JPH01114432A - 施工性に優れた複合制振板材 - Google Patents
施工性に優れた複合制振板材Info
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- JPH01114432A JPH01114432A JP27230787A JP27230787A JPH01114432A JP H01114432 A JPH01114432 A JP H01114432A JP 27230787 A JP27230787 A JP 27230787A JP 27230787 A JP27230787 A JP 27230787A JP H01114432 A JPH01114432 A JP H01114432A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は金属板、主に鋼板を2枚以上重ね合せて制振特
性を持たせた複合制振板材に関し、更に詳しくは溶接強
度部材としての使用に適した複合制振板材に関する。
性を持たせた複合制振板材に関し、更に詳しくは溶接強
度部材としての使用に適した複合制振板材に関する。
従来より割振材料として知られているものには、Mg、
Cu−Mn合金、片状黒鉛鋳鉄、Fe−Cr−A4合金
、12Cr鋼等の材料そのものが制振特性を有する防振
合金と、2枚以上の板材を重ね合わせることにより割振
効果を具備させた複合制振板材とがある。
Cu−Mn合金、片状黒鉛鋳鉄、Fe−Cr−A4合金
、12Cr鋼等の材料そのものが制振特性を有する防振
合金と、2枚以上の板材を重ね合わせることにより割振
効果を具備させた複合制振板材とがある。
前者の防振合金は高価で、溶接施工も難しい上、強度部
材として機械、構造物に組み込まれてしまうと、静荷重
あるいは溶接施工による残留応力が付加されることによ
り制振効果を消失する場合が多い、したがって機械、構
造物の強度部材としての使用には通さない。
材として機械、構造物に組み込まれてしまうと、静荷重
あるいは溶接施工による残留応力が付加されることによ
り制振効果を消失する場合が多い、したがって機械、構
造物の強度部材としての使用には通さない。
後者の複合制振板材も従来から周知の高分子樹脂と鋼板
とを組合わせたものは、高分子樹脂が使用されているた
め、溶接施工が非常に困難であり、やはり強度部材とし
ての使用には適さない。
とを組合わせたものは、高分子樹脂が使用されているた
め、溶接施工が非常に困難であり、やはり強度部材とし
ての使用には適さない。
そこで、本出願人は溶接強度部材としての使用に適した
複合制振板材として、高分子樹脂を使わず金属板、主に
鋼板のみからなる材料を開発し出願した(特開昭61−
37316号公報、特開昭61−37317号公報、特
開昭61−1)9390号公報、特開昭61−1828
20号公報)。
複合制振板材として、高分子樹脂を使わず金属板、主に
鋼板のみからなる材料を開発し出願した(特開昭61−
37316号公報、特開昭61−37317号公報、特
開昭61−1)9390号公報、特開昭61−1828
20号公報)。
斯かる複合制振板材は、第6図に示されるように、強度
部材となる金属製の基板lに対し、同じく金属製の制振
用の補助板2,2を相互間に僅かにすべりが生じるよう
に複数箇所で線接合または点接合したものであり、互い
の接触面の摩擦作用によって良好な制振特性を発揮する
。
部材となる金属製の基板lに対し、同じく金属製の制振
用の補助板2,2を相互間に僅かにすべりが生じるよう
に複数箇所で線接合または点接合したものであり、互い
の接触面の摩擦作用によって良好な制振特性を発揮する
。
ところが、斯かる複合制振板材は高分子樹脂を使用しな
い点では溶接が容易といえるが、実際の溶接施工におい
ては端面で突き合わせ溶接する場合に溶接入熱が高いと
、補助板2.2にふくれが発生し、このふくれが生じな
いように仕上げようとすると工数が大巾に増加する欠点
がある。
い点では溶接が容易といえるが、実際の溶接施工におい
ては端面で突き合わせ溶接する場合に溶接入熱が高いと
、補助板2.2にふくれが発生し、このふくれが生じな
いように仕上げようとすると工数が大巾に増加する欠点
がある。
また、斯かる複合制振板材においては設計段階で強度部
材として織り込むことができるのは基板1のみであり、
補助板2,2は割振効果を別にすれば重量を増加させる
要因にしかならない、したがって、用途としては例えば
道路橋の橋桁を考えると、補助板2.2による重量増加
の分だけ基礎工事も大規模となり、溶接工数の増大と合
せて工事コストの増加を余儀なくされる。
材として織り込むことができるのは基板1のみであり、
補助板2,2は割振効果を別にすれば重量を増加させる
要因にしかならない、したがって、用途としては例えば
道路橋の橋桁を考えると、補助板2.2による重量増加
の分だけ基礎工事も大規模となり、溶接工数の増大と合
せて工事コストの増加を余儀なくされる。
本発明は、これらの欠点を取り除いた溶接施工が容易で
、しかも軽量な複合制振板材を提供するものである。
、しかも軽量な複合制振板材を提供するものである。
(問題点を解決するための手段〕
基板1に制振用補助板2を線接合または点接合で重ね合
わせた複合制振板材が、それ自体溶接性に優れた材料を
使用するにもかかわらず十分な溶接性を与えられていな
いのは、基板1と同じ面積の補助板2が使用されている
からである。すなわち・基板lと同じ面積の補助板2を
接合すると、板材端面で基@lと補助板2が重合し、突
き合わせ溶接が困難になるのである。
わせた複合制振板材が、それ自体溶接性に優れた材料を
使用するにもかかわらず十分な溶接性を与えられていな
いのは、基板1と同じ面積の補助板2が使用されている
からである。すなわち・基板lと同じ面積の補助板2を
接合すると、板材端面で基@lと補助板2が重合し、突
き合わせ溶接が困難になるのである。
本発明者は斯かる観点から、この種の複合制振板材の溶
接性を改善するには第1図に示すように基板に対しその
端縁を避けて部分的に補助板2を接合するのが有効であ
ると考え、補助板2の基板lに対する面積率が割振効果
に与える影響を子細に調査した。その結果、この面積率
が10〜95%でかつ補助板2の厚みが基板1の5〜9
0%であれば十分な割振効果が得られることを知見した
。
接性を改善するには第1図に示すように基板に対しその
端縁を避けて部分的に補助板2を接合するのが有効であ
ると考え、補助板2の基板lに対する面積率が割振効果
に与える影響を子細に調査した。その結果、この面積率
が10〜95%でかつ補助板2の厚みが基板1の5〜9
0%であれば十分な割振効果が得られることを知見した
。
本発明は、斯かる知見に基づきなされたもので、強度部
材である基板lの片面または両面に厚みが基板lの5〜
90%で、基板lに対する面積率が10〜95%である
制振用の補助板2を線接合もしくは点接合したことを特
徴とする施工性に優れた複合制振板材を要旨とする。
材である基板lの片面または両面に厚みが基板lの5〜
90%で、基板lに対する面積率が10〜95%である
制振用の補助板2を線接合もしくは点接合したことを特
徴とする施工性に優れた複合制振板材を要旨とする。
基板lは強度部材となるもので、必要な強度、溶接性等
が確保されるよう用途に応じて材質、寸法が適宜決定さ
れる。
が確保されるよう用途に応じて材質、寸法が適宜決定さ
れる。
この基板lに対し基板lよりも面積の小さい補助板2を
使用することにより周縁部を避けて補助@2が接合でき
、その結果、周端部で突き合わせ溶接する場合に基板l
のみの溶接となり、補助板2のふくれ等がなくなって溶
接施工性が良好になり、重量軽減効果にも寄与する。
使用することにより周縁部を避けて補助@2が接合でき
、その結果、周端部で突き合わせ溶接する場合に基板l
のみの溶接となり、補助板2のふくれ等がなくなって溶
接施工性が良好になり、重量軽減効果にも寄与する。
制振用のこの補助板2は基板lと同材質でもまた異材質
でもよい0本発明の複合制振板材では補助板2が溶接施
工性を阻害しないので、割振効果優先で補助板2の材質
が選定できる。一般には異材質のほうが制振効果が高い
とされている。
でもよい0本発明の複合制振板材では補助板2が溶接施
工性を阻害しないので、割振効果優先で補助板2の材質
が選定できる。一般には異材質のほうが制振効果が高い
とされている。
補助板2の寸法は面積については、基板lの面積の10
〜95%であることが必要である。基板lに対する面積
率が10%未満では制振、側音効果の低下が著しく、逆
に95%を超えると1)縁部において補助板欠除部分が
不足し、突合せ溶接を行うときに補助板2が障害となっ
て良好な溶接施工性が得られなくなる。
〜95%であることが必要である。基板lに対する面積
率が10%未満では制振、側音効果の低下が著しく、逆
に95%を超えると1)縁部において補助板欠除部分が
不足し、突合せ溶接を行うときに補助板2が障害となっ
て良好な溶接施工性が得られなくなる。
厚みについては、基板lの5%未満では補助板2の剛性
が不足し、基板lと補助板2との間の接触摩擦により主
板lの振動を抑1トする効果が得られなくなる。逆に9
5%を超えると、強度部材としての基板厚みと同等もし
くは基板lの厚みを超え、割振効果よりも重量増加が顕
著となって施工性、実用性を阻害する。したがって厚み
は基板lの5%〜95%の範囲内とする。
が不足し、基板lと補助板2との間の接触摩擦により主
板lの振動を抑1トする効果が得られなくなる。逆に9
5%を超えると、強度部材としての基板厚みと同等もし
くは基板lの厚みを超え、割振効果よりも重量増加が顕
著となって施工性、実用性を阻害する。したがって厚み
は基板lの5%〜95%の範囲内とする。
基板lと補助板2の重合形態については、基板lに対し
1枚の補助板2を重ね合せても、また複数枚の補助板2
を重ね合せてもよい。複数枚の補助板2を使用する場合
は、補助板2どおしを亀ね合せて接合した後にさらに基
板lに接合してもよいし、あるいは補助板2を複数枚い
きなり基板lにとりつけてもよい。また、基板lの両面
に補助板2を重ね合せるようにしてもよく、また片面に
複数枚の補助板2を並列的に配置してもよく、更にこれ
らを組合せた形で重ね合せてもよい。
1枚の補助板2を重ね合せても、また複数枚の補助板2
を重ね合せてもよい。複数枚の補助板2を使用する場合
は、補助板2どおしを亀ね合せて接合した後にさらに基
板lに接合してもよいし、あるいは補助板2を複数枚い
きなり基板lにとりつけてもよい。また、基板lの両面
に補助板2を重ね合せるようにしてもよく、また片面に
複数枚の補助板2を並列的に配置してもよく、更にこれ
らを組合せた形で重ね合せてもよい。
第2図(イ)〜(ハ)は基41i1と補助板2の重合形
態を例示したもので、(イ)では基板1の両面に補助板
2.2が重合され、(ロ)では基板lの片面に2枚の補
助板2,2が重ね合され、(ハ)では基板lの一方の面
に1枚の補助板2を重ね合せ、他方の面に2枚の補助板
2.2が並列的に重ね合されている。
態を例示したもので、(イ)では基板1の両面に補助板
2.2が重合され、(ロ)では基板lの片面に2枚の補
助板2,2が重ね合され、(ハ)では基板lの一方の面
に1枚の補助板2を重ね合せ、他方の面に2枚の補助板
2.2が並列的に重ね合されている。
なお、両面に面積の異なる複数枚の補助板2を使用する
場合は、片方の面の補助板20面積の総和をもう片方の
面の補助板2の総和と比較し、大なる方の面の補助板2
の合計の面積率が10〜95%であればよい0片方の面
に複数枚の補助板2を並列的に配置する場合は、各補助
板2の合計面積が同面における補助板2の面積となる。
場合は、片方の面の補助板20面積の総和をもう片方の
面の補助板2の総和と比較し、大なる方の面の補助板2
の合計の面積率が10〜95%であればよい0片方の面
に複数枚の補助板2を並列的に配置する場合は、各補助
板2の合計面積が同面における補助板2の面積となる。
補助板2の固定手段については、本発明の複合制振板材
では基板1と補助12の相互接触による摩擦エネルギー
によって基板lの振動エネルギーを消失させる関係から
、基板lに対し補助板2を強圧力で拘束するのは好まし
くない、好ましいのは基板lと補助板2との間が接触状
態で若干の平行移動が許容される固定手段であり、具体
的には複数箇所で線接合または点接合されるものである
。
では基板1と補助12の相互接触による摩擦エネルギー
によって基板lの振動エネルギーを消失させる関係から
、基板lに対し補助板2を強圧力で拘束するのは好まし
くない、好ましいのは基板lと補助板2との間が接触状
態で若干の平行移動が許容される固定手段であり、具体
的には複数箇所で線接合または点接合されるものである
。
第3図は基板lの両面に補助板2.2を重ね合せる場合
を例にとって好ましい接合形態を示したものである。
を例にとって好ましい接合形態を示したものである。
同図(イ)の場合は基板1の両面に補助板2.2を重ね
