Warner-Lambert Company Flavor and sweetness enhancement delivery systems and method of preparation
US4976972A (en) * 1988-02-24 1990-12-11 Wm. Wrigley Jr. Company Chewing gum with improved sweetness employing xylitol rolling compound
US4931294A (en) * 1988-03-21 1990-06-05 Wm. Wrigley Jr. Company Environmentally stable chewing gum composition containing xylitol
US4824680A (en) * 1988-05-19 1989-04-25 Wm. Wrigley, Jr. Company Non-staling gum composition with improved wrappability
US5017400A (en) * 1988-06-10 1991-05-21 Suomen Xyrofin Oy Non-cariogenic sweetener
GB2208584B (en) * 1988-09-14 1993-05-26 Tucker Foods Ltd Bagged snacks
US5021053A (en) * 1989-07-14 1991-06-04 Alza Corporation Oral osmotic device with hydrogel driving member
US5776493A (en) * 1989-07-14 1998-07-07 Alza Corporation Oral osmotic device for delivery of nystatin with hydrogel driving member
DK365389D0 (da) * 1989-07-24 1989-07-24 Fertin Lab As Antifungalt tyggegummipraeparat
US5147654A (en) * 1990-07-23 1992-09-15 Alza Corporation Oral osmotic device for delivering nicotine
US5629013A (en) * 1991-04-04 1997-05-13 The Procter & Gamble Company Chewable calcium carbonate antacid tablet compositions
US5248310A (en) * 1992-03-27 1993-09-28 Alza Corporation Oral osmotic device with hydrogel driving member
US5512299A (en) * 1992-03-30 1996-04-30 Alza Corporation Method of treating oral inflammatory disease
US5573776A (en) * 1992-12-02 1996-11-12 Alza Corporation Oral osmotic device with hydrogel driving member
US5637334A (en) * 1993-09-30 1997-06-10 Wm. Wrigley Jr. Company Chewing gum containing maltitol
US5431915A (en) * 1993-12-20 1995-07-11 Harvey; Bryce M. Frozen oral medication delivery system and method
AU686435B2 (en) * 1994-07-18 1998-02-05 Wm. Wrigley Jr. Company Chewing gum containing low levels of maltodextrin
US5518739A (en) * 1994-07-20 1996-05-21 The Wm. Wrigley Jr. Company Chewing gum containing low levels of maltodextrin
US5869458A (en) * 1994-10-14 1999-02-09 Waite; Christopher S. Frozen rehydration formulation and delivery system therefor
US5637313A (en) * 1994-12-16 1997-06-10 Watson Laboratories, Inc. Chewable dosage forms
US5569477A (en) * 1995-04-28 1996-10-29 Mccready Consumer Products, Inc. Chewing gum containing vitamins or other active materials
US5952019A (en) * 1996-03-14 1999-09-14 Wm. Wrigley Jr. Company Chewing gum containing gum talha
US6949264B1 (en) 1996-11-27 2005-09-27 Wm. Wrigley Jr. Company Nutraceuticals or nutritional supplements and method of making
US6165516A (en) * 1996-11-27 2000-12-26 Wm. Wrigley Jr. Company Method of controlling release of caffeine in chewing gum
ATE268553T1 (de) * 1997-03-18 2004-06-15 Dsm Ip Assets Bv Fungizide zusammensetzung
EP0867124B1 (en) * 1997-03-18 2004-06-09 DSM IP Assets B.V. Antifungal composition
EP1514477A3 (en) * 1998-03-04 2005-09-28 Dandy A/S A coated chewing gum, a method for preparation thereof and the use of one or more active substances in the coating
WO1999059427A1 (en) * 1998-05-19 1999-11-25 Spi Polyols, Inc. Co-processed compositions of acids and water soluble crystalline compounds and related products and methods
US6358060B2 (en) 1998-09-03 2002-03-19 Jsr Llc Two-stage transmucosal medicine delivery system for symptom relief
US6531114B1 (en) 1999-04-06 2003-03-11 Wm. Wrigley Jr. Company Sildenafil citrate chewing gum formulations and methods of using the same
US6586023B1 (en) * 1998-12-15 2003-07-01 Wm. Wrigley Jr. Company Process for controlling release of active agents from a chewing gum coating and product thereof
AU765999B2 (en) * 1998-12-15 2003-10-09 Wm. Wrigley Jr. Company Improved release of medicament active agents from a chewing gum coating
