JPH01119893A - 飲料自動販売機のマドラ搬出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、氷入り清涼飲料等のカップ式飲料自動販売
機の機内に組み込んで、各飲料販売動作毎に商品取出口
に搬出された飲料入りカップへ向けて飲料かき混ぜ棒を
兼ねたストロ−としてのマドラを突き立てるように自動
的に供給するマドラ搬出装置、特にそのマドラ収容部の
構成に関する。

〔従来の技術〕

頭記のマドラ搬出装置として、多数本のマドラを横置姿
勢に積み上げてマドラ収容部に一括収容して置き、飲料
販売動作毎にマドラ収容部から１本宛のマドラを取り出
してペンドステージに搬出された飲料入りカップへ向け
て突き立てるように供給する装置が特願昭６１−１７２
４０４として同じ出願人より提案されている。

かかる提案による構成では、装置本体の基台にホッパ形
のマドラ収容部が固定的に設置されており、ここに−括
して横置姿勢に積み上げ収容したマドラを搬出動作によ
りマドラ受は部を介して１本宛摺切り式に取り出し、さ
らに途中マドラの姿勢を横向き姿勢から垂直姿勢に変え
た上でブッシャ機構によりマドラ搬出口より飲料入りカ
ップ内へ突き立て供給するようにしたものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで上記した従来提案のマドラ搬出装置ではマドラ
収容部が装置の本体に固定設置されているために、マド
ラの補充時には自動販売機の扉を開放した上で機内の狭
い空間でマドラの補充作業を行わなければならず、その
補充作業が極めて厄介である。

この発明は上記の点にかんがみ成されたものであり、そ
の目的はマドラ補充時の作業性の改善を図るようにした
マドラ搬出装置、特にそのマドラ収容部の構成を提供す
ることにある。

Ｃ問題点を解決するための手段〕 上記問題点を解決するために、この発明によれば、多数
本のマドラを積み上げて一括収容したホッパ形マドラ収
容部から飲料販売動作毎に１木宛のマドラを自動的に取
出して飲料入りカップ内へ供給する飲料自動販売機のマ
ドラ搬出装置において、前記マドラ収容部を独立したカ
セット容器と成して該容器を装置本体へ着脱式に装着す
るよう構成するものとする。

〔作用〕

上記の構成により、マドラの補充時等の際には自動販売
機の機内よりカセット容器として成るマドラ収容部だけ
を装置本体より外して機外に取り出し、機外でマドラを
補充した上で再び機内の本体にセットすることができ、
そのマドラ補充の作業性が大幅に改善される。

またここでカセット容器として成るマドラ収容部には装
置本体からの取り外し状態でそのマドラ出口を閉塞する
シャッタ機構を装備し、かつ装置本体側にはマドラ収容
部を定位置に装着した状態で前記シャッタ機構を開放さ
せるシャッタ開放ガイド部材を設けることにより、マド
ラ収容部の着脱作業の過程でマドラが不用意に収容部の
出口から脱落するのを阻止することができ、さらに加え
てシャッタ機構の開け、閉めを忘れる操作ミスを確実に
防ぐことができる。

〔実施例〕

第１図ないし第３図は本発明の実施例を示すものであり
、第１図、第２図はマドラ収容部を本体に装着した状態
図、第３図は本体より取り外した状態図を示す。

各図において、１はマドラ搬出装置の本体側基台、２は
多数本のマドラ３を横置姿勢に積み上げて一括収容した
ホッパ形のマドラ収容部であり、該マドラ収容部２は本
体側の基台１と別個の独立部品として構成された蓋２１
付きのカセット容器として成り、基台側の前面壁１１と
その背面側に設けた上下２組のホルダ１２．１３との間
に上方より矢印Ｐ方向に差込んで所定位置に保持されて
いる。なお４はマドラ収容部２の出口２２に対向して本
体側に設置した回転式のマドラ受は部であって駆動モー
タ４１で回転駆動される軸部４２の周面上にはマドラ１
本分を収容する溝４３が開口しており、待機状態でマド
ラ収容部２より１本のマドラが前記溝内に落ち込んで受
容保持されている。ここで指令によりマドラ受は部４を
反転操作することにより、溝内に保持されていたマドラ
が下方に落下して図示されてない中継移送機構に受は渡
しされて搬出位置に移送され、さらにブツシャ機構によ
り飲料入りカップ内へ突き立てるように搬出される。

また前記のマドラ収容部２には、その容器の傾斜底壁に
沿い後壁側に開口したスリットより挿入してマドラ出口
２２を閉塞する後端部が５字形に屈曲したシャツタ板２
３を備えており、かつ該シャツタ板２３はその後端部と
容器の底壁との間に張架した引張りばね２４で常時シャ
ツタ板を閉じる方向に付勢されている。一方、前記シャ
ツタ板２３に対向して基台１側に設けた左右一対の下部
ホルダ１３には背後に突出す名傾斜リプ状のシャッタ開
放ガイド１４が形成されている。

