JPH01123933A - 給気ファンの自動運転装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は有効な換気を行うために、室内と室外の圧力差
を適切に保つことができる換気装置に関２　へ−７ するものである。

従来の技術 近年、土地を有効に利用するために建物は高層化してお
シ、一般の住宅も例外ではなく集合住宅も高層化してき
ている。高層化すれば外風の影響が大きくなるから、こ
れら外風を防ぐことおよび冷暖房効果上からも、住宅の
気密性が非常に高くなってきている。

このようなことから従来の住宅の換気装置は第３図に示
すような構成であった。すなわち住宅１ｏ１には排気口
１０３に排気ファン１０２と、給気口１０５に給気ファ
ン１０４とが設けられ、排気７７ン１０２を運転すると
給気ファン１０４が連動して作動し、給気口１０５がら
空気を取り入れながら、居室の換気を行うものであった
。

また、この種の給気ファン１０４における制御回路は第
４図に示すように差圧スイッチ１０６により室内と室外
の圧力差が所定の値以上になった場合には、差圧スイッ
チ１０６の接点を閉じて給気ファン１０４を駆動させ、
室内外の圧力差が所３１・−７ 定の値以下になった場合には、差圧スイッチ１０６の接
点を開いて給気ファン１０４を停止させるものであった
。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、排気ファン１０２を運転し
て室内と室外の圧力差が所定の値以上になったとき、差
圧スイッチ１０６の接点を閉じて給気ファン１０４を駆
動させるものであるが、給気ファン１０４が駆動すると
短時間で室内と室外の圧力差は所定の値以下になり給気
ファン１０４は停止する。しかし排気ファン１０２は運
転を継続しているので間もなく圧力差は所定の値以上と
なるから給気ファン１０４は再び駆動し、駆動・停止を
短時間に繰シ返すという問題があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、室内と室
外の圧力差が許容範囲に保持されるように給気ファンの
運転を制御し、安定した快適な換気が行なえるだめの給
気ファンの自動運転装置を提供することを目的とするも
のである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、排気ファンと給
気ファンと、前記排気ファンと前記給気ファンを設けた
室内外の圧力差のうち規定の高差圧を検知する高差圧検
知差圧センサと、規定の低差圧を検知する低差圧検知差
圧センサと、前記高差圧センサおよび前記低差圧センサ
より出力される差圧力の信号出力を入力信号とし規定値
との差を判定する差圧判定手段と、この差圧判定手段の
判定した結果に基づいて前記給気ファンの回転数を決定
する回転数決定手段と、この回転数決定手段からの制御
信号によって給気ファンへの通電量を制御する給気ファ
ン駆動手段とを備えた給気ファンの自動運転装置を構成
したものである。

作　　用 この構成により、高差圧検知差圧センサと低差圧検知差
圧センサによって室内外の差圧を測定し、この測定結果
に基づいて差圧判定手段によって差圧量の決定値からの
外れを判定し、この判定結果に基づき給気ファンの必要
回転数を給気ファン回転数決定手段で決定し、との給気
ファン回転数法５　・ 魔手段からの信号によって給気ファンへの通電量を給気
ファン駆動手段で制御し、室内と室外の圧力差を規定の
低差圧と規定の高差圧の適性値に保ち、安定した換気の
ための給気ファンの自動運転ができることとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図および第２図にもとづ
き説明する。

第１図において、住宅１には排気口３に排気ファン２と
給気口５に給気ファン４と、室外側検出口８および室内
側検出口６を有し室内１０と室外９の圧力差に感応して
規定の高差圧を検知して信号を発生する高差圧検知差圧
センサ１１と規定の低差圧を検知して信号を発生する低
差圧検知差圧センサ１２と、高差圧検知差圧センサ１１
と低差圧検知センサ１２の出力に応じて給気ファン４へ
の出力状態を決定する自動運転装置７が設けられている
。

第２図において、高差圧検知差圧センサ１１と低差圧検
知差圧センサ１２を有する自動運転装置６　′＼−７ ７の検出部２１は高差圧と低差圧の測定値を信号出力と
し、この信号出力をマイクロコンピュータ２２に入力し
、マイクロコンピュータ２２は高差圧検知差圧センサ１
１と低差圧検知差圧センサ１２の測定値の信号状態がい
ずれがどの程度規定値より外れているかを判定し、この
判定結果によって給気ファン４の回転数を決定し駆動部
２３へ出力信号が出され、駆動部２３が給気ファン４の
回転数を制御する。

