JPH0111216Y2 - - Google Patents

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JPH0111216Y2
JPH0111216Y2 JP1985138641U JP13864185U JPH0111216Y2 JP H0111216 Y2 JPH0111216 Y2 JP H0111216Y2 JP 1985138641 U JP1985138641 U JP 1985138641U JP 13864185 U JP13864185 U JP 13864185U JP H0111216 Y2 JPH0111216 Y2 JP H0111216Y2
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JP
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laser
hemostasis
handpiece
laser beam
surgery
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JP1985138641U
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JPS6248310U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はレーザ手術用ハンドピース、特にレー
ザ手術を行うと同時に患部の止血をすることので
きる改良されたレーザ手術用ハンドピースに関す
る。
[従来の技術] レーザ手術は、CO2レーザ等を用いて患部の切
除を行い、電気メス等と比較して出血の量が少な
く迅速な手術が行えることから近年多く用いられ
ている。
このレーザ手術は、手術の途中で患部の止血を
しながら行われており、従来においては手術の際
に使用されるレーザ光の波長と異なる波長のレー
ザ光を用いて、そのレーザ光の熱効果により血液
凝固作用を行わせて止血を行つていた。
しかし、このような従来のレーザ光止血では、
患部を直接加熱するためレーザ出力をあまり上げ
ることができない等のため効率の良い熱効果が得
られず、止血力が弱いという欠点があつた。
そこで、この欠点を解消するために赤外線であ
るハロゲンランプ光を石英ガラスに導いて、その
石英ガラスを患部に当接して止血する装置が開発
されている。この装置によれば、レーザ光の血液
凝固作用を用いることなく一定の熱を患部組織に
与えることができ、またその患部を石英ガラスに
て押し付けるようにするので良好な止血効果を得
ることができる。
[考案が解決しようとする問題点] 従来技術の問題点 しかしながら、前述した赤外線凝固による止血
はレーザ手術用のレーザ装置と別に赤外線を得る
ための装置が必要となり、装置自体が大型化し複
雑となつて不経済であるという問題があつた。
考案の目的 本考案は前記従来の課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、赤外線の血液凝固作用を利用
せずレーザ手術に用いられるレーザ光を用いて効
率の良い止血を行うことのできるレーザ手術用ハ
ンドピースを提供することにある。
[問題点を解決するための手段及び作用] 前記目的を達成するために、本考案は、レーザ
手術及び手術部の止血を行うためにレーザ光を患
部に導くレーザ手術用ハンドピースにおいて、フ
アイバ先端のレーザ光照射口にレーザ光を吸収し
て発生した熱によつて血液凝固作用を行う止血ゴ
テを有する着脱自在のアタツチメントを設け、前
記止血ゴテを患部に押し当てるように当接して良
好な止血を行うことを特徴とする。
以上のような構成によれば、レーザ手術を行う
場合には、アタツチメントを設けない状態で迅速
な手術を行い、一方手術部の止血を行う場合に
は、アタツチメントをフアイバ先端に接続し発熱
させて適切な温度に保たれた止血ゴテを患部に押
し付けることにより手術部の止血が行える。
出血している手術部組織では、適当な熱が加え
られることによつて出血した血液の凝固が行われ
るが、止血を良好に行うため本考案装置では止血
ゴテを出血部に適切な力で押し付けることが行わ
れる。この出血部の圧迫は止血を効率良く行うた
めの手段として用いられ、一般にも例えば静脈注
射等の後に注射針刺入位置を強く押えて止血する
ことが行われ、有効な止血手段として認められて
いることから、レーザ手術の際の止血にも有効で
あることが理解される。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例を
説明する。
第1図には、レーザ手術用ハンドピースの先端
部が示され、ハンドピース10にはアタツチメン
ト12が設けられている。このアタツチメント1
2はその先端に止血ゴテ14を備えた円錐形の筒
体として形成され、ハンドピース10の先端にネ
ジ結合(結合部15)にて接続されている。
前記ハンドピース10とアタツチメント12と
の結合はネジ結合によることなく他の結合形式に
よつて接続することもでき、またアタツチメント
12は円錐形の筒体とすることなく止血ゴテ14
を保持できる形状であればいずれの形状でも使用
することができる。
