JPH01110851A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

内燃機関の空燃比制御装置

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JPH01110851A
JPH01110851A JP26522587A JP26522587A JPH01110851A JP H01110851 A JPH01110851 A JP H01110851A JP 26522587 A JP26522587 A JP 26522587A JP 26522587 A JP26522587 A JP 26522587A JP H01110851 A JPH01110851 A JP H01110851A
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JP
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fuel ratio
air
sensor
sub
oxygen concentration
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JP26522587A
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Shinichi Matsumoto
信一 松本
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/008Controlling each cylinder individually
    • F02D41/0082Controlling each cylinder individually per groups or banks
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1438Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
    • F02D41/1439Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the position of the sensor
    • F02D41/1441Plural sensors
    • F02D41/1443Plural sensors with one sensor per cylinder or group of cylinders

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関の空燃比制御装置に関する。
〔従来の技術〕
一対のバンクを有すると共に各バンクが夫々独立した別
個の排気通路を具備し、各排気通路内に夫々酸素濃度セ
ンサを配置し、各酸素濃度センサの出力信号に基いて各
バンクに対し夫々独立して空燃比を制御するようにした
空燃比制御装置が公知である(実公昭60−32356
号公報参照)。この空燃比制御装置では各バンクに供給
される混合気の空燃比を夫々理論空燃比に制御すること
ができる。
ところでこのような空燃比制御装置において酸素濃度セ
ンサの出力信号に基くフィードバック制御の応答性を高
めるためには機関排気ポート近くの排気通路内に酸素濃
度センサを配置する必要がある。しかしながら機関排気
ポート近くの排気通路内に酸素濃度センサを配置すると
酸素濃度センサは高温の排気ガスにさらされるために酸
素濃度センサが劣化して出力特性が変化し、また各気筒
から排出された排気ガスが十分に混合されないうちに排
気ガス中の酸素濃度を検出することになるので全気筒の
平均空燃比を正確に検出することができない、従って機
関排気ポート近くの排気通路内に酸素濃度センサを配置
するとフィードバック制御の応答性を高めることはでき
るが長期間に亘って空燃比を理論空燃比に正確に一致せ
しめるのが困難であるという問題がある。
このような問題を解決するために酸素濃度センサの下流
に設けられた触媒コンバータよりも更に下流にサブ酸素
濃度センサを配置し、これら一対の酸素濃度センサの出
力信号に基いて空燃比を制御するようにした空燃比制御
装置が公知である(例えば特開昭55−37562号公
