JPH0127737Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0127737Y2
JPH0127737Y2 JP19079383U JP19079383U JPH0127737Y2 JP H0127737 Y2 JPH0127737 Y2 JP H0127737Y2 JP 19079383 U JP19079383 U JP 19079383U JP 19079383 U JP19079383 U JP 19079383U JP H0127737 Y2 JPH0127737 Y2 JP H0127737Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hopper
coffee beans
display
take
upper hopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19079383U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6097063U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19079383U priority Critical patent/JPS6097063U/ja
Publication of JPS6097063U publication Critical patent/JPS6097063U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0127737Y2 publication Critical patent/JPH0127737Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はコーヒ豆等の陳列用ホツパ、特にコー
ヒ豆等の自動販売機に組込んで使用するのに適し
たホツパに関する。
(従来技術) 一般に、コーヒ豆の販売店においては、多数種
の豆を透明容器等に夫々貯留して陳列しておき、
顧客の要求に応じて所望の種類のコーヒ豆を当該
容器から必要量だけすくい出して販売していた
が、このように容器からコーヒ豆をその都度すく
い出すのは極めて面倒であり、特にブレンドコー
ヒ用として、複数種のコーヒ豆を各容器から少量
づつ取出す場合に著しく手間がかかることにな
る。
これに対しては、指定された一種又は複数種の
コーヒ豆を指定重量づつ取出すようにした自動販
売機が提案されている。これは、各コーヒ豆を
夫々貯留した陳列容器を兼ねる複数のホツパと、
各ホツパの排出部に夫々備えられたホツパと同数
の取出し装置と、該取出し装置によつてコーヒ豆
が供給される自動計量装置とを主たる構成要素と
するもので、指定されたコーヒ豆が貯留されてい
るホツパに備えられた取出し装置を作動させるこ
とにより、当該豆をホツパから計量装置に供給す
ると共に、指定された重量まで供給された時点で
上記取出し装置を停止させることにより、該豆を
指定重量だけ取出すようにしたものである。そし
て、ブレンドコーヒ用として複数種のコーヒ豆が
指定された時には上記動作を各種類の豆について
繰り返し、また必要に応じてコーヒ豆を粉状に粉
砕するようになつている。これによれば、上記の
ように各容器から必要量だけ豆をすくい出すとい
つた作業が不要となる。
しかし、このような自動販売機によつても、各
ホツパ内に貯留されているコーヒ豆の量が減少し
た時には、袋等から当該ホツパに店員が自らの作
業によつて補給しなければならないといつた面倒
があり、特にホツパへの投入口は、通例該ホツパ
の最上端部に設けられて高所に位置するため、補
給作業が困難な作業となる。
(考案の目的) 本考案はコーヒ豆或いはこれと同種商品の陳列
用ホツパに関する上記のような実情に対処するも
ので、収容物の補給作業を容易化して、特に自動
販売機に組込まれて使用されるのに適したホツパ
を実現することを目的とする。
(考案の構成) 即ち、本考案に係るコーヒ豆等の陳列用ホツパ
は、上下両端が開口し且つ下端の開口部には収容
物の取出し装置が備えられたホツパにおいて、該
ホツパの全体を内部が連通した上部ホツパと下部
ホツパとに分割すると共に、上部ホツパを固定さ
れた下部ホツパ上に取外し可能に載置し、且つ上
部ホツパの下端開口部を着脱自在なシヤツタによ
り開閉可能とする。このような構成によれば、該
ホツパへの被陳列物の補給時に、上部ホツパの下
端開口部をシヤツタにより閉鎖して下部ホツパ上
から取外せば、該上部ホツパに任意の場所で被陳
列物を補給することが可能となつて、補給作業が
著しく容易化されることになる。
尚、この陳列用ホツパは、自動販売機において
自動計量装置や該計量装置にホツパ内から収容物
を取出して自動供給する取出し装置等と共に使用
することもでき、また下端の排出口に手動による
取出し装置を設けることによつて収容物を手作業
で取出すホツパとしても使用することができるも
のである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
この実施例は陳列用ホツパを自動販売機に使用
した場合であつて、第1図により自動販売機の全
体構成を説明すると、先ず該販売機は一列に配置
された多数の陳列用ホツパ10…10を有する。
このホツパ10…10は、例えば透明アクリル板
等で中空箱状に形成したものであつて、収容物が
外部に見えるようになつていると共に、夫々上端
に収容物の投入口10aが、下端に該収容物の排
出口10bが夫々開口されている。
そして、各ホツパ10…10における排出口1
0b…10bの下方には夫々トラフ21と該トラ
フ21を振動させる加振器22とからなる取出し
装置23…23が配備されていると共に、該取出
し装置23…23の下方には上記各トラフ21…
21の先端部下方に位置する計量ホツパ24と該
ホツパ24に投入された品物の重量を計量する計
量機25とからなる計量装置26が備えられてい
る。また、上記計量ホツパ24下端におけるゲー
ト24aが設けられた排出部の下方にはシユート
27が備えられ、該シユート27の先端部下方に
バケツトコンベア28の始端部28aが位置して
いる。このバケツトコンベア28は、バケツト2
9を上記始端部28aから第1終端部28b又は
第2終端部28cに搬送すると共に、該終端部2
8b又は28cにおいてバケツト29を傾動させ
ることにより収容物を排出するようになつてい
る。そして、第1終端部28bにおいてバケツト
29から排出される品物はシユート30を介して
第1取出し部31に導かれ、また第2終端部28
cにおいて排出される品物はシユート32及び粉
砕装置33を介して第2取出し部34に導かれる
ようになつている。
次に、第2,3図により上記各陳列用ホツパ1
0の構成について説明すると、該ホツパ10はい
ずれも上下両端が開口した中空状の上部ホツパ1
1と下部ホツパ12とに分割され、上部ホツパ1
1の上端開口部が上記投入口10a、下部ホツパ
12の下端開口部が上記排出口10bとされてい
ると共に、下部ホツパ12はブラケツト35にネ
ジ36,36を用いて固定され、また上部ホツパ
11は下部ホツパ12上に載置されている。ここ
で、第4,5図に示すように下部ホツパ12の両
側面上端部には切込み部12a,12aが設けら
れ、上部ホツパ11の両側面下端部11a,11
aが該切込み部12a,12aに係合されている
ことにより、両ホツパ11,12が横方向に位置
合せされていると共に、上部ホツパ11が前面に
設けられた把手13を用いて手前側(第3図に示
すA方向)に引出し可能とされている。また、上
部ホツパ11の前面下端部には当て板14がネジ
15,15を用いて固着され、該当て板14の下
半部が下部ホツパ12の前面上部に当接すること
により、上部ホツパ11の下部ホツパ12に対す
る前後方向の位置が決められるようになつてい
る。
更に、第2,3図に示すように上部ホツパ11
の上端開口部(投入口)10aには着脱自在な蓋
16が備えられていると共に、下部ホツパ12の
前面下部にはゲート17が取付けられている。こ
のゲート17は縦方向の長穴17aに挿通された
ネジ18によつて下部ホツパ12に固定されてい
ることにより、該ネジ18を弛めれば上下に移動
可能とされ、これにより、該ゲート17の下端と
上記トラフ21の底面との間の間隙B(第3図参
照)、即ちホツパ10内からトラフ21への収容
物の送り出し量が調節されるようになつている。
然して、上記上部ホツパ11の前面下端部に固
着された当て板14にはスリツト14aが形成さ
れていると共に、該スリツト14aに対応させて
上部ホツパ11の前面下端と下部ホツパ12の前
面上端との間には間隙19が設けられ、且つ上部
ホツパ11の両側面下端部11a,11aの内側
には上記間隙19に続く溝11b,11bが設け
られている。そして、第5図に示す如きシヤツタ
20を上記スリツト14ないし間隙19に差し込
めば、該シヤツタ20の両側部が上記溝11b,
11bに案内されて挿入されることにより、上部
ホツパ11の下端開口部11cが該シヤツタ20
により閉鎖されるようになつている。ここで、該
シヤツタ20の一端は円弧状に折曲されて把手部
20aとされている。
次に、上記実施例の作用を説明する。
各陳列用ホツパ10…10は、通常は第1図に
示すように下部ホツパ12…12上に上部ホツパ
11…11を夫々載置した状態とされ、内部に種
類の異なるコーヒ豆が夫々貯留されて陳列されて
いる。この状態で、例えば第n番目のホツパ10
内に貯留されたコーヒ豆を一定重量販売するもの
として、そのコーヒ豆の種類と重量とを図示しな
い操作ボタン等により指示すれば、当該ホツパ1
0の下方に配備された取出し装置23の加振器2
2が作動してトラフ21が振動することにより、
該ホツパ10内のコーヒ豆がトラフ21から計量
装置26における計量ホツパ24に投入される。
この時、計量装置26における計量機25は計量
ホツパ24に投入されたコーヒ豆の重量を測定
し、該重量が指示された重量となつた時に上記加
振器22の作動を停止させる。これにより指定さ
れたコーヒ豆が指定された重量だけ当該陳列用ホ
ツパ10から取出されることになる。そして、こ
のコーヒ豆は上記計量ホツパ24のゲート24a
が開くことにより、シユート27を介してバケツ
トコンベア28におけるコンベア29に投入され
る。該バケツトコンベア28は当該コーヒ豆をそ
のまま販売する時は、上記バケツト29を第1終
端部28bまで搬送し、またコーヒ豆を粉状に粉
砕して販売する時は該バケツト29を第2終端部
28cまで搬送して夫々傾動させることにより、
内部のコーヒ豆をシユート30又は32に投下す
る。これにより、指定されたコーヒ豆が指定重量
だけそのまま第1取出し部31に、又は粉砕機3
3によつて粉状に粉砕された上で第2取出し部3
4に排出されることになる。また、複数種のコー
ヒ豆を混合して販売する時は、各種類毎に上記ホ
ツパ10からの取出し動作と計量動作とバケツト
29への投入動作とが行われた後、該バケツト2
9からシユート30又は32を介して第1取出し
部31にまとめて排出され、或いはまとめて粉砕
された上で第2取出し部34に排出される。
然して、上記のようにして各陳列用ホツパ10
…10内のコーヒ豆が販売されて該ホツパ10…
10内の貯留量が減少した時には、該ホツパ10
…10へのコーヒ豆の補給が行われるのである
が、この補給作業は次のようにして行われる。
先ず、補給すべき陳列用ホツパ10における上
部ホツパ11の前面下端部に設けられた当て板1
4のスリツト14aからシヤツタ20を差し込
む。このシヤツタ20は両側部を上部ホツパ11
の両側面内側に設けられた溝11b,11bに案
内されて奥まで挿入されることにより該上部ホツ
パ11の下端開口部11cを閉鎖する。次に、該
上部ホツパ11を把手13を用いて第3図のA方
向に引出せば、該上部ホツパ11は下部ホツパ1
2上から取外される。この時、該上部ホツパ11
は第6図に示すように上記シヤツタ20により底
が設けられた容器状となつているので、適宜場所
において該上部ホツパ11内に上端の段入口10
aからコーヒ豆を投入することができる。そし
て、第7図Aに示すように該上部ホツパ11内に
コーヒ豆を投入した後、これを上記下部ホツパ1
2上に再び載置し、然る後シヤツタ20を上記溝
11b,11bないしスリツト14aから抜き出
せば、同図Bに示すように上部ホツパ11内に投
入されたコーヒ豆の一部が下部ホツパ12内に落
下し、或いは下部ホツパ12内に残留していたコ
ーヒ豆と混ざり合う。これにより、陳列用ホツパ
10内に再び多量のコーヒ豆が貯留された状態と
なり、該コーヒ豆の補給が完了することになる。
ここで、補給時にコーヒ豆のレベルが陳列用ホ
ツパ10における上部ホツパ11と下部ホツパ1
2の合せ目以下に低下している時は、上部ホツパ
11を下部ホツパ12上から取外してもコーヒ豆
がこぼれることがないから、上記シヤツタ20に
よつて上部ホツパ11の下端開口部を閉鎖する作
業を該上部ホツパ11を下部ホツパ12上から取
外した後に行つてもよい。また、上部ホツパ11
へのコーヒ豆の投入時には、投入口10aに備え
られている蓋16を取外すことは当然である。
尚、この実施例は自動販売機についての例であ
るが、各陳列用ホツパ10…10の下端の排出口
10b…10bの下方に手動で操作される取出し
装置を夫々備えれば、該陳列用ホツパを手作業で
コーヒ豆を取出すホツパとしても使用することが
でき、その場合は第1図に示すように複数の陳列
用ホツパ10…10を一列に並べる必要はなく、
該ホツパを単独で使用することができる。また、
この陳列用ホツパはコーヒ豆に限らず、同種形状
の他の商品にも適用できることは勿論である。
尚、上記説明における蓋16は上部ホツパ11
と一体的に構成して上部ホツパを底付容器状とな
して、該ホツパへの収容物の補給を行うには該ホ
ツパを反転して下部開口部11cを上面とする状
態としてからシヤツタ20を引き抜いて下部開口
部11を開放して、ここからコーヒ豆を投入する
ようにしても良い。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、下端開口部に取
出し装置が備えられたコーヒ豆等の陳列用ホツパ
として、コーヒ豆等の補給を任意の場所で行い得
るホツパが実現される。これにより、この種のホ
ツパへの補給作業が容易化されると共に、特にコ
ーヒ豆等の自動販売機においてホツパの収容物投
入口が高所に位置する場合に該ホツパへの補給作
業を低所で行うことが可能となり、コーヒ豆等を
収納した重い袋を高く持ち上げる必要がなくなる
等、該補給作業が著しく容易化されることにな
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を自動販売機に適用した実施例を
示すもので、第1図は自動販売機の概略全体構成
図、第2,3図は陳列用ホツパの単体正面図及び
側面図、第4図は該陳列用ホツパの要部拡大正面
図、第5図は同じく要部縦断側面図、第6図は上
部ホツパの下端開口部を閉鎖した状態を示す要部
拡大斜視図、第7図A,Bは陳列用ホツパへの補
給順序を示す側面図である。 10……陳列用ホツパ、11……上部ホツパ、
11c……下端開口部、12……下部ホツパ、2
0……シヤツタ、23……取出し装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端の開口部に収容物の取出し装置が備えられ
    たホツパであつて、全体が上部ホツパと下部ホツ
    パとに分割されていると共に、上部ホツパは固定
    された下部ホツパ上に取外し可能に載置されてお
    り、且つ該上部ホツパの下端開口部が着脱自在な
    シヤツタにより開閉可能とされていることを特徴
    とするコーヒ豆等の陳列用ホツパ。
JP19079383U 1983-12-09 1983-12-09 コ−ヒ豆等の陳列用ホツパ Granted JPS6097063U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19079383U JPS6097063U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 コ−ヒ豆等の陳列用ホツパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19079383U JPS6097063U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 コ−ヒ豆等の陳列用ホツパ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6097063U JPS6097063U (ja) 1985-07-02
JPH0127737Y2 true JPH0127737Y2 (ja) 1989-08-22

Family

ID=30411007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19079383U Granted JPS6097063U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 コ−ヒ豆等の陳列用ホツパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6097063U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6097063U (ja) 1985-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4562941A (en) Bulk product dispenser
US7520247B2 (en) Animal food and treat dispenser
US5437393A (en) Apparatus for delivering bulk foods
AU2011200728B2 (en) Automated Ice Bagging Apparatus and Methods
EA000231B1 (ru) Способ автоматизированной продажи насыпных изделий и устройство для его осуществления
US9206081B2 (en) Bulk mortar system
US6991134B2 (en) Device to store, sift and measure flour
US6988464B1 (en) Animal food and treat dispenser
US5480061A (en) Portable tabletop cookie dispenser
RU2138188C1 (ru) Дозатор для сладостей
US4211343A (en) Bulk dry food product storage, display and dispensing apparatus
US4592494A (en) Sealed barrier container
JPH0127737Y2 (ja)
CZ2000576A3 (cs) Nevratný obal, slouľící jako výdejní schránka pro jednorázové pouľití
JPH04137194A (ja) 自動販売機
EP0818170B1 (en) Coffee-mill dispensing device
US2500059A (en) Measuring dispenser for granulated material
US9057640B1 (en) Bulk mortar system
US5775066A (en) Device for the distribution of bulk articles and use of such a device
ITBO950146A1 (it) Distributore di caffe'
JP2012146255A (ja) カップ式自動販売機
EP0286194A1 (en) Dispenser for granular sweets, particularly for use in self-service stores
NZ531164A (en) Dispensing apparatus for confectionery and the like
JP2004537388A5 (ja)
JPH04137196A (ja) カップ式自動販売機の原料補給装置