JPH01113565A - 火花点火機関の空燃比制御装置 - Google Patents

火花点火機関の空燃比制御装置

Info

Publication number
JPH01113565A
JPH01113565A JP27133487A JP27133487A JPH01113565A JP H01113565 A JPH01113565 A JP H01113565A JP 27133487 A JP27133487 A JP 27133487A JP 27133487 A JP27133487 A JP 27133487A JP H01113565 A JPH01113565 A JP H01113565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
air
path
control device
fuel ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27133487A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0776545B2 (ja
Inventor
Sachihiro Natsume
夏目 祥宏
Mitsuo Tanaka
田中 満男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Diesel Engine Co Ltd filed Critical Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Priority to JP27133487A priority Critical patent/JPH0776545B2/ja
Publication of JPH01113565A publication Critical patent/JPH01113565A/ja
Publication of JPH0776545B2 publication Critical patent/JPH0776545B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、触媒により排気浄化を行なうガス機関等の火
花点火機関において、空燃比を触媒による排気浄化に適
した値に制御する空燃比制御装置に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来、火花点火機関の一例としての触媒式のガス機関に
おいては、例えば特開昭61−138840号公報に記
載されているような空燃比制御装置が用いられていた。
すなわちこの空燃比制御装置は、第6図に示すように、
機関本体61に終端が接続゛された吸気管62の始端に
吐出口が接続されたミキサー63と、始端が図外の空気
供給源に接続されかつ終端が前記ミキサー63の一方の
吸入口に接続された空気供給路64と、始端が図外の燃
料供給源に接続されかつ終端が前記ミキサー63の他方
の吸入口に接続された燃料供給路65と、前記燃料供給
路65と吸気管62とを前記ミキサー63を介さずに連
通させるバイパス路66と、このバイパス路66に設置
された流量制御弁67と、前記吸気管2内のブースト圧
を検出することにより機関の負荷を検出するブーストセ
ンサからなる負(::Iセンサ68と、機関の回転数を
検出する回転数センサ6つと、排気ガス中の酸素を検出
する酸素センサ70と、前記負荷センサ68と回転数セ
ンサ69と酸素センサ70とからの出力信号に基づいて
前記流量制御弁67のステッピングモータ67aを制御
する制御装置71とを設けた構成であった。なお第6図
において、73はガスレギュレータ、74はスロットル
、75は排気管、76は過給機、77は三元触媒である
この空燃比制御装置の動作について、第7図〜第11図
を用いて説明する。第7図(a)は混合気の空気過剰率
、同図(b)は酸素センサ70の出力電圧、同図(C)
は流量制御弁67の弁開度を各々示しており、(a)に
示す空気過剰率の変化は、一定の時間遅れをともなって
酸素センサ70により検出され、酸素センサ70の出力
電圧は(b)のようになる。これが制御装置71に人力
され、制御装置71は酸素センサ70からの信号に基づ
いて流量制御弁67のステッピングモータ67aを制御
し、流量制御弁67の弁開度を変えてバイパス路66か
ら吸気管62に流入する燃料の流量を変化させることに
より混合気の空燃比を制御する。ここで、三元触媒77
が排気の浄化を良好に行なう領域、すなわち三元触媒7
7のウィンドは、空気過剰率λ−1よりも若干リッチ側
にあり、酸素センサ70の反応点は、空気過剰率λ−1
よりも若干リーン側にあるので、平均空燃比が三元触媒
77のウィンドに入るように、制御装置71は第7図(
c)のようなA、  B、 C,Dの4つの基本パター
ンの組合わせのパターンで流量制御弁67を制御する。
すなわち、基本パターンAは酸素センサ70がリッチ検
出状態からリーン検出状態に切替わったときに流量制御
弁67の弁開度を瞬時に増加させる動作であり、基本パ
ターンBは酸素センサ70がリッチ検出状態になるまで
流量制御弁67の弁開度を時間的に一定の割合で増加さ
せる動作であり、基本パターンCは酸素センサ70がリ
ーン検出状態からリッチ検出状態に切替わったときに流
量制御弁67の弁開度を瞬時に減少させる動作であり、
基本パターンDは酸素センサ70がリーン検出状態にな
