JPH0111195Y2 - - Google Patents

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JPH0111195Y2
JPH0111195Y2 JP14019881U JP14019881U JPH0111195Y2 JP H0111195 Y2 JPH0111195 Y2 JP H0111195Y2 JP 14019881 U JP14019881 U JP 14019881U JP 14019881 U JP14019881 U JP 14019881U JP H0111195 Y2 JPH0111195 Y2 JP H0111195Y2
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JP
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drum
bearing
fan
cylindrical body
metal
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JP14019881U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は衣類乾燥機のドラム後部を支持する軸
受けに関するものである。
かかる軸受けは通常排気筒を形成するフアンケ
ーシングに取付けられるものであるがドラムの回
転で生じる偏心に充分対処できることが要求され
る。
まず、従来の軸受けを第1図、第2図について
説明しよつて本考案の目的を明らかにする。
第1図は従来例の一つを示す分解斜視図、第2
図は縦断側面図で、フアンケーシング20の中央
部に絞り部分21を設けてこれにより形成された
メタル係合部22内にグリース等含浸用部材23
とともに表面が球面で中央に軸受け用の貫通孔2
4aを有するメタル24を収納し、メタル押え2
5を上からかぶせてこのメタル押え25をフアン
ケーシング20に設けた折曲げ加締部26により
加締固着するものである。
このようにして、上記メタル24がメタル係合
部22とメタル押え25の間で自由に回転するこ
とにより軸の偏心に対応することが可能となる。
なお、他の例としてメタル係合部22はこれを
直接フアンケーシング20に設けずに、フアンケ
ーシング20と別体として軸受けを形成し、フア
ンケーシング20の面に固定することもありう
る。
いずれにせよ従来の軸受けは球面体としての軸
受けメタルを回転自在に収納するもので、偏心荷
重を確実に支えられるという利点はあるが、部品
点数が多く製造工程が面倒であり、またドラムの
回転による振動は直接他の部分に伝わりやすく、
さらに金属製であるため湿気に弱いという欠点が
ある。
本考案の目的は上記従来例の不都合を解消し、
偏心荷重にも耐えられるとともに振動も抑制で
き、また湿気にも強く、しかも製造容易な衣類乾
燥機の軸受けを提供することにある。
しかしてこの目的は本考案によれば、外箱内に
ドラムを回転自在に支承し、このドラムに熱風を
送るヒーターとフアンとを備えまた上記ドラム及
びフアンを駆動する電動機を設けた衣類乾燥機に
おいて、ドラム後部の軸受けを取付用フランジと
なる金属円板を貫通させて硬質合成ゴムの肉厚円
筒体を固着し、該円筒体中心に形成する貫通孔内
に合成樹脂製筒体を埋設して構成することにより
達成される。
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第3図は本考案の軸受けを使用した衣類乾燥機
の縦断側面図、第4図は本考案の軸受けの正面
図、第5図は同上縦断側面図を示す。
第3図に示すように、正面中央に被乾燥衣類出
入れ用の扉2を有する外箱1内にドラム3を回転
自在に支承するが、その際にこのドラム3の後部
回転軸3aは、ドラム3の後方に設けられ、排気
筒4を一体的に形成するフアンケーシング5に取
付けられる本考案の軸受け6をもつて回動自在に
支承する。
この軸受け6は第4図、第5図に示すように取
付け用フランジとなる金属円板7の中央を貫通し
て硬質合成ゴムの肉厚円筒体8を固着し、該円筒
体8の中心に形成した貫通孔8a内にプラスチツ
ク等の合成樹脂製筒体9を埋設固定し、この筒体
9で上記ドラム3の回転軸3aを受けるようにし
たものである。
かかる軸受け6の金属円板7には取付け用のビ
ス孔10を適宜数形成し、上記フアンケーシング
5の表面にビス止めする。
ドラム3の前面開口3bに吸気筒11の一端を
臨ませ、吸気筒11内に半導体ヒーター12を収
納し、また他端には外箱1の正面から装置可能な
防塵フイルター13を配設する。
ドラム3の後面にリントフイルター14を設置
し、またフアンケーシング5内にフアン15を収
納し、ベルト16,16′を介してドラム3とフ
アン15とを電動機17に連結する。
図中18は外箱1の天井に形成した排気口、1
9は同じく外箱1の背面に形成した吸気口を示
す。
次に使用法及び動作について説明する。