報、特開昭58−48755号公報或いは特開昭58−
72647号公報参照)。このように触媒コンバータの
下流に酸素濃度センサを配置すると応答性は悪いが酸素
濃度センサが熱劣化することがないので酸素濃度センサ
は長期間に亘って正規の出力信号を発生し続け、更に触
媒コンバータによって十分に混合された排気ガス中の酸
素濃度を検出することとなるので触媒コンバータ下流に
配置されたサブ酸素濃度センサは長期間に亘って全気筒
の平均空燃比が理論空燃比となっているか否かを検出で
きることになる。従って上述の空燃比制御装置における
ように機関排気ポート近くに配置されたメイン酸素濃度
センサの出力信号に基いて制御される空燃比の平均値が
理論空燃比となるようにメイン酸素濃度センサの出力信
号に基くフィードバック制御をサブ酸素濃度センサの出
力信号により修正すれば応答性がよく、しかも空燃比を
理論空燃比に正liIに一致せしめる空燃比制御を行な
うことができる。
しかしながら上述した実公昭60−32356号公報に
記載された■型エンジンに上述のサブ酸素濃度センサを
用いた空燃比制御を適用しようとすると一対のメイン酸
素濃度センサと一対のサブ酸素濃度センサ、即ち4個の
酸素濃度センサが必要となるために複雑な制御装置が必
要となり、しかも部品個数が増大するために空燃比制御
装置の製造コストが高騰するという問題を生ずる。
そこで触媒コンバータ上流の一方の排気通路内にメイン
酸素濃度センサを配置すると共にその触媒コンバータ下
流に第1のサブ酸素濃度センサを配置し、触媒コンバー
ク下流の他方の排気通路内に第2のサブ酸素濃度センサ
を配置し、これら3個の酸素濃度センサの出力信号に基
いて空燃比を制御するようにしたV型エンジンが本出願
人により提案されている(実願昭62−11514号公
報)。この■型エンジンではメイン酸素濃度検出器およ
び第1サブ酸素濃度検出器を具えている方の第1気筒群
の燃料噴射量、および第2サブ酸素濃度検出器のみを具
えている方の第2気筒群の燃料噴射量を計算するに当っ
て夫々側のフィードバック補正係数を用いており、これ
らフィードバック補正係数のスキンプタイミングがメイ
ン酸素濃度検出器の出力信号により制御される。そして
第1気筒群のフィードバック補正係数のスキップ量は第
1気筒群の空燃比が理論空燃比となるように第1サブ酸
素濃度検出器の出力信号に基いて修正され、第2気筒群
のフィードバック補正係数のスキップ量は第2気筒群の
空燃比が理論空燃比となるように第2サブ酸素濃度検出
器の出方信号に基いて修正される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらこのV型エンジンでは第8図に示されるよ
うに第2気筒群のフィードバック補正係数FAFが不安
定であり、うねりゃ発散が生じゃすく、斯くして第2気
筒群の空燃比が変動しやすいという問題がある。即ち、
第1気筒群の空燃比の平均値がリーン側になったと第1
サブ酸素濃度検出器により検出されるとフィードバンク
補正係数FAFを大きくするときのリッチスキップfl
Rが増大せしめて、FAFを小さくするときのり−ンス
キフプfiLが減少せしめられる。その結果、FAFの
平均値は全体として大きくなるために第1気筒群の平均
空燃比は理論空燃比に近づけられる。ところがこのとき
第2気筒群の第2サブ酸素濃度検出器は必ずしも第2気
筒群の空燃比の平均値がリーン側になったと判断せず、
従って第2気筒群のリッチスキップIRおよびリーンス
キップILは一定に維持される。その結果、第8図に示
すように第2気筒群のフィードバック補正係数FAFは
次第に小さ(なり、それに伴なって第2気筒群の空燃比
がリーン側にずれることになる。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために本発明によれば気筒を第1
の気筒群と第2の気筒群に分割し、第1気筒群を第1の
排気通路に連結すると共に第2気筒群を第2の排気通路
に連結し、各排気通路内に夫々触媒コンバータを配置し
、機関の運転状態に応じて定まる基本燃料噴射量を排気
通路内に設けた酸素濃度検出器の出力信号に応じて変化
するフィードバック補正係数により補正して各気筒に噴
射される燃料噴射量を定めるようにした内燃機関におい
て、触媒コンバータ上流の第1排気通路内にメイン酸素
濃度検出器を配置すると共に触媒コンバータ下流の第1
