JPH01119245A - インプラント部材 - Google Patents
インプラント部材Info
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- JPH01119245A JPH01119245A JP62276736A JP27673687A JPH01119245A JP H01119245 A JPH01119245 A JP H01119245A JP 62276736 A JP62276736 A JP 62276736A JP 27673687 A JP27673687 A JP 27673687A JP H01119245 A JPH01119245 A JP H01119245A
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Landscapes
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- Prostheses (AREA)
- Dental Prosthetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は歯科治療に用いる骨内インプラント部材、その
他の骨折、整形のために生体内の硬組織と軟組織の双方
にわたって埋設して用いる整形外科、歯科及び脳外科領
域のインプラント部材に関するものである。
他の骨折、整形のために生体内の硬組織と軟組織の双方
にわたって埋設して用いる整形外科、歯科及び脳外科領
域のインプラント部材に関するものである。
従来から用いられている、例えば歯科用骨内インプラン
ト部材はコバルトクロム合金やチタン、チタン合金製の
ものが数多く用いられており、骨にチャンネルや穴を形
成し、その中に棒状もしくは板状のインプラントを埋太
し、棒状のボスト部を骨内に埋入させた棒や板より骨外
(軟組織)へ突出させておき、上部構造を装着可能とす
るような構造となっている。骨内に埋入される部分には
骨との接触面積を大きくし、骨とより強固に固定し応力
を分散するために多くの溝や凸凹が形成されており、さ
らに板状をしたインプラント部材では貫通孔が多数もう
けられたものもある。
ト部材はコバルトクロム合金やチタン、チタン合金製の
ものが数多く用いられており、骨にチャンネルや穴を形
成し、その中に棒状もしくは板状のインプラントを埋太
し、棒状のボスト部を骨内に埋入させた棒や板より骨外
(軟組織)へ突出させておき、上部構造を装着可能とす
るような構造となっている。骨内に埋入される部分には
骨との接触面積を大きくし、骨とより強固に固定し応力
を分散するために多くの溝や凸凹が形成されており、さ
らに板状をしたインプラント部材では貫通孔が多数もう
けられたものもある。
また金属製のものでは特徴を生かして植立時に初期固定
が強固に行われるように骨に刻設したチャンネルや穴に
合わせて板や棒を曲げることが可能であり取扱い(変形
)は比較的容易である。しかし骨外へ突出した部分につ
いては歯肉と金属が直接、接する構造となっているが歯
肉が金属と反応し灰黒色になるために非常に審美性が悪
いものとなる。そればかりでなく歯肉と金属とのなじみ
(親和性)が悪く、歯肉部の吸収や炎症が起こりやすく
、雑菌が骨内に入り感染を起こす等の不具合が避けられ
なかった。
が強固に行われるように骨に刻設したチャンネルや穴に
合わせて板や棒を曲げることが可能であり取扱い(変形
)は比較的容易である。しかし骨外へ突出した部分につ
いては歯肉と金属が直接、接する構造となっているが歯
肉が金属と反応し灰黒色になるために非常に審美性が悪
いものとなる。そればかりでなく歯肉と金属とのなじみ
(親和性)が悪く、歯肉部の吸収や炎症が起こりやすく
、雑菌が骨内に入り感染を起こす等の不具合が避けられ
なかった。
最近ではセラミック製、特に単結晶、多結晶アルミナ等
の人工歯根が数多く使われるようになってきている。そ
れらにおいて骨内に埋入する部分は金属インプラント部
材と同じような板状のものと、顎骨にネジ等を切ってイ
ンプラントをネジ込んで固定するもの等があるが、骨内
に埋入する部分についてはネジ状にしたり、穴をあけた
りすることにより表面積を増し骨との固定を良くする工
夫がされている。しかし表面に溝をもうけたり凸凹を付
ける事は強度の大幅な劣化が起こり破折等の問題が生じ
るために、金属インプラントに比して比較的厚みが厚く
、平滑な表面に製作されており固定性の点に問題がある
。
の人工歯根が数多く使われるようになってきている。そ