扉2を開けて被乾燥衣類をドラム3内に入れ電
源スイツチを投入すると、ヒーター12及び電動
機17に通電し、ドラム3及びフアン15が回転
する。
このドラム3の回転は内部に被乾燥衣類がある
ためかなりの偏心と振動が伴ない、特にバツフル
によつてかき上げられた衣類が落下するときに、
ドラム3に下方向への大きな荷重が加わる。
しかし、ドラム3の後部回転軸3aは本考案の
軸受け6の合成樹脂製筒体9で支承され、金属円
板7との間には硬質合成ゴムの肉厚円筒体8があ
るので、この肉厚の円筒体8が持つ弾性力で球面
軸受けとして働き偏心荷重を支えるとともに振動
を吸収することができる。この時、円筒体8は薄
板である金属円板7に固着されているから、円筒
体8は自由にたわみ、球面軸受けとしての前記作
用が妨げられることはない。
一方、フアン15の回転により吸気口19より
外気が吸引され、ヒーター12で加熱されて温風
としてドラム3内に送り込まれここで被乾燥衣類
を乾燥させる。
その後上記温風はフアンケーシング5及び排気
筒4を介して排気口18から外箱1に排気され
る。
以上述べたように本考案の衣類乾燥機の軸受け
は、外箱内にドラムを回転自在に支承し、このド
ラムに熱風を送るヒーターとフアンとを備え、ま
た上記ドラム及びフアンを駆動する電動機を設け
た衣類乾燥機において、ドラム後部の軸受けを金
属製フランジを貫通させて硬質合成ゴムの円筒体
を固着し、該円筒体中心に形成する貫通孔内に合
成樹脂製筒体を埋設して構成するようにしたの
で、従来の金属製軸受けと比べて部品点類が少な
く、製造工程が容易で安価に作成できるものであ
る。
また、合成ゴムを用いたのでその弾性力でドラ
ムの回転から生じる偏心荷重のみならず振動も抑
制することができ、しかも湿気で錆付くおそれも
なく故障が少ないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の軸受けを示す分解斜視図、第2
図は同上縦断側面図、第3図は本考案の軸受けを
用いた衣類乾燥機の縦断側面図、第4図は本考案
の軸受けの実施例を示す正面図、第5図は第4図
の中央縦断側面図である。 1……外箱、2……扉、3……ドラム、3a…
…後部回転軸、3b……前面開口、4……排気
筒、5……フアンケーシング、6……軸受け、7
……金属円板、8……硬質合成ゴムの円筒体、8
a……貫通孔、9……合成樹脂製筒体、10……
ビス孔、11……吸気筒、12……ヒーター、1
3……防塵フイルター、14……リントフイルタ
ー、15……フアン、16,16′……ベルト、
17……電動機、18……排気口、19……吸気
口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外箱内にドラムを回転自在に支承し、このドラ
    ムに熱風を送るヒーターとフアンとを備え、また
    上記ドラム及びフアンを駆動する電動機を設けた
    衣類乾燥機において、ドラム後部の軸受けを取付
    用フランジとなる金属円板を貫通させて硬質合成
    ゴムの外周にフランジを有する肉厚円筒体をこの
    フランジ部分及びそのフランジ部分につながる外
    周部分で前記金属円板と固着し、該円筒体中心に
    形成する貫通孔内に合成樹脂製筒体を埋設して構
    成することを特徴とする衣類乾燥機の軸受け。
JP14019881U 1981-09-21 1981-09-21 衣類乾燥機の軸受け Granted JPS5846590U (ja)

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JP14019881U JPS5846590U (ja) 1981-09-21 1981-09-21 衣類乾燥機の軸受け

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JP14019881U JPS5846590U (ja) 1981-09-21 1981-09-21 衣類乾燥機の軸受け

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Publication Number Publication Date
JPS5846590U JPS5846590U (ja) 1983-03-29
JPH0111195Y2 true JPH0111195Y2 (ja) 1989-03-31

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ID=29933370

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JP14019881U Granted JPS5846590U (ja) 1981-09-21 1981-09-21 衣類乾燥機の軸受け

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