JPH01115158A - ヘテロ接合バイポーラトランジスタ - Google Patents

ヘテロ接合バイポーラトランジスタ

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JPH01115158A
JPH01115158A JP62272589A JP27258987A JPH01115158A JP H01115158 A JPH01115158 A JP H01115158A JP 62272589 A JP62272589 A JP 62272589A JP 27258987 A JP27258987 A JP 27258987A JP H01115158 A JPH01115158 A JP H01115158A
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JP
Japan
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emitter
base
bipolar transistor
emitter layer
layer
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Application number
JP62272589A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Tabuchi
田渕 俊宏
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シリコン系のへテロ接合バイポーラトランジ
スタにおいて、電流増幅特性の向上をもたらす構造に関
するものである。
(従来の技術) シリコンバイポーラトランジスタの素子動作を高速化さ
せるため、ヘテロエミッタ構造をとることが提案されて
いる。
異種の半導体材料を接合させた、ヘテロ接合を利用した
ヘテロ接合バイポーラトランジスタは、従来の単一材料
を用いて作られるホモ接合バイポーラトランジスタと比
べて多くの利点がある。
例えば、エミッタ層を構成する半導体物質を、ベース層
を構成する半導体物質よりバンドギャップの広いものと
することにより、エミッタ注入効率を低下させることな
く、また、エミッタへの正孔の拡散を増大させることな
く、エミッタ領域の不純物濃度と、ベース領域の不純物
濃度を独立に設定することができる。
従って、ベース層の不純物濃度を高くすることができる
ため、ベース抵抗を低くすることができると同時に少数
キャリアの蓄積効果を低減できる。また、薄いベース層
を形成することができる。
同様に、エミッタ層の不純物濃度を低くすることができ
るため、エミッタ容量を低減することができる。
これらの利点により、ヘテロ接合バイボー→トランジス
タは、従来のホモ接合バイポーラトランジスタに比べて
、電流増幅、高速動作特性の点で非常に優れたものとな
る可能性をもっている。
このようなヘテロ接合バイポーラトランジスタを実際に
構成するのに当たり、構造としては、エミッタ層にアモ
ルファス炭化シリコン(以下a−5iC:H)を用いる
ことが提案されている。(昭和62年 春季応用物理学
会)第5図に、従来のへテロ接合バイポーラトランジス
タの断面図を示す。
♂シリコンウェハl上にn−シリコンエビ層をエビ成長
させる。次にSiO□膜4を形成し、フォトリソグラフ
ィでパタニング後、イオン注入等により、ホウ素をドー
プし、P領域3を形成する。続いてプラズマCVD法に
より、n”a−SiC:H5:を積層する。そして最後
に5iO8膜4にフォトリソグラフィでコンタクトホー
ルを形成し、♂シリコンウェハ1の裏面及び、P領域4
とna−SiC:H5’との上面に、アルミニウム金属
6を積層し、配線する。
このような構造では、nンリコンウエハl及びiシリコ
ンエビ層2がコレクタ、P領域3がベースn+a−5i
C:Hがエミッタとなり、バイポーラトランジスタを構
成している。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のへテロ接合バイポーラトランジスタのエミッタ層
に用いられているa−3iC:Hは、導電率が低く注入
効率が悪いので、電流増幅率がおち、また、高周波特性
、スイッチング特性が劣る。
上記のような欠点があるため、a−3iC:Hをエミッ
タ層に用いたヘテロバイポーラトランジスタは、実用化
に至っていない。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、高い電流増幅率
、高速動作特性の優れたヘテロ接合バイポーラトランジ
スタを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、シリコン系へテロ接合パイボーラド″ランジ
スタにおいて、エミッタ層を微結晶(マイクロクリスタ
ル)シリコン化合物(以下μc−SiX)を用いて上記
問題点を解決する。
(作用) μc−5iXのエネルギーバンドギャップは、a−9i
C:Hと同程度以上あり、また、その導電率は非常に高
いので、エミッタからベースに注入される電子が多く逆
方向に拡散する正孔は少なくなる。また、エミッタ抵抗
が低減する。
さらに、ベース不純物濃度を高めることが可能であるた
め、少数キャリアである電子の蓄積効果を低減できると
同時にベース抵抗を低くできる。
従って電流増幅、高速動作特性等が向上する。
(実施例) 以下、図面に従って本発明のシリコンへテロ接合バイポ
ーラトランジスタのエミッタ層にマイクロクリスタル炭
化シリコン(以下 μC−S i C: H)を用いた
ことを例にとり説明する。
第1図に本発明一実施例のμc−3iC:Hをエミッタ