合せた上で貫通孔を穿け、ここに挿入したバーもしくは
パイプ3を補助板2.2に対して溶接しである。1口)
の場合はアーク溶接でスポット状に溶接して基板lと補
助板2.2とを接合し、(ハ)の場合は抵抗スポット溶
接にて基板lと補助板2゜2との接合を行っている。
合せた上で貫通孔を穿け、ここに挿入したバーもしくは
パイプ3を補助板2.2に対して溶接しである。1口)
の場合はアーク溶接でスポット状に溶接して基板lと補
助板2.2とを接合し、(ハ)の場合は抵抗スポット溶
接にて基板lと補助板2゜2との接合を行っている。
接合箇所の密度は、基板lと補助板2との間に制振効果
発現に必要なズレ摩擦を発生させるように適宜選択され
る0通常は点接合の場合で1m2当り500箇所以下、
好ましくは30(l所以上程度である。
発現に必要なズレ摩擦を発生させるように適宜選択され
る0通常は点接合の場合で1m2当り500箇所以下、
好ましくは30(l所以上程度である。
本発明の複合制振板材は、基板lに補助板2が予め接合
されているものを含む他、基板lのみの状態で施工組立
をある程度進め構造物を組み上げた段階で補助板2を片
面スポット溶接機等で構造物中の基板lに取付けて、基
板1の振動を抑制するようにしたものも含むものである
。
されているものを含む他、基板lのみの状態で施工組立
をある程度進め構造物を組み上げた段階で補助板2を片
面スポット溶接機等で構造物中の基板lに取付けて、基
板1の振動を抑制するようにしたものも含むものである
。
〔実施例]
0 実施例1
第1表に寸法を示す3M41製の基板lの両面に、同じ
く第1表に寸法を示す3M41製の面積率の異なる4種
類の補助板2枚2.2を、第2図(イ)に示す形態で重
ね合せ、4箇所のスポット溶接にて接合した。そして、
得られた板材を第4図四に示すように長手方向両端から
lt(長さ)Xo、225の位置で吊り下げ、この状態
で第4図(ロ)に示すように、板材から25額離れた重
1620gのプラスチックハンマーを搬上角15°で板
材中央部に打ちつけ、第4図(イ)に示すようなピーク
音圧レベル(d B)を板材から50龍離れた裏側で騒
音計にて測定した。測定結果を第5図に示す。
く第1表に寸法を示す3M41製の面積率の異なる4種
類の補助板2枚2.2を、第2図(イ)に示す形態で重
ね合せ、4箇所のスポット溶接にて接合した。そして、
得られた板材を第4図四に示すように長手方向両端から
lt(長さ)Xo、225の位置で吊り下げ、この状態
で第4図(ロ)に示すように、板材から25額離れた重
1620gのプラスチックハンマーを搬上角15°で板
材中央部に打ちつけ、第4図(イ)に示すようなピーク
音圧レベル(d B)を板材から50龍離れた裏側で騒
音計にて測定した。測定結果を第5図に示す。
第 1 表
第5図に示されるように、補助板2.2を接合しない基
板l単体の状態ではピーク音圧レベルは1’04dBで
ある。基板lと同じ面積(面積率100%)の補助板2
,2を接合したときは75dBで、基it単体のときと
比べて一29dBの制振効果が得られる。
板l単体の状態ではピーク音圧レベルは1’04dBで
ある。基板lと同じ面積(面積率100%)の補助板2
,2を接合したときは75dBで、基it単体のときと
比べて一29dBの制振効果が得られる。
面積率50%の補助板2.2を接合したときは、76d
Bで、基板lと同じ面積の補助板2.2を接合したとき
と実質的に同一の制御効果が得られ、面積率35%の補
助板2.2の場合でも約−20dBの割振効果が得られ
ている。制振効果は−1OdB程度であれば実用上十分
と言えるので、面積率10%の補助板2.2の場合も有
効である。
Bで、基板lと同じ面積の補助板2.2を接合したとき
と実質的に同一の制御効果が得られ、面積率35%の補
助板2.2の場合でも約−20dBの割振効果が得られ
ている。制振効果は−1OdB程度であれば実用上十分
と言えるので、面積率10%の補助板2.2の場合も有
効である。
そして、重置軽減効果は、第1表かられかるように、基
板lと同面積の補助板2.2を接合したときの18kg
と比べて、面積率50%の補助板2.2を接合したとき
は15.66 kg、面積率35%の補助+1.2を接
合したときは14.94kg、面積率10%の補助板2
,2を接合したときは13゜8瞳となり、それぞれ2.
34 kぎ、3.06kg、4.2kIrの軽量化が達
成される。
板lと同面積の補助板2.2を接合したときの18kg
と比べて、面積率50%の補助板2.2を接合したとき
は15.66 kg、面積率35%の補助+1.2を接
合したときは14.94kg、面積率10%の補助板2
,2を接合したときは13゜8瞳となり、それぞれ2.
34 kぎ、3.06kg、4.2kIrの軽量化が達
成される。
Q 実施例2
実施例1で使用した基Fi、1に対し、第2図(イ)に
示すように、その両面中央部に幅200鶴、長さ700
m5、厚み9n、面積率75%のSM、1)製補助板2
.2 (2枚)を25箇所のスポソ日容接で接合した。
示すように、その両面中央部に幅200鶴、長さ700
m5、厚み9n、面積率75%のSM、1)製補助板2
.2 (2枚)を25箇所のスポソ日容接で接合した。
そして、この板材について実施例1と同じ要61でピー
ク音圧レベルを測定した。結果は79dBであった。
ク音圧レベルを測定した。結果は79dBであった。
前述したように補助板2.2を接合しないときの測定値
が104dB、基板lと同じ面積の補助板2.2を接合
したときの測定値が75dBであるから、79dBとい
うことは基板lと同じ面積の補助板2.2を接合したと
きと実質的に同じ制振効果が得られていることになる。
が104dB、基板lと同じ面積の補助板2.2を接合
したときの測定値が75dBであるから、79dBとい
うことは基板lと同じ面積の補助板2.2を接合したと
きと実質的に同じ制振効果が得られていることになる。
また、面積率75%の上記補助板2.2を第2図(ロ)
に示すように2枚重ねて基板lの片面に接合したときは
77dBで、やはり同じ面積の補助板2.2を接合した
ときと同程度の制振効果が得られている。
に示すように2枚重ねて基板lの片面に接合したときは
77dBで、やはり同じ面積の補助板2.2を接合した
ときと同程度の制振効果が得られている。
面積率75%の補助板を2枚接合したときの板材重量は
16.8−であり、基板lと同じ面積の補助板2.2を
接合したときの重量18−と比べて、1、2 kgの軽
量化が達成されている。
16.8−であり、基板lと同じ面積の補助板2.2を
接合したときの重量18−と比べて、1、2 kgの軽
量化が達成されている。
また、上記基板1に対し、輻80m、長さ300龍、厚
み2.31−の面積率13%の補助板2.2(2枚)を
第2図(イ)に示すように両面接合したときは81dB
で、−23dBの割振効果が得られ、重量については1
4.1−で3.9 kgの軽量化が達成され、同じく面
積率力月3%で、厚みが3.21の補助板2.2 (2
枚)を第2図(ロ)に示すように片面接合したときは8
2dBで、−22dBの割振効果が得られ、重量につい
ては14.5 kgで3.5 kgの軽量化が達成され
ている。
み2.31−の面積率13%の補助板2.2(2枚)を
第2図(イ)に示すように両面接合したときは81dB
で、−23dBの割振効果が得られ、重量については1
4.1−で3.9 kgの軽量化が達成され、同じく面
積率力月3%で、厚みが3.21の補助板2.2 (2
枚)を第2図(ロ)に示すように片面接合したときは8
2dBで、−22dBの割振効果が得られ、重量につい
ては14.5 kgで3.5 kgの軽量化が達成され
ている。
更にまた、上記基板lに対し、第2図(ハ)に示すよう
に、一方の面の中央部に幅200m、長さ280am、
厚み1.6鶴の補助板2を6箇所のスポット溶接で接合
し、他方の面に幅180 報、長さ200龍、厚み3.
2Hの補助板2.2 (2枚)を250mjl1反させ
て各4箇所のスポット溶接で接合した。補助板2の面積
率は1枚接合した側で30%、2枚接合した側で35%
であり、規定により面積の大きい35%が本実施例にお
ける面積率となる。
に、一方の面の中央部に幅200m、長さ280am、
厚み1.6鶴の補助板2を6箇所のスポット溶接で接合
し、他方の面に幅180 報、長さ200龍、厚み3.
