JPH01113010A - ウエブの供給方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｌ！ユ！すｕ１乱１ 本発明はロールからウェブ材を供給するための方法及び
装置に関する。

技術の背景 巻き上げられているウェブ材料（例えば、ベーパータオ
ル）を収容するキャビネットは定期的に点検されて、ウ
ェブロールが使い切って交換しなければならないかをチ
エツクされる。これがために使用できるロールが使い切
ってしまった後、次の点検が行われる迄の間に遅れが生
じる可能性がある。このことは、ある期間、キャビネッ
トを使用できなくしてしまい、ウェブ材料を使用する者
にとって不都合となる欠点を有していることを意味する
。

本発明はこのような欠点を克服し、或いは軽減するもの
である。

従来の技術及びその問題点 英国特許ＧＢ−Ａ−７７４．９７０号明細書は、ローラ
ータオルの供給装置を提案している。これに於ては、一
つのタオルを備えた第一ユニットが持磯タオルを備えた
第二ユニットの上方に配備されており、待機タオルは前
記−つのタオルが使用し切った後に使用できるようにな
されている。このような供給装置の状態を点検するとき
、両方のユニットのタオルを交換するか、即ちこれは使
用された待機ロールが決して使用されないことを意味し
、或いは第一ユニットのタオルを交換すると共に待機ロ
ールのタオルに於る未使用部分を回収しなければならな
いのであり、これは時間の掛かる作業であって、第一ユ
ニットの新しいタオルが使用されるときに待機ロールの
タオルの僅かな長さ部分が使用に供されることを意味し
ている。

ＥＰ−Ａ−０１７２６６７号明ＩＩ１書りローラータオ
ル供給装置を記載している。この装置は、ウェブの主ロ
ール及び待機ロールをそれぞれ取り付けるための第一及
び第二の取り付は手段と、主ロールが使い切ったときを
検出する第一の検出手段と、該第−の検出手段に応答し
て第二の取り付は手段に取り付けられている待機ロール
からウェブを供給できるようになすための第一の制御手
段と、待機ロールが使い切ったときを検出する第二の検
出手段、及び、該第二の検出手段に応答して第一の取り
付は手段に取り付けられた新しいロールからウェブを供
給できるようになすための第二の制御手段、を含んで構
成されている。ＥＰ−Ａ−０１７２６６７号明細書に記
載されているこの構成は、全てのロールに於るウェブの
全長を使い切るようにしてウェブの供給が連続的に行わ
れるという利点を有している。

しかしながら、ＥＰ−Ａ−０１７２６６７号明細書に記
載されている供給装置はローラーが並んで配備されてお
り、これがためにウェブ供給装置の幅寸法が二倍となっ
ているのである。これは不便なことである。

発明が解決しようとする課題 本発明は、待機ロールのウェブの前端縁を主ロールのウ
ェブの後端縁に対して自動的に接着させる方法に関する
もので、使い切ったロールからのウェブににる経路と待
機ロールからのウェブが同じ経路を追従するようなされ
るのであり、ロールを並べて配備する必要は無いのであ
る。

課題を解決するための」 本発明の一つの概念によれば、先ず最初は主ロールから
、次に待機ロールからウェブ材を供給するための方法は
、￥ｊ機ロールからのウェブの前端縁が内部に位置され
ているニップを通して主ロールからウェブを引き出し、
そして、主ロールのウェブに於る後端縁付近のウェブ領
域が前記ニップを通して引き出される際に、待機ロール
のウェブが主ロールウェブと一緒に送り出されるように
なすために、待機ロールからのウェブの前端縁に対する
前記領域の摩擦係数を高めておく、諸段階を含むのであ
る。

便宜的には、不織繊維タオル材料からなるウェブの場合
には、ＩＩ擦係数を高められた領域は接着剤層によって
少なくとも一部に備えられる。この接着剤は主ロールの
片面上に備えられると共に、接着剤が付着しない材料（
ここでは「リリース」剤と称する）で作られた層が主ロ
ールの反対側の表面に備えられるのであって、これによ
り主ロールに於ては、リリース剤層が接着剤の層と対面
して、主ロールウェブの後端縁に近い該ウェブの隣接し
た巻回部の間で接着が生じることを防止するようになさ
れる。従って、例えば両面自己接着プラスチックテープ
とされたストリップを主ロールウェブの外側表面に対し
て後端縁付近の僅かな長さの範囲にわたって貼着する一
方、片面にのみ接着剤を塗布され且つ前記僅かな長さよ
りは多少長い長さのリリーズ剤プラスチックテープを前
記両面自己接着テープの近くの主ロールウェブの反対側
の面に貼着させることができるのである。

