JPH0317167Y2 - - Google Patents

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JPH0317167Y2
JPH0317167Y2 JP1712786U JP1712786U JPH0317167Y2 JP H0317167 Y2 JPH0317167 Y2 JP H0317167Y2 JP 1712786 U JP1712786 U JP 1712786U JP 1712786 U JP1712786 U JP 1712786U JP H0317167 Y2 JPH0317167 Y2 JP H0317167Y2
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terminal
connector
thermistor
room
terminals
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は空気調和機におけるルームサーモ接
続構造に関し、さらに詳細にいえば、サーミスタ
からの検出信号に基いて制御を行なうように構成
された空気調和機において、サーミスタに代えて
ルームサーモの接続を行なうことができるように
した空気調和機におけるルームサーモ接続構造に
関する。
〈従来の技術〉 従来から空気調和機においては、温度制御を行
なうための室内空気温度データを取込むために、
サーミスタ、またはルームサーモが使用されてい
るのであるが、最近ではサーミスタが標準装備さ
れたものが多く提供されるようになつてきてい
る。
しかし、ルームサーモを使用したいという要求
が根強く、現地での据付け工事を行なう場合に、
上記サーミスタを取外してルームサーモと交換す
る作業を行なつている。
上記の交換作業を現地において行なうことがで
きるようにするために、従来は、第3図に示すよ
うに、空気調和機の制御ユニツトにマイクロコン
ピユータ21とコネクタ22,23とを取付け、
上記コネクタ22として2端子のものを使用する
とともに、上記コネクタ23として4端子のもの
を使用し、上記各コネクタ22,23を格別にマ
イクロコンピユータ21の入力ポートと接続して
いる。
上記各コネクタ22,23とマイクロコンピユ
ータ21の入力ポートとの接続は次のとおりであ
る。
上記コネクタ22の一方の端子はA/D変換器
24を介してマイクロコンピユータ21の入力ポ
ートに接続されており、他方の端子はアースに接
続されており、両端子の間にサーミスタ30が接
続される。
上記コネクタ23の第1の端子はプルアツプ抵
抗25を介して電源端子に接続されているととも
に、マイクロコンピユータ21の状態判別ポート
に接続され、第2の端子はアースに接続され、第
3、および第4の端子は、それぞれマイクロコン
ピユータ21の入力ポートに接続されているとと
もに、プルアツプ抵抗26,27を介して電源端
子に接続されている。
そして、上記コネクタ23とルームサーモ31
との接続は、ルームサーモ31の3個の端子のう
ち、共通端子が上記コネクタ23の第1、および
第2の端子と接続され、残余の端子が上記コネク
タ23の第3、第4の端子にそれぞれ接続され
る。
また、サーミスタ30とルームサーモ31と
は、図において双方が接続された状態として示さ
れているが、同時に接続されることはなく、選択
的に何れか一方のみが接続される。
したがつて、上記コネクタ23の第1の端子が
アース電位であるか否かによりルームサーモ31
が接続されているか、サーミスタが接続されてい
るかを判別することができ、この判別結果に基い
て必要な制御を行なわせることができる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記の構成の空気調和機においては、サーミス
タを接続するためのコネクタ、およびルームサー
モを接続するためのコネクタを格別に取付けるこ
とが必要であるのみならず、マイクロコンピユー
タ21の入力ポート数を増加させなければなら
ず、制御ユニツトの構成が複雑化するとともに、
サーミスタ、ルームサーモの接続を可能とするた
めに電気回路素子が特別に必要であり、大型化す
るという問題がある。
〈考案の目的〉 この考案は上記の問題点に鑑みてなされたもの
であり、制御ユニツトの構成を簡素化することが
できるとともに、小形化することができるルーム
サーモ接続構造を提供することを目的としてい
る。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための、この考案のルー
ムサーモ接続構造は、空気調和機の制御ユニツト
にマイクロコンピユータのA/D変換入力ポート
と接続される第1の端子、状態判別ポートと接続
される第2の端子、およびアースと接続される第
3の端子を有し、かつ上記第1の端子と第3の端
子との間にサーミスタを接続可能としたコネクタ
を取付けてあるとともに、上記第1の端子、およ
び第2の端子にプルアツプ抵抗を接続し、ルーム
サーモの3個の出力端子をそれぞれ各分圧点に接
続した分圧回路を上記コネクタと接続可能なコネ
クタの第1の端子と接続してあるとともに、上記
コネクタと接続可能な第2、第3の端子同士を互
に接続してあるものである。
〈作用〉 以上の構成のルームサーモ接続構造であれば、
アースと、マイクロコンピユータのA/D変換ポ
ート、および状態判別ポートにそれぞれ接続され
た端子を有するコネクタを有しているので、工場
出荷時等においてサーミスタが接続された状態に
おいては状態判別ポートがハイレベルとなり、サ
ーミスタ接続状態に対応する制御を行なうことが
できるのであるが、サーミスタに代えてルームサ
ーモを接続する場合には、ルームサーモの各端子
が接続された分圧回路を上記A/D変換ポートに
接続された端子に接続し、互に接続された残余の
2個の端子をそれぞれ上記コネクタの残余の端子
に接続するのみでよく、状態判別ポートがローレ
ベルになつて、ルームサーモの接続状態に対応す
る制御を行なうことができる。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によつて詳細に説
明する。
第2図は空気調和機の制御ユニツトにサーミス
タが接続された状態を示す電気回路図である。
制御ユニツト1はマイクロコンピユータ2とコ
ネクタ3とを有しており、コネクタ3の第1の端
子4をマイクロコンピユータ2のA/D変換ポー