るまて流量制御弁67の弁開度を時間的に一定の割合で
減少させる動作である。そして制御装置71は、内部の
メモリに第8図および第9図に示すようなデータをマツ
プとして予め記憶しており、まず負荷センサ68および
回転数センサ69から機関の負荷および回転数を読取っ
て、第8図のマツプからそれに応じた制御パターンナン
バーを読み出し、次に第9図のマツプから、制御パター
ンナンバーに応じた制御変数を読出す。この制御変数は
、基本パターンA、B、C,Dの各々の動作の大きさ、
すなわち流量制御弁67の弁開度の増加量や増加率等を
表しており、この制御変数で制御装置71は流量制御弁
67の弁開度を制御する。第10図はこのような制御の
結果の一例を示しており、(a)は酸素センサ70の出
力電圧、(b)は酸素センサ70゛の出力電圧の平均値
、(c)は流量制御弁67の弁開度であり、(A)は1
/4負荷の場合、(B)は1/2負荷の場合、(C)は
4/4負61fの場合を各々示している。このように機
関の負荷や回転数によって流量制御弁67の平均弁開度
が変わるのは、負荷や回転数によって必要なガス量が異
なることと、第11図のように流量制御弁67の流量特
性が非線形であることに起因する。
しかしながらこのような従来の空燃比制御装置では、燃
料としてのガスの発熱量が変化したり、あるいはガスの
種類が変わった場合、当然にバイパス路66を流れる燃
料ガスの流量が変化するので、流量制御弁67の流量特
性が非線形であることから、良好な浄化特性を得るため
には基本パターンA、B、C,Dの制御変数を変化させ
なければならないが、制御変数はマツプとして予め制御
装置71のメモリに記憶されており、機関の負荷および
回転数に応じて一義的に決定される。したがって、供給
される燃料ガスの発熱量が不安定で変動する場合や、燃
料ガスの種類が変わった場合、平均空燃比が三元触媒7
7のウィンドに入らず、浄化特性が悪化するという不都
合があった。これは、ガス種類の変更に対してはメモリ
の制御変数を変更することで対処可能であるが、変更作
業が大変面倒であり、また発熱量の変動に対しては対処
不可能である。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本発明の火花点火機関の空
燃比制御装置は、空気供給路により供給される空気と燃
料供給路により供給される燃料とを混合してその混合気
を吸気管に供給するミキサーと、前記空気供給路または
燃料供給路と前記吸気管とを前記ミキサーを介さずに連
通させるバイパス路と、このバイパス路の開度を可変す
る流量制御弁と、機関の負荷を検出する負荷センサと、
機関の回転数を検出する回転数センサと、排気中の酸素
を検出する酸素センサと、前記負荷センサと回転数セン
サと酸素センサとからの出力信号に応じて前記流量制御
弁を制御する制御装置とを備え、空燃比を三元触媒によ
る排気浄化に適した値に制御する火花点火機関の空燃比
制御装置において、前記制御装置により制御されて空燃
比を可変させる補助弁装置を設け、燃料の発熱量の変化
にかかわらず前記流量制御弁の平均弁開度が一定になる
ように前記補助弁装置を制御する構成としたものである
(作用) 制御装置は、燃料の発熱量の変化にかかわらず流量制御
弁の平均弁開度が一定になるように補助弁装置を制御す
る。したがって、燃料の発熱量の変動や燃料の種類の変
更にかかわらず、三元触媒による排気浄化を良好に行な
うことができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図に基づいて説
明する。
第1図は本発明の一実施例における空燃比制御装置を採
用したガス機関の概略構成図で、1は機関本体であり、
この機関本体1には、吸気管2の終端と排気管3の始端
とが接続されている。吸気管2の始端はミキサー4の吐
出口に接続されており、このミキサー4の一方の吸入口
には始端が図外の空気供給源に接続された空気供給路5
の終端が接続され、他方の吸入口には始端が図外の燃料
ガス供給源に接続された燃料[1,給路6の終端が接続
されている。この燃料供給路6にはガスレギュレータ7
が設置されていると共に、ガスレギュレータフの下流側
からバイパス路8が分岐しており、このバイパス路8は
前記吸気管2に接続されている。すなわちこのバイパス
路8は前記燃料供給路6と吸気管2とを前記ミキサー4
を介さずに連通しており、中間部に電気制御式の流量制
御弁9が設置されている。前記燃料供給路6の前記バイ
パス路8が分岐している箇所よりもさらに下流側からは
、分岐燃料路10が分岐しており、この分岐燃料路10
は前記バイパス路8の前記流量制御弁9よりも下流側に
接続されている。この分岐燃料路10には電気制御式の
流量制御弁からなる補助弁装置11が設置されている。
前記吸気管2には、ブースト圧を検出するブーストセン
サからなる負荷センサ13がスロットル14よりも下流
側に設置されており、前記機関本体1には機関の回転数
を検出する回転数センサ15が設置されている。前記排
気管3には過給機16が設置されていると共に、この過
給機16よりも下流側に三元触媒17が設置されており
、これら過給機16と三元触媒17との間に排気中の酸
素を検出する酸素センサ18が設置されている。
前記負荷センサ13と回転数センサ15と酸素センサ1
8の出力端はマイクロコンピュータ等からなる制御装置
19の入力端に接続されており、この制御装置19の出
力端は前記流量制御弁9の弁開度を可変するステッピン
