JP2860484B2 - 獣鳥類忌避剤 - Google Patents

獣鳥類忌避剤

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JP2860484B2 JP1207961A JP20796189A JP2860484B2 JP 2860484 B2 JP2860484 B2 JP 2860484B2 JP 1207961 A JP1207961 A JP 1207961A JP 20796189 A JP20796189 A JP 20796189A JP 2860484 B2 JP2860484 B2 JP 2860484B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、獣鳥類忌避剤に関し、さらに詳しくは、獣
鳥類、特に犬、猫、鳩、ネズミ等に対して優れた忌避効
果を有すると共に、安全性の高い化合物を主体とし、人
体の健康に対する不安を排除して利用することのできる
獣鳥類忌避剤に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、野犬などによる咬傷事故、ビル屋内等でのネズ
ミによる被害、都市生活廃棄物袋の犬、猫による猟食、
破袋、或いは大豆と等の播種後の鳥類による被害などが
増加し、これらを防止する方法、製剤等の検討、研究が
されるようになった。
従来、このような獣鳥類の忌避物質としては、メチル
ノニルケトン及び/又はメチルフェニルケトンを主要成
分とし、これに青葉アルデヒド、青葉アルコール、桂皮
アルデヒド及び桂皮アルコールの一種以上を配合した組
成物(特公昭57−25521号公報)、ジエチルトルアミド
及び/又はメントールを主成分とした組成物(特開昭60
−142903号公報)、アリルイソチオシアネート、L−ノ
ニルラクトンもしくはシトラールをポリエチレンフィル
ム成形時に混入、加工してなるポリ袋(特開昭59−1999
465号公報)、リモネン、リナロール、シトラールを主
成分とした組成物(特開平1−110602号公報)などが提
案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記のような忌避剤は、実際に使用し
た場合、効果が充分でなく、またその持続時間も短いと
いう欠点がある。例えば、ジエチルトリアミドを主成分
とした忌避剤では、初期効果は有るが持続性がなく、商
品として大きな問題を有している。
また、現在市販されている製剤は、植物系から採取し
た精油を主体としているものが多く、猫に対してはある
程度効果を有しているが、満足する迄には至っておら
ず、また犬、鳥類、鼠類に対してはかなり効果が劣って
いる。
従って、犬、猫、鳥類、鼠類などに対して大きな忌避
効果を有し、しかも長期間効力が継続する商品の開発が
望まれている。
本発明は、前記のような事情に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところは、獣鳥類に対して優れた忌
避効果を有すると共にその効力持続期間も長い安全性の
高い獣鳥類忌避剤を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、前記目的を達成するため、獣鳥類の
体臭、屎尿臭、飼料臭並びに生活環境臭等を脱臭したり
改臭したりする変臭効果を有する変臭剤を有効成分とし
たことを特徴とする獣鳥類忌避剤が提供される。
さらに本発明によれば、前記変臭剤に味、臭い、疼痛
等を感知する皮膚、粘膜等に刺激を与える感覚刺激剤を
配合したことを特徴とする獣鳥類忌避剤が提供される。
上記変臭剤としては、ミモザタンニン、ケプラチオタ
ンニン、五倍子タンニン等のタンニン類、カルコン、フ
ラボノール、イソフラボン等のフラボノイド類、ステリ
ン、胆汁酸、ステロイドサポニン等のステロイド類、ア
ミノ酸、アスコルビン酸、リンゴ酸、フミン酸等の有機
酸類、糸状菌、放線菌を起源とした酵素系消臭剤が有効
である。
又、前記変臭剤にシネオール、ピネン、樟脳油、シト
ロネラール等のテルペン類を配合すれば、なお有効であ
る。
一方、前記感覚刺激剤としては、ノニルアルコール、
デシルアルコール等のアルコール類、メチルフェニルケ
トン等のケトン類、クレゾール、クレオソート等のフェ
ノール類、キノリン等の縮合複素環式化合物類、シンナ
ミックアルデヒド等の芳香族アルデヒド、サリチル酸メ
チル、酢酸イソブチル、酢酸ベンジル等のエステル類、