上記構成における給気ファンの自動運転装置の動作を以
下に説明する。

住宅１の排気口３に設けられた排気ファン２を運転する
と、住宅１の室内１ｏと室外９には圧力差が生じる。す
ると、室外側検出口８と室内側検出口６において室内１
ｏと室外９に圧力差が生じる。これに応じて規定の高差
圧を越えた場合には、高差圧検知差圧センサ１１から検
出部２１に信号が伝えられ、検出部２１からマイクロコ
ンピュータ２２に伝送される。マイクロコンピュータ２
２は駆動部２３を通して給気ファン４の回転数を弱７　
・・− ノツチから中ノツチ、中ノツチから強ノツチへと高差圧
検知差圧センサ１１からの信号が停止するまで徐々に回
転数を上げて給気量を増加させる。

高差圧検知差圧センサ１１からの信号が停止した時点で
、その時の回転数を保有し、一定の給気量を確保し、規
定の高差圧を越えない室内１０の状態を保つ。

まだ、排気ファン２を停止すると、または、排気量を減
少させると、住宅１の室内１０と室外９の圧力差は減少
する。すると、室外側検出口８と室内側検出口６におい
て室内１０と室外９に生じていた圧力差は減少する。こ
れに応じて規定の低差圧以下になった場合には、低差圧
検知差圧センサ１２から検出部２１に信号が伝えられ、
検出部２１からマイクロコンピュータ２２に伝送される
。

マイクロコンピュータ２２は駆動部２３を通して給気フ
ァン４の回転数を強ノツチから中ノツチ。

中ノツチから弱ノツチへと現在の保持されているノツチ
から低差圧検知差圧センサ１２からの信号が停止するま
で、または、給気ファン４が停止するまで徐々に回転数
を下げて給気量を減少させる。

低差圧検知センサ１２からの信号が停止した時点で、そ
の時の回転数を保持し、一定の給気量を確保する。

以上のように本実施例によれば、室内１ｏで排気ファン
２を運転しても、高差圧検知差圧センサ１１と低差圧検
知差圧センサ１２からの出力信号ニ基づいてマイクロコ
ンピュータ２２により給気ファン４の運転を制御し、規
定の高差圧を越えず、規定の低差圧以下にならないよう
に室内１ｏと室外９の圧力差を効果的な換気が行えるほ
ぼ適当な値に保持して、短時間に駆動・停止を繰り返す
ことを防止し、安定した快適性にすぐれた自動換気運転
をすることができる。

なお、実施例では給気ファン４は交流モータを用いて説
明しているが、回転数制御が可能であるモータの種類に
限定がないのはいうまでもない。

発明の効果 以上の実施例の説明よシ明らかなように本発明によれば
、室内外の高差圧と低差圧のそれぞれの規定値を設定し
、この規定値との差を検出し規定の差圧に給気ファンの
回転数を制御することにより、適正な差圧を保持するも
のであるから室外気圧の変化があっても常に安定した換
気が可能となるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による給気ファンの自動運転
装置の制御回路図、第２図は同構成図、第３図は従来の
給気ファンの自動運転装置の構成図、第４図は同制御回
路図である。 ４・・・・・・給気ファン、１１・・・・・・高差圧検
知差圧センサ、１２・・・・・・低差圧検知差圧センサ
、２２・・・・・・マイクロコンピュータ、２３・・・
・・・駆動部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　排気ファンと、給気ファンと、前記排気ファンと前記
   給気ファンを設けた室内外の圧力差のうち規定の高差圧
   を検知する高差圧検知差圧センサと、規定の低差圧を検
   知する低差圧検知差圧センサと、前記高差圧検知差圧セ
   ンサおよび前記低差圧検知差圧センサより出力される差
   圧力の信号出力を入力信号とし規定値との差を判定する
   差圧判定手段と、この差圧判定手段の判定した結果に基
   づいて前記給気ファンの回転数を決定する回転数決定手
   段と、この回転数決定手段からの制御信号によって給気
   ファンへの通電量を制御する給気ファン駆動手段とを備
   えた給気ファンの自動運転装置。