US6627234B1 (en) 1998-12-15 2003-09-30 Wm. Wrigley Jr. Company Method of producing active agent coated chewing gum products
US7163705B2 (en) 1998-12-15 2007-01-16 Wm. Wrigley Jr. Company Coated chewing gum product and method of making
US7935362B2 (en) 1999-04-06 2011-05-03 Wm. Wrigley Jr. Company Over-coated product including consumable center and medicament
US6355265B1 (en) 1999-04-06 2002-03-12 Wm. Wrigley Jr. Company Over-coated chewing gum formulations
US6773716B2 (en) 1999-04-06 2004-08-10 Wm. Wrigley Jr. Company Over-coated chewing gum formulations
US6322806B1 (en) 1999-04-06 2001-11-27 Wm. Wrigley Jr. Company Over-coated chewing gum formulations including tableted center
RU2219912C2 (ru) * 1999-04-06 2003-12-27 Вм. Ригли Дж. Компани Композиции жевательной резинки с внешним покрытием
CN1348365A (zh) * 1999-04-15 2002-05-08 Wm.雷格利Jr.公司 在食用级酸中包含钙的牙保健型口香糖
US6541048B2 (en) 1999-09-02 2003-04-01 Wm. Wrigley Jr. Company Coated chewing gum products containing an acid blocker and process of preparing
US6569472B1 (en) 2000-09-01 2003-05-27 Wm. Wrigley Jr. Company Coated chewing gum products containing antacid and method of making
US6645535B2 (en) 1999-09-02 2003-11-11 Wm. Wrigley Jr. Company Method of making coated chewing gum products containing various antacids
US6663849B1 (en) 2000-09-01 2003-12-16 Wm. Wrigley Jr. Company Antacid chewing gum products coated with high viscosity materials
US9387168B2 (en) 1999-09-20 2016-07-12 Jack Barreca Chewing gum with tomatidine
US6491540B1 (en) 1999-09-20 2002-12-10 Jack Barreca Center-filled supplement gum
US9253991B2 (en) 1999-09-20 2016-02-09 Jack Barreca Chewing gum with B vitamins
WO2001045513A1 (en) * 1999-12-21 2001-06-28 Dsm N.V. Preserving active fungicide in an aqueous solution
US7041277B2 (en) * 2000-03-10 2006-05-09 Cadbury Adams Usa Llc Chewing gum and confectionery compositions with encapsulated stain removing agent compositions, and methods of making and using the same
WO2001089476A1 (en) * 2000-05-19 2001-11-29 Npd Llc Chewing gums, lozenges, candies, tablets, liquids, and sprays for efficient delivery of medications and dietary supplements
US7115288B2 (en) 2000-06-09 2006-10-03 Wm. Wrigley Jr. Company Method for making coated chewing gum products with a coating including an aldehyde flavor and a dipeptide sweetener
US6572900B1 (en) 2000-06-09 2003-06-03 Wm. Wrigley, Jr. Company Method for making coated chewing gum products including a high-intensity sweetener
US20040028772A1 (en) * 2000-08-14 2004-02-12 Carsten Andersen Method for preparation of chewing gum with customer acceptable taste
US6444241B1 (en) 2000-08-30 2002-09-03 Wm. Wrigley Jr. Company Caffeine coated chewing gum product and process of making
US6660302B1 (en) 2000-09-06 2003-12-09 Chr. Hansen, Inc. Dry-powder film coating composition and method of preparation
US6579545B2 (en) 2000-12-22 2003-06-17 Wm. Wrigley Jr. Company Coated chewing gum products containing an antigas agent
WO2002062393A2 (en) * 2001-02-02 2002-08-15 Metagenics, Inc. Coating for orally administered compositions
FR2822644B1 (fr) 2001-03-30 2005-03-11 Roquette Freres Confiserie sans sucre
US20030104099A1 (en) * 2001-10-12 2003-06-05 Lee Willy W. Mineral delivery systems and methods
US7244455B2 (en) * 2002-01-16 2007-07-17 Warner-Lambert Company Center-filled chewing gum containing a deliverable form of calcium
US6685916B1 (en) * 2002-10-31 2004-02-03 Cadbury Adams Usa Llc Compositions for removing stains from dental surfaces, and methods of making and using the same
US8524198B2 (en) * 2003-06-20 2013-09-03 Donald W. Bailey Xylitol dental maintenance system
US20100158820A1 (en) * 2003-06-20 2010-06-24 Bailey Donald W Xylitol dental maintenance system