トに接続しているとともに、第2の端子5をマイ
クロコンピユータ2の状態判別ポートに接続して
おり、さらに第3の端子6をアースと接続してい
る。そして、上記第1の端子4と第3の端子6と
の間にサーミスタ7が接続されている。そして、
上記第1の端子4、および第2の端子5にプルア
ツプ抵抗41,51が接続されている。
上記の接続状態は工場で製造されて出荷される
場合であり、そのまま使用されるのであれば、何
ら接続状態を変更することなく、サーミスタ7に
より室内空気温度を検出し、検出温度に基いて必
要に制御を行なうことができる。
第1図はサーミスタに代えてルームサーモが接
続された状態を示す電気回路図である。
したがつて、上記第2図の電気回路図と異なる
点は、ルームサーモ8とコネクタ3との接続部分
のみである。勿論ルームサーモ8自体はサーミス
タ7とは異なる。
以下に詳述する。
ルームサーモ8は従来公知の構成であり、互に
異なる設定温度で動作する切換端子81,83
と、各切換端子81,83にそれぞれ対応する固
定端子82,84とを有し、さらに上記切換端子
81,83を互に接続して、上記各固定端子8
2,84、および切換端子をそれぞれ外部に対す
る引出し端子と接続している。
そして、上記ルームサーモ8とコネクタ3との
間に、分圧回路9、およびコネクタ10を有する
ルームサーモアダプタ11を接続している。
さらに詳細に説明すると、上記分圧回路9は、
上記コネクタ10の第1の端子12とアースとの
間に直列接続された抵抗91,92,93から構
成されており、上記ルームサーモ8の切換端子に
対応する引出し端子が最もアース側に接続され、
各固定端子に対応する引出し端子が上記各抵抗の
接続点に接続されている。そして、コネクタ10
の第2の端子13と第3の端子14とは共にアー
スと接続されている。
したがつて、上記コネクタ10の第1の端子1
2、第2の端子13、および第3の端子14を、
それぞれ上記コネクタ3の第1の端子4、第2の
端子5、および第3の端子6と接続すればよく、
マイクロコンピユータ2の状態判別ポートへの入
力信号レベルがローレベルになるので、サーミス
タ7に代えてルームサーモ8が接続されている状
態であると判別することができる。そして、ルー
ムサーモ8の各切換端子81,83の動作状態に
対応して、上記プルアツプ抵抗41と、上記分圧
回路9とで分圧された電圧値、または抵抗93の
み、或は抵抗92,93が短絡された状態におけ
る分圧回路9と、上記プルアツプ抵抗41とで分
圧された電圧値がマイクロコンピユータ2のA/
D変換ポートに入力されるので、A/D変換ポー
トにおける入力値により室内空気温度を検出する
ことができ、検出温度に対応する制御を行なうこ
とができる。
〈考案の効果〉 以上のようにこの考案は、制御ユニツト側に3
端子のコネクタを取付けるとともに、マイクロコ
ンピユータの入力ポートを2ポートのみとした状
態で、サーミスタに代えて簡単にルームサーモを
接続することができ、構成の簡素化、および小形
化を達成することができるという特有の実用的効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は制御ユニツトにルームサーモを接続し
た状態を示す電気回路図、第2図は制御ユニツト
にサーミスタを接続した状態を示す電気回路図、
第3図は従来例を示す電気回路図。 1……制御ユニツト、2……マイクロコンピユ
ータ、3,10……コネクタ、4,12……第1
の端子、5,13……第2の端子、6,14……
第3の端子、7……サーミスタ、8……ルームサ
ーモ、9……分圧回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気調和機の制御ユニツトにマイクロコンピユ
    ータのA/D変換入力ポートと接続される第1の
    端子、状態判別ポートと接続される第2の端子、
    およびアースと接続される第3の端子を有し、か
    つ上記第1の端子と第3の端子との間にサーミス
    タを接続可能としたコネクタを取付けているとと
    もに、上記第1の端子、および第2の端子にプル
    アツプ抵抗を接続し、ルームサーモの3個の出力
    端子をそれぞれ各分圧点に接続した分圧回路を上
    記コネクタと接続可能なコネクタの第1の端子と
    接続しているとともに、上記コネクタと接続可能
    な第2、第3の端子同士を互に接続していること
    を特徴とする空気調和機におけるルームサーモ接
    続構造。
JP1712786U 1986-02-07 1986-02-07 Expired JPH0317167Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1712786U JPH0317167Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1712786U JPH0317167Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62130337U JPS62130337U (ja) 1987-08-18
JPH0317167Y2 true JPH0317167Y2 (ja) 1991-04-11

Family

ID=30809602

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JP1712786U Expired JPH0317167Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

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JP5332236B2 (ja) * 2008-03-05 2013-11-06 ダイキン工業株式会社 空調制御の仲介装置、空調制御システム、空調制御方法および空調制御プログラム
JP5157532B2 (ja) * 2008-03-05 2013-03-06 ダイキン工業株式会社 空調制御の仲介装置、空調制御システム、空調制御方法および空調制御プログラム

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JPS62130337U (ja) 1987-08-18

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