この代替例として、主ロール及び待機ロールの両方に於
る後端縁に沿う且つ直ぐ近くのウェブに非硬化型接着剤
が狭い幅で横方向にストリップ状にコーティングされ、
ロールのコアー（この周囲にウェブが巻き上げられる）
はリリーズ剤を施されることができる。

これと別の構成に於ては、主ロールウェブの後端縁に於
る領域、及び待機ロールウェブの前端縁に於る領域は、
各々が接着剤（乾燥又は硬化させることができる）によ
ってコーティングされ、これらの接着剤が、一方の領域
は他のｌ？！４域に対して接着するが、ウェブのその他
の領域に対しては接着しないような接着剤とされる。こ
れにより、同じ自己シール接着剤が各ロールのウェブに
於る反対端部の近くに狭い横方向のストリップとして塗
布されることができる。このような接着剤は各ロールに
於て各端部でウェブの両面に塗布される。

これにより、ｙｉｍロールウェブの前端縁は、主ロール
ウェブのＶ＆端縁と共に自己シール接着剤の第二のスト
リップがニップに進入する迄、該ニップ内にて待機する
（主ロールからのコーティングされていないウェブとの
間の摩擦によって移動されない）のである。この進入に
よって、自己シール作用が二つの接着剤のストリップの
間に生じ、二つのウェブを一緒に接着するのである。

更に他の構成に於ては、摩擦係数を高める材料（例えば
、接着剤）は各、ロールに於るウェブの後端縁に近い一
箇所又はそれ以上の箇所にマイクロカプセルとして備え
られ、これにより後端縁がニップ間に進入したときに、
これらマイクロカプセルが破壊されて即効性の摩擦増強
剤が放出され、二つのウェブが一緒にニップを通過して
送られるのを確実化するようになされる。

ロールに巻かれた（或いは、ニップ間にて作用されると
き）ウェブの長手方向の縁部に摩擦増強剤が現れるのを
防止するために、長手方向の各縁部付近のウェブの狭い
ストリップ状部分く例えば、２．５１の幅）を摩擦増強
剤の無い状態に維持するのが望ましい。

待機ロールは主ロールと同じものとすることができる。

従って、待機ロールは次回に於る主ロールとなされるこ
とができるのであり、今迄主ロ−ルと表現してきたロー
ルのコアーが取り外されて新しくこれと並列して取り付
けられた待機ロールに対して同様に接着することができ
るのである。

自由に回転可能なローラーとばね押圧ローラー、ロッド
或いは彎曲バーとの間にニップを形成することができる
のであり、該ばね作用によって発生される押圧力は、主
ロールウェブの！！！擦係数を高めた領域がニップ内に
現れる迄は該ニップを通して待機ロールからのウェブの
前端縁を押し進めるには不十分な押圧力とされるのであ
る。

本発明の方法は特にベーパーローラータオル供給装置に
有用であることが見出されている。この装置では、ニッ
プ後方に形成されるウェブの自由垂下したループがこれ
ら二つのロールを収容しているキャビネットの外側に位
置されており、このループがタオルとして使用される部
分であり、又、ループからの使用済ウェブはキャビネッ
ト内の「ウェスト」ロール上に自動的に巻き取られるの
である。使用済ウェブが「ウェスト」ロール上に巻き取
られる場合、主ロールからのウェブ後端縁が待機ロール
からのウェブ前端縁に対して十分に強力に接着して、重
なり合った端部がタオルとして使用される際に互いに接
着状態を保持し、これにより再度の通し操作を必要とす
ることな（、結合された両ウェブが引き続いてウェスト
ロール上に追従できるようになされることが重要である
。

ウェストロールの駆動はニップのローラーから伝達して
行え、又、次第に大きくなる直径のウェストロールの局
面を介して作用して、キャビネット外部に露出された使
用可能なウェブループを実用的な一定寸法となすことを
保証できるようにすることが好ましい。

装置として表現される場合、本発明は第一及び第二のウ
ェブロールと、各ロールからウェブが引き出せるように
前記二つのウェブロールを回転支持する手段、及び、前
記第一のロールからのウェブと第二のロールからのウェ
ブの前端縁とを互いに押し付けるニップ、を含んで構成
されるのであって、重ねられた両ウェブに対して前記ニ
ップによって作用される押圧力は、第一のロールのつニ
ブに於る摩擦係数の高められた領域が該ニップを通して
引き出される迄は、第一のロールからのウェブと一緒に
第二のロールからのウェブを押し進めるには不十分な押
圧力となされるのである。

