JPH01120604A - 数値制御加工方法 - Google Patents

数値制御加工方法

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JPH01120604A
JPH01120604A JP27875987A JP27875987A JPH01120604A JP H01120604 A JPH01120604 A JP H01120604A JP 27875987 A JP27875987 A JP 27875987A JP 27875987 A JP27875987 A JP 27875987A JP H01120604 A JPH01120604 A JP H01120604A
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哲造 倉賀野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は数値制御加工方法に関し、特に与えられた点群
を通る三次元曲線に沿って被加工物の輪郭等を加工する
のに好適な数値制御加工方法に関する。
〔発明の概要〕
与えられた4つの通過点の連続3点の両端点間の直線と
平行に中央の通過点を通るベクトルを定め、そのベクト
ル上に制御点の一つを設けると共に、4点中の他の3つ
の通過点についても同様に制御点を定め、2つの通過点
と2つの制御点とにより4点を通る3次ベジェ曲線を発
生させることを特徴とし、加工情報の高速生成を可能に
すると共に、通過点の局所変更を容易にし、設計能率を
向上させた数値加工方法である。
〔従来の技術〕
計算機内部で3次元自由曲面のデータを扱い、これらの
データから最終的な製品又は金型をNC工作機械等で自
動加工するためのNCデータ(工具経路データ)を生成
するCAD/CAMシステムが実用化されつつある。
計算機内で製品外形等の曲面を扱う場合、形状の制御性
が良い(変形や修正が容易)とか計算が容易であると云
った設計に好ましい性質を持っベジェ(Bezier)
式とかB−スプライン(Spline)式を用いたパラ
メトリックな表現形式が良く使われている。3次元モデ
ルは、これらの式によって計算することができる線素で
構成された面素(パッチ)の集合として表される。
線素は、一般には、通過点を指定して生成したベジェ曲
線から成る三次元自由曲線で定義される。
このようなベジェ曲線は、従来では、与えられた点群を
通過するB−スプライン曲線をまず生成し、その制御点
からベジェ曲線の制御点を決定していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
CADシステムでは、モデルの局所制御を行うことは、
対話形インターフェースを作る上で極めて重要である0
例えば、第5図に示すように被加工物の断面形状を設計
する場合、点群P、、 P、・−・−−・・・・−を与
え、これらの点群の総てを通るベジェ曲線を生成する。
ところが−次的な計算結果では、図のX部に示されるよ
うに加工輪郭線がへこんでしまうことがある。また縦横
の寸法、A、Bが与えられた設計値を外れることもある
。このような場合には、点群の幾つかを再設定し、所望
の輪郭が得られるように外形線を計算し直す。
ところが上述のB−スプライン曲線を媒介にしてベジェ
曲線を生成する方法では、曲線の局所変更を行うのに極
めて多大の計算をする必要があり、実質的に部分修正が
困難と云う欠点がある。
第6図に例示すると、通過点P0、P、 −−−−−−
−−−・−−−−−−h (夫々三次元位置ベクトル)
が与えられているとき、各点を通るB−スプライン曲線
は制御点Q0、Q、・・−・−−−−−−−・・・Qb
 (夫々三次元位置ベクトル)により、−次の連立方程
式で定義される。
これらの式より制御点ベクトルQ+−Qs(白丸で示す
)を求め、次に制御点間を直線で結び、三分割してベジ
ェ曲線の制御点(黒丸で示す)を計算する。
従ってp、/のように通過点を局所変更すると、01〜
口、を再計算しなければならない。
またベジェ曲線を生成するのに、中間にB−スプライン
曲線の制御点を求めなければならないので、効率が悪い
。なおり−スプライン曲線は曲率 。
連続と云う特長があるが、三次元モデリングの場合には
接平面連続の条件を与えるので、B−スプライン曲線を
生成することの実用的な価値は少ない。
本発明はこの問題にかんがみ、与えられた点群を通るベ
ジェ曲線を直接生成することができ、従って被加工物の
輪郭線の局所変更が極めて容易な数値加工データ生成方
法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
数値制御加工する加工曲線を定めるためにまず通過点群
が与えられる。
次に連続した4点P、〜P#を取出し、そのうちの3点
P I” P 3に関し、中央の点pgからP3へ向か
う弦ベクトルと平行で長さがPzPi間の数分の1のベ
クトルを点P2に加え、その終点を制御点at’とする
上記4点のうちの他の連続した3点P2〜P4に関し、
上記の過程と同様な処理を行って制御点g2#を得る。
P2、P、を端とし、uz ’ 、QZ′を制御点とす
る3次ベジェ曲線を生成する。
このようにして生成した曲線を被加工物の輪郭線とする
数値制御加工データを得る。
〔作用〕
点Q2″は3点P l”’ P sの情報で定まり、点
g、11はは3点P、〜P#の情報で定める。従って連
続した4点P、〜P4−の情報を基に各点を通るベジェ
曲線が直接生成される。
〔実施例〕
第1図に与えられた点群を通るベジェ曲線の実施例の生
成方法を示し、第2図にフローチャートを示す。この方
法は、通過点がジグザグに与えられた場合に適用される
第1図において、与えられた通過点はP1〜P、であり
、夫々三次元位置ベクトルのデータで与えられている。
まずステップSlで連続した3点Pl −P3に関し、
直線Plhと平行で長さがptps間の距離l。
の1/3のベクトルa、を求め、点P!にa、を加えて
その終端をQt’とする。同様にステップS2で、次の
連続した3点PいP3、P4に関し、直線ptpaと平
行で長さが11/3のベクトルb、を求め、b。
を点P、に加えて、その終端を02#とする。なおll
の除数は適宜に定めてよく、3〜5であるのが好ましい
次にステップS3で、点P2、P、を端とし、Q2′、
Qt′を制御点とする3次ベジェ曲線CZを得る。
与えられた通過点がn個の場合には、第2図の説明にお
いて添字12.3を、−1、@ 、all とし、1=
2〜7.2について繰り返し行えば、各通過点を通り連
続したベジェ曲線C2〜C,、−4が得られる。
なお端点P、の処理については、第3図のフローチャー
トに示すように、ステップS1で、点P1、P2、P3
について、中間点P、を通り、両隣りの点P、、 P3
の弦ベクトルP+Piと平行なベクトルをatとする。
次にステップS2で、P2から見たPls pffの弦
ベクトルp、p、及びp、p、の外積をとってベクトル
bよとする。
このベクトルは3点p、、 p、、P3を通る平面π1
の法線ベクトルである。
次にステップS3でベクトルa2とbtO外積をとり、
正規化してベクトルn!とする0次にステップs4でp
tを通り、n2を法線ベクトルとする平面をπ2とする
。この平面π2は、P!を通り、弦PIP3と平行であ
り、前記のp、、 p、、P3を通る平面π菖と直交し
ている。次に始端のP、に任意の接続ベクトルV。
を与え、vlの延長線と平面π2との交点をQ、とする
。そしてステップS6でP7、Ql、Ptを制御点とす
る2次ベジェ曲線を生成し、ステップS7でそれを3次
に変換してベジェ曲線C3の制御点Q+ ’ 、Ql 
”を求める。
同様に、終端Pnにおいて接線ベクトルv2を与え、そ
の延長線と平面π7−t(第1図の例ではπ4)との交
点を制御点とすることにより、終端部のベジェ曲nc−
rを得ることができる。
なお2次のベジェ曲線を演算操作で3次に変換しても曲
線の形状は変化しない。その証明は以下のとおりである
第4図に示すように、3次元空間内に与えられたPo、
P2(端点)及びPlから成る3つの制御点ベクトルに
よって表されるベジェ曲線は、R(t)=(1−t +
tfり!Pa  −・・−−−一−・−(1)で表され
る。tは両端点間で0〜1の値を取るパラメータである
。またEは各制御点を示すシフト演算子であって、P+
−EPo 、Pz=f!”Paである。
同様に3次のベジェ曲線は、 R(t) = (1−t + tE)3PO= (1−
t )”po + 3(1−t) ”BPO+3(1−
t)を住”p0+t’E3Po・−・・(2)で表され
る。Po、EPo 、E”Po、 E3Poは第4図で