コーヒー・メルカプタン、イソチアン酸アリル、ニンニ
ク油(硫化アリル類)、オニオン抽出物等の硫黄化合物
類、ジニトロソクレゾール等の芳香族塩素系化合物、酢
酸、蟻酸等の有機酸類が特に有効である。
〔発明の作用及び態様〕
本発明者らは、獣鳥類の忌避作用について長年にわた
って研究を行なった結果、各動物固体のテリトリーを確
保する上においての本能的な生理作用・行動を逆に利用
することにより、獣鳥類に対して有効な忌避効果が得ら
れ、しかも長期間持続できることを見い出した。
すなわち、本発明の第一発明は、臭いを脱臭したり改
臭したりする(総称して変臭という)効果を有する変臭
剤を有効成分としたことを特徴としている。この変臭剤
による作用について説明すると、変臭剤によって動物自
体の体臭、住みなれた環境臭、屎尿臭、飼料臭等を脱臭
したり或いは改臭したりして、その動物が安心感を持て
る生活環境の雰囲気を一変させ、異変を感じさせてとま
どい感、危惧感、畏怖感、嫌悪感等を与えて、精神的・
心理的に忌避作用を生じさせ、さらには二次的に動物自
体の食欲抑制、不安感、無性欲化を高める作用を奏す
る。このような作用により、獣鳥類に対して有効な忌避
効果が得られる。このような変臭効果によって忌避作用
が得られるということは、本発明者らによって初めて見
い出されたものであり、従来の忌避剤の作用概念とは異
なる概念といえる。
また、本発明の第二発明は、上記変臭剤と共に、味、
臭い、疼痛等を感知する皮膚、粘膜等に刺激を与える感
覚刺激剤を併用することを特徴とするものである。この
感覚刺激剤による作用は、味、臭い等を変化させ、或い
は皮膚、粘膜等に対する触覚、味覚、臭覚等を刺激する
ことにより、直接的に動物の感覚器官に異変を感じさせ
て、生理的に忌避作用を奏するものである。この感覚刺
激剤による生理的忌避作用と、前記変臭剤による精神的
・心理的忌避作用を組み合わせることにより、それぞれ
単独により奏される忌避作用以上の相乗的な顕著な忌避
効果が得られ、しかもその効果はかなりの長期間にわた
って有効に作用する。従来の忌避剤の殆んどは動物の味
覚、臭覚を刺激する生理的忌避作用を利用したものであ
ると言えるが、感覚刺激剤による生理的忌避作用と変臭
剤による精神的・心理的忌避作用を組み合わせることに
よって、相乗的に忌避効力が大巾に向上し、また持続期
間が長くなるということは、本発明者らによって初めて
見い出されたものである。
前記変臭剤の殆ど及び感覚刺激剤の大部分は天然の植
物系生産物であり、安全性が高い。
本発明の忌避剤は、粒剤、粉剤、乳剤、エアゾール剤
など種々の剤型に調製して使用することができる。ま
た、マイクロカプセル化したり、プラスチックシートに
混入、塗布したものを袋状に成形したりして用いてもよ
い。さらに、前記有効成分の他にも、剤型に応じて、希
釈剤、増量剤、保留剤、賦型剤、乳化剤などを適当に用
いることができることは言うまでもない。
〔実 施 例〕
以下、実施例を示して本発明について具体的に説明す
るが、本発明が下記実施例により限定されるものでない
ことはもとよりである。
実施例1 シネオール50gと変臭剤ミモザタンニン50gを混合した
後、その20gを取り、石膏製粒状物80gに均一に噴霧して
供試粒剤Aを得た。
成猫用ペットフード50gに得られた供試粒剤Aをそれ
ぞれ5g及び10g散布したものと、コントロールとして未
処理のペットフード50gを、室内の絶食状態の猫(雌、
2才位)に同時に与えて摂食状況を観察した。
対照として、市販品(リモネン含有粒状忌避剤)につ
いても同様にして摂食状況を観察した。
試験は同じ猫を用い、摂食条件を均等にする意味合い
から表−1に示す順序で繰り返し2回行ない、30分毎に
目視で観察し、ペットフードを与えてから食べ始める迄
の時間で判定した。繰り返し2回試験の平均摂食開始時
間を表−1に示す。なお、成猫は、通常、1回で200g前
後の食餌を食べるので、上記1回の試験の投与量は常に
猫が満腹しない量である。
表−1に示すように、猫は、処理済ペットフードと見
処理ペットフードを置くと、直ちに未処理ペットフード
を食べるが、処理済ペットフードには全く近づかず、時
間経過に伴なって摂食を始めた。例えば、No.1の供試粒
剤Aを5g撒布したペットフードと未処理ペットフードを
置いた場合、直ちに未処理ペットフードを摂食したが、
供試粒剤Aを5g撒布したペットフードには全く近づか
ず、約3時間経過後に摂食を始めた。
又供試粒剤Aと市販品を比較しても前者の方の効力が