本発明は以下に例とじて添付図面を参照して更に説明さ
れる。

実施例に係わる説明 図面を参照して、主ロール（現時点では使い切ったので
、点線３で示されている）からのウェブ２の後端縁１は
、待機ロール７からのウェブ６の前端縁５と一緒にニッ
プ４を通過されている。

ウェブ２は使用者による使用に供されるループ８を形成
しており、このループ８はキャビネット（図示していな
いが、図示装置を収容している）の下方に露出されてい
て、ループ８の上端部はウェストロール９に連続されて
いる。

ニップ４は一対のローラー１０．１１の間に形成されて
いるとして示されており、これらのローラーは一対の螺
旋ばね１２によって押圧されている。しかしながらニッ
プ４をその他の構成とすることは可能であり、例えばロ
ーラー１０を円形断面の静止ロッドで置換し、或いはロ
ーラー１１に対して凹形領域を与える彎曲形のバーで置
換することができる。ウェブ２及び６の間の接触面積を
増大させるようにニップ４を形成している二つの構成機
素を成形することにより、ニップを通してウェブ２を引
き出すことでウェブ６に作用する摩擦抵抗を制御するこ
とができるのである。−殻内に、使用者によってループ
８の位置へ引き出されるウェブの長さとしては、ウェス
トロール９上に巻ぎ取られるループ８の送り出しウェブ
長さにほぼ一致されることが望ましい。これを達成する
ウェストロール９のための適当な駆動装置は、ニップの
ローラーからウェストロール９の周面上へ至る駆動系を
使用して都合良く達成されるのである。

この理由により、ニップ４に少なくとも一つのローラー
を使用して、このニップを通してウェブが引き出される
際にスリップが起こりそうにない値にまでウェブ２とこ
の一つのローラーとの間の摩擦抵抗を増大すると共に、
この一つのローラーに基づいてウェストロール９を駆動
するようになすことが、−殻内に都合良いのである。

本発明は、ウェブ２の後端縁１がニップ４を通過する際
に、ニップを通してこれと一緒にウェブ６を引き出すこ
とを確実にする方法に関する。最も望ましくは（図示さ
れているように）、後端縁１はウェブ６に対してその前
端縁５の近くにて粘着され、これによりウェブ６がルー
プ８へ進入してウェストロール９上についには巻き取ら
れるようになされる。この粘着を達成するために、露出
した接着層１３を有するストリップ材がウェブ２の表面
に固定されており、これがウェブ６と接触するのである
。このストリップ材は都合の良いことに両面自己接着テ
ープとすることができる。露出した接着層１３が主ロー
ル３に於てその上に巻かれたウェブ２に接着するのを防
止するために、ウェブ２の下面は接着層１３の付近にて
「リリース」剤（先に説明した）のストリップを備えて
いる。このリリーズ剤ストリップの面積部分は図面にて
一点鎖線１４で示されている。

持橢ロールに巻き上げられているウェブ６の端部は接着
層１３及びリリーズ剤ストリップ１４を同様に備えてい
て、これにより待機ロールが新たに主ロールとして働く
状態となされたときに、このウェブは使い切ったこれ迄
の主ロール３の代わりに取り付けられた新しいロールか
らのウェブの前端縁に粘着することができるようになさ
れるのである。

接着１１１３はウェブ２の全幅を横断して延在されてい
るが、例えばウェブ２の側縁に平行な狭い幅の長手方向
に延在された二本の接着剤ストリップとすることができ
る。接着剤は、ウェブ２の長手方向の少なくとも２１幅
の外側ストリップ状部分１３ａ、１３ｂを残して備えら
れるのが望ましい。

図示した構成によれば、ウェブ２の後端縁とウェブ６の
前端縁との間の係合は、ウェブ６がそのロール７から使
用者によって引き出されて、ループ８の全長を経てウェ
ストロール９上に巻き上げられることができるように十
分強固に固定されねばならない。

接着剤層１３をそれ自体に対してのみ接着する乾燥接着
剤層として形成し、又、ウェブ６の前端縁を同様な層１
５でコーティングすることによって、リリース剤層１４
を省略することが可能となる。層１５はニップ４の入口
に配置され、このニップを通してウェブ２が移動する際
にそのウェブ２と接触されるが、層１３と層１５との間
の接触　４゜が生じる迄はウェブ６はニップ４内にそれ
以上引き込まれることはないのである。