US20050008747A1 (en) * 2003-07-11 2005-01-13 Barkalow David G. Method of forming a sugarless coating on chewing gum
US7354569B2 (en) * 2003-07-11 2008-04-08 Colgate-Palmolive Company Chewable antiplaque confectionery dental composition
GB0326492D0 (en) * 2003-11-14 2003-12-17 Cadbury Schweppes Plc Liquid-filled confectionery compositions
US20050158441A1 (en) * 2004-01-05 2005-07-21 Steve Zibell Confection product containing urea
US7776831B2 (en) * 2006-02-01 2010-08-17 Weg Stuart L Use of antifungal compositions to treat upper gastrointestinal conditions
US8642016B2 (en) 2006-07-21 2014-02-04 Jsrnti, Llc Medicinal delivery system, and related methods
US20080063748A1 (en) * 2006-09-08 2008-03-13 Cadbury Adams Usa Llc. Center-fill confectionery and chewing gum compositions containing suspended saccharide particles
US20080075674A1 (en) * 2006-09-25 2008-03-27 Dupratt Brian D Cough Suppressor
US9386783B2 (en) * 2007-07-31 2016-07-12 Südzucker Aktiengesellschaft Mannheim/Ochsenfurt Confectionery products and process for obtaining them
MD3612G2 (ro) * 2007-11-23 2009-01-31 Валериу ФАЛА Gumă de mestecat (variante)
MD3877G2 (ro) * 2007-12-21 2009-11-30 Валериу ФАЛА Gumă de mestecat pentru înlăturarea mirosului neplăcut (variante)
MD3901G2 (ro) * 2007-12-21 2009-12-31 Валериу ФАЛА Gumă de mestecat cu efect de înălbire (variante)
MD3937G2 (ro) * 2007-12-21 2010-02-28 Валериу ФАЛА Gumă de mestecat comestibilă (variante)
MX2010008929A (es) * 2008-02-15 2010-11-10 Wrigley W M Jun Co Rellenos humectables para la liberación mejorada de materiales hidrofílicos de composiciones de goma de mascar.
WO2009111685A1 (en) 2008-03-06 2009-09-11 Sensient Flavors Llc Herbal extracts and flavor systems for oral products and methods of making the same
EP2143336A1 (en) * 2008-07-08 2010-01-13 Alsiano A/S Powdered chewing gum compositions, the use thereof and a method for preparing such compositions
WO2012071013A1 (en) * 2010-11-24 2012-05-31 Nanyang Technological University Method for encapsulating particles
BE1021954B1 (nl) * 2014-06-05 2016-01-28 Syral Belgium Nv Samenstelling van sorbitol met lage friabiliteit
TR201909803T4 (tr) 2015-04-30 2019-07-22 Philip Morris Products Sa Yüksek nefes çekmeye karşı dirence sahip bir ayrılabilir tazeleyici iletim elemanı içeren aerosol - üretici ürün.
TWI693031B (zh) 2015-04-30 2020-05-11 瑞士商菲利浦莫里斯製品股份有限公司 包含具高通氣度之可卸式清新劑遞送元件的氣溶膠產生物件
JP2021500014A (ja) 2017-10-19 2021-01-07 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム 着脱可能なフレッシュナーセグメントを有するエアロゾル発生物品

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5310315U (ja) * 1976-07-08 1978-01-28
JPS53101571A (en) * 1977-01-24 1978-09-05 Gen Foods Corp Chewing gum
JPS5435247A (en) * 1977-07-08 1979-03-15 Life Savers Inc Production of chewing gum with lasting sweetness

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1711281A (en) * 1927-05-13 1929-04-30 United Chicle Company Process of making gum
US3011949A (en) * 1958-06-10 1961-12-05 Anthony G Bilotti Method of promoting release of active ingredients from slab chewing gum and product
US3075884A (en) * 1961-02-13 1963-01-29 American Chicle Co Slab chewing gums containing active ingredients and method of preparing same
GB934596A (en) * 1961-05-08 1963-08-21 Warner Lambert Pharmaceutical Chewing gum
FR1334938A (fr) * 1961-05-18 1963-08-16 American Chicle Co Gomme à mâcher en tablettes et procédé pour sa fabrication
FR1331069A (fr) * 1962-08-10 1963-06-28 American Chicle Co Gomme à mâcher en tablette et son procédé de fabrication
US3352689A (en) * 1966-02-14 1967-11-14 Warner Lambert Pharmaceutical Sugarless gum
GB1248190A (en) * 1968-09-12 1971-09-29 Bristol Myers Co Chewable tablets comprising a form of tetracycline
