JPH01110602A - 猫忌避剤 - Google Patents

猫忌避剤

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JPH01110602A
JPH01110602A JP26766187A JP26766187A JPH01110602A JP H01110602 A JPH01110602 A JP H01110602A JP 26766187 A JP26766187 A JP 26766187A JP 26766187 A JP26766187 A JP 26766187A JP H01110602 A JPH01110602 A JP H01110602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
repellent
cat
limonene
citrus fruits
linalool
Prior art date
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Pending
Application number
JP26766187A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Matsui
良博 松井
Shunichi Ogino
荻野 俊一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUTSUU ENG KK
Ezaki Glico Co Ltd
Original Assignee
NITSUTSUU ENG KK
Ezaki Glico Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NITSUTSUU ENG KK, Ezaki Glico Co Ltd filed Critical NITSUTSUU ENG KK
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Publication of JPH01110602A publication Critical patent/JPH01110602A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 産業上の利用分野 この発明は、猫によって食い散らされ又は住み家とされ
ては困るとき、そのようなことを防止する手段を提供す
るものである。
■ 従来の技術及び本発明が解決しようとする問題点 近年、犬や猫をペットとして飼育する家庭が非常に増え
ているが、それに伴い何らかの理由によって手離された
ものが野良化し、更に繁殖して問題化している。殊に、
犬は免も角、猫については野良化してもなお人家近くに
住む性質があるため、その食害、異臭(排泄物臭など)
に悩まされることが多くなった。
野良化した猫の繁殖を防止するため、去勢手術等も考え
られているが容易には実現しがたく、−方、野良猫その
ものの根絶も望みがたい。そこで、消極的ではあるが猫
が寄りつかなくなる手段、たとえば犬・猫などの忌避剤
であるガンマ・ノニルラクトンの利用の如きも考えられ
ているが、末だ′にその効果、入手の容易さ、価格等の
点で適切なjものがないというのが現状である。
1本発明は、入手容易なものでその効果も顕著である猫
忌避剤を発見してその完成にいたった台のである。以下
にその詳細を説明する。
■ 問題点を解決するための手段及び作用本忌避剤は、
リモネン、リナロール及びシトラールより成る。これら
はいずれも柑橘類に多い香気成分であって、リモネンは
デルペン系の炭化水素、リナロールはテルペン系のアル
コール、シトラールはテルペン系のアルデヒドである。
本発明では上記3物質の夫々を単品で使用してもよいし
適宜2者を組合わせて又は3者を混、用して使用しても
よい。そのときの調合比についても任意である。
調合された忌避剤はそのままでも勿論よいが大抵はこれ
に他の材料を加えて使用しやすくする。
たとえば希釈剤(エタノールその他の有機溶剤等)増量
剤(乳糖その他の糖類、でん粉、炭酸カルシウムなど)
、保留剤(揮発性や保留性を改善するためのもので、エ
チレンブラシラード、12−オキサヘキサデカノリド、
シクロペンタデカノリド、プロピレングリコールなと)
、賦型剤(粉末化したものを更に固型化するためのもの
。粘着性のあるガム類、デキストリン、でん粉など)乳
化剤(0/Wタイプの乳液調製のためのもの、しよ糖脂
肪酸エステルなど)その他を加える。
本件物質は既述の通り柑橘類、主にその果皮に含まれて
いる。たとえば、カリフォルニア産のスィートオレンジ
の果皮からとった精油には多量のリモネンの他シトラー
ルなどが含まれており、またイタリア産のマンダリン果