図示例の礪構では待機ロールが使用に供されたことを示
すものとされているキャビネットハウジングの外側から
見える何等かの指標を与えることが望ましい。これはウ
ェブ６によって回転されるがウェブ２によっては回転さ
れないローラーによターンを有している。又、完全に使
い切ったロールのコアーがシュート内に落下するよう配
置され、少なくともこの装置の保守点検員によってこの
コアーが視認できるようになすことも可能である。

本発明は、−回の使用の後に廃棄される不織ウェブ（例
えば、湿気吸収ペーパー）に使用することが最も重要な
適用例であると見出されるが、本発明は洗濯した後に再
使用される耐久性のあるウェブ（例えば、織布）と共に
使用することのできることを排除するものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の方法を実施するための装置の一つの
構成を概略的に示す斜視図である。 １・・・・・・後端縁、２・・・・・・ウェブ、３・・
・・・・主ロール、４・・・・・・ニップ、５・・・・
・・前端縁、６・・・・・・ウェブ、７・・・・・・待
機ロール、８・・・・・・ループ、９・・・・・・ウェ
ストロール、１０．１１・・・・・・ローラー、１２・
・・・・・螺旋ばね、１３・・・・・・接着剤層、１４
・・・・・・リリース剤層、１５・・・・・・接着剤層
。

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）最初に主ロールから、次に待機ロールからウェブ
   材を供給する方法であつて、待機ロールからのウェブ材
   の前端縁が内部に位置されているニップを通して前記主
   ロールから前記ウェブ材を引き出し、そして、前記主ロ
   ールのウェブ材に於る後端縁付近のウェブ領域が前記ニ
   ップを通して引き出される際に、前記待機ロールのウェ
   ブ材が前記主ロールのウェブ材と一緒に送り出されるよ
   うになすために、前記待機ロールからのウェブ材の前端
   縁に対して高められた摩擦係数を前記領域に備える、諸
   段階を含むことを特徴とするウェブの供給方法。
2. （２）前記高い摩擦係数の領域が接着剤層によつて少な
   くとも部分的に形成されている特許請求の範囲第１項記
   載のウェブの供給方法。
3. （３）前記主ロールの後端縁付近の前記領域、及び前記
   待機ロールの前端縁付近の領域が、一方の領域を他方の
   領域に接着できるがそれ以外のウェブ面積部分には接着
   できない接着剤で共にコーティングされている特許請求
   の範囲第２項記載のウェブの供給方法。
4. （４）同じ自己シール接着剤が各ロールの各端部に於る
   前記ウェブ材の両側にストリップ状に塗布されており、
   これにより前記主ロールのウェブ材の後端縁と共に自己
   シール接着剤の第二のストリップが前記ニップ内に進入
   する迄は前記待機ロールのウェブ材の前端縁が該ニップ
   内にて待機するようになつていて、これらの二つの接着
   剤ストリップの間に自己シール作用が生じて前記二つの
   ウェブを一緒に張り付けるようになされている特許請求
   の範囲第３項記載のウェブの供給方法。
5. （５）自由に回転可能なローラーと、ばね押圧ローラー
   、ロッド或いは彎曲バーとの間に前記ニップが形成され
   ており、該ばね作用によつて発生される押圧力は、前記
   主ロールのウェブ材の摩擦係数を高めた領域が前記ニッ
   プ内に現れることにより該ニップを通して前記待機ロー
   ルからのウェブ材の前端縁を押し進めるに十分となる特
   許請求の範囲第１項から第４項迄の何れか一項に記載の
   ウェブの供給方法。
6. （６）前記ウェブ材がペーパータオル材料であり、前記
   ニップの後方に形成される該タオル材料のループが、前
   記二つのロールを収容しているキャビネットの外側に位
   置されている特許請求の範囲第１項から第５項迄の何れ
   か一項に記載のウェブの供給方法。
7. （７）前記ループを形成した後前記ウェブ材が前記キャ
   ビネット内のウェストロール上に巻き取られる特許請求
   の範囲第６項記載のウェブの供給方法。
8. （８）第一及び第二のウェブロールと、該各ロールから
   ウェブ材が引き出せるように前記二つのウェブロールを
   回転可能に支持する手段、及び、前記第一のロールから
   のウェブ材と前記第二のロールからのウェブ材の前端縁
   とを互いに押し付けるニップ装置と、を含み、重ねられ
   た前記両ウェブ材に対して前記ニップ装置によつて作用
   される押圧力が、前記第一のロールからのウェブ材に於
   る摩擦係数の高められた領域が該ニップを通して引き出
   されることにより、前記第一のロールからのウェブ材と
   一緒に前記第二のロールからのウェブ材を押し進めるに
   十分な押圧力となるウェブの供給装置。