排気通路内に第1のサブ酸素濃度検出器を配置し、触媒
コンバータ下流の第2排気通路内に第2のサブ酸素濃度
検出器を配置し、メイン酸素濃度検出器の出力信号に応
じてフィードバック補正係数を変化させると共に第1気
筒群の空燃比が理論空燃比となるようにフィードバック
補正係数を第1サブ酸素濃度検出器の出力信号により修
正し、修正されたフィードバック補正係数と基本燃料噴
射量から第1気筒群に噴射される燃料噴射量を定め、修
正されたフィードバック補正係数と基本燃料噴射量から
定まる第2気筒群の燃料噴射量を第2気筒群の空燃比が
理論空燃比となるように第2サブ酸素濃度検出器の出力
信号および機関の運転状態により定まる噴射量補正係数
により修正し、機関負荷の変化率が大きくなるにつれて
噴射量補正係数の変化率を増大せしめるようにしている
〔実施例〕
第1図を参照すると、1は一対のバンク2.3を有する
V型エンジン本体を示しており、各バンク2,3は夫々
4個の気筒4.5を有する。6は吸気マルホルドを示し
、各気筒4,5に通ずる吸気マニホルド枝管には夫々燃
料噴射弁7,8が配置される。吸気マニホルド6は吸気
ダクト9およびエアフローメータlOを介してエアクリ
ーナ11に接続されており、吸気ダクト9内にはスロッ
トル弁12が配置される。各バンク2,3は夫々独立し
た排気マニホルド13 、14を具備しており、各排気
マニホルド13 、14は夫々独立した排気管15 、
16を介して大気に連結される。排気マニホルド13と
排気管15の接続部には三元触媒を内蔵した触媒コンバ
ータ17が配置され、排気マニホルド14と排気管16
の接続部には三元触媒を内蔵した触媒コンバータ18が
配置される。触媒コンバータ17上流の排気マニホルド
13内にはメインの酸素濃度センサ(以下Otセンサと
いう)19が配置され、触媒コンバータ17下流の排気
管15内には第1のサブ02センサ20が配置される。
更に触媒コンバータ18下流の排気管16内には第2の
サブ02センサ21が配置される。
これらの02センサ19 、20 、21の出力信号は
電子制御ユニット30に入力される。
電子制御ユニット30はディジタルコンピュータからな
り、双方向性バス31によって相互に接続されたROM
 (リードオンリメモリ)32、RAM (ランダムア
クセスメモリ)33、CPU(マイクロプロセッサ)3
4、入力ポート35および出力ポート36を具備する。
エアフローメータ10は吸入空気量に比例した出力電圧
を発生し、この出力電圧はAD変換器37を介して入力
ポート35に入力される。また、機関本体1には機関ク
ランクシャフトが一定クランク角度回転する毎に出力パ
ルスを発生する回転数センサ22が取付けられ、この出
力パルスは入力ポート35に入力される。メイン0□セ
ンサ19、第1サブOXセンサ20および第2サブo2
センサ21は正常に作動していれば理論空燃比を境とし
て出力電圧が急変し、排気ガスが酸化雰囲気のとき、即
ち空燃比が理論空燃比よりも大きなときには0.1ボル
ト程度の出力電圧を発生し、排気ガスが還元雰囲気のと
き、即ち空燃比が理論空燃比よりも小さいときには0.
9ボルト程度の出力電圧を発生する。これらo2センサ
19 、20 、21の出力電圧は対応するAD変換器
38 、39 、40を介して入力ポート35に入力さ
れる。一方、出力ボート36は駆動回路41 、42を
介して各燃料噴射弁7.8に接続される。
なお、便宜上駆動回路41 、42から各燃料噴射弁7
.8に向かう信号線を夫々−本で示しているが各燃料噴
射弁7,8毎に独立して燃料噴射制御が行なわれること
は云うまでもない。
排気マニホルド13内に排気ガスが排出されるとこの排
気ガス中の酸素濃度がメイン0□センサ19によって検
出され、次いでこの排気ガスは触媒コンバータ17内に
流入して十分に混合される。
次いで十分に混合された排気ガスは排気管15内に排出
され、この十分に混合された排気ガス中の酸素濃度が第
1サブ02センサ20によって検出される。一方、排気
マニホルド14内に排出された排気ガスは触媒コンバー
タ18内に流入し、触媒コンバータ18内において十分
に混合される。
次いで十分に混合された排気ガスは排気管16内に排出
され、この十分に混合された排気ガス中の酸素濃度が第
2サブ0.センサ21によって検出される。各触媒コン
バータ17 、18を通過した排気ガスの温度は比較的
