JPH01116427A - 風洞装置 - Google Patents
風洞装置Info
- Publication number
- JPH01116427A JPH01116427A JP27333987A JP27333987A JPH01116427A JP H01116427 A JPH01116427 A JP H01116427A JP 27333987 A JP27333987 A JP 27333987A JP 27333987 A JP27333987 A JP 27333987A JP H01116427 A JPH01116427 A JP H01116427A
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- JP
- Japan
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- nozzle
- wind tunnel
- flange
- vortex
- airflow
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- Granted
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- 239000003651 drinking water Substances 0.000 description 3
- 235000020188 drinking water Nutrition 0.000 description 3
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
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- 230000035622 drinking Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、気流発生時の騒音を低減する風洞用ノズルに
関する。
関する。
[従来技術]
ノズルとベルマウスの間の計測部が開放空間に設けられ
たセミオープン型あるいは開放空間の計測部へ直接気流
を吹き出す形式の風洞装置において、気流がノズルから
開放空間に吹出す際、騒音が発生する。
たセミオープン型あるいは開放空間の計測部へ直接気流
を吹き出す形式の風洞装置において、気流がノズルから
開放空間に吹出す際、騒音が発生する。
この種の気流発生騒音は、従来、噴流騒音が主体である
との見地から、高速(風速が約100m/S以上)気流
用のノズルでは、ノズルの断面状を菊花形にしなりあ渇
いは2重ノズルとして同軸2重噴流にすることにより噴
流騒音を低減するようにしていた。
との見地から、高速(風速が約100m/S以上)気流
用のノズルでは、ノズルの断面状を菊花形にしなりあ渇
いは2重ノズルとして同軸2重噴流にすることにより噴
流騒音を低減するようにしていた。
しかし、低速(風速が約50m/s以下)気流用のノズ
ルでは、噴流騒音の発生は微少であり、ストレートなダ
クトあるいはノズルを用いることが、最も騒音が少なく
する方法であるとされている。従って、低速のノズル噴
流から発生する気流発生騒音を、現状より少なくするこ
とは回能である、というのが一般論となっていた。
ルでは、噴流騒音の発生は微少であり、ストレートなダ
クトあるいはノズルを用いることが、最も騒音が少なく
する方法であるとされている。従って、低速のノズル噴
流から発生する気流発生騒音を、現状より少なくするこ
とは回能である、というのが一般論となっていた。
[発明の目的]
本発明は上記した従来技術の欠点に鑑みて提案されたも
のであり、気流発生騒音を低減する風洞用ノズルを提供
することを目的としている。
のであり、気流発生騒音を低減する風洞用ノズルを提供
することを目的としている。
[発明の原理コ
本発明者は種々実験研究の結果、ストレートなノズルか
ら低速気流が吹出す際に発生する騒音は、噴流自体の発
生音と、ノズル端部からの湯飲出音とに区分でき、それ
らのうち湯飲出音が支配的であり、この湯飲出音を低減
すれば気流発生騒音を低減できることを発見した。ここ
で湯飲出音とは、ノズル端部におけるノズル内外の流速
分布の不連続に起因する渦の放出に伴ってノズル端部か
ら発生する音である。
ら低速気流が吹出す際に発生する騒音は、噴流自体の発
生音と、ノズル端部からの湯飲出音とに区分でき、それ
らのうち湯飲出音が支配的であり、この湯飲出音を低減
すれば気流発生騒音を低減できることを発見した。ここ
で湯飲出音とは、ノズル端部におけるノズル内外の流速
分布の不連続に起因する渦の放出に伴ってノズル端部か
ら発生する音である。
[発明の構成]
本発明の風洞用ノズルは、ノズルから開放空間に設けら
れている風洞装置に用いられる計測部へ気流を吹き出す
形式の風洞用ノズルにおいて、外方へ開いなテーパ状の
フランジをノズル端部に形成している。
れている風洞装置に用いられる計測部へ気流を吹き出す
形式の風洞用ノズルにおいて、外方へ開いなテーパ状の
フランジをノズル端部に形成している。
[発明の作用効果]
本発明によれば、ストレートノズルのノズル吹出し口に
外方へ開いたテーパ状のフランジを設けているので、ス
トレートノズル端部から放出される渦の大きさや放出周
期をランダム化することができ、その結果、湯飲出音の
発生量を小さくして気流発生騒音を低減することができ
る。そして、テーバの開き角度が吹出し方向に対し30
°〜604の範囲の場合、最も効果的に気流発生騒音を
低減することができる。
外方へ開いたテーパ状のフランジを設けているので、ス
トレートノズル端部から放出される渦の大きさや放出周
期をランダム化することができ、その結果、湯飲出音の
発生量を小さくして気流発生騒音を低減することができ
る。そして、テーバの開き角度が吹出し方向に対し30
°〜604の範囲の場合、最も効果的に気流発生騒音を
低減することができる。
また本発明においては、ノズル端部において外方へ開い
たフランジを設けているだけなので、本発明をノズルに
適用することはノズルから吹出す気流に何ら障害を与え
ず、換気設備や風洞装置の空力的性能を低下させる要因
にはならないという利点がある。
たフランジを設けているだけなので、本発明をノズルに
適用することはノズルから吹出す気流に何ら障害を与え
ず、換気設備や風洞装置の空力的性能を低下させる要因
にはならないという利点がある。
[好ましい実施の態様]
本発明の実施に際し、テーパ状のフランジの開き角度は
前述の通り30′″〜60°が好ましい。
前述の通り30′″〜60°が好ましい。
またフランジの面に沿った長さ(フランジの長さ)をス
トレートノズル内径く長方形断面の場合は縦方向寸法)
の20%以上にするのが好ましい。
トレートノズル内径く長方形断面の場合は縦方向寸法)
の20%以上にするのが好ましい。
を実施例]
以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を実施した風洞用ノズル10を備えたセ
ミオープン型の風洞装置を示している。
ミオープン型の風洞装置を示している。
風洞本体1は、計測室4が開放空間となっている長方形
状の管路であって、その両端部にはノズル10とベルマ
ウス5と−が正対して設けられている。そして、軸流送
風機2からの気流(第1図矢印で示す)は、第1のコー
ナベーン3aおよび第2のコーナベーン3bでガイドさ
れてノズル10から吹出る。そして該気流はベルマウス
5から入って第3のコーナベーン3cおよび第4のコー
ナベーン3dでガイドされて還流するようになっている
。なお、図中符号6はトラバース装置、7は給排気装置
、8はプリーザホールであるが、本発明と直接関係がな
いので詳細な説明を省略する。
状の管路であって、その両端部にはノズル10とベルマ
ウス5と−が正対して設けられている。そして、軸流送
風機2からの気流(第1図矢印で示す)は、第1のコー
ナベーン3aおよび第2のコーナベーン3bでガイドさ
れてノズル10から吹出る。そして該気流はベルマウス
5から入って第3のコーナベーン3cおよび第4のコー
ナベーン3dでガイドされて還流するようになっている
。なお、図中符号6はトラバース装置、7は給排気装置
、8はプリーザホールであるが、本発明と直接関係がな
いので詳細な説明を省略する。
第2図および第3図において、ノズル10は断面が長方
形状(横長な長方形)をしたストレート部11と、スト
レート部11の端部に付設されたフランジ部12とから
なっている。
形状(横長な長方形)をしたストレート部11と、スト
レート部11の端部に付設されたフランジ部12とから
なっている。
第3図において、図中矢印で示す気流の吹出し方向に対
するフランジ部12の開き角度をαとすると、図示の実
施例では、 α=30° 〜604 となっており、そしてフランジ面12の長さCはストレ
ート部の内径寸法(長方形断面の場合は縦方向の長さ)
をDとすると、 C≧0.2D となっている。
するフランジ部12の開き角度をαとすると、図示の実
施例では、 α=30° 〜604 となっており、そしてフランジ面12の長さCはストレ
ート部の内径寸法(長方形断面の場合は縦方向の長さ)
をDとすると、 C≧0.2D となっている。
この実施例において、ストレート部11から放出される
渦の大きさや放出周期は、フランジ部12を設けること
によってランダム化される。その結果、湯飲出音の発生
量が小さくなって気流放出音が効果的に低減されるので
ある。
渦の大きさや放出周期は、フランジ部12を設けること