グモータ9aと前記補助弁装置11の弁開度を可変する
ステッピングモータ11aとに接続されている。
次に作用を説明する。空気供給路5により供給される空
気と燃料供給路6により供給される燃料ガスとはミキサ
ー4により混合されて吸気管2に供給される。一方、燃
料供給路6の燃料ガスの一部は、バイパス路8を通って
吸気管2に流入すると共に、分岐燃料路10とバイパス
路8とを通って吸気管2に流入し、ミキサー4からの混
合気と共に吸気弁(図示せず)の開弁時に機関本体1の
燃焼室(図示せず)に流入する。燃焼室で混合気が燃焼
することにより発生した排気ガスは、排気弁(図示せず
)の開弁時に排気管3を通って排気され、この間に三元
触媒17により浄化される。
ここで、制御装置19は負荷センサ13と回転数センサ
15と酸素センサ18からの出力信号に基づいてステッ
ピングモータ9aに制御信号を出力し、流量制御弁9の
弁開度を機関の負荷および回転数に応じて予め記憶して
いる制御変数を用いて制御する。これによりバイパス路
8を通って吸気管2に供給される燃料ガスの流量が制御
され、機関本体1の燃焼室に流入する混合気の空燃比が
三元触媒17のウィンドに入り、三元触媒17により排
気処理が良好に行われる。このとき、例えば燃料供給路
6により供給される燃料ガスの発熱量が変化したとする
と、流量制御弁9の平均弁開度が変化し始めるので、制
御装置19はステッピングモータllaに制御信号を出
力して補助弁装置11の開弁度を制御する。これにより
分岐燃料路10を通ってバイパス路8に流入する燃料ガ
スの流量が制御され、流量制御弁9の平均開弁度が、燃
料ガスの発熱量の変化にもかかわらず一定になる。
このような制御を行なう制御装置19の動作について、
第2図および第3図のフローチャートを参照しながら、
さらに詳しく説明する。第2図は定時処理のフローチャ
ートで、基本的には上記従来装置の場合と同様である。
まずステップ(1)では負荷センサ13からの検出信号
を読取って機関の負荷を演算し、ストアする。次にステ
ップ(2)に進み、回転数センサ15からの検出信号を
読取って機関の回転数を演算し、ストアする。
次にステップ(3)に進み、上記従来装置における第8
図および第9図のマツプと同様なマツプから、機関の負
荷および回転数に応じた基本パターンA、  B、  
C,Dの制御変数を読出す。次にステップ(4)に進み
、酸素センサ18からの検出信号を読取り、ストアする
。次にステップ(5)に進み、ステップ(4)で読取っ
た酸素センサ18の検出信号がら空燃比がリッチな状態
であるか否かを判断し、リッチな状態であればステップ
(6)に進む。ステップ(6)ではステッピングモータ
9aに制御信号を出力し、ステップ(3)において読み
出した制御変数を用いて基本パターンC1Dにより流量
制御弁9の弁開度を小さくする。次にステップ(7)に
進み、流量制御弁9の平均弁開度を演算し、ストアして
リターンする。この流量制御弁9の平均弁開度は、ステ
ップ(7)の処理が行われる毎に、流量制御弁9の弁開
度の累積値と累積回数とから算出される。一方、ステッ
プ(5)において、混合気の空燃比がリーンな状態であ
ると判断すれば、ステップ(8)に進み、ステッピング
モータ9aに制御信号を出力して、ステップ(3)にお
いて読み出した制御変数を用いて基本パターンA、Bに
より流量制御弁9の弁開度を大きくした後、ステップ(
7)に進む。
第3図は割込み処理のフローチャートで、この割込み処
理は、流量制御弁9の平均弁開度を安定させるために、
定時処理のインターバルと比較して充分に長いインター
バルをおいて実行する。例えば、酸素センサ18がリー
ン検出状態からりッチ検出状態に反転する毎か、あるい
はその反転が所定回数行われる毎に割込み処理を行なう
ようにする。まずステップ(9)では、定時処理のステ
ップ(7)で演算した流量制御弁9の平均弁開度が予め
記憶している目標値に対して所定の許容範囲内に入って
いるか、あるいはそれよりりも大きいか、小さいかを判
断して、許容範囲内であればリターンする。流量制御弁
9の平均弁開度が許容範囲よりも小さければ、ステップ
(10)に進み、ステッピングモータ11aに制御信号
を出力して、補助弁装置11の弁開度をステッピングモ
ータ11aの1ステップ分だけ小さくする。次にステッ
プ(11)に進み、定時処理のステップ(7)で演算し
た流量制御弁9の平均弁開度をリセットした後、リター
ンする。一方、ステップ(9)において、流量制御弁9
の平均弁開度が許容範囲よりも大きければ、ステップ(
12)に進み、ステッピングモータllaに制御信号を
出力して、補助弁装置11の弁開度をステッピングモー
タllaの1ステップ分だけ大きくした後、ステップ(
11)に進む。かくして、補助弁装置11の弁開度を制
御することにより、分岐燃料路10を通ってバイパス路
8に流入する燃料ガスの流量が変化するので、定時処理
の制御により流量制御弁9の弁開度が変化し、流量制御
弁9の平均弁開度が目標値の許容範囲内に収束する。な
お、流量制御弁9の平均弁開度の目標価は、機関の負荷
および回転数に応じて適切な値が予めメモリに記憶され
ている。またステップ(11)において流量制御弁9の
平均弁開度がリセットされることにより、定時処理のス
テップ(7)においては、流量制御弁9の弁開度が新た
に累積され、新たな平均弁開度が算出される。
このように、制御装置19により補助弁装置11が制御
され、燃料ガスの発熱量にかかわらず常に流量制御弁9
