JPH0111121Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案はパーマネントウエーブ形成用板の支
持具に関する。

（従来の技術） 従来、パーマネントにおけるウエーブ形成用板
は一度に複数枚使用するため、重くそれを支える
ものはなく、不便であつた。

（考案が解決しようとする問題点） そこでこの考案は上記の欠点を除去し、パーマ
ネントにおけるウエーブ用板を安定よく支持出来
るパーマネントウエーブ形成用板の支持具を提供
するものである。

（問題を解決するための手段） 以下、この考案の一実施例を図面に従つて説明
すると、やや軟質の合成樹脂を素材とし、内部に
銅針金２あるいはこれに準ずる素材を入れ屈曲自
在な支持体本体１を設け、該支持体本体１の一端
部には係止突起３を設け、他端部には面フアスナ
ー４の凹凸の一方を設け、該面フアスナー４の凹
凸の他方には頭に被るキヤツプ６の縁部に装着し
たベルト５に設けたものより構成される。

尚、ウエーブ形成用板Ａは二枚の薄板からな
り、各板には凹凸が交互に連続して形成され、薬
液処理された頭髪をこれらの板間に挾み嵌着する
ものである。

（作用） 次にこの考案の作用を説明すると、予め頭、正
確には髪の生え際にそつてキヤツプ６のベルト５
を巻いておき、頭髪を挾持したウエーブ用板Ａ
は、支持体本体１を適宜な長さに折り曲げ、折り
曲げた横辺で該ウエーブ形成用板Ａの凹部にあて
がい、残余の縦辺でウエーブ形成用板Ａを任意の
高さに保持するよう前記ベルト５に設けられた面
フアスナーで支持体本体１の端部の面フアスナー
４を止め、それぞれのウエーブ用形成用板の全て
を該支持体本体１で支持し、キヤツプ６を閉じる
ものである。

（考案の効果） この考案によると、ウエーブ形成用板Ａを支持
体本体１により任意の高さに支持出来るため、安
定よく支持出来、ウエーブ形成用板Ａの重みで頭
髪が引きつることもなく、極めて有益なる効果を
奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第
２図はこの考案の使用状態を示す説明図である。 １……支持体本体、２……銅針金、３……係止
突起、４……面フアスナー、５……ベルト、６…
…キヤツプ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. やや軟質の合成樹脂を素材とし、内部に銅針金
   ２あるいはこれに準ずる素材を入れ屈曲自在な支
   持体本体１を設け、該支持体本体１の一端部には
   係止突起３を設け、他端部には面フアスナー４の
   凹凸の一方を設け、該面フアスナー４の凹凸の他
   方は頭に被るキヤツプ６の縁部に装着したベルト
   ５に設けたことを特徴とするパーマネントウエー
   ブ形成用板の支持具。