によってランダム化される。その結果、湯飲出音の発生
量が小さくなって気流放出音が効果的に低減されるので
ある。
第4図はD=300閣、C−75鴎、風速36m /’
S e Cにおける発生騒音の1/3オクターブバン
ドスペクトルおよびA特性騒音レベルを示すものであり
、開き角度αを15°、30′、60°、90°にした
場合と、フランジ部を設けていないストレートノズルと
を比較実験した結果を示している。この第4図から分る
ように、α=15°の場合は、周波数の低い範囲でスト
レートノズルより音圧レベルが大きく、a=90°の場
合はストレートノズルの場合と略々同一な特性を示し、
α=30°〜60°の範囲に設定した場合が最も音圧レ
ベルの低減効果が大きいことが判る。
S e Cにおける発生騒音の1/3オクターブバン
ドスペクトルおよびA特性騒音レベルを示すものであり
、開き角度αを15°、30′、60°、90°にした
場合と、フランジ部を設けていないストレートノズルと
を比較実験した結果を示している。この第4図から分る
ように、α=15°の場合は、周波数の低い範囲でスト
レートノズルより音圧レベルが大きく、a=90°の場
合はストレートノズルの場合と略々同一な特性を示し、
α=30°〜60°の範囲に設定した場合が最も音圧レ
ベルの低減効果が大きいことが判る。
第5図は発生騒音の1/3オクターブバンドスペクトル
およびA特性騒音レベルを示すものであり、ノズル口径
D=300m+、開き角度α=45°、風速36 m
/ sの条件で、フランジ部12(第3図)の長さCを
O,IDあるいは0.2D以上にした場合と、ストレー
トノズルとを比較実験した結果を示す。この第5図から
判るように、C=O,IDの場合は周波数の低い範囲に
おいてはストレートノズルの場合よりも音圧レベルが大
きく、フランジ部12の長さC=0.2以上の場合が最
も音圧レベルの低減効果が大きいことが判る。
およびA特性騒音レベルを示すものであり、ノズル口径
D=300m+、開き角度α=45°、風速36 m
/ sの条件で、フランジ部12(第3図)の長さCを
O,IDあるいは0.2D以上にした場合と、ストレー
トノズルとを比較実験した結果を示す。この第5図から
判るように、C=O,IDの場合は周波数の低い範囲に
おいてはストレートノズルの場合よりも音圧レベルが大
きく、フランジ部12の長さC=0.2以上の場合が最
も音圧レベルの低減効果が大きいことが判る。
第6図は本発明の別の実施例を示し、ノズル10aの円
形断面のストレート部11aの端部にフランジ部12a
を設けた例を示している。第6図の実施例においても第
2図に示す実施例と同様の作用効果があり、気流発生騒
音が低減される。
形断面のストレート部11aの端部にフランジ部12a
を設けた例を示している。第6図の実施例においても第
2図に示す実施例と同様の作用効果があり、気流発生騒
音が低減される。
なお、図示の実施例は、ノズルとベルマウスとの間の計
測部が開放空間に設けられているセミオープン型の風洞
装置に適用された場合について説明されているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、所謂フル・オープ
ン型の風洞装置その他についても適用可能である。
測部が開放空間に設けられているセミオープン型の風洞
装置に適用された場合について説明されているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、所謂フル・オープ
ン型の風洞装置その他についても適用可能である。
[まとめ]
以上説明したように本発明によれば、フランジ部により
ノズルのストレートな部分の端部から放出される渦の大
きさや放出周期をランダム化し、その結果、渦放出前の
発生量を小さくして気流発生騒音を低減することができ
る。また本発明は外方に開いたフランジ部を設けるだけ
なので、吹出す気流に何らの障害とならず、換気設備や
風洞装置の空力的特性を低下させることがない。
ノズルのストレートな部分の端部から放出される渦の大
きさや放出周期をランダム化し、その結果、渦放出前の
発生量を小さくして気流発生騒音を低減することができ
る。また本発明は外方に開いたフランジ部を設けるだけ
なので、吹出す気流に何らの障害とならず、換気設備や
風洞装置の空力的特性を低下させることがない。
第1図は本発明を実施した風洞用ノズルを備えた風洞装
置の説明図、第2図は本発明の実施例を示す平面図、第
3図は第2図の側断面図、第4図および第5図はそれぞ
れ本発明の効果を示す1/′3オクターブバンドスペク
トルおよびA特性騒音レベルを示す図、第6図は本発明
の別の実施例を示す斜視図である。 10.10a・・・風洞用ノズル 11.11a・・・
ストレート部 12.12a・・・フランジ部 α