層に用いたシリコンへテロ接合バイポーラトランジスタ
の断面図を示す。
始めに0.02Ω・(至)以下のn+シリコンウェハl
に0.5〜5Ω・艶のn”シリコンエビ層2を10μm
程度エビ成長させる。
次にn−シリコンエビ層2上に5oooA程度のS i
 O,膜4を形成し、フォトリソグラフィによりパタニ
ングする。
続いて前記パタニング領域より表面濃度10′q/口3
、深さ0.5μm程度のホウ素拡散を行い、P領域3を
形成する。
そして、フォトリソグラフィでS i O,膜4のパタ
ニングを行い、ベースとエミッタの接合面を形成し、そ
の領域に1Ω−1・am’のμc−5iC:Hを500
0A、プラズマCVD法で積層し、nμc−5iC:H
5を形成する。
最後に、フォトリソグラフィで8102膜4をパタニン
グし、コンタクトホールを形成し、P領域3とμc−3
iC:H5との上面と♂シリコンウェハ1の裏面とにア
ルミニウム金属6を蒸着し、配線する。
以上で本発明のシリコンへテロ接合バイポーラトランジ
スタは完成する。
但し、ここでいうμc−SiC:Hとは、第2図に示す
ように、アモルファスシリコンカーバイドの中に微結晶
を含む構造である。そして、その微結晶の周囲は水素原
子で終端されている。
第3図に、μc’−5iC:Hのバンドギャップを示す
。同図よりμc−3iC:Hのバンドギャップは2.1
5eVとなり、従来のエミッタ層a−5iC:H以上の
広いバンドギャップである。  (同図は、C町÷(S
 i H4+ CH,)=0.5の場合)そのためエミ
ッタの注入効率を低下させることなく、また、エミッタ
への正孔の拡散を増大させることなく、エミッタ領域の
不純物濃度とベース領域の不純物濃度を独立に設定する
ことができる。
従フて、ベース層の不純物濃度を高くすることができる
ため、ベース抵抗を低くすることができ、また、従来よ
り薄いベース層を形成することができる。
同様に、エミッタ層の不純物濃度を低くすることができ
るため、エミッタ容量を低減することができる。
第4図に、μc−SiC:Hの導電率と、a−SfC:
Hの導電率を示す。同図から明らかなように、a−Si
C:Hの導電率が約lXl0Ω・帥というのに比較して
、μc−SiC:Hの導電率は、約1Ω・(至)であり
非常に高い値である。従って、μc−5iC:Hのエミ
ッタ層は、バンドギャップがa−SiC:H以上の値で
あり、さらにキャリア密度が高く、抵抗が低くなる。つ
まり、エミッタ層のキャリア密度が高いため、ベースと
コレクタとの間に逆方向の電圧を印加しつつ、エミッタ
とベースとの間に順方向の電圧を印加した場合、電子は
エミッタからベースへ注入されるが、この時の電子の注
入がa−SiC:Hをエミッタに用いた時に比べて大き
くなる。  (注入効率が向上する。)同時に、正孔の
エミッタへの拡散に対する阻止能が上がるため、電流増
幅率が大きくなる。
尚、本実施例においては、エミッタ層にμC−5iC:
Hを用いたが、μc−9iC:F、μc−SiN:H,
μc−SiN:F等のワイドギャップマイクロクリスタ
ル化シリコン化合物を用いても同様である。
(発明の効果) 本発明によれば、エミッタ層にマイクロクリスタルシリ
コン化合物を用いることにより、エミッタ層のエネルギ
ーバンドギャップは大きく、キャリア密度も高くなる。
従って、素子の電流増幅特性、高速動作特性は向上する
ので、高速、高利得のスイッチング索子が得られる。
さらに、マイクロクリスタルシリコン化合物の耐熱性は
a−9iC:Hよりも60℃程度上がるので2.アルミ
シンタリング等の後工程での熱処理を高い温度で行うこ
とができ、工程設計の自由度が上がり、高温でアルミシ
ンタリングを行うことにより、コンタクト抵抗を下げる
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明一実施例のシリコンへテロ接合バイポ
ーラトランジスタの断面図 第2図は、同エミッタ層に用いたμc−StC:Hの構
造を示す図 第3図は、μc−3iC:Hとa−9iC:Hのバンド
ギャップを示す図 第4図は、μc−SiC:H成膜時のRFPowerと
導電率との関係を示す国 策5図は、従来のシリコンへテロ接合バイポーラトラン
ジスタの断面図 1・・・n+シリコンウェハ 2・・・n−シリコンエビ層 3・・・P領域 4・・・S i 0L11莫 5φ争・n+μc−8IC:H 6・・・アルミニウム金属

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  エミッタ層に微結晶(マイクロクリスタル)シリコン
    化合物を用いたヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
JP62272589A 1987-10-28 1987-10-28 ヘテロ接合バイポーラトランジスタ Pending JPH01115158A (ja)

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JPH01115158A true JPH01115158A (ja) 1989-05-08

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ID=17516027

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JP62272589A Pending JPH01115158A (ja) 1987-10-28 1987-10-28 ヘテロ接合バイポーラトランジスタ

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