は、3次ベジェ曲線の4つの制御点P0、Ql、Q2、
P2に夫々対応する(II:PO−Ql、 t!”Po
−Qz、E3Po=Pt)。
第1式の両辺に(1−t)+t=1を掛けると、((1
−t)  + t ) R(t)=” ((1−t) 
+ t )((1−t)”PG + 2(1−t)tP
I ’+ttPzl−(1−t)3Po+(1−t)t
(2P+  +Po)+ (1−t) t”(2P+ 
+h)  + LsPt−+ t 2 P R−・−−
−−−−−−−−−−−−−−(3)となる。従って第
2式と第3式とが等しいとすれ1に比例分割すれば制御
点ローが求まり、線分P2P。
を2:1に比例分割すれば制御点Q2が求まる。このよ
うにして求まった4つの制御点P6SQI% QtsP
tにより定まる3次のベジェ曲線は、3つの制御点Pい
P2、Plで定まる2次のベジェ曲線と同一である。
以上の方法を用いて、通過点を与えながら3次のベジェ
曲線で4辺形又は3辺形などの境界曲線網を形成し、ベ
ジェ曲面のモデルを作ることができる0通過点の局所変
更は容易であり、変更点の前後を再計算するだけでよい
。またB−スプライン曲線を中間生成しないので、接線
不連続な曲線も生成することができる。
なお本発明の方法を用いて3次のベジェ曲線で境界vA
wAを形成し、自由曲面モデルを形成した場合、各境界
線が接線連続の条件を満足していなくても、接平面連続
の条件の一つを満足するため、総ての曲面をなめらかに
接続するための一要件を備える。接平面連続の条件の一
つは、隣接面素の境界に沿うベクトルと境界を横断する
方向のベクトルとの法線ベクトルが、両面素に関し同一
方向を向くことである。接平面連続の曲面生成法につい
ては、本出願人による、例えば特願昭61−69385
号明細書に示されている。
生成した3次元自由曲面の幾何モデルデータは、次に自
由曲面切削工具経路の生成システムに入力され、NCミ
ーリングマシン(NCフライス盤)用の加工データに変
換される。
なお上述の説明では、通過点群を3次元空間において与
えているが、平面上において通過点群を指定してベジェ
表現の平面曲線を生成することもできる。この場合、2
次及び3次のベジェ曲線の制御点を作図して求めること
もできるので、直観的に曲線を予想できる。
〔発明の効果〕
本発明の数値加工方法によれば、与えられた点群を通る
3次ベジェ曲線をB−スプライン曲線を媒介とせずに直
線生成することができるので、能率的に高速に加工情報
を生成することができ、しかも局所変更が極めて容易に
なるので、コンピュータとの高度な対話形インターフェ
ースを構築することができ、設計者の意図通りの形状モ
デリングが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す通過点が指定されたベ
ジェ曲線の生成方法を示す線図、第2図は第1方法の手
順を示すフローチャート、第3図は端部の処理を示すフ
ローチャート、第4図はベジェ曲線と制御点を示す線図
、第5図は加工物の断面モデルの線図、第6図は従来の
B−スプライン曲線を中間生成するベジェ曲線生成法を
示す線図である。 なお図面に用いた符号において、 p、−p、・・・−・・・−・−−−−−−−−一通過
点Qt’+QZ′・−・・−・−・制御点C3〜C,%
−1−・−・・−・−・・・ベジェ曲線である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 与えられた点群を通る曲線に沿って数値制御加工する方
    法であって、 連続した4点P_1〜P_4を取出し、そのうちの3点
    P_1〜P_3に関し、中央の点P_2からP_3へ向
    かう弦ベクトルと平行で長さがP_2P_3間の数分の
    1のベクトルを点P_2に加え、その終点を制御点Q_
    2′とする第1過程と、 上記4点のうちの他の連続した3点P_2〜P_4に関
    し、上記第1過程と同様な処理を行って制御点Q_2″
    を得る第2過程と、 上記P_2、P_3を端とし、Q_2′、Q_2″を制
    御点とする3次ベジエ曲線を生成する第3過程とから成
    り、生成した曲線を被加工物の輪郭線とする数値制御加
    工データを得るようにした数値制御加工方法。
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