US3655866A (en) * 1970-01-26 1972-04-11 Warner Lambert Co Sugarless gum containing dicalcium phosphate dihydrate
US3635735A (en) * 1970-04-08 1972-01-18 Grace W R & Co Preparation of confection coated chewing gum
JPS4989383U (ja) * 1972-11-21 1974-08-02
US3920849A (en) * 1974-10-15 1975-11-18 Int Flavors & Fragrances Inc Chewing gum containing flavor composition
CA1087905A (en) * 1976-02-02 1980-10-21 Donald A.M. Mackay Long-lasting flavored chewing gum including chalk- free gum base
US4217368A (en) * 1977-07-08 1980-08-12 Life Savers, Inc. Long-lasting chewing gum and method
US4208431A (en) * 1978-05-05 1980-06-17 Life Savers, Inc. Long-lasting chewing gum having good processibility and method
JPS5597382U (ja) * 1978-12-27 1980-07-07

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5310315U (ja) * 1976-07-08 1978-01-28
JPS53101571A (en) * 1977-01-24 1978-09-05 Gen Foods Corp Chewing gum
JPS5435247A (en) * 1977-07-08 1979-03-15 Life Savers Inc Production of chewing gum with lasting sweetness

Also Published As

Publication number Publication date
DK155974B (da) 1989-06-12
AR224267A1 (es) 1981-11-13
IT8049381A0 (it) 1980-07-30
CH651472A5 (de) 1985-09-30
AU6081580A (en) 1981-02-05
DK330280A (da) 1981-02-02
NO156885B (no) 1987-09-07
FR2462874B1 (fr) 1985-07-19
ES493885A0 (es) 1981-06-01
NL8004393A (nl) 1981-02-03
MX6805E (es) 1986-07-30
CA1149282A (en) 1983-07-05
AU537989B2 (en) 1984-07-26
NO156885C (no) 1987-12-16
FR2462874A1 (fr) 1981-02-20
JPS5623846A (en) 1981-03-06
US4238475A (en) 1980-12-09
ATA397180A (de) 1982-09-15
ES8105558A1 (es) 1981-06-01
DK155974C (da) 1989-10-30
SE8005499L (sv) 1981-02-02
GB2057847A (en) 1981-04-08
GB2057847B (en) 1983-08-24
IE49963B1 (en) 1986-01-22
ZA804665B (en) 1981-07-29
IT1145304B (it) 1986-11-05
AT370592B (de) 1983-04-11
NO802299L (no) 1981-02-02
IE801601L (en) 1981-02-01
BE884607A (fr) 1981-02-02
DE3029362A1 (de) 1981-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0112458B2 (ja)
US4217368A (en) Long-lasting chewing gum and method
US4208431A (en) Long-lasting chewing gum having good processibility and method
CA1272134A (en) Drug delivery system
US4647450A (en) Chewing gum compositions containing magnesium trisilicate absorbates
US6949264B1 (en) Nutraceuticals or nutritional supplements and method of making
US4929508A (en) Novel drug delivery system for antitussives
JP3233416B2 (ja) ポリ酢酸ビニルを含有する食用酸デリバリーシステム
US4935242A (en) Novel drug delivery system for expectorants
US6541048B2 (en) Coated chewing gum products containing an acid blocker and process of preparing
WO2000035298A1 (en) Chewing gum containing medicament active agents
JPS63167747A (ja) チユーインガムおよび可食製品用カプセル化甘味料組成物
EP2083633A1 (en) Oral delivery vehicles containing a traditional chinese medicine of extract thereof
DE3213591A1 (de) Coextrudierter kaugummi enthaltend einen weichen, nicht-sbr-gummikern und verfahren zu dessen herstellung
US6645535B2 (en) Method of making coated chewing gum products containing various antacids
US6569472B1 (en) Coated chewing gum products containing antacid and method of making
JPS63169938A (ja) フレーバー放出の延長されたカプセル化甘味料を含有するチユーインガム組成物
US4933183A (en) Novel drug delivery system for mineral supplements
US6579545B2 (en) Coated chewing gum products containing an antigas agent
EP0185442A2 (en) A novel sweetener delivery system and a chewing gum composition comprising the sweetener delivery system
US20100104518A1 (en) Chewing gum, confection, and other oral delivery vehicles containing a traditional chinese medicine or extract thereof
JPS6231892B2 (ja)
EP1409020A1 (en) Antacid chewing gum products coated with high viscosity materials
EP1221863A1 (en) Chewing gum containing medicament active agents
US11723918B2 (en) Solid pharmaceutical tablet