優れていることが分る。
実施例2 感覚刺激剤シンナミックアルデヒド40g、サリチル酸
メチル30g、メチルフェニルケトン20g及びノニルアルコ
ール10gを混合した後、その20gを取り、石膏製粒状物80
gに均一に噴霧して供試粒剤Bを得た。
前記供試粒剤A50gと供試粒剤B50gを均一に混合して供
試粒剤Cとした。
また別に、供試粒剤A30gと供試粒剤B70gを均一に混合
して供試粒剤Dとした。
試験は前記実施例1と同様にして行ない、また摂食状
況の観察は、夜8時より開始し、朝8時より晩8時迄は
1時間毎に目視で行ない、夜間8時から朝8時迄はビデ
オに収録して観察を行なった(但し、市販品について
は、開始後30分毎に観察した)。その結果を表−2に示
す。
上記結果から明らかなように、供試粒剤Cも供試粒剤
Dも、変臭剤のみを用いた供試粒剤Aに比べて忌避効力
が著しく向上しており、変臭剤と感覚刺激剤を併用した
ことにより相乗作用があることが認められた。また、そ
の相乗作用も、感覚刺激剤の使用割合が多い方(供試粒
剤D)が大きいことが認められた。
実施例3 ドッグフード100gに前記供試粒剤C及びDを各々5g及
び10g散布したものと、コントロールとして未処理のド
ッグフード100gを絶食状態の同じ成犬(雄、2才位)に
与えて摂食状況を観察した。対照として、市販品(リモ
ネン含有粒状忌避剤)についても同様にして摂食状況を
観察した。観察期間が24時間を経過した場合は、1日1
回だけ未処理のドッグフードを与え、体力を維持しつつ
半飢餓状態とした。
試験は繰り返し2回行ない、ペットフードを食べ始め
る迄の時間で判定した。また、観察は実施例2と同様に
して行なった。繰り返し2回試験の平均摂食開始時間を
表−3に示す。
上記結果から明らかなように、本発明品は犬に対して
も著しい忌避効力が認められた。すなわち、本発明の忌
避剤で処理済みのドッグフードと未処理ドッグフードを
置くと、直ちに未処理ドッグフードを食べるが、処理済
ドックフードには全く近づかず、かなりの時間経過後に
摂食を始めた。
又リモネンのみを含有する市販品のものに比べても供
試粒剤C,Dは相当に良い効果を示した。
実施例4 市町村の生ゴミ捨場(週2回収集)に10匹程度のノラ
猫が常に群がって飯場兼住家にしている15m2位の場所が
ある。その場所では、ノラ猫が常に捨てられた生ゴミの
袋を喰い破り、ゴミを食べていた。そこで、その場所全
体に前記供試粒剤Aを1m2当り20g撒布すると、10匹程度
いたノラ猫が逃げていったが、1時間位で約半数の猫が
まいもどって来た。そこで、同じ場所に今度は前記供試
粒剤Dを1m2当り20g散布すると、まいもどって来た猫が
全て逃げ去り、その後毎日観察したところ、1週間全く
寄り付かなかった。また、捨てられた生ゴミの袋も破ら
れていなかった。
さらに、別の同様の市町村の生ゴミ捨場(週2回収
集)を捜し、繰り返しの実験を行なった。
結果は次のとおりである。
場所A:10匹程度ノラ猫が住んでいる。
前記供試粒剤Aを20g/m2の割合で散布するとノラ猫は
逃げたが、1時間後に半数のノラ猫が戻ってきた。そこ
で、供試粒剤Dを20g/m2の割合で追加散布すると、残り
の猫が逃げ去り、9日間寄り付かなかった。
場所B:7匹程度ノラ猫が住んでいる。
供試粒剤Dを20g/m2の割合で散布すると、ノラ猫は全
て逃げ去り、1週間寄り付かなかった。
場所C:10匹程度ノラ猫が住んでいる。
供試粒剤Bを20g/cm2の割合で散布するとノラ猫は逃
げたが、1日後7匹のノラ猫が戻ってきた。そこで、供
試粒剤Cを20g/m2の割合で追加散布すると、残りの猫は
全て逃げ去り、1週間寄り付かなかった。
場所D:5匹程度ノラ猫が住んでいる。
供試粒剤Cを20g/m2の割合で散布すると、ノラ猫は全
て逃げ去り、5日間寄り付かなかった。
なお、実施例1〜3に使用したのと同一の市販品につ
いても、前記A〜Dに準じた試験を行なって効力を比較
した。結果は以下のとおりである。
場所E:10匹位のノラ猫が住んでいる。
市販品を20g/m2の割合で散布するとノラ猫は逃げた
が、1日後7匹のノラ猫が戻ってきた。そこで、同市販
品を20g/m2の割合で再度追加散布すると、7匹のノラ猫
は逃げたが、2日後また5匹のノラ猫が戻ってきた。
場所F:7匹程度のノラ猫が住んでいる。
市販品を20g/m2の割合で散布するとノラ猫は逃げた
が、1日後4匹のノラ猫が戻ってきた。
実施例5 トウモロコシ10gに前記供試粒剤C及びDを各々0.5g