れらにおいて骨内に埋入する部分は金属インプラント部
材と同じような板状のものと、顎骨にネジ等を切ってイ
ンプラントをネジ込んで固定するもの等があるが、骨内
に埋入する部分についてはネジ状にしたり、穴をあけた
りすることにより表面積を増し骨との固定を良くする工
夫がされている。しかし表面に溝をもうけたり凸凹を付
ける事は強度の大幅な劣化が起こり破折等の問題が生じ
るために、金属インプラントに比して比較的厚みが厚く
、平滑な表面に製作されており固定性の点に問題がある
。
さらに初期固定においても骨に形成するチャンネルをイ
ンプラントに正確に合わせなければならず金属と比較し
て変形させることが不可能であるという欠点があった。
ンプラントに正確に合わせなければならず金属と比較し
て変形させることが不可能であるという欠点があった。
しかし骨外へ突出した部分については歯肉とセラミック
が直接、接する構造となっており、この点は金属インプ
ラントと変わりがないが、セラミックの場合、特に単結
晶アルミナの場合には無色の透明体であるために歯肉の
美しいピンク色を損なうことなく非常に審美性が良い。
が直接、接する構造となっており、この点は金属インプ
ラントと変わりがないが、セラミックの場合、特に単結
晶アルミナの場合には無色の透明体であるために歯肉の
美しいピンク色を損なうことなく非常に審美性が良い。
それだけではなく歯肉とのなじみが非常に良く、歯肉が
インプラントに密着し口腔内と体内(7骨)との間の完
全なシーリングが可能となり、雑菌が顎骨内に入ること
によっておこる感染等の心配もなかった。
インプラントに密着し口腔内と体内(7骨)との間の完
全なシーリングが可能となり、雑菌が顎骨内に入ること
によっておこる感染等の心配もなかった。
また上述の金属インプラントは骨内に入る部分は比較的
取扱いも容易で強固な固定が得られるが骨外の部分、す
なわち歯肉に接する場合に問題があった。一方セラミッ
クインプラントは骨外の歯肉に接する部分は問題はない
が骨内に入る部分は金属と比較して厚みが厚くなったり
曲げ加工や切削加工が不可能であるなどの欠点があり取
扱いが困難であり、特に初期の固定力に問題が多かった
。
取扱いも容易で強固な固定が得られるが骨外の部分、す
なわち歯肉に接する場合に問題があった。一方セラミッ
クインプラントは骨外の歯肉に接する部分は問題はない
が骨内に入る部分は金属と比較して厚みが厚くなったり
曲げ加工や切削加工が不可能であるなどの欠点があり取
扱いが困難であり、特に初期の固定力に問題が多かった
。
整形外科用のインプラント部材としては、例えば、創外
固定という骨折に対しては体外から固定保持する治療が
広く行われており、骨折した部位を創外固定装置で固定
するが、その際に皮膚を貫通して金属の長いネジ付きピ
ンを骨にネジ込み該ピンを創外にて固定し骨の癒合を図
るものであるが、この場合にも骨外の部分で特に軟組織
と金属との接合部で炎症が起こり、感染等が起こること
がしばしばあり、大きな問題であった。
固定という骨折に対しては体外から固定保持する治療が
広く行われており、骨折した部位を創外固定装置で固定
するが、その際に皮膚を貫通して金属の長いネジ付きピ
ンを骨にネジ込み該ピンを創外にて固定し骨の癒合を図
るものであるが、この場合にも骨外の部分で特に軟組織
と金属との接合部で炎症が起こり、感染等が起こること
がしばしばあり、大きな問題であった。
これらの問題を解決するためのもっとも有効な手段とし
て骨内に埋入する時の金属の取扱いの良さ並びに固定性
の良さの双方をとり入れ、更には、必要に応じて骨に接
する表面を骨となじみの良いアパタイト等をコーティン
グする。また骨外の軟組織と当接する部位においてはセ
ラミック材の有する生体とのなじみ良さ、審美性の良さ
を利用することにより、取扱いが容易で強固な固定力が
得られ審美性に優れ、長期に安定した性能を発揮するイ
ンプラント部材を構成する。
て骨内に埋入する時の金属の取扱いの良さ並びに固定性
の良さの双方をとり入れ、更には、必要に応じて骨に接
する表面を骨となじみの良いアパタイト等をコーティン
グする。また骨外の軟組織と当接する部位においてはセ
ラミック材の有する生体とのなじみ良さ、審美性の良さ
を利用することにより、取扱いが容易で強固な固定力が
得られ審美性に優れ、長期に安定した性能を発揮するイ
ンプラント部材を構成する。
本発明インプラント部材である歯科インプラントの実施
例では第1図(a)(b)に示す通り、1は単結晶、多
結晶アルミナもしくはジルコニアより成るポスト部で、
これらはチタン合金製で表面にアパタイトのコーティン
グをされた骨埋入金属部2に(a)図においてはネジ止
めされており、(b)図においてはカシメ部7で金属を
カシメて結合されている。
例では第1図(a)(b)に示す通り、1は単結晶、多
結晶アルミナもしくはジルコニアより成るポスト部で、
これらはチタン合金製で表面にアパタイトのコーティン
グをされた骨埋入金属部2に(a)図においてはネジ止
めされており、(b)図においてはカシメ部7で金属を
カシメて結合されている。
骨埋入金属部2は(a)図のように板状のものや(b)
図のように棒状のものがあり、骨Bに埋入される部分に
は貫通孔5などが設けられている。
図のように棒状のものがあり、骨Bに埋入される部分に
は貫通孔5などが設けられている。
また、歯肉部4はポスト部lに接するように埋入され上
部構造3が装着されている。
部構造3が装着されている。
一方、整形外科用のインプラント材では第2図に示すよ
うに骨折線9をはさんで2本づつの固定ビン8が軟組W
i10を貫通して骨Bにネジ込まれており、これらのビ
ンが軟組織の外部において創外固定装置11でもって固
定されている。この固定ビン8は第3図に示す如くセラ
ミック部8aとチタン合金より成る金属部8bで形成さ
れ、この固定ピン8は金属部8bをカシメることによっ
て結合され構成されたものである。
うに骨折線9をはさんで2本づつの固定ビン8が軟組W
i10を貫通して骨Bにネジ込まれており、これらのビ
ンが軟組織の外部において創外固定装置11でもって固
定されている。この固定ビン8は第3図に示す如くセラ
ミック部8aとチタン合金より成る金属部8bで形成さ
れ、この固定ピン8は金属部8bをカシメることによっ
て結合され構成されたものである。
畝上のように本発明によるインプラント部材は次のよう
な作用効果を有する。
な作用効果を有する。
1、骨内埋入金属部(硬組織接合部)の金属材と骨外接
合部(軟組織結合部)のセラミック部はそれぞれ予め別
体で製作可能となり、特に骨内埋入部を成す金属材にお
いては複雑な加工が可能となり骨との接合のため種々の
工夫が容易にできる。
合部(軟組織結合部)のセラミック部はそれぞれ予め別
体で製作可能となり、特に骨内埋入部を成す金属材にお
いては複雑な加工が可能となり骨との接合のため種々の
工夫が容易にできる。
2、正確な骨切りをしなくてもよく、術弐が容易となり
、取扱いが非常に簡単となる。
、取扱いが非常に簡単となる。
3、軟組織とのなじみが良り、感染によるインプラント
の抜去がなくなり、インプラントの長期にわたる安定性
を保証してくれる。
の抜去がなくなり、インプラントの長期にわたる安定性
を保証してくれる。
さらには骨の埋入時に容易に埋入が可能であるばかりで
なく、埋入後もセラミック部の軟組織とのなじみの良さ
に助けられ、長期に外界と体力の間のシーリングが保証
される。さらには審美的に優れているといった特長を兼
ね備えており、失われた機能再建に絶大な効果を発揮す
る。
なく、埋入後もセラミック部の軟組織とのなじみの良さ
に助けられ、長期に外界と体力の間のシーリングが保証
される。さらには審美的に優れているといった特長を兼
ね備えており、失われた機能再建に絶大な効果を発揮す
る。
第1図(a) (b)は本発明実施例による板状タイプ
の歯科用インプラントと棒状タイプの歯科用インプラン
トを歯槽骨へ埋入した状態を説明する断面図である。第
2図は本発明に係るインプラント部材を創外固定用固定
ピンとして構成し、軟組織を貫通して骨に装着した状態
を示す断面図である。 第3図は本発明によるインプラント部材としての固定ピ
ンの構造を示す側面図である。 11ポスト部 2、骨埋入金属部 3、上部構造 4、歯肉部 5、貫通孔 6、ネジ部 7、カシメ部 8、固定ピン 9、骨折線 10、軟m織 11、創外固定装置 12、皮膚
の歯科用インプラントと棒状タイプの歯科用インプラン
トを歯槽骨へ埋入した状態を説明する断面図である。第
2図は本発明に係るインプラント部材を創外固定用固定
ピンとして構成し、軟組織を貫通して骨に装着した状態
を示す断面図である。 第3図は本発明によるインプラント部材としての固定ピ
ンの構造を示す側面図である。 11ポスト部 2、骨埋入金属部 3、上部構造 4、歯肉部 5、貫通孔 6、ネジ部 7、カシメ部 8、固定ピン 9、骨折線 10、軟m織 11、創外固定装置 12、皮膚
Claims (2)
- (1)軟組織と硬組繊の双方に当接するインプラント部
材において、皮膚、筋肉などの軟組織に当接する軟組織
接合部をセラミック材で形成するとともに骨などの硬組
織に当接する硬組織接合部の基材を純チタン、チタン合
