JPH0112175Y2 - - Google Patents

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JPH0112175Y2
JPH0112175Y2 JP1650283U JP1650283U JPH0112175Y2 JP H0112175 Y2 JPH0112175 Y2 JP H0112175Y2 JP 1650283 U JP1650283 U JP 1650283U JP 1650283 U JP1650283 U JP 1650283U JP H0112175 Y2 JPH0112175 Y2 JP H0112175Y2
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JP
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voltage
resistor
resistance
temperature
interpolation
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JP1650283U
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JPS59122529U (ja
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕 本考案は、測定された温度を予め設定された複
数の基準温度のうち任意に指定した基準温度と比
較する多点温度検知回路の改良に関する。 〔考案の技術的背景〕 一般に、測定された温度を特定の基準温度と比
較し、その結果を計算機等に入力する必要がある
場合には、上記測定温度に対応するアナログ電気
信号および上記基準温度に対応する基準電圧値を
A/D変換した後比較するようにしている。 しかし、高精度を要求されない場合には簡易的
に多点温度検知回路を用いることもある。第1図
は、たとえば空調装置において、室温をサーミス
タで検出し、この室温が設定温度に対して高いか
又は低いかを判定し、判定結果をマイクロコンピ
ユータに入力するための多点温度検知回路図であ
る。 すなわち、図中Thはその抵抗値が室温に対応
して変化するサーミスタであり、このサーミスタ
Thの一端は抵抗Raを介して基準電圧源の正側出
力端子1に接続されており、他端は共通アースに
接地されている。さらに上記正側出力端子1には
抵抗Raと抵抗値が等しい抵抗Rcが接続されてお
り、この抵抗Rcと共通アース間には基準抵抗体
R1〜R8とスイツチング回路としてのトランジ
スタQ1〜Q8との8つの直列回路が並列接続さ
れている。各トランジスタQ1〜Q8のそれぞれ
のベースは各抵抗Rbを介してマイクロコンピユ
ータ2の各出力ポートP1〜P8に接続されてい
る。上記8つの基準抵抗体R1〜R8の各抵抗値
は、たとえば第1表に示すように、各室温に対応
するサーミスタThの各抵抗値と同一値に設定さ
れている。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、このように構成された多点温度
検知回路にあつては次のような問題があつた。 すなわち、このような構成であれば、比較しよ
うとする指定温度の設定数に等しい数の基準抵抗
体R1〜R8およびトランジスタQ1〜Q8が必
要であり、さらに、このトランジスタQ1〜Q8
のベースに電圧を印加するための出力ポートP1
〜P8をマイクロコンピユータ2に設けなければ
ならない。したがつて、上記指定温度の設定数が
多くなれば、多点温度検知回路自体およびマイク
ロコンピユータ2が大型化し、ひいてはこの多点
温度検知回路を組込んだ空調装置全体が高価格に
なるおそれがあつた。 〔考案の目的〕 本考案は、このような事情に基づいてなされた
ものであり、その目的とするところは、簡単な構
成にて、比較用温度設定数を増加することがで
き、回路全体を小型および低コストに製造でき、
その結果、この回路を組込んだ装置全体の製造費
を低減できる多点温度検知回路を提供することに
ある。 〔考案の概要〕 上記の目的を達成するために、本考案の多点温
度検知回路においては、基準電圧源に第1の分圧
抵抗を介して周囲の温度に応じて抵抗値が変化す
る感温抵抗素子を接続し、各基準温度に対応する
抵抗値を有する複数の基準抵抗体を第2の分圧抵