次に上記構成によるマドラ収容部２へのマドラ補充操作
に付いて説明する。まず第３図に示すように、カセット
容器として成るマドラ収容部２を本体側の基台１より取
り外した状態ではシャツタ板２３がばね２４の付勢を受
けてマドラ出口２２を閉塞している。一方、第１図のよ
うにマドラ収容部２の本体への装着状態ではシャツタ板
２３が基台１側のシャッタ開放ガイド１４に係止されて
開放状態に拘束保持されている。

ここで第１図の装着状態からマドラ補充のためにマドラ
収容部２を基台１より上方より引き抜くと、シャツタ板
２３と基台側のシャッタ開放ガイド１４との保合が外れ
たところでシャツタ板２３がばね２４の付勢を受けて自
動的に閉じて出口２２を閉塞する。したがってマドラ収
容部２の内部に残っているマドラ３が収容部取り出し繰
作の途中で不用意に出口２２よに脱落したり、機外で新
たに充填したマドラがそのまま脱落したりするおそれは
ない。

次にマドラ補充後にマドラ収容部２を機内の装置本体に
セットするには、第１図のようにマドラ収容部２を基台
１側の前面壁１１と後部ホルダ１２．１３との間へ上方
より差し込む。この差込み過程でマドラ収容部２が下部
ホルダ１３の上に着地する寸前になると、シャツタ板２
３のＬ字形に屈曲した後端部がリブ状のシャッタ開放ガ
イド１４に突き当たり、その傾斜に沿ってシャツタ板２
３が矢印Ｑのように後退してマドラ出口２２を強制的に
開放する。

つまりシャツタ板２３は手動操作で開閉操作する必要が
なく、マドラ収容部２の着脱操作に連動してシャツタ板
２３が自動的に開閉されることになり、手動操作のよう
にシャツタ板の開け、閉めを忘れるように操作ミス、お
よびこれにより生じるトラブルを未然に防ぐことができ
る。

〔発明の効果〕

以上述べたようにこの発明によれば、多数本のマドラを
積み上げて一括収容したホッパ形マドラ収容部から飲料
販売動作毎に１本宛のマドラを自動的に取出して飲料入
りカップ内へ供給する飲料自動販売機のマドラ搬出装置
において、前記マドラ収容部を独立したカセット容器と
成して該容器を装置本体へ着脱式に装着するよう構成し
たことにより、マドラ補充の際にはマドラ収容部のみを
機外に取り外して作業を進めることができる。

さらにマドラ収容部には装置本体からの取り外し状態で
そのマドラ出口を閉塞するシャッタ機構を装備し、かつ
装置本体側にはマドラ収容部を定位置に装着した状態で
前記シャッタ機構を開放させるシャッタ開放ガイド部材
を備えたことにより、マドラ収容部の着脱、およびマド
ラ補充の際に収容部の出口より不用意にマドラが脱落し
たりすることがなく、かつシャツタ板の開け、閉めを忘
れる操作ミスも未然に防げる利点が得られる。

【図面の簡単な説明】 第１図ないし第３図は本発明の実施例を示すものであり
、第１図、第２図はマドラ収容部の装置本体への装着状
態を示す縦断側面図、および背面図、第３図はマドラ収
容部の取り外し状態を示す縦断側面図である。各図にお
いて、 １：本体側の基台、１２．１３：ホルダ、１４：シャッ
タ開放ガイド、２：カセット容器として成るマドラ収容
部、２２；マドラ出口、２３：シャツタ板、２４：付勢
ばね、３：マドラ。 第１図 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）多数本のマドラを積み上げて一括収容したホッパ形
   マドラ収容部から飲料販売動作毎に１本宛のマドラを自
   動的に取出して飲料入りカップ内へ供給する飲料自動販
   売機のマドラ搬出装置において、前記マドラ収容部を独
   立したカセット容器と成して該容器を装置本体へ着脱式
   に装着したことを特徴とする飲料自動販売機のマドラ搬
   出装置。 ２）特許請求の範囲第１項記載のマドラ搬出装置におい
   て、マドラ収容部には装置本体からの取り外し状態でそ
   のマドラ出口を閉塞するシャッタ機構を装備しており、
   かつ装置本体側にはマドラ収容部を定位置に装着した状
   態で前記シャッタ機構を開放させるシャッタ開放ガイド
   部材を備えていることを特徴とする飲料自動販売機のマ
   ドラ搬出装置。