低く、従って第1サブ0□センサ20および第2サブO
tセンサ21は長期間使用しても熱劣化することがない
ので長期間に亘って理論空燃比であるか否かを正確に検
出することができる。更に第1サブo2センサ20は触
媒コンバータ17内において十分に混合された排気ガス
中の酸素濃度を検出しているのでこの第1サブ0□セン
サ20によりバンク2に供給される混合気の平均空燃比
が理論空燃比であるか否かを長期間に亘って検出するこ
とができ、一方第2サブ0□センサ21は触媒コンバー
タ18内において十分に混合された排気ガス中の酸素濃
度を検出しているのでこの第2サブatセンサ21によ
りバンク3に供給される混合気の平均空燃比が理論空燃
比であるか否かを長期間に亘って検出することができる
これに対してメイン0□センサ19は排気マニホルド1
3内に排出された直後の排気ガス中の酸素濃度を検出す
るようにしているのでこのメイン0□センサ19の出力
信号に基いて燃料噴射量をフィードバック制御すれば良
好なフィードパ、り応答性を確保することができる。し
かしながら触媒コンバータ17の上流にメイン0□セン
サ19を配置するとメイン0.センサ19の周りを成る
特定の気筒4の排気ガスが主に流れるためにこのメイン
0□センサ19は必ずしも全気筒4の排気ガス中の平均
酸素濃度を検出しておらず、従ってこのメイン0□セン
サ19の出力信号に基いて燃料噴射量を制御しても全気
筒4の平均空燃比を理論空燃比に正確に一致させるのは
困難である。また、メイン0オセンサ19は高温の排気
ガスにさらされるために劣化しやすく、0□センサが劣
化すると理論空燃比で正確に出力電圧が急変しなくなる
ために0□センサの出力信号に基いて空燃比を理論空燃
比に正確に一致させるのが困難となる。
そこで本発明では第1サブOtセンサ20の出力信号に
よりメイン0□センサ19によるフィードバック制御を
修正することにより応答性よく全気筒4の平均空燃比を
理論空燃比に一致せしめるようにしている。また、本発
明ではメイン0□センサ19および第1サブatセンサ
20の出力信号に基いてバンク2の燃料噴射弁7からの
燃料噴射量を制御すると共にバンク3の燃料噴射弁8か
らの燃料噴射量も制御するようにしている。しかしなが
らこのようにバンク3の燃料噴射弁8からの燃料噴射量
をメイン0□センサ19および第1サブ02センサ20
の出力信号に基いて制御してもバンク3に供給される混
合気の平均空燃比が理論空燃比となるか否かは不明であ
る。そこで本発明ではメインOtセンサ19および第1
サブ0.センサ20の出力信号に基いて燃料噴射弁8か
らの燃料噴射量をフィードバック制御しつつこの燃料噴
射量を第2サブ0.センサ21の出力信号により修正す
ることによってバンク3の各気筒5に供給される混合気
の平均空燃比が理論空燃比となるように市II?卸して
いる。
また、機関負荷が急激に変化する過渡運転状態では機関
シリンダ内に供給される混合気の空燃比が急激に変化し
、空燃比が大巾にリーン側にずれたり、或いは空燃比が
大巾にリッチ側にずれたりする。このように空燃比が大
巾にリーン側或いはリッチ側にずれた場合にはこれに即
座に対応してメイン02センサ19がリーンであること
を示す信号或いはリッチであることを示す信号を発生し
続けるので空燃比はただちに理論空燃比となるように制
御される。ところがメイン02センサ19はバンク2に
対してのみ設けられており、このメインOtセンサ19
の出力信号に基いて両バンク2.3の空燃比が制御され
るのでバンク2に供給される混合気の空燃比は理論空燃
比に近づくように制御されるがバンク3に供給される混
合気の空燃比についてはただちに理論空燃比に近づくよ
うに制御されるとは限らない。即ち、過渡運転状態にお
いてバンク2およびバンク3の混合気の空燃比が共に同
じ度合でリーン側或いはリッチ側にずれた場合には両バ
ンク2.3の空燃比はただちに理論空燃比に近づけられ
る。しかしながら過渡運転状態においてバンク3の空燃
比のリーン側へのずれ度合がバンク2に比べて大きい場
合にはバンク2の空燃比が理論空燃比に戻されても第2
サブ0□センサの応答性が遅いためバンク3の空燃比は
リーンになり続け、一方バンク3の空燃比のリーン側へ
のずれ度合がバンク2に比べて小さい場合にはバンク2
の空燃比が理論空燃比となるように制御されると今度は
バンク3の空燃比が理論空燃比を越えてリッチ側にずれ
てしまう。そこで本発明では過渡運転時におけるバンク
3の空燃比のずれを機関負荷の変化率が大きくなるにつ
れて噴射量補正係数の変化率を増大することによって改
善している。
次に第2図から第7図を参照して本発明による空燃比の
制御方法について説明する。
第2図はメイン02センサ19の出力信号に基いて一定
時間毎の割込みによって行なわれるフィードバック補正
係数FAFの計算ルーチンを示している。このフィード
バック補正係数FAFは燃料噴射弁7からの燃料噴射量
の計算に対しても燃料噴射弁8からの燃料噴射量の計算
に対しても共通に使用される。
第2図を参照するとまず初めにステップ50においてフ
ィードバック条件が成立しているか否かが判別され、フ
ィードバック条件が成立していればステップ51に進ん
でメインOtセンサ19の出力電圧V、を読込む。この
出力電圧■1が第6図(a)に示される。次いでステッ
プ52ではこの出力電圧V。と基準電圧vll (第6
図(a)参照)とが比較され、V、<Vllであれば、
即ち混合気がリーンであればステップ53に進む。ステ
ップ53では前回の割込みルーチンから今回の割込みル
ーチンの間でリッチからリーンに反転したか否かが判別
され、リッチからリーンに反転していればステップ54
に進んでフィードバンク補正係数FAFにスキップ値R
を加算する。一方、前回の割込みルーチンにおいてもリ
ーンであればステップ55に進んでFAFに積分値F 
(<<R)が加算される。従って第6図(b)に示され
るようにリーンになるとFAFはスキップ値Rだけ一気
に上昇し、次いで徐々に上昇する。
一方、ステップ52においてV、2Vえ、即ち混合気が
リッチであると判別されたときはステップ56に進む。
ステップ56では前回の割込みルーチンから今回の割込
みルーチンの間でリーンからリッチに反転したか否かが
判別され、リーンからリッチに反転していればステップ
57に進んでFAFからスキップ値りが減算される。一
方、前回の割込みルーチンにおいてもリッチであればス
テップ58に進んでFAFから積分値F (<<L)が
減算される。従って第6図(b)に示されるようにリッ
チになるとFAFはスキップ値したけ一気に減少し、次
いで徐々に減少せしめられる。
第3図および第4図は第1サブO!センサ20および第
2サブ02センサ21の出力信号に基いて一定時間毎の
割込みによって行なわれる変数制御ルーチンを示してい
る。
第3図および第4図を参照するとまず初めにステップ6
0においてフィードバック条件が成立しているか否かが
判別され、フィードバック条件が成立していればステッ
プ61に進む。ステップ61では吸入空気量Qを表わす
エアフローメータ10の出力信号、および機関回転数N
を表わす回転数センサ22の出力信号が読込まれ、次い
でステップ62においてQ/Nが計算される。このQ/
Nは機関負荷を表わしている。次いでステップ63では
ステップ62で計算されたQ/Nから前回の割込みルー
チンにおいて計算されたQ/N。
即ち(Q / N ) Iを減算し、その減算結果の絶
対値をΔQ/Nとする。従ってΔQ/Nは機関負荷の変
化率を表わしている。次いでステップ64ではこのΔQ
/Nに基いて第7図(A)に示す関係からαが計算され
、次いでステップ65ではこのΔQ/Nに基いて第7図
(B)に示す関係からβが計算される。第7図(A)お
よび(B)に示されるようにα、βの値はΔQ/Nが大
きくなるにつれて増大する。なお、第7図(A)および
(B)に示す関係は予めROM 32内に記憶されてい
る。
次いでステップ66では第1サブo2センサ20の出力
電圧■1を読込む。この出力電圧■1は第6図(c)か
られかるようにメイン02センサ19の出力電圧■、に
比べてゆっくりと変化する。次いでステップ67では出
力電圧V1と基準電圧V*+ (第6図(c)参照)と
が比較され、V、<V□であれば、即ちリーンであれば
ステップ68に進む。ステップ68ではスキップ値Rに
ステップ64で計算されたαが加算され、次いでステッ
プ69ではスキップ値りからαが減算される。一方、ス
テップ67においてV、2V、Iい即ちリッチであると
判別されたときはステップ70に進む、ステップ70で
はスキップ値しにαが加算され、次いでステップ71で
はスキップ値Rからαが減算される。従って第6図(d
)に示されるようにスキップ値Rはリーンである間増大
し、リッチになると減少する。このスキップ値Rの増大
率、減少率はΔQ/Hの変化率が大きいほど大きくなる
。一方、第6図(e)に示されるようにスキップ値しは
リーンである間減少し、リッチになると増大する。この
スキップ値りの増大率、減少率もΔQ/Nの変化率が大
きいほど大きくなる。
スキップ値Rが増大してスキップ値りが減少するとFA
Fが大きくなるために混合気全体としてリッチ側に移行
し、スキップ値Rが減少してスキップ値りが増大すると
FAFが小さくなるために混合気全体としてリーン側に
移行する。
次いでステップ72では第2サブ02センサ21の出力
電圧v2を読込む。この出力電圧vtも第6図(c)に
示される■1と同様にゆっくりと変化する。次いでステ
ップ73では出力電圧v2と基準電圧■。(基準電圧■
え 、■□とほぼ同じ電圧)とが比較され、vz<v*
zであれば、即ちリーンであればステップ74に進んで
噴射量補正係数Kにステップ65で計算されたβが加算
される。一方、ステップ73においてV22V、、、即
ちリッチであると判別されたときはステップ75に進み
、噴射量補正係数Kからβが減算される。従って噴射量
補正係数にはリーンである間増大し、リッチである間減
少する。この噴射量補正係数にの増大率、減少率はΔQ
/Nが大きくなるほど大きくなる。
第5図は燃料噴射時間の計算ルーチンを示しており、こ
のルーチンは予め定められたクランク角における割込み
によって実行される。
第5図を参照するとまず初めにステップ80において吸
入空気量Qを表わすエアフローメータ10の出力信号、
および機関回転数Nを表わす回転数センサ2の出力信号
を読込む。次いでステップ81ではバンク2の燃料噴射
弁7の燃料噴射期間を計算するか否かが判別される。バ
ンク2の燃料噴射弁7の燃料噴射期間を計算する場合に
はステップ82に進んで次式から燃料噴射時間TAUが
計算される。
TAU=k −Q/N・ (FAF+FX)ここでkは
一定値の定数、FXは機関冷却水温等から予め定められ
ている補正係数である。また、k −Q/Nは基本燃料
噴射量を示している。フィードバック補正係数FAFは
メイン0□センサ19および第1サブ02センサ20の
出力信号に基いて制御され、従ってバンク2の燃料噴射
弁7の燃料噴射量はメイン0□センサ19および第1サ
ブ0□センサ20の出力信号に基いて制御される。即ち
、バンク2の燃料噴射弁7の燃料噴射量はFAFのスキ
ップ量R,Lを第1サブ0□センサ20の出力信号に基
いて制御することによりバンク2の空燃比の平均値が理
論空燃比となるように制御される。
ところで第1サブOtセンサ20は前述したようにバン
ク2に供給される混合気全体の空燃比が理論空燃比であ
るか否かを正確に検出しており、この第1サブ02セン
サ20の出力信号に基いて空燃比が理論空燃比となるよ
うにスキップ値R2Lが制御されるのでバンク2に供給
される全混合気の平均空燃比は正確に理論空燃比に一致
せしめられる。
一方、バンク3の燃料噴射弁8の燃料噴射期間を計算す
る場合にはステップ81からステップ83に進み、次式
から燃料噴射期間TAUが計算される。
TAU=K −Q/N・ (FAF+FX)ここでKは
第3図および第4図に示すルーチンにおいて求められた
噴射量補正係数であり、フィードバック補正係数FAF
はステップ82におけるFAFと同じである。
従ってバンク3の燃料噴射弁8の燃料噴射量はメイン0
2センサ19および第1サブ02センサ20の出力信号
から求められた噴射1i1Q/N・(FAF+FX)を
第2サブ0□センサ21の出力信号に基づく噴射量補正
係数Kにより修正することによりバンク3の空燃比の平
均値が理論空燃比となるように制御される。
ところで第2サブ0!センサ21は前述したようにバン
ク3に供給される混合気全体の空燃比が理論空燃比であ
るか否かを正確に検出しており、この第2サブ02セン
サ21の出力信号に基いて空燃比が理論空燃比となるよ
うに噴射量補正係数Kが制御されるのでバンク3に供給
される全混合気の平均空燃比は正確に理論空燃比に一致
せしめられる。
なお、フィードバック補正係数FAFはバンク2の燃料
噴射弁7およびバンク3の燃料噴射弁8に対して共通で
あり、このFAFはバンク2の空燃比が理論空燃比とな
るように制御されているのでFAFが不安定になること
がない。
ところがフィードバック補正係数FAFを両バンク2.