の平均弁開度が所定の値に維持されるので、流量制御弁
9は常に所定の動作範囲内で動作する。したがって、流
量制御弁9の流量特性の非線形性が制御系に影響を与え
ることがな(、機関の負荷および回転数に応じて予め定
められた所定の制御変数を用いて所定のパターンで流量
制御弁9を動作させても、燃料ガスの発熱量の変動やガ
ス種類の変更にかかわらず、三元触媒17により良好に
排気処理が行われる平均空燃比が得られる。
(別の実施例) 第4図は別の実施例を示しており、このように、分岐燃
料路10の代わりに、空気供給路5とバイパス路8とを
連通させる分岐空気路22を設け、この分岐空気路22
に補助弁装置11を設置するようにしてもよい。この実
施例では、分岐空気路22を介してバイパス路8に空気
を供給するので、第1図の実施例とは逆に、第3図のス
テップ(10)において補助弁装置11の弁開度を大き
くし、ステップ(12)において補助弁装置11の弁開
度を小さくする。第1図の実施例は、燃料ガスの発熱量
が通常よりも小さくなる場合に好適であるのに対して、
この実施例は、燃料ガスの発熱量が通常よりも大きくな
る場合に好適である。
第5図はさらに別の実施例を示しており、このように、
分岐燃料路10や分岐空気路22を設けずに、空気供給
路5に空気圧力減圧弁からなる補助弁装置11を設置す
るようにしてもよい。この実施例では、補助弁装置11
の弁開度を大きくすると燃料の供給量が減少し、補助弁
装置11の弁開度を小さくすると燃料の供給量が増加す
るので、第4図の実施例と同様の制御を行なう。
なお上記各実施例においては、流量制御弁9の平均弁開
度の目標値を、機関の回転数および負荷に応じて複数種
類設定し、メモリに記憶しておくようにしたが、本発明
はこのような構成に限定されるものではなく、流量制御
弁9の〒均弁開度の目標値を一定値に固定してもよい。
また上記各実施例においては、流量制御弁9あるいは補
助弁装置11としてステッピングモータ9aあるいはス
テッピングモータllaにより弁開度を可変させる構造
のものを用いたが、本発明はこのような構成に限定され
るものではなく、他の種類のモータや電磁装置等により
弁開度を可変させるものを用いてもよい。
また上記各実施例においては、ミキサー4を過剰にリー
ン側に設定して、バイパス路8により燃料ガスを吸気管
2にバイパスするように構成した例について説明したが
、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、
ミキサー4を過剰にリッチ側に設定して、バイパス路8
により空気を吸気管2にバイパスするように構成しても
よい。
また上記各実施例においては、ガス機関に本発明の空燃
比制御装置を適用した例について説明したが、本発明の
空燃比制御装置は、ガス機関に限ることなく、三元触媒
17により排気浄化を行なう他の各種本孔点火機関に適
用可能である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、制御装置により
制御されて空燃比を可変させる補助弁装置を設け、燃料
の発熱量の変化にかかわらず流量制御弁の平均弁開度が
一定になるように補助弁装置を制御する構成としたので
、制御装置により補助弁装置が制御され、燃料ガスの発
熱量にかかわらず常に流量制御弁の平均弁開度が所定の
値に維持されることから、流量制御弁は常に所定の動作
範囲内で動作する。したがって、流量制御弁の流量特性
の非線形性が制御系に影響を与えることがなく、機関の
負荷および回転数に応じて予め定められた所定の制御変
数を用いて所定のパターンで流量制御弁を動作させても
、燃料ガスの発熱量の変動やガス種類の変更にかかわら
ず、三元触媒により良好に排気処理が行われる平均空燃
比が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における空燃比制御装置を採
用したガス機関の概略構成図、第2図および第゛3図は
制御装置の動作を説明するフローチャート、第4図は別
の実施例における空燃比制御装置を採用したガス機関の
概略構成図、第5図はさらに別の実施例における空燃比
制御装置を採用したガス機関の概略構成図、第6図は従
来の空燃比制御装置を採用したガス機関の概略構成図、
第7図は従来の空燃比制御装置の制御動作の説明図、第
8図および第9図は制御装置のメモリに記憶されている
マツプの説明図、第10図は制御装置による実際の制御
動作の説明図、第11図は流量制御弁の弁開度と流量と
の関係の説明図である。 2・・・吸気管、4・・・ミキサー、5・・・空気供給
路、6・・・燃料供給路、8・・・バイパス路、9・・
・流量制御弁、10・・・分岐燃料路、11・・・補助
弁装置、13・・・負荷センサ、15・・・回転数セン
サ、17・・・三元触媒、18・・・酸素センサ、19
・・・制御装置、22・・・分岐空気路 特許出願人 ヤンマーディーゼル株式会社代理人 弁理
士 大食忠孝:H−r、H((1’l−f、1、−(、
、、ニ 第2図 第3図 第7図 第6図 第9図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)空気供給路により供給される空気と燃料供給路に
    より供給される燃料とを混合してその混合気を吸気管に
    供給するミキサーと、前記空気供給路または燃料供給路
    と前記吸気管とを前記ミキサーを介さずに連通させるバ
    イパス路と、このバイパス路の開度を可変する流量制御
