JPH01110371A

JPH01110371A - 霧化器

Info

Publication number: JPH01110371A
Application number: JP26894287A
Authority: JP
Inventors: Toshiyuki Kobayashi; 敏幸小林
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1987-10-23
Filing date: 1987-10-23
Publication date: 1989-04-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は、例えば咽喉に薬液を吸入するために使用さ
れる霧化器に関する。

（ロ）従来の技術従来の霧化器には、第２図に示す如き、ジェット気流噴
射式のものがある。この霧化器は、底部に液溜め部１を
備え、上部に霧流放出部２を備えたケース体３と、この
ケース体３の液溜め部１を賞通し、上部にノズル４を備
えた圧縮空気管５と、この圧縮空気管５の上部に嵌着さ
れ、圧縮空気管５との嵌合間（隙間）を通水路６ａとし
、且つ下部に前記液溜め部１に連通ずる導水口部６ｂを
設けた吸水管６とからなる。そして、前記圧縮空気管５
の下端部には、送気用のホース７を介して、ポンプ等の
駆動装置（図示せず）が連結しである。

また、吸水管６の上部には、前記ノズル４に対応して送
気開口部８及びバッフルボール（バッフル球）９を配備
し、ノズル４より噴射されるジェット気流（液混合気体
）を放射状に霧散させるように設定しである。

この霧化器の使用に際しては、ホース７を介して圧縮空
気管５に圧縮空気を送出すると、ノズル４よりジェット
気流が噴出する。この時、圧縮空気管５と吸水管６と嵌
合隙間、つまり通水路６ａの上部に（ノズル近辺）に負
圧が生じ、通水路６ａに貯留される液体（液溜め部１の
液面と同水位）がエジェクト作用を受けて上昇し、ジェ
ット気流と混合する。この状態で液混合気体が送気開口
部８からバッフルボール９に衝突して霧化され、放射状
に霧散し、ケース体３の貫流放出部２から外方に送出さ
れる。

（ハ）発明が解決しようとする問題点上記従来の霧化器においては、ケース体内内側に霧化器
の液体の滴が付着し、霧化されない液体としてケース体
内に残る。一般に、微少量の薬液などを使用する場合、
ケース体内に残る薬液が相対的に多くなり、薬液の効率
の良い利用を妨げるという問題点がある。

この発明は、上記問題点に着目し、ケース体内に残存す
る薬液の量を少なくし、薬液を効率よく利用し得る霧化
器を提供することを目的としている。

（ニ）問題点を解決するための手段及び作用この発明の
霧化器は、下部に液溜め部を備え、上部に液溜め部と連
通ずる霧化部及び霧化液放出部を備えたケース体に、先
端にノズルを備えた圧縮空気管と、前記液溜め部の液を
給水する通水路とを備えたものにおいて、前記ケース体
の下部に送風通路を備え、この送風通路の上端部に、前
記ケース体内内側に開口する送風口を特徴的に備えて構
成されている。

この霧化器において、液溜め部に液を溜めた状態で、ノ
ズルを有する圧縮空気管より空気流を放出させると、液
溜め部に溜められた液が霧化部で霧化され、貫流放出部
を介して、外部に放出される。この際に、霧化液の一部
がケース体内壁に付着する。しかし、送風通路より、送
風口を介して、ケース体内壁面に風が送られるため、こ
れら側壁に付着しようとする霧がはね返されて、放出部
より放出されるため、側壁に付着する霧化液が減少し、
結果的に霧化効率のよい霧化器が得られる。

（ホ）実施例以下実施例により、この発明をさらに詳細に説明する。

第１図は、こめ発明の一実施例を示す霧化器の断面図で
ある。同図において、第２図と同一番号を付したものは
、同一のものを示している。

この実施例霧化器における特徴はケース体３の下部に送
風通路１１を設け、この送風通路１１の上部先端にケー
ス体３の内壁面に開口する送風口１２を設けている。送
風通路１１は、ケース体３内で螺旋状に斜めに上昇する
形で構成されており、送風通路１１より噴出される風流
は、斜めに形成される送風通路１１に沿って、螺旋状に
放出されるようになっている。

以上のように構成される霧化罪名こおいて、ホース７を
介して、圧縮空気管５に圧縮空気を送出すると、ノズル
４より、ジェット気流が噴出する圧縮空気管５と吸水管
６との隙間、つまり通水路６ａの上部に負圧が生じ、通
水路６ａに貯留される液体がエジェクト作用を受けて上
昇し、ジェット気流と混合する。この状態で液混合気体
が送気開口部８からバッフルボール９に衝突して霧化さ
れ、放射状に霧散し、ケース体３の貫流放出部２から外
方に送出される。この場合に、貫流放出部２を含むケー
ス体３の上部内面全体に霧が霧散するが、一方では、送
風ホース１３から、送風通路１１を介し、送風口１２よ
り、風がケース体３の内壁面に送り込まれ、ケース体３
の内壁内周囲は、微少な風流で取囲まれることになるの
で、霧化された液は、この風によってはね返せれ、内壁
面に付着することはない、その分、貫流放出部２から外
部に放出されることになる。これにより、霧化された液
の殆どは外部に放出され、つまり吸入作用に寄与するこ
とになる。

（へ）発明の効果この発明によれば、ケース体の下部に送風通路を設け、
この送風通路の上端部をケース体上部の内側に開口する
ようにし、霧化部ケース体内側面に沿って風を送るよう
にしているが、霧化された液体は、内壁面に付着するこ
となく、従って残存することなく殆どの液が霧化され、
外部に放出されるので、霧化効率のよい、無駄な液を残
さない好適な霧化器を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示す霧化器の断面図、
第２図は、従来の霧化器を示す断面図である。１：液溜め部、　２：ｎ流放出部、３ニケ一ス体、　４：ノズル、５：圧縮空気管、６：通水路、７・１３：ホース、　　８：送気開口部、９：バッフボ
ール、１１：送風通路、１２：送風口。特許出願人　　　　　立石電機株式会社代理人　　弁理
士　　中　村　茂　信第１図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）下部に液溜め部を備え、上部に液溜め部と連通す
る霧化部及び霧化液放出部を備えたケース体に、先端に
ノズルを備えた圧縮空気管と、前記液溜め部の液を給水
する通水路とを備えた霧化器において、前記ケース体の下部に送風通路を備え、この送風通路の
上端部に、前記ケース体内側に開口する送風口を備えた
ことを特徴とする霧化器。