本考案において特徴的なことは、前記止血ゴテ
14がレーザ光を吸収して発熱するものであつて
出血部に押し当てられるようにされていることで
あるが、この止血ゴテ14はレーザ光をすべて吸
収して発熱を効率良く行う形状とされており、本
実施例では所定厚さを有する円盤状の石英ガラス
が用いられる。そして、レーザ光はこの止血ゴテ
14のほぼ全面に照射されており、レーザ発生装
置から出力されたレーザ光はハンドピース10内
の導光路にて伝送され、ハンドピース先端近傍に
設けられた集光レンズ16によつて図の矢印にて
示されるような光路を経て止血ゴテ14の全面に
到達する。
図から明らかなように、レーザ光は止血ゴテ1
4に到達する前に焦点100を結び、この焦点1
00から前後に拡散(角度θ)する光路の適当な
位置に止血ゴテを配置することができる。なお、
レーザ光の焦点100はレーザ光の強度が最も高
い所であり、この位置にて患部の切除作用を行つ
ている。
このようにして、止血ゴテ14に照射されたレ
ーザ光は止血ゴテ14内に吸収され、物質の相互
作用によつて発熱し、止血ゴテ14は血液凝固に
最適な温度を保つこととなる。そして、この止血
ゴテ14を術部に押し付けてやれば、出血部の急
速な血液凝固作用を行わせることができる。
前述したように、止血ゴテ14の面積はレーザ
光ビームの広がり面積に対応させて形成している
が、本考案では、この面積を任意に変えることも
行われる。すなわち、各種の手術に適合した止血
を行うために、患部組織に最適な止血ゴテを用い
ることが良く、第2図に示されるように、レーザ
光が集束・拡散する光路における任意の位置を選
択すれば、レーザ光の照射面積と同じ面積の所望
の止血ゴテ14′を得ることができる。
このようにして、予め準備されている止血ゴテ
面積の異なるアタツチメント12を適宜交換する
ようにすれば、種々の手術における出血部位に対
応させた効率の良い止血状態を得ることが可能と
なる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、フアイ
バ先端のレーザ照射口に止血ゴテを有する着脱自
在のアタツチメントを設けたので、レーザ手術を
行う際の出血部の止血を簡易な装置にて迅速かつ
効率良く行うことができる。
この結果、従来装置のようにレーザ手術装置と
別体に設けられた赤外線凝固装置を用いることな
く、1個のレーザ手術用ハンドピースにて効率の
良い止血を経済的に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るレーザ手術用ハンドピー
スの好適な実施例を示す説明図、第2図は異なる
アタツチメントの応用を示す説明図である。 10……ハンドピース、12……アタツチメン
ト、14,14′……止血ゴテ、16……集光レ
ンズ、100……焦点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) レーザ手術及び止血を行うためにレーザ光を
    患部に導くレーザ手術用ハンドピースにおい
    て、フアイバ先端のレーザ光照射口にレーザ光
    を吸収して発生した熱によつて血液凝固作用を
    行う止血ゴテを有する着脱自在のアタツチメン
    トを設け、前記止血ゴテを患部に当接して良好
    な止血を行うことを特徴とするレーザ手術用ハ
    ンドピース。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)記載のハンドピー
    スにおいて、前記止血ゴテは集束・拡散するレ
    ーザ光路の任意の位置に配置され患部組織に適
    合した発熱面積の大きさに形成することを特徴
    とするレーザ手術用ハンドピース。
JP1985138641U 1985-09-12 1985-09-12 Expired JPH0111216Y2 (ja)

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JP1985138641U JPH0111216Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

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JP1985138641U JPH0111216Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

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JPS6248310U JPS6248310U (ja) 1987-03-25
JPH0111216Y2 true JPH0111216Y2 (ja) 1989-03-31

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ID=31043807

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JPS6248310U (ja) 1987-03-25

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