    弁と、機関の負荷を検出する負荷センサと、機関の回転
    数を検出する回転数センサと、排気中の酸素を検出する
    酸素センサと、前記負荷センサと回転数センサと酸素セ
    ンサとからの出力信号に応じて前記流量制御弁を制御す
    る制御装置とを備え、空燃比を三元触媒による排気浄化
    に適した値に制御する火花点火機関の空燃比制御装置に
    おいて、前記制御装置により制御されて空燃比を可変さ
    せる補助弁装置を設け、燃料の発熱量の変化にかかわら
    ず前記流量制御弁の平均弁開度が一定になるように前記
    補助弁装置を制御する構成としたことを特徴とする火花
    点火機関の空燃比制御装置。
  2. (2)バイパス路は、燃料供給路と吸気管とを連通させ
    、補助弁装置は、前記燃料供給路から分岐して前記バイ
    パス路の前記流量制御弁よりも下流側に接続された分岐
    燃料路に設置されている構成とした特許請求の範囲第1
    項に記載の火花点火機関の空燃比制御装置。
  3. (3)バイパス路は、燃料供給路と吸気管とを連通させ
    、補助弁装置は、空気供給路から分岐して前記バイパス
    路の前記流量制御弁よりも下流側に接続された分岐空気
    路に設置されている構成とした特許請求の範囲第1項に
    記載の火花点火機関の空燃比制御装置。
  4. (4)バイパス路は、燃料供給路と吸気管とを連通させ
    、補助弁装置は、空気供給路に設置されている構成とし
    た特許請求の範囲第1項に記載の火花点火機関の空燃比
    制御装置。
JP27133487A 1987-10-27 1987-10-27 火花点火機関の空燃比制御装置 Expired - Fee Related JPH0776545B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27133487A JPH0776545B2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27 火花点火機関の空燃比制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27133487A JPH0776545B2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27 火花点火機関の空燃比制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01113565A true JPH01113565A (ja) 1989-05-02
JPH0776545B2 JPH0776545B2 (ja) 1995-08-16

Family

ID=17498605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27133487A Expired - Fee Related JPH0776545B2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27 火花点火機関の空燃比制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0776545B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014199829A1 (ja) * 2013-06-11 2014-12-18 ヤンマー株式会社 ガスエンジン
WO2014199828A1 (ja) * 2013-06-11 2014-12-18 ヤンマー株式会社 ガスエンジン
JP2015227653A (ja) * 2014-06-03 2015-12-17 ヤンマー株式会社 バイオマスガス専焼エンジン
EP3296555A4 (en) * 2015-05-14 2018-05-16 Yanmar Co., Ltd. Gas engine

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5841925B2 (ja) * 2012-09-21 2016-01-13 ヤンマー株式会社 内燃機関

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3009645A4 (en) * 2013-06-11 2016-05-25 Yanmar Co Ltd GAS ENGINE
US10612483B2 (en) 2013-06-11 2020-04-07 Yanmar Co., Ltd. Gas engine
KR20160018533A (ko) * 2013-06-11 2016-02-17 얀마 가부시키가이샤 가스 엔진
JP2014240616A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 ヤンマー株式会社 ガスエンジン
EP2993334A1 (en) * 2013-06-11 2016-03-09 Yanmar Co., Ltd. Gas engine
CN105283653A (zh) * 2013-06-11 2016-01-27 洋马株式会社 燃气发动机
CN105308297A (zh) * 2013-06-11 2016-02-03 洋马株式会社 燃气发动机