金、タンタニウム合金などの金属材で構成したことを特
徴とするインプラント部材。 - (2)上記セラミック材がアルミナ単結晶、アルミナ多
結晶、ジルコニア等の材質よりなる特許請求の範囲第1
項記載のインプラント部材。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62276736A JPH01119245A (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | インプラント部材 |
US07/642,705 US5152687A (en) | 1987-10-30 | 1991-01-17 | Composite implant member |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62276736A JPH01119245A (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | インプラント部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01119245A true JPH01119245A (ja) | 1989-05-11 |
Family
ID=17573628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62276736A Pending JPH01119245A (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | インプラント部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01119245A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1992014422A1 (en) * | 1991-02-20 | 1992-09-03 | Tdk Corporation | Composite bio-implant and production method therefor |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5928954A (ja) * | 1982-07-17 | 1984-02-15 | フリ−ドリツヒスフエルト・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング・シユタインツオイク−ウント・クンスト・シユトツフウエルケ | 歯科用インプラント |
JPS5949755A (ja) * | 1982-08-14 | 1984-03-22 | フリ−ドリツヒスフエルト・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング・シユタインツオイク−ウント・クンストシユトツフウエルケ | 金属から成る歯科用嵌植体 |
-
1987
- 1987-10-30 JP JP62276736A patent/JPH01119245A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5928954A (ja) * | 1982-07-17 | 1984-02-15 | フリ−ドリツヒスフエルト・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング・シユタインツオイク−ウント・クンスト・シユトツフウエルケ | 歯科用インプラント |
JPS5949755A (ja) * | 1982-08-14 | 1984-03-22 | フリ−ドリツヒスフエルト・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング・シユタインツオイク−ウント・クンストシユトツフウエルケ | 金属から成る歯科用嵌植体 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1992014422A1 (en) * | 1991-02-20 | 1992-09-03 | Tdk Corporation | Composite bio-implant and production method therefor |
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