JPH01115891A - 液相エピタキシャル成長方法及び装置 - Google Patents

液相エピタキシャル成長方法及び装置

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JPH01115891A
JPH01115891A JP27399987A JP27399987A JPH01115891A JP H01115891 A JPH01115891 A JP H01115891A JP 27399987 A JP27399987 A JP 27399987A JP 27399987 A JP27399987 A JP 27399987A JP H01115891 A JPH01115891 A JP H01115891A
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solution
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liquid phase
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Toshio Ishiwatari
石渡 俊男
Koji Kobashi
小橋 康二
Hisanori Fujita
尚徳 藤田
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Mitsubishi Kasei Polytec Co
Mitsubishi Kasei Corp
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Mitsubishi Kasei Corp
Mitsubishi Monsanto Chemical Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高出力発光ダイオードの製造に適したひ化ガ
リウム、ひ化ガリウムアルミニウム等の混晶エピタキシ
ャル・ウェハーの成長における液相エピタキシャル成長
方法及び装置に関する。
〔従来の技術〕
GaAlAsを用いた高出力発光ダイオードにおいては
その結晶成長に於いて、基板としてGaAsが用いられ
る。ここで、従来の液相エピタキシャル成長方法につい
て、GaAs成長を例にとって説明する。
第6図はスライドボート法による従来の液相エピタキシ
ャル成長装置を示す図で、■は原料溶液溜め、2はカバ
ー、3はスライダー、4はGaAs基板、5は熱電対で
ある。
ポートはスライダーが図のX方向にスライドするように
なっており、ボートの上側にはG、a溶液を入れる溶液
溜め1が設けられ、溶液溜めには底がなく、溶液はスラ
イダーの表面に接している。
スライダーには、基板のGaASウェハを入れるくぼみ
が設けられている。溶液溜め1は、成長させる半導体結
晶薄膜の種類だけ作って多層構造を連続して成長させる
ことができるようになっている。
このような構成において、スライダー3を図のX方向に
スライドさせることにより、GaAsを含むGa溶液を
GaAs基板4上に置いて溶液を冷却すると、基板上に
はGaASが析出されて成長する。
〔発明が解決しようとする問題点〕 ところで、LEDの作業においては、基板をラッピング
等で削り、全厚を200〜250μmに調整しているが
、第5図に示したような従来の除冷法による液相エピタ
キシャル成長法つまり、成長溶液に対し基板を下部に置
く方法では、P/N接合を形成するエピタキシャル層が
50〜100μm程度と薄く、そのため、全厚を200
〜250μmに調整しようとすると、GaAs基板を残
存させなければならない。しかしながら、GaASの禁
制帯幅はGaAjlAsのそれより小さいため、GaA
j?As層から発光された光は残存したGaAs基板層
で吸収され、外部発光効率が下がってしまっていた。
外部発光効率の低下を防止するために、GaAs基板を
ラッピングで完全に除去すると、従来技術ではエピタキ
シャル層の全厚が50〜100μmと薄いため機械的強
度が不足し、チップ化工程の歩留りが非常に低下してし
まっていた。また、複数回のエピタキシャル成長を行う
ことにより200μm前後のエピタキシャル層厚を達成
できるが、成長に要する時間が長くなり生産性に劣る。
また、2回目以降のエピタキシャル成長時にエビ界面の
接合不良が起こり易く、歩留まりが大幅に低下する。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、通常の1
回の徐冷法により十分な膜厚のエピタキシャル層が得ら
れ、GaAs基板を残す必要がなく、外部発光効率の低
下を防止することができる液相エピタキシャル成長方法
及び装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕  、本発明は、スラ
イドポート法による液相エピタキシャル成長法において
、スライド板の下面側に基板を保持し、成長溶液に対す
る基板の位置を上側にして徐冷法によりエピタキシャル
成長させること、及び1またはそれ以上の溶液槽と、各
溶液槽を上下に2分してスライドすると共に、下面側に
基板収容部を有するスライド板とからなり、基板収容部
に基板を保持して各溶液槽中を順次スライドさせること
を特徴とする。
〔作用〕
本発明では、成長溶液に対して基板の位置を上側に配置
し、溶液の濃度差に伴う比重差により発生する対流を利
用して、徐冷法により成長速度を従来法に比較し2倍以
上にすることが可能となる。
その結果、短時間に、エピタキシャル層の全厚を200
μm以上にすることが可能となり、GaAs基板を除去
しても、チップ化工程において、十分機械的強度を存し
耐え得るものである。
〔実施例〕
以下、実施例を図面に基づき説明する。
第1図はスライドボートを用いた本発明による液相エピ
タキシャル成長プロセスを説明するための図、第2図は
成長の様子を説明するための図、第3図は基板上の成長
層を示す図であり、図中、10はスライド板、11は基
板収容部、12は基板、13はスリット、14は重し兼
用蓋、15は溝、16.17は溶液槽である。本例では
溶液槽は2ケ所であるがエピタキシャル層の数に応じて
増減できることは言うまでもない。
スライド板10は、各溶液槽16.17を貫通してスラ
イドし、それらを上下に2分している。
各溶液槽のスライド板より上側には加温された成長連液
が入れられており、重し兼用の蓋14がそれぞれ設けら
れている。スライド板10には基板収容部11が設けら
′れて基板12が保持され、またスリット13が設けら
れて、スリット13が位置した溶液槽では成長溶液が上
側溶液槽から下側溶液槽へ落下注入されるようになって
いる。
このような構成において、第1図(イ)では、スリット
13が溶液槽16に位置してP−GaAj!AsFl成
長用溶液が下側溶液槽に注入される。
そしてスライド板10を図の右方ヘスライドした第1図
(ロ)では、基板12が注入されたP−GaA7!As
層成長用溶液の上側に位置し、またスリット13は溶液
槽17に位置してN−GaAAAs層成長用メルトが注
入される。この状態で徐冷することによりP−C;aA
j!As層成長用溶液より溶質が析出してP −G a
 A ff A s Nが基板上に成長する。次に、ス
ライド板10を右方ヘスライドすると、(第1図(ハ)
)基板は、N−GaAfAs層成長用溶液が注入された
溶液槽17に位置することになり、同様にしてN−Ga
Aj!A3層が成長形成され全工程が終了する。
本実施例においては、基板としてZnをドープしたP型
GaAs基板を用い、表面の面方位は(100)面とし
た。
第3図に示すN1の成長用として、Ga100g中にア
ンドープGaAs多結晶6g、Al2゜5g、及びZn
O,Igを溶解した。第3図に示す層2の成長用として
Ga100g中にアンドープGaAs多結晶1.9g、
、Al−0,35g、及びTe=0.001gを溶解し
た。これらの溶液を第1図のスライドボートの溶液槽に
収容し又、基板を第1図のボートの基板収容部に収容し
た。
ボートの温度を900’Cに加熱した後、上記各層成長
用溶液を順次接触させた後、760@Cまで冷却し、溶
液と溶質の比重差を利用して第2図に示すように溶液か
ら溶質を析出させて液相エピタキシャル成長を行った。
得られたエピタキシャル層の厚みは下記の通りであった
層1  :  170μm 層2  :   50μm さらに、GaAs基板を研磨、エツチングで除去し全厚
を200μmにしLEDチップを作製した。
チップは一辺0.30の正方形状でエポキシコートなし
電流密度8A/Cl11の条件で輝度は21mcd、ピ
ーク波長は657nm、LEDの歩留は97%であった
〔比較例〕
スライドボートを第5図のような従来のボートに替え、
全く同様にしてエピタキシャルウェハーを製造した。
厚みは以下の通りであった。
層1 :  70μm 層2 :  20μm 実施例と同様にして、全厚を200μmに調整し、基板
付で、LEDを作製した。輝度は6. 0mCd、ピー
ク波長は662nmで、LED歩留は95%であった。
一方基板を完全に除去し、全厚を80μmにしてLED
を作製したところ、t*rJlは15.0mCdと上昇
し、ピーク波長は662nmであったが、LED歩留は
割れの大量発生で15%と低かった。
第4図はスライド板の構造を示す図で、同図(イ)は断
面図、同図(ロ)は平面図である。
スライド板10の基板収容部11は、第4図(ロ)に示
すようにウェハ形状に合わせて形成し、またスリット1
3は、スライド方向に直交して3本形成しているが、こ
れに限定する必要がないことは勿論である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、以下のような顕著な効果
があるので産業上の利用価値は極めて大きい。
■通常の徐冷法により、比較的短時間に膜厚の大きいエ
ピタキシャルウェハを得ることが可能となる。
■製造したエピタキシャルウェハは、基板を除去しても
、チップ化工程における機械的強度に十分耐え得る。
■基板除去したウェハより作製したLEDは、基板付の
ウェハより作製したLEDに比較し出力が極めて大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はスライドボートを用いた本発明による液相エピ
タキシャル成長プロセスを説明するための図、第2図は
成長の様子を説明するための図、第3回は基板上の成長
層を示す図、第4図はスライド板の構造を示す図、第5
図はスライドボート法による従来の液相エピタキシャル
成長装置を示す図である。 10・・・スライド板、11・・・基板収容部、12・
・・基板、13・・・スリット、14・・・重し兼用蓋
、15・・・溝、16.17・・・溶液槽。 出  願  人 三菱モンサンド化成株式会社(外1名
) 代理人 弁理士  蛭 川 昌 信(外3名)第1図 第2図 第3図 第4図 6ス74に

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スライドボート法による液相エピタキシャル成長
    法において、スライド板の下面側に基板を保持し、成長
    溶液に対する基板の位置を上側にして徐冷法によりエピ
    タキシャル成長させることを特徴とする液相エピタキシ
    ャル成長方法。
  2. (2)1またはそれ以上の溶液槽と、各溶液槽を上下に
    2分してスライドすると共に、下面側に基板収容部を有
    するスライド板とからなり、基板収容部に基板を保持し
    て各溶液槽中を順次スライドさせることを特徴とする液
    相エピタキシャル成長装置。
  3. (3)スライド板には所定箇所にスリットが設けられ、
    該スリットを介して上側溶液槽から下側溶液槽へ溶液が
    注入される特許請求の範囲第2項記載の液相エピタキシ
    ャル成長装置。
  4. (4)各溶液槽間には、スライド板または基板に付着し
    た不要な溶液を除去し、収容する溝が設けられている特
    許請求の範囲第2項記載の液相エピタキシャル成長装置
  5. (5)基板収容部は、スライド方向と直交方向に2列以
    上設けられている特許請求の範囲第2項記載の液相エピ
    タキシャル成長装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104050525A (zh) * 2013-03-15 2014-09-17 株式会社理光 信息处理设备和处理执行方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213790A (en) * 1975-07-23 1977-02-02 Gen Erekutoritsuku Co Ltd Za Improvement of charge coupled device

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