抗を共通に介しさらにそれぞれ基準抵抗制御用ス
イツチング回路を介して上記基準電圧源に接続
し、また、補間抵抗体を上記第2の分圧抵抗を介
しさらに補間抵抗制御用スイツチング回路を介し
て上記基準電圧源に接続している。そして、制御
部によつて、上記各基準抵抗制御用スイツチング
回路を択一的にスイツチング制御すると共に上記
補間抵抗制御用スイツチング回路を上記各基準抵
抗制御用スイツチング回路のスイツチング制御に
同期して任意にスイツチング制御している。そし
て、電圧比較器でもつて、前記感温抵抗素子と第
1の分圧抵抗との接続点電圧と前記各基準抵抗体
と第2の分圧抵抗との接続点電圧とを検出して比
較しその結果を出力することを特徴としている。 〔考案の実施例〕 第2図は本考案の一実施例に係る多点温度検知
回路を空調装置に組込んだ場合の回路構成図であ
り、第1図と同一部分には同一符号が付してあ
る。 すなわち、この実施例においては、第1図と同
様に、室温を検出するサーミスタThは第1の分
圧抵抗としての抵抗Raを介して基準電圧源の正
側出力端子1に接続されており、この正側出力端
子1には抵抗Raと抵抗値が等しい第2の分圧抵
抗としての抵抗Rcが接続されている。そして、
この抵抗Rcと共通アース間には第1図と同一抵
抗値を有する基準抵抗体R1,R3,R5,R7
と基準抵抗制御用スイツチング回路としてのトラ
ンジスタQ1,Q3,Q5,Q7との4つの直列
回路が並列接続されている。さらに、本実施例に
おいては、上記4つの直列回路に、さらに、補間
抵抗体Rrと補間抵抗制御用スイツチング回路と
してのトランジスタQrとの直列回路が並列接続
されている。そして、各トランジスタQ1,Q
3,Q5,Q7,Qrの各ベースは抵抗Rbを介し
てマイクロコンピユータ2の各出力ポートP1,
P3,P5,P7,Prに接続されている。サー
ミスタThと抵抗Raとの接続点4と各基準抵抗体
R1,R3,R5,R7および補間抵抗体Rrと
抵抗Rcとの接続点5とは、電圧比較器3の2つ
の入力端子にそれぞれ接続されている。さらに電
圧比較器3の出力端はマイクロコンピユータ2の
入力ポートPIに接続されている。 また、上記マイクロコンピユータ2内には、各
基準抵抗体R1,R3,R5,R7に接続された
各トランジスタQ1,Q3,Q5,Q7の各ベー
スに各出力ポートP1,P3,P5,P7から択
一的にトランジスタ導通用の電圧を印加すると共
に、補間抵抗体RrのトランジスタQrのベースに
上記各基準抵抗体のトランジスタの導通に同期さ
せて任意にトランジスタ導通用の電圧を出力ポー
トPrから印加する図示しない制御部が設けられ
ている。 前記4つの基準抵抗体R1,R3,R5,R7
の抵抗値は第1表と同じく、それぞれR12゜,
R16゜,R20゜,R24゜に設定されている。さらに、
補間抵抗体Rrの抵抗値rdは、上記4つの抵抗値
を用いて次の関係を満足する値に設定されてい
る。 R12゜rd/R12゜+rd≒R14゜,R16゜rd/R16゜+rd≒R
18゜ R20゜rd/R20゜+rd≒R22゜,R24゜rd/R24゜+rd≒R
26゜ このように補間抵抗Rrの抵抗値rdを設定すれ
ば、前記各基準抵抗体R1,R3,R5,R7と
補間抵抗体Rrとの並列回路を形成することによ
つて、各基準抵抗体で形成される4つの基準電圧
値の他に4つの中間の基準電圧値を形成すること
ができる。すなわち、8つの基準電圧値が得られ
ることになる。たとえば、室温と比較する温度を
20℃に指定する場合、コンピユータ2内の制御部
の指令により出力ポートP5から基準抵抗体R5
が接続されているトランジスタQ5のベースに電
圧を印加してこのトランジスタQ5をオン状態に
すれば、接続点5の端子電圧Vrは20℃に対応す
る値となる。一方、上記比較温度を22℃に指定す
る場合、前記制御部の指令により基準抵抗体R5
および補間抵抗体Rrが接続されたトランジスタ
Q5,Qrをオン状態にすれば、抵抗Rcと共通ア
ース間には基準抵抗体R5と補間抵抗体Rrの並
列回路が形成される。その合成抵抗値は R20゜rd/R20゜+rd となり、ほぼR22゜に等しくなるので、端子電圧
Vrは22℃に対応する値となる。したがつて、コ
ンピユータ2にはその時の室温と指定温度22℃と
の比較結果が入力される。 このように、補間抵抗体Rrを設けることによ
つて、多くの中間の基準温度値を形成することが
可能であるので、同じ数の基準温度値を必要とす