及び1.0gそれぞれ散布したものと、コントロールとして
未処理のトウモロコシ10gを、絶食状態の同じ鳩に与え
て摂食状況を観察した。
また、比較として次の薬剤を使用して同様に繰り返し
試験を行なった。比較品の処方:シクロヘキサノン80g
と青葉アルコール20gを混合した後、その10gを取り、石
膏製粒状物90gに均一に噴霧して比較品を得た(特開昭6
1−289003号公報参照)。
試験は同じ鳩を用い、繰り返し2回行ない、摂食し始
める迄の時間で判定した。また、観察は、朝8時から晩
8時迄1時間毎に目視で行なった(但し、夜8時より開
始)。なお、鳩は通常、1回で50gの食餌を食べるの
で、上記1回の試験の投与量は常に鳩が満腹しない量で
ある。結果を表−4に示す。
上記結果から明らかなように、本発明品は鳩に対して
も十分な忌避効果を有していた。すなわち、本発明の忌
避剤で処理済みのトウモロコシと未処理のトウモロコシ
を置くと、鳩は直ちに未処理のトウモロコシを食べる
が、処理済みのトウモロコシには全く近づかず、かなり
の時間経過後に摂食し始めた。また、本発明品は、比較
品に比較して、かなり持続期間が長いという効果が得ら
れた。
実施例6 家ネズミがかなり多く棲息している家庭のキッチン
(6畳間)で、米・芋の周囲に供試粒剤D10gを散布した
ものを2ケ所に配置し、食害を観察した。また、コント
ロール区として未処理の米・芋を同じ様に配置して観察
した。観察は夜7時より始め、翌日の朝9時よりビデオ
に収録して観察を行なった。
その結果、コントロール区は食べられていたが、処理
区は1週間全く食べられていなかった。また、ネズミの
出入りの音もなく、どこかに逃げたようで、本発明品は
ネズミに対しても充分な忌避効果を有していることが確
認された。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の変臭剤を有効成分とした獣鳥
類忌避剤によれば、従来の動物の味覚、臭覚を刺激する
忌避剤と異なり、動物の生活環境の雰囲気を変え、精神
的・心理的な忌避作用を奏するものであるため、猫のみ
でなく殆んどの獣鳥類に対して従来の忌避剤に比べて高
い忌避効果が得られ、しかもその持続期間が比較的長い
という効果が得られる。
また、本発明の変臭剤及び感覚刺激剤を有効成分とし
た獣鳥類忌避剤によれば、上記精神的・心理的な忌避作
用と共に、感覚刺激剤によって動物の触覚、味覚、臭覚
等を刺激することによる生理的な忌避作用も奏するた
め、それぞれの単独により得られる忌避効果の相加以上
の相乗的な顕著な忌避効果が得られ、しかもその効果が
かなりの長期間にわたって有効に作用する。
さらに、本発明で用いる変臭剤の殆んど及び感覚刺激
剤の大部分は、従来香料などとして用いられている植物
系生産物であり、安全性が高い。従って、人体に対する
不安を排除して、安心して利用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−164602(JP,A) 特開 平1−294601(JP,A) 特開 平1−110602(JP,A) 特開 昭56−65803(JP,A) 特公 昭39−11878(JP,B1) 特公 昭40−17674(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01N 61/00 A01N 63/00 CA(STN) REGISTRY(STN) WPIDS(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンニン類、フラボノイド類、ステロイド
    類、有機酸類、糸状菌及び放線菌を起源とした酵素系消
    臭剤から選ばれた少なくとも一種の変臭剤を有効成分と
    したことを特徴とする獣鳥類忌避剤。
  2. 【請求項2】前記変臭剤に、テルペン類を配合したこと
    を特徴とする請求項1記載の獣鳥類忌避剤。
  3. 【請求項3】アルコール類、ケトン類、フェノール類、
    縮合複素環式化合物類、芳香族アルデヒド類、エステル
    類、硫黄化合物類、芳香族塩素系化合物類及び有機酸類
    から選ばれた少なくとも一種の感覚刺激剤を配合したこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の獣鳥類忌避剤。
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