JPH01118718A - イメージ記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この発明は、アナログ記録装置を用いてデジタルイメー
ジデータを記録する装置に関する。

【従来の技術】

以前においては、イメージデータはすべてアナログ形式
で得られており、それを記録するための装置もアナログ
型であるのか普通であった。たとえば、シンチレーショ
ンカメラ等の核医学診断装置を用いた、実際の病院等に
おける臨床診断においても、イメージデータはアナログ
形式で出力され、これをイメージヤと呼ばれるアナログ
型イメージ記録装置で記録するようにしていた。すなわ
ち、シンチレーションカメラ等からイベント毎に得られ
るＸ、Ｙ位置信号とアンブランク信号とをイメージヤに
入力し、フィルムのＸ、Ｙ位置信号に対応する位置に、
小さな光のドツトを、１回のイベントに対応して１回露
光し、これを繰り返して集積することによりイメージを
形成・記録するようにしていた。 近年、イメージデータのデジタル化が進み、シンチレー
ションカメラ等の出力もデジタル化され、デジタルメモ
リに記録されるに至っている。 ところが、イメージヤによる記録、及びフィルム上に記
録されたイメージを観察して行なう臨床診断は広く普及
しているため、核医学の画像データがデジタル化された
現在でも、イメージヤを用いてフィルム上に記録したい
という要望が根強い。 そこで、従来では、ビデオ入力用のインターフェイスを
用い、これを介してデジタルイメージデータを一旦アナ
ログビデオ信号に変換した上で、イメージヤのようなア
ナログ型イメージ記録装置に入力していた。

【発明が解決しようとする問題点】

しかしながら、ビデオ信号に変換した上でアナログ型イ
メージ記録装置に記録するのでは、高分解能の記録装置
の場合、走査線が目だっという問題がある。また、イン
ターレース走査に起因するイメージのベアリングの問題
もあり、これを調整することは非常に困難である。 この発明は、ビデオ入力用インターフェイスを用いた場
合の走査線の問題やベアリングに対する調整などの問題
が生じないようにして、デジタルイメージデータをアナ
ログ型イメージ記録装置に記録することができるイメー
ジ記録装置を提供することを目的とする。

【問題点を解決するための手段】

この発明によるイメージ記録装置は、位置に対応するア
ドレスに濃度値に対応するデータが格納されているメモ
リと、該メモリのアドレスをランダムに発生する乱数発
生装置と、上記メモリから読み出されたデータに応じた
数のアンブランク信号を発生するアンブランク発生装置
と、上記乱数発生装置から出力されるアドレス信号をア
ナログ位置信号に変換するデジタル・アナログ変換装置
と、上記アナログ位置信号によって指定される位置に、
上記のアンブランク信号を書き込むアナログ記録装置と
を備える。

【作　　用】

乱数発生装置からアドレス信号がランダムに発生される
ことにより、ランダムなアドレスのデータがメモリから
順次読み出されることになる。このデータは濃度値に対
応するものであり、アンブランク発生装置によりその濃
度値に対応した数のアンブランク信号が発生させられる
。 一方、アドレス信号はデジタル・アナログ変換装置によ
ってアナログ位置信号に変換される。アナログ記録装置
は、このアナログ位置信号によって指定される位置に上
記のアンブランク信号を書き込む。 したがって、順次各アドレスのデータが読み出され、そ
れに対応する濃度のドツトが形成されることにより、ア
ナログ記録装置においてイメージが形成され、記録され
ることになる。

【実　施　例】

図において、メモリ１はデジタルイメージメモリであっ
て、シンチレーションカメラ等から得られたデジタルイ
メージデータが予め格納されているものとする。すなわ
ち、このメモリ１の各アドレスはイメージ上の各ドツト
の位置に対応し、各アドレスに格納されているデジタル
データはそのドツトの濃度の値に対応するものとなって
いる。 乱数発生装置２は、このアドレスに対応する乱数を各ア
ドレスにつき１回ずつ発生する。この乱数はアドレスバ
ス６を通じてアドレス信号とじてメモリ１に送られる。 メモリ１では、こうして送られてきたアドレス信号によ
って指定されるアドレスに格納されていたデータの読み
出しを行い、読み出されたデータはデータバス７を通し
てアンブランク発生装置３に送られる。このアンブラン
ク発生装置３によって、入力されたデータに対応した数
のアンブランク信号が発生させられる。 他方、上記乱数発生装置２から発生された乱数、つまり
アドレス信号はアドレスバス６を通してＤ／Ａ変換装置
４に入力される。Ｄ／Ａ変換装置４においてデジタルの
アドレス信号はアナログ信号に変換され、アナログのＸ
、Ｙ位置信号が得られる。 これらアンブランク信号及びＸ、Ｙ位置信号はアナログ
記録装置５に送られるが、アナログ記録装置５は、フィ
ルム上の、入力されたＸ、Ｙ位置信号によって指定され
た位置にアンブランク信号に応じて小さな光点を露光す
るいわゆるイメージヤ等であるから、このＸ、Ｙ位置信
号によって指定された位置に上記のアンブランク信号が
その数だけ重ねて記録されることになり、上記のアドレ
スに格納されていたデータに対応した濃度のドツトが形
成される。 こうしてアンブランク発生装置３がら、入力された１つ
のデータに対応する数のアンブランク信号が出力され終
わると、終了した旨の信号が乱数発生装置２に送られ、
つぎの乱数つまりアドレス信号が発生させられる。こう
してメモリ１のアドレスが順次ランダムに指定されて、
全アドレスのデータが１回ずつ次々に読み出され、アナ
ログ記録装置５のフィルム等の上にドツトの集積による
イメージが形成され、イメージの記録が行なわれること
になる。 なお、上記では乱数発生装置２は単に乱数を順次１回ず
つ発生するだけであるが、この乱数発生装置２にインテ
リジェント機能をもたせ、データの多いアドレスを中心
に乱数を発生させたり、縦、横、斜め等の方向にアドレ
スが振れるように乱数を発生させるなどによって、アナ
ログ記録装置５での記録位置の振れを少なくして分解能
を向上させることもできる。

【発明の効果】

この発明のイメージ記録装置によれば、ビデオ入力用イ
ンターフェイスを用いてデジタルイメー　　−ジデータ
を一旦ビデオ信号に変換することがないため、記録イメ
ージ上に走査線が現われる問題を回避できるとともに、
ベアリングを少なくするための調整なども不要となる。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例のブロック図である。 １・・・メモリ、２・・・乱数発生装置、３・・・アン
ブランク発生装置、４・・・Ｄ／Ａ変換装置、５・・・
アナログ記録装置、６・・・アドレスバス、７・・・デ
ータバス。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）位置に対応するアドレスに濃度値に対応するデー
   タが格納されているメモリと、該メモリのアドレスをラ
   ンダムに発生する乱数発生装置と、上記メモリから読み
   出されたデータに応じた数のアンブランク信号を発生す
   るアンブランク発生装置と、上記乱数発生装置から出力
   されるアドレス信号をアナログ位置信号に変換するデジ
   タル・アナログ変換装置と、上記アナログ位置信号によ
   って指定される位置に、上記のアンブランク信号を書き
   込むアナログ記録装置とを備えるイメージ記録装置。