2Hの補助板2.2 (2枚)を250mjl1反させ
て各4箇所のスポット溶接で接合した。補助板2の面積
率は1枚接合した側で30%、2枚接合した側で35%
であり、規定により面積の大きい35%が本実施例にお
ける面積率となる。
本実施例でもピーク音圧レベルは79dBで、−25d
Bの制振効果が得られ、重量は15.9 kgで2.1
kgの軽量化が達成された。
Bの制振効果が得られ、重量は15.9 kgで2.1
kgの軽量化が達成された。
実施例2の結果を第2表に撃理して示す。
第 2 表
*補助板厚2.3關 **補助板厚3.
2鶴基板に対する厚 基板に対する
厚み5.6% みあ、6%○実施例3 実施例1.2で得られた本発明の複合制振板材に突合せ
溶接を行ったところ、補助板2のふくれ等は一切発生せ
ず、基板1単体を溶接するときと同じ要領で簡単に溶接
施工を行うことができた。
2鶴基板に対する厚 基板に対する
厚み5.6% みあ、6%○実施例3 実施例1.2で得られた本発明の複合制振板材に突合せ
溶接を行ったところ、補助板2のふくれ等は一切発生せ
ず、基板1単体を溶接するときと同じ要領で簡単に溶接
施工を行うことができた。
以上の説明から明らかなように、本発明の複合制振板材
は実用上十分な制振特性を有する上に、強度部材である
基板単体と同じ良好な溶接施工性を有し、更に基板と同
じ面積の補助板を接合したものと比べて軽く、使用性、
実用性の著しく高いものである。
は実用上十分な制振特性を有する上に、強度部材である
基板単体と同じ良好な溶接施工性を有し、更に基板と同
じ面積の補助板を接合したものと比べて軽く、使用性、
実用性の著しく高いものである。
第1図は本発明の複合制振板材の基本構造説明図、第2
図(イ)〜(ハ)は本発明の複合制振板材における補助
板重合形態説明図、第3図(イ)〜(ハ)は同じく基板
と補助板の接合形態説明図、第4図はピーク音圧し、ベ
ル測定試験説明図、第5図は同試験結果を補助板の面積
率との関係で示したグラフ、第6図は従来の複合制振板
材の基本構造説明図である。 図中、1:基板、2:補助板、3:バーもしくはパイプ
。 第 5 図 ハンマー敏上げ角度 15’ 補助板の面積4i、(%) 第 1 口 倶 り ffi
図(イ)〜(ハ)は本発明の複合制振板材における補助
板重合形態説明図、第3図(イ)〜(ハ)は同じく基板
と補助板の接合形態説明図、第4図はピーク音圧し、ベ
ル測定試験説明図、第5図は同試験結果を補助板の面積
率との関係で示したグラフ、第6図は従来の複合制振板
材の基本構造説明図である。 図中、1:基板、2:補助板、3:バーもしくはパイプ
。 第 5 図 ハンマー敏上げ角度 15’ 補助板の面積4i、(%) 第 1 口 倶 り ffi
Claims (1)
- (1)強度部材である基板(1)の片面または両面に厚
みが基板(1)の5%〜90%で、基板(1)に対する
面積率が10〜95%である制振用の補助板(2)を線
接合もしくは点接合したことを特徴とする施工性に優れ
た複合制振板材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62272307A JP2508147B2 (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 溶接施工性に優れた複合制振板材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62272307A JP2508147B2 (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 溶接施工性に優れた複合制振板材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01114432A true JPH01114432A (ja) | 1989-05-08 |
JP2508147B2 JP2508147B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=17512054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62272307A Expired - Lifetime JP2508147B2 (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 溶接施工性に優れた複合制振板材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508147B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020125772A (ja) * | 2019-02-01 | 2020-08-20 | 昭和電線ケーブルシステム株式会社 | 制振シートの設置方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5968605U (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-09 | 日本鋼管株式会社 | 制振用複合鋼板 |
JPS59103881U (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-12 | 株式会社ノーリツ | ポンプの支持装置 |
JPS6097842A (ja) * | 1983-11-02 | 1985-05-31 | 日東電工株式会社 | 金属板の制振防音方法 |
-
1987
- 1987-10-28 JP JP62272307A patent/JP2508147B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5968605U (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-09 | 日本鋼管株式会社 | 制振用複合鋼板 |
JPS59103881U (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-12 | 株式会社ノーリツ | ポンプの支持装置 |
JPS6097842A (ja) * | 1983-11-02 | 1985-05-31 | 日東電工株式会社 | 金属板の制振防音方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020125772A (ja) * | 2019-02-01 | 2020-08-20 | 昭和電線ケーブルシステム株式会社 | 制振シートの設置方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2508147B2 (ja) | 1996-06-19 |
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