皮から採取した精油にはリモネン、シトラール、シトロ
ネラール、リナロール等が含有されている。その他、グ
レープフルーツ、ライム、レモン、温州みかん等にもリ
モネン、リナロール、シトラール等が含有されているの
である。そこで、柑橘系果実の、殊にその果皮は、これ
をそのまま忌避剤として利用することも可能である。も
っともその保存性や効果の持続性等の観点から、果皮を
乾燥し、粉末化し又は水蒸気蒸溜等の適宜の手段によっ
て又は単に搾油することによって精油のみ回収し、必要
に応じてこれに上記の如き各種添加物を加えて利用して
もよい。
このような忌避剤調合物又はそれを主材とする調整物を
使用するに当っては、その使用法も様々である。最も簡
単な方法としては猫の常宿する場所又は常宿にされたく
ない場所に粉末状の本発明忌避剤を散布するとか液状に
したものを噴霧するのである。散布するについては、本
忌避剤をたとえば錠剤にしておくとか、通気性の小さい
材質たとえばゼラチン、ポリビニルアルコール、マルト
ース等をもってカプセルに形成しておいて香気の変質を
防止づると共にその持続性を向上させるなど゛が考えら
れる。もっとも、カプセルではなくポリエチレン、ポリ
塩化ビニル、紙等の袋に入れてもよく、これを目的とす
る場所に置いておくのもよい。合成樹脂製袋についてみ
れば、その製袋前の溶融物に水着忌避剤を混融しておき
、製袋されたフィルムそのものに本件忌避剤を含有する
ようにしてもよい。ただ、この場合はどうしても本忌避
剤が溶融物から揮散しやづいので、袋そのものをたとえ
ばポリエチレン−紙のラミネート物とし、紙の部分に本
忌避剤を含浸させるようにしておけば効果的である。勿
論、かかる含浸させた紙をサンドイッチ状に合成樹脂等
のフィルムでラミネートして成る袋も考えられる。
噴霧するには格別の手段を要しない。旧来のポンプ利用
による噴霧器によるもよく、又はハロンガスなどを使っ
たエアロゾル噴霧によってもよい。
■ 実施例 実施例1 リモネン10C7をアラビアガム10qとデキストリン
80qと混合後、適量の水を加えてホモミキサーにかけ
、更に高圧ホモジナイザーを通し、0/W型の乳化液を
得た。これをスプレードライヤーにかけて微粒状のもの
とし、忌避剤とした。
1qられたもの209を紙袋にっつんで猫が夜寝泊りし
ている縁先に置いておいたところ、保香性が良好であっ
て1週間たってもその場所に猫が寄りつかなかった。
実施例2 リモネン8g、リナロール1C]、シトラール1qより
なる混合物10gをエチルアルコール909に溶解した
。これに展着剤12−オキサヘキサデカノリドを0.2
g加えたものを忌避剤調整物とし、魚の骨を入れたポリ
エチレン袋10個のうち5個の袋内部に噴霧し、残りの
5個は噴霧しないで置いた。これらの夫々の5個を約1
0mはなして一夜路上に放置したところ、噴霧した5個
は1袋も噛み破れていなかったが無処理のものは5個の
うち4個が噛み破れていた。
実施例3 実施例2と同じく、リモネン8Q、リナロール1g、シ
トラール1qよりなる混合物10CIをエチルアルコー
ル90qに溶解し、これに展着剤12−オキサヘキサデ
カノリドを0.2g加えたものを忌避剤調整物とした。
これを猫が常に排泄(糞・尿)する場所にスプレーで噴
霧しておいたところ、その場所には排泄しなくなった。
■ 発明の効果 本発明の効果はいうまでもなく猫による食害や異臭の付
着防止かできることである。殊に鰻近は家庭から出るゴ
ミを入れる袋にうすいポリエチレンの袋がよく利用され
ているが、これを前夜のうちにゴミ箇とか家の角に出し
ておくと、朝、回収されるまでにしばしば猫に噛み破ら
れて内容物のゴミが散乱し難澁づることがある。これを
防゛止するにはポリエチレン袋の内又は外に本件忌避剤
を散布ないし噴霧しておくと極めて効果的である。
ざらに、本件発明においては従来余り利用されていなか
った柑橘系果実の果皮を忌避剤として採用することによ
り有効に利用することができるものである。
特許出願人 江崎グリコ株式会社 日通エンジニアリング株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. リモネン、リナロール及びシトラールのうちから選択さ
    れた1種又はこれらの任意の2種以上を組合せてなるも
    のを主材とすることを特徴とする猫忌避剤。
JP26766187A 1987-10-22 1987-10-22 猫忌避剤 Pending JPH01110602A (ja)

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JP26766187A JPH01110602A (ja) 1987-10-22 1987-10-22 猫忌避剤

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