・・・開き角度 特許出願人 株式会社荏原総合研究所第1図 第2図 第3図 第4図 1/3オクタ一ブバンド中心周波数 z 第5図 1/3オクタ一ブバンド中心周波数 z 第6図
置の説明図、第2図は本発明の実施例を示す平面図、第
3図は第2図の側断面図、第4図および第5図はそれぞ
れ本発明の効果を示す1/′3オクターブバンドスペク
トルおよびA特性騒音レベルを示す図、第6図は本発明
の別の実施例を示す斜視図である。 10.10a・・・風洞用ノズル 11.11a・・・
ストレート部 12.12a・・・フランジ部 α
・・・開き角度 特許出願人 株式会社荏原総合研究所第1図 第2図 第3図 第4図 1/3オクタ一ブバンド中心周波数 z 第5図 1/3オクタ一ブバンド中心周波数 z 第6図
Claims (2)
- (1)ノズルから開放空間に設けられている計測部へ気
流を吹き出す形式の風洞装置に用いられる風洞用ノズル
において、外方へ開いたテーパ状のフランジをノズル端
部に形成したことを特徴とする風洞用ノズル。 - (2)前記フランジが外方へ開いている角度は30゜な
いし60゜である特許請求の範囲第1項記載の風洞用ノ
ズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27333987A JPH01116427A (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 風洞装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27333987A JPH01116427A (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 風洞装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01116427A true JPH01116427A (ja) | 1989-05-09 |
JPH056128B2 JPH056128B2 (ja) | 1993-01-25 |
Family
ID=17526513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27333987A Granted JPH01116427A (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 風洞装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01116427A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008051718A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 風洞用ノズルおよび風洞装置 |
JP2018066572A (ja) * | 2016-10-17 | 2018-04-26 | 株式会社荏原製作所 | 風洞装置 |
CN109551176A (zh) * | 2018-10-18 | 2019-04-02 | 沪东中华造船(集团)有限公司 | 一种钢流道汽车风洞喷嘴段的制作方法 |
JP2019132804A (ja) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | 株式会社荏原製作所 | 風洞装置 |
-
1987
- 1987-10-30 JP JP27333987A patent/JPH01116427A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008051718A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 風洞用ノズルおよび風洞装置 |
JP2018066572A (ja) * | 2016-10-17 | 2018-04-26 | 株式会社荏原製作所 | 風洞装置 |
JP2019132804A (ja) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | 株式会社荏原製作所 | 風洞装置 |
CN109551176A (zh) * | 2018-10-18 | 2019-04-02 | 沪东中华造船(集团)有限公司 | 一种钢流道汽车风洞喷嘴段的制作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH056128B2 (ja) | 1993-01-25 |
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