3の燃料噴射弁7.8に対して共通に使用すると機関負
荷が大巾に変化する過渡運転状態に前述したようにバン
ク2の空燃比が理論空燃比に戻されたバンク3の空燃比
がリーン側にずれ続けるか、或いは理論空燃比を越えて
リッチ側にずれ込むという問題がある。しかしながら本
発明では第7図(B)に示されるように機関負荷の変化
率ΔQ/Nが大きくなるとβが増大せしめられ、従って
噴射率補正係数にの変化率が増大せしめられる。このよ
うに噴射率補正係数にの変化率が増大せしめられると例
えば過渡運転時にバンク3の空燃比が大巾にリーン側に
ずれ込んだ場合には噴射率補正係数Kが急速に増大せし
められるためにバンク3の空燃比はただちに理論空燃比
に近づけられ、例えば過渡運転時にバンク3の空燃比が
理論空燃比を越えてリッチ側にずれ込んだ場合には噴射
率補正係数Kが急速に減少せしめられるためにバンク3
の空燃比はただちに理論空燃比に近づけられる。従って
過渡運転時にバンク2およびバンク3の空燃比がリーン
側或いはリッチ側にずれたとしても両バンク2.3の空
燃比をただちに理論空燃比に近づけることができる。
一方、過渡運転時において例えば空燃比がりピン側にず
れた場合には前述したようにメイン○2センサ19がた
だちに応動してリーンであることを示す信号を発生する
のでフィードバック補正係数FAFが増大せしめられる
。このとき同時に第7図(A)で示すようにαも増大せ
しめられるのでリッチスキップ値Rが増大せしめられ、
斯くしてフィードバック補正係数FAFの増大作用が促
進される。
〔発明の効果〕
過渡運転時における両バンクの空燃比のずれの修正を早
めつつ3個の02センサを用いるのみで各バンクに供給
される混合気全体の平均空燃比を夫々正確に理論空燃比
に一致せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は内燃機関の全体図、第2図はフィードバック補
正係数を計算するためのフローチャート、第3図および
第4図は変数制御を実行するためのフローチャート、第
5図は燃料噴射時間を計算するためのフローチャート、
第6図は0□センサの出力信号とフィードバック補正係
数等の変化を示すタイムチャート、第7図は機関負荷の
変化率とα、βの関係を示す線図、第8図は従来のフィ
ードバック補正係数の変化を示す図である。 2.3・・・バンク、 13 、14・・・排気マニホルド、 15 、16・・・排気管、 17 、18・・・触媒コンバータ、 19・・・メイン02センサ、 20・・・第1サブ02センサ、 21・・・第2サブ02センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 気筒を第1の気筒群と第2の気筒群に分割し、第1気筒
    群を第1の排気通路に連結すると共に第2気筒群を第2
    の排気通路に連結し、各排気通路内に夫々触媒コンバー
    タを配置し、機関の運転状態に応じて定まる基本燃料噴
    射量を排気通路内に設けた酸素濃度検出器の出力信号に
    応じて変化するフィードバック補正係数により補正して
    各気筒に噴射される燃料噴射量を定めるようにした内燃
    機関において、触媒コンバータ上流の第1排気通路内に
    メイン酸素濃度検出器を配置すると共に触媒コンバータ
    下流の第1排気通路内に第1のサブ酸素濃度検出器を配
    置し、触媒コンバータ下流の第2排気通路内に第2のサ
    ブ酸素濃度検出器を配置し、メイン酸素濃度検出器の出
    力信号に応じてフィードバック補正係数を変化させると
    共に第1気筒群の空燃比が理論空燃比となるようにフィ
    ードバック補正係数を第1サブ酸素濃度検出器の出力信
    号により修正し、修正されたフィードバック補正係数と
    基本燃料噴射量から第1気筒群に噴射される燃料噴射量
    を定め、修正されたフィードバック補正係数と基本燃料
    噴射量から定まる第2気筒群の燃料噴射量を第2気筒群
    の空燃比が理論空燃比となるように第2サブ酸素濃度検
    出器の出力信号および機関の運転状態により定まる噴射
    量補正係数により修正し、機関負荷の変化率が大きくな
    るにつれて噴射量補正係数の変化率を増大せしめるよう
    にした内燃機関の空燃比制御装置。
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