る従来の多点温度検知回路に比較して基準抵抗体
の数を大幅に減少させることが可能である。した
がつて、上記基準抵抗体に付随するスイツチング
回路としてのトランジスタ、およびこれらのトラ
ンジスタのベース端子に抵抗を介して接続された
マイクロコンピユータの出力ポートの設置数を大
幅に減少させることが可能であるので、多点温度
検知回路の小型化、低コスト化を図れると共に、
この多点温度検知回路を組込んだ空調装置全体の
製造費を低減することができる。 実施例においては、第1図の従来の多点温度検
知回路に比較して、出力ポート3個、トランジス
タ3個、抵抗3個それぞれ減少することができ
た。 なお、本考案は上述した実施例に限定されるも
のではない。すなわち、補間抵抗体を2個以上設
置してもよい。この場合、補間抵抗体と基準抵抗
体を適宜組合せることによつて、基準温度値の設
定数をさらに増加させることが可能である。ま
た、本考案を基準温度値をさらに多く設定しなけ
ればならない多点温度検知回路に応用すれば、さ
らに前述した効果を向上できる。 〔考案の効果〕 以上説明したように、本考案によると、互いに
異る値に設定された複数の基準抵抗体のそれぞれ
に並列接続される共通の補間抵抗体を設けること
によつて、基準温度値の設定数を容易に増加する
ことが可能であるので、多点温度検知回路全体を
小型および低コストに製造でき、その結果、この
多点温度検知回路を組込んだ装置全体の製造費を
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の多点温度検知回路を空調装置に
組込んだ場合の回路構成図、第2図は本考案の一
実施例に係る多点温度検知回路を空調装置に組込
んだ場合の回路構成図である。 1……正側出力端子、2……マイクロコンピユ
ータ、3……電圧比較器、PI……入力ポート、
P1〜P8,Pr……出力ポート、R1〜R8…
…基準抵抗体、Rr……補間抵抗体、Q1〜Q8,
Qr……トランジスタ、Ra,Rb,Rc……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基準電圧源と、この基準電圧源に第1の分圧抵
    抗を介して接続され周囲の温度に応じて抵抗値が
    変化する感温抵抗素子と、前記基準電圧源に第2
    の分圧抵抗を共通に介し、さらにそれぞれ基準抵
    抗制御用スイツチング回路を介して接続された各
    基準温度に対応する抵抗値を有する複数の基準抵
    抗体と、前記基準電圧源に前記第2の分圧抵抗を
    介し、さらに補間抵抗制御用スイツチング回路を
    介して接続された補間抵抗体と、前記各基準抵抗
    制御用スイツチング回路を択一的にスイツチング
    制御すると共に前記補間抵抗制御用スイツチング
    回路を前記各基準抵抗制御用スイツチング回路の
    スイツチング制御に同期して任意にスイツチング
    制御する制御部と前記第1の分圧抵抗と前記感温
    抵抗素子との接続点電圧および前記第2の分圧抵
    抗と前記各基準抵抗体との接続点電圧とを検出し
    て比較し、比較信号を出力する電圧比較器とを具
    備したことを特徴とする多点温度検知回路。
JP1650283U 1983-02-07 1983-02-07 多点温度検知回路 Granted JPS59122529U (ja)

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JP1650283U JPS59122529U (ja) 1983-02-07 1983-02-07 多点温度検知回路

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JP1650283U JPS59122529U (ja) 1983-02-07 1983-02-07 多点温度検知回路

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Publication Number Publication Date
JPS59122529U JPS59122529U (ja) 1984-08-17
JPH0112175Y2 true JPH0112175Y2 (ja) 1989-04-10

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