KR20160018502A (ko) * 2013-06-11 2016-02-17 얀마 가부시키가이샤 가스 엔진
JP2014240615A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 ヤンマー株式会社 ガスエンジン
WO2014199828A1 (ja) * 2013-06-11 2014-12-18 ヤンマー株式会社 ガスエンジン
US20160123266A1 (en) * 2013-06-11 2016-05-05 Yanmar Co., Ltd. Gas engine
EP2993334A4 (en) * 2013-06-11 2016-05-04 Yanmar Co Ltd GAS ENGINE
WO2014199829A1 (ja) * 2013-06-11 2014-12-18 ヤンマー株式会社 ガスエンジン
US20160222902A1 (en) * 2013-06-11 2016-08-04 Yanmar Co., Ltd. Gas engine
US10539089B2 (en) 2013-06-11 2020-01-21 Yanmar Co., Ltd. Gas engine
JP2015227653A (ja) * 2014-06-03 2015-12-17 ヤンマー株式会社 バイオマスガス専焼エンジン
AU2016261807B2 (en) * 2015-05-14 2019-09-19 Yanmar Power Technology Co., Ltd Gas engine
EP3296555A4 (en) * 2015-05-14 2018-05-16 Yanmar Co., Ltd. Gas engine
US10550787B2 (en) 2015-05-14 2020-02-04 Yanmar Co., Ltd. Gas engine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0776545B2 (ja) 1995-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4240389A (en) Air-fuel ratio control device for an internal combustion engine
US5570574A (en) Air-fuel ratio control system for internal combustion engine
US5857445A (en) Engine control device
US4251990A (en) Air-fuel ratio control system
US4693076A (en) Double air-fuel ratio sensor system having improved response characteristics
US5119629A (en) Method of and apparatus for controlling air fuel ratio of internal combustion engine
JPH01113565A (ja) 火花点火機関の空燃比制御装置
US4137877A (en) Electronic closed loop air-fuel ratio control system
US4216653A (en) Exhaust gas purifying system for internal combustion engines
US4617900A (en) Air-fuel ratio control system for an internal combustion engine having a control characteristic varying with the engine load
US4766868A (en) Method and apparatus for controlling air-fuel ratio in internal combustion engine
KR0161699B1 (ko) 내연기관의 공연비 제어장치
JPS60192845A (ja) 空燃比制御装置
JPH0343640A (ja) エンジンの燃料制御装置
JPS61237858A (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JPH0255849A (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JPH01208555A (ja) ガス機関の空燃比制御装置
JPH0518235A (ja) 内燃機関の二次空気制御装置
JPS62126242A (ja) 内燃機関の電子制御燃料噴射装置
JPS6032357Y2 (ja) 排気浄化装置
JP3013050B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JPS63215810A (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JPH05231141A (ja) エンジンの排気装置
JPS5996452A (ja) 内燃機関の空燃比部分リ−ン制御方法
JPS59128945A (ja) 内燃機関の空燃比制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees