JPH01110442A - 給紙機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 後続の用紙を確実に収納ケース内に戻すことがでび第４
図に示すものがある。すなわち、このものは、用紙２１
が上面に開口部２２ａを有する収納ケース２２内に収納
されており、収納ケース２２の下面の前半部２２ｂはヒ
ンジを介して昇降可能に形成されている。この下面の前
半部２２ｂの下部には給紙板２３が上下昇降自在に配置
されており、この給紙板２３の上昇により前半部２２′
ｏが上昇して用紙２１の前端２１ａ側が開口部２２ａの
位置まで上昇するようになっている。この上界した用紙
２１の前端２１ａの上方には、開口部２２ａの縁部内外
に跨がってローラ２４．２５間に架設された給紙ベルト
２６が配置されている。この給紙ベルト２６は上昇した
用！ＩＥ２１の上面が接しており、給紙ベルト２６の回
転力により搬送可能となっている。この給紙ヘルド２６
の外側に位置するローラ２５の下方には収納ケース２２
の開口部２２ａの縁部に近接して丸棒の捌きローラ２７
が配置されており、この捌きローラ２７は給紙ベルト２
６とは逆方向に回転するようになっ゛（いる。

そして、給紙機２３の上昇により前半部２２ｂが押し上
げられることにより用紙２１２の前端２１ａが開口部２
２ａまで上昇した状態で、回転している給紙ベルト２６
が用紙２１の前端２１ａ側の上面に接することにより、
用紙２１は給紙ベルト２６により搬送され、捌きローラ
２７との間を通過する過程で捌かれ、プリンタ等の外部
装置へ最上部の用紙２１だけがｉ送を防止されながら１
０毎供給されるとともに、後続の用紙２１は収納ケース
２１側に戻され給紙板２３の下降に伴い前半部２１ａが
下降して収納ケース２２内に収納されるようになってい
る。以後給紙板２３の上下昇降が繰り換えされ、捌きロ
ーラ２７に捌かれながら給紙ヘルド２６によりに搬送さ
れることにより用紙２１は１枚毎に供給されることとな
る。

そして、このものは、捌きローラ２７と収納ケース２２
の開口部２２ａとの間には隙間Ｓが設けられており、こ
の隙間Ｓにより収納ケース２２の出し入れが容易に行わ
れるようになっ−（いる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、上記従来のものは、収納ケース２２の装置へ
の出し入れのために、捌きローラ２７と収納ケース２２
の開口部２２ａの縁部との間には隙間Ｓを必要としてい
る。このため、第４図に示すように、捌きローラ２７及
び給紙ベルト２６間の接点ａと、収納ケース２２の開口
部２２ａの縁部すとの間には距離Ｃが存在する。このた
め、捌きローラ２７により捌かれた後続の用紙２１は距
ｊｌｔｃの中間点ｍあたりまでしか戻されない。したが
って、このままの状態で収納ケース２２を装置に出し入
れすると、用紙２１が装置内で引っ掛かるという問題点
があった。

本発明は上記実情に鑑み、その問題点を一掃すべく創案
されたもであって、用紙を確実に捌いて〔問題点を解決
するための手段〕 本発明は上記目的を達成するために、上面開口部から用
紙を収納する収納ケースと、収納ケース内の用紙の前端
側を開口部まで昇降自在に上昇させる給紙板と、給紙板
により開口部まで上昇された用紙の前端側に接して用紙
を印刷装置等外部装置に供給する給紙ベルトと、上記収
納ケースの開口部の縁部に近接して設けられ給紙ベルト
との間に用紙を介在させて給紙ベルトと逆方向の回転に
より用紙を１３！ＩＩいて最上部の用紙のみを印刷装置
に送り後続の用紙を収納ケースに戻す捌きローラとから
なる給紙機構において、前記捌きローラはブラシを植毛
させて形成されて構成された。

〔作用〕

本発明の構成によれば、給紙板の上下昇降により用紙の
一端側が上下昇降し、上昇時には給紙ベルトが用紙の上
面に接し回転により逆回転している捌きローラとの間に
送り、捌きローラにより１枚毎に捌かれ、先発の用紙は
１枚毎に印刷装置等外部装置に供給される一方で、後続
の用紙は収納ケース側に戻されるが、捌きローラはブラ
シを植毛されて形成されており、収納ケースと捌きロー
ラとの間には隙間を設けなくとも収納ケースの装置内外
への出し入れを容易に行うことができるので、収納ケー
スとの間に隙間がない状態で捌きローラは用紙を捌くこ
とができ、滞留が生ずること゛なく用紙は確実に収納ケ
ースに戻される。

〔実施例〕

本発明を図面に示された一実施例に基づいて説明する。

第１図は用紙の一端側が上昇して給紙ベルトに接する状
態の側面図、第２図は用紙の一端側が下降して後続の用
紙が収納ケースに戻された状態の側面図である。

用紙１は上面に開口部２ａを有する収納ケース２内に収
納されている。収納ケース２の底面の前半部２ｂは中央
部のヒンジを介して昇降可能に形成されている。この前
半部２ｂの下方には給紙板３が上下昇降自在に配置され
ており、この給紙板３の上昇により前半部２ｂが押し上
げられて用紙１の前端１ａ側が開口部２ａの縁部の位置
まで上昇するようになっている。

また、上昇する用紙１の前端１ａ側には、開口部２ａの
縁部内外に跨がってローラ４．５間に架設された給紙ベ
ルト６が配置されている。この給紙ベルト６は上昇した
用紙１の前端ｌａ側の上面が接するようになっており、
用紙１は給紙ベルト６の回転力により印刷装置等外部装
置に供給される。

７は捌きローラであり、この捌きローラ７は心棒８にブ
ラシ９を植毛して形成されており、上記給紙ベルト６の
外側のローラ５側の下方に位置して収納ケース２の開口
部２ａの縁部と接して配置されている。すなわち、収納
ケース２は開口部２ａの縁部と捌きローラ７との間に隙
間を生ずることな（配置されている。そして、この捌き
ローラ７は給紙ベルト６とは逆方向に回転し、給紙ベル
ト６により供給される用紙１を捌き重送を防止しながら
印刷装置等外部装置へ最上部の用紙２１のみを１枚毎に
供給するとともに、後続の用紙１を収納ケース１側に戻
すようになっている。

かかる構成において、いま、収納ケース２内の用紙ｌを
印字装置等外部装置に供給するには、印字装置の印字タ
イミング等に合わせて、給紙板３の上昇により前半部２
ａが持ち上げられ、これにより用紙１の前端ｌａ側が上
昇すると、回転している給紙ベルト６が用紙１の前ｍｌ
ａ側の上面に接する。そして、給紙ベルト６の回転力に
より捌きローラフの位置まで搬送され、捌きローラフに
より捌かれ重送が防止されながら最上部の用紙１のみが
１枚毎に確実に供給されるとともに、後続の用紙１は収
納ケース２側に戻され給紙板３の下降に伴い前端１ａが
下降して収納ケース２内に収納される。以後印刷装置の
印字のタイミング等に合わせて、給紙板３の上下昇降が
繰り換えされ、給紙ベルト３により１枚毎に最上部の用
紙１のみが供給されるとともに、捌きローラフにより後
続の用紙１は収納ケース２に収納されることとなる。

そして、本発明は捌きローラ７が心棒８にブラシ９を植
毛して形成されており、収納ケース２の開口部２ａの縁
部との間に隙間を設けなくとも、収納ケース２の装置内
外への出し入れを容易に行うことができるので、隙間の
ない状態で用紙１を捌くことができ、これによりＷｌき
ローラ７と収納ケース２の開口部２ａとの間に滞留が防
止されて確実に収納ケース２にｔ＆統の用紙が戻される
こととなる。したがって、この状態で収納ケース２を装
置内外に出し入れしたとしても、用紙１がケースエツジ
等装置内に引っ掛かるような事故が防止され、円滑な出
し入れを行うことができる。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、収納
ケースを出し入れするための隙間を１別きローラと収納
ケースの開口部の縁部との間に設ける必要がなく、収納
ケースと捌き１コーラとは密着して配置できるので、捌
きローラは用紙を確実にＷｌいて後続の用紙を収納ケー
スと数１きローラとの間に滞留させることなく収納ケー
ス内に確実に戻すことができる。

し、第１図は用紙の一端側が上昇して給紙ベルトに接し
た状態の側面図、第２図は用紙の一端（則が下降してｌ
＆続の用紙が収納ケース側に戻された状態の側面図、第
３図及び第４図は従来例を示し、第３図は用紙の一端側
が上昇して給紙ベルトに接した状態の側面図、第４図は
用紙の一端側が下降して後続の用紙が収納ケース側に戻
された状態の側面図である。

（主要部分を示す図面の簡単な説明） １・・用紙　　　　　　１ａ・・前端 ２・・収納ケース　　　２ａ・・開口部２ｂ・・前半部
　　　　３・・給紙板 ６・・給紙ベルト　　　７・・Ｗｌきローラ８・・心棒
　　　　　　９・・ブラシ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上面開口部から用紙を収納する収納ケースと、収納ケー
   ス内の用紙の前端側を開口部まで昇降自在に上昇させる
   給紙板と、給紙板により開口部まで上昇された用紙の前
   端側に接して用紙を印刷装置等外部装置に供給する給紙
   ベルトと、上記収納ケースの開口部の縁部に近接して設
   けられ給紙ベルトとの間に用紙を介在させて給紙ベルト
   と逆方向の回転により用紙を捌いて最上部の用紙のみを
   印刷装置に送り後続の用紙を収納ケースに戻す捌きロー
   ラとからなる給紙機構において、前記捌きローラはブラ
   シを植毛させて